第62期中間報告書 - ワコールホールディングス

株主のみなさまへ
中間報告書
2009 年 4 月 1 日
▼
第 62 期
2009 年 9 月 30 日
証券コード 3591
株主のみなさまへ
TO
STOCK
HOLDERS
株主のみなさまには、
ますますご清祥のこととお喜び申しあげます。
日頃は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
この度、8月17日より株式会社ルシアンがワコールグループの
一員となりました。
女性用インナーウェア市場で新たな消費者層に向けた事業を
拡大し、マーケットのすべてのポジションで優位に立つ企業連合を
作るうえで、ルシアンが加わったことは、今後の当社にとって大きな
力になると考えています。
新たなワコールグループとして、引き続き、企業価値や市場での
代表取締役社長
存在価値の向上に取り組んでまいります。
株主のみなさまにおかれましては、何卒一層のご理解とご支援
を賜りますようお願い申しあげます。
2009年11月
1
B US I N ESS REPO RT
営業の概況
▲
連結経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業
収益が大幅に減少し、雇用や所得環境も一段と厳しさを増
しており、景気は依然として低迷いたしました。海外にお
きましても、中国その他のアジア地域では持ち直しの動き
も見られるものの、世界の景気は後退しており深刻な状況
にあります。
国内の流通業におきましても、消費マインドが低調に推
移する中で高額品を中心に不振が続き、百貨店、量販店他、
各業態ともに厳しい状況にあります。なかでも女性ファッ
ション衣料品業界は消費者の低価格志向に対応した商品を
打ち出すなど市場への対応策を講じていますが、状況は改
善するには至っておりません。
こうした中にありまして、当社グループは主力事業会社
である株式会社ワコールを中心に、商品力の向上を図り、
消費者ニーズを的確にとらえた商品の開発に注力してきま
した。
株式会社ワコールのワコールブラ
ンド事業本部におきましては、近
年注目を浴びてきたボトムの新商
品「クロスウォーカー」に春夏対応
のメッシュタイプを重点的に投入し、
そのほかのボトム商品についても強
化を図りました。また季節性の高い
商品として秋冬シーズンに投入して
きた肌着の「スゴ衣(すごい)」の ▲「スゴ衣 」Tシャツタイプ
<1分袖>
夏バージョンとして、吸汗速乾性が
あり、さらにワキの下や背中、胸もとの汗ジミが表に出に
くい特殊加工を施したタイプを発売し、アウターウェアと
して着用できるTシャツタイプの商品と併せて消費者の好
評を得、春夏シーズンの肌着の売上拡大につながりました。
しかしながら主力商品のブラジャーの不振と百貨店チャネ
ル対応ブランドである「パルファージュ」の低迷などによ
り、ワコールブランド事業本部全体の売上は前年同期を下
回る結果となりました。
ウイングブランド事業本部におきましても、肌着商品は
堅調に推移しましたが、春夏のキャンペーンブラジャーが
不振に終わったほか、
「スタイルサイエンス」商品も低調に
推移しました。一方、前期大きく売上を伸ばしたメンズ
インナーは、百貨店向けブランドの「DAMS(ダムス)
」が
前年同期の実績を下回ったものの、
主としてチェーンストアチャネルで
展開している「BROS(ブロス)
」が、
メッシュタイプの「クロスウォーカー」
の新商品などの好調で前年同期を上
回り、メンズインナー全体でも前年
同期の実績を上回りました。ウイン
グブランド事業本部全体の売上は、
主力の女性向け商品が不調に終わっ
▲「クロスウォーカー」
たことにより前年同期を下回る結果
となりました。
SPA(製造小売)事業につき
ましては、当期から、これまで
複数あったショップブランドを
整 理 し、
「AMPHI(ア ン フ ィ)」
をマスターショップブランドと
して統一することに取り組んで
います。これによりブランド投資
の効率化と、顧客の認知度向上
▲「アンフィ」
が期待されます。商品面におき
ましては、中心価格を引き下げることによって購買客数と
購入商品点数は増加しましたが、一人当たり購入金額が減
少したことなどにより、全体の売上は前年同期並みに留ま
りました。また株式会社ワコールの子会社でSPA事業を行
う株式会社ウンナナクールでは、
「なな
ふん」に続く新商品「きんちゃくブラ」
