バンクローン・ファンド・ネオ (円ヘッジ型)2014−05 投資信託 - 新光投信

バンクローン・ファンド・ネオ
(円ヘッジ型)2014−05
単位型投信/海外/その他資産(バンクローン)
※当ファンドは、課税上、株式投資信託として取り扱われます。
投資信託説明書
(請求目論見書)
2014.4.1
1.この目論見書により行う「バンクローン・ファンド・ネオ(円ヘッジ型)2014−05」
の募集について、委託者は、金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第5条の規定により有価
証券届出書を平成26年3月28日に関東財務局長に提出しております。当該届出の効力の発生の
有無については、委託者のホームページでご確認いただけます。なお、効力が発生するまで
に、本書に記載された内容について訂正が行われることがあります。
2.「バンクローン・ファンド・ネオ(円ヘッジ型)2014−05」の基準価額は、同ファン
ドに組み入れられる有価証券等の値動きによる影響を受けますが、これらの運用による損益は
受益者のみなさまに帰属します。したがって、当ファンドは元本が保証されているものではあ
りません。
●本文書「投資信託説明書(請求目論見書)」は金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第13
条の規定に基づく「目論見書」です。
●「投資信託説明書(請求目論見書)
」はお客さまから請求された場合に交付されます。
《有価証券届出書の表紙記載項目》
発
行
者
名 新光投信株式会社
代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名 代表取締役社長 後藤
修一
本 店 の 所 在 の 場 所 東京都中央区日本橋一丁目17番10号
有価証券届出書の写しを
縦 覧 に 供 す る 場 所
該当事項はありません。
目
次
第一部
【証券情報】 ······························································· 1
第二部
【ファンド情報】 ··························································· 4
第1
【ファンドの状況】 ························································· 4
第2
【管理及び運営】 ··························································· 25
第3
【ファンドの経理状況】 ····················································· 31
第4
【内国投資信託受益証券事務の概要】 ········································· 32
第三部
【委託会社等の情報】 ······················································· 33
約款 ··············································································· 73
第一部【証券情報】
(1)
【ファンドの名称】
バンクローン・ファンド・ネオ(円ヘッジ型)2014−05
(以下「ファンド」または「当ファンド」といいます。
)
(2)
【内国投資信託受益証券の形態等】
(イ)単位型株式投資信託(契約型)の受益権です。
(ロ)当初元本は1口当たり1円です。
(ハ)新光投信株式会社(以下「委託者」といいます。)の依頼により信用格付業者から提供されもし
くは閲覧に供された信用格付け、または信用格付業者から提供されもしくは閲覧に供される予定の
信用格付けはありません。
※
ファンドの受益権は、「社債、株式等の振替に関する法律」(以下「社振法」といいます。)の
規定の適用を受けており、受益権の帰属は、後述の「(11)
振替機関に関する事項」に記載の振
替機関および当該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理機関」を
いい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿に記載または記録され
ることにより定まります(以下、振替口座簿に記載または記録されることにより定まる受益権を
「振替受益権」といいます。)。委託者は、やむを得ない事情等がある場合を除き、当該振替受益
権を表示する受益証券を発行しません。また、振替受益権には無記名式や記名式の形態はありま
せん。
(3)
【発行(売出)価額の総額】
350 億円を上限とします。
(4)
【発行(売出)価格】
(イ)発行価格は1口当たり1円です。
なお、ファンドの基準価額については1万口当たりの価額を発表します。
※「基準価額」とは、ファンドの資産総額から負債総額を控除した金額(純資産総額)をそのとき
の受益権口数で除した1口当たりの純資産価額をいいます。基準価額は、組み入れる有価証券等
の値動きにより日々変動します。
(ロ)基準価額は毎営業日に算出されますので、販売会社または下記にお問い合わせください。
新光投信株式会社
フリーダイヤル
ヘルプデスク
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.shinkotoushin.co.jp/
※お問い合わせいただけます基準価額は、前日以前のものとなります。
-1-
(5)
【申込手数料】
(イ)申込手数料
申込手数料は、1万口当たり 108 円(税抜 100 円)を上限として販売会社がそれぞれ独自に定め
ます。当該手数料には消費税および地方消費税(以下「消費税等」といいます。)(8%)が含まれ
ます。申込手数料は購入価額に含まれており、信託設定日にファンドから販売会社に支払われます。
なお、販売会社が定める申込手数料が1万口当たり 100 円未満の場合、販売会社は下記の算式に
したがって計算した差額および当該差額に対する消費税等に相当する金額を当該受益者に返戻しま
す。
差額=(100 円−販売会社が定めた申込手数料)×購入申込の口数
手数料について、詳しくは販売会社または下記にお問い合わせください。
新光投信株式会社
フリーダイヤル
ヘルプデスク
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.shinkotoushin.co.jp/
ファンドの受益権の取得申込者が「償還乗り換え」※1または「償還前乗り換え」※2によりファン
ドの受益権を取得する場合、申込手数料の優遇を受けることができる場合があります。
ただし、上記の申込手数料の優遇に関しては、優遇制度の取扱い、優遇の内容、優遇を受けるた
めの条件等は販売会社ごとに異なりますので、詳しくは各販売会社でご確認ください。
※1「償還乗り換え」とは、取得申込受付日前の一定期間内に既に償還となった証券投資信託の償
還金等をもって、その支払いを行った販売会社でファンドの受益権を取得する場合をいいます。
※2「償還前乗り換え」とは、償還することが決定している証券投資信託の償還日前の一定期間内
において、当該証券投資信託の一部解約金をもって、その支払いを行った販売会社でファンド
の受益権を取得する場合をいいます。
(ロ)スイッチング手数料
委託者が設定・運用する特定のファンドへの乗り換え(以下「スイッチング」※3といいます。)
ができる場合があります。
スイッチング手数料につきましては、販売会社にお問い合わせください。
スイッチングのお取り扱いの有無や対象ファンドなどは、販売会社により異なりますので、詳し
くは販売会社でご確認ください。
なお、スイッチングの際には、換金時と同様の税金がかかりますのでご留意ください。
※3「スイッチング」とは、「バンクローン・ファンド・ネオ(円ヘッジ型)2014−05」を
換金した場合の手取金をもって、その換金請求受付日の販売会社の営業時間内に委託者が設
定・運用する特定のファンドの取得申し込みをすることをいいます。
(6)
【申込単位】
お申込単位は、販売会社により異なります。
詳しくは販売会社または下記にお問い合わせください。
新光投信株式会社
フリーダイヤル
ヘルプデスク
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.shinkotoushin.co.jp/
-2-
(7)
【申込期間】
平成 26 年 4 月 14 日から平成 26 年 5 月 9 日までです。
(8)
【申込取扱場所】
申し込みの取扱場所(販売会社)については、下記にお問い合わせください。
新光投信株式会社
フリーダイヤル
ヘルプデスク
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.shinkotoushin.co.jp/
(9)
【払込期日】
ファンドの受益権の取得申込者は、申込金額を販売会社が指定する期日までに支払うものとし
ます。
申込金額の総額は、販売会社によって、ファンドの設定日(平成 26 年5月 12 日)に、委託者
の指定する口座を経由して、みずほ信託銀行株式会社(以下「受託者」といいます。)の指定する
ファンドの口座に払い込まれます。
(10)【払込取扱場所】
払い込みの取り扱いを行う場所は、販売会社となります。詳しくは販売会社でご確認ください。
(11)【振替機関に関する事項】
ファンドの振替機関は、株式会社証券保管振替機構です。
(12)【その他】
(イ)申込証拠金
ありません。
(ロ)日本以外の地域における発行
ありません。
(ハ)振替受益権について
ファンドの受益権は、社振法の規定の適用を受け、上記「(11)
振替機関に関する事項」に記
載の振替機関の振替業にかかる業務規程等の規則にしたがって取り扱われるものとします。
ファンドの償還金、換金代金は、社振法および上記「(11)
振替機関の業務規程その他の規則にしたがって支払われます。
-3-
振替機関に関する事項」に記載の
第二部【ファンド情報】
第1【ファンドの状況】
1【ファンドの性格】
(1)
【ファンドの目的及び基本的性格】
a.ファンドの目的及び基本的性格
当ファンドは、単位型投信/海外/その他資産(バンクローン)に属し、主として投資信託証券
に投資し、投資信託財産の成長を目指して運用を行います。
当ファンドは、一般社団法人投資信託協会が定める商品分類において、以下のように分類・区分
されます。
■商品分類表
単位型・追加型
投資対象地域
投資対象資産
(収益の源泉)
株
式
債
券
国 内
単位型
海 外
不動産投信
内 外
その他資産
(バンクローン)
追加型
資産複合
(注)当ファンドが該当する商品分類を網掛け表示しています。
■商品分類の定義
単位型投信
当初、募集された資金が一つの単位として信託され、その後の追加設定は一切行わ
れないファンドをいう。
海外
目論見書または投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に
海外の資産を源泉とする旨の記載があるものをいう。
その他資産
目論見書または投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に
株式・債券・不動産投信(リート)以外の資産を源泉とする旨の記載があるものを
いう。
-4-
■属性区分表
投資対象資産
株式
一般
大型株
中小型株
債券
一般
公債
社債
その他債券
クレジット属性
(
)
決算頻度
投資対象地域
年1回
グローバル
年2回
日本
年4回
北米
年6回(隔月)
欧州
年 12 回(毎月)
アジア
投資形態
ファミリーファンド
ファンド・オブ・ファンズ
為替ヘッジ
日々
オセアニア
その他
中南米
不動産投信
あり(フルヘッジ)
アフリカ
その他資産
(投資信託証券
(バンクローン))
中近東(中東)
なし
エマージング
資産複合
(
)
資産配分固定型
資産配分変更型
(注)当ファンドが該当する属性区分を網掛け表示しています。
■属性区分の定義
その他資産(投資信託証 投資信託証券への投資を通じて、実質的にバンクローンに投資を行います。
券(バンクローン)
)
その他
目論見書または投資信託約款において、決算頻度が年1回、年2回、年4
回、年6回、年 12 回または日々いずれにも該当しないものをいう。
北米
目論見書または投資信託約款において、組入資産による投資収益が北米地域
の資産を源泉とする旨の記載があるものをいう。
ファンド・オブ・
ファンズ
「投資信託等の運用に関する規則」第2条に規定するファンド・オブ・ファ
ンズをいう。
為替ヘッジあり
(フルヘッジ)(注)
目論見書または投資信託約款において、為替のフルヘッジを行う旨の記載が
あるものをいう。
(注)属性区分の「為替ヘッジ」は、対円での為替リスクに対するヘッジの有無を記載しております。
※当ファンドはファンド・オブ・ファンズ方式で運用します。このため、組み入れている資産を示す「属
性区分表」の投資対象資産(その他資産(投資信託証券))と、収益の源泉となる資産を示す「商品分類
表」の投資対象資産(その他資産(バンクローン))とは異なります。
商品分類および属性区分の定義については、一般社団法人投資信託協会のホームペ
ージ(http://www.toushin.or.jp/)をご参照ください。
当ファンドは、投資対象である投資信託証券へ投資を行います。その投資成果は解約代金、償還
金として、受益者に支払われます。
-5-
b.ファンドの特色
1.主として米ドル建ての企業向けバンクローン(貸付債権)に実質的な投資を行います。
◆ケイマン諸島籍の外国投資信託「ウエスタン・アセット・バンクローン(オフショア)ファンド−JP
Yヘッジド・クラス(以下「WAローン・ファンド」という場合があります。)」円建受益証券(運用:
ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー)と国内投資信託「日本短期公社債マザーファン
ド」受益証券(運用:新光投信株式会社)を投資対象とするファンド・オブ・ファンズの形式で運用を
行います。
※WAローン・ファンドでは、資産の一部を高利回り社債(ハイイールド債券)などに投資することができます。
◆各投資信託証券への投資割合は、資金動向や市況動向などを勘案して決定するものとし、WAローン・
ファンドの組入比率は、原則として高位とすることを基本とします。
※WAローン・ファンドが、償還した場合または商品の同一性が失われた場合は、委託会社は受託会社と合意のう
え投資信託契約を解約し、信託を終了させます。
ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニーについて
本社所在地:米国カリフォルニア州パサデナ
設立:1971 年
ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー(以下「ウエスタン・アセット」といいます。)は、
債券(ローンを含む)運用に特化した世界有数の運用会社です。
米パサデナ本部、ニューヨーク、ロンドン、東京、シンガポール、メルボルン、サンパウロに運用拠点を置きグロ
ーバルに運用サービスを展開しています。
ウエスタン・アセットは、ニューヨーク証券取引所に上場する米国大手資産運用持株会社、レッグ・メイソン・イ
ンクの 100%子会社です。
ウエスタン・アセットの強み
主要国・地域および各債券セクターに配置された運用プロフェッショナルで構成されたグローバルな運用体制を持ち、
債券市場全般に幅広い専門知識を有します。
※2013 年 12 月末現在
2.原則として、実質的に対円で為替ヘッジを行うことで為替変動リスクの低減を図ります。
-6-
3.当ファンドの信託期間は1年です。運用による収益は信託終了時まで投資信託財産中に留保
し、信託期間中の分配は行いません。
当ファンドの資金動向、市況動向などによっては、また、償還の準備に入った場合、やむを得ない事
情が発生した場合には、上記のような運用ができない場合があります。
バンクローンとは
●バンクローン※は、企業が資金を調達する手段である融資(ローン)の一つで、単独の銀行が審査を行
って企業に資金を貸し出す「銀行融資」とは異なり、銀行などの複数の金融機関が同一の契約によって
協調して企業に資金を貸し出す仕組みの融資(シンジケート・ローン)です。また一般に、バンクロー
ンには担保が付いています。
※本書におけるバンクローンとは、主に米国市場で取引されるバンクローンを指します。
●バンクローンは、借り手企業の信用力によって投資適格と非投資適格の二つの種類に分類されます。一
般に、非投資適格のローンは銀行などの転売によりバンクローン市場で活発に売買が行われており、投
資家は市場を通してこれらの非投資適格のローンに投資を行います。
バンクローン投資の3つのポイント
1.相対的に高い利回り
当ファンドが実質的に投資するバンクローンは、主に信用力が相対的に低い非投資適格の企業※に対する貸
付債権であるため、一般的な投資適格債券と比較して、信用リスクが高い分、利回りが相対的に高くなりま
す。
※無格付けを含む場合があります。
2.担保付資産への投資
バンクローンは、一般的な債券などと比較して、弁済順位およびデフォルト(債務不履行)※後の回収率
が高くなっています。
※デフォルト(債務不履行)・・・
ローンの借り手や債券の発行体が倒産などによって元利金を支払えな
くなることをいいます。
上記は一般的な回収率と弁済順位の関係を表したものであり、すべての場合に当てはまるとは限りません。
-7-
3.変動金利
一般にバンクローンの利息は、一定期間ごとに基準となる短期金利水準を基に変更されます。変動金利の
資産は、一般に、固定利付債などと比較して金利変動による価格変動リスクが小さいという特徴がありま
す。
変動金利と固定金利のイメージ
変動金利(バンクローン)
:
市場金利の変化によって、利息は変化するが、資産価格の変動は
小さい。
固定金利(固定利付債券)
:
市場金利の変化によって、利息は変化しないが、資産価格の変動
は大きい。
上記はイメージ図であり、実際の金利変動に対しての資産価格の変動幅を保証するものではありません。
また将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。
バンクローンと社債の比較
バンクローンと社債は、類似した資産ではありますが、以下のような違いがあります。
※1
弁済順位とは・・・・・
※2
財務制限条項とは・・・
企業が破綻した場合における財産を受け取る優先順位をいいます。
金融機関が融資などを行う際に、借り手企業が契約に定められた水準以上の
財務健全性を維持できない場合、借り手企業が受けていた融資を一括して返
済する契約上の条項をいいます。
上記の説明はあくまで、一般的なバンクローンおよび社債の比較をしているものであり、すべての場
合に当てはまるわけではありません。
-8-
主な投資制限
ファンドの投資制限
投資信託証券および短期金融商品(短期運用の有価証券を含みま
す。)以外には投資を行いません。
投資信託証券への投資割合
投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
外貨建資産への投資割合
外貨建資産への投資割合には制限を設けません。
分配方針
■運用による収益は信託終了時まで投資信託財産中に留保し、信託期間中の分配は行いません。
c.信託金限度額
委託者は、金 350 億円を上限として受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者はこれを
引き受けます。
(2)
【ファンドの沿革】
平成 26 年3月 28 日
関東財務局長に対して有価証券届出書提出
平成 26 年4月 14 日
ファンドの募集開始(予定)
平成 26 年5月 12 日
投資信託契約締結、ファンドの設定・運用開始(予定)
-9-
(3)
【ファンドの仕組み】
a.ファンドの仕組み
※1 証券投資信託契約
委託者と受託者との間において「証券投資信託契約(投資信託約款)」を締結しており、委
託者および受託者の業務、受益者の権利、受益権、投資信託財産の運用・評価・管理、信託の
期間・償還等を規定しています。
※2 募集・販売等に関する契約
委託者と販売会社との間において「証券投資信託に関する基本契約」を締結しており、販売
会社が行う募集・販売等の取り扱い、償還金の支払い、解約の取り扱い等を規定しています。
-10-
■当ファンドの運用は「ファンド・オブ・ファンズ方式」で行います。
ファンド・オブ・ファンズとは、投資信託証券への投資を目的とする投資信託のことで、一般に投資対象
に選んだ複数の投資信託証券を組み入れて運用する仕組みを「ファンド・オブ・ファンズ方式」といいま
す。
b.委託会社の概況
(イ)資本金の額(平成 26 年 1 月末現在)
資本金の額
45 億 2,430 万円
会社が発行する株式総数
3,000,000 株
発行済株式総数
1,823,250 株
(ロ)委託会社の沿革
昭和 36 年6月
大井証券投資信託委託株式会社設立・免許取得
昭和 44 年 10 月
新和光投信委託株式会社に社名変更
昭和 61 年 11 月
有価証券等に関する投資助言・情報提供業務の認可
平成8年8月
投資顧問業者の登録
平成8年 12 月
投資一任契約にかかる業務の認可
平成9年 11 月
投資信託の直接販売業務の認可
平成 10 年 12 月
証券投資信託法の改正に伴う投資信託の証券投資信託委託業のみ
なし認可
平成 12 年4月
太陽投信委託株式会社と合併し、新光投信株式会社に社名変更
(ハ)大株主の状況
(平成 26 年 1 月末現在)
株
主
名
住
所
持
株
数
持株比率
みずほ証券株式会社
東京都千代田区大手町1−5−1
1,396,362 株
76.58%
株式会社みずほ銀行
東京都千代田区丸の内1−3−3
182,115
9.98
株式会社みずほ証券リサーチ&
東京都中央区日本橋1−17−10
137,200
7.52
コンサルティング
2【投資方針】
(1)
【投資方針】
a.基本方針
当ファンドは、投資信託証券を主要投資対象として、投資信託財産の成長を目指して運用を行い
ます。
b.運用の方法
(イ)主要投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
-11-
(ロ)投資態度
①
以下の投資信託証券を通じて、主として米ドル建ての企業向けバンクローン(貸付債権)に
実質的な投資を行い、投資信託財産の成長を目指して運用を行います。
ケイマン諸島籍外国投資信託
ウエスタン・アセット・バンクローン(オフショ
ア)ファンド−JPYヘッジド・クラス(以下「W
Aローン・ファンド」といいます。
)円建受益証券
内国証券投資信託(親投資信託)
②
日本短期公社債マザーファンド受益証券
各投資信託証券への投資割合は、資金動向や市況動向等を勘案して決定するものとし、WA
ローン・ファンドの組入比率は、原則として高位とすることを基本とします。
③
当ファンドの資金動向、市況動向等によっては、また、償還の準備に入った場合、やむを得
ない事情が発生した場合には、上記のような運用ができない場合があります。
④
WAローン・ファンドが、償還した場合または商品の同一性が失われた場合は、委託者は受
託者と合意のうえ投資信託契約を解約し、信託を終了させます。
(ハ)主な投資制限
①
投資信託証券および短期金融商品(短期運用の有価証券を含みます。)以外には投資を行い
ません。
②
投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
③
外貨建資産への投資割合には制限を設けません。
(2)
【投資対象】
a.投資の対象とする資産の種類
当ファンドにおいて投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項で
定めるものをいいます。以下同じ。
)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
b.有価証券および金融商品の指図範囲等
(イ)委託者は、信託金を、主として次の第1号に掲げる外国投資信託の受益証券および第2号に掲
げる新光投信株式会社を委託者とし、みずほ信託銀行株式会社を受託者として締結された親投資
信託である日本短期公社債マザーファンド(以下「マザーファンド」といいます。)の受益証券
のほか、第3号から第7号に掲げる有価証券(金融商品取引法第2条第2項の規定により有価証
券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資することを指図します。
1.ケイマン諸島籍外国投資信託
ウエスタン・アセット・バンクローン(オフショア)ファン
ド−JPYヘッジド・クラス(以下「WAローン・ファンド」といいます。
)円建受益証券
2.証券投資信託
マザーファンド受益証券
3.コマーシャル・ペーパー
4.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するもの
5.国債証券、地方債証券、特別の法律により法人の発行する債券および社債券(新株引受権証
券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券を除きます。)
6.外国法人が発行する譲渡性預金証書
7.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第 14 号で定める受益証券発行信託
-12-
の受益証券に限ります。
)
なお、第1号に掲げる外国投資信託の受益証券および第2号に掲げる証券投資信託の受益証券を
