弘前大学大学院保健学研究科 FD委員会活動報告 公開授業の趣旨

大学院保健学研究科の構成
弘前大学大学院保健学研究科
FD委員会活動報告
(20年度、21年度、22年度)
領域
分野
教員数(平成22年4月1日現在)
健康支援
科学領域
健康増進科学分野
老年保健学分野
障害保健学分野
20人(教授4,准教授1,講師6,助教3,助手6)
16人(教授4,准教授2,講師6,助教2,助手2)
22人(教授6,准教授5,講師4,助教2,助手5)
医療生命
科学領域
放射線生命科学分野 17人(教授4,准教授5,講師2,助教5,助手1)
生体機能科学分野
11人(教授3,准教授3,講師3,助教2,助手0)
病態解析学分野
12人(教授4,准教授2,講師1,助教5,助手0)
2領域6分野
計98人(教授25,准教授18,講師22,助教19,助手14)
保健学研究科FD委員会
委員長 野田美保子
医学部保健学科の構成
5専攻
1年次学生定員
看護学専攻
放射線技術科学専攻
検査技術科学専攻
理学療法学専攻
作業療法学専攻
80人
40人
40人
20人
20人
保健学研究科FD委員会について
■平成20年7月に発足:学部及び大学院のFD活動を行う
■構成メンバーは8人
大学院の6分野、および学事委員会の代表
学部の5専攻、及び学務委員会の代表 (兼任可)
■現在の活動内容:公開授業、講演会開催、学外研修
■役割分担
①学部教育の公開授業担当 :3人
②学部教育の講演会・研修会担当 :3人
③大学院教育の公開授業・講演会等担当 :2人
(但し、企画の運営に関しては全員が協力)
■委員会開催は年2~3回程度
■年間予算は約90万円(23年度から約半額)
和田一丸先生
『精神障害作業療法疾患学
-心因と関連した精神疾患-』
授業担当者及び参観者両者相互の授業改善に
つながる1方法として公開授業を企画・運営する
弘前大学FDプロジェクト2010「公開授業・検討会」の趣旨と同じ
「・・・授業改善のための教員による相互研鑽を目的とし、授業
設計者である教員が自らの授業を振り返り、授業改善に繋げるの
みならず、授業参観者が参観した授業の良い点を見い出し、教員
の授業改善にお互いに活用するための試み・・・」
齋藤久美子先生
「看護管理学」
-悪性腫瘍、炎症と免疫、先天性代謝異常
および老化-
日時:6月25日(木) 16:00~17:30
場所:第19講義室
場所:第21講義室(新棟5階)
日時:8月3日(月)、5・6時限(12:40-14:10)
場所:第21講義室
対象学生: 看護学専攻4年生(選択)
平成21年度FD委員会企画
平成21年度FD委員会企画
第2回大学院公開授業
看護学領域・総合リハビリテーション
科学領域合同 保健学研究セミナー
担当者:山辺英彰先生、石川玲先生
2月27日(金)18:00~21:00
大学院講義室
生体情報科学領域・生体機能科学
領域合同 保健学研究セミナー
担当者:柏倉幾郎先生、伊藤巧一先生
2月21日(土)10:00~12:00
2月28日(土)10:00~12:00
大学院講義室
大学院前期課程
「医療マネジメント」
放射線診療に携わる
その他のコメディカルのリスクマネジメント
担当教員:西澤一治教授
開催日:平成22年1月9日(土)
時間:18:00~19:30
場所:大学院講義室
第1回大学院公開授業
大学院前期課程
「保健学連携セミナー」
最終授業: 事例に対するチーム医療のあり方について
グループ別発表&討論
事例:H氏。男性。70歳。食べ物の飲みにく い感じを主訴に、近医を受診した。検査の結果食
道がんですでに周囲のリンパ節転移、気管への浸潤、肺転移が疑われ、手術は困難と判
断され、化学療法と放射線治療を行うことになり、入院した。・・・・・
事例:I氏。男性。36歳。心不全で入院し、拡張型心筋症と診断される。内服治療にて退院す
