(2)個別の動向

(2)個 別 の 動 向
①業況
・生産は、一部IT関連品目や輸送機械などを中心に、多くの業種で輸出主導
により下げ止まりの動きがみられるものの、収益面での改善には、ばらつき
がみられる。
・在庫調整は、半導体で終了している。また、汎用工作機械、半導体製造装置、
半導体関連部品、自動車関連部品、鉄鋼、化学、紙でも進展が伺える。一方、
土木建設機械、アルミ金属製品、繊維では調整に遅れがみられる。
・輸出は、アメリカ向けには、輸送機械が堅調なほか、金属工作機械にも動き
がみられる。また、アジア向けには半導体、半導体製造装置、繊維機械、更
に鉄鋼、化学など多くの業種で増加の動きがみられる。
但し、輸送機械ではアメリカでの販売促進の反動減、また、半導体では一時
的な調整局面入り、鉄鋼ではアメリカによるセーフガード発動の影響など懸
念材料が多く、更に、半導体製造措置、化学にあってもスポット需要であり、
総じて本格的な回復の様子は確認できない。
・消費では、大型小売店販売の一部に動きがみられるものの総じては弱含み、
乗用車販売は引き続き減少し、家電販売でも昨年の家電リサイクル法駆け込
み需要の反動から減少している。
・全体としてみると、製造業を中心に下げ止まりの動きがみられるものの、雇
用情勢や所得環境では厳しい状況が続いている。
・今後は、米国、アジア向けを中心とする輸出の増加や在庫調整の進展も
あり、製造業を中心に下げ止まりの動きが強まるものと見込まれるも
のの、国内景気に対する慎重な見方に加えて、米国景気の先行きや為
替動向に対する懸念の声も多い。雇用情勢や所得環境などは、引き続
き厳しいものと見込まれる。
為替について
円 安 の 水 準 ( $ =¥ 130前 後 ) に つ い て
○収益に対するプラス面
輸送機械や民生用電気機械を中心に、円安は収益を押し上げる要因とする声
が多い。為替レートのレベルについては、$=¥130であれば、当面は、
原材料の上昇による収益マイナス面より差益によるプラス面の寄与が大きい
とする。
但し、自動車部品にあっては、製品価格を引き下げている最中、円安は原材
料の価格上昇をもたらし、収益を圧迫する要因になるとする声もある。
○収益に対するマイナス面
化学、繊維、アルミ金属製品など原材料価格の上昇分を製品価格に転嫁困難
な業種にあっては収益圧迫を懸念している。
○影響が少ない事例
金属工作機械、繊維機械では外貨建輸出の比率が低く、大きな影響はないと
する。また、紙など国内市場向け企業では影響は少ない。
○そのほか、繊維では中国からの輸入がやや鈍っているという声がある。
為替の動向について
・輸送機械、電気機械を中心に多くの企業が、今後、円高に振れることを懸念
している。
・ 一 方 で 、 円 安 に よ る 値 下 げ 競 争 激 化 の 懸 念 ( 金 属 工 作 機 械 )、 す で に 海 外 移 転
が相当進展しているため急に国内で増産対応できない業界(半導体、繊維)
などでは、急激な為替変動を懸念する声がある。
主要品目
現在(4月5月)の業況と今後(6月∼8月)の見込み
①半導体
②半導体製造装置
③携帯電話
④デジタルカメラ
⑤パソコン
⑥テレビ
⑦液晶テレビ
⑧携帯電話向け
電子部品
パソコン向け
電子部品
⑨自動車、
自動車部品
⑩産業用工作機械
現在は、アジア向けを中心に好調であるものの、未だ収益
面には波及していない。今後は生産が引き続き好調なもの
の、輸出面で一時的な調整局面が入る懸念があり、米国で
の回復が 本調子なのか見定めたい気運がある。
現在は、アジア向けに動きがあるもののアメリカ向けは依
然低調であり単価が低いことから収益面では厳しい。今後