以下「投資信託証券」といい、第5号の証券を以下「公社債」といいます。公社債にかかる運用
の指図は短期社債等への投資ならびに買い現先取引(売り戻し条件付きの買い入れ)および債券
貸借取引(現金担保付き債券借り入れ)に限り行うことができるものとします。
(ロ)委託者は、信託金を、上記(イ)に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取
引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)によ
り運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除きま
す。
)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
(ハ)上記(イ)の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、
委託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、上記(ロ)に掲げる金融商品によ
り運用することの指図ができます。
-13-
当ファンドが投資する投資信託証券の概要
1.WAローン・ファンドの概要
ファンド名
ウエスタン・アセット・バンクローン(オフショア)ファンド−JPYヘッジド・クラス
形態
ケイマン諸島籍外国投資信託/円建受益証券
運用方針
主として米ドル建ての企業向けバンクローン(貸付債権)に投資することで、インカム収
入の確保を目指して運用を行います。
原則として、対円で為替ヘッジを行います。
主な投資制限
・原則として、純資産総額の 80%以上をバンクローンに投資します。
・原則として、純資産総額の 15%を上限に米ドル建ての高利回り社債などに投資する場
合があります。
・同一発行体のバンクローン、有価証券への投資割合は、原則として純資産総額の5%以
内とします。
・有価証券の空売りは行いません。
・流動性の低い有価証券への投資は、純資産総額の 15%を上限とします。
・純資産総額の 10%を超える借り入れは行わないこととします。
決算日
12 月末
関係法人
管理会社:ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・リミテッド
投資顧問会社:ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー
副投資顧問会社:
ウエスタン・アセット・マネジメント株式会社 (東京)
ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・ピーティーイー・リミテッド (シ
ンガポール)
ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・ピーティーワイ・リミテッド (メ
ルボルン)
ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・DTVM・リミターダ (サンパウ
ロ)
受託会社兼管理事務代行会社:BNYメロン・ファンド・マネジメント(ケイマン)リミ
テッド
副管理事務代行会社:ザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン
保管受託銀行:ザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン
登録機関兼名義書換代理人:ザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン シンガポール支
店
信託報酬等
純資産総額に対し年率 0.535%程度
上記料率には、管理会社、投資顧問会社、副投資顧問会社、受託会社兼管理事務代行会
社、保管受託銀行ならびに副管理事務代行会社への報酬が含まれます。ただし、これらの
報酬の中には取引頻度に応じた額が設定されているものがあるため、取引頻度などにより
上記料率を上回る場合があります。
その他の
費用・手数料
監査報酬、弁護士費用および登録機関兼名義書換代理人費用、金利、当初設定にかかる諸
費用などが当該外国投資信託から支払われます。これらは定率でないため事前に概算料率
や上限額などを表示することができません。
収益分配方針
原則として、分配を行いません。
設定日
平成 25 年7月 16 日
※上記投資信託証券については、資金流出入にともない発生する取引費用などによる当該投資信託証券の純資産への
影響を軽減するため、純資産価格の調整が行われることがあります。純流入額が純資産総額に対し所定の割合を超
える場合には純資産価格が上方へ調整され、逆に純流出額が純資産総額に対し所定の割合を超える場合には純資産
価格が下方に調整されます。したがって、資金流出入の動向が純資産価格に影響を与えることになります。
-14-
2.日本短期公社債マザーファンドの概要
ファンド名
日本短期公社債マザーファンド
形態
親投資信託
運用方針
・主としてわが国の短期公社債に投資し、安定した収益の確保を目指した運用を
行います。
・ファンドの資金動向、市況動向などによっては、また、やむを得ない事情が発
生した場合には、上記のような運用ができない場合があります。
主な投資制限
・株式への投資は行いません。
・外貨建資産への投資は行いません。
信託期間
無期限
決算日
毎年7月3日(休業日の場合は翌営業日)
収益分配方針
運用による収益は、信託終了時まで投資信託財産中に留保し、期中には分配を行
いません。
信託報酬
報酬はかかりません。
信託設定日
平成 21 年7月6日
委託会社
新光投信株式会社
受託会社
みずほ信託銀行株式会社
(再信託受託会社:資産管理サービス信託銀行株式会社)
※上記の各投資信託証券については、いずれも申込手数料はかかりません。
※上記の各概要は、各投資信託証券の内容を要約したものであり、そのすべてではありません。
また、各概要は平成 26 年 3 月 28 日現在のものであり、今後変更になる場合があります。
-15-
(3)
【運用体制】
a.ファンドの運用体制
※上記は平成 26 年 3 月 28 日現在のものであり、今後変更になることがあります。
●PLAN
・運用委員会から権限委嘱された運用会議を運用部署全体(運用部門、運用企画部門、調査部門)で開
催し、アセットアロケーションの方針等の運用の基本方針を決定します。
・運用担当者はこの運用の基本方針を踏まえ、運用計画を作成します。
・運用計画は運用調査本部長および副本部長により承認されます。
●DO
・ファンドマネージャーは承認された運用計画に基づいて指図を行います。
・売買の執行・管理はトレーディング部門が行います。
●SEE
・コンプライアンス・リスク管理部門(20 名程度)は日々の運用指図および売買執行について法令・
諸規則の遵守状況の点検を行い、必要に応じて運用部門を牽制します。
・運用企画部門は日々の運用リスク等の管理のほか、投資信託財産のパフォーマンス分析を行います。
・コンプライアンス・リスク管理部門およびコンプライアンスオフィサー(1名)は月次で開催される
審査委員会、コンプライアンス委員会、リスク管理委員会において運用成果、法令・諸規則・約款の
遵守状況、運用リスク管理状況等について検証・報告を行います。
・コンプライアンス・リスク管理部門は、投資信託証券の運用会社に対して、継続的なコンプライアン
スチェックを行っております。
<受託者に対する管理体制>
投資信託財産の管理業務を通じ、受託者の信託事務の正確性・迅速性、システム対応力等を総合的
に検証しています。また、受託者より内部統制の整備および運用状況の報告書を受け取っています。
-16-
b.運用体制に関する社内規則
運用に関する社内規則として運用規程・細則および職務権限規程等を設けており、ファンドマネ
ージャーの任務と権限の範囲を明示するほか、各投資対象の取り扱いに関して基準を設け、ファン
ドの商品性に則った適切な運用の実現を図っています。
また、売買執行、投資信託財産管理および法令遵守チェック等に関する各々の規程・内規があり
ます。
(4)
【分配方針】
投資信託財産から生ずる利益は、信託終了時まで投資信託財産中に留保し、収益の分配は行いま
せん。
(5)
【投資制限】
投資信託約款に定める投資制限
a.投資信託証券への投資割合
投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
b.外貨建資産への投資割合
外貨建資産への投資割合には制限を設けません。
c.公社債の借り入れ
(イ)委託者は、投資信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借り入れの指図をすることが
できます。なお、当該公社債の借り入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、担保
の提供の指図を行うものとします。
(ロ)借り入れの指図は、当該借り入れにかかる公社債の時価総額が投資信託財産の純資産総額の範
囲内とします。
(ハ)投資信託財産の一部解約等の事由により、上記(ロ)の借り入れにかかる公社債の時価総額が
投資信託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超える額
に相当する借り入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
(ニ)借り入れにかかる品借料は投資信託財産中から支払われます。
d.特別の場合の外貨建有価証券への投資制限
外貨建有価証券(外国通貨表示の有価証券をいいます。以下同じ。
)への投資については、わが国
の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約されることがあります。
e.外国為替予約の指図
委託者は、投資信託財産に属する外貨建資産(外貨建有価証券、外国通貨表示の預金その他の資
産をいいます。以下同じ。)について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為替の売買の予
約を指図することができます。
f.資金の借り入れ
(イ)委託者は、投資信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に伴う
支払資金の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借り入れた資金の返済を含みま
す。)を目的として、資金借り入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることが
できます。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
(ロ)一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日から投
資信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代金支払開
始日から投資信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間、もしくは受益者への解
約代金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日までの期間が5営業
-17-
日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代金、解約代金および償
還金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を行う日における投資信託財
産の純資産総額の 10%を超えないこととします。
(ハ)借入金の利息は投資信託財産中より支払われます。
g.利害関係人等との取引等
(イ)受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託及び
投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、投資信託財
産と、受託者(第三者との間において投資信託財産のためにする取引その他の行為であって、受
託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)および受託者の利害関係人、信託業
務の委託先およびその利害関係人または受託者における他の投資信託財産との間で、約款に掲げ
る資産への投資等ならびに約款に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことができます。
(ロ)受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行うこと
ができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うことができ
るものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人の計算で行う場合も同様とします。
(ハ)委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない
場合には、投資信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等(金融商
品取引法第 31 条の4第3項および同条第4項に規定する親法人等または子法人等をいいます。)
または委託者が運用の指図を行う他の投資信託財産との間で、約款に掲げる資産への投資等なら
びに約款に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることができ、受託者は、
委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行うことができます。
(ニ)上記(イ)(ロ)(ハ)の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第 31 条第3項
および同法第 32 条第3項の通知は行いません。
3【投資リスク】
(1)ファンドのもつリスク
当ファンドは、投資信託証券への投資を通じて値動きのある資産に実質的に投資しますので、基準
価額は変動します。また、外貨建資産に実質的に投資した場合、為替相場の変動などの影響も受けま
す。
当ファンドは信託期間が1年であり、市場環境が悪化した場合には、下落した基準価額が回復しな
いまま償還を迎えることがあります。
当ファンドの運用による損益は、すべて投資者のみなさまに帰属します。したがって、投資者のみ
なさまの投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を
割り込むことがあります。なお、投資信託は預貯金とは異なります。
a.信用リスク
公社債など(バンクローン含む。以下同じ。)の信用力の低下や格付けの引き下げ、債務不履行
が生じた場合には、当該公社債などの価格は下落し、時には無価値になることもあります。これら
の影響を受け、当ファンドの基準価額が下落する可能性があります。
特に当ファンドにおいては実質的な主要投資対象であるバンクローンの格付けが低いため、投資
適格の公社債などに投資する場合と比較して、信用リスクが高くなります。
b.流動性リスク
有価証券などを売買する際、当該有価証券などの市場規模が小さい場合や取引量が少ない場合に
は、希望する時期に、希望する価格で、希望する数量を売買することができない可能性があります。
特に流動性の低い有価証券などを売却する場合にはその影響を受け、当ファンドの基準価額が下落
-18-
する可能性があります。当ファンドが実質的に投資対象とするバンクローンは、一般に市場におけ
る流動性が相対的に低いため、市況によっては大幅な安値での売却を余儀なくされる可能性があり
ます。
c.金利変動リスク
公社債などの価格は、金利水準の変化にともない変動します。一般に、金利が上昇した場合には
公社債などの価格は下落し、当ファンドの基準価額が下落する可能性があります。
d.カントリーリスク
投資対象国・地域の政治経済情勢、通貨規制、資本規制、税制などの要因によって資産価格や通
貨価値が大きく変動する場合があります。これらの影響を受け、当ファンドの基準価額が下落する
可能性があります。
e.為替変動リスク
外貨建資産は、為替相場の変動により円換算価格が変動します。一般に、保有外貨建資産が現地
通貨ベースで値上がりした場合でも、投資先の通貨に対して円高となった場合には、当該外貨建資
産の円換算価格が下落し、当ファンドの基準価額が下落する可能性があります。
なお、当ファンドが主要投資対象とする外国投資信託では原則として対円での為替ヘッジを行い
為替変動リスクの低減を図りますが、為替変動リスクを完全に排除できるものではなく、円と投資
対象通貨の為替変動の影響を受ける場合があります。為替ヘッジを行うにあたり、円金利が当該通
貨の金利より低い場合には、その金利差相当分のコストがかかります。
f.特定の投資信託証券に投資するリスク
当ファンドが組み入れる投資信託証券における運用会社の運用の巧拙が、当ファンドの運用成果
に大きな影響を及ぼします。また、外国投資信託を通じて各国の有価証券に投資する場合、国内籍
の投資信託から直接投資を行う場合に比べて、税制が相対的に不利となる可能性があります。
g.投資信託に関する一般的なリスクおよびその他の留意点
(イ)当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第 37 条の6の規定(いわゆるクーリングオ
フ)の適用はありません。
(ロ)法令や税制が変更される場合に、投資信託を保有する受益者が不利益を被る可能性があります。
(ハ)投資信託財産の状況によっては、目指す運用が行われないことがあります。また、投資信託財
産の減少の状況によっては、委託者が目的とする運用が困難と判断した場合、安定運用に切り替
えることがあります。
(ニ)短期間に相当金額の解約申し込みがあった場合には、解約資金を手当てするために組入有価証
券を市場実勢より大幅に安い価格で売却せざるを得ないことがあります。この場合、基準価額が
下落する要因となり、損失を被ることがあります。
(ホ)証券市場および外国為替市場は、世界的な経済事情の急変またはその国における天災地変、政
変、経済事情の変化もしくは政策の変更などの諸事情により閉鎖されることがあります。これに
より当ファンドの運用が影響を被って基準価額の下落につながる可能性があります。
(ヘ)投資信託証券には、ファミリーファンド方式で運用をするものがあります。当該投資信託証券
(ベビーファンド)が投資対象とするマザーファンドを同じく投資対象としている他のベビーフ
ァンドにおいて、設定・解約や資産構成の変更などによりマザーファンドの組入有価証券などに
売買が生じた場合、その売買による組入有価証券などの価格の変化や売買手数料などの負担がマ
ザーファンドの基準価額に影響を及ぼすことがあります。この影響を受け、当該投資信託証券
(ベビーファンド)の価額が変動する可能性があります。
当ファンドが主要投資対象とする投資信託証券にはファミリーファンド方式を採用している場
合があり、上記のような要因で、当ファンドの基準価額が変動する可能性があります。
-19-
(2)リスク管理体制
パフォーマンスの分析・管理
: 運用成果を分析し、その結果を審議・検討して
その評価を行います。
運用リスクの管理
: 投資信託財産の運用リスクの管理およびその管理
の現状・適正性を把握し、管理方針を協議、必要
に応じ運用部門へ改善指示を行います。
※上記は平成 26 年 3 月 28 日現在のものであり、今後変更になることがあります。
4【手数料等及び税金】
(1)
【申込手数料】
(イ)申込手数料
申込手数料は、1万口当たり 108 円(税抜 100 円)を上限として販売会社がそれぞれ独自に定め
ます。当該手数料には消費税等(8%)が含まれます。申込手数料は購入価額に含まれており、信
託設定日にファンドから販売会社に支払われます。
なお、販売会社が定める申込手数料が1万口当たり 100 円未満の場合、販売会社は下記の算式に
したがって計算した差額および当該差額に対する消費税等に相当する金額を当該受益者に返戻しま
す。
差額=(100 円−販売会社が定めた申込手数料)×購入申込の口数
手数料について、詳しくは販売会社または下記にお問い合わせください。
新光投信株式会社
フリーダイヤル
ヘルプデスク
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.shinkotoushin.co.jp/
-20-
ファンドの受益権の取得申込者が「償還乗り換え」※1または「償還前乗り換え」※2によりファン
ドの受益権を取得する場合、申込手数料の優遇を受けることができる場合があります。
ただし、上記の申込手数料の優遇に関しては、優遇制度の取扱い、優遇の内容、優遇を受けるた
めの条件等は販売会社ごとに異なりますので、詳しくは各販売会社でご確認ください。
※1「償還乗り換え」とは、取得申込受付日前の一定期間内に既に償還となった証券投資信託の償
還金等をもって、その支払いを行った販売会社でファンドの受益権を取得する場合をいいます。
※2「償還前乗り換え」とは、償還することが決定している証券投資信託の償還日前の一定期間内
において、当該証券投資信託の一部解約金をもって、その支払いを行った販売会社でファンド
の受益権を取得する場合をいいます。
(ロ)スイッチング手数料
委託者が設定・運用する特定のファンドへの乗り換え(以下「スイッチング」※3といいます。)
ができる場合があります。
スイッチング手数料につきましては、販売会社にお問い合わせください。
スイッチングのお取り扱いの有無や対象ファンドなどは、販売会社により異なりますので、詳し
くは販売会社でご確認ください。
なお、スイッチングの際には、換金時と同様の税金がかかりますのでご留意ください。
※3「スイッチング」とは、「バンクローン・ファンド・ネオ(円ヘッジ型)2014−05」を
換金した場合の手取金をもって、その換金請求受付日の販売会社の営業時間内に委託者が設
定・運用する特定のファンドの取得申し込みをすることをいいます。
(2)
【換金(解約)手数料】
ご解約時の手数料はありません。
(3)
【信託報酬等】
当 フ ァ ン ド の 計 算 期 間 を 通 じ て 毎 日 、 投 資 信 託 財 産 の 純 資 産 総 額 に 年 率 0.6264 % ( 税 抜
0.58%)を乗じて得た額とします。
なお、投資対象の投資信託証券における信託報酬を含めた当ファンドの実質的な信託報酬の総額
は、投資信託財産の純資産総額に対して年率 1.1614%(税抜 1.115%)程度となります。
信託報酬は、計算期間の最初の6ヵ月終了日および換金時または信託終了のとき投資信託財産か
ら支払われます。
<ファンド・オブ・ファンズの信託報酬の配分>
信託報酬(対純資産総額・年率)
委託者
販売会社
受託者
投資対象とする投資信託証券(注1)
実質的な負担(注2)
配分
(税抜)
0.35%
0.20%
0.03%
0.535%程度
1.1614%(税抜 1.115%)程度
(注1)WAローン・ファンドの信託報酬です。日本短期公社債マザーファンドの信託報酬はありま
せん。
(注2)「実質的な負担」は、WAローン・ファンドを 100%組み入れた場合の数値です。実際の信
託報酬は、投資信託証券の組入状況に応じて変動します。なお、WAローン・ファンドの信託報
酬には、管理会社、投資顧問会社、副投資顧問会社、受託会社兼管理事務代行会社、保管受託銀
行ならびに副管理事務代行会社への報酬が含まれます。ただし、これらの報酬の中には取引頻度
に応じた額が設定されているものがあるため、取引頻度などにより上記料率を上回る場合があり
ます。
-21-
(4)
【その他の手数料等】
a.投資信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用、投資信託財産にかかる監査報酬、
当該監査報酬にかかる消費税等に相当する金額および受託者の立て替えた立替金の利息(以下「諸
経費」といいます。
)は、受益者の負担とし、投資信託財産中から支払われます。
b.投資信託財産にかかる監査報酬は、計算期間の最初の6ヵ月終了日または信託終了のときに、当
該監査報酬にかかる消費税等とともに投資信託財産中から支払われます。
c.証券取引に伴う手数料・税金等、当ファンドの組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数
料は、投資信託財産が負担します。この他に、売買委託手数料にかかる消費税等および外貨建資産
の保管等に要する費用についても投資信託財産が負担します。
d.当ファンドが主要投資対象とするWAローン・ファンドにおいても、有価証券などの売買手数料、
監査報酬、弁護士費用および登録機関兼名義書換代理人費用、金利、当初設定にかかる諸費用など
がかかります。
e.「その他の手数料等」については、定率でないもの、定時に見直されるもの、売買条件などに応
じて異なるものなどがあるため、当該費用および合計額などを表示することができません。
※手数料などの合計額については、購入金額や保有期間などに応じて異なりますので、表示することが
できません。
(5)
【課税上の取扱い】
a.個人の受益者の場合
(イ)一部解約金・償還金の取り扱い
一部解約時および償還時の譲渡益(解約価額または償還価額から取得費(申込手数料(税込)
を含みます。)を控除した額)については、譲渡所得とみなされ、20.315%(所得税 15%、復興
特別所得税 0.315%および地方税5%)の税率による申告分離課税が適用されます。なお、特定
