H25第1回運営委員会議事録 - どんころ野外学校

平成 25 年度
と
第 1 回運営委員会 議事録
き:平成 25 年
4 月 10 日(水) 午後 6 時 30 分~午後 9 時 00 分
と こ ろ:空知川スポーツリンクス ミーティングルーム
参集対象:ゆっく運営委員・監事
出 席 者:ゆっく代表 目黒義重 クラブマネジャー
運営委員
監
欠
事
席:運営委員
監
事
新野昌子
佐藤秀博 西山雅明
戎家麻紀 中島正貴
目黒敏子 内田誠治
榊山悠
金村萌絵 笠原隆平
松井美世
高松昌弘 三橋基晴 増田輝彦 伊井雄治
江頭謙一郎
1、代表兼議長あいさつ 目黒 義重
2、審議事項
(1) ゆっくのNPO法人化について
【どんころの事業化】
ゆっくの目的達成のためには、継続した事務局、事業運営が必要であり、認
定NPO法人でもあるどんころ野外学校の社会的な「NPO」基盤を活用し、
ゆっくの活動をどんころ野外学校のいち事業として継続と発展を図ること
が良いとする。
【引継ぎに関して】
名称、運営委員会、総会等の組織形態は基本的に引き継ぎ、どんころとは別
会計(区分会計)で会員への会計を明朗にする。
今後は、税理士等専門家に相談しながらスケジュール通り移行とするが、専
門家の意見により変更事項がある場合は、運営委員会で相談する。
【町からの支援】
(目黒)教育長、次長、担当課に現在の状況と今後の理解を求めた。ゆっく
の活動が広く公益的であり、継続していく重要性に理解を得ることができた
が、支援に関しては、事業を通して支援できる方法などを考えていきたいと
し、今後も引き続き両者で考えていくこととした。
(1)に関する質疑応答
(目黒)
(NPO事業化への説明補足)NPO法人ゆっくとしての独立も考えら
れないことはなかったが、実質的な担い手について考えると、過去 3 年間で育
てることができなかったことが我々の反省点のひとつである。また、小さな町
に同業種のNPOがふたつ(どんころとゆっく)となってしまうと、市場の問
題から共存は難しいと思われた。
(戎家)町が事業を通じて正当な対価を支給するというような支援を考えてく
れているのであれば、ゆっくからも積極的に事業を提案していくことが必要。
(西山)学校教育も、体育授業や部活動に関しても今後外部講師を頼むことに
なるではないか。また、法人化についてだが、担い手に関して考えても、やは
り実績のあるどんころでやってもらうことが良いと考える。
以上のことから(1)に関して全会一致で承認を得た。
(2) H25年度年会費設定
【事務局提案】
H24 大人
2,000 円(年)
1,000 円(半期)
子ども 800 円(年)
400 円(半期)
団体 5,000 円(49 名以下) 10,000 円(50 名以上)
⇓
H25、H26変更無し、H27以降は再考
【ゆっく個人会員の分析】(H24 個人会員数 67 名
全会員数の約 20%)
会員数
① 活動参加のために 会員になった数
大人 15
子ども 9
35%
② ラフティング参加のために
大人 6
子ども 3
13%
大人 34
子ども 0
50%
〃
③ 運営委員や関係者、支援のために〃
会員数の変化
H22 37 名(1,500 円)→H23 49 名(1,800 円)→H24 67 名(2,000 円)
毎年 約 1.25 倍増
【考察】
個人会員全体の半数しか活動のための会員(①、②)がいない。残りの半数
は活動への支援者(③)である。年会費があがると、支援者は増額について
きてくれるかもしれないが、①、②のなかでも、参加率が低い会員は離れて
いくと思われる。また、①、②の合計人数はゆっく全体の会員数のわずか 10%
ほどである。10%の会員だけが負担を感じてしまう年会費増額による収入増
はわずかである。
例(67 名×1.25 倍)×500 円増額=41,875 円
【総合型SCの全国調査結果分析】
(H24 総合型SC全国協議会におけるアンケート調査結果 日体協)