が好調で、7月からはファッション商品
や雑貨などを扱うインターネットショッ
ピングサイト「ZOZO TOWN(ゾゾタ
ウン)
」へも出店し、新たな販売チャネ
ルと顧客層の拡大に取り組んでいます。
しかしながら入店客数の減少などによ
りウンナナクール全体の売上は前年同期
をやや上回る程度に留まりました。
通信販売事業につきましては、主力の
カタログ販売では購買客数は前年を上
▲「ななふん」
2
B US I N ESS REPO RT
営 業の概況
回ったものの、一人当たり購入金額が前年を下回り、売上は
前年同期を下回りました。「ワコールウェブストア」として
展開するインターネット販売は購買客数、一人当たり購入金
額ともに前年を上回り、順調に推移しています。これらの結
果、通信販売事業全体の売上は前年同期並みに留まりました。
ウエルネス事業につきましては、スポーツ関連商材では
スポーツコンディショニングウェア「CW−X(シーダブリュー
エックス)」ブランドから発売したサポートギアの新商品
や、プロゴルファーの石川遼選手を
モデルに広告を展開しているゴルフ
やランニング用の高機能ウェア
「柔流(じゅうりゅう)
」が好調に推移
しました。またレッグ・フット商材
で は、 ラ イ ト 感 覚 の ボ デ ィ ス タ イ
リングウェア「スタイルカバー」や
ファッション性と機能性を重視した
ビジネスパンプス「サクセスウォーク」
などが好評を得ています。これらの
▲「CW−X」レボリューション 結 果、 ウ エ ル ネ ス 事 業 部 全 体 で は
売上は前年同期を上回りました。
このように、SPA事業や通信販売事業、ウエルネス事業
などは堅調に推移したものの、主力のワコールブランドと
ウイングブランドのインナーウェアが低迷したため、株式
会社ワコール全体の売上は前年同期を下回る結果となり
ま し た。 利 益 面 に お き ま し て は、 営 業 利 益 は 前 年 同 期 を
下回りましたが、売上利益率の改善や経費削減に努めた結果、
営業利益率は当初計画を上回ることができました。
株式会社ピーチ・ジョンにつきましては、通信販売は春・
夏号ともに受注金額が前年同期を下回りました。8月に発行
した秋号につきましても低調な出足となっています。一方、
店舗につきましては、7月には新宿に初の路面店も開設し、
店舗数は前年に比べ3店舗増えており、売上も前年同期を
上 回 り ま し た。 し か し な が ら 通 信 販 売 の 縮 小 が 大 き く、
ピーチ・ジョン全体では前年同期を下回る結果となりました。
利益面ではカタログ発行部数の削減や交通広告の縮小などの
経費削減に取り組みましたが、売上低下に伴い営業利益は前
年同期を下回りました。
3
海外事業に関しましては、厳しい
経済環境の中、米国事業における
主要取引先である高級百貨店が不振
にあり、その影響を大きく受けるこ
ととなりました。また、前年同期では
売上全体の約2割を占めていたダナ・
キャランのライセンス商品(DKI、
DKNY)の取り扱いを今期から中止
したことが原因で売上の大きな低下
を招くこととなりました。一方、今期
から新たに展開を始めた新ブランド ▲「b. tempt'd by Wacoal
「b. tempt d by Wacoal(ビーテン (ビーテンプティッド バイ ワコール)」(米国)
プティッド バイ ワコール)
」は当初計画を上回る展開規模と
なっており、取引先や消費者から注目され、高い評価を受けて
います。利益面におきましては、前期に発生したダナ・キャラン
ブランド関連の損失がなくなったことなどで売上利益率は改善
しました。また一般経費の削減にも取り組みましたが、新
ブランド展開のための広告宣伝費の投下などの費用が新たに
発生したため利益を圧迫し、営業利益は前年同期を下回り
ました。なお当第2四半期における為替レートは1米ドル94円
(前年同期104円)となりました。
中国事業は、政府による大規模な公共投資で経済は回復軌
道に乗ったものの、個人消費はまだ復調とはいえない中、積
極的な広告展開や商品キャンペーンなどを展開し、売上は前
年同期を上回りました。利益面では、経費が前年実績を上回っ
たことから、営業利益は前年同期を下回る結果となりました。
以上の既存の事業に加え、当第2四半期連結決算からは、
新たに株式交換により完全子会社となった株式会社ルシアン
の業績を連結しています(※注)
