事業報告書 - 学校法人 常翔学園

-2008 年度事業報告書-
学 校 法人 常翔 学 園
大
阪
摂
広
工
南
島
国
業
大
大
際
学
学
大
学
常 翔 学 園 高 等 学 校
も
く
じ
本法人が作成している資金収支計算書、消費収支計算書、貸借対照表は、学校法人会計基準(昭和 46
年 4 月 1 日文部省令第 18 号)にしたがって作成しているもので、同基準による様式は補助金交付の観
点からの表示区分になっています。
本法人の事業報告書は、法人の概要(1∼27 頁)、事業の概要(28∼46 頁)、財務の概要(47∼64 頁)
を合わせたものです。
1
法人の概要
(1)建学の精神
1
(2)教育の理念
2
(3)教育の方針
2∼3
(4)長期目標
4
(5)第 1 期中期目標
4
(6)設置する学校・学部・学科等
(7)当該学校・学部・学科等の入学定員等
(8)当該学校・学部等の学費
(9)キャンパスの概要
5∼6
7∼10
11
12∼15
(10)組織
16
(11)役員・職員等の概要
17
(12)学生・生徒数
18
(13)卒業・修了者数(2008 年度)
19
(14)入学志願者数・合格者数
20
(15)沿革
法人
大阪工業大学
23
摂南大学
24
広島国際大学
25
常翔学園高等学校
(16)卒業・修了者数(2009 年 3 月末日現在)
2
21∼22
25
26∼27
事業の概要
(1)2008 年度の学校・大学院・学部・学科等開設
(2)2008 年度の学校・大学院・学部・学科改組等変 更
28
28
(3)2008 年度に準備した学校・大学院・学部・学科 の 2008 年度開設・改組等変更
28∼2 9
(4)2008 年度において、完成年度を経過していない年次進行中のもの
29∼30
(5)学園の動き
31∼32
(6)大阪工業大学の動き
32∼38
(7)摂南大学の動き
39∼41
(8)広島国際大学の動き
42∼45
(9)常翔学園高等学校の動き
3
46
財務の概要
(1)2008 年度資金収支計算書の概要
47∼51
(2)資金収支計算書の科目説明
52∼53
(3)2008 年度消費収支計算書の概要
(4)消費収支計算書の科目説明
54
55∼56
(5)貸借対照表の概要
57
(6)貸借対照表の科目説明
58
(7)財産目録の概要
59
(8)財務状況の 5 ヵ年推移
60∼62
(9)財務比率の 5 ヵ年推移
63∼64
(1) 建学の精神
世のため、人のため、地域のために
「理 論 に 裏 付 け ら れ た 実 践 的 技 術 を も ち 、 現 場 で 活 躍 で き る 専 門 職 業 人 の 育 成 」
を行いたい。
時代と地域が求める真のフィールド・スペシャリストを育成する使命と情熱。
本 法 人 は 、 1922( 大 正 11)
の現場に即戦力として活躍で
るフィールド・スペシャリス
年に創設した関西工学専修学
きる人材、都市改造の現場で
トを現場に送り出した時代・
校が始まりです。
すぐに役立つ人材を輩出する
地域貢献型の教育機関として
こと」でした。
の実績は、本法人の「建学の
当時大阪は、商都から全国
屈指の大工業地帯へと変貌し
ていました。
精神」を体現し続けた成果で
-現場で活躍するために-
水運から陸運への転換とい
「現場で活躍している教員が、
す。
大阪工業大学出身の社長数
う工業都市化を実現するため
現場の最先端の理論・技術を
が、全国理工学系大学の中で
の技術者、そして工業発展す
まるで現場にいるかのように
トップという実績が示すとお
るための技術者は圧倒的に不
教授する」
り、この精神は、今も脈々と
足していました。時代と地域
本法人が今も誇りとしている
息づいています。
は、まさに「理論に裏付けら
精神です。
私たちは、今後もこの「建
れた現場で即戦力となる技術
創立当初の学科は、建築と
学の精神」に基づく教育・研
専門職業人」を求めていたの
