【資料】 - 大阪教育大学

【資料】
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
資料1
93
デジタル教材アンケート報告
学内のデジタル教材の制作状況や情報提供可能性をしらべるために,平成 20 年 5 月に大阪
教育大学の全大学教員を対象としてアンケートを実施した。その結果36名(51件)から
の報告が寄せられた。以下に,実施したアンケート内容とその結果を報告する。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
平成 20 年 5 月 13 日
部局長・センター長・講座主任各位
大阪教育大学
理事
栗 林
澄 夫
「全領域デジタル教材の展開」プロジェクトに関するアンケートについて
別添資料のように,平成 20 年度の特別教育研究経費で本学に「次世代を育てる全領域デジ
タル教材の展開」が予算化され,このプロジェクトを進めるためにワーキンググループを組
織して別添ファイルの通り各教員にアンケートを依頼しているところです。
各部局長,各センター長,各講座主任におかれましても,本プロジェクトを円滑に進める
ためにご協力いただければ幸いです。何とぞよろしくお願いいたします。
添付資料:
1
教員アンケート前文
2
教員アンケート本文
3
Q&A集
4
説明概要図
5
特別教育研究経費所要額調
94
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
平成 20 年 5 月 13 日
教員各位
大阪教育大学
理事
栗 林
澄 夫
「全領域デジタル教材の展開」プロジェクトに関するアンケートについて
平成 20 年度の特別教育研究経費で本学に「次世代を育てる全領域デジタル教材の展開」事
業が予算化されました。これは,大阪教育大学における研究や実践の成果を反映した良質で
かつ学校現場で使えるデジタル教材を開発・収集・整理・評価・公開し,学力向上や教育改
善に資することを目標とするものです。これまでも,個別の分野で散発的には行われてきた
ものを,大学全体として組織的に取り組もうというもので,当初計画では平成 22 年度までの
3年にわたるプロジェクトを予定しています。
このため,本学で皆さんが初等教育や中等教育に関係するどのようなデジタル教材を製作
されているのか,あるいはこれにつながるようなアイディアがあるのかを,全学的なアンケ
ートによって調査することになりました。まず今回は大学教員を対象としており,その後引
き続いて附属学校園の教員を対象としたアンケートを実施する予定です。
具体的なプロジェクトのイメージに関しては,添付の概要図とQ&Aをご参照下さい。ま
とまって整理されたものでなくても構いません。お手持ちのコンピュータにある資料ファイ
ル1つからでも結構ですから,多様な学校現場のニーズに応えられる様々な種類のデジタル
教材を集めていきたいと考えています。
お忙しいところたいへん恐縮ですが,ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
なお,回答は,別添のファイルを利用して(不足する場合はコピーして下さい),
平成 20 年 5 月末日までに,下記のアドレス宛てにお願いします。
[email protected]
この件についてのお問い合わせ先:
理科教育講座
内線 3373,
添付資料:
1
教員アンケート本文
2
Q&A
3
説明概要図
越 桐
國 雄
[email protected]
95
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
平成 20 年 5 月 13 日
「全領域デジタル教材の展開」プロジェクトに関するアンケート
[回答者の所属:
[
]
[回答者の氏名:
]
]欄内に必要なデータを記述し,[※]欄は該当するものを[○]に置き換えてください。
[※]1.プロジェクトの趣旨に当てはまるようなデジタル教材を作成している。
(過去に作成したもの,現在製作途中のもの,具体的に計画中のものを含みます)
Q1
Q2
デジタル教材の標題とねらい:
[標題:
]
[ねらい:
]
教科や領域と対象学年
[教科または領域:
Q3
]
[対象学年:
]
主な利用方法
[※]教師が授業の準備などで使う, [※]教師が授業中の説明などで提示する,
[※]児童生徒が授業中に自分で使う, [※]児童生徒が課外に自分で使う,
[※][その他:
Q4
]
デジタル教材の形式:
[※]テキストファイル,[※]pdf ファイル,[※]文書ファイル,[※]表計算ファイル,
[※]プレゼンテーションファイル,[※]ウェブページ・ウェブサイト,
[※]写真・画像データ,[※]音声・音楽データ,[※]動画データ,
[※]プログラム,[※][その他:
Q5
およそのファイル数とデータサイズ:
[ファイル数:
Q6
]
]
[データサイズ:
]
該当ページのURL(もしあれば)
[URL:http://
]
[※]2.デジタル教材のアイディア,デジタルでない資料,大学生向けのデジタル教材などがある。
(なるべく具体的な説明をお願いします。不足する場合は追加ページを加えてください。)
[※]3.その他のご意見やご要望があれば自由にお書きください。
※不足する場合はこのページをコピーしてお使いください。資料などがあれば添付してください。
96
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
2008. 5. 13
「全領域デジタル教材の展開」プロジェクトQ&A
Q1:プロジェクトの目的はなんでしょうか。
A1:大阪教育大学における研究や実践の成果を反映した良質でかつ学校現場で使えるデジ
タル教材を開発・収集・整理・評価・公開し,学力向上や教育改善に資することを目標とす
るものです。また,これによって,これまで各教員や個別分野でバラバラに行われてきたデ