。同社の会計年度は4月∼翌年
3月ですが、当第2四半期連結累計期間には8月以降の業績が
連結対象となっています。
※注 株式会社ルシアンの株式交換による完全子会社化の詳細
に関しましては、本年5月8日付の開示資料「株式会社
ワコールホールディングスによる株式会社ルシアンの株
式交換による完全子会社化に関するお知らせ」をご参照
ください。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上
高は815億27百万円で前年同期に比し9.0%の減少となりま
した。コスト削減や経費の圧縮に努めましたが、売上の低下
に伴う売上利益の減少などにより、営業利益は37億89百万
円で前年同期に比し53.4%の減少となりました。税引前四半
期純利益は、29億80百万円で前年同期に比し54.9%の減少、
当社株主に帰属する四半期純利益は20億68百万円で、前年
同期に比し49.6%の減少となりました。なお、株式会社ルシアン
を完全子会社化するにあたり、取得価額と連結純資産額との
差額として 負ののれん 代13百万円が発生しており、これら
をその他の損益に計上しています。
▲
高まっている肌着においても、
「スゴ衣」の新商品やアウター
ウェアとしての着こなしもできる「スゴT(スゴティ)
」など
を積極的に展開していきます。また好調のメンズインナーも
さらに商品ラインの充実を図るとともに、急速に拡大した
売場の保守にも努め、確実な成長を目指して取り組みます。
海外事業におきましては、米国事
業はライセンスブランド終息の一方、
新ブランドが始動しました。現在の
環境下で直近の大きな拡大は期待
できませんが、将来の新たなコア
ブランドの一つとして育てていく
方針です。中国事業では、浜崎あゆみ
さんをイメージキャラクターとして
積極的な広告展開を行ってきました
が、今年8月からは中国の有名女優、
李 小 冉( リ・ シ ャ オ ラ ン ) さ ん を
新たに起用したキャンペーンの展開 ▲ キャンペーンポスター(中国)
を始めました。またワコール、アンフィ、サルートの3ブラ
ンド体制をさらに強化し、新たな地域への出店も行いながら
拡大に向けて積極的に取り組んでいく計画です。
株式会社ルシアンについては現在、既存事業の整理・統合
などによる経営効率の改善に取り組んでおり、これによるグ
ループ全体の業績への寄与を目指しています。
連結業績予想
世界的な景気後退とこれに伴う消費不況は当年度後半にお
いても大きく改善する兆しは見られず、国内外を問わず厳し
い環境の下での経営を余儀なくされるものと考えています。
当社グループでは消費者のニーズを的確にとらえた価値と価
格で魅力ある商品展開を行っていくことで売上の回復に努め
ていく考えです。
国内事業におきましては、高機能ボトムの「スタイルサイ
エンス」商品を中心に引き続き高付加価値商品の展開を行って
いくほか、近年、各社から様々な商品が投入され注目度の
ワコールグループ組織図(概要)
㈱ワコールホールディングス
(2009年9月1日現在)
衣料品の製造販売
㈱ワコール
㈱ランジェノエル
㈱ウンナナクール
その他の事業会社・縫製会社
衣料品の製造販売
㈱新栄ワコール︵韓国︶
衣料品の製造販売
㈱ルシアン
衣料品の販売
㈱ピーチ・ジョン
衣料品の製造販売
㈱スタディオファイブ
衣料品の製造販売
㈱ワコールデューブルベ
マネキン人形およびディスプレイ器具の製造販売他
㈱七彩
化粧品等の製造販売
㈱ハウスオブローゼ
人材派遣業
㈱ワコールキャリアサービス
㈱ワコール・関連会社の福利厚生業務
ワコールサービス㈱
ワコール製品の物流業務受託
ワコール流通㈱
4
F I N A N C IAL STAT EMENT S
連結財務諸表
四半期連結貸借対照表
科目
(単位:百万円)
当第2四半期末
前期末
95,396
13,378
定期預金及び譲渡性預金
9,977
9,561
有価証券
7,853
10,483
売掛債権
21,728
17,684
受取手形
売掛金
返品調整引当金及び貸倒引当金
たな卸資産
578
541
23,581
19,422
△ 2,431
△ 2,279
34,595
31,153
繰延税金資産
5,281
5,395
その他の流動資産
2,281
2,965
51,474
49,039
21,984
20,502
有形固定資産
土地
流動負債
短期借入金
買掛債務
支払手形
31,943
8,840
5,221