土木。御堂筋をはじめとする
究を展開し、進化し続けるこ
です。
大阪の都市改造に本法人の卒
とで、時代と地域が必要とす
業生がかかわり、時代と地域
る「現場に強い専門職業人」
のために貢献していたのです。
の育成を行い、社会の発展に
安(やすし)
このように、時代と地域の
貢献していきたいと考えてい
の 情 熱 は 、「 工 業 化 す る 大 阪
ニーズに対応して、即戦力た
関西工学専修学校創設にか
かわったうちの一人である初
代校長
片岡
-1-
ます。
(2) 教育の理念
学部および大学院における教育を通じて、
本学における教育は、豊かな人間性と命の
健全な人間性、社会性、倫理観および国際感
尊厳を基本とする。この理念に基づき、新し
覚と広い視野を養い、確かな人間力の向上に
い時代が求める専門的な知識と技術の習得を
努めるとともに、社会・産業界において時代
進めるとともに、健康、医療、福祉、そして
の要請に応じて活躍できる専門学術の基礎と
生 活 の 分 野 に お い て 必 要 と さ れ る 環 境 、工 学 、
実践的応用力を身につけ、加えて常に新しい
情報の各領域で活躍しうる職業人を養成する。
知的・技術的創造を目指す開拓者精神にあふ
もって、地域社会と国際社会に貢献し、人類
れ た 、心 身 と も に た く ま し い 専 門 的 職 業 人( 高
への奉仕に寄与する。
度 プ ロ フ ェ ッ シ ョ ナ ル )の 養 成 に 主 眼 を 置 く 。
建学の精神に則り、全人の育成を第一義と
「自 主 ・ 自 律 」の 精 神 と 幅 広 い 「 職 業 観 」 を
して、人間力・実践力・総合力を養い、自ら
養い、目的意識を持った進学の実現により、
が課題を発見し、そして解決することができ
将来、実社会で活躍できる人材を育成する。
る知的専門職業人を育成する。
(3) 教育の方針
大阪工業大学
1 0 . 教 育 ・ 研 究 ・ 社 会 交 流 (貢 献 )の 有 機 的 連
携
1.
広い視野を持った確かな人間力の涵養
2.
個性・自主自律性の発揮と協調性の修得
3.
準備教育・導入基礎教育などの実施
4.
論理的思考能力と情報表現・伝達能力の
5.
4年間一貫した少人数ゼミ教育を行い、
対人能力等、人とのかかわりを重視した
チームワークの重視とリーダーシップの
きめ細かい指導を行う。
2.
学生と教員との協働による授業の改善・
改質
国際交流の重視と国際性の涵養
8.
進 路 指 導 (キ ャ リ ア デ ザ イ ン 支 援 )体 制 の
入学時からキャリアデザインを意識させ、
就業意欲と実務能力の向上を図る。
3.
7.
9.
1.
養成
発揮
6.
摂南大学
社会のニーズにあわせ,各学部の個性を
活かしつつ実践を重視した教育を行う。
4.
教養教育においては、学ぶことやより充
充実
実した人生を確立するための主体的な態
課外活動やボランティア活動の奨励
度を身に付け、何事にも真摯に取り組む
意欲を育てる
-2-
5.
常翔学園高等学校
専門教育においては、学術の深化や発展
に柔軟に対応できるよう、その根底をな
1.
す専門基礎知識の教授を特に重視する。
6.
を育てる。
5学部それぞれの特色を活かし、文理が
2.
相互にバランスのとれた教育を行う。
7.
正しい判断力を持ち、自ら行動できる人
生徒と教員の信頼関係を築くことで、
学生が課外活動に参加することを奨励し、
個々の可能性を引き出し、その能力を最
他学部学生との交流により幅広い知識・
大限に発揮させる。
人脈・考え方を持つ人材を育成する。
3.
生 徒 に と っ て 、わ か る 授 業・楽 し い 授 業・
ためになる授業を追求する。
広島国際大学
4.
基礎学力の定着をはかり、進学先の専門
教育に対応できる能力を育成する。
1.
平和の創造を原点にすえ、健康な生活の
5.
職業観を養成する。
実現を目指す『世界保健機構憲章』の基
本精神を、教育・研究の核心とする。
2.
