第2回寒川町障害福祉計画見直し検討委員会議事録(PDF:20.2KB)

会
議
名
日
時
場
所
議 事 録
平成20年度第2回寒川町障害福祉計画見直し検討委員会
平 成 20年 10月 15日 (水 )
午 後 1時 30分 ∼ 午 後 3時 30分
役場東分庁舎第2会議室
開催形態
公開
委
員:大西委員長、小田副委員長、小川原委員、石黒委員、
石塚委員、福本委員、江島委員、斉藤委員、伊藤委員、
鈴木委員、小澤委員、長瀬委員
出 席 者 事 務 局 : 和 田 健 康 福 祉 部 長 、山 仲 福 祉 課 長 、小 島 副 主 幹 、亀 井 主 査 、
丹内主事、守屋主事
傍聴者:3名
その他:手話通訳者2名
会 議 内 容 1 開式
2 委員長あいさつ
3 議題
(1)第1回会議の会議録について
(2)アンケート調査結果について
(3)障害福祉サービス見込みについて
(4)その他
4 その他
5 閉式
決 定 事 項
議
事 主な内容は次のとおり。
(1)第1回会議の会議録について
委員長:
全委員:
委員長:
第1回会議の会議録について意見等があればお願いした
い。
異議なし。
特に異議等がないようであれば、第1回会議の会議録に
ついては資料のとおりとする。
(2)アンケート調査結果について
事務局:
平成20年9月に障害者手帳所持者を対象に実施した、
アンケート調査の結果について説明。
委員長:
議 題 (2)「 ア ン ケ ー ト 調 査 結 果 に つ い て 」 ご 意 見 等 が あ れ
ばお願いしたい。
委
議 題 (2)資 料 ア ン ケ ー ト 結 果 集 計 表 に つ い て 、 全 年 齢 を 対
象 と し た 集 計 表 と 65 歳 未 満 を 対 象 に し た 集 計 表 で 分 け て い
る が 、問 27 の 6 に つ い て は 、全 年 齢 を 対 象 に し た 集 計 表 よ
り 65 歳 未 満 を 対 象 に し た 集 計 表 の 数 の 方 が 多 い の は 、な ぜ
か。
員:
事務局:
入力ミスによるものと思われる。確認し次回の会議に修
正したものを提示する。
委
員:
設問の中で、回答を1つとしているものでも複数回答し
ている場合が見受けられるが、回答方法に間違いがあって
も、そのまま反映しているのか。
事務局:
回答方法に間違いがあっても、そのままの回答を結果に
反映している。設問の方法については、回答を1つとして
いるものと、複数のものがあり、混乱させてしまったかも
しれない。設問の方法や文言については、今後検討してい
きたい。
委
員:
問 13 で は「 日 中 は 家 で 過 ご し て い る こ と が 多 い 」と い う
回 答 が 多 く し め る の に か か わ ら ず 、問 14 で は「 介 助 等 を 必
要としない」との回答が多い。その結果について、町とし
てどのようなに分析しているか。
事務局:
今後の生活をどのようなに過ごすかというより、現状は
どうなのかという意識が強いように思われる。高齢の方か
らの意見が多い中で、余生を自宅で過ごしたいという考え
から「自宅で過ごしている」となったのではと感じる。
アンケート結果をみると、普段自宅で過ごしていること
が多いことがわかった。障害者自立支援法では社会参加を
理念としているので、地域活動への参加を促せるようにし
ていきたい。
委
員:
今回のアンケート結果をどのように分析していくのか。
事務局:
客観的にみて、障害福祉計画へ反映できる有効なものが
少ないと感じる。有効なものを抽出し参考となるものがあ
れば、計画の中に反映していきたい。
委
員:
資料について、もう少し見やすいものにしていただきた
い。身体、知的、精神の手帳が障害別に発行されているの
で、障害福祉サービスの利用実績や見込み量についても障
害別に集計されていると、大変ありがたい。
委
員:
アンケートの回答者には、高齢者から若年層までの意見
や要望がある。年代別に集約すると、年代別の傾向がわか
るので、できるのであれば障害別と年代別に分けた集計が
欲しい。
事務局:
障害別、年代別での抽出は可能。アンケートの質問数が
多いので、分析に必要と思われる部分を抽出し、集計した
ものを提示する。
その意見を計画に反映させていきたい。
(3)障害福祉サービス見込みについて
