小中学校課学校教育担当メールマガジン「パートナー」 H26.5.28 第 135 号

◆◇◆◇◆小中学校課学校教育担当メールマガジン「パートナー」◆◇◆◇◆
H26.5.28 第 135 号
県教育委員会HP http://www.pref.kochi.lg.jp//
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高知県教育委員会事務局 小中学校課学校教育担当 編集・発行
-----------------------------------------------------------------------「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」若葉の緑に満ち、すべての生き物が輝き
を放っている季節です。きっと子どもたちも、学校生活に慣れて「躍動」の日々
を過ごしていることでしょう。そうしたパワーに負けないよう、現場の先生方と
ともに小中学校課も更なる高知県の学力向上に向けて、取り組みを進めていま
す。爽やかな風にのせて「パートナー135号」をお届けします。
-----------------------------------------------------------------------【銀杏だより】
『勉強する理由』
長岡 幹泰 小中学校課長
【
「心を耕す」教育の総合的な推進】
(1)キャリア教育の部屋
(2)道徳の部屋
【ザ・チャレンジ!】
(1)ことばの力育成の部屋
(2)理科の部屋
(3)外国語の部屋
【お知らせ】
○<「宇宙の日」記念全国小・中学生作文絵画コンテストのご案内>
○<放射線に関する教職員セミナー及び出前授業実施事業「科学的な理解をす
すめる放射線教育セミナー」>
○<平成27年用国土緑化運動・育樹運動ポスター原画募集>
○<第45回(平成26年度)市村アイデア賞の募集について>
○<第5回全国少年少女チャレンジ創造コンテストの募集>
○<小・中学校における環境教育推進支援事業の募集について>
○<平成26年度2学期
学校図書館セット貸出しのご案内>
○<第17回児童生徒文学作品朗読コンクール>
○<青木幹勇記念第5回全国子ども俳句大会>
○<「
『異字同訓』の漢字の使い分け例(報告)
」について>
○<第10回 著作権教育実践事例募集について>
○<「バリアフリー図書」セミナーのご案内>
○<視覚障害のある方への細やかな配慮を>
-----------------------------------------------------------------------【銀杏だより】
『勉強する理由』
ご近所の男の子が小学生になりました。
4月当初の朝は、その泣き声が常であったのですが、5月に入り、大きなラン
ドセルがスキップする姿をよく見かけるようになりました。この1か月余り、
よく不安と格闘し、頑張りぬいたなと感心しきり。
「友だちできた?」と声を
かけると、
「おんちゃん、いっぱいできたで。
」と今日も元気に学校に走って
行きました。先生、よろしくお願いします。
そう言えば、僕の方も漸くサロンシップの枚数が減ってきたような。この1か
月余り、腰から背中に変な緊張が残り、毎晩、お風呂の後にはサロンシップとホ
ット・アイマスクのお世話になっていました。それがこのところに来て、徐々に
首も回り始め、視野も 120 度くらいにまで戻ってきました。多分、椅子の形に僕
のお尻も慣れてきたのでしょう。
ヒトの適応する力は素晴らしいものです。慣れとは恐ろしいものです。
さて、身体が自由になるにつれ、外へ出かけることも徐々に増えてきました。
そんな中、ある小学校を訪問する機会をいただきました。帰りの会の時間になっ
て。ある子どもが先生に質問をしています。
「先生。どうして、子どもはそんな
に勉強しないといけないのですか?」。先生は何と切り返すのだろう、どのよう
に応えるのだろうと興味津津。
実は、以前、我が娘に同様の質問を受けたことがありました。その時の僕の答
えは、
「人間、みんな、学んで大きくなった。だから、おまえも勉強せんといか
ん。
」これに対する娘の反応は、
「意味がわからん。私は別に大きくならんでも
いいに。
」僕。
「つべこべ言わん。とくかく、ちゃんと勉強する。
」娘は「質問
する相手を間違った。
」と言って自室に直行。そしてこれ以後、彼女は僕にアド
バイスを求めてくることはなくなりました。
話を先生に戻しましょう。
先生は丸椅子に腰かけ、子どもたちに語り始めました。
「みんなも知っているように、オオカミは鋭いキバを持っています。そして、こ
のキバを使って獲物をとって生きることができました。でも、サルはキバや尖っ
た爪といったものを持っていません。でも、ちゃんと生き続けています。サルは
どのようなことをして生きて来たのでしょう?」
子どもたちも真剣に考え、いろいろと答えを出します。そのうち、
「スイミー
じゃない」との声。これを受け、先生は再び続けました。「そう。スイミーと一
緒。サルはみんなが集まることによって、敵から身を守ったの。サルは集団でい