3.
4.
5.
6.
6.
目的意識を持って進学先を主体的に選択
する能力を育成する。
自由と敬愛と真義に基づき、学生の創造
性と探究心を喚起し、個々の能力を高め
就業体験、大学体験、授業などを通じて
7.
学校行事、課外活動を通じて健全な心身
るための積極的支援を行う。
と社会性を育てる。おおおおおおお大オ
共通教育では、自己発見とヒューマニズ
オ大お大おお大おおおおおおおおおおお
ムに富む、社会人としての優れた見識の
おおおおおおおおおおおおお大おおおお
ある知性を養う。
おおおおおおおお大オオ大おおおおおお
専門教育では、社会的要請の強い実学教
お大おおおおおおおおおおおおお尾大お
育を重視するとともに、専門基礎知識を
おおおおおおおお大おおおおおおおおお
体 得 す る こ と で 、 社 会 ・技 術 ・学 術 の 深 化
おおおおおおおおおおおおおおお000
や発展に柔軟に対応しうる人材の教育に
000000000000000000
努める。
000000000000000000
総合大学の特性を生かして、講義のオー
000000000000000000
プン化を進め、学生が自らの意思で、自
000000000000000000
己の関心や人間性を滋養しうるための環
000000000000000000
境を整える。
000000000000000000
海外での実習や交流を積極的に推進する
000000000000000000
ことにより、国際的感性の習得を促すと
000000000000000000
ともに、日本文化を客観的に理解した上
000000000000000000
での、真の国際貢献が可能な人材を養成
000000000000000000
する。
00000000000000000000000000000000
-3-
( 4 ) 長 期 目 標 (創 立 100 周 年 の 2022 年 を 見 据 え て )
大阪工業大学
専門的な知識や技術だけで
政からの卒業生の評価がトッ
を実現するためにはどの大学
プの大学。
でどういったことを学ぶべき
かを生徒全員が描き、それを
なく、人間力や幅広い視野を
持ち、社会や産業界の現場に
広島国際大学
実現している卒業生が大阪府
下で一番多い高校。
おいて最後までやりきる専門
専門的な知識や技術だけで
職業人を育成し、企業や行政
なく、人の痛みがわかり、奉
からの卒業生の評価がトップ
仕の心を持った専門職業人を
の大学。
育成することで、国際舞台に
各設置学校が専門職業人を
おいても卒業生が他大学に比
育成するために、教職員が一
べ最も活躍している大学。
丸となり、学生を顧客ととら
摂南大学
専門的な知識や技術だけで
なく、課題解決力を持ち、社
法人
え、顧客の視点に立った「教
常翔学園高等学校
交性のある明るい専門職業人
学力向上だけでなく、職業
を育成し、地域産業を下支え
観を養成することで、自分が
することによって、企業や行
何をして社会に貢献し、それ
育」を第一義とし、実践しつ
づける明るい学園。
(5) 第Ⅰ期中期目標
・ 長 期 目 標 達 成 に 向 け て 、 そ れ ま で の 期 間 を 3 期 に 分 け 、 2004 年 か ら の 第 Ⅰ 期 は 2010 年 を 見 据 え る
大阪工業大学
性が広く認知されている大学。
産業界から人間力と広い視
野を持った専門職業人育成校
として「教育が充実」してい
る大学評価。
績が高い高校。
広島国際大学
法人
対人能力に優れた現場で活
躍できるプロフェッショナル
を育成する。
摂南大学
課題を解決することのでき
邁 進 し 、第 一 希 望 大 学 進 学 実
顧客志向をもった教員・職
員が、互いに信頼し合いなが
ら自立した行動をとることに
常翔学園高等学校
る明るく社交性の高い人材を
校内における基礎学力の向
育成している大学として独自
上と職業観を養成する教育に
-4-
よって、仕事に誇りを持って
働ける経営の安定した学園。
0000000
(6) 設置する学校・学部・学科等
2009 年 4 月 現 在
大阪工業大学
〔大学院〕
工 学 研 究 科
都市デザイン工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
建築学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
電気電子工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
機械工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