は海外スポット需要による生産増など一時的な好転が見
込まれるが、先行きは不透明。
現在は、海外移転によりほとんど実績が無いものの、今後
は新機種の生産が予定され好転が 見込まれる。
現在は、国内需要が堅調であり好調に推移している。今後
も引き続き好調に推移するものと見込まれる。
現在は、輸出が市場の一巡感により、また国内は消費低迷
から振るわない。今後も好転する要因に乏しく厳しい見込
み。
現 在 は 、一 般 普 及 型 は 海 外 移 転 に よ り 実 績 は ほ と ん ど な い 。
ハ イ ビ ジ ョ ン 対 応 型 は ,昨 年 末 ほ ど の 盛 り 上 が り に は 欠 け
るものの高額商品であり収益的には貢献している。ワール
ドカップ需要を見込んで若干生産を増やしているが、消費
を大幅に伸ばす期待はなく、今後も横ばい程度の推移を見
込む。
液晶テレビの大型プロジェクタ用は、横ばい。
な お 、液 晶 素 子 は 、ブ ラ ウ ン 管 か ら の 代 替 需 要 も あ り 好 調 。
現在は、携帯電話に一時的な調整もみられ減少しているも
のの、今後は好調に推移する見込み。
パソコン向けも、短納期化するなかで一ヶ月先の受注が入
るなど好調に推移する見込み。
なお、パソコン向け部品は家電需要もあり逼迫。
現在は、国内向けが振るわないものの、完成車の輸出向け
に動きがあり、堅調に推移している。今後は国 内市場の回
復に期待する企業がある一方、内需の不振、また海外生産
シフトなどから、生産水準は横ばいから若干の減少を見込
む企業も多い。本格的回復は秋以降との見込み。
金属工作機械の生産は依然厳しい状況にあるものの、受注
の減少幅が縮小傾向であり底を打ったとの声もある。今後
は、アメリカ向けに動きがあるものの、総じては横ばいで
推移するものと見込まれる。
なお、繊維機械は中国向けに好調に推移する見込み。
⑪鉄鋼
⑫化学
⑬ 紙 ・ パルプ
現在は、自動車向けなどを中心に量は出ているものの価格
が低く収益面では厳しい状況にある。需要先に対して値上
げを求めているが、長らく価格低下傾向だったこともあり
交渉は難航。今後は、在庫調整に進展がみられるものの、
米国セーフガードの影響による安価な製品の国内市場流入
などが懸念される。
現在は、生産が中国向けなど好調であり、今後も在庫の減
少など引き続き好調に推移するものと見込まれれるもの
の、原油高から収益面での圧迫が懸念される。
現在は、生産・収益ともスポット需要により動きがあり今
後もパンフレット需要など実需に動きがみられるなど好転
するものと見込まれる。
(企業のコメント)
・現在の生産状況は輸出堅調で若干上昇、但し現地生産拡大方針は変わらず大幅に国内生産が伸びること
はない。むしろ国内市場が低迷しており業況は、さほど良くない。今後、国内市場の回復に期待する。
本 格 的 回 復 は 本 年 度 後 半 と 見 込 む 。 円 高 が 懸 念 。 (輸 送 機 械 【 完 成 車 メ ー カ ー 】 )
・北米の自動車販売が予想外に底堅く推移している。但し、4月5月の日当たり売上高は前期ををやや下
回る見込みで、業況は、さほど良くない。円安は原材料の価格上昇要因よりも輸出の好調、業績回復面
へ の 寄 与 が 大 き い 。 米 国 景 気 の 先 行 き を 懸 念 。 (輸 送 機 械 【 自 動 車 部 品 】 )
・国内市場で高級車が低迷しており、業況は、さほど良くない。今後は、海外の新規顧客向け納入も始ま
り 生 産 、 業 況 と も に 良 く な る 見 込 み 。 完 成 車 メ ー カ ー の 現 地 生 産 拡 大 と 北 米 市 場 の 先 行 き を 懸 念 。 (輸