ることで生きてこられたのね。でも、集団であり続けるためには、自分勝手をし
ない、させない集団のルールが必要で、同時に、みんなはこのルールを学ばない
といけないの。そう、サルは『学ぶ』という習慣・習性を身につけることによっ
て生き続けることができたのね。
」
子どもたちは驚いて声をあげます。「えっ!サルが勉強するの?」「そう。サ
ルも勉強するのよ。そして、私たち人間はその根っこを探っていくとサルに行き
当たると言われているの。だから、私たち人間は『学ばなければならない存在』
なの。学ぶことをやめた時、私たち人間はオオカミに食べられてしまうかもしれ
ません。
」
子どもたちの目に「勉強する!」との火が灯ったのを見せていただいた瞬間で
した。そして、
「先生の哲学はすごい」と脱帽しました。
年度の初め、
『勉強する理由』を子どもたちとじっくりと考え、話し合ってみ
ることも面白いのではないでしょうか。
僕がもっと真剣に娘と哲学をしていたら、
「何故、学ばんといかんか」を語っ
ていたら、彼女ももうちょっと勉強する人間になっていたのかもしれません。申
し訳ない父親です。
【小中学校課長
長岡 幹泰】
-----------------------------------------------------------------------【
「心を耕す」教育の総合的な推進】
(1)キャリア教育の部屋
私事で恐縮ですが、先日、ある高等学校の定期演奏会に行く機会がありまし
た。吹奏楽なんて・・・と思っていたのですが、その演奏たるや凄いですね。
3時間に及ぶ演奏でしたが、ステージ上の子どもたちの姿は、凛々しくもあり、
逞しくもあり、一つの作品をみんなで創り上げる思いが伝わってきました。
何かに打ち込んでいる姿は、人に感動を与えるんですね。日頃、文化に触れる
ことがない私ですが、誘ってくれた家族に感謝です。
さて、平成25年度にスタートした「小中学校キャリア教育推進事業」も2年
目に入りました。この取り組みの中核となる「キャリア教育推進地域事業」の県
内3地域(香美市・須崎市・宿毛市の3市)では、昨年度、①体験活動の充実②
外部人材の活用③郷土学習(中学生用キャリア教育副読本《みらいスイッチ》の
活用や地域教材の開発)④キャリアノートの開発等の研究に取り組んできまし
た。本年度は、1年目の実践を基に、キャリア教育の充実のための研究を進めて
います。
また、5月1日には、3地域の推進校の管理職、キャリア教育担当の先生方が
参加して「キャリア教育推進地域連絡協議会」が開催されました。
各推進地域や須崎市立新荘小学校の実践発表では、それぞれ特色ある取り組み
が報告され、推進地域としてのキャリア教育の土台が構築されてきています。
分科会では「キャリア教育の視点を取り入れた授業実践」について協議をして
いただきました。以下、先生方の意見をいくつかご紹介します。
○研究授業ではしっかりとキャリアの視点を取り入れた授業が展開できている
けど、日々の授業ではどうかな?
○各教科の先生方にキャリア教育の視点を意識してもらうにはどうしたらいい?
○日々の授業や生活と将来とのつながりを意識させるにはどうしたらいい?
等、先生方も日々の授業での実践に努力されている様子がうかがえました。授業
は、学校生活の中で一番多く子どもたちが過ごす時間です。指導計画に基づいて
キャリア教育が進められるように研究実践を進めてほしいものです。
中学校のキャリア教育の手引きには次のように書かれています。
「子どもたちの日常の学習態度や生活態度は、自分の進路や将来設計に関心・意
欲をもつことによって、大きな影響を受けます。なぜ勉強をしなくてはならない
のか、今の学習が将来どのように役立つのかということなどについての発見や自
覚が、日ごろの学習に対する姿勢の改善につながり、そのことが更なる新たな発
見やより深い自覚に結びついていくことで、学習意欲の向上が期待されます。(
中学校キャリア教育の手引き 平成23年3月文部科学省)
」
「何のために」
・・・これを発見した子どもはものすごく成長します。冒頭の吹
奏楽部の子どもたちも、
「何のために」を心に抱いているから、厳しい練習にも
挑戦し、心に響く演奏ができるまでに成長するんでしょうね。
ともあれ、管理職の先生方が持ち前のリーダーシップを発揮されて、教育活動
全体でキャリア教育に取り組み、高知県のキャリア教育の推進力になってもらい
たいと願っています。
【小中学校課 中越 英二】
-----------------------------------------------------------------------(2)道徳の部屋
~県広報テレビ番組「おはよう高知」in 葉山小・葉山中~
県内の道徳教育を充実させていくためのプラン(平成25年度から27年度)
の一つに「道徳教育地域連携事業」があります。この事業の目的は大きく二つ
です。
一つは、学校間及び家庭・地域と連携した市町村ぐるみの道徳教育を推進する
こと。もう一つは、
「道徳の時間」を要とした指導を充実させることです。