(H24 総合型SCに関する実態調査結果概要 文科省)
予算規模:100 万未満 27.9%
会 員 数:100 人未満
23%
年 会 費:0-2000 円未満
3001-9000 円
300 万未満 24.3%
100-300 人
44.4%
21.8%
500 万未満 29.8%
44.9%
2001-3000 円
10001 円-
500 万以上 33.4%
300 人以上 31.3%
14.4%
15.8%
(ゆっく数値黒字)
【結果】
全国の調査からみても、ゆっくの規模、会員数、年会費は平均的な数値にあ
ることがわかる。
少数の個人会員を増額によりさらに減らしてしまうより、会員の理解を得て
いる現在の年会費価格のまま、ゆっくの活動を広め、個人会員数=ゆっくの
理解者を増やすことが得策であるとした。
H25、26 年度は変更無し、助成金の少なくなる H27 においては、再度検討し
なおすとする。
(2) H25年度収支予算 (別紙のとおり)
H27年度の試算について(事務局)
totoスポーツ活動推進事業として助成を得られること、町からの支援は未
定、どんころの事業化と言う事を前提に試算をした。
予算規模 H25(10,910 千円)→ H27(6,191 千円)
マネジャー2 名の雇用ができないため、クラブマネジャーだけパートで置く
他人件費の削減もあり、事業内容の縮小が必要
ボランティアの必要性
自主財源の確保、公的支援の必要性
(2)に関する質疑応答
(西山・目黒(敏))H27 には年会費などがあがってくるという状況を、会員
や講師にも理解をしてもらう必要がある。
(松井)年会費だけでなく、参加費を非会員、会員(団体、個人)で差をつけ
て区別する提案があったが、如何か?
(目黒)まず、団体会員と個人会員の区別に関しては、多くが団体会員である
ため、個人会員の「特別感」よりも、団体会員の「疎外感」も考慮し今後も審
議を重ねていく必要があると思う。
(内田)カヌーに関しては、今年度、事業部での話し合いをもとに非会員と会
員の価格差をつけた。開催回数が少ない湖のカヌーにおいて、会員が非会員を
誘って参加できるような仕組みとして考えた。
(事務局)非会員と会員の参加費については区別をつけても良いこととし、価
格については各事業担当者と事務局で決定させていただきたい。団体会員と個
人会員については、各教室の様子を見ながら再度審議したい。
団体会員と個人会員についての補足
(目黒)以前、
「将来的には団体会員を個人会員に移行し、団体の活動はゆっく
の活動とし、各団体の垣根を越えて皆が参加できるようになりたい。そして多
くの個人会員によってゆっくを支える構造を作りたい」という意見を述べたこ
とがあるが、現在、各団体とゆっくがお互いに協力し合って成り立っているこ
とがよくわかってきた。ゆえに、各団体の存在は非常に重要であり、解体や融
合といった概念は今は考えていない。今、団体会員の方がゆっくを支援する気
持ちをもって、賛助会員的に個人会員にもなっていただいている。今後も、こ
のような支援者を増やすとともに、各団体と連携をもって活動し、文化事業も
活発化させ、会員数を伸ばし、ゆっくの活動基盤を整えながら H27 年度以降に
備えたい。
以上のことから(2)に関して全会一致で承認を得た
(3) 運営委員改選について
広く会員からの意見を運営に反映させるために、運営委員が会員から推薦し本
人の同意が得られた結果、定数を超えた場合は規約の改定を行う。
H24 から継続
目黒、目黒(敏)、新野、笠原、内田、榊山、金村
三橋、高松、西山、佐藤、増田、中島、伊井、松井、江頭
辞任意向
H25 新規候補
戎家
山名賢一 氏(元教育委員会千里大学担当)
須藤 進 氏(カーリング協会副会長・歩こう会副会長)
石黒 氏(H25 カーリング少年団会長予定)
総会で候補者全員が決議された場合、運営委員定数が増えるため、併せて規約
の改定をおこなうこととする。
以上(3)について承認を得た。
4、閉会
議事録署名人