12,960
11,670
1,841
2,498
9,172
4,779
5,817
未払給料及び賞与
6,311
6,336
未払税金
2,436
747
2,995
2,152
15,608
13,576
退職給付引当金
3,799
4,090
繰延税金負債
9,483
8,346
その他の固定負債
2,326
1,140
資本金
13,260
13,260
資本剰余金
29,344
29,316
その他の流動負債
固定負債
【資本の部】
60,312
58,216
15,333
13,660
279
68
△ 46,434
△ 43,407
80,493
73,828
関連会社投資
14,324
13,283
投資
34,123
29,182
のれん
11,203
11,203
自己株式
その他の無形固定資産
13,528
13,242
その他の資産
38,321
11,119
買掛金
建物及び構築物
減価償却累計額
前期末
未払金
機械装置及び工具器具備品等
建設仮勘定
利益剰余金
136,699
138,235
その他の包括損益累計額
△ 6,527
△ 11,346
△ 6,761
△ 8,288
3,273
325
△ 3,039
△ 3,383
△ 1,399
△ 3,592
株主資本計
171,377
165,873
2,057
2,094
為替換算調整額
未実現有価証券評価益
年金債務調整勘定
981
1,088
非支配持分
その他
6,334
5,830
資本計
173,434
167,967
資産合計
227,363
213,486
負債及び資本合計
227,363
213,486
繰延税金資産
(注)記載金額は百万円未満を四捨五入して表示しております。
5
90,619
13,681
現金及び預金
当第2四半期末
(2009年9月30日現在)(2009年3月31日現在)
【負債の部】
【資産の部】
流動資産
科目
(2009年9月30日現在)(2009年3月31日現在)
四半期連結損益計算書
科目
(単位:百万円)
当第2四半期(累計) 前第2四半期(累計)
2009年4月 1 日から
2008年4月 1 日から
(2009年9月30日まで
)(2008年9月30日まで
)
売上高
81,527
89,585
営業費用
売上原価
38,875
42,932
販売費及び一般管理費
38,863
38,520
営業費用計
77,738
81,452
3,789
8,133
営業利益
その他の収益・費用(△)
受取利息
78
132
支払利息
△ 60
△ 38
368
421
有価証券・投資有価証券売却益及び交換益
2
19
有価証券・投資有価証券評価損
△ 1,198
△ 2,256
その他の損益(純額)
1
199
その他の収益・費用計
△ 809
△ 1,523
税引前四半期純利益
2,980
6,610
法人税等
1,471
3,000
510
554
2,019
4,164
49
△ 61
2,068
4,103
受取配当金
持分法による投資利益
四半期純利益
非支配持分帰属損益
当社株主に帰属する四半期純利益
(注)1. 記載金額は百万円未満を四捨五入して表示しております。
2. 米国財務会計基準審議会会計基準書220「包括利益」(旧米国財務会計基準審議会基準書第
130号「包括利益の報告」)を適用しており、同会計基準書に基づく当第2四半期、前第2四半
期の資本取引以外の資本勘定の増減 (包括損益)はそれぞれ6,887百万円、787百万円の増加と
なっております。
四半期連結キャッシュ・フロー計算書
科目
営業活動によるキャッシュ・フロー
四半期純利益
営業活動によるキャッシュ・フローへの調整
減価償却費
返品調整引当金及び貸倒引当金
繰延税金
固定資産除売却損益
固定資産の減損損失
有価証券・投資有価証券評価損
有価証券・投資有価証券売却益及び交換益
持分法による投資利益(受取配当金控除後)
資産及び負債の増減
売掛債権の増加
たな卸資産の増加
その他の流動資産等の減少
買掛債務及び未払金の増加(△減少)
退職給付引当金の増加(△減少)
未払費用及びその他の負債の増加(△減少)
その他
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の売却及び償還収入
有価証券の取得
有形固定資産の売却収入
有形固定資産の取得
無形固定資産の取得
投資の売却収入
投資の取得
株式交換による子会社資金の受入額