県内4地域(香南市、津野町、三原村、高知市立介良中学校区)を指定し、児
童生徒の道徳性を高める取り組みを進めているところです。
今回、4地域の中の一つである津野町立葉山小学校、葉山中学校で、RKC
高知放送の取材が行われました。テーマは、
「教育改革・道徳教育の推進」で
す。先ほど紹介しました「道徳教育地域連携事業」の目的に沿った内容につい
ての取材です。
葉山小学校でも葉山中学校でも「道徳の時間」の授業の様子が公開されまし
た。葉山小学校の1年生は、
「ぼくのあさがお」という資料をつかって、自然に
親しみ、動物や植物をやさしい心で世話しようとする心情を育てる学習が行われ
ました。当日は地域の方の参観もあり、授業後には、子どもたちに授業を見ての
感想を述べられる場面もありました。
葉山中学校では、3年生が「ふるさとの志」(高知県教育委員会作成)の中に
ある「手のひら」という資料で、目標に向かって最後まであきらめず、やり抜こ
うとする強い意志について考えました。授業後半には、
「あきらめたい、やめた
いときに、どうやって乗り越えていくか?」ということについて、グループで意
見を出し合い、様々なアイディアで乗り越えようと努力するすばらしさを全体で
共有しました。
義務教育9年間の入口(小学校1年生)と出口(中学校3年生)の道徳の授業
を参観し、それぞれの段階に応じた子どもたちの成長ぶりに胸が熱くなりました。
小・中学校の授業撮影終了後に、あるご家庭を訪問させていただきました。目
的は、県内小・中学生の全家庭に配付しています「道徳教育ハンドブック『家庭
で取り組む 高知の道徳』
」を、ご家庭でどのように活用していただいているか
ということについての取材です。お母さんと小学校3年生の娘さんが今日の学校
での出来事について話をしたり、ハンドブックの中にある「家庭の力は心のエネ
ルギー」のページを開いて、我が家のルールのついて話し合って決めたことを書
き込んだりしている場面が見られました。
「道徳教育ハンドブック『家庭で取り組む 高知の道徳』
」をきっかけにして、
ご家庭において子どもさんとのかかわりが一層深まったり、子どもさんの成長を
ともに喜び合ったりする機会が増えることを期待しています。
上記の取材内容の放送日時等をお知らせします。
5月30日(金)
:事前紹介
RKC高知放送「こうち eye+」の番組で、
午後3時50分から4時50分までの間に、
短縮版(3分程度)を放映
6月1日(日)
:本番
RKC高知放送「おはようこうち」の番組で、
午前7時から7時15分までの間に、
6分程度の放映
なお、本番の放送内容は、6月5日頃から、高知県の動画サイト「こうちイン
ターネット放送局」
(http://movie.pref.kochi.lg.jp/)に掲載されますので、
パソコンでいつでもご覧になれます。
県民の皆様には、学校で行われている道徳教育(「道徳の時間」の授業や、学
校・家庭・地域とをつなぐ「道徳教育ハンドブック『家庭で取り組む 高知の道
徳』
」の活用)について、ご理解ご協力をいただくための絶好の機会だと考えて
おります。
ぜひ、ご覧くださいますよう、ご案内申し上げます。
【小中学校課 藤村 真理】
-----------------------------------------------------------------------【ザ・チャレンジ!】
(1)ことばの力育成の部屋
5月14日(水)に、学校図書館支援員の方を対象に「学校図書館活動パワー
アップ講座」を開催しました。
本年度は、東京学芸大学附属小金井小学校の学校図書館司書であり、鶴見大学
非常勤講師でもある、中山
美由紀さんを講師に迎え、学校図書館の機能及びそ
の担当者の役割について、具体的な実践の紹介を交えて教えていただきました。
その中に、授業に関わる内容もありましたのでご紹介します。
【6年間で身に付けさせたい力】
1・2年生の目標 「学校図書館利用の習慣を身につける」
*1年生の指導内容例
・学校図書館のきまり
・本の借り方&返し方
・利用の習慣化
・絵本やお話の配架場所の理解 など
*2年生の指導内容例
・絵本の読み比べ(国語での並行読書など)
・図鑑に触れさせる(入門)
・請求番号への意識付け など
3・4年生の目標 「図書館の資料の種類や分類を知って探すことができる」
*3年生の指導内容例
・図鑑や百科事典の利用(目次・索引の使い方)
・Webサイトの利用
・公共図書館の利用 など
*4年生の指導内容例
・日本十進分類法(NDC)と配架のしくみ
・調べ学習のプロセス
など
5・6年生の目標 「学校や地域の図書館を身近に利用し、課題に応じて収集
した情報を評価して生かす」
*5年生の指導内容例
・著作権を知る
・年鑑の使い方
・新聞の読み比べ
・公共図書館や博物館、書店等のHPの利用など
*6年生の指導内容例
・年表や人物事典の使い方
・まとめ方(事実と意見の区別)
・図書館や郷土資料館、美術館等の役割の理解など
【小学生の調べる活動6ステップ】
1.テーマをつかもう!・・・知りたいことは何?探したいことは何?