口座(源泉徴収あり)の利用も可能です。
(ロ)損益通算について
一部解約時、償還時に生じた損失(譲渡損)は、確定申告を行うことにより上場株式等の譲渡
益および上場株式等の配当所得の金額(申告分離課税を選択したものに限ります。)から差し引
くこと(損益通算)ならびに3年間の繰越控除の対象とすることができます。一部解約時、償還
時に生じた差益(譲渡益)は、上場株式等の譲渡損と損益通算ができます。
また、特定口座(源泉徴収あり)をご利用の場合、その口座内において損益通算を行うことが
可能です(申告不要)
。
詳しくは販売会社にお問い合わせください。
<少額投資非課税制度「愛称:NISA(ニーサ)」をご利用の場合>
少額投資非課税制度「NISA(ニーサ)」は、平成 26 年1月1日以降の非課税制度です。NI
SAをご利用の場合、毎年、年間 100 万円の範囲で新たに購入した公募株式投資信託などから生
じる配当所得および譲渡所得が5年間非課税となります。ご利用になれるのは、満 20 歳以上の方
で、販売会社で非課税口座を開設するなど、一定の条件に該当する方です。詳しくは、販売会社
にお問い合わせください。
b.法人の受益者の場合
一部解約金・償還金の元本超過額については、15.315%(所得税 15%および復興特別所得税
0.315%)の税率で源泉徴収されます。
源泉徴収された所得税は、所有期間に応じて法人税から控除される場合があります。
※税法が改正された場合等は、上記「(5) 課税上の取扱い」の内容が変更される場合があります。
税金の取り扱いの詳細については、税務専門家などにご確認されることをお勧めします。
-22-
5【運用状況】
(1)
【投資状況】
該当事項はありません。
(参考)日本短期公社債マザーファンド
(平成 26 年 1 月 31 日現在)
資産の種類
国/地域
時価合計(円)
投資比率(%)
国債証券
日本
79,967,760
80.11
現金・預金・その他の資産(負債控除後)
―
19,849,695
19.88
99,817,455
100.00
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
(2)
【投資資産】
①【投資有価証券の主要銘柄】
該当事項はありません。
(参考)日本短期公社債マザーファンド
イ.評価額上位銘柄明細
(平成 26 年 1 月 31 日現在)
順
国/地域
位
種類
銘柄名
数量又は
額面総額
帳簿価額
単価
(円)
帳簿価額
金額
(円)
評価額
単価
(円)
評価額
金額
(円)
利率
(%)
投資
償還期限 比率
(%)
1
日本
国債証券 第366回国庫
短期証券
30,000,000
99.96
29,988,792
99.96
29,988,792
― 2014.05.20 30.04
2
日本
国債証券 第390回国庫
短期証券
20,000,000
99.95
19,991,490
99.95
19,991,490
― 2014.08.20 20.02
3
日本
国債証券 第411回国庫
短期証券
20,000,000
99.95
19,991,150
99.95
19,991,150
― 2014.11.20 20.02
4
日本
国債証券 第375回国庫
短期証券
10,000,000
99.96
9,996,328
99.96
9,996,328
― 2014.06.20 10.01
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
ロ.種類別投資比率
(平成 26 年 1 月 31 日現在)
種類
投資比率(%)
国債証券
80.11
合計
80.11
-23-
②【投資不動産物件】
該当事項はありません。
(参考)日本短期公社債マザーファンド
該当事項はありません。
③【その他投資資産の主要なもの】
該当事項はありません。
(参考)日本短期公社債マザーファンド
該当事項はありません。
(3)
【運用実績】
①【純資産の推移】
該当事項はありません。
②【分配の推移】
該当事項はありません。
③【収益率の推移】
該当事項はありません。
(4)
【設定及び解約の実績】
該当事項はありません。
≪参考情報≫
運用実績
<基準価額・純資産の推移>
該当事項はありません。
<分配の推移>
該当事項はありません。
<主要な資産の状況>
該当事項はありません。
<年間収益率の推移>
該当事項はありません。
※ファンドにはベンチマークがありません。
※運用開始後の運用実績は、委託会社のホームページなどでご確認いただけます。
-24-
第2【管理及び運営】
1【申込(販売)手続等】
(イ)取得申込者は、販売会社ごとに定める申込単位で購入することができます。
(ロ)取得申込者は、販売会社に取引口座を開設のうえ、申込金額を販売会社が指定する期日までに支
払うものとします。
2【換金(解約)手続等】
一部解約(解約請求によるご解約)
(イ)受益者は、販売会社が定める単位をもって一部解約の実行を請求することができます。
なお、受付は原則として営業日の午後3時までとし、当該受付時間を過ぎた場合の申込受付日は
翌営業日となります。ただし、受付時間は販売会社によって異なる場合があります。
また、投資信託財産の資金管理を円滑に行うため、大口の解約請求に制限を設ける場合がありま
す。
(ロ)受益者が一部解約の実行の請求をするときは、販売会社に対し、振替受益権をもって行うものと
します。
(ハ)委託者は、一部解約の実行の請求を受け付けた場合には、この投資信託契約の一部を解約します。
また、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が
行われます。
(ニ)一部解約の価額は、一部解約の実行の請求受付日の翌営業日の基準価額とします。
一部解約に関して課税対象者にかかる所得税および地方税(法人の受益者の場合は所得税のみ)
に相当する金額が控除されます。
なお、一部解約の価額は、毎営業日に算出されますので、販売会社または下記にお問い合わせく
ださい。
新光投信株式会社
フリーダイヤル
ヘルプデスク
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
※基準価額につきましては、新光投信株式会社のインターネットホームページ
(http://www.shinkotoushin.co.jp/)に掲載されます。また、お問い合わせいただけます基準
価額および一部解約の価額は、前日以前のものとなります。
(ホ)一部解約金は、受益者の請求を受け付けた日から起算して、原則として、8営業日目から販売会
社において受益者に支払われます。ただし、投資を行った投資信託証券の換金停止、取引所におけ
る取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、委託
者の判断により、一部解約金の支払いを延期する場合があります。
(へ)委託者は、以下のいずれかに該当する日には、上記(イ)による一部解約の実行の請求を受け付
けないものとします。
・ニューヨーク証券取引所の休業日
・ニューヨークの銀行の休業日
・ロンドン証券取引所の休業日
・ロンドンの銀行の休業日
・ケイマンの銀行の休業日
(ト)委託者は、投資を行った投資信託証券の換金停止、取引所における取引の停止、外国為替取引の
停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、一部解約の実行の請求の受付を中止
-25-
することおよびすでに受け付けた一部解約の実行の請求の受付を取り消すことができます。
(チ)上記(ト)により一部解約の実行の請求の受付が中止された場合には、受益者は当該受付中止以
前に行った一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行の請求を
撤回しない場合には、一部解約の価額は、当該受付中止を解除した後の最初の基準価額の計算日
(この日が一部解約の実行の請求を受け付けない日であるときは、この計算日以降の最初の一部解
約の実行の請求を受け付けることができる日とします。)に一部解約の実行の請求を受け付けたも
のとして、上記(ニ)の規定に準じて計算された価額とします。
3【資産管理等の概要】
(1)
【資産の評価】
基準価額とは、投資信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券および借入有価証券を除き
ます。)を法令および一般社団法人投資信託協会規則にしたがって時価評価して得た投資信託財産
の資産総額から負債総額を控除した金額(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における
受益権口数で除した金額をいいます。
基準価額は、毎営業日に算出されますので、販売会社または下記にお問い合わせください。
新光投信株式会社
フリーダイヤル
ヘルプデスク
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.shinkotoushin.co.jp/
※お問い合わせいただけます基準価額は、前日以前のものとなります。
当ファンドの主な投資対象の評価方法は以下のとおりです。
投資対象
評価方法
原則として基準価額計算時に知りうる直近の日の基準価額
外国籍投資信託証券
で評価
内国証券投資信託
原則として基準価額計算日の基準価額で評価
(親投資信託)
原則として基準価額計算日の対顧客電信売買相場の仲値で
外貨建資産
円換算により評価
原則として基準価額計算日の対顧客先物売買相場の仲値で
為替予約取引
評価
(2)
【保管】
該当事項はありません。
(3)
【信託期間】
当ファンドの信託期間は、投資信託契約締結日から平成 27 年5月 11 日までです。
(4)
【計算期間】
当ファンドの計算期間は、平成 26 年5月 12 日から平成 27 年5月 11 日までとします。
-26-
(5)
【その他】
a.信託の終了(投資信託契約の解約)
(イ)委託者は、投資信託契約の一部を解約することにより、当ファンドの受益権の総口数が 30 億口
を下回ることとなった場合、またはこの投資信託契約を解約することが受益者のため有利である
と認めるとき、もしくはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、この投資信
託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託者は、あらかじめ、
解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
(ロ)委託者は、信託終了前に、所定の運用の基本方針に基づき、投資を行ったWAローン・ファン
ドが償還、または次に掲げる事項の変更により商品の同一性が失われた場合は、受託者と合意の
うえ、この投資信託契約を解約し、信託を終了させます。この場合において、委託者は、あらか
じめ解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
1.WAローン・ファンドの主要投資対象が変更となる場合
2.WAローン・ファンドの取得の条件または換金の条件について、投資者に著しく不利となる
変更がある場合
(ハ)委託者は、上記(イ)の事項について、下記「c.書面決議の手続き」の規定にしたがいます。
(ニ)委託者は、監督官庁よりこの投資信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にしたがい、
投資信託契約を解約し信託を終了させます。
(ホ)委託者が監督官庁より登録の取り消しを受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したとき
は、委託者は、この投資信託契約を解約し、信託を終了させます。
上記の規定にかかわらず、監督官庁がこの投資信託契約に関する委託者の業務を他の委託者に
引き継ぐことを命じたときは、この信託は、下記「c.書面決議の手続き」の規定における書面
決議が否決となる場合を除き、当該委託者と受託者との間において存続します。
(ヘ)受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務に違
反して投資信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託者または受
益者は、裁判所に受託者の解任を申し立てることができます。受託者が辞任した場合、または裁
判所が受託者を解任した場合、委託者は、下記「b.投資信託約款の変更等」の規定にしたがい、
新受託者を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託者を解任すること
はできないものとします。
委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの投資信託契約を解約し、信託を終了さ
せます。
b.投資信託約款の変更等
(イ)委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したときは、
受託者と合意のうえ、この投資信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との併合(投
資信託及び投資法人に関する法律第 16 条第2号に規定する「委託者指図型投資信託の併合」を
いいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更または併合しようとす
る旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。
(ロ)委託者は、上記(イ)の事項(投資信託約款の変更事項にあっては、その内容が重大なものに
該当する場合に限ります。以下、併合と合わせて「重大な約款の変更等」といいます。)につい
て、下記「c.書面決議の手続き」の規定にしたがいます。
(ハ)委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの投資信託約款を変更しようとするときは、上記
(イ)および(ロ)の規定にしたがいます。
※この投資信託約款は上記に定める以外の方法によって変更することができないものとします。
-27-
c.書面決議の手続き
(イ)委託者は、上記「a.信託の終了(投資信託契約の解約)」(イ)について、または「b.投資
信託約款の変更等」(イ)の事項のうち重大な約款の変更等について、書面による決議(以下
「書面決議」といいます。)を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならび
に投資信託契約の解約の理由または重大な約款の変更等の内容およびその理由などの事項を定め、
当該決議の日の2週間前までに、当ファンドにかかる知れている受益者に対し、書面をもってこ
れらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
(ロ)上記(イ)の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項において
同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、知れ
ている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について賛成する
ものとみなします。
(ハ)上記(イ)の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当該受益
者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
(ニ)重大な約款の変更等における書面決議の効力は、当ファンドのすべての受益者に対してその効
力を生じます。
(ホ)上記(イ)から(ニ)までの規定は、委託者が投資信託契約の解約または重大な約款の変更等
について提案をした場合において、当該提案につき、当ファンドにかかるすべての受益者が書面
または電磁的記録により同意の意思表示をしたときおよび上記「a.信託の終了(投資信託契約
の解約)」(ロ)の規定に基づいてこの投資信託契約を解約する場合には適用しません。また、投
資信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生じている場合であって、上記(イ)から
(ハ)までに規定する当ファンドの解約の手続きを行うことが困難な場合には適用しません。
(ヘ)上記(イ)から(ホ)の規定にかかわらず、当ファンドにおいて併合の書面決議が可決された
場合にあっても、当該併合にかかる一または複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が
否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
d.反対者の買取請求権
投資信託契約の解約(上記「a.信託の終了(投資信託契約の解約)」(ロ)の場合を除きま
す。)または上記「b.投資信託約款の変更等」における重大な約款の変更等を行う場合において、
書面決議において当該解約または重大な約款の変更等に反対した受益者は、受託者に対し、自己に
帰属する受益権を、投資信託財産をもって買い取るべき旨を請求することができます。
上記の買取請求の内容および買取請求の手続きに関する事項は、上記「c.書面決議の手続き」
で規定する書面に記載します。
e.運用報告書
委託者は償還時に、期中の運用経過のほか、投資信託財産の内容、有価証券売買状況などを記載
した運用報告書を作成します。
運用報告書は、あらかじめ受益者が申し出た住所に販売会社から届けられます。また、販売会社
で、受け取ることができます。
f.公告
委託者が受益者に対してする公告は、電子公告の方法により行い、次のアドレスに掲載します。
http://www.shinkotoushin.co.jp/
なお、電子公告による公告をすることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場合の公
告は、日本経済新聞に掲載します。
g.委託者の事業の譲渡および承継に伴う取り扱い
委託者は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、この投資信託契約に関す
-28-
る事業を譲渡することがあります。
委託者は、分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴い、この投資信
託契約に関する事業を承継させることがあります。
h.信託事務処理の再信託
(イ)受託者は、当ファンドにかかる信託事務の処理の一部について資産管理サービス信託銀行株式
会社と再信託契約を締結し、これを委託することがあります。その場合には、再信託にかかる契
約書類に基づいて所定の事務を行います。
(ロ)上記(イ)における資産管理サービス信託銀行株式会社に対する業務の委託については、受益
者の保護に支障を生じることがない場合に行うものとします。
i.信託業務の委託等
(イ)受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第 22 条第1項に定める
信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害関係人
を含みます。
)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務にかかる実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認めら
れること
3.委託される投資信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の管理
を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
(ロ)受託者は、上記(イ)に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が上記(イ)各号に掲
げる基準に適合していることを確認するものとします。
(ハ)上記(イ)および(ロ)にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委
託者が適当と認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものとしま
す。
1.投資信託財産の保存にかかる業務
2.投資信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務
3.委託者のみの指図により投資信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために必要
な行為にかかる業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
j.他の受益者の氏名等の開示の請求の制限
受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を行うことはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
k.関係法人との契約の更改
委託者と販売会社との間において締結している「証券投資信託に関する基本契約」の有効期間は
契約の締結日から1年ですが、期間満了前に委託者、販売会社いずれからも別段の意思表示のない
ときは自動的に1年間更新されるものとし、その後も同様とします。
4【受益者の権利等】
a.一部解約請求権
受益者は、販売会社ごとに定める単位で、一部解約の実行を請求することができます。
一部解約金は、受益者の請求を受け付けた日から起算して、原則として、8営業日目から受益者
に支払います。ただし、投資を行った投資信託証券の換金停止、取引所における取引の停止、外国
為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、委託者の判断により、一
-29-
部解約金の支払いを延期する場合があります。
b.償還金請求権
償還金は、信託終了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日(原則として償還日から起算して5営
業日まで)に受益者に支払います。
受益者が、信託終了による償還金について、支払開始日から 10 年間その支払いを請求しないと
きは、その権利を失い、受託者から交付を受けた金銭は、委託者に帰属します。
-30-
第3【ファンドの経理状況】
ファンドは、平成 26 年5月 12 日より運用を開始する予定であり、同日まで何ら資産を有しま
せん。したがって、本書提出日現在、記載すべき事項はありません。
ファンドの監査は、新日本有限責任監査法人が行います。委託者は、ファンドの投資信託財産に
かかる財務諸表を作成します。監査証明を受けたファンドの財務諸表は計算期間開始6ヵ月経過後
に作成する半期報告書に掲載されます。
ご参考として、ファンドが投資を行う投資信託証券のうち、国内の親投資信託証券の「ファンド
の現況」を記載します。
1【財務諸表】
該当事項はありません。
2【ファンドの現況】
【純資産額計算書】
該当事項はありません。
(参考)日本短期公社債マザーファンド
(平成 26 年 1 月 31 日現在)
Ⅰ
資産総額
99,817,455円
Ⅱ
負債総額
―円
Ⅲ
純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
99,817,455円
Ⅳ
発行済口数
99,270,129口
Ⅴ
1 口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
1.0055円
(1 万口当たり純資産額)
(10,055円)
-31-
第4【内国投資信託受益証券事務の概要】
委託者は、このファンドの受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を取り消
された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承継する者が存在し
ない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、当該振替受益権を表示する受益証券を発行しませ
ん。
(1)投資信託受益証券の名義書換等
受益者は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証
券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、受
益証券の再発行の請求を行わないものとします。
(2)受益者等名簿
該当事項はありません。
(3)受益者等に対する特典
該当事項はありません。
(4)受益権の譲渡
①
受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が
記載または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振り替えの申請をするものとします。
②
上記①の申請のある場合には、上記①の振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保有する受
益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿に
記載または記録するものとします。ただし、上記①の振替機関等が振替先口座を開設したもので