事務局:
資 料 に そ っ て 、 議 題 (3)「 第 2 期 計 画 で の 障 害 福 祉 サ ー ビ
スの見込み量と第1期計画との比較」を説明。
その他補足として、第2期計画については、県より圏域
レベルで連携を図りながら、計画を今後策定していく必要
があるのか、以前各市町村へ意向調査があったり、その結
果、県から圏域レベルで計画を、調整(策定)する必要は
ないと示された事を説明。
委員長:
議題(3)について、ご意見等があればお願いしたい。
事務局:
事務局より資料に添って、説明。
委
員:
「 第 2 期 計 画 の 見 込 み 量 と 第 1 期 計 画 と の 比 較 」の 中 で 、
居宅介護の利者数については大幅な変更はなしと述べてい
た が 、平 成 23 年 度 ま で に 9 人 ず つ 利 用 者 が 増 加 す る よ う に
計上されている。
この数値は精神障害者の退院促進事業を利用された方
が 、地 域 に 戻 っ て き た 時 の こ と も 考 慮 し た も の で あ る の か 。
また、町で精神障害者が現在何人、入院しているのか把
握しているのか。
地域移行し、在宅生活をしていく中でヘルパーを利用し
ていくことが考えられる。それを踏まえたうえで見直し、
見込んだものなのか。
事務局:
町では、地域へ移行可能な入院患者は把握していない。
県で入院患者の調査を実施しているので、調査が終了すれ
ば情報が示される予定である。その結果がわかり次第計画
に反映させたい。
委 員 長:
そ の 他 に 各 項 目 の 数 値 に つ い て 、気 に な る こ と が あ れ ば 、
意見等をお願いしたい。
居 宅 介 護 の 利 用 者 数 に つ い て は 、先 ほ ど 意 見 が あ り 、第 1
期計画と大幅な変更はないと言っていたが、それについて
他の方も何か意見があればお願いしたい。
委
員:
利用者側からすると、事業者へ利用希望を出しても対応
できなく断られる事もある。支給されていても全ての時間
利用できるかは別の話である。事業者側の事情も考慮する
と、大きな伸びは考えられないので、居宅介護の利用者数
は妥当とも考えられる。
委
員:
生活介護、自立訓練(機能訓練、生活訓練)、就労継続
支 援 A、 B 型 の 2 3 年 度 変 更 率 に 大 幅 な 伸 び が あ る の は 第
1期計画策定時の見込みが甘かったのか。
事務局:
事業所が旧制度から新法のサービス体系へ移行すること
で、利用者の増えるサービスがあるが、第1期計画策定時
では、移行状況を的確に把握できていなかった為、誤差が
生じ、今回大幅な修正となった。
委
員:
児 童 デイサービスと 短 期 入 所 、 グループホーム、 ケアホームの 2 3 年 度
までの見込みについて、もう一度説明願います。
事務局:
児 童 デイサービスは 、 「 ひ ま わ り 教 室 」 の 利 用 が 大 半 を 占 め
ており、それをベースに算出した。
短期入所については、もしもの時の保険的な利用希望が
多く、支給決定数よりも利用実績が少なく、そのため実績
をベースにした数値となっている。
委
員:
グループホーム・ ケアホームに つ い て 、 数 値 の 伸 び 幅 と し て は 少 な
いが、町としての意向が反映されているものなのか。
町内に施設が少ない中、地域移行への支援のひとつとし
て グループホーム・ ケアホームの 設 置 や そ れ に 伴 う 利 用 者 の 増 が 考 え
られるが、ここに記載している利用者数からでは、町とし
てのそういった姿勢が感じ取れない。
もっと利用者数を多くしてもよいのでは。
事務局:
町 内 へ の グループホーム・ ケアホームに つ い て は 、 設 置 に 関 し 町 も
補助を出す方向でいきたいが、社会情勢を考えると短期間
で多くの設置は望めない。
また、設置された場合でも定員全てが寒川の方になると
は限らないので、大幅な伸びは見込まなかった。
委
員:
親 な き 後 、本 人 た ち の 生 活 の 場 と し て は 、や は り グループホ
ーム・ ケアホームは 必 要 と な る 。
将来的には、必要なサービスのひとつだが、2、3年と
いう短期間では妥当の数値とも考えられる。
委