→ 調べたいことをはっきりさせる!
2.調べてみよう!・・・どこで 何を どうやって探すのか。
→ 学校図書館の使い方や分類について学ぶページが国語の
教科書にあり!
3.読んで、選ぼう!・・・必要な情報 信じられる情報はどれ?
→ 図鑑や百科事典、年鑑の活用を活用する!出所を確かめる!
4.作ってみよう!・・・分かったことや考えたこと、伝いたいことを誰に向
けて、どんなふうにまとめ、表すか。
→ 新聞で、リーフレットで、ポスターで、帯で、POPで…など
5.伝え合おう!・・・誰に向けて、何を、どんなふうに伝えるのか。
→聞いたら意見を言う!(双方向の伝え合い)
6.振り返る・・・1~5までを振り返る。
→ 新しい課題が見えてくる時間にする
中山さんは、
「つなぐ」をキーワードに学校図書館の役割を語ってくださいま
した。
「本と人」をつなぐのはもちろんですが、本を介して「人と人」とをつな
ぎ、授業で活用することによって「教材と学び」をつなぐという非常に重要な役
割もあることを教えていただきました。
中山さんに教えていただいた内容は、以下のサイトからも学ぶことができま
す。たくさんの授業に役立つ情報が掲載されていますので、ぜひ、のぞいてみて
ください。
↓
↓
↓
↓
↓
http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/「先生のための授業に役立つ学校図書
館活用データベース」
【小中学校課 益永 美佳】
-----------------------------------------------------------------------(2)理科の部屋
本年度も引き続き、理科教育推進プロジェクトを実施します。理科教員の指導
力向上、児童・生徒の理科への学習意欲及び科学的思考力や表現力の向上を目的
として、主に以下の事業を実施します。
☆理科教員(CST)養成・活動事業
☆高知県学力定着状況調査(小5、中1、中2)
☆科学の甲子園ジュニア高知県大会
科学の甲子園ジュニア高知県大会につきましては、只今参加チームの募集中です。
【期
日】 平成26年8月10日(日)
【会
場】 高知ぢばさんセンター
【対
象】 中学校1・2年生
※6名1チームで同一校から複数チームの参加が可能です。
【応募締切】 平成26年5月30日(金)
詳細は案内いたしました応募要項をご参照ください。たくさんの応募をお待ちし
ております。
本年度も本プロジェクトへのご協力、よろしくお願いします。
【小中学校課 井上・大野】
-----------------------------------------------------------------------(3)外国語の部屋
平成26年度が始まり、早2か月が過ぎようとしています。新しく入学して来
た子どもたちも、学校生活に慣れてきた頃でしょうか。
本年度、
「外国語の部屋」を谷口と三村で担当します。文部科学省や国立教育
政策研究所をはじめ、県内外の外国語教育についての情報をお伝えしていきま
す。よろしくお願いします。
本年度の外国語教育の事業として、外国語教育推進プラン実践事業がありま
す。実施内容は、①高知県英語教育推進のためのガイドライン(本県の英語教育
の中期行動プラン)の策定、②中核となる拠点校における小学校英語教科化への
支援、③外国語教育を推進するリーダー教員(以下、コア・ティーチャー)への
支援と他校への普及、④外国語教育の推進、小中連携のモデル及びコア・ティー
チャー育成の研修拠点としての指定校研究、の4つの柱です。
①については、本県の有識者で組織する「高知県英語教育推進のためのガイド
ライン検討委員会」を設置し、行動指針を策定していくものです。行動指針から
今後の本県の英語教育における行動計画を作成し、県内の英語教育のさらなる充
実を図っていきます。
②は、英語教育強化地域拠点事業です。小学校の教科化、実施時期の早期化等
を研究開発していく事業です。本県では、南国市及び中土佐町に強化地域をお
き、高知西高等学校と連携しながら小中高をつなぐ英語教育を推進していきま
す。強化地域は2地域、5校での研究開発です。両地域では、現行の教育課程に
よらない、小学校中学年あるいは高学年での外国語科、その下学年での外国語活
動を設置し、研究開発を行っていきます。
南国市 ・・・南国市立日章小学校、南国市立大湊小学校、南国市立香南中学校
中土佐町・・・中土佐町立久礼小学校、中土佐町立久礼中学校
③は、外国語教育コア・ティーチャー育成事業です。小・中学校の外国語教育
を推進するコア・ティーチャーの育成を図っていきます。本年度の育成プログラ
ム受講者は、小学校12名、中学校10名です。本プログラム終了後、各学校・
地域での中核として、外国語教育の推進役を担っていきます。
④は、外国語教育コア・スクール実践研究指定事業です。県内に小・中学校拠
点校(以下、コア・スクール)を指定し、小中連携のモデル、コア・ティー