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額
長期債務の返済
自己株式の増減
配当金の支払
財務活動によるキャッシュ・フロー
為替変動による現金及び現金同等物への影響額
現金及び現金同等物の増減額
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の四半期末残高
(単位:百万円)
当第2四半期(累計) 前第2四半期(累計)
2009年4月 1 日から
2008年4月 1 日から
(2009年9月30日まで
)(2008年9月30日まで
)
2,019
4,164
2,269
80
△ 1,068
49
−
1,198
△2
△ 147
2,169
△ 456
△ 757
82
29
2,256
△ 19
3
△ 677
△ 1,391
844
△ 1,746
121
1,933
85
3,567
△ 2,080
△ 2,076
774
896
△ 720
△ 406
△ 334
3,525
5,393
△ 2,509
131
△ 1,874
△ 937
−
△ 544
362
3
25
2,733
△ 593
96
△ 1,423
△ 776
30
△ 416
−
△ 29
△ 378
449
△ 160
1
△ 3,511
△ 3,221
348
719
22,939
23,658
△ 904
△ 25
△7
△ 3,584
△ 4,520
△ 334
△ 1,707
28,043
26,336
(注)記載金額は百万円未満を四捨五入して表示しております。
6
NEWS RELEASE
好評の「クロスウォーカー」に
NEWS
01
美しい姿勢 での歩行を促す機能を追加した
「クロスウォーカーシャキッと」発売
株 式 会 社 ワ コ ー ル は、2008年8月 か ら 発 売 し て い る 好 評 の
「クロスウォーカー」に、 美しい姿勢 での歩行を促す機能を追加した
「クロスウォーカーシャキッと」を 2009 年 8 月中旬に発売しました。
「クロスウォーカーシャキッと」は、はいて歩くことで太ももの
筋肉に刺激を与え、歩幅の広いエクササイズにつながる歩き方を
促す機能商品「クロスウォーカー」に、腰まわりの筋肉を前後から
バランスよく支える「シャキッとライン」を付加した、 美しい
姿勢 での歩行をサポートする商品です。
全国の百貨店、下着専門店、チェーンストア、ワコールウェブ
ストアで販売し、2009年8月∼12月で45万枚の売上を目指します。
同時発売の「シャキッとブラ」と組み合わせて着用することで、
さらに美しい立ち姿や歩く姿勢へと導きます。
>「クロスウォーカー」ホームページ
http://www.crosswalker.jp
7
「クロスウォーカーシャキッと」GDC・540(ブラック)
組み合わせたブラジャー「シャキッとブラ」BDB・432(ブラック)
NEWS
02
「スゴ衣 」から、一枚でも、
重ねても着られる
見せるタイプの「スゴT 」
新発売
株式会社ワコールは、発売以来、多くのみなさまにご愛用いただ
いている「薄い・軽い・あたたかい」冬の肌着シリーズ「スゴ衣」
にTシャツタイプの「スゴT(スゴティ)」を新たに加え、2009年
10月初旬に発売いたしました。
この商品は、
「スゴ衣」の特長である「薄い・軽い・あたたかい」
はそのままに、肌ざわり、型くずれしにくい耐久性、デザインに
ポイントをおいた あったかTシャツ として開発いたしました。
一枚でも、重ねても、アウターウェアとしておしゃれに着こなせる
「スゴT」は、ハイネックとクルーネックを中心にトレンドアイ
テムのチュニックなどがラインアップ。薄くて、軽いので重ね着を
しても着ぶくれしにくく、お好みに合わせてコーディネイトを自由
にお楽しみいただける商品です。これまでに「スゴ衣」をご着用
いただいていたお客さまをはじめ、新たなお客さまに向けても
「スゴ衣」だからこそできる新しい着こなしを提案し、売上拡大を
図ります。
全国の百貨店、下着専門店、チェーンストア、ワコールウェブ
ストアで販売し、2009年10月∼2010年3月で25万枚の売上を
目指します。
>「スゴ衣」ホームページ
http://www.wacoal.jp/sugoi
「スゴT ハイネック」CLD・755
8
Wacoal Breast Care Act.
About Wacoal Breast Care Act.