ジタル教材の開発・制作・活用・公開を,大学全体として連携しながら組織的に展開するこ
とで,大学全体のデジタル教材の開発力や活用力を高めていくこともねらっています。
Q2:プロジェクト名にある「全領域」にはどんな意味があるのでしょうか。
Q2:本学は総合的な教育系大学として,各部局やセンターに幅広い分野の教員をかかえ,
全校種の教員養成を行っています。この特徴を活かして,特定の教科に限らず,すべての学
校教育の教科領域に関わるデジタル教材を提供して,日本のデジタル教材活用に関する情報
の重要な発信源となることを目指そうというものです。
Q3:「デジタル教材」とは具体的にどんなものを指していますか。
A3:コンピュータやネットワークを使って提供される教材や教材活用支援ツールなどを指
します。例えば,デジタルカメラで撮った写真や説明用のパワーポイントの資料,音声や映
像のデータ,ウェブページなどは一般的なデジタル教材と考えられるものですが,その他に
も練習問題やワークシートのファイル,あるいはこれらのデータを編集したり作成したりす
るソフトウェア(プログラム)など,幅広く考えてください。
Q4:誰を対象としたデジタル教材を考えていますか。
A4:主に,小中高等学校で利用されるものです。大学の授業で使われているものでも,転
用可能であれば該当すると考えてください。利用者は教師または児童生徒です。利用する場
面としては授業中あるいは授業時間外の両方が対象となります。授業の場面で,教師が資料
を提示するタイプのもの,児童生徒が直接利用するもの,あるいは授業時間外の補助的な教
材などが想定されます。
Q5:既にそういう教材が数多くあるように思いますが本学でやる意味がありますか。
A5:既存のデジタル教材には,完成度が高すぎて逆に授業で使いにくい,著作権や費用の
問題で導入しにくいなどの課題があります。ここでは,そうした制約が少なく,学校教員が
自由に編集できる活用しやすい教材を提供したいと考えています。また,プロジェクトを進
める中で,大学としての情報発信力や学生のデジタル教材活用力を高めるねらいもあります。
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
97
Q6:教育センターなどにもデジタル教材がありますが,教材サイトの乱立になりませんか。
A6:地域の教育センターやその他のデジタル教材ポータルサイト等との関係についても,
プロジェクトを進める中で検討したいと思います。まずは,本学がオリジナリティを持った
デジタル教材を作成し公開していく中で,相互の連携や利用者のためになるガイダンスの方
法を検討したいと考えています。
Q7:デジタル教材ではなくて本物にふれる教育の方が今後は重要ではないでしょうか。
A7:デジタル教材にはコースウェアのような,完結的な自己学習教材もありますが,ここ
では,おもに授業の場で教師がその必要に応じて,実際の体験と組み合わせて主体的に利用
するものを考えており,デジタル教材だけに頼る授業を推し進めることを目指しているわけ
ではありません。
Q8:自分たちが作成したデジタル教材だけを考えるのでしょうか。
A8:著作権の問題がありますので,なるべく大阪教育大学内で作成したものが望ましいと
考えています。また,教材の作成が難しい領域では,各分野で用いられている主なデジタル
教材の一覧(リンク集)やその簡単な解説などの2次情報をまとめることも考えられます。
Q9:そのような教材は大学よりむしろ附属学校園の方にあるのではありませんか。
A9:初等中等教育の現場で活用されるデジタル教材を考えていますので,おっしゃるとお
り附属学校園の先生の協力は欠かすことができません。まずは第1段階として大学教員に呼
びかけているところですが,附属学校園と密接な協力関係を保ちながら進めていきたいと考
えています。
Q10:附属図書館の「大阪教育大学リポジトリ」でも教材を集めていませんか。
A10:今回のプロジェクトも附属図書館(学術情報課)と協議連携しながら進めていく予
定です。皆さんのお持ちのデジタル教材は,基本的にはリポジトリに蓄積するとともに,外
部への公開に当たっては,現在のリポジトリの体裁とは違ったウェブページによって,学校
現場でよりなじみやすい形にすることなども考えられます。
Q11:デジタルではない教材や資料がありますが,これは関係ありますか。
A11:デジタル化されていない,印刷物,カセットテープ,ビデオテープ,実物教材,標
本資料などで,デジタル化して整理することが可能なものがありましたら,どんどんご提案
いただきたいと思います。このプロジェクトでの実現は難しいものであっても,今後の大学
の企画で検討する可能性があります。
98
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
Q12:著作権や肖像権の問題が心配なのですか大丈夫でしょうか。
A12:他者の著作物が含まれる場合,授業の場で利用することには問題がなくても,これ
をサーバに蓄積してネット上に公開するのが困難な場合が多いと思われます。著作権の処理
については,学術情報課と連絡しながら,問題が起こらないよう対処する予定です。しかし,
これには非常に手間と費用がかかると思いますので,できるだけ自分たちが著作権をもった
素材やその組み合わせでデジタル教材を作成したいと考えています。
Q13:学生が作ったデジタル教材でもかまいませんか。
A13:今回のプロジェクトを進める上で,本学の学生の力もたいへん重要だと考えていま
す。例えば,授業や卒業研究,修士論文作成の過程などで,学生が作ったデジタル教材で,
今回の目的に相応しいものは対象となります。あるいは,学生に協力してもらって,現在お
持ちのデジタル教材をリフレッシュすることもあるでしょう。著作権について適切に処理し
た上で,取り運んでいきたいと思います。
Q14:ごく簡単な資料程度ならありますが,まとまった教材でないとだめでしょうか。
A14:デジタル教材といっても,素材レベルのものから,1つの単元を通したコースウェ