ない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等の上位機関
を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載また
は記録が行われるよう通知するものとします。
③
上記①の振り替えについて、委託者は、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記
録されている振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異な
る場合等において、委託者が必要と認めたときまたはやむを得ない事情があると判断したときは、
振替停止日や振替停止期間を設けることができます。
(5)受益権の譲渡の対抗要件
受益権の譲渡は、振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託者および受託者に対抗す
ることができません。
(6)償還金
償還金は、償還日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(償還日
以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。
)に支払います。
(7)質権口記載または記録の受益権の取り扱いについて
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる一部解約の実行の
請求の受付、一部解約金および償還金の支払い等については、約款の規定によるほか、民法その他
の法令等にしたがって取り扱われます。
-32-
第三部【委託会社等の情報】
第1【委託会社等の概況】
1【委託会社等の概況】
a.資本金の額(平成 26 年 1 月末現在)
資本金の額
45 億 2,430 万円
会社が発行する株式総数
3,000,000 株
発行済株式総数
1,823,250 株
直近5ヵ年における主な資本金の額の増減:該当事項はありません。
b.委託会社の機構
(イ)株主総会において、15 名以内の取締役が選任されます。
取締役の選任は、発行済株式総数のうち議決権のある株式数の3分の1以上にあたる株式を有
する株主が出席し、その議決権の過半数をもってこれを行い、累積投票によらないものとします。
取締役の任期は、就任後2年内の最終の決算期に関する定時株主総会終結のときまでとし、補
欠選任により選出された取締役の任期は、前任者の残任期間とします。
取締役会の決議により、取締役の中から会長1名、社長1名、副社長、専務取締役ならびに常
務取締役若干名を定めることができます。
取締役会の決議をもって代表取締役3名以内を決定します。
代表取締役は、会社を代表し、取締役会の決議にしたがい業務を執行します。
取締役会は、法令または定款に定めある事項のほか、当会社の重要なる業務執行に関する事項
を決定します。
(ロ)組織図
-33-
(ハ)投資運用の意思決定機構
2【事業の内容及び営業の概況】
「投資信託及び投資法人に関する法律」に定める投資信託委託会社である委託者は、証券投資信託
の設定を行うとともに「金融商品取引法」に定める金融商品取引業者としてその運用(投資運用業)
を行っています。また、
「金融商品取引法」に定める投資助言業務を行っています。
平成 26 年1月 31 日現在、委託者が運用を行っている証券投資信託(親投資信託は除きます。)は
以下のとおりです。
(平成 26 年1月 31 日現在)
種類
ファンド本数
総合計
純資産額(百万円)
246
3,379,315
218
2,683,939
単位型
9
77,107
追加型
209
2,606,832
28
695,376
単位型
1
770
追加型
27
694,605
株式投資信託(合計)
公社債投資信託(合計)
-34-
3【委託会社等の経理状況】
1.財務諸表の作成方法について
委託会社である新光投信株式会社(以下「当社」という。)の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方
法に関する規則」(昭和 38 年大蔵省令第 59 号。以下「財務諸表等規則」という。
)並びに同規則第 2 条の規定に基
づき、
「金融商品取引業等に関する内閣府令」
(平成 19 年 8 月 6 日内閣府令第 52 号)により作成しております。
当社の中間財務諸表は、「中間財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 52 年大蔵省令第 38
号)並びに同規則第 38 条および第 57 条の規定に基づき、
「金融商品取引業等に関する内閣府令」
(平成 19 年 8 月 6
日内閣府令第 52 号)により作成しております。
なお、財務諸表及び中間財務諸表の金額は、千円未満の端数を切り捨てて記載しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき、第 53 期事業年度(平成 24 年 4 月 1 日から平成
25 年 3 月 31 日まで)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人により監査を受けております。
第 54 期事業年度(平成 25 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日まで)の中間財務諸表について、新日本有限責任
監査法人により中間監査を受けております。
-35-
独立監査人の監査報告書
平成25年6月19日
新
取
光
締
投
役
信 株 式 会 社
会
御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
田
中
俊
之
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
伊
藤
志
保
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、
「委託会社等の経理状況」に掲げられている新光投信株式会社の平成24年4月1日から
平成25年3月31日までの第53期事業年度の財務諸表、
すなわち、
貸借対照表、
損益計算書、
株主資本等変動計算書、重要な会計方針及びその他の注記について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、
我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務
諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない
財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用する
ことが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に
対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる
監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示が
ないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施
することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施
される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示
のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性に
ついて意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に
応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を
検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって
行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の
基準に準拠して、新光投信株式会社の平成25年3月31日現在の財政状態及び同日をもって
終了する事業年度の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害
関係はない。
以
上
-36-
1.財務諸表
(1)【貸借対照表】
前事業年度
(平成 24 年 3 月 31 日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
有価証券
貯蔵品
立替金
前払金
前払費用
未収入金
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
未収収益
繰延税金資産
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物(純額)
構築物(純額)
器具・備品(純額)
リース資産(純額)
建設仮勘定
有形固定資産合計
無形固定資産
電話加入権
ソフトウェア
ソフトウェア仮勘定
無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
関係会社株式
長期差入保証金
長期繰延税金資産
前払年金費用
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
8,592,890
6,903,772
268
2,141
26,845
18,185
29
1,805,198
105,245
27,583
183,764
17,665,924
※2
※2
※2
※2
※3
18,397
2,156
145,416
3,064
6,663
175,697
91
38,365
6,554
45,012
4,293,799
77,100
125,621
65,901
471,439
22,000
△13,350
5,042,512
5,263,222
22,929,146
-37-
(単位:千円)
当事業年度
(平成 25 年 3 月 31 日)
10,766,270
5,259,693
1,062
30,280
25,483
20,286
−
1,891,689
86,074
13,810
192,202
18,286,853
※2
※2
※2
※2
※3
15,051
1,886
95,877
680
−
113,496
91
39,774
−
39,866
2,929,683
77,100
125,515
8,695
410,271
10,632
3,561,898
3,715,261
22,002,115
前事業年度
(平成 24 年 3 月 31 日)
負債の部
流動負債
預り金
リース債務
未払金
未払収益分配金
未払償還金
未払手数料
その他未払金
未払金合計
未払費用
未払法人税等
賞与引当金
役員賞与引当金
流動負債合計
固定負債
長期リース債務
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
執行役員退職慰労引当金
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
資本準備金
資本剰余金合計
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
別途積立金
繰越利益剰余金
利益剰余金合計
自己株式
株主資本合計
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計
純資産合計
負債純資産合計
-38-
(単位:千円)
当事業年度
(平成 25 年 3 月 31 日)
17,113
6,508
18,156
1,206
584
18,249
※1
920,180
281,635
1,220,650
388,419
652,412
257,200
35,000
2,577,303
336
14,470
※1
964,634
195,035
1,174,476
402,634
471,902
299,000
45,500
2,412,875
2,362
169,955
75,625
128,916
376,859
2,954,163
1,156
168,209
80,416
99,750
349,532
2,762,408
4,524,300
4,524,300
2,761,700
2,761,700
2,761,700
2,761,700
360,493
360,493
11,118,000
1,427,158
12,905,651
△6,827
20,184,823
10,000,000
1,559,003
11,919,497
△72,415
19,133,081
△209,840
△209,840
19,974,983
22,929,146
106,625
106,625
19,239,706
22,002,115
(2)【損益計算書】
前事業年度
(自 平成 23 年 4 月 1 日
至 平成 24 年 3 月 31 日)
営業収益
委託者報酬
運用受託報酬
営業収益合計
営業費用
支払手数料
広告宣伝費
公告費
調査費
調査費
委託調査費
図書費
調査費合計
(単位:千円)
当事業年度
(自 平成 24 年 4 月 1 日
至 平成 25 年 3 月 31 日)
19,353,740
196,866
19,550,606
※1
委託計算費
営業雑経費
通信費
印刷費
協会費
諸会費
その他
営業雑経費合計
営業費用合計
一般管理費
給料
役員報酬
給料・手当
賞与
給料合計
交際費
寄付金
旅費交通費
租税公課
不動産賃借料
賞与引当金繰入
役員賞与引当金繰入
役員退職慰労引当金繰入
退職給付費用
減価償却費
諸経費
一般管理費合計
営業利益
-39-
10,353,047
239,373
4,161
19,893,907
170,563
20,064,471
※1
10,580,803
213,908
1,919
258,007
2,747,489
6,390
3,011,888
502,554
275,599
2,855,086
5,332
3,136,017
533,813
38,375
151,954
12,077
2,867
27,590
232,865
14,343,891
37,161
132,025
14,855
3,088
23,541
210,672
14,677,134
92,370
1,276,693
228,039
1,597,103
13,677
7,752
81,442
44,308
200,662
257,200
35,000
36,761
157,497
86,469
490,232
3,008,107
2,198,608
93,516
1,395,728
221,930
1,711,175
9,782
2,465
81,050
52,119
211,739
299,000
45,500
28,335
195,268
88,183
533,744
3,258,364
2,128,972
前事業年度
(自 平成 23 年 4 月 1 日
至 平成 24 年 3 月 31 日)
営業外収益
受取配当金
有価証券利息
受取利息
時効成立分配金・償還金
雑益
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
時効成立後支払分配金・償還金
雑損
営業外費用合計
経常利益
特別利益
貸倒引当金戻入
投資有価証券売却益
特別利益合計
特別損失
貸倒引当金繰入額
固定資産除却損
投資有価証券売却損
投資有価証券評価損
減損損失
特別損失合計
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益
※2
-40-
(単位:千円)
当事業年度
(自 平成 24 年 4 月 1 日
至 平成 25 年 3 月 31 日)
53,031
39,104
24,291
11,287
2,968
130,682
157,357
12,764
22,364
3,608
26,471
222,565
572
3,264
6,174
10,011
2,319,278
222
1,339
22
1,585
2,349,952
−
10,098
10,098
1,982
146,334
148,316
13,350
499
25,606
−
441
39,897
2,289,480
1,006,533
△51,486
955,047
1,334,432
※2
−
101
37,198
49,352
4,291
90,943
2,407,325
983,713
△129,642
854,070
1,553,255
(3)【株主資本等変動計算書】
前事業年度
(自 平成 23 年 4 月 1 日
至 平成 24 年 3 月 31 日)
株主資本
資本金
当期首残高
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
資本剰余金
資本準備金
当期首残高
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
利益剰余金
利益準備金
当期首残高
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
その他利益剰余金
別途積立金
当期首残高
当期変動額
別途積立金の取崩
当期変動額合計
当期末残高
繰越利益剰余金
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
別途積立金の取崩
当期純利益
当期変動額合計
当期末残高
利益剰余金合計
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
当期変動額合計
当期末残高
-41-
(単位:千円)
当事業年度
(自 平成 24 年 4 月 1 日
至 平成 25 年 3 月 31 日)
4,524,300
4,524,300
−
4,524,300
−
4,524,300
2,761,700
2,761,700
−
2,761,700
−
2,761,700
360,493
360,493
−
360,493
−
360,493
12,118,000
11,118,000
△1,000,000
△1,000,000
11,118,000
△1,118,000
△1,118,000
10,000,000
2,646,588
1,427,158
△3,553,863
1,000,000
1,334,432
△1,219,430
1,427,158
△2,539,409
1,118,000
1,553,255
131,845
1,559,003
15,125,082
12,905,651
△3,553,863
1,334,432
△2,219,430
12,905,651
△2,539,409
1,553,255
△986,154
11,919,497
前事業年度
(自 平成 23 年 4 月 1 日
至 平成 24 年 3 月 31 日)
自己株式
当期首残高
当期変動額
自己株式の取得
当期変動額合計
当期末残高
株主資本合計
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
当期変動額合計
当期末残高
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
当期首残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
純資産合計
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-42-
(単位:千円)
当事業年度
(自 平成 24 年 4 月 1 日
至 平成 25 年 3 月 31 日)
△6,827
△6,827
−
−
△6,827
△65,588
△65,588
△72,415
22,404,254
20,184,823
△3,553,863
1,334,432
−
△2,219,430
20,184,823
△2,539,409
1,553,255
△65,588
△1,051,742
19,133,081
△227,077
△209,840
17,237
316,465
17,237
△209,840
316,465
106,625
22,177,176
19,974,983
△3,553,863
1,334,432
−
△2,539,409
1,553,255
△65,588
17,237
316,465
△2,202,193
19,974,983
△735,276
19,239,706
重要な会計方針
1.有価証券の評価基準及び評価方法
(1)満期保有目的の債券
償却原価法(定額法)
(2)関連会社株式
総平均法による原価法
(3)その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売
却原価は、総平均法により算定)
時価のないもの
総平均法による原価法
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
定率法。但し、平成 10 年 4 月 1 日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)については
定額法。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物
8∼18 年
構築物
20 年
器具備品 2∼20 年
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
法人税法の改正に伴い、当期会計期間より、平成 24 年 4 月 1 日以後に取得した有形固定資産
については、改正後の法人税法に基づく減価償却の方法に変更しております。なお、これによ
る営業利益、経常利益および税引前当期純利益に与える影響額は軽微であります。
(2)無形固定資産
定額法。
なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5 年)に基づく定額
法により償却しております。
(3)リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定率法を採用しております。
3.引当金の計上基準
(1)賞与引当金
従業員に対する賞与の支払いに備えるため、支給見込額の当期対応分を計上しております。
(2)役員賞与引当金
役員に対する賞与の支払いに備えるため、支給見込額の当期対応分を計上しております。
(3)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、
当期末において発生していると認められる額を計上しております。
過去勤務債務については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の年数(10 年)によ
る定額法により費用処理しております。
数理計算上の差異については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10
年)による定額法により発生の翌期から費用処理することとしております。
(4)役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支払いに備えるため、規程に基づく当期末要支給額を計上しております。
-43-
(5)執行役員退職慰労引当金
執行役員の退職慰労金の支払いに備えるため、規程に基づく当期末要支給額を計上しておりま
す。
4.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理し
ております。
5.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1)消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式によっており、控除対象外消費税等は、当期の費用として
処理しております。
(未適用の会計基準等)
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第 26 号 平成 24 年 5 月 17 日)及び「退職給付に関する会
計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第 25 号 平成 24 年 5 月 17 日)
① 概要
退職給付債務及び勤務費用の計算方法の改正(退職給付見込額の期間帰属方法について、期間定額基
準のほか給付算定式基準の適用が可能となったほか、割引率の算定方法の改正等)
② 適用予定日
平成 25 年 4 月 1 日以後開始する事業年度の期末から適用予定
③ 当該会計基準等の適用による影響
財務諸表作成時において財務諸表に与える影響は、現在評価中であります。
-44-
注記事項
(貸借対照表関係)
※1.各科目に含まれている関係会社に対するものは次のとおりであります。
前事業年度
当事業年度
(平成 24 年 3 月 31 日)
(平成 25 年 3 月 31 日)
未払手数料
598,017 千円
572,094 千円
※2.資産の金額から直接控除している減価償却累計額(減損損失累計額を含む)の額
前事業年度
当事業年度
(平成 24 年 3 月 31 日)
(平成 25 年 3 月 31 日)
有形固定資産の減価償却累計額
517,744 千円
578,691 千円
※3.無形固定資産の減価償却累計額
無形固定資産の減価償却累計額
前事業年度
(平成 24 年 3 月 31 日)