送機械【自動車部品】)
・高級車が低迷傾向にあり、業況は、さほど良くない。円安は原材料価格の上昇するものの、製品価格は
低 下 し て お り 収 益 を 圧 迫 し て い る 。( 輸 送 機 械 【 自 動 車 部 品 】)
・現在は、国内需要の回復が遅れていることや、ユーザーコストダウンの浸透から生産、収益は悪い。今
後 も 、 円 安 が 是 正 さ れ つ つ あ る こ と や 海 外 移 転 の 進 行 か ら 悪 く な る 見 込 み 。( 輸 送 機 械 【 自 動 車 部 品 】)
・ 昨 年 の テ ロ の 影 響 か ら 、エ ア ラ イ ン 各 社 の 苦 し い 状 況 を 反 映 し 、操 業 は 3 割 程 度 減 産 。価 格 も 低 下 傾 向 。
回 復 の 見 通 し は 見 え て こ な い 。 (輸 送 機 械 【 航 空 機 】 )
・ 受 注 は 前 年 同 期 比 で 3 0 % ダ ウ ン し て い る が 、底 は 打 っ た と 考 え て お り 、こ れ か ら は 良 く な る と 見 込 む 。
アジア、オーストラリア向けに動きがある。外貨建は低水準で影響は少ないが、為替変動は設備投資が
不 安 定 に な る 傾 向 が あ り 、 安 定 を 希 望 す る 。 (一 般 機 械 【 金 属 工 作 機 械 】 )
・少しずつ良くなっている。昨年の10月∼今年1月が底であったと考えている。アメリカも少しづつ良
くなっているが、設備投資は遅れている様子。為替の影響はあまり受けていない。円安は現地での競争
が 激 化 す る た め 余 り 歓 迎 し な い 。 (一 般 機 械 【 金 属 工 作 機 械 】 )
・4月から中国向け受注増加が加速しており収益も確保できる。6月以降更に増加し年内はフル稼働の見
込 み 。 為 替 は 決 済 が 円 建 て で あ り 影 響 は 少 な い 。 (一 般 機 械 【 繊 維 機 械 】 )
・中国、台湾向けに生産は上がっているが、単価が厳しいため収益的には悪い状況。今後は中国などにス
ポット需要があり一時的に好転するものの、その先は不透明。アメリカ向けの動きはない。円安は収益
を あ げ る 方 向 に 働 く 。 (一 般 機 械 【 半 導 体 製 造 機 械 】 )
・台湾向けなどに受注が回復しており底入れ感はあるが、本格的回復ではなく限定的。在庫は適正水準に
なってきている。パソコン、携帯電話向け本格回復は秋以降か。円高局面になると収益があがらないた
め 為 替 動 向 が 懸 念 材 料 。 (電 気 機 械 【 半 導 体 】 )
・引き合いも強くなり、今後は良くなる見込み。但し、実需以上の発注量になっている恐れがあり、今後
一時的な調整局面があるかもしれない。1$¥130は国内で生産し輸出する為替レートだが、既に海
外移転が進展しており今から国内へシフトできない。急激な為替変動を懸念する、¥110であれば問
題 な い が ¥ 1 5 0 は 問 題 。 在 庫 調 整 は 終 了 し て い る 。 (電 気 機 械 【 半 導 体 】 )
・セットメーカーが需要期を夏から秋と見込んでおり、そのための在庫積み増しの動きらしいが、この春
からフル生産状態。従って、回復が本調子であるか様子見であり、一時的な調整局面があるかもしれな
い 。 流 通 在 庫 は 調 整 が 終 了 し て い る 。( 電 気 機 械 【 半 導 体 】 )
・ワールドカップ需要を見込み一定規模の生産を保っているが、ハイビジョンテレビは昨年末以降低下し