員:
し か し 、 グループホーム・ ケアホームの 数 値 に つ い て は 、 少 し 寂 し
い気がする。
委
員:
重度の障害を持った方など様々な方がいる中で、自宅で
生活をしたいという方もいると思うので、サービスを選べ
る 環 境 に な っ て ほ し い 。 グループホーム・ ケアホームは 地 域 の 拠 点 の
ひとつなので、設置数が今後増えるように町の方で誘致す
るなど頑張って欲しい。
事務局:
様々な意見を反映していきたいが、今回の第 2 期計画で
は 3 ヶ 年 と い う 期 間 し か な い 。3 ヶ 年 と い う 期 間 を 考 慮 し て
数値についても検討していってもらいたい。
現状すぐに反映できないものについては、今後段階的に
検討していきたいと考えている。
委員長:
町 内 へ の グループホーム・ ケアホームの 設 置 に つ い て は 次 年 度 以 降
に設置を考えている法人もあるが、それについてどう思う
か。
委
員:
予 定 で は 21 年 度 に 定 員 4 名 、 22 年 度 以 降 に 6 名 の 計 10
名 が 住 め る ケアホームを 町 内 に 設 置 予 定 で あ る 。
また、利用者についても全て寒川の方を対象としていき
たい。設置予定している人数については、計画に反映さ
せても良い。
委
員:
養護学校の保護者同士での会話の中では、親としては、
学校卒業後は家を出て自立して欲しいという気持ちもあ
る。
グループホーム・ ケアホームは 、 本 人 が 自 立 し て い く に は 必 要 不 可
欠であり、また自宅の近くにあれば、環境的にも良いと思
う。保護者の中でも町内設置については、強い要望のひと
つでもある。
今、養護学校に通っている子どもたちも将来には必要と
して利用するかもしれないので、設置に向けた準備などは
してもらいたい。
委員長:
医療的ケアが必要な方もいる。また、在宅の重度心身障
害者も今後家族の介護が困難となった場合には施設利用も
考えられるが、町内や湘南東部地域には重度心身障害者施
設がない。今後どうしていくかが課題でもあると思う。
委 員 長:
地 域 生 活 支 援 事 業 に つ い て 、意 見 が あ れ ば お 願 い し た い 。
委
員:
移 動 支 援 の デ ー タ に つ い て は 、事 業 者 側 の 事 情 等 (マンパワー)
を考慮するとなだらかに増加しているので、妥当と考えら
れる。また、日中一時支援の利用もでき、夏休み等の長期
休暇期間にはサービスを選択できる環境が増えたので、良
かったと思う。
委
員:
国の基本指針の中で、コミュニケーション支援事業を充
実させるようにと示されているが、聴覚、視覚等の障害者
の 情 報 手 段 の 充 実 、手 話 講 習 会 等 支 援 者 講 習 会 開 催 の 考 え 、
そこへの参加者数の見込み等、今回の資料では示されてい
ないが、どのように考えているのか。
事務局:
今回は、国制度のサービス等について優先した。次回計
画素案とともに、今回定時していない数値を示します。
委員長:
事務局より、今回は国制度のサービスについて優先させ
たとの事なので、次回は、地域生活支援事業の数値につい
ても、検討していきたいと思う。
(4)その他
委員長:
4
5
今の段階で、意見等がない場合でも、時間が経って思い
つくことがある。その場合は、本日から 7 日以内に事務局
へ連絡をしてもらいたい。意見があれば、次回までに委員
長、副委員長、事務局で検討し対応していきたい。
その他
事務局から、第 3 回の開催日時について確認。また、町民の公
募による委員が決定したことで、「平成20年度寒川町障害福祉
計画見直し検討委員名簿」と開催日程の提示。開催日程について
は、第 4 回まで決定しており、その後は案として提示した。次回
の会議の際に意見を伺う。
閉式
1 認定区分と手帳の等級との関係について
資
料
2 年間を通しての平均実績について
3 アンケート結果集計表(年齢別)
4 第2期計画見込み量と第1期計画との比較
5 意見・要望一覧
本 議 事 録 は 、 平 成 20 年 11 月 5 日 第 3 回 寒 川 町 障 害 福 祉 計 画 見 直 し 検 討 委 員 会 に お
いて承認を得て確定しました。