アまで,様々な種類があります。今回のプロジェクトでは教材の外見的な完成度より,学校
現場での使いやすさを狙っていますので,ちょっとしたアイディアの簡単な1つのファイル
からでも結構なので,多様な教材を提供していただければありがたいと思います。
Q15:プロジェクトの予算がなくなれば終了するのでしょうか。
A15:今回のプロジェクトでは,大阪教育大学の中で作成されるデジタル教材を大学とし
て組織的にサポートしてデジタル教材の重要性をアピールすることをねらっています。また,
大学と附属学校園が一体となって,その開発と評価のサイクルを作ることも目標です。今後
の教育におけるデジタル教材の役割や意味を考えると,こうした大学の中の仕組みが組織と
して継続されることが重要だと考えています。プロジェクト終了後もこれに関連した企画に
よって予算の獲得を目指すと同時に,デジタル教材の作成と活用を支援する学内体制の整備
を検討していきたいと思います。
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
アンケート集計結果
氏名
○藤田
1
○福江
1
講座;
修
分類
標題
形式;
URL
安全
小学校
ミックス 近日公開
理科
高校生
ウェブ
理科教育講座
自然誌デジタル博物館
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/
1
対象
情報科学講座
地域安全マップづくり授業
純
教科
星座を紹介する
~rika/tigaku/nature/nature.htm
理科
小中高
ウェブ
http://quasar.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/seiza2000/
1
手作りの宇宙
理科
小中高
ウェブ
http://quasar.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/handmade2004/univ.htm
○広谷博史
1
イメージ合成プログラム
○吉田晴世
1
自然研究講座
理科
中高
プログラム
英語
小中高
ウェブ
−
英語教育講座
オンラインクローズテスト
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~hyoshida/contents/
○井奥加奈
1
家政教育講座
食教育ポータル
家庭
小中高
ウェブ
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~ioku/foodsite/
○垣本
1
徹
電子工作を楽しもう
○越桐國雄
1
情報科学講座
技術
小中
小中
ウェブ
pdf
−
−
理科教育講座
Web 物理実験室
理科
http://magic.k12.osaka-kyoiku.ac.jp/rika/
1
物理動画祭
理科
小中
ウェブ
http://magic.k12.osaka-kyoiku.ac.jp/phys/
○堀
1
一繁
香料から液晶テレビまで
○種村雅子
1
自然研究講座
理科
高
ppt
理科
小中高
ウェブ
実践学校教育講座
物理学実験のページ
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~masako/exp/exp.html
1
明治
昭和初期に使われていた物理学実験機器 理科
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/
小中高
~masako/shihan/item/exp_item.htm
ウェブ
99
100
氏名
○峯
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
講座;
明秀
分類
標題
教科
対象
思考支援プログラムによる学習指導資料
ックス
−
1
URL
社会科教育講座
1
○水野恵司
形式;
社会・総合
小中
安全
ウェブ
社会科教育講座
大阪の子どもへの犯罪被害・交通手段地図
小中高
http://map.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/ikedamap.htm
○望月久稔
1
情報教育講座
教育用 SNS サービスシステム ICT 環境 小中高
プログラム
http://mugen.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/ecom/
1
教育用クイズシステム
ICT 環境 小中高
プログラム
http://mugen.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/quiz/
○野浪正隆
1
国語教育講座
空欄補充問題作成スクリプト 国語・他 小中高
プログラム
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/ ~kokugo/nonami/java/br2sample.html
1
近現代俳句を使ったランダム俳句
国語
小中高
プログラム
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/ ~kokugo/nonami/awk/gendai.cgi
1
重量計の目盛りの画像
算数
小
プログラム gif
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/ ~kokugo/nonami/memori/memori2.html
1
漢字種別ルビ表示ページ
国語
小中高
プログラム
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/ ~kokugo/nonami/java/knjhaito.html
○岡崎純子
理科教育講座
1
柏原キャンパスの植物
