空中航法Ⅰ

空中航法Ⅰ
―第 13 回講義ノート―
2010 年 7 月 14 日
第一時限目
VFR NAVIGATION と RULE OF THOMB
 Off Course
TR
Off Course した時
オフコース量
元のコースに平行に飛ぶには
元のコースに戻るには
TC
C’k Point
※覚える
円周 360NM
半径 57,4NM≒60NM
1°ずれて 60NM 飛行
60NM
⇒TC より 1NM のずれ
∴180NM 飛行して 3NM OFF した時は 1°ずれている。
3NM
2NM
1NM
1°
60NM
120NM
180NM
∴20NM 飛行して 2NM OFF した時は 6°ずれている。
6NM
4NM
2NM
6°
20NM
40NM
1
60NM
VFR NAVIGATION と RULE OF THOMB
 Off Course した時の復帰方法
① 平行復帰
a
TR
→正横距離
a
TC
C’k Point
求め方:
正横距離
までの距離
Ex)20NM 飛行して、2NM Off Course した時の平行復帰角度 a の値を求めよ。
2NM
a
20NM
∴6°修正すれば平行に飛行できる。
② 直ちに正規コースに復帰
a
a
倍角修正すれば同距離でコースに復帰
a
dNM
C’k Point
dNM
2
VFR NAVIGATION と RULE OF THOMB
③ 次の C’k Point でコースに復帰
(a+β)°修正すれば良い
a
β
a
β
dNM
C’k Point
eNM
求め方:β=正横距離
次の
C’k Point
までの距離
Ex)60NM 飛行したのち,10NM のずれが発生した。120NM 先の C’k Point で復帰するには?
a
β
10NM
a
β
60NM
120NM
∴15°修正すれば C’k Point で復帰する。
β=
EX)何分で戻れるか?
10NM
60NM(10m)
始めの二点間の距離
次の二点間の距離
120NM(ⅹm)
=
始めの二点間の時間
次の二点間の時間 x
x=20
∴20 分でコースに復帰
※公式を使うことにより時間が求められるが、距離と所要時間が分かれば GS が判明し、
残距離により時間を求められる。
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