大谷南小学校だより 松 ぼ っ く り <教 育 目 標> 心豊かな子ども 自ら学ぶ子ども たくましい子ども ◇ 平成25年 5月号 小山市立大谷南小学校 ℡0285(28)0009 FAX0285(27)5384 発行者 須藤 悦子 校長室から 「教室訪問」 先生たちも勉強しています 今年も、丸1時間授業を参観し、学級の様子を見せ てもらう「教室訪問」を実施しています。熱心に授業 を行う担任の先生、集中して授業に取り組む子どもた ち、今年も南小では素晴らしい学級経営や授業が行わ れていると実感します。本当にうれしいことです。 この授業は、他の先生方も、自分の学級を少しの時 4年生道徳教室訪問 間自習にして参観します。互いに授業の腕を磨く機会 にしたいとの願いからです。参観後、子どもの活動を中心に、色違いの付箋 紙に意見や感想を書き、意見交換を行います。教員同士の相互研修がより深 まってきていると感じます。 付箋紙を貼った指導案 ◇ 学校は生き物がいっぱい 地域には先生がいっぱい 1年生のアサガオは、本葉が出てきました。毎朝、アサガオにもごあい さつ。2年生は、ナス・トマト・キュウリ・オクラなどの苗を植え、畑に はサツマイモ。3年生は、ホウセンカをまき、教室ではアオムシとカエル を飼育しています。4年生は、ヘチマやヒョウタンの種をまき、教室には ザリガニや魚がいっぱい。5年生は、バケツにイネ、畑にカボチャ、校舎 前にゴーヤ。教室では、孵化したばかりの小メダカがたくさん泳いでいま す。6年生の花壇にはジャガイモが葉っぱを広げ、教室には急に幹が太く なった3年目の大王松。校長室には、メダカとドジョウ。池には、ニシキ ゴイやフナや金魚。動物や植物の世話は楽しいのですが、方法は暗中模索 の試行錯誤、そして結果に一喜一憂。私も担任も子どもたちも初心者、見 よう見まねでやっている状態です。 先日、学校の畑に5年生がカボチャの苗の植えていたら、近所の方が道 具を持って来て、植え方を教えてくださいました。いつもの年より、真っ 直ぐに上手に植えることができました。子どもたちも担任も勉強になった と大喜び。近所にはたくさんの先生がおられたのです。きっと、南小の畑 を眺めては、歯痒い思いをしていたのでしょう。地域の皆様、これからも いろいろなことを教えてください。 1年 アサガオの鉢 5年 カボチャ畑 3年目の大王松 ◇ 五月女政平氏 油絵を寄贈「白い西洋館」 五月女氏(92)のご希望で、市内小中学校と図書館や公民館に、計41点 の油絵が寄贈されました。大谷南小ランチルームには、「 白 い 西 洋 館 」 (F80号・1969年頃)という油絵が寄贈され、設置が終了しました。 五月女氏の長男政巳さんは、「多感な子どもたちの心に少しでも父の作 品が生きればと願っている」と語っておられます。 ランチルームに入ると、左手に西村比呂子様作「ひととき」(平成23年 寄贈) 、右手に五月女政平様作「白い西洋館」 、大きな2枚の絵が飾られて います。南小にまた一つ宝物が増えました。学校にお越しの際は、ぜひ本 物をご鑑賞ください。 「白い西洋館」 ◇ 授業参観、学級懇談会 第1回目の授業参観、 平成25年度 学級懇談会のテーマ 学級懇談会を実施しまし 懇談会のテーマ た。教育目標の「自ら学 1年 家の人と一緒に宿題をやろう ぶ子ども」を実現するた 2年 姿勢良く、自分から宿題をやろう めに 、「家庭学習」の習 3年 自主学習を毎日の習慣にしよう 慣をつけていきたいと考 4年 勉強する時間を決めよう えます。そのことによっ 5年 目をかけ、声をかけ、子どものやる気をのばしましょう て学習内容が定着し、学 6年 がんばる気持ちを認め、ほめながら伸ばしていこう 習意欲が育つことを期待 しています。各学年の話し合いで学級懇談会のテーマが、上の表のように決まりました。1年間 ご家庭で声掛けをしていただいて、ご協力くださいますようお願いいたします。 ◇ PTA・後援会総会 PTA本部役員 後援会役員 授業参観・学級懇談後のPTA総会 会長 関 悟 会長 鷺谷 尚 ・後援会総会へのご参加ありがとうご 副会長 渡邉 正則 副会長 木村 正二 ざいました。特に、役員をお引き受け 副会長 山中 由起 副会長 中田 勲 いただいた皆様には、この1年どうぞ 副会長 中田 実香 庶務 岩本 光男 よろしくお願いいたします。 庶務 石川 正之(学校) 会計 山中 信夫 総会につきましては、皆様のご協力 庶務 関 美保 会計 石川 正之(学校) により議事が滞りなく終了しました。 会計 山中めぐみ 監査 池澤 誠 御礼申し上げます。詳しくは各ご家庭 会計 五十嵐衿子(学校) 監査 關 信雄 に配布させていただきました、定期総 会計 佐藤 貴子 (学校) 幹事 小關 孜 会資料をご覧ください。 顧問 中田 亘 幹事 稲葉 良一 また、総会の時、平成26年度に創 立140周年を迎えるにあたっての準 備等についてのご質問がありました。当日校長が不在でしたので、PTA会長から、平成26年 度の大南祭の時に記念行事を行い、記念事業積立金については環境整備等に活用させていただき たい、と回答させていただきました。今後、具体的な計画を進めて参ります。 ◇ 劇団四季 ファミリーミュージカル こころの劇場「桃次郎の冒険」 ひとこと 3月末、一番年上の ウサギ、チャッピーが 主催 劇団四季 財団法人 舞台芸術センター 天国へ召されました。 後援 文部科学省 5月21日、小山市教育委員会では市内全小学校6 11年間子どもたちから愛されました。ウサ 年生対象に、劇団四季「こころの劇場」が開催されま ギの平均寿命は7~8年、人間でいえば100 歳を超える年齢だそうです。倒れているの した。本校の6年生も、午 に気付き、動物病院で診察を受けました。 前の部で鑑賞しました。日 みんなで回復を祈りましたが、数日後静か 頃身近にある、テレビやイ に息を引き取りました。かわいい動物の飼 ンターネットなどの映像の 育は、時として死に立ち会うこともあると 世界とは異なる、 「生の芸術」 いうことです。飼育委員の子は今、チャッ を体感するすばらしい機会 ピーが教えてくれた命の重さを感じながら、 となりました。 残り2羽の世話を続けています。 子どもたちは「桃次郎の また、動物病院の先生からご指摘を受け 冒険」を見て、 「人を思いや た、飼育小屋の床面をもっと清潔に保つに る心」や「人を信じる心」 はどう改造したらよいか、検討中です。ご の大切さを学んだと感想を 意見がございましたらお願いします。 もちました。
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