1
1
小中高
画像
−
高尾山の植物と昆虫のデジタル図鑑
理科
小中高
画像
高井田公園の植物図鑑
理科
小中高
画像
−
音楽
小
動画
−
高
ウェブ
○田中龍三
1
1
音楽教育講座
鍵盤楽器を弾いてみよう
○定金晃三
理科
自然研究講座
スペクトル物語
理科
http://galaxy.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/atlas/STORY/top/top.html
○鈴木真由子
家政教育講座
1
消費者教育教材データベース 家庭
小中高
ウェブ
1
消費者教育教材評価
小中高
ウェブ
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/
家庭
−
~kasei/family/sheck%20rist%20final/
−
ミ
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
氏名
講座;
○碓田智子
分類
標題
教科
対象
形式;
URL
101
生活環境講座
1
歴史の町並みと町屋
家庭・総合
中高
ミックス −
1
気候風土と住宅デザイン
家庭・総合
中高
ミックス −
1
歴史系博物館にみる住まい学習の実物教材
ックス
−
1
トイレいろいろ
1
エクセルを使った設計製図方法
家庭
1
祭りのしつらいと町屋・町並み
家庭・総合
1
民家の見方調べ方 家庭
高
ミックス −
1
住まいの学習カルタ
家庭・総合
小中高
ミックス −
氏名
講座;
教科
形式;
URL
理科
小
ミックス −
小中高
ミックス −
○有賀正裕
2
2
対象
中高
xls・他 −
中高
数学教育講座
算数・数学
小中高
doc
−
社会科教育講座
社会・総合
−
2
○乾
2
○守本
2
○江藤
2
小中高
画像
小中高
画像
−
情報
中高
ミックス −
デザイン理論・ソフト使用法 美術
高 *
ミックス −
情報
高 *
ミックス −
小中高
ミックス −
晃
数理科学講座
芸術講座
情報処理センター
情報通信ネット CMS 教材
○瀧野揚三
2
理科
情報処理入門の資料
亮
−
自然研究講座
熱帯雨林の写真
○佐藤隆士
2
理科教育講座
小専理科観察・生物標本画像 理科
陽子
ミックス −
実践学校教育講座
調査学習を通した情報リテラシーの取り組み
○生田享介
ミ
科学教育センター
物語算数・数学
○飯島敏文
小中
ミックス −
電子顕微鏡による生物写真・微速度動画その他 理科
○田中秀典
2
標題
小中高
小専理科の実験観察補充eラーニング教材
○出野卓也
2
分類
総合
家庭・総合
学校危機センター
学校危機対応資料 安全
小中
102
氏名
○寺田
2
○辻岡
2
○畦
2
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
講座;
寛
分類
標題
形式;
URL
英語
高 *
ppt
−
高 *
ミックス −
自然研究講座
物理学授業資料
浩二
対象
英語教育講座
英語学と英語音声学
強
教科
理科
理科教育講座
福山附属植物物語 理科・総合
中高
ウェブ
中
アナログ
http://fukuyama.hiroshima-u.ac.jp/fsm/
○荒井一成
2
木工具・木組み・木工機械
○横井邦彦
2
技術教育講座
技術
自然研究講座
化学実験 理科
高 *
動画
※分類1は既存のコンテンツ及び製作中のコンテンツ
※分類2は計画中・提供可能・参考となるコンテンツ
103
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
資料2
ウェブページ修正作業報告
実践学校教育講座の種村雅子講師が作成したウェブサイト「物理学実験のページ」
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~masako/exp/exp.html(オリジナルページ)
http://magic.k12.osaka-kyoiku.ac.jp/wrdc/exp/(修正版仮ページ)
は,本学のウェブページの中でも外部からのアクセスが非常に高いページの1つである。
制作してからかなり年数を経ており,アクセシビリティやHTML形式を整備するために情報科
学講座の学生さんの助けをかりて修正作業を行うことにした。以下に古河君による作業報告
書を示す(wrdc01はデータを格納したディレクトリの名前を表している)。
---------------------------------------------------------------------------------
平成 21 年 2 月 8 日 wrdc01/ 作業報告書
教育学研究科総合基礎科学専攻
教養学科情報科学専攻
監修
情報科学講座
古河孝英
林
藤田
和寛
修
目次
1 はじめに
1
2 wrdc01/の調査
1
2.1 警告数のチェック ............................. 1
2.2 具体的な警告内容 ............................. 1
2.3 警告別の警告数 .............................. 2
3 作業方針
2
4 実際の作業
4
4.1 スクリプト処理と実際の作業量 ....................... 4
4.2 alt 属性の設定 .............................. 5
4.3 機種依存文字の処理 ............................ 5
4.4 色調補正 ................................. 5
5 所要時間
6
6 修正箇所の例
7
6.1 DOCTYPE 宣言,lang 設定
......................... 7
6.2 alt 属性の設定 ..............................