る。飲水制限・運動制限を指示されたが、しばらくして仕事を再開し、飲水制限を守ることが
できず、再び心不全で入院となる。・・・・・
担当教員:一戸、和田、細川、中野、野田
開催日:7月25日(土)
時間:16:00~17:30
場所:大学院講義室
保健学研究科
学部教育・大学院教育公開授業
平成22年度保健学研究科FD委員会企画
第1回公開授業
渡辺先生
「人体病理学」
日時
場所
公開授業の趣旨
佐藤公彦先生
『疾患の栄養生化学』
日時:6月15日(月) 8:40~10:10
平成22年7月12日(月)
8時40分~10時10分
21番講義室
平成22年度保健学研究科FD委員会企画
第2回公開授業
野田美保子先生
「発達期・老年期作業療法学演習」
-グループの課題発表-
日時
場所
平成22年7月23日(金)
8時40分~10時10分
21番講義室
公開授業の実施方法
①全学の公開授業も含めて5専攻各1名の教員に授業を依頼し、前期・後期通して
年間5回の実施。(22年度は全学公開授業の開催回数が増えたため変更あり)
②ポスターを作成し、約1か月前から学内に掲示したり、メールで周知する。
③公開授業時には公開授業担当のFD委員が少なくとも1名必ず同席する。
他のFD委員も時間が許す限り参観するようにする。
→参観者入室時にFD委員会が用意したコメント記入用紙を渡す。
→教室退室時までに参観者に授業に対するコメントを記入してもらう。
→FD委員は退室する参観者からコメントの用紙を受け取る。
→後日、参観者のコメントをFD委員が整理しまとめて、授業担当者に報告する。
→授業公開者からも、参観者のコメントに対するコメントを記入してもらう。
→授業担当者のコメントを付けて参観者に報告する。
⇒授業担当者の承諾が得られた場合は、保健学研究科教員全体に配布する
FD委員会活動報告書に公開授業のコメントを掲載させていただく。
1
平成21年度 学部公開授業
平成20年度 学部公開授業
専攻名
看護学
授業公開
教員
鍵谷昭文教授
授業科目名
(内容)
受講学生
母性看護方法論(妊
娠 時 の 異 常 、 流 早 看護学専攻2年
産・多胎など)
日時 講義室
参観
教員
10月28日(火)
1・2時限
4人
理学療法 對馬 均教授
学
(全学公開授業兼)
運動学
理学・作業療法学 11月17日(月)
専攻1年
5・6時限
11人
放射線技
市丸俊夫教授
術科学
医用工学演習
放 射 線 技 術 科 学 11月19日(水)
専攻2年
5・6時限
7人
検査技術
中村敏也教授
科学
栄養・代謝学
(糖質の代謝)
検 査 技 術 科 学 専 11月20日(木)
攻1年
5・6時限
12人
人体機能学演習
検査技術科学専
攻・理学療法学専 11月26日(水)
攻・作業療法学専 5・6時限
攻1年
7人
作業療法 松本光比古教授
学
(全学公開授業兼)
専攻名
授業公開
教員
検査技術 渡邉純教授
科学
授業科目名
(内容)
人体病理学(生殖
系の疾患)
受講学生
日時 講義室
作業療法 野田美保子教授
学
発達期・老年期作 作業療法学専攻3 7月23日(金)
業療法学演習
年
1・2時限
7月12日(月)
1・2時限
検査技術 高見英樹教授
科学
(全学公開授業兼)
検査技
佐藤公彦教授
術科学
疾患の栄養生化学
(悪性腫瘍、炎症と免
看護学専攻2年
疫、先天性代謝異常
および老化)
看護学
看護管理学
6人
理学療法 尾田敦准教授
学
(全学公開授業兼)
筋 骨 格 系 障 害 義 理学療法学専攻2 11月19日(金)
肢装具学演習
年
1・2時限
2人
看護学
看護倫理学
11月22日(月)
5・6時限
齋藤久美子教授
看護学専攻4年
参観
教員
日時 講義室
精神障害作業療法疾
作業療法学専攻 6月15日(月)