乳がんの早期発見・
診断・治療支援
ワコール ブレストケア活動とは
ピンクリボン活動
「ブレストケア」という言葉は、まだ聞きなれないかもしれませんが、
乳がんをはじめとする乳房の病気をケアすることをいいます。
「ワコール ブレストケア活動」は、
乳がんをなくすことを目的にしたアクト(Activity)。
・乳がんの早期発見・診断・治療支援を行う「ピンクリボン活動」
乳がんの早期発見支援
乳がん検診
サポート事業
Wacoal Breast Care Act.
・乳がんの早期発見支援を行う「乳がん検診サポート事業」
美しいバストラインの
再生支援
・美しいバストラインの再生支援を行う「リマンマ事業」
これらの活動を、海外を含むワコールグループ全体で展開していきたいと考えています。
リマンマ事業
ワコールブレストケア活動サイト http://www.wacoalbreastcare.com
About "AIO"
乳がん検診サポート事業とは
ワコールはビフォーケアからアフターケアまで
のトータルでのブレストケア活動を積極的に
行っていくこととし、その一環として少し
でも乳がん検診の機会を増やしてもらい
たいという目的から、乳がん検診車(移
動式検診車両)を購入し、2009年10月
から乳がん検診サポート事業を開始いた
しました。
実際の検診事業については、医療法人社団
プラタナス「イーク丸の内」
(東京都千代田区
・院長 仲眞美子氏)が行います。
このワコールの乳がん検診車を、女性たちに"愛を"届けたいという願いを込め、
『AIO(アイオ)
』と名づけました。
より多くの女性が乳がん検診を気軽に受けられるように、ワコールの乳がん検
診車『AIO』は走り始めます。
乳がん検診サポート事業サイト http://www.wacoalbreastcare.com/support/
9
・ 株主のみなさまにも「ピンクリボン活動」
にご参加いただいています。
ご優待としてお届けしているワコールの
商品券「エッセンスチェック」の一部を
ご寄付いただくことにより、株主さまも
ピンクリボン活動に参加していただくこ
とができます。
ワコールは、株主さまからご協力いただ
いた寄付額と同額を加え(マッチングギ
フト方式)、財団法人日本対がん協会「乳
がんをなくす ほほえみ基金」に寄付して
います。
このシステムは2005年から始め、2009
年3月までに株主さまからいただきました
ご寄付は通算で711万6千円になりました。
(ワコールからも717万6千円を加えさせ
ていただき、合計で1千429万2千円を寄付
させていただきました。)
株主のみなさまのご協力に心より感謝
いたします。
*財団法人日本対がん協会は1958年に設立さ
れた民間のがん征圧活動団体です。
財団法人日本対がん協会ホームページ http://www.jcancer.jp/
S T O C K INFO RMAT IO N & CO R P O R ATE P RO F IL E
株式の状況 & 会社概要 (2009年9月30日現在)
(
年 月 日現在)
株式の状況
会社概要
143,378,085株
15,435名
発行済株式数
株主数
大株主
主要グループ会社
▲
株主名
持株数(千株)持株比率(%)
ザ バンク オブ ニユ−ヨ−ク メロン アズ デポジタリ−
16,779
11.70
バンク フオ− デポジタリ− レシ−ト ホルダ−ズ
株式会社三菱東京UFJ銀行
7,006
4.88
明治安田生命保険相互会社
6,999
4.88
野
口
美
佳
6,701
4.67
日本生命保険相互会社
5,518
3.84
株式会社京都銀行
4,705
3.28
第一生命保険相互会社
3,912
2.72
株式会社滋賀銀行
3,646
2.54
三菱UFJ信託銀行株式会社
3,050
2.12
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
2,699
1.88
社
名 株式会社ワコールホールディングス
創
業 1946年(昭和21年)6月15日
設
立 1949年(昭和24年)11月1日
資 本 金 132億6,011万584円
従業員数 15,692名(連結ベース)
本
社 京都市南区吉祥院中島町29番地
国内連結会社
㈱ワコール
九州ワコール製造㈱
㈱ルシアン
北陸ワコール縫製㈱
㈱ワコールキャリアサービス
㈱ピーチ・ジョン
新潟ワコール縫製㈱
ワコールサービス㈱
㈱スタディオファイブ
宮崎ワコール縫製㈱
㈱ワコールアートセンター
㈱ワコールデューブルベ
福岡ワコール縫製㈱
㈱七彩
ワコール流通㈱
㈱トリーカ
㈱ウンナナクール
㈱マルカ
株式分布状況
㈱ランジェノエル