ており、全般的に、さほど良くない。但し、収益的にはハイビジョンなど高機能製品が貢献している。
今 後 、 個 人 消 費 の 先 行 き も 良 く な る と は 考 え て お ら ず 横 ば い 。 (電 気 機 械 【 テ レ ビ 、 液 晶 テ レ ビ 】 )
・液晶素子の主用途であるパソコンの表示装置がブラウン管からの買い換え需要増により好調。今後も好
調に推移するが、同業他社の生産能力増強による需給緩和が見込まれる。円安は収益改善につながる。
( 電 気 機 械 【 液 晶 素 子 】)
・パソコンは市場に一巡感がみられ落ち込んでいる。一方、デジタルカメラは5%∼10%の伸び。個人
消費は今後も特に好転するとは考えていない。パソコン部品は、液晶、半導体の用途拡大に伴い生産能
力が逼迫しており供給不足。部品価格の上昇は製品価格に転嫁させざる得ない。為替の変動とパソコン
部 品 の 価 格 上 昇 を 懸 念 。 な お 、 在 庫 調 整 は 終 了 し て い る 。 (電 気 機 械 【 パ ソ コ ン 、 デ ジ タ ル カ メ ラ 】)
・海外向け携帯電話は、昨年ヨーロッパに移転済みで現在ほとんど生産していないが、今後、国内向けに
新 製 品 を 生 産 す る 見 込 み で 業 況 的 に も 好 転 す る ( 電 気 機 械 【 携 帯 電 話 】)
・量は出ているが単価が下がる傾向にあり収益は良くない。不退転の覚悟で値上げに臨んでいるが、値上
げ交渉に慣れていないこともあり難航。自動車向けは当初予定よりかなり良い。また、輸出は東南アジ
ア、中国向けが良く今後も続く見込み。米国セーフガードの発動によって安い値段で日本などに出回る
ことが懸念。在庫調整には進展が見られる(鉄鋼)
・パソコン向けMPU用パッケージは良い。また、携帯電話向けセラミックパッケージは回復過程のなか
の一時的な調整が入った様子。在庫は順調に掃けており、今後は好転を見込む。自動車関連のガスセン
サ は 堅 調 。 自 動 車 関 連 分 野 が 通 信 情 報 分 野 よ り 悪 化 す る の で は な い か 心 配 し て い る 。( 窯 業 土 石 【 携 帯
電話・パソコン部品】)
・食器部門では、海外工場がフル稼働状態だが国内生産は縮小している。但し、アメリカ市場での景気回
復 感 も な く 業 況 は 悪 い 。 秋 ぐ ら い か ら の 回 復 を 期 待 。 (窯 業 土 石 )
・ 製 品 の 輸 入 増 加 に 対 応 す る た め 在 庫 調 整 を 実 施 し て お り 、業 況 は 悪 い 。今 年 に 入 っ て 特 に 荷 動 き が 悪 く 、
今後ともさらに悪化する。今後の懸念としては、極端な為替レートの変動、±15%以上振れると厳し
い 。( 繊 維 )
・昨年と比べて底を打ったという感じはある。今年の2、3月からは安物では満足しない動きもある。円
安 に よ り 中 国 輸 入 も や や 鈍 っ て い る 。( 繊 維 )
・現在は他工場の定修分の生産があり好転しているが、今後は通販カタログや景気の下げ止まりからか実
需が動きだしており、生産は増加する。在庫調整は昨年末で終了。増産体制に入った場合の原料調達体
制 整 備 が 懸 念 。( 紙 パ ル プ )
・トレンドとして緩やかな回復を見込んでいるが、汐留地区の特需を除けば低迷。汐留地区もお盆頃まで
に 一 服 す る た め 、 生 産 は 横 ば い 。 在 庫 は や や 過 剰 で 引 き 続 き 調 整 中 、 今 年 一 杯 は 掛 か る 。( 金 属 製 品 )