応用化学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
経営工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
環境工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
生体医工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
情報科学研究科
情報科学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
知的財産研究科
知的財産専攻(専門職学位課程)
〔学
部〕
工
学
部
都市デザイン工学科
環境工学科
空間デザイン学科
建築学科
技術マネジメント学科
機械工学科
生体医工学科
電気電子システム工学科
電子情報通信工学科
応用化学科
情 報 科 学 部
コンピュータ科学科
情報システム学科
情報メディア学科
情報ネットワーク学科
知的財産学部
知的財産学科
摂南大学
〔大学院〕
薬 学 研 究 科
薬学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
工 学 研 究 科
社会開発工学専攻(博士前期課程)
機 械 ・シ ス テ ム 工 学 専 攻 ( 博 士 前 期 課 程 )
電気電子工学専攻(博士前期課程)
創生工学専攻(博士後期課程)
経営情報学研究科
経営情報学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
法 学 研 究 科
法律学専攻(修士課程)
国際言語文化研究科
国際言語文化専攻(修士課程)
〔学
工
部〕
学
部
都市環境システム工学科
建築学科
電気電子工学科
機械工学科
マネジメントシステム工学科
-5-
外 国 語 学 部
外国語学科
経営情報学部
経営学科
経 営 情 報 学 科 (経 営 環 境 情 報 学 科 は
2 006 年 度 以 降 の 学 生 募 集 停 止 お よ び 2 008 年 度
以降の 3 年次編入学学生募集停止)
薬
学
法
学
〔別 科〕
部
部
薬 学 科 (衛 生 薬 学 科 は
法律学科
200 6 年 度 以 降 の 学 生 募 集 停 止 )
留学生別科
広島国際大学
〔大学院〕
医療・福祉科学研究科
(総合人間科学研究科を
200 9 年 4 月 に 改 組 )
医療工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
医療経営学専攻(修士課程)
医療福祉学専攻(修士課程)
心 理 科 学 研 究 科
(総合人間科学研究科を
200 9 年 4 月 に 改 組 )
臨床心理学専攻(博士後期課程)
コミュニケーション学専攻(修士課程)
感性デザイン学専攻(修士課程)
実践臨床心理学専攻(専門職学位課程)
看 護 学 研 究 科
工
学
研
究
看護学専攻(修士課程)
科
(社会環境科学研究科を
200 9 年 4 月 名 称 変 更 )
建 築 ・環 境 学 専 攻 ( 修 士 課 程 )
情報通信学専攻(修士課程)
〔学
部〕
保 健 医 療 学 部
診療放射線学科
臨床工学科
理学療法学科
医 療 福 祉 学 部
医療福祉学科
医療経営学科
心 理 科 学 部
臨床心理学科
コミュニケーション学科
感性デザイン学科
工
学
部
(社会環境科学部を2007年4月名称変更)
建築学科
住環境デザイン学科
情報通信学科
機械ロボティクス学科
看
薬
護
学
学
部
看護学科
部
薬学科
常翔学園高等学校
(大阪工業大学高等学校
を 2 00 8 年 4 月 名 称 変 更 )
全 日 制 課 程
普通科
-6-
(7) 当該学校・学部・学科等の入学定員等
2009 年 度 (収 容 定 員 は 完 成 年 度 時 )
開設
年度
修業
年限
年
入学
定員
編入学
定員
人
人
収容
定員
人
大阪工業大学 大学院 博士後期課程
工学研究科
都市デザイン工学専攻
1967
3
3
9
環境工学専攻
建築学専攻
2007
1967
3
3
3
3
9
9
経営工学専攻
機械工学専攻
1991
1967
3
3
3
3
9
9
生体医工学専攻
電気電子工学専攻
2007
1967
3
3
3
3
9
9
応用化学専攻
計
1977
3
3
24
9
72
2002
3
5
15
29
87
情報科学研究科
情報科学専攻
大学院 博士後期課程 計
大学院 博士前期課程
工学研究科
都市デザイン工学専攻
1965
2
15
30
環境工学専攻
建築学専攻
2007
1965
2
2
10
15
20
30