患学 (心因 と関連 し
2年
1・2時限
た精神疾患)
9人
6月25日(木)
9・10時限
13人
8月3日(月)
5・6時限
7人
放射線
千葉正司教授
技術科
(全学公開授業兼)
学
理学療法学専
11月19日(木)
人体形態学演習
攻・作業 療法学
7・8時限
(線描画の解釈と着色)
専攻1年
6人
理 学 療 若山佐一教授
法学
(全学公開授業兼)
保健学概論演習
11月27日(金)
1・2時限
9人
年度
16人
7人
1人
6人
1人
8人
看護学専攻4年
受講学生
5専攻4年
平成20・21年度 大学院公開授業
参観
教員
臨 床 血 液 検 査 学 検 査 技 術 科 学 専 11月9日(火)
演習
攻2年
11月16日(火)
5・6時限
作業療法 小山 内隆 生准 教授 精 神 疾 患 別 作 業 作業療法学専攻2 11月10日(水)
学
(全学公開授業兼)
療法学
年
11月16日(火)
7・8時限
放射線科 齋藤陽子教授
診 療 画 像 技 術 学 放射線科学専攻3 11月17日(水)
学
(全学公開授業兼)
演習
年
5・6時限
工藤せい子教授
(全学公開授業兼)
授業科目名(内容)
作業療
和田一丸教授
法学
平成22年度 学部公開授業
専攻名
授業公開
教員
5人
20年度
20年度
領域
看護学領
域・総合リハ
ビリ科学領
域
生体情報科
学領域・生
体機能科学
領域
授業公開教員
授業科目名
(内容)
受講学生
山辺英彰教授・ 保健学研究セミ 大学院前
石川玲教授
ナー
期課程
13人
柏倉幾郎教授・
保健学研究セミ 大学院前
伊藤巧一准教
ナー
期課程
授
平成21年2月21日
(土)・2月28日
(土)10:00~12:00
5人
8人
平成21年7月25日
(土)16:00~17:30
3人
平成22年1月9日
(土)18:00~19:30
11人
21年度
前期課程全
領域
保健学連携セミ
一戸教授・和田
ナー(事例に対
教授・細川准教
大学院前
するチーム医療
授・中野准教
期課程
のあり方につい
授・野田教授
て)
21年度
検査技術科
学領域
西澤一治教授
Reflection 公開授業についての振り返り
医療マネジメン
ト(放射線診療
に携わるその
他のコメディカ
ルのリスクマネ
ジメント)
大学院前
期課程
平成21年度 保健学研究科
大学院FDフォーラム
平成22年度弘前大学医学部
保健学科FD講演会
指導力、実践力、研究力のある人材を
育成するための大学院教育のありかた
大学教員養成プログラム
(Preparing Future Faculty Program:
PFFP)を中心に
信州大学医学部における
新入生ゼミナールの取り組み
講演タイトル
講師
信州大学医学部保健学科
理学療法学専攻 教授
日時:平成22年1月26日(火)17:40~19:00
会場:保健学研究科6階24講義室
• 公開授業は、模範授業を示すことではなく、常日頃行っている
授業を通して、参観教員と公開教員の双方にとってのFDに
なっている。
• また、5専攻ある保健学科は、授業内容のバラエティーがあり、
他専攻の授業を参観することが保健学としての全体把握をす
る上で有益である。
• 履修人数は、選択科目か必修科目か、専攻によって定員が異
なることもあり、人数に応じた授業方法を考える場にもなる。
• しかし、公開授業を引き受けていただく際の困難や、参観教員
が少ないこと(参観したくてもできない場合もあるだろうが)など
を鑑みると、公開授業への教員の認識が高いとはいえないよう
に思われた。
• 但し、最近は公開授業に対する受け入れが徐々に良くなって
いる感触がある。
参観
教員
日時 講義室
平成21年2月27日
(金)
18:00~21:00
木村 貞治 先生
日時:平成22年9月27日(月)
時間:17:45~19:15