・中国向け輸出が好調でフル操業。昨年は需要低迷で在庫過剰から生産調整を実施したが、今年は需要も
回 復 し 在 庫 調 整 も 年 初 に 終 了 。原 材 料( ナ フ サ )価 格 が 上 昇 し て い る が 製 品 転 嫁 で き ず 収 益 を 圧 迫 。( 化
学)
・個人消費がブランド品を中心に回復傾向にあるほか、外商がよくなる気配がある。最近は、安いばかり
が売れるわけでもなくなってきた。学校完全週休2日制は話題になったが売上げ増にはつながらない。
(百貨店)
・昨年の家電リサイクル法駆け込み需要の反動減もありデフレのなかで競争激化が進んでいる。減少基調
に変わりない。郊外型大型店中心の出店では伸びが期待できない。むしろ人口密度の高い都市部小型店
で 人 が 入 っ て い る 。 消 費 に 明 る さ は 感 じ ら れ な い 。( ス ー パ ー )
・テロ以降、客を呼び戻すために低価格商品を提供しており収益悪化。海外旅行の回復が緩慢、またテロ
以降航空会社が業況の悪化から減便したため座席を確保出来なかったことの減収要因。国内はUSJ・
TDRなど引き続き好調。今後は増便の話もあり海外も回復するものと見込む。学校完全週休2日制の
影 響 は 未 だ な い 。( 旅 行 )
・昨年の家電リサイクル法駆け込み需要の反動減もあり、現在の業況は、さほど良くないが、パソコンは
一 頃 よ り は 回 復 し て き た 。今 後 は 、話 題 商 品( 洗 乾 一 体 型 洗 濯 機 な ど )を 中 心 に 良 く な る 見 込 み 。但 し 、
中部地区は同業他社の進出が相次ぎ競争激化(家電販売)
・ 現 在 は 契 約 件 数 が 増 加 し 堅 調 に 推 移 し て い る も の の 、 先 行 き は 鈍 化 の 見 通 し 。( 携 帯 通 信 )
・来場者は減少し、契約までの期間は長期化、成約率も落ちるなど、業況は悪い。この4月は大苦戦。新
車 市 場 は パ イ が 減 る な か で 強 弱 の 差 が 大 き く 出 る よ う に な っ た 。( 自 動 車 デ ィ ラ ー )
・この春から新規施設をオープンしたこともあり、業況は良い。今後も、第2東名名神の部分開通など交
通 ア ク セ ス の 向 上 か ら 期 待 し て い る 。( 遊 興 行 楽 施 設 )
・BSE、雪印事件などの影響により業況は、さほど良くない。但し、昨年10月に比べれば持ち直して
お り 、 今 年 中 に は 例 年 の 水 準 に 回 復 す る も の と 見 込 ん で い る 。( 外 食 産 業 )
・冠婚部門は式場をリニューアルしたこともあり好調、葬祭部門は前年並みで推移。今後もリニューアル
効 果 が 続 く 見 込 み 。 葬 祭 で は 法 人 交 際 費 の 削 減 か ら 参 列 者 の 減 少 な ど 影 響 が あ る 。( 冠 婚 葬 祭 )
・マンションのモデルルームへの来場者は減少、成約率も減少傾向。戸建てや、分譲マンションには都心
回帰現象がみられる。以前のようにマンション値上がりは期待できず、所得不安から戸建て購入にも踏
み 切 れ ず 、 同 じ マ ン シ ョ ン に 長 く 住 ま ざ る 得 な い 状 況 が 生 ま れ て い る 。( 住 宅 )
・ 業 況 と し て は 、引 き 続 き 厳 し い 状 況 。明 る い 話 は な い 。道 路 公 団 の 第 2 東 名 名 神 も 受 注 見 込 み が 無 く な っ
た。民需のマンション工事も採算度外視の請負も限界であり手控えている。今後はリニューアル部門に
期 待 。( 建 設 )