227,314 千円
当事業年度
(平成 25 年 3 月 31 日)
238,992 千円
(損益計算書関係)
※1.各科目に含まれている関係会社に対するものは次のとおりであります。
前事業年度
当事業年度
(自 平成 23 年 4 月 1 日 (自 平成 24 年 4 月 1 日
至 平成 24 年 3 月 31 日) 至 平成 25 年 3 月 31 日)
支払手数料
7,038,413 千円
6,343,293 千円
※2.固定資産除却損の内容は次のとおりであります。
前事業年度
当事業年度
(自 平成 23 年 4 月 1 日
(自 平成 24 年 4 月 1 日
至 平成 24 年 3 月 31 日) 至 平成 25 年 3 月 31 日)
器具・備品
499 千円
101 千円
-45-
(株主資本等変動計算書関係)
前事業年度(自 平成 23 年 4 月 1 日
至 平成 24 年 3 月 31 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
減少
1,823,250
−
当事業年度末
−
1,823,250
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
減少
756
−
当事業年度末
−
756
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の
種類
平成 23 年 6 月 20 日
定時株主総会
平成 24 年 2 月 28 日
臨時株主総会
普通
株式
普通
株式
配当金の
総額(千円)
1株当たり
配当額(円)
1,002,371
550
2,551,491
1,400
当事業年度(自 平成 24 年 4 月 1 日
基準日
効力発生日
平成 23 年 3 月 31 日
平成 23 年 6 月 21 日
平成 24 年 2 月 9 日
平成 24 年 2 月 29 日
至 平成 25 年 3 月 31 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
減少
1,823,250
−
当事業年度末
−
1,823,250
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
756
減少
8,630
当事業年度末
−
9,386
(変動事由の概要)
普通株式の自己株式の株式数の増加 8,630 株は、平成 24 年 6 月 18 日の定時株主総会の決議に基づいて
行った自己株式取得による増加であります。
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
平成 24 年 12 月 25 日
臨時株主総会
株式の
種類
普通
株式
配当金の
総額(千円)
1株当たり
配当額(円)
2,539,409
1,400
-46-
基準日
平成 24 年 11 月 28 日
効力発生日
平成 24 年 12 月 26 日
(リース取引関係)
ファイナンス・リース取引(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
(1)リース資産の内容
有形固定資産
主として、投信システム設備としてのサーバー、ネットワーク機器他(器具備品)であります。
(2)リース資産の減価償却方法
重要な会計方針の「2.固定資産の減価償却の方法(3)リース資産」に記載のとおりであります。
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、投資運用業を営んでおります。資金運用については、一時的な余資は有金利預金や有
価証券などにより、通常の取引条件から著しく乖離していないことを検証した上で行っておりま
す。また現先取引などの引合いを要する取引については、原則として複数の提示条件を参考に最
も有利と判断する条件で、適切かつ効率的に行っております。
なお、当社が運用を行う投資信託の商品性を適正に維持するための取得など、投資信託協会の
規則に定める範囲において投資信託の取得及び処分を行っております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
有価証券及び投資有価証券は、主に満期保有目的債券、その他有価証券(投資信託)、業務上
の関係を有する企業の株式であり、発行体の信用リスクや市場価格の変動リスクに晒されており
ます。
また営業債権である未収委託者報酬は、投資信託約款に基づき、信託財産より受け入れる委託
者報酬のうち、信託財産に未払委託者報酬として計上された金額であり、信託財産は受託銀行に
おいて分別管理されていることから、当社の債権としてのリスクは、認識しておりません。
デリバティブ取引については、保有する有価証券の価格変動リスク回避を目的として為替予約
を行っております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(預金の預入先や債券の発行体の信用リスク)の管理
預金の預入先や債券の発行体の信用リスクについては、資金管理規程に従い、格付けの高い
預入先や発行体に限定することにより、リスクの軽減を図っております。
また経営企画部が定期的に格付けをモニタリングし、それが資金管理規程に定める基準以下
となった場合には、速やかに経営会議を開催し、残存期間などを総合的に勘案し、対処方法に
ついて決議を得る体制となっております。
②
市場リスク(価格変動リスク及び為替変動リスク)の管理
保有している債券、投資信託、株式の毎月末の時価など資金運用の状況については、資金管
理規程に従い、経営企画部長が毎月の定例取締役会において報告をしております。
また市場における価格変動リスク及び為替変動リスクについては、資金管理規程に従い、経
営企画部が定期的に時価をモニタリングし、その中で時価が基準を超える下落となった場合に
は、速やかに経営会議を開催し、対処方法について決議を得る体制となっております。
③ 流動性リスクの管理
資金繰りについては、経営企画部が作成した年度の資金計画を経営会議において報告し、そ
れに基づいた管理を行っております。また手元流動性を一定額以上維持することなどにより、
流動性リスクを管理しております。
-47-
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定さ
れた価額が含まれることがあります。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、
異なる前提条件などを採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把
握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前事業年度(平成 24 年 3 月 31 日)
貸借対照表計上額
(千円)
(1) 現金及び預金
(2) 有価証券及び投資有価証券
満期保有目的債券
その他有価証券
(3) 未収委託者報酬
(4) デリバティブ取引
ヘッジ会計が適用されて
いないもの
時価
(千円)
差額
(千円)
8,592,890
8,592,890
−
1,502,185
9,472,598
1,506,150
9,472,598
3,964
−
1,805,198
1,805,198
−
24
24
−
当事業年度(平成 25 年 3 月 31 日)
貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
10,766,270
10,766,270
(1) 現金及び預金
(2) 有価証券及び投資有価証券
500,129
500,400
満期保有目的債券
7,490,195
7,490,195
その他有価証券
1,891,689
1,891,689
(3) 未収委託者報酬
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
差額
(千円)
−
270
−
−
(1) 現金及び預金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿
価額によっております。
(2) 有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、債券は日本証券業協会発表の公社債店頭売買参考統計値の価
格、投資信託は基準価額によっております。また譲渡性預金は短期間で決済されるため、
時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 未収委託者報酬
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿
価額によっております。
(注)2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
前事業年度
区分
(平成 24 年 3 月 31 日)
非上場株式
当事業年度
(平成 25 年 3 月 31 日)
299,887
276,151
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、
「(2) 有価証券及び投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
-48-
(注)3.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成 24 年 3 月 31 日)
(1) 預金
(2) 有価証券及び投資有価証券
満期保有目的債券
その他有価証券
(3) 未収委託者報酬
1 年以内
(千円)
8,592,815
1,000,000
4,800,000
1,805,198
1 年超 5 年以内
(千円)
−
500,000
809,629
−
5 年超 10 年以内
(千円)
−
−
660,677
−
10 年超
(千円)
−
−
−
−
当事業年度(平成 25 年 3 月 31 日)
(1) 預金
(2) 有価証券及び投資有価証券
満期保有目的債券
その他有価証券
(3) 未収委託者報酬
1 年以内
(千円)
10,766,163
500,000
4,258,263
1,891,689
-49-
1 年超 5 年以内
(千円)
−
−
357,062
−
5 年超 10 年以内
(千円)
−
−
1,056,875
−
10 年超
(千円)
−
−
−
−
(有価証券関係)
1. 満期保有目的の債券
前事業年度(平成 24 年 3 月 31 日)
種類
時価が貸借対照表計上額
を超えるもの
時価が貸借対照表計上額
を超えないもの
(1)国債・地方債等
(2)社債
(3)その他
小計
(1)国債・地方債等
(2)社債
(3)その他
小計
合計
貸借対照表計上額
(千円)
−
1,502,185
−
1,502,185
−
−
−
−
1,502,185
時価
(千円)
貸借対照表計上額
(千円)
−
500,129
−
500,129
−
−
−
−
500,129
時価
(千円)
−
1,506,150
−
1,506,150
−
−
−
−
1,506,150
差額
(千円)
−
3,964
−
3,964
−
−
−
−
3,964
当事業年度(平成 25 年 3 月 31 日)
種類
時価が貸借対照表計上額
を超えるもの
時価が貸借対照表計上額
を超えないもの
(1)国債・地方債等
(2)社債
(3)その他
小計
(1)国債・地方債等
(2)社債
(3)その他
小計
合計
−
500,400
−
500,400
−
−
−
−
500,400
差額
(千円)
−
270
−
270
−
−
−
−
270
2.関連会社株式
関連会社株式(当事業年度の貸借対照表計上額
77,100 千円、前事業年度の貸借対照表計上額
77,100 千円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記
載しておりません。
-50-
3.その他有価証券
前事業年度(平成 24 年 3 月 31 日)
種類
貸借対照表計上額が取得
原価を超えるもの
貸借対照表計上額が取得
原価を超えないもの
(1)株式
(2)債券
①国債・地方債等
②社債
③その他
(3)その他
小計
(1)株式
(2)債券
①国債・地方債等
②社債
③その他
(3)その他
小計
貸借対照表計上額
(千円)
−
合計
取得原価
(千円)
差額
(千円)
−
−
−
−
−
580,313
580,313
41,123
−
−
−
505,000
505,000
45,457
−
−
−
75,313
75,313
△4,333
−
1,002,560
−
7,848,601
8,892,285
9,472,598
−
1,003,574
−
8,245,960
9,294,991
9,799,991
−
△1,014
−
△397,358
△402,706
△327,393
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 222,787 千円)については、市場価格がなく、時価を把握するこ
とが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
当事業年度(平成 25 年 3 月 31 日)
種類
貸借対照表計上額が取得
原価を超えるもの
(1)株式
(2)債券
①国債・地方債等
②社債
③その他
(3)その他
小計
(1)株式
(2)債券
①国債・地方債等
②社債
③その他
(3)その他
小計
貸借対照表計上額
(千円)
−
取得原価
(千円)
差額
(千円)
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
1,461,472
1,219,754
241,717
1,461,472
1,219,754
241,717
−
−
−
貸借対照表計上額が取得
−
−
−
原価を超えないもの
−
−
−
−
−
−
−
−
−
6,028,723
6,102,958
△74,234
6,028,723
6,102,958
△74,234
合計
7,490,195
7,322,713
167,483
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 199,051 千円)については、市場価格がなく、時価を把握するこ
とが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
-51-
4.売却したその他有価証券
前事業年度(平成 24 年 3 月 31 日)
売却額
(千円)
(1)株式
15,525
(2)債券
①国債・地方債等
−
②社債
303,927
③その他
−
(3)その他
2,262,094
合計
2,581,546
当事業年度(平成 25 年 3 月 31 日)
売却額
(千円)
(1)株式
106,355
(2)債券
①国債・地方債等
−
②社債
−
③その他
−
(3)その他
3,921,927
合計
4,028,282
売却益の合計額
(千円)
−
売却損の合計額
(千円)
△14,365
−
880
−
5,690
6,570
−
−
−
△3,590
△17,955
売却益の合計額
(千円)
38,075
売却損の合計額
(千円)
△1,080
−
−
−
108,259
146,334
−
−
−
△36,118
△37,198
5.減損処理を行った有価証券
当事業年度において、有価証券について 49,352 千円(その他有価証券)減損処理を行っており
ます。
なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ 50%以上下落した場合には全
て減損処理を行い、30∼50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額
について減損処理を行っております。
(デリバティブ取引関係)
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
通貨関連
前事業年度(平成 24 年 3 月 31 日)
区分
取引の種類
市場取引以外の取引
為替予約取引
売建
豪ドル
合計
契約額等
(千円)
契約額等のうち
1 年超
(千円)
450,000
450,000
(注)時価の算定方法
取引先金融機関等から提示された価格等に基づき算定しております。
当事業年度(平成 25 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
-52-
−
−
時価
(千円)
24
24
評価損益
(千円)
24
24
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付企業年金制度(キャッシュバランス型)、確定拠出企業年金制度および退職一
時金制度を設けております。
2.退職給付債務に関する事項
(1)退職給付債務(千円)
(2)年金資産(千円)
(3)未積立退職給付債務(1)+(2) (千円)
(4)未認識数理計算上の差異(千円)
(5)未認識過去勤務債務(債務の減額)(千円)
(6)貸借対照表計上額純額(3)+(4)+(5) (千円)
(7)前払年金費用(千円)
(8)退職給付引当金(6)−(7) (千円)
前事業年度
(平成 24 年 3 月 31 日)
△1,162,110
876,684
△285,426
645,782
△58,871
301,484
471,439
169,955
当事業年度
(平成 25 年 3 月 31 日)
△1,281,738
1,018,974
△262,764
547,641
△42,815
242,061
410,271
168,209
3.退職給付費用に関する事項
(1)勤務費用(千円)(注1)
(2)利息費用(千円)
(3)期待運用収益(減算)(千円)
(4)数理計算上の差異の費用処理額(千円)
(5)過去勤務債務の費用処理額(千円)
(6)小計(1)+(2)−(3)+(4)+(5) (千円)
(7)その他(千円)(注2)
(8)退職給付費用(6)+(7) (千円)
前事業年度
当事業年度
(自 平成 23 年 4 月 1 日 (自 平成 24 年 4 月 1 日
至 平成 24 年 3 月 31 日) 至 平成 25 年 3 月 31 日)
80,752
108,925
23,098
17,431
18,807
17,533
73,807
86,570
△16,055
△16,055
142,794
179,338
14,702
15,930
157,497
195,268
(注)1.執行役員の退職慰労金に係る退職給付引当金繰入額(前事業年度 20,250 千円、当事業年度 34,585 千円)については
「(1)勤務費用」に含めて記載しております。
2.「(7)その他」は、確定拠出年金への掛金支払額であります。
4.退職給付債務の計算基礎
(1)退職給付見込額の期間配分方法
(2)割引率
(3)期待運用収益率
(4)過去勤務債務の処理年数
(5)数理計算上の差異の処理年数
前事業年度
(平成 24 年 3 月 31 日)
期間定額基準
1.5%
2.0%
10 年
10 年
-53-
当事業年度
(平成 25 年 3 月 31 日)
期間定額基準
1.5%
2.0%
10 年
10 年
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度
(平成 24 年 3 月 31 日)
繰延税金資産
貸倒引当金
4,757 千円
賞与引当金
111,065
減価償却超過額
3,087
退職給付引当金
106,517
役員退職慰労引当金
26,952
投資有価証券評価損
−
非上場株式評価損
28,430
未払事業税
49,129
その他有価証券評価差額金
117,552
その他
47,307
494,801
繰延税金資産小計
△ 76,506
評価性引当額
418,294
繰延税金資産合計
繰延税金負債
−
その他有価証券評価差額金
△168,021
前払年金費用
△607
その他
△168,628
繰延税金負債合計
249,665
繰延税金資産の純額
(注) 繰延税金資産の純額は、貸借対照表の以下の項目に含まれております。
流動資産−繰延税金資産
183,764 千円
65,901
固定資産−長期繰延税金資産
当事業年度
(平成 25 年 3 月 31 日)
−千円
130,944
796
95,500
28,660
17,589
28,430
42,964
−
63,091
407,976
−
407,976
△ 60,857
△146,220
−
△207,078
200,897
192,202 千円
8,695
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
前事業年度
当事業年度
法定実効税率
(調整)
役員給与永久に損金算入されない項目
交際費等永久に損金算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
住民税均等割
評価性引当額の増減
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
(平成 24 年 3 月 31 日)
法定実効税率と税効果
会計適用後の法人税等の
負担率との間の差異が法
定実効税率の 100 分の5
以下であるため注記を省
略しております。
-54-
(平成 25 年 3 月 31 日)
38.01%
0.55
0.36
△0.51
0.16
△3.18
0.09
35.48
(セグメント情報等)
セグメント情報
前事業年度(自 平成 23 年 4 月 1 日
至 平成 24 年 3 月 31 日)及び
当事業年度(自 平成 24 年 4 月 1 日 至 平成 25 年 3 月 31 日)
当社は、資産運用業という単一セグメントであるため、記載を省略しております。
関連情報
前事業年度(自 平成 23 年 4 月 1 日
当事業年度(自 平成 24 年 4 月 1 日
至 平成 24 年 3 月 31 日)及び
至 平成 25 年 3 月 31 日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、損益計算書の営業収益各項目の区分と同一であるこ
とから、製品及びサービスごとの売上高の記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)営業収益
当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担する主要な
受益者の情報は制度上、把握し得ないため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額は、貸借対照表の有形固定資産の金額と同一であるこ
とから、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担する主要な受
益者の情報は制度上、把握し得ないため、記載を省略しております。
報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
前事業年度(自 平成 23 年 4 月 1 日 至 平成 24 年 3 月 31 日)
当社は、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当事業年度(自 平成 24 年 4 月 1 日
至 平成 25 年 3 月 31 日)
当社は、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報
前事業年度(自 平成 23 年 4 月 1 日
至 平成 24 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 平成 24 年 4 月 1 日
至 平成 25 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報
前事業年度(自 平成 23 年 4 月 1 日 至 平成 24 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 平成 24 年 4 月 1 日
至 平成 25 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
-55-
関連当事者情報
1.関連当事者との取引
(ア)財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る)等
前事業年度(自 平成 23 年 4 月 1 日
種類
親会社
会社等の名
称又は氏名
所在地
みずほ
証券
株式会社
東京都
千代田
区
資本金又は出
資金(千円)
125,167,284
事業の
内容又
は職業
金融
商品
取引業
当事業年度(自 平成 24 年 4 月 1 日
種類
親会社
会社等の名
称又は氏名
所在地
みずほ
証券
株式会社
東京都
千代田
区
資本金又は出
資金(千円)
125,167,284
事業の
内容又
は職業
金融
商品
取引業
至 平成 24 年 3 月 31 日)
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
(被所有)
直接 76.70
間接 7.87
関連当事者
との関係
当社設定の
投資信託受
益権の募集
・販売
役員の兼任
取引の内容
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
債券等の現先
取引
1,006,734
短期
貸付金
−
当社設定の投資
信託受益権の募
集・販売に係る
代行手数料の支
払い
7,038,413