場所:新棟6階 第24講義室
井上 史子 先生
立命館大学
教育開発推進機構
講師
保健・医療・福祉の世界では様々な専門性のある職種が,
互いを理解しあいながら個々の専門性を発揮して,チームと
して活動する「多職種連携」が求められています。
今回の講演では,信州大学で行われている,多学科・多専
攻(医学科と保健学科)の学生によるグループワークを通じ
た多職種連携に関する取り組みについての紹介をします。
教職員,学部学生,大学院生の多数のご参加をお待ちし
ております。
土持 G.法一先生
弘前大学
高等教育研究開発室
教授
多数のご参加をお待ちしております。保健学研究科FD委員会
保健学研究科 学部・大学院 FD講演会
弘前大学大学院保健学研究科
「FDワークショップ」
平成 22 年度
保健学研究科 FD 講演会
テーマ「 大学院教育のFDで今求め
第1回
られているものは?」
日時:11月12日(水)17:40~19:00
会場:24番講義室
演者:
1.弘前大学大学院理工学研究科 教授 吉岡 良雄 先生
2.青森県立保健大学
教授 松江
一 先生
3.弘前大学大学院保健学研究科・健康支援科学領域
教授 一戸とも子 先生
4.弘前大学大学院保健学研究科・医療生命科学領域
教授 中村 敏也 先生
北海道大学における TA 研修の
歴史・現状と展望
北海道大学名誉教授 安藤厚
教職員、大学院・学部学生の多数の参加をお待ちしています。
日時:平成 22 年 10 月 27 日(水)17:40~19:30
場所:保健学研究科 24 講義室
TA の教育力の強化、資質向上を図った北大の先進的な
主催:弘前大学大学院保健学研究科FD委員会
弘前大学大学院保健学研究科学事委員会
取組みについてご講演をいただきます。多数のご参加を
お待ちしております。
保健学研究科 FD 委員会
2
講演会・研修会の実施要領
•
•
•
•
平成20年度 学部講演会・研修会
学部と大学院に分けて行う。
学部の講演会・研修会は年間3~4回実施。
大学院の講演会・研修会は年間1~2回実施。
終了後アンケートを実施。
平成21年度 学部講演会・研修会
講演テーマ
講師
九州看護福祉大学
濱田輝一教授
資格試験対策にも最適
‐クリッカーの効果的技法習得
講座‐
北 大 学 理 学 研 究 院 11月18日(月)
鈴木久男教授
17:40~19:00
9月28日(月)
10:00~11:30
文献検索入門 ‐応用編‐
弘前大学附属図書
館
11月25日(火)
藤井真嗣氏
18:00~19:00
著作権について
保健学研究科
小山内隆生講師
3月1日(月)
15:00~16:00
講演テーマ
講師
弘前大学附属図書館
藤井真嗣氏
開催日時
12月3日(水)
17:40~19:00
参加者
28人
(教員22,学生6)
平成22年度 学部講演会・研修会
講演テーマ
71人
(教員21, 学生49,
その他1)
53人
(教員37,学生13,
その他3)
講師
開催日時
参加者
信州大学医学部における新入生
ゼミナールの取り組み
信州大学医学部
49人
9月27日(月)
保健学科
17:45~19:15 (教員30,学生15,そ
木村貞治教授
の他4)
医療分野の教育に活かすコーチ
ング
東北大学大学院
12月17日(金)
医工学研究科
予定
17:40~19:10
出江紳一教授
34人
(教員17,学生17)
30人
(教員30)
平成20・21・22年度 大学院講演会・研修会
年度
文献検索入門:-キーワー
ドの設定から教授方法まで
講師
参加者
開催日時
問題解決型学習法
(PBL:Problem based learning)
の実践
講演テーマ
開催日時
Reflection 講演会の振り返り
参加者
20年度
大学院教育のFDで今求
められているものは?