7
6.3 機種依存文字の設定 ............................
8
104
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
6.4 色調補正 .................................
8
6.5 色調補正 2 ................................
8
7 おわりに
9
表目次
1 wrdc01/における問題点の数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1
2 警告数の詳細. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3
3 用いたソフトウェア. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
4 スクリプト処理後の警告数. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
5 実際の作業量. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
6 ギリシャ文字のコード表 [1]
5
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
7 HTM の作業所要時間. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
8 HTML の作業所要時間 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1
6
はじめに
今回の作業の手法,どの程度の作業量があったか,実際にどのくらい時間をかけて作業を
したのかなど,今後の引継ぎが可能なように作業報告書としてまとめる.
2
wrdc01/の調査
まず始めに,作業の方針や方法を決めるため,調査を行う.
2.1 警告数のチェック
Fujitsu WebInspector 5.11 を用い,「富士通ウェブ・アクセシビリティ指針第 2.01 版」
の「優先度 1」の設定 でアクセシビリティのチェックをかけたときの,全てのファイルにお
ける問題点(警告,注意)の数を示す(表 1).今 回は,警告のみに重点を置き,作業を行
った.注意については,保留とした.
表 1: wrdc01/における問題点の数
ファイル総数
問題総数
警告数
注意数
HTM
358
2, 731
1, 856
875
HTML
278
3, 076
2, 322
754
Total
636
5, 807
4, 178
1, 629
2.2 具体的な警告内容
さまざまな警告の中で,特に多かったものを以下に示す.警告 10 では,「その他」とし
て,警告 1∼9 に比べて警告数が少なかったものを,まとめてある.
警告 1: DOCTYPE 宣言がありません。HTML,XHTML では、DOCTYPE 宣言を使用して、DTD を
定義する必要があります。
警告 2: <html>に lang 属性または xml:lang 属性がありません。
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
105
警告 3: リンクのある(リンクの無い)<img>に alt 属性がありません。音声ブラウザなど
で、画像の内容を把握できない場合があります。
警告 4: 機種依存文字を使用しています。使用する OS やブラウザにより、正しく表示され
ない場合があります。
警告 5: 文字色と背景色のコントラストが足りません。
警告 6: 文字色と背景色は、弱視者(白内障者)の基準で、背景色と文字色のコントラスト
が足りません。
警告 7: 文字色と背景色は、色覚特性(第一色覚−赤)の基準で、背景色と文字色のコント
ラストが足りません。
警告 8: 文字色と背景色は、色覚特性(第二色覚−緑)の基準で、背景色と文字色のコント
ラストが足りません。
警告 9: 文字色と背景色は、色覚特性(第三色覚−青)の基準で、背景色と文字色のコント
ラストが足りません。
警告 10: その他
• <head>に<title>がありません。
• 半角カナを使用しています。使用する OS やブラウザにより、正しく表示されない場合
があります。
• <embed>に<noembed>がありません。<noembed>を指定してください。
• <noscript>がありません。<noscript>を指定してください。
• <frame>に title 属性がありません。
• <blink>を使用しています。<blink>は HTML4.01 や XHTML で規格外であり、アクセシブ
ルでもありません。
• <marquee>を使用しています。<marquee>は HTML4.01 や XHTML で規格外であり、アクセ
シブルでもありません。
などなど.
2.3 警告別の警告数
2.2 の各警告における警告数をまとめた(表 2).
3 作業方針
2 より,DOCTYPE 宣言や,lang 設定においては,ほぼすべてのファイルに関して作業が
必要であり,また,もっとも作業が必要なものが「alt 属性の設定」であることが分かった.
次いで,多いのが色調補正の作業である.img タグにおける alt 属性の設定は,実際の画像
を見る必要があり,色調補正に関してはアクセシビリティのコントラストチェック基準が定
かではないこともあり,手作業での作業が求められる.
106
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
表 2: 警告数の詳細
分類
設定
警告No.
1
色調補正
その他
2
3
4
5
6
7
8
9
lang
alt
機種
色
弱視
赤
緑
青
その他
総数
10
内容
DOC
HTM
19
358
1, 196
19
56
70
37
56
41
4
1, 856
HTML
272
278
1, 245
100
55
106
11
55
55
145
2, 322
Total
291
636
2, 441
119
111
175
47
111
96
149
4, 178
そこで,作業の簡略化を図り,同じ内容の処理はスクリプトで処理し,必要な箇所のみ手
作業で処理をしていく.一括でスクリプト処理できるように,DOCTYPE 宣言と lang 設定の
書式を次のように統一した.