チャー育成事業における研修の拠点校としての取り組みを推進していきます。コ
ア・スクールは以下の8校です。
東部管内・・・室戸市立羽根小学校、室戸市立羽根中学校
中部管内・・・須崎市立須崎小学校、須崎市立須崎中学校
西部管内・・・四万十市立東山小学校、四万十市立中村西中学校
高知市 ・・・高知市立横浜新町小学校、高知市立横浜中学校
外国語教育コア・ティーチャー育成事業では、集合研修の中で、県外からの講
師による公開講演を行う予定です。また、上記8校のコア・スクールにおいて
も、育成プログラムの中の公開授業、授業についての研究協議を行います。ぜ
ひ、ご参加くださいますよう、お願いします。
本年度も外国語教育の充実に向けて、精一杯支援していきます。どうぞ「外国
語の部屋」をよろしくお願いします。
【小中学校課 谷口・三村】
-----------------------------------------------------------------------【お知らせ】
<「宇宙の日」記念全国小・中学生作文絵画コンテストのご案内>
作文・絵画テーマ
「宇宙たんけん」
2014年には小惑星探査機「はやぶさ2」が打ち上げられる予定です。宇宙
にある星を調べることによって、地球の起源や宇宙の歴史など、色々なことがわ
かります。宇宙にはどんな星があるんだろう?私達が住む地球はどこから来たん
だろう?さあ、宇宙へたんけんに出かけよう!
◆参加賞:コンテスト応募者全員
◆主催:文部科学省、自然科学研究機構国立天文台、宇宙航空研究開発機構、日
本科学未来館、リモート・センシング技術センター、日本宇宙フォーラム、協力
科学館
◆後援:内閣府宇宙戦略室(予定)
◆協力:日本宇宙少年団
◆応募資格:全国の小・中学生に在籍している児童生徒
◆応募締め切り:平成26年7月31日(木)(当日までに提出先の科学館へ必着)
◆審査及び各賞:応募先の科学館で小学生、中学生の部門ごとに、原則として、
最優秀賞(1点)
、優秀賞(2点)
、佳作(3点)を選定します。受賞した方は、
応募先の科学館にて表彰を行います。さらに、各科学館の最優秀賞の中から、「
全国小・中学校作文絵画コンテスト審査委員会」による厳正な審査のうえ、小学
生、中学生の部門ごとに、主催から文部科学大臣賞、国立天文台長賞、宇宙航空
研究開発機構理事長賞などの各賞を、後援から特別賞として宇宙政策担当大臣賞
を各1点選定します。受賞した方を、東京近郊で行われる表彰式に招待し、賞状
及び副賞を進呈します。なお、絵画の部小学生部門の入賞作品は、アジア・太平
洋地域宇宙機関会議(APRSAF)の主催するポスターコンテストに出展され
る3作品の候補となります。
◆応募方法
<作文の部>:題名は自由です。400字詰め原稿用紙2枚から5枚以内(ワープ
ロ不可、自筆のこと)。作品の裏に必要事項を記入した応募用紙を貼り付けるか、
住所(フリガナ)
、氏名(フリガナ)
、電話番号、学校名(フリガナ)、学年、
年齢、応募科学館を明記した上で、最寄りの科学館までお送りください。
<絵画の部>:A2サイズ(420×594㎜)以下の用紙を使用。作品の裏面
に必要事項を記入した応募用紙を貼り付けるか、住所(フリガナ)、氏名(フリ
ガナ)
、電話番号、学校名(フリガナ)、学年、年齢、応募科学館名を明記した
上で、最寄りの科学館までお送りください。使用する画材は自由です(ただし、
コンピュータグラフィックは不可)
。
※なお両部とも、応募作品は未発表のオリジナル作品に限ります。また、入選作
品の著作権は主催者側に帰属し、応募作品の返却はできませんのでご了承ください。
◆問い合せ先:
「宇宙の日」事務局
(一財)日本宇宙フォーラム内
TEL:03-6206-4902 FAX:03-5296-7010
ホームページ:http://www.jsforum.or.jp/event/spaceday/
メールアドレス:[email protected]
【小中学校課 小杉 龍司】
-----------------------------------------------------------------------------<放射線に関する教職員セミナー及び出前授業実施事業「科学的な理解をすすめ
る放射線教育セミナー」>
東日本大震災での原子力災害を受け、関係法令等において、児童生徒等の放射
線に関する理解を増進することが定められたところであり、学校教育の中で児童
生徒等が放射線に関する知識を科学的に理解することが求められています。そこ
で、文部科学省では、児童生徒等の放射線に関する知識の習得、思考力・判断力
等の育成のための環境整備を図るため、教職員等を対象としたセミナーや学校へ
の出前授業等の事業を行います。
◆セミナーの形式
出前授業(45分または50分)実施後、教職員対象研修会(60分程度)
出前授業のみ、教職員対象研修会のみの実施も可
◆セミナーの内容
都道府県及び市町村教育委員会や教育研究会で行う教職員対象研修会
幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校で行う出前授業
◆実施期間
平成26年5月から平成27年2月末日
◆費用
無料
◆申込方法
ホームページから申込書をダウンロードしてFAXにて申込ください。
◆申し込み先・問い合わせ先
「科学的な理解をすすめる放射線教育セミナー」事務局(一般社団法人エネル
ギー・環境理科教育推進研究所)
TEL:03-6435-9005 FAX:03-6435-9265
ホームページ:http://www.eneriken.net
メールアドレス:[email protected]
【小中学校課 井上 美貴】
-----------------------------------------------------------------------<平成27年用国土緑化運動・育樹運動ポスター原画募集>
公益社団法人国土緑化推進機構では、国土緑化運動の一環として、植樹及び森
林・樹木の保護・保育の助長並びに一般国民の緑化思想の高揚を図るため、緑化
に関するポスターを作成することとし、その原画を募集しています。
◆応募資格
小学校・中学校・高等学校の児童生徒
◆募集期間
平成26年9月10日(水)
◆送付先
高知県教育委員会事務局小中学校課
◆募集するポスター原画の様式、審査・表彰等の詳細につきましては、下記担当
までお問い合わせください。
【小中学校課 井上 美貴】
-----------------------------------------------------------------------<第45回(平成26年度)市村アイデア賞の募集について>
公益財団法人新技術開発財団は、次代をになう小・中学生のアイデアの芽生え
を奨励するため、アイデアを募集し、優れたものを表彰し奨学金を贈呈します。
(1)応募受付期間
平成26年7月1日(火)から9月16日(火)
(2)応募資格
小・中学生
(3)応募作品
アイデアは、小・中学生が自分で考えたもの。または、小・中学生のグ
ループ(3名まで)
。発表済み、表彰を受けているものは対象外。工作物は
作っていなくても、実現可能であればアイデアだけで応募できます。
(4)応募方法
規定の応募用紙を学校で取りまとめて、応募表と応募者一覧表とともに送
付してください。各用紙等はホームページからダウンロードしてください。
(5)応募用紙提出先・問い合わせ先
公益財団法人 新技術開発財団
〒143-0021東京都大田区北馬込1-26-10
TEL:03-3775-2021 FAX:03-3775-2020
ホームページ:http://www.sgkz.or.jp
メールアドレス:[email protected]
【小中学校課 井上 美貴】
-----------------------------------------------------------------------<第5回全国少年少女チャレンジ創造コンテストの募集>
公益社団法人発明協会では発明創造コンテスト(地区大会・全国大会)を実施
します。
(1)コンテストの課題、内容
からくりパフォーマンスカーの製作、競技と作品プレゼンテーション
(2)応募資格
小学校3年生から中学校3年生までの3名1チーム
(3)地区大会
夏季休暇期間(事前に説明会を実施し課題説明と基本材料を支給)
(4)全国大会
平成26年11月29日(土)
(5)応募方法
ホームページから応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入して地区事
務局へ提出ください。地区事務局については問い合わせください。
(6)問い合わせ先
公益社団法人発明協会 青少年創造性グループ
〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-9-14
TEL:03-3502-5434 FAX:03-3502-3485
ホームページ:http://kids.jiii.or.jp
メールアドレス:[email protected]
【小中学校課 井上 美貴】
-----------------------------------------------------------------------<小・中学校における環境教育推進支援事業の募集について>
スチール缶リサイクル協会では、スチール缶等の集団回収活動を通じて環境学
習に取り組む小・中学校に対して表彰・支援を行います。
(1)募集対象
小・中学校
(2)募集期間
平成26年6月1日(日)~11月30日(日)
(必着)
(3)応募方法
ホームページから応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入してEメー
ルにて提出してください。
(4)支援の内容・時期
平成27年1月~2月頃に10万円相当の物品支援を行います。
(5)支援対象の結果発表