未払手
数料
598,017
至 平成 25 年 3 月 31 日)
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
(被所有)
直接 77.05
間接 7.91
-56-
関連当事者
との関係
取引の内容
当社設定の
投資信託受
益権の募集
・販売
役員の兼任
当社設定の投資
信託受益権の募
集・販売に係る
代行手数料の支
払い
取引金額
(千円)
6,343,293
科目
未払手
数料
期末残高
(千円)
572,094
(イ)財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会
社等
前事業年度(自 平成 23 年 4 月 1 日
種類
会社等の
名称又は
氏名
所在地
資本金又は出
資金(千円)
至 平成 24 年 3 月 31 日)
事業の
内容又
は職業
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
関連当事者
との関係
取引の内容
116,378
計算委託料支払
74,884
7,593
ハウジングサー
ビス料支払
メールシステム
サービス料支払
16,824
その他
未払金
その他
未払金
その他
未払金
東京都
中央区
4,110,000
不動産
賃貸業
直接 4.05
事務所の
賃借
事務所の賃借
同一の親
会社を持
つ会社
日本証券
テクノロ
ジー株式
会社
東京都
中央区
228,000
情報サ
ービス
業
なし
計算業務の
委託
種類
所在地
資本金又は出
資金(千円)
期末残高
(千円)
長期差
入保証
金
みずほ証
券プロパ
ティマネ
ジメント
株式会社
会社等の
名称又は
氏名
科目
165,316
同一の親
会社を持
つ会社
当事業年度(自 平成 24 年 4 月 1 日
取引金額
(千円)
18,000
1,472
3,150
至 平成 25 年 3 月 31 日)
事業の
内容又
は職業
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
関連当事者
との関係
取引の内容
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
173,969
長期差
入保証
金
116,378
計算委託料支払
91,562
8,536
ハウジングサー
ビス料支払
メールシステム
サービス料支払
16,824
その他
未払金
その他
未払金
その他
未払金
同一の親
会社を持
つ会社
みずほ証
券プロパ
ティマネ
ジメント
株式会社
東京都
中央区
4,110,000
不動産
賃貸業
直接 4.05
事務所の
賃借
事務所の賃借
同一の親
会社を持
つ会社
日本証券
テクノロ
ジー株式
会社
東京都
中央区
228,000
情報サ
ービス
業
なし
計算業務の
委託
36,000
1,472
3,150
(注)1.上記(ア)∼(イ)の金額のうち、取引金額と長期差入保証金の期末残高には消費税等が含まれておらず、未払手数
料とその他未払金の期末残高には消費税等が含まれております。
(注)2.取引条件及び取引条件の決定方法等
(1)現先取引の金利等については、市場金利等を勘案して決定しております。
(2)代行手数料については、投資信託の信託約款に定める受益者が負担する信託報酬のうち、当社が受け取る委託者報酬
から支払われます。委託者報酬の配分は両社協議のうえ合理的に決定しております。
(3)事務所の賃借料の支払については、差入保証金の総額及び近隣の賃借料を勘案し、協議のうえ決定しております。
(4)計算委託料、ハウジングサービス料及びメールシステムサービス料の支払は、協議のうえ合理的に決定しております。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
親会社情報
みずほ証券株式会社(非上場)
-57-
(1 株当たり情報)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益金額
前事業年度
(自 平成 23 年 4 月 1 日
至 平成 24 年 3 月 31 日)
10,960 円 24 銭
732 円 20 銭
当事業年度
(自 平成 24 年 4 月 1 日
至 平成 25 年 3 月 31 日)
10,607 円 02 銭
854 円 62 銭
(注)1.潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(注)2.1 株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度
(自 平成 23 年 4 月 1 日
至 平成 24 年 3 月 31 日)
当期純利益金額(千円)
1,334,432
普通株主に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る当期純利益金額(千円)
期中平均株式数(千株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません
-58-
当事業年度
(自 平成 24 年 4 月 1 日
至 平成 25 年 3 月 31 日)
1,553,255
−
−
1,334,432
1,553,255
1,822
1,817
独立監査人の中間監査報告書
平成25年12月27日
新
取
光 投 信 株 式 会 社
締 役 会
御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
田
中 俊 之
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
伊
藤 志 保
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「委託会
社等の経理状況」に掲げられている新光投信株式会社の平成25年4月1日から平成26年3月31日
までの第54期事業年度の中間会計期間(平成25年4月1日から平成25年9月30日まで)に係る
中間財務諸表、すなわち、中間貸借対照表、中間損益計算書、中間株主資本等変動計算書、重要な会計
方針及びその他の注記について中間監査を行った。
中間財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間財務諸表の作成基準に準拠して中間
財務諸表を作成し有用な情報を表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示の
ない中間財務諸表を作成し有用な情報を表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運
用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した中間監査に基づいて、独立の立場から中間財務諸表に対
する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間監
査の基準に準拠して中間監査を行った。中間監査の基準は、当監査法人に中間財務諸表には全体として
中間財務諸表の有用な情報の表示に関して投資者の判断を損なうような重要な虚偽表示がないかどうか
の合理的な保証を得るために、中間監査に係る監査計画を策定し、これに基づき中間監査を実施するこ
とを求めている。
中間監査においては、中間財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するために年度監査と比
べて監査手続の一部を省略した中間監査手続が実施される。中間監査手続は、当監査法人の判断により、
不正又は誤謬による中間財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて、分析的手続等を中心と
した監査手続に必要に応じて追加の監査手続が選択及び適用される。中間監査の目的は、内部統制の有効
性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に
応じた適切な中間監査手続を立案するために、中間財務諸表の作成と有用な情報の表示に関連する内
部統制を検討する。また、中間監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者に
よって行われた見積りの評価も含め中間財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、中間監査の意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
中間監査意見
当監査法人は、上記の中間財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる中間財務諸表の作
成基準に準拠して、新光投信株式会社の平成25年9月30日現在の財政状態及び同日をもって終了
する中間会計期間(平成25年4月1日から平成25年9月30日まで)の経営成績に関する有用な情
報を表示しているものと認める。
強調事項
重要な後発事象に記載されているとおり、会社は平成25年12月19日開催の臨時株主総会において、
別途積立金の減少及び剰余金の処分を決議し、平成25年12月20日にその効力が発生した。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以
上
-59-
2.中間財務諸表
(1)中間貸借対照表
(単位:千円)
当中間会計期間
(平成 25 年 9 月 30 日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
有価証券
貯蔵品
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
繰延税金資産
その他
14,066,472
3,396,540
4,224
2,254,580
116,216
213,024
221,082
流動資産合計
20,272,141
固定資産
有形固定資産
建物(純額)
構築物(純額)
器具・備品(純額)
リース資産(純額)
有形固定資産合計
15,641
1,768
80,007
510
※1
97,928
無形固定資産
ソフトウェア
ソフトウェア仮勘定
その他
35,726
4,725
91
無形固定資産合計
40,542
投資その他の資産
投資有価証券
長期繰延税金資産
前払年金費用
その他
2,781,291
68,931
392,831
136,017
3,379,072
投資その他の資産合計
固定資産合計
3,517,543
資産合計
23,789,684
-60-
(単位:千円)
当中間会計期間
(平成 25 年 9 月 30 日)
負債の部
流動負債
リース債務
未払金
未払収益分配金
未払償還金
未払手数料
その他未払金
796
311
14,162
1,136,139
120,254
1,270,867
未払金合計
未払法人税等
未払消費税等
賞与引当金
役員賞与引当金
その他
※2
875,366
140,804
295,000
27,300
456,495
3,066,630
流動負債合計
固定負債
長期リース債務
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
執行役員退職慰労引当金
754
165,887
18,708
87,583
272,933
固定負債合計
負債合計
3,339,564
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
資本準備金
4,524,300
2,761,700
2,761,700
資本剰余金合計
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
別途積立金
繰越利益剰余金
10,000,000
2,905,856
利益剰余金合計
13,266,350
360,493
自己株式
△72,415
株主資本合計
20,479,934
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
△29,813
△29,813
評価・換算差額等合計
純資産合計
20,450,120
負債純資産合計
23,789,684
-61-
(2)中間損益計算書
(単位:千円)
当中間会計期間
(自 平成 25 年 4 月 1 日
至 平成 25 年 9 月 30 日)
営業収益
委託者報酬
運用受託報酬
14,085,010
140,209
営業収益合計
14,225,219
営業費用及び一般管理費
※1
営業利益
12,211,901
2,013,318
営業外収益
受取配当金
有価証券利息
受取利息
時効成立分配金・償還金
その他
66,708
3,744
7,979
339
9,142
87,915
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
時効成立後支払分配金・償還金
その他
35
1,382
1,261
2,679
営業外費用合計
経常利益
2,098,554
特別利益
投資有価証券売却益
158,020
158,020
特別利益合計
特別損失
固定資産除却損
投資有価証券売却損
5
42,388
42,393
特別損失合計
税引前中間純利益
2,214,180
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
871,937
△4,610
法人税等合計
867,327
中間純利益
1,346,853
-62-
(3)中間株主資本等変動計算書
(単位:千円)
当中間会計期間
(自 平成 25 年 4 月 1 日
至 平成 25 年 9 月 30 日)
株主資本
資本金
当期首残高
当中間期変動額
当中間期変動額合計
4,524,300
−
4,524,300
当中間期末残高
資本剰余金
資本準備金
当期首残高
当中間期変動額
当中間期変動額合計
2,761,700
−
2,761,700
当中間期末残高
利益剰余金
利益準備金
当期首残高
当中間期変動額
当中間期変動額合計
360,493
−
360,493
当中間期末残高
その他利益剰余金
別途積立金
当期首残高
当中間期変動額
当中間期変動額合計
10,000,000
−
10,000,000
当中間期末残高
繰越利益剰余金
当期首残高
当中間期変動額
剰余金の配当
中間純利益
1,559,003
−
1,346,853
1,346,853
当中間期変動額合計
当中間期末残高
2,905,856
利益剰余金合計
当期首残高
当中間期変動額
剰余金の配当
中間純利益
11,919,497
−
1,346,853
1,346,853
当中間期変動額合計
当中間期末残高
13,266,350
-63-
(単位:千円)
当中間会計期間
(自 平成 25 年 4 月 1 日
至 平成 25 年 9 月 30 日)
自己株式
当期首残高
当中間期変動額
自己株式の取得
△72,415
−
−
当中間期変動額合計
当中間期末残高
△72,415
株主資本合計
当期首残高
当中間期変動額
剰余金の配当
中間純利益
自己株式の取得
19,133,081
−
1,346,853
−
1,346,853
当中間期変動額合計
当中間期末残高
20,479,934
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
当期首残高
当中間期変動額
株主資本以外の項目の当中間
期変動額(純額)
106,625
△136,439
当中間期変動額合計
△136,439
当中間期末残高
△29,813
純資産合計
当期首残高
当中間期変動額
剰余金の配当
中間純利益
自己株式の取得
株主資本以外の項目の当中間期
変動額(純額)
19,239,706
−
1,346,853
−
△136,439
当中間期変動額合計
1,210,413
当中間期末残高
20,450,120
-64-
重要な会計方針
1.資産の評価基準及び評価方法
(1)有価証券
① 関連会社株式
総平均法による原価法
② その他有価証券
時価のあるもの
当中間会計期間末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、
総平均法により算定)
時価のないもの
総平均法による原価法
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
定率法。但し、平成 10 年 4 月 1 日以後に取得した建物(建物附属設備を除く)については、定額法。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物
8∼18 年
構築物
20 年
器具備品
2∼20 年
(2)無形固定資産
定額法。
なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5 年)に基づく定額法により償却して
おります。
(3)リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定率法を採用しております。
-65-
3.引当金の計上基準
(1)賞与引当金
従業員に対する賞与の支払いに備えるため、支給見込額の当中間会計期間末日対応分を計上しております。
(2)役員賞与引当金
役員に対する賞与の支払いに備えるため、支給見込額の当中間会計期間末日対応分を計上しております。
(3)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当中間会
計期間末日において発生していると認められる額を計上しております。
過去勤務債務については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10 年)による定額法に
より費用処理しております。
数理計算上の差異については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10 年)による定額
法により翌期から費用処理することとしております。
(4)役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支払いに備えるため、規程に基づく当中間会計期間末日要支給額を計上しております。
(5)執行役員退職慰労引当金
執行役員の退職慰労金の支払いに備えるため、規程に基づく当中間会計期間末日要支給額を計上しております。
4.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、当中間会計期間末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理し
ております。
5.その他中間財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式によっており、控除対象外消費税等は、当中間会計期間の費用として処理して
おります。
-66-
注記事項
(中間貸借対照表関係)
※1.資産の金額から直接控除している減価償却累計額(減損損失累計額を含む)の額
当中間会計期間
(平成 25 年 9 月 30 日)
有形固定資産の減価償却累計額
504,543 千円
※2.消費税等の取扱い
仮払消費税等及び仮受消費税等は相殺のうえ、
「未払消費税等」として表示しております。
(中間損益計算書関係)
※1.減価償却実施額は、次のとおりであります。
当中間会計期間
(自 平成 25 年 4 月 1 日
至 平成 25 年 9 月 30 日)
有形固定資産
無形固定資産
21,972 千円
5,676 千円
(中間株主資本等変動計算書関係)
当中間会計期間(自 平成 25 年 4 月 1 日 至 平成 25 年 9 月 30 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
1,823,250
減少
−
当中間会計期間末
−
1,823,250
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
9,386
増加
減少
−
当中間会計期間末
−
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
該当事項はありません。
(2)基準日が当中間会計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当中間会計期間後となるもの
該当事項はありません。
-67-
9,386
(リース取引関係)
当中間会計期間(平成 25 年 9 月 30 日)
ファイナンス・リース取引
(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
1.リース資産の内容
有形固定資産 主として、投信システム設備としてのサーバー、ネットワーク機器他(器具備品)であり
ます。
2.リース資産の減価償却方法
重要な会計方針の「2.固定資産の減価償却の方法(3)リース資産」に記載のとおりであります。
(金融商品関係)
金融商品の時価等に関する事項
中間貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握する
ことが極めて困難と認められるものは、含まれておりません(
(注)2.参照)
。
当中間会計期間(自 平成 25 年 4 月 1 日 至 平成 25 年 9 月 30 日)
中間貸借対照表計上額
(千円)
(1) 現金及び預金
(2) 有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
(3) 未収委託者報酬
時価
(千円)
差額
(千円)
14,066,472
14,066,472
−
5,901,679
2,254,580
5,901,679
2,254,580
−
−
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
(1) 現金及び預金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっ
ております。
(2) 有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、投資信託は基準価額によっております。また譲渡性預金は短期間で決済
されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 未収委託者報酬
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっ
ております。
(注)2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
区分
中間貸借対照表計上額(千円)
非上場株式
276,151
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(2) 有価
証券及び投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
-68-
(有価証券関係)
当中間会計期間(平成 25 年 9 月 30 日)
1.関連会社株式
関連会社株式(中間貸借対照表計上額 77,100 千円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難
と認められることから、記載しておりません。
2.その他有価証券
種類
中間貸借対照表
計上額(千円)
(1)株式
中間貸借対照表計上額が (2)債券
取得原価を超えるもの
①国債・地方債等
取得原価
(千円)
差額
(千円)
−
−
−
−
−
−
②社債
−
−
−
③その他
−
−
−
1,490,890
1,343,749
147,141
1,490,890
1,343,749
147,141
−
−
−
−
−
−
②社債
−
−
−
③その他
−
−
−
4,410,788
4,603,333
△192,544
4,410,788
4,603,333
△192,544
5,901,679
5,947,083
△45,403
(3)その他
小計
(1)株式
中間貸借対照表計上額が (2)債券
取得原価を超えないもの ①国債・地方債等
(3)その他
小計
合計
(注)非上場株式(中間貸借対照表計上額 199,051 千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極め
て困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
-69-
(デリバティブ取引関係)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
セグメント情報
該当事項はありません。
関連情報
当中間会計期間(自 平成 25 年 4 月 1 日 至 平成 25 年 9 月 30 日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、中間損益計算書の営業収益各項目の区分と同一であることから、
製品及びサービスごとの売上高の記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)営業収益
当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担する主要な受益者の情
報は制度上、把握し得ないため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額は、中間貸借対照表の有形固定資産の金額と同一であることから、