DOCTYPE 宣言
􏰃 􏰀 <!DOCTYPE HTML PUBLIC " -//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
lang 設定
<html lang="ja">
また,ブラウザ(Trident 系,Mozilla 系,Opera 等)で閲覧している際に,META タグに
よる文字コードの指定が無いために,ISO-2022-JP で表示され,見るたびに文字コードの変
換が必要になってしまうファイルもあったので,METAタグの設定も同時に行う.
META タグ設定
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
上記の設定でスクリプトに一括処理させるので,ついでに手作業で alt 属性の設定がしや
すいように,alt 属性が設定されていない<img>タグに alt="" を挿入しておく.
また,タグの挿入にあたり,ファイルによって大文字タグと小文字タグが両方使われてい
て統一性に欠け,XHTML の場合小文字でなければならない条件もあるので,これから編集し
ていく際に,全てのタグを小文字にしていくことにした.
よって,DOCTYPE 宣言,lang 設定,META タグの挿入,空 alt の挿入以外の作業は,すべ
て手作業で行う.そして,今回は作業者が 2 名いるので,スクリプトでの一括処理が完了し
た時点で,htm ファイルと html ファイルに分けて,分担作業していくことにした.
4
実際の作業
作業を行うにあたり,今回の作業者(古河と林)が用いたソフトウェアを紹介しておく.
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
107
表 3: 用いたソフトウェア
古河
HTML エディタ
Macromedia Dreamweaver MX 2004 1)
林
メモ帳(Windows 標準搭載)
ファイル検索
find 2)
---
プログラム言語
Ruby1.8.4
---
文字列置換
Ruby1.8.4
Speeeeed
差異検査
diff2
メインブラウザ
Firefox3
DF
Internet Explorer Ver.7
■ 古河のコメント
編集するデータのタグを小文字化する作業は,Dreamweaver で「ファイルを開くときに
自動で小文字化する」ように設定を変更して作業を行っていくことにした.プログラム言
語 Ruby はスクリプトを書くのに使い,find コマンドは HTM と HTML を分けるときに用
いた.
■ 林のコメント
最も作業量の多かった alt 属性の挿入については、ソフトウェア「Speeeeed」を利用
しました。Speeeeedは、置き換える文字列を、辞書形式で設定でき、対象となるファイル
の場所、形式も設定できるため、置換に非常に役立ちました。
4.1 スクリプト処理と実際の作業量
プログラム言語 Ruby を使って,全ての HTM,HTML ファイルをスクリプト処理した.処理
後に同じように wrdc01/ の警告数を調べたところ,表 4 のようになった.これにより,正
常に DOCTYPE 宣言,lang 設定,alt 属性の処理が正常に終わった.しかしながら,alt 属
性の文字列は,実際に img タグで表示されている画像を見ないと決められないため,実際の
作業量は表 5 のようになる.
補足
富士通のアクセシビリティチェッカーは行単位でチェックをしているため,1 行内に複数
個の警告があった場合でも警告は 1 つとカウントされるので,修正とチェックを何度も繰り
返し確認する必要がある.よって,表 5 は富士通のアクセシビリティ・チェッカー基準での
作業目安であり,正確な作業量は数値よりも多い.
1) 現在は Macromedia ではなく Adobe の製品になっている.30 日間無償体験版あり.
2) Linux コマンド.
108
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
表 4: スクリプト処理後の警告数
分類
警告No.
設定
1
2
内容
DOC
lang
HTM
0
HTML
Total
色調補正
その他
7
8
9
総数
3
4
5
6
10
alt
機種
色
弱視
赤
緑
青
その他
0
0
19
56
70
37
56
41
4
283
0
0
0
100
55
106
11
55
55
145
527
0
0
0
119
111
175
47
111
96
149
810
その他
総数
表 5: 実際の作業量
分類
警告No.
設定
1
2
内容
DOC
lang
HTM
0
0
HTML
0
Total
0
3
色調補正
4
5
6
7
8
9
機種
色
弱視
赤
緑
青
その他
1,196
19
56
70
37
56
41
4
1,479
0
1,245
100
100
106
11
55
55
145
1,772
0
2,441
119
119
175
47
111
96
149
3,251
alt
10
4.2 alt 属性の設定
画像を一つ一つ見て手作業で入力した.数が多かったので,これが最も時間を使った作業
であった.今回の作業のメイン作業だといえる.
作業をしていくうちに,BACK ボタン,NEXT ボタン,TOP ボタンやデコレーション用の画像
など,同じ画像に alt 属性を設定する場面に何度も出くわしたので,同じ画像に対する alt
属性はスクリプトで処理した.
4.3 機種依存文字の処理
機種依存文字で多かったのは, ○1や ○2などの円で囲まれた数字(と,α や λ などの
ギリシャ文字)である.前者はリスト表記する際に多く使われていたので,単に「1.」や「2.」
に置き換えることで処理した.後者は,物理系のサイトであったので式中に多く使われてい
たので,表 6 を用いてコードに置き換えた.可読性を重視し name が存在する物は極力 name
で置き換え,存在しないものに関しては code で置き換えた.他にも,一語での (株) が多
く見られた.