応募校へEメールにて通知されるとともに、審査結果通知書が郵送されま
す。
(6)応募先・問い合わせ先
スチール缶リサイクル協会
〒104-0061
東京都中央区銀座7-16-3 日鉄木挽ビル1階
TEL:03-5550-9431
FAX:03-5550-9435
ホームページ:http://www.steelcan.jp
メールアドレス:[email protected]
【小中学校課 井上 美貴】
------------------------------------------------------------------------<平成26年度2学期 学校図書館セット貸出しのご案内>
国立国会図書館国際子ども図書館では、外国語の原書を含む児童書等約50冊
(1セット)を貸し出す「学校図書館セット貸出し」を行っています。学校図書
館での展示や読み聞かせ、国際理解教育の学習教材として、どうぞご利用ください。
◆貸出期間
(前半) 通常:平成26年
8月25日(月)~ 9月25日(木)
長期(児童生徒数の多い学校や長期間授業で使用する場合)
:平成26年 8月25日(月)~10月13日(月)
(後半) 通常:平成26年10月27日(月)~11月27日(木)
長期(児童生徒数の多い学校や長期間授業で使用する場合)
:平成26年10月27日(月)~12月15日(月)
◆貸出料
無料。ただし、資料の返却に係る費用(送料等)は各校の負担(1,500 円程度)。
◆セット内容
詳しくは、国立国会図書館国際子ども図書館のホームページをご覧ください。
◆申込方法
平成26年6月1日(日)~6月21日(土)の期間内に「学校図書館セット
貸出し予約申し込み票 平成26年度2学期貸出分」(国立国会図書館国際子ど
も図書館のホームページよりダウンロード)をFAXにて送付。
◆問い合せ&申込
国立国会図書館 国際子ども図書館 児童サービス課 企画推進係
TEL:03-3827-2045(直通)FAX:03-3827-2043
ホームページ http://www.kodomo.go.jp/promote/school/rent/index.html
【小中学校課 益永 美佳】
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<第17回児童生徒文学作品朗読コンクール>
高知県立文学館では、朗読を通して文学に親しむ子どもたちを育てたいと願
い、毎年児童生徒文学作品朗読コンクールを開催しています。
文学作品を朗読することを楽しみ、より深く作品世界を理解することは、子ど
もたちに大きな喜びをもたらすこと間違いなし!多くの子どもたちの参加をお待
ちしています。
◆対
象:県内の国公私立小・中学生による個人朗読
◆申し込み:1校5名以内を学校より推薦申込書に必要事項を記入のうえ、朗読
部分のコピーを添付(A4ヨコ)
*朗読箇所には必ず「 」を付けること
◆募集期間:平成26年6月9日(月)~平成26年7月25日(金)*当日消
印有効
◆申込方法:郵送またはFAX
◆申 込 先:〒780-0850
高知市丸ノ内 1 丁目1-20 高知県立文学館「第 17回朗読コン
クール係」
◆地区審査
東部会場:平成26年8月15日(金)午前10時~
田野町ふれあいセン
ター
西部会場:平成26年8月18日(月)午前10時30分~
大方あかつき
館
高知会場:平成26年8月21日(木)午前 9時~ 文学館ホール
◆県 審 査:地区審査で選出された児童生徒が対象
平成26年11月2日(日)午後1時~ 審査・表彰式・記念講演会
*講師は、NHK朝の連続てれび小説「花子とアン」の原作者である村岡
恵理先生
◆問い合せ:高知県立文学館(担当:谷岡)
TEL:088-822-0231 FAX:088-871-7857
メールアドレス:[email protected]
【小中学校課 益永 美佳】
-----------------------------------------------------------------------<青木幹勇記念第5回全国子ども俳句大会>
募集内容
◆応募資格:小学生及び中学生
◆応募方法:規定の用紙に記入のうえ、郵送で提出
(応募用紙は土佐町教育委員会ホームページから印刷できます。)
◆締め切り:平成26年7月18日(金)(当日消印有効)
◆送り先:〒781-3492
高知県土佐郡土佐町土居206 土佐町教育委員会事務局内
青木幹勇記念全国こども俳句大会 宛
◆問い合わせ先:土佐町教育委員会事務局
TEL:0887-82-0483 FAX:0887-70-1317
ホームページ:http://www.town.tosa.kochi.jp/publics/index/7/
【小中学校課 西村 美香】
-----------------------------------------------------------------------<「
『異字同訓』の漢字の使い分け例(報告)
」について>