記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担する主要な受益者の情報は
制度上、把握し得ないため、記載を省略しております。
報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
該当事項はありません。
報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報
該当事項はありません。
報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報
該当事項はありません。
-70-
(1株当たり情報)
1株当たり純資産額及び算定上の基礎並びに1株当たり中間純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりで
あります。
当中間会計期間
(平成 25 年 9 月 30 日)
項目
(1)1 株当たり純資産額
11,274 円 34 銭
(算定上の基礎)
純資産の部の合計額(千円)
20,450,120
普通株式に係る中間期末の純資産額(千円)
20,450,120
普通株式の発行済株式数(株)
1,823,250
普通株式の自己株式数(株)
9,386
1株当たり純資産の算定に用いられた
中間期末の普通株式の数(株)
1,813,864
当中間会計期間
(自平成 25 年 4 月 1 日
至平成 25 年 9 月 30 日)
項目
(2)1 株当たり中間純利益金額
742 円 53 銭
(算定上の基礎)
中間純利益金額(千円)
1,346,853
普通株主に帰属しない金額(千円)
−
普通株式に係る中間純利益金額(千円)
1,346,853
普通株式の期中平均株式数(株)
1,813,864
(注)潜在株式調整後 1 株当たり中間純利益金額については、潜在株式は存在しないため、記載しておりません。
(重要な後発事象)
当社は、平成 25 年 12 月 19 日開催の臨時株主総会において、将来の事業展開や市況変動に備えるために適正な
内部留保を維持しつつ、利益配分については株主の皆様へ安定的かつ可能な範囲で高水準の配当を実施していく
ことを基本的な考え方としており、次のとおり剰余金の処分を行うことを決議いたしました。
1.剰余金の処分に関する事項
(1)減少する剰余金の項目とその額
別途積立金
(2)増加する剰余金の項目とその額
繰越利益剰余金
1,100,000 千円
1,100,000 千円
2.株主配当に関する事項
株式の種類
配当金の総額
1株当たり配当額
基準日
効力発生日
普通株式
2,539,409 千円
1,400 円
平成 25 年 11 月 15 日
平成 25 年 12 月 20 日
-71-
4【利害関係人との取引制限】
委託者は、「金融商品取引法」の定めるところにより、利害関係人との取引について、次に掲げる
行為が禁止されています。
(1)自己またはその取締役若しくは執行役との間における取引を行うことを内容とした運用を行うこ
と(投資者の保護に欠け、若しくは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させる
おそれがないものとして内閣府令で定めるものを除きます。)
。
(2)運用財産相互間において取引を行うことを内容とした運用を行うこと(投資者の保護に欠け、若し
くは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させるおそれがないものとして内閣府
令で定めるものを除きます。)。
(3)通常の取引の条件と異なる条件であって取引の公正を害するおそれのある条件で、委託者の親法
人等(委託者の総株主等の議決権の過半数を保有していることその他の当該金融商品取引業者と密
接な関係を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該当する者をいいます。以下(4)
(5)において同じ。)または子法人等(委託者が総株主等の議決権の過半数を保有していることそ
の他の当該金融商品取引業者と密接な関係を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該
当する者をいいます。以下同じ。)と有価証券の売買その他の取引または店頭デリバティブ取引を行
うこと。
(4)委託者の親法人等または子法人等の利益を図るため、その行う投資運用業に関して運用の方針、
運用財産の額若しくは市場の状況に照らして不必要な取引を行うことを内容とした運用を行うこと。
(5)上記(3)(4)に掲げるもののほか、委託者の親法人等または子法人等が関与する行為であって、
投資者の保護に欠け、若しくは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させるおそ
れのあるものとして内閣府令で定める行為。
5【その他】
a.定款の変更
委託者の定款の変更に関しては、株主総会の決議が必要です。
b.訴訟事件その他の重要事項
委託者およびファンドに重要な影響を与えた事実、または与えると予想される事実はありません。
なお、「委託会社等の経理状況
中間財務諸表」の注記事項(重要な後発事象)に記載されている
とおり、平成 25 年 12 月 19 日付の臨時株主総会で期中配当を行うことを決議しました。
-72-
単位型証券投資信託
バンクローン・ファンド・ネオ
(円ヘッジ型)2014−05
約
款
新光投信株式会社
-73-
運用の基本方針
約款第 16 条の規定に基づき、委託者の定める運用の基本方針は、次のとおりとします。
1.基本方針
この投資信託は、投資信託証券を主要投資対象として、投資信託財産の成長を目指して運用を行
います。
2.運用方法
(1) 投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
(2) 投資態度
①
以下の投資信託証券を通じて、主として米ドル建ての企業向けバンクローン(貸付債権)に実
質的な投資を行い、投資信託財産の成長を目指して運用を行います。
ケイマン諸島籍外国投資信託
ウエスタン・アセット・バンクローン(オフショア)ファ
ンド−JPYヘッジド・クラス(以下「WAローン・ファ
ンド」といいます。)円建受益証券
内国証券投資信託(親投資信託)
②
日本短期公社債マザーファンド受益証券
各投資信託証券への投資割合は、資金動向や市況動向等を勘案して決定するものとし、WAロ
ーン・ファンドの組入比率は、原則として高位とすることを基本とします。
③
当ファンドの資金動向、市況動向等によっては、また、償還の準備に入った場合、やむを得な
い事情が発生した場合には、上記のような運用ができない場合があります。
④
WAローン・ファンドが、償還した場合または約款第 40 条第 2 項に規定する事項の変更によ
り商品の同一性が失われた場合は、委託者は受託者と合意のうえ投資信託契約を解約し、信託を
終了させます。
(3) 投資制限
①
投資信託証券および短期金融商品(短期運用の有価証券を含みます。)以外には投資を行いま
せん。
②
投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
③
外貨建資産への投資割合には制限を設けません。
3.収益分配方針
運用による収益は、信託終了時まで投資信託財産中に留保し、期中には分配を行いません。
-74-
単位型証券投資信託
[バンクローン・ファンド・ネオ(円ヘッジ型)2014−05]約
款
【信託の種類、委託者および受託者】
第1条
この信託は、証券投資信託であり、新光投信株式会社を委託者とし、みずほ信託銀行株式
会社を受託者とします。
②
この信託は、信託法(平成 18 年法律第 108 号)(以下「信託法」といいます。)の適用を
受けます。
【信託事務の委託】
第2条
受託者は、信託法第 28 条第 1 号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の一部に
ついて、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第 1 条第 1 項の規定による信託業務の兼
営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関す
る法律第 2 条第 1 項にて準用する信託業法第 29 条第 2 項第 1 号に規定する利害関係人をい
います。以下同じ。)を含みます。)と信託契約を締結し、これを委託することができます。
②
前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生じるこ
とがない場合に行うものとします。
【信託の目的および金額】
第3条
委託者は、金 350 億円を上限として受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者は
これを引き受けます。
【信託期間】
第4条
この信託の期間は、投資信託契約締結日から平成 27 年 5 月 11 日までとします。
【受益権の分割】
第5条
委託者は、第 3 条の規定による受益権について 350 億口を上限として均等に分割します。
【受益権の取得申込みの勧誘の種類】
第6条
この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第 2 条第 3 項第 1 号に掲
げる場合に該当し、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第 8 項で定める公募により行
われます。
【当初の受益者】
第7条
この信託の当初の受益者は、委託者の指定する受益権取得申込者とし、第 5 条の規定によ
り分割された受益権は、その申込口数に応じて申込者に帰属します。
【受益権の帰属と受益証券の不発行】
第8条
この信託の全ての受益権は、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振法」といいま
す。)の規定の適用を受けることとし、受益権の帰属は、委託者があらかじめこの信託の受
益権を取り扱うことについて同意した一の振替機関(社振法第 2 条に規定する「振替機関」
をいい、以下「振替機関」といいます。)および当該振替機関の下位の口座管理機関(社振
法第 2 条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といい
ます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に
記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
②
委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を
取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承
-75-
継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、振替受益権を表示す
る受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券
を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益
証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証券の再発行の請求を行わないものとしま
す。
③
委託者は、第 5 条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への
新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行うものとしま
す。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法の規定にしたがい、
その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
【受益権の設定にかかる受託者の通知】
第9条
受託者は、第 3 条の規定による受益権について、投資信託契約締結日に、振替機関の定め
る方法により、振替機関へ当該受益権にかかる信託を設定した旨の通知を行います。
【募集の取扱者、募集の単位および募集取扱手数料】
第 10 条
委託者は、自ら募集するとともに、指定販売会社(委託者の指定する金融商品取引法第 28
条第 1 項に規定する第一種金融商品取引業を行う者および委託者の指定する金融商品取引法
第 2 条第 11 項に規定する登録金融機関をいいます。以下同じ。)に受益権の募集を取り扱わ
せます。
②
受益権の募集は、委託者または指定販売会社が定める申込単位とします。
③
第 1 項の受益権の価額は、1 口につき 1 円とします。
④
募集取扱手数料は 1 万口につき 100 円以内で委託者または指定販売会社が独自に定める金
額とし、1 万口につき 100 円の募集取扱手数料上限額を、投資信託契約締結日に投資信託財
産中から支弁します。
⑤
前項の募集取扱手数料上限額にかかる消費税および地方消費税(以下「消費税等」といい
ます。)に相当する金額を、投資信託契約締結日に投資信託財産中から支弁します。委託者
または指定販売会社は、募集取扱手数料上限額および当該募集取扱手数料上限額にかかる消
費税等に相当する金額の中から、1 万口当たりの募集取扱手数料上限額と委託者または指定販
売会社が独自に定める 1 万口当たりの募集取扱手数料との差額に、取得申込を行った受益者
の取得申込口数(1 万口単位)を乗じて得た金額ならびにその金額にかかる消費税等に相当す
る金額を当該受益者に返戻します。
第 1 項の取得申込者は委託者、指定販売会社に、取得申込と同時にまたは予め、自己のた
⑥
めに開設されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当
該口座に当該取得申込者にかかる口数の増加の記載または記録が行われます。なお、委託者
(第 36 条の委託者の指定する口座管理機関を含みます。)、指定販売会社は、当該取得申込
の代金(第 3 項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて得た額をいいます。)の支払
いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増加の記載または記録を行うこ
とができます。
【受益権の譲渡にかかる記載または記録】
第 11 条
受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益
権が記載または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振替の申請をするものとし
ます。
-76-
②
前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保有する受
益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座
簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替先口座を開設した
ものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等
の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数
の増加の記載または記録が行われるよう通知するものとします。
③
委託者は、第 1 項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載
または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替
機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを得ない事情がある
と判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができます。
【受益権の譲渡の対抗要件】
第 12 条
受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託
者および受託者に対抗することができません。
【投資の対象とする資産の種類】
第 13 条
この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第
1 項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
【有価証券および金融商品の指図範囲等】
第 14 条
委託者は、信託金を、主として次の第 1 号に掲げる外国投資信託の受益証券および第 2 号
に掲げる新光投信株式会社を委託者とし、みずほ信託銀行株式会社を受託者として締結され
た親投資信託である日本短期公社債マザーファンド(以下「マザーファンド」といいま
す。)の受益証券のほか、第 3 号から第 7 号に掲げる有価証券(金融商品取引法第 2 条第 2
項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資すること
を指図します。
1.ケイマン諸島籍外国投資信託
ウエスタン・アセット・バンクローン(オフショア)フ
ァンド−JPYヘッジド・クラス(以下「WAローン・ファンド」といいます。)円建受
益証券
2.証券投資信託
マザーファンド受益証券
3.コマーシャル・ペーパー
4.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するもの
5.国債証券、地方債証券、特別の法律により法人の発行する債券および社債券(新株引受
権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券を除きます。)
6.外国法人が発行する譲渡性預金証書
7.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号で定める受益証券発行
信託の受益証券に限ります。)
-77-
なお、第 1 号に掲げる外国投資信託の受益証券および第 2 号に掲げる証券投資信託の受益証
券を以下「投資信託証券」といい、第 5 号の証券を以下「公社債」といいます。公社債にか
かる運用の指図は短期社債等への投資ならびに買い現先取引(売戻し条件付の買入れ)およ
び債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)に限り行うことができるものとします。
②
委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引
法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)に
より運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除
きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
第 1 項の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、
③
委託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、前項に掲げる金融商品により
運用することの指図ができます。
④
投資信託財産の純資産総額とは、投資信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券お
よび第 17 条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および一般社団法人投資信託協会
規則にしたがって時価評価して得た投資信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額を
いいます。
【利害関係人等との取引等】
第 15 条
受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託
及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、投
資信託財産と、受託者(第三者との間において投資信託財産のためにする取引その他の行為
であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)および受託者の利
害関係人、第 21 条第 1 項に定める信託業務の委託先およびその利害関係人または受託者に
おける他の投資信託財産との間で、第 13 条および第 14 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産
への投資等ならびに第 17 条、第 19 条、第 24 条から第 26 条に掲げる取引その他これらに類
する行為を行うことができます。
②
受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行う
ことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うこ
とができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人の計算で行う場合も
同様とします。
③
委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反し
ない場合には、投資信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等
(金融商品取引法第 31 条の 4 第 3 項および同条第 4 項に規定する親法人等または子法人等を
いいます。)または委託者が運用の指図を行う他の投資信託財産との間で、第 13 条および第
14 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産への投資等ならびに第 17 条、第 19 条、第 24 条から
第 26 条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることができ、受託者
は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行うことができます。
④
前 3 項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第 31 条第 3 項および同法第
-78-
32 条第 3 項の通知は行いません。
【運用の基本方針】
第 16 条
委託者は、投資信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針にしたがって、
その指図を行います。
【公社債の借入れ】
第 17 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすること
ができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、
担保の提供の指図を行うものとします。
②
前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が投資信託財産の純資産総額の範囲
内とします。
③
投資信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が投資
信託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超える額
に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④
第 1 項の借入れにかかる品借料は投資信託財産中から支弁します。
【特別の場合の外貨建有価証券への投資制限】
第 18 条 外貨建有価証券(外国通貨表示の有価証券をいいます。以下同じ。)への投資については、
わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約されることがあり
ます。
【外国為替予約の指図】
第 19 条
委託者は、投資信託財産に属する外貨建資産(外貨建有価証券、外国通貨表示の預金その
他の資産をいいます。以下同じ。)について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為
替の売買の予約を指図することができます。
【外貨建資産の円換算および予約為替の評価】
第 20 条
投資信託財産に属する外貨建資産の円換算は、原則として、わが国における計算日の対顧
客電信売買相場の仲値によって計算します。
②
前条に規定する予約為替の評価は、原則として、わが国における計算日の対顧客先物売買
相場の仲値によって計算します。
【信託業務の委託等】
第 21 条
受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第 22 条第 1 項に定め
る信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害
関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務にかかる実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認
められること