個人その他
(株主数14,869名)
30,446千株
(21.23%)
金融機関
(株主数70名)
56,018千株
(39.07%)
株価・出来高の推移
(単位:千株) 安値
平均
高値
(単位:円)
20,000
2,000
15,000
1,500
10,000
1,000
500
5,000
0
2008年
2009年
10月11月12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
0
大連ワコール
ホンコンワコール
米国ワコール
ワコールインターナショナルホンコン
ベトナムワコール
ワコールドミニカーナ
ワコールシンガポール
フィリピンワコール
英国ワコール
ワコール(中国)時装
ワコールスポーツサイエンス(米国)
ワコールフランス
広東ワコール
ワコール中国人間科学研究所
国内関連会社
㈱ハウスオブローゼ
▲
外国法人等
(株主数145名)
27,244千株
(19.00%)
海外連結会社
ワコールインターナショナル(米国)
▲
その他の法人
(株主数318名)
27,914千株
(19.47%)
▲
金融商品取引業者
(株主数33名)
1,757千株
(1.23%)
ニューアーボン㈱
海外関連会社
新栄ワコール(韓国)
台湾ワコール
上海雅蝶時装
タイワコール
ワコールマレーシア
インドネシアワコール
取締役・監査役
塚 本 能 交
末 澤 昭 一
取 締 役 副 社 長 川 中 英 男
取
締
役 山 本 忠 司
取締役(社外取締役) 稲 盛 和 夫
取締役(社外取締役) 尾 崎 護
取締役(社外取締役) 堀 場 厚
白 石 公 明
川 島 良 雄
監査役(社外監査役) 長 谷 川 裕
監査役(社外監査役) 久 田 友 春
監査役(社外監査役) 竹 村 葉 子
代表取締役社長
監
査
役
取 締 役 副 社 長
監
査
役
10
株主メモ
事
業
基
定
単
年
準
時
株
元
主
株
総
式
度
4月1日∼翌年3月31日
日
定時株主総会 3月31日
期末配当金 3月31日
会
6月
数
1,000株
上 場 証 券 取 引 所
東京証券取引所・大阪証券取引所
証
券
コ
ー
ド
3591
公
告
の
方
法
株 主 名 簿 管 理 人
特別口座 口座管理機関
同
連
絡
先
株式に関するお手続きの
お 問 い 合 わ せ 先
・氏名・住所等のご変更
・単元未満株式買取・買増
請求
・配当金の銀行振込み
振込み先ご指定または
ご変更 等
電子公告により行う
公告掲載URL http://www.wacoalholdings.jp/
(ただし、事故、その他やむを得ない事由によって、電子公告による公告をすることができない場合は、
日本経済新聞に掲載して行う。)
三菱UFJ信託銀行株式会社
三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部
〒541-8502 大阪市中央区伏見町3-6-3 ℡ 0120-094-777(通話料無料)
株式の口座管理機関により異なりますのでご注意ください。
・証券会社に口座をお持ちの場合
お取引の証券会社にお問い合わせください。
・証券会社に口座をお持ちでない場合
三菱UFJ信託銀行株式会社大阪証券代行部にお問い合わせください。
℡ 0120-094-777(通話料無料)
ご利用時間:土日祝祭日を除く平日9時00分∼17時00分
なお、三菱UFJ信託銀行の全国本支店でもお取次ぎいたします。
また、お手続きに必要な書類(氏名住所変更・配当金振込指定書等)のご請求等は、下記電話
番号およびインターネットにて24時間受付ております。
℡ 0120-684-479(自動音声サービス:通話料無料)
インターネットアドレス http://www.tr.mufg.jp/daikou/
下 記 に 関 するご照 会
(
・郵便物の発送と返戻に
ついて
・未受領の配当金について
)
三菱UFJ信託銀行株式会社大阪証券代行部にお問い合わせください。
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の件名と掲載ページのURLをご登録いた
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http://www.wacoalholdings.jp/ir/newsmail.html
旧株式会社ルシアンの株主さまで証券会社に口座をお持ち
でない株主さまは、住友信託銀行株式会社証券代行部にお
問い合わせください。
℡ 0120-176-417(通話料無料)
ピンクリボン活動(乳がん早期発見)を
ワコールは支援しています。