中山慶一郎教授略歴・主要業績 - 関西学院大学

中 山 慶 一 郎 教授
March 2
0
0
2
― 1 ―
中山 慶一郎教授略歴・主要業績
─略
学 歴
1
9
5
3年4月∼1
9
5
7年3月
1
9
5
7年4月∼1
9
5
9年3月
1
9
5
9年4月∼1
9
6
2年3月
歴─
関西学院商学部
関西学院大学大学院経済学研究科修士課程
関西学院大学大学院経済学研究科博士課程
職 歴
1
9
6
2年4月 関西学院大学経済学部助手
1
9
6
6年4月 追手門学院大学経済学部専任講師
1
9
6
9年6月 追手門学院大学経済学部助教授
1
9
7
2年4月 関西学院大学社会学部助教授
1
9
7
2年4月 追手門学院大学経済学部非常勤講師
1
9
7
5年1
0月 関西学院大学社会学部教授
1
9
7
7年1
0月 関西学院大学大学院社会学部研究科修士課程指導教授
学会及び社会における活動等
日本統計学会会員
理論・計量経済学会会員
応用統計学会会員
1.統計学概説(共著)
9
6
1年6月 統計 学 の 入 門 書、記 述 統 計、
啓文社 1
確立、確立分布など
9
6
3年1月 母集団が正規性を保たない時、
2.分散分析に関する一考察(単) 経済学論究第1
6号 1
確定の問題を扱ったもの。
関西学院大学経済学部
9号 1
9
6
5年7月 物価指数算式の ひ ず み を、算
3.物価指数算式のひずみについ 経済学論究第1
式とウエイトの変化について
て(単)
関西学院大学経済学部
取り上げ、その経済 的 意 味 を
調べたものである。
4.耐久消費財の普及動向分析
(単)
3−3
8年頃の耐久消
経済論集第1号 1
9
6
6年9月 日本の昭和3
費財の普及動向を背長曲線モ
追手門学院大学経済学部
デルとして累積対数正規曲線
を用いて所得階層別に分析した。
経済論集第2号 1
9
6
7年9月 エンゲル関数による統計的分
5.エンゲル関数における諸問題
析における諸問 題 の う ち、特
追手門学院大学経済学部
(単)
に、関 数 形、変 数 の 種 類、推
定方法の諸問題を論じたもの。
6.クロスセクションデータと時
経済論集第2号 1
9
6
7年9月 クロスセクションデータと時
系列データの結合問題は推定
系列データの結合について
追手門学院大学経済学部
の問題として興 味 が あ る。こ
(単)
こでは、幾つかの手 法 を 紹 介
しながら、Zeller によるモデル
を論じたもの。
7.集中度とエンゲル係数(単)
経済論集第3号 1
9
6
8年1
2月 集中度とエンゲル関数との関
連を消費者行動の立場から理
追手門学院大学経済学部
論的に問題を取り上げた。
― 2 ―
社 会 学 部 紀 要 第9
1号
8.A Study on the Pattern of Con- Otemon Economic Studies 2 1
9
6
9年3月 前掲の論文に基 づ い て、日 本
のデータによる分析を試みた。
sumer Expenditure in Japan
追手門学院大学経済学部
(単)
9.消費構造の変動について(単)
9
7
0年3月 消費構造の変動を所得分布の
経済論集第4号 1
パラメータの変動によって測
追手門学院大学経済学部
定するモデルを考察する。
1
0.An Analysis of Consumption Otemon Economic Studies 4 1
9
7
1年3月 前掲の論文に基 づ い て、日 本
のデータによるパラメータに
Structure(単)
追手門学院大学経済学部
変化を観察した。
1
1.統計的決定理論とその評価に 経済学論究第2
9
7
1年7月 統計的決定理論の展開のあと
5号 1
をたどり、その問題点を Simon
ついて(単)
関西学院大学経済学部
の行動理論との対比によって
考察したもの。
1
2.選好の構造(単)
9
7
3年3月 選好の構造を二項関係をグラ
社会学部紀要第26号 1
フとプール代数を用いて表現
関西学院大学社会学部
し、ブール行列の収 束 に よ っ
て構造を明白なものにした。
1
3.ゲームの表現形式について
(単)
9
7
4年1
2月 ゲ ー ム 理 論 の3つ の 表 現 形
社会学部紀要第29号 1
式、展 開 形、標 準 形、特 性 関
関西学院大学社会学部
数形とその間の関連性を論じた。
1
4.The Analysis of the Pattern of
Binary System(単)
9
7
5年1
2月 社会システムを2項 行 列 で 表
Annual Studies 24 1
現しその特質をグラフで表現
関西学院大学
した試みたもの。
1
5.消費単位尺度の推計(単)
9
8
0年3月 Sigh, Nagar による世帯構成をと
社会学部紀要第40号 1
りいれた消費単位の測定を
関西学院大学社会学部
Prais, Houthakker による反復法
を適用して、消費単 位 の 推 計
を試みた。
1
6.集計データによる偏りについ
て(単)
9
8
4年3月 集計データでは情報が縮約さ
社会学部紀要第48号 1
れているためにパラメータの
関西学院大学社会学部
推定に偏りが生 じ る。こ の 論
文はモデルの設定による偏り
を理論的に考察した。
1
7.家計調査データに基づく消費
単位尺度の推計(単)
9
8
4年3月 消費単位尺度の推計を Sigh と
商学論究第3
1号 1
Nagar モ デ ル か ら、家 計 調 査
関西学院商学部
データから推計したもの。
1
8.分枝限定法について(単)
9
8
7年3月 木構造もつデータに最適化プ
情報科学研究2 1
ログラムを分枝限定法を用い
関西学院大学
て、Pascal によるプログラムを
開発した。
1
9.自動クラスター化のプログラ
ム(単)
9
8
9年3月 K―means 法 を 用 い て、非 階 層
情報科学研究4 1
モデルのクラスター化の自動
関西学院大学
プログラムを、Turbo Pascal を
用いて作成した。
2
0.消費者需要モデルについて
(単)
9
9
0年4月 需要モデルにおける諸問題を
商学研究第3
8号 1
効用理論との関連において取
関西学院商学部
り上げたサーベイ論文
2
1.Stuvel の指数をめぐって(単) 社会学部紀要第63号 1
9
9
1年3月 Stuvel の指数を取り上げて、そ
関西学院大学社会学部
の特質と問題点 を 論 じ、新 し
い指数算式を提案したもの。
2
2.固有値問題とそのプログラム
(単)
9
9
4年6月 多変量関数で用いられる固有
情報科学研究9 1
関西学院大学
値問題とその解法を実用的な
Householder 変換法を森による
アルゴリズムを Quick Basic を
用いて作成したものである。