経営工学専攻
機械工学専攻
1967
1965
2
2
15
15
30
30
生体医工学専攻
電気電子工学専攻
2007
1965
2
2
15
25
30
50
応用化学専攻
計
1965
2
15
125
30
250
2000
2
情報科学研究科
情報科学専攻
大学院 博士前期課程 計
大学院 専門職学位課程
知的財産研究科
知的財産専攻
2005
2
大学院 専門職学位課程 計
大学院 計
40
80
165
330
30
60
30
224
60
477
学部
工学部
都市デザイン工学科
環境工学科
1949
2006
4
4
100
60
5
5
410
250
空間デザイン学科
建築学科
2006
1949
4
4
80
130
5
5
330
530
技術マネジメント学科
機械工学科
1962
1950
4
4
60
130
5
5
250
530
生体医工学科
電気電子システム工学科
2006
1949
4
4
110
110
5
5
450
450
電子情報通信工学科
応用化学科
1959
1950
4
4
100
120
5
5
410
490
1,000
50
4,100
計
-7-
開設
年度
情報科学部
コンピュータ科学科
情報システム学科
情報メディア学科
情報ネットワーク学科
計
知的財産学部
学部
知的財産学科
計
大阪工業大学
摂南大学
大学院
修業
入学 編入学
年限
定員
定員
年
人
人
収容
定員
人
1996
1996
2002
4
4
4
95
95
95
5
5
5
390
390
390
2007
4
95
380
5
20
390
1,560
2003
4
140
1,520
10
80
580
6,240
1,744
80
6,717
計
博士後期課程
薬学研究科
薬学専攻
計
経営情報学研究科
経営情報学専攻
1990
3
4
4
12
12
2005
3
3
9
3
9
2
2
6
6
9
27
18
36
18
36
計
工学研究科
創生工学専攻
計
大学院
2008
3
大学院 博士後期課程 計
博士前期課程
薬学研究科
薬学専攻
1988
2
計
経営情報学研究科
経営情報学専攻
計
工学研究科
社会開発工学専攻
機械・システム工学専攻
電気電子工学専攻
1995
2
20
20
40
40
1989
2
8
16
1989
1990
2
2
8
8
16
16
24
48
15
30
15
30
10
10
20
20
87
96
174
201
計
大学院
修士課程
法学研究科
法律学専攻
1997
2
計
国際言語文化研究科
国際言語文化専攻
計
1999
2
大学院 博士前期・修士課程 計
大学院 計
学部
工学部
都市環境システム工学科
1975
4
70
5
290
建築学科
電気電子工学科
1975
1975
4
4
90
80
5
5
370
330
機械工学科
マネジメントシステム工学科
1975
1975
4
4
90
70
5
5
370
290
400
25
1,650
計
-8-
開設
年度
摂南大学
修業
入学 編入学
年限
定員
定員
年
人
人
収容
定員
人
外国語学部
外国語学科
計
経営情報学部
経営学科
1982
4
220
220
5
5
890
890
2006
4
115
4
468
経営情報学科
計
1982
4
115
230
4
8
468
936
薬学科
1983
6
220
1,320
220
1,320
薬学部
計
法学部
法律学科
計
学部
別科
1988
計
留学生別科
計
摂南大学
2008
4
1
計
200
200
5
5
810
810
1,270
60
60
43
5,606
60
60
1,426
43
5,867
広島国際大学 大学院 博士後期課程
心理科学研究科
臨床心理学専攻
計
医療・福祉科学研究科
医療工学専攻
2003
3
2
2
6
6
2005
3
2
6
2
4
6
12
計
大学院 博士後期課程 計
大学院 博士前期課程
医療・福祉科学研究科
医療工学専攻
計
2003
2
10
10
20
20
2004
2003
2
2
5
5
10
10
10
20
5
5
10
10
10
20
大学院 修士課程
医療・福祉科学研究科
医療福祉学専攻
医療経営学専攻
計
心理科学研究科
コミュニケーション学専攻
感性デザイン学専攻
2007
2008
2
2
計
看護学研究科
看護学専攻
計
工学研究科
建築・環境学専攻
情報通信学専攻
計
2003
2
10
10
20
20
2006
2
5
10
2006
2
5
10
10
20
50
100
20
40
20
40
大学院 博士前期・修士課程 計
大学院 専門職学位課程
心理科学研究科