4.4 色調補正
色に関しての警告メッセージには,以下の 5 種類があった.
【1】背景色と文字色のコントラストが足りません。
【2】弱視者 (白内障者) の基準で、背景色と文字色のコントラストが足りません。
【3】色覚特性 (第一色覚-赤) の基準で、背景色と文字色のコントラストが足りません。
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
109
表 6: ギリシャ文字のコード表 [1]
word
α
code
&#945; &#946; &#947; &#948; &#949; &#950; &#951; &#952;
name
&alpha; &beta; &gamma; &delta; &epsilon; &zeta; &eta; &theta;
word
ι
code
&#953; &#954; &#955; &#956; &#957; &#958; &#959; &#960;
name
&iota; &kappa; &lambda; &mu; &nu; &xi; &omicron; &pi;
word
ρ
code
&#961; &#962; &#963; &#964; &#965; &#966; &#967; &#968;
name
&rho; &sigma; &tau; &upsilon; &phi; &chi; &psi; &omega;
β
γ
κ
λ
σ
τ
δ
µ
υ
ε
ν
φ
ζ
η
ξ
θ
o
χ
π
ψ
ω
【4】色覚特性 (第二色覚-緑) の基準で、背景色と文字色のコントラストが足りません。
【5】色覚特性 (第三色覚-青) の基準で、背景色と文字色のコントラストが足りません。
【1】に関しては,実際に見てみるとコントラストが足りていないことは明らかに分かるの
で,色を濃くしたり,薄くしたりすることで解消されたが,【2】∼【5】に関しては,色覚
特性の基準が分からないので,一般的な補色を使ってコントラストを高めながら,なるべく
デザインを損なわないように配慮しながら,微調整を何度も行っていく作業が必要になった.
中には,同時に 4 つの警告が出るものもあり,試行錯誤しても警告が消えなかったものに関
しては,コントラストが明確な色に完全に変更したものもあった.
また,この警告が出る場合は,body タグ内に表記する,bgcolor, text, link, alink, vlink
などで指定した色と文字色(font color)とのコントラストであることが多かったので,実
際のページを見て,背景に画像(background)指定してあるものに関しては bgcolor の指定
をなくすだけで解消されるものもあった.
5 所要時間
今回の作業における,HTM ファイルと HTML ファイルの作業所要時間をざっと計算したも
のが表 7 と表 8 である.スクリプトを書いて一括処理した時間は,チェックやテストも含
め,約 60 分である.よって,今回の作業所要時間は,単純計算で約 30 時間になります.
表 7: HTM の作業所要時間
作業内容件数
alt 属性の設定
機種依存文字
色調補正
その他
再チェック
合計
[sec] / 件
所要時間 [h]
1, 196
20
6.64
19
30
0.158
260
60
4.33
4
20
0.022
358
15
1.49
12.64
110
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
表 8: HTML の作業所要時間
作業内容件数
alt 属性の設定
[sec] / 件
所要時間 [h]
1, 245
20
6.92
機種依存文字
100
30
0.83
色調補正
282
60
4.7
その他
145
20
0.806
再チェック
278
15
1.16
合計
6
14.42
修正箇所の例
6.1 DOCTYPE 宣言,lang 設定
【対象ファイル】:./wrdc01/exp/ewing/05Mijikana/houki.htm
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ Before _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
<HTML>
<HEAD>
<META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html; charset=Shift_JIS">
<META NAME="Author" CONTENT=" 武田良平">
<META NAME="GENERATOR" CONTENT="Mozilla/4.06 [ja] (Win95; I) [Netscape]">
<TITLE>ホーキ。</TITLE>
</HEAD>
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ After _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
<!DOCTYPE HTML PUBLIC " -//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<meta name="Author" content=" 武田良平">
<meta name="GENERATOR" content="Mozilla/4.06 [ja] (Win95; I) [Netscape]">
<title>ホーキ。</title>
</head>
6.2 alt 属性の設定
【対象ファイル】:./wrdc01/exp/boucho/boucho.htm
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ Before _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
<DT><IMG SRC="gif/boucho1.gif" ALIGN="LEFT">
<BR>
<DD>多くの物体は温めると大きくなります。
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
111
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ After _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
<dt><img src="gif/boucho 1.gif" align="LEFT" alt=" 加熱">
<br>
<dd>多くの物体は温めると大きくなります。
6.3 機種依存文字の設定
【対象ファイル】:./wrdc01/exp/kichu/experiment/theory/sitsudo.html
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ Before _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