弘前大学理工学研究科
吉岡良雄教授
青森県立保健大学
松江 一教授
弘前大学保健学研究科
一戸とも子教授
弘前大学保健学研究科
中村敏也教授
21年度
指導力、実践力、研究力
のある人材を育成するた
めの大学院教育のあり
方 大学教員養成プログ
ラム(Preparing Future
Faculty Program: PFFP)
を中心に
立命館大学教育開発推進
機構 井上史子講師
弘前大学高等教育研究開
発室 土持 G.法一教授
22年度
北海道大学におけるTA
研修の歴史・現状と課題
北海道大学前高等教育開
10月27日(水) 46人
発研究部長
17:40~19:30 (教員27,学生
安藤 厚名誉教授
18,その他1)
11月12日(水) 43人
17:40~19:00 (教員29,学生
10,その他4)
1月26日(火)
17:40~
19:00
47人
(教員37,学生
6,その他4)
• 講演会の参加者は全体で40~50人であるこ
とが多く、そのうち教員は30人前後であること
が多い。
• この人数は全教員の約1/3であり、多忙な教
員としては決して少ない人数ではない。
• 教員は役に立つ知識を積極的に求めている。
• 教員全体のFDの底上げのために、今後もF
D講演会の活動は地道に継続する必要があ
ると思われる。
3
平成20年度 学部関係学外視察・研修
研修会名
主催・共催
研修日時
研修場所
京都大学
芝蘭会館
シンポジウム「教員の資質
能力の向上を目指して
-現職教員研修・教員免許
更新制の現状と課題-」
神戸国際会館
第 15 回 大 学 教 育 研 究 京都大学高等教育研 3月20日(金)・
究開発推進センター 21日(土)
フォーラム
1人
京都大学
吉田キャンパス
1人
主催・共催
研修日時
研修場所
研修日時
研修場所
研修者
7月27日(月)、北海道大学
28日(火)
札幌キャンパス
2人
京都大学高等
3月18日(木)、京都大学
教育研究開発 19日(金)
吉田キャンパス
推進センター
1人
平成22年度 全国PTOT学校連絡 全国学校連絡 3月27日(土)、首都大学東京
28日(日)
協議会 教育研修会プログラム
協議会
荒川キャンパス
2人
2人
Reflection 学外視察・研修の振り返り
研修者
北海道大
主催:北海
大学院生のための大学教員養 道 大 学 高
学 高等
3月18日(木)、
21年度 成研修(PFF)講座:ティーチン 等教育機能
教育機能
19日(金)
グとライティングの基礎
開発総合
開 発総 合セ
ンター
センター
2人
主催:北海
北海道大
大学院生のための大学教員養
道大学 高
学 高等
成研修(PFF)講座:ティーチン
7月25日(木)
等教育機能
教育機能
グとライティングの基礎
―28日(金)
開 発総 合セ
開発総合
(PARTⅡ)
ンター
センター
1人
22年度
主催・共催
聴衆応答システムを利用した講
義の聴講およびFD活動の情報交 (視察)
換
第16回大学教育研究フォーラム
大学院関係 視察・学外研修
研修会名
平成21年度 学部関係学外視察・研修
研修会名
特別教育研究「大学教員教
育研修のためのモデル拠
主催:京都大学高等
点形成」プロジェクト
教育研究開発推進セ 1月24日(土)・
発足国際シンポジウム
25日(日)
ンター
日本のFDの未来 -
Building the Core in
Faculty Development-
関西国際大学「教員
研修モデルカリキュラ
1月31日(土)
ム開発に関する合同
委員会」
研修者
• 学外の視察・研修は、確実に参加者のFDに対する興味・関心を
高め、FD活動に対する意欲を高めている。
• そのことが保健学研究科内に、徐々に積極的な良い雰囲気を
作り、他の教員にも良い影響を与えていると思われる。
• 研修旅行にはお金が必要である。保健学研究科のFD委員会は
予算的に恵まれてきたと大変感謝している。
• これまでは学外のFD研修を希望する教員が少なかったため、F
D委員が研修に出かけることが多かった。
• 今後は、FD活動がポイントとしてカウントされるようになったの
で、参加希望者が増えることが期待される。
• 学部関係のFD研修の機会は多いが、大学院関係のFD研修は、
全国的に研修の場がまだ少ない。PFFPのように将来の大学教
員養成のためのプログラムのような内容に限られる。
今後の課題
• 公開授業、講演会、学外研修等を中心とした活動は
いわゆる「FDの定食メニュー」を消化しているだけと
いわれるかもしれない。
• しかし、まずはそれらを充実させることが必要であり、
一部の担当教員だけが関わるのではなく、広く教員
全体が強い興味・関心を持ち、必要性を感じて自発
的に行動するようになることがFDに重要である。
• これまで保健学研究科FD委員会ではティーチング・
ポートフォリオの活用を活動内容に取り込んでこな
かったので、今後検討する必要がある。
4