◆文化審議会国語分科会(平成25年度から)での「異字同訓」の漢字の使い分
けについての検討結果、
「
『異字同訓』の漢字の使い分け例(報告)
」が、文化
庁ホームページにおいて閲覧及びダウンロードできますのでお知らせします。
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/pdf/ijidoukun_140221.pdf
【小中学校課 西村 美香】
-----------------------------------------------------------------------<第10回 著作権教育実践事例募集について>
小・中、高等学校における著作権教育の実践事例を募集します。
◆募集対象
・平成25年4月1日以降に実施した、著作権に関する教育活動の事例(テー
マは自由、授業・特別活動等の形態は問いません。
)
◆応募資格
・募集対象となる教育活動を実施した小・中、高等学校。
◆応募方法
・実施した教育活動内容を、応募要領に従い、レポートとして提出。
◆応募締切日
・平成26年11月30日(当日消印有効)
◆選考と顕彰
・選考委員会において、
「優秀な事例」や「著作権教育のモデルとなる事例」
を選考し、表彰盾および賞品(希望する教育教材等)を贈呈。
・最優秀賞(1校)
20万円相当
・優秀賞(数校)
10万円相当
・優良賞(数校)
5万円相当
・モデル教育賞(数校)
8万円相当
◆応募先
〒169-0074 東京都新宿区北新宿2丁目21番1号
新宿フロントタワー32階
公益社団法人 著作権情報センター 著作権教育実践事例 事務局
※詳細については、HP の募集要項をご確認ください。
ホームページ:http://www.cric.or.jp/
【小中学校課 神岡 真紀】
-----------------------------------------------------------------------<「バリアフリー図書」セミナーのご案内>
「バリアフリー図書」を存知ですか?例えば、大きな文字の本やオーディオ
ブック、さわる絵本や布の絵本、音声ガイド付き DVD や手話 DVD などがあります。
学校図書館の一画に「バリアフリー図書」の棚を作ってみようと思う方、読者そ
れぞれの読書スタイルにあった本を届けたい!と考えている方など、ぜひ、参加
してみてください。
◆日 時
平成26年6月14日(土)15:00~16:30
◆場 所
県立ふくし交流プラザ 5階 セミナー会場(定員40名)
◆受講料
1,000円
◆問合せ
県立ふくし交流プラザ内高知福祉機器展実行委員会事務局
担当:半田・福田
〒780-8065 高知市朝倉茂375-1
TEL:088-844-9271
メールアドレス:kaigofukyu@pippikochi
*電話やメールでもお申込みいただけます。
【小中学校課 益永 美佳】
-----------------------------------------------------------------------<視覚障害のある方への細やかな配慮を>
これまでにも本メールマガジンで、「保育所・幼稚園・学校等からの通知(お
知らせ)を視覚障害者が判読可能な媒体で提供すること」について、家庭訪問や
電話で直接伝える等、視覚障害のある保護者の要望に応じた方法でお伝えするこ
とをお願いしてきました。
視覚障害のある保護者の中には、電子メールを音声や点字に変換する機器を
持っておられる方が多く、電子メールで連絡をとったり、ICレコーダーを活用
して音声で連絡を取り合うこともあるそうです。大切な内容を伝える際には、電
子メールや録音テープ、ICレコーダー等、繰り返して確認できる媒体を活用す
る等して、保護者の要望に応じた方法で情報をお伝えするようお願いします。
一人一人の保護者の要望を聞きながら、学校運営をしていくことは、信頼され
る学校づくりのために大切なことです。そのためには、要望を出しやすい雰囲気
をつくるとともに、相手の立場や思いを理解することが重要だと思います。
これまでも、各保育所・幼稚園・学校等で十分に対応していただいていること
と思いますが、今一度周知していただき、視覚障害のある方への細やかな配慮を
お願いします。
【小中学校課 チーフ 今城 純子】
-----------------------------------------------------------------------◆「パートナー」の内容は自由に引用、転載してもかまいません。
◆バックナンバーは小中学校課ホームページでも読むことができます。
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/310301/
◆ご意見・お問い合わせはこちらまで
TEL:088―821-4638 FAX:088-821-4926
メールアドレス:[email protected]
担当:小杉 / 発行責任者:今城