<br>ところが,同圧 p において,
<br>水蒸気の密度
ρ
:
空気の密度
ρ
≒
5
:
8
<br>なので,空気と水蒸気の混合気体の密度は,
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ After _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
<br>ところが, 同圧 p において,
<br>水蒸気の密度
ρ
:
空気の密度
ρ
&#8776;
5
:
8
<br>なので, 空気と水蒸気の混合気体の密度は,
6.4 色調補正
【対象ファイル】:./wrdc01/exp/hare/boil.htm
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ Before _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
<BODY TEXT="#000000" BGCOLOR="#408080" LINK="#0000EE" VLINK="#551A8B"
ALINK="#FF0000">
<P><FONT COLOR="#000000"><A HREF="rekisihyper.htm"> もどる。</A></FONT></P>
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ After _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
<body text="#000000" bgcolor="#408080" link="#0000EE" vlink="#551A8B"
alink="#FF0000">
<p><a href="rekisihyper.htm"><font color="#FFFF00"> もどる。</font></a></p>
6.5 色調補正 2
【対象ファイル】:./wrdc01/exp/hare/ekitaih.html
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/__/_/_/_/_/_/ Before_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_//_/_/_/_/_/_/
<BODY BGCOLOR="#A3F3D1">
<P><B><FONT COLOR="#FF8080"><FONT SIZE=+2> 液体比重計</FONT></FONT></B></P>
<P><IMG SRC="ekitaihizyu.gif" HEIGHT=190 WIDTH=1 89 ALIGN=LEFT>
<IMG SRC="hizyukei.gif" HEIGHT=192 WIDTH=256></P>
<P><FONT SIZE=+1><FONT COLOR="#FFFFFF">
</FONT><FONT COLOR="#004080"> 液体の製品の
品質検 査につかわれる。アルコールや牛乳を水で薄めると密度がかわるが,密度から成分の
組成をおし量る測定に使用 される。アルコールの検査に用いられる比重計をアルコール比重
計といい,牛乳を検査するものを検乳計という。
</FONT></FONT></P>
112
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
<P><FONT COLOR="#FFFFFF"><FONT SIZE=+1>
</FONT></FONT></P>
_/__/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ After _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_//_/_/_/_/
<body bgcolor="#A3F3D1">
<p><b><font color="#0033FF"><font size=+2> 液体比重計</font></font></b></p>
<p><img alt="液体比重計" src="ekitaihizyu.gif" height=190 width=189 align=LEFT>
<img alt="液体比重計:実写" src="hizyukei.gif" height=192 width=256></p>
<p><font size=+1><font color="#004080">液体の製品の品質検査につかわれる。アルコール
や牛乳を水で 薄めると密度がかわるが,密度から成分の組成をおし量る測定に使用される。
アルコールの検査に用いられる比重計を アルコール比重計といい,牛乳を検査するものを検
乳計という。</font></font></p>
7
おわりに
今後 のために,フィードバックをした内容を記載しておく.
• 半角カナ(特に『・』や『「」』など)の訂正をエディタ置換で行った.
→ カタカナは難しいが,半角カナ記号の全置換はスクリプトで行うべきだった.
調査を入念にすることで,回避できたはず.
• 色覚特性による見え方が分からないので,色調補正に時間を割かれた.
→ 各色覚特性の色見表などを見つけておく.
参考文献
[1] e-Words,IT 用語辞典,HTML の特殊文字:http://e-words.jp/p/r-htmlentity.html
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
113
編集後記
この原稿を作成している段階では,まだ,デジタル教材アーカイブサイトが作業中です。
最終的な URL は変わることになると思いますが,関連サイト及びプロジェクトの仮のウェ
ブサイトを紹介しておきます。
○プロジェクトワーキンググループ作業用サイト
http://magic.k12.osaka-kyoiku.ac.jp/wrdc/
報告書のデータやお知らせ等があります。
○デジタル教材アーカイブ検証作業用サイト
http://pesj.k12.osaka-kyoiku.ac.jp:8080/wrdc/
デジタル教材アーカイブ作成作業経過を観察できます。
○デジタル教材プロジェクトワーキンググループへの連絡用アドレス
[email protected]
デジタル教材の提供や制作の企画などありましたら是非お知らせください。
理科教育講座
越桐國雄
[email protected]
平成 20 年度特別教育研究プロジェクト報告書(概算プロジェクト)
次世代を育てる全領域デジタル教材の展開
−学校・家庭で活用できるデジタル教材の開発−
平成 21 年 3 月
大阪教育大学デジタル教材プロジェクトワーキンググループ
○栗林澄夫(代表者),野浪正隆,吉田晴世,峯 明秀,柳本朋子,
越桐國雄,田中龍三,佐藤賢司,赤松喜久,井奥加奈,荒井一成,
井坂行男,片桐昌直,藤田
修,江藤
亮,木原俊行,種村雅子,
佐藤隆士,大阪教育大学附属図書館(学術情報課)