3.委託される投資信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の管
理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
②
受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準
に適合していることを確認するものとします。
③
前 2 項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が適当と
-79-
認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものとします。
1.投資信託財産の保存にかかる業務
2.投資信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務
3.委託者のみの指図により投資信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために必
要な行為にかかる業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
【混蔵寄託】
第 22 条
金融機関または金融商品取引業者(金融商品取引法第 2 条第 9 項に規定する者をいいます。
本条においては、外国の法令に準拠して設立された法人でこの者に類する者を含みます。)
から、売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外
国において発行された譲渡性預金証書またはコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関また
は金融商品取引業者が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または金融商品取引業者
の名義で混蔵寄託できるものとします。
【投資信託財産の登記等および記載等の留保等】
第 23 条
信託の登記または登録をすることができる投資信託財産については、信託の登記または登
録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を留保する
ことがあります。
②
前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認めると
きは、すみやかに登記または登録をするものとします。
③
投資信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる投資信託財産については、
投資信託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、その計算を明らかに
する方法により分別して管理することがあります。
④
動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほか、そ
の計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
【一部解約の請求および有価証券の売却等の指図】
第 24 条
委託者は、投資信託財産に属する投資信託証券にかかる投資信託契約の一部解約の請求お
よび有価証券の売却等の指図ができます。
【再投資の指図】
第 25 条
委託者は、前条の規定による一部解約の代金、売却代金、有価証券にかかる償還金等、有
価証券等にかかる利子等およびその他の収入金を再投資することの指図ができます。
【資金の借入れ】
第 26 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に
伴う支払資金の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含
みます。)を目的として、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をす
ることができます。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
②
一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日か
ら投資信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代
金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間、もしくは
受益者への解約代金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日ま
-80-
での期間が 5 営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代
金、解約代金および償還金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を
行う日における投資信託財産の純資産総額の 10%を超えないこととします。
③
借入金の利息は投資信託財産中より支弁します。
【損益の帰属】
第 27 条
委託者の指図に基づく行為により投資信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者
に帰属します。
【受託者による資金の立替え】
第 28 条 投資信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申出があるときは、
受託者は、資金の立替えをすることができます。
②
投資信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびその
他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積りうるものがあるときは、受託者がこれ
を立替えて投資信託財産に繰り入れることができます。
③
前 2 項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別
にこれを定めます。
【信託の計算期間】
第 29 条
この信託の計算期間は、平成 26 年 5 月 12 日から平成 27 年 5 月 11 日までとします。
【投資信託財産に関する報告等】
第 30 条
受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、投資信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
受託者は、前項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第 37 条第 3 項に定める報
②
告は行わないこととします。
受益者は、受託者に対し、信託法第 37 条第 2 項に定める書類または電磁的記録の作成に欠
③
くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外の者の利益を
害するおそれのない情報を除き、信託法第 38 条第 1 項に定める閲覧または謄写の請求をする
ことはできないものとします。
【信託事務の諸費用および監査報酬】
第 31 条
投資信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用、投資信託財産にかかる監査
報酬、当該監査報酬にかかる消費税等に相当する金額および受託者の立替えた立替金の利息
(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、投資信託財産中から支弁します。
② 前項の投資信託財産にかかる監査報酬は、計算期間の最初の 6 ヵ月終了日または信託終了
のときに、当該監査報酬にかかる消費税等相当額とともに投資信託財産中から支弁します。
【信託報酬等の額および支弁の方法】
第 32 条
委託者および受託者の信託報酬の総額は、第 29 条に規定する計算期間を通じて毎日、投資
信託財産の純資産総額に年 10,000 分の 58 の率を乗じて得た額とし、委託者と受託者との間
の配分は別に定めます。
②
前項の信託報酬は、計算期間の最初の6ヵ月の期間(以下「半期」といいます。)の末日
(以下「半期末」といいます。)に当該半期末の受益権口数に対応する金額を、ならびに投
資信託契約の一部解約(以下「一部解約」といいます。)または信託終了のときに、当該一
部解約または信託終了にかかる受益権口数に対応する金額を、投資信託財産中から支弁しま
-81-
す。
第 1 項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに投資信託財
③
産中から支弁します。
【利益の留保】
第 33 条
投資信託財産から生ずる利益は、信託終了時まで投資信託財産中に留保し、収益の分配は
行いません。
【償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責】
第 34 条
受託者は、償還金(信託終了時における投資信託財産の純資産総額を受益権口数で除した
額をいいます。以下同じ。)については第 35 条第 1 項に規定する支払開始日までに、一部
解約金については第 35 条第 2 項に規定する支払日までに、その全額を委託者の指定する預
金口座等に払い込みます。
②
受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に償還金および一部解約金を払
い込んだ後は、受益者に対する支払いにつき、その責に任じません。
【償還金および一部解約金の支払い】
第 35 条
償還金は、信託終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日において振替
機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前において一部解約
が行われた受益権にかかる受益者を除きます。)に支払います。なお、当該受益者は、その
口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償還をするのと引き換えに、
当該償還にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にした
がい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われます。
②
一部解約金は、第 38 条第 1 項の受益者の請求を受付けた日から起算して、原則として、8
営業日目から当該受益者に支払います。ただし、投資を行った投資信託証券の換金停止、取
引所(金融商品取引法第 2 条第 16 項に規定する金融商品取引所および金融商品取引法第 2 条
第 8 項第 3 号ロに定める外国金融商品市場をいいます。以下同じ。)における取引の停止、
外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、委託者の判断
により、一部解約金の支払いを延期する場合があります。
③
前各項に規定する償還金および一部解約金の支払いは、指定販売会社の営業所等において
行うものとします。ただし、委託者の自らの募集にかかる受益権に帰属する償還金および一
部解約金の支払いは、委託者において行います。
【委託者の自らの募集にかかる受益権の口座管理機関】
第 36 条
委託者は、委託者の自らの募集にかかる受益権について、口座管理機関を指定し、振替口
座簿への記載または登録等に関する業務を委任することができます。
【償還金の時効】
第 37 条
受益者が、信託終了による償還金については、第 35 条第 1 項に規定する支払開始日から
10 年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託者から交付を受けた金銭は、
委託者に帰属します。
【一部解約】
第 38 条
受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に委託者または指定販売会社が定める単
位をもって一部解約の実行を請求することができます。
②
投資信託契約の一部解約にかかる一部解約の実行の請求を受益者がするときは、委託者ま
-82-
たは指定販売会社に対し、振替受益権をもって行うものとします。
委託者は、第 1 項の一部解約の実行の請求を受付けた場合には、この投資信託契約の一部
③
を解約します。なお、第 1 項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座が開設され
ている振替機関等に対して当該受益者の請求にかかるこの投資信託契約の一部解約を委託者
が行うのと引き換えに、当該一部解約にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うも
のとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載また
は記録が行われます。
④
前項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求受付日の翌営業日の基準価額(投資信託
財産の純資産総額をそのときの受益権口数で除した金額をいいます。以下同じ。)とします。
委託者は、別に定める日のいずれかに該当する日においては、第 1 項による一部解約の実
⑤
行の請求を受付けないものとします。
⑥
委託者は、投資を行った投資信託証券の換金停止、取引所における取引の停止、外国為替
取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、第 1 項による一部解約
の実行の請求の受付けを中止することおよびすでに受付けた一部解約の実行の請求の受付け
を取消すことができます。
⑦
前項により一部解約の実行の請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付中止
以前に行った一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行
の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価額は、当該受付中止を解除した後
の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の請求を受付けたものとして第 4 項の規定に準
じて計算された価額とします。
【質権口記載または記録の受益権の取り扱い】
第 39 条
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる一部解約の
実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、この投資信託約款に
よるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われます。
【投資信託契約の解約】
第 40 条
委託者は、投資信託契約の一部を解約することにより、受益権の総口数が 30 億口を下回る
こととなった場合、またはこの投資信託契約を解約することが受益者のため有利であると認
めるとき、もしくはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、この投資信
託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託者は、あらか
じめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
委託者は、第 4 条の規定による信託終了前に、所定の運用の基本方針に基づき、投資を行
②
ったWAローン・ファンドが償還、または次に掲げる事項の変更により商品の同一性が失わ
れた場合は、受託者と合意のうえ、この投資信託契約を解約し、信託を終了させます。この
場合において、委託者は、あらかじめ解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
1.WAローン・ファンドの主要投資対象が変更となる場合
2.WAローン・ファンドの取得の条件または換金の条件について、投資者に著しく不利とな
る変更がある場合
③
委託者は、第 1 項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいます。)を
行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに投資信託契約の解約の理
由などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信託契約にかかる知れてい
-83-
る受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
④
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
第 3 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当該受益
⑤
者の議決権の 3 分の 2 以上に当たる多数をもって行います。
第 3 項から前項までの規定は、委託者が投資信託契約の解約について提案をした場合にお
⑥
いて、当該提案につき、この投資信託契約にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときおよび第 2 項の規定に基づいてこの投資信託契約を解約す
る場合には適用しません。また、投資信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生
じている場合であって、第 3 項から前項までに規定するこの投資信託契約の解約の手続を行
うことが困難な場合には適用しません。
【投資信託契約に関する監督官庁の命令】
第 41 条
委託者は、監督官庁よりこの投資信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にした
がい、投資信託契約を解約し信託を終了させます。
委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの投資信託約款を変更しようとするときは、第 45
②
条の規定にしたがいます。
【委託者の登録取消等に伴う取扱い】
第 42 条
委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したとき
は、委託者は、この投資信託契約を解約し、信託を終了させます。
②
前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの投資信託契約に関する委託者の業務を他の投資
信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第 45 条の書面決議が否決となる
場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
【委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い】
第 43 条
委託者は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、この投資信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
②
委託者は、分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴い、この
投資信託契約に関する事業を承継させることがあります。
【受託者の辞任および解任に伴う取扱い】
第 44 条
受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務
に違反して投資信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託者
または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が辞任した場合、
または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第 45 条の規定にしたがい、新受託者を選
任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託者を解任することはできな
いものとします。
②
委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの投資信託契約を解約し、信託を終
了させます。
【投資信託約款の変更等】
-84-
第 45 条
委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したとき
は、受託者と合意のうえ、この投資信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との
併合(投資信託及び投資法人に関する法律第 16 条第 2 号に規定する「委託者指図型投資信託
の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更または
併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。なお、この投資信託約款は本
条に定める以外の方法によって変更することができないものとします。
②
委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当する場
合に限ります。以下、併合と合わせて「重大な約款の変更等」といいます。)について、書
面決議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに重大な約款の変
更等の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信
託約款にかかる知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の
通知を発します。
③
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
第 2 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当該受益
④
者の議決権の 3 分の 2 以上に当たる多数をもって行います。
⑤
書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥
第 2 項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場合にお
いて、当該提案につき、この投資信託約款にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦
前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場合にあ
っても、当該併合にかかる一または複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が否決
された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
【反対者の買取請求権】
第 46 条
第 40 条に規定する投資信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う場
合には、書面決議において当該解約または重大な約款の変更等に反対した受益者は、受託者
に対し、自己に帰属する受益権を、投資信託財産をもって買取るべき旨を請求することがで
きます。この買取請求の内容および買取請求の手続に関する事項は、第 40 条第 3 項または前
条第 2 項に規定する書面に付記します。
【他の受益者の氏名等の開示の請求の制限】
第 47 条
この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を行うこ
とはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
【公告】
第 48 条
委託者が受益者に対してする公告は、電子公告の方法により行い、次のアドレスに掲載し
ます。
-85-
http://www.shinkotoushin.co.jp/
②
前項の電子公告による公告をすることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場
合の公告は、日本経済新聞に掲載します。
【投資信託約款に関する疑義の取扱い】
第 49 条
この投資信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定
めます。
上記条項により投資信託契約を締結します。
平成 26 年 5 月 12 日
東京都中央区日本橋一丁目 17 番 10 号
委託者
新
光
投
信
株
式
会
社
東京都中央区八重洲一丁目 2 番 1 号
受託者
み ず ほ 信 託 銀 行 株 式 会 社
-86-
約
款
付
表
Ⅰ.申込み受付休止日
約款第 38 条第 5 項に規定する「別に定める日」とは、以下に該当する日をいいます。
ニューヨーク証券取引所の休業日
ニューヨークの銀行の休業日
ロンドン証券取引所の休業日
ロンドンの銀行の休業日
ケイマンの銀行の休業日
-87-