実践臨床心理学専攻
大学院 専門職学位課程 計
-9-
2007
2
開設
年度
大学院
修業
入学 編入学
年限
定員
定員
年
人
人
計
収容
定員
人
74
152
広島国際大学 学部
保健医療学部
診療放射線学科
臨床工学科
1998
1998
4
4
70
60
280
240
理学療法学科
計
2006
4
60
190
240
760
1998
4
120
10
500
1998
4
100
220
10
400
900
医療福祉学部
医療福祉学科
医療経営学科
計
心理科学部
臨床心理学科
コミュニケーション学科
感性デザイン学科
2001
4
100
10
420
2001
2001
4
4
60
70
5
5
250
290
230
20
960
計
工学部
建築学科
住環境デザイン学科
2002
2002
4
4
60
50
240
200
情報通信学科
機械ロボティクス学科
2002
2007
4
4
80
60
320
240
250
1,000
計
看護学部
看護学科
計
2003
4
100
100
2004
6
160
160
10
10
420
420
薬学部
薬学科
計
学部
常翔学園
高等学校
合
960
960
計
1,150
40
5,000
広島国際大学 計
1,224
40
5,152
全日制課程
普通科
計
1949
3
510
510
1,530
1,530
4,904
163 19,266
計
(注)常翔学園高等学校の「入学定員」欄は募集人数。
-10-
(8) 当該学校・学部等の学費
2009 年 度 新 入 生 適 用
(単 位 千 円 )
入学金
1年
大阪工業大学
授業料
1年
2年
3年
合計
4年
5年
6年
大学院 博士後期課程
工学研究科
220
1,100
1,100
1,100
3,520
情報科学研究科
220
1,100
1,100
1,100
3,520
工学研究科
150
1,210
1,210
2,570
情報科学研究科
150
1,210
1,210
2,570
知的財産研究科
200
1,500
1,500
3,200
工学部
250
1,280
1,280
1,280
1,280
5,370
情報科学部
250
1,280
1,280
1,280
1,280
5,370
知的財産学部
250
1,100
1,100
1,100
1,100
4,650
薬学研究科
220
1,010
1,010
1,010
3,250
経営情報学研究科
220
870
870
870
2,830
工学研究科
220
1,210
1,210
1,210
3,850
薬学研究科
150
1,010
1,010
2,170
工学研究科
150
1,210
1,210
2,570
経営情報学研究科
150
870
870
1,890
法学研究科
150
870
870
1,890
国際言語文化研究科
150
880
880
1,910
工学部
250
1,280
1,280
1,280
1,280
5,370
外国語学部
250
1,000
1,000
1,000
1,000
4,250
経営情報学部
250
1,000
1,000
1,000
1,000
薬学部
450
1,750
1,750
1,750
1,750
法学部
250
940
940
940
940
留学生別科
120
480
心理科学研究科
220
1,000
1,000
1,000
3,220
医療・福祉科学研究科
220
1,000
1,000
1,000
3,220
大学院 博士前期課程
大学院 専門職学位課程
学部
摂南大学
大学院 博士後期課程
大学院 博士前期・修士課程
学部
4,250
1,750
1,750
10,950
4,010
別科
広島国際大学
600
大学院 博士後期課程
大学院 博士前期・修士課程
心理科学研究科
150
1,000
1,000
2,150
医療・福祉科学研究科
150
1,000
1,000
2,150
看護学研究科
150
1,300
1,300
2,750
工学研究科
150
1,100
1,100
2,350
心理科学研究科
200
1,130
1,130
2,460
保健医療学部
250
1,500
1,500
1,500
1,500
6,250
医療福祉学部
250
1,130
1,130
1,130
1,130
4,770
心理科学部
250
1,130
1,130
1,130
1,130
4,770
工学部
250
1,280
1,280
1,280
1,280
5,370
看護学部
250
1,500
1,500
1,500
1,500
6,250
薬学部
450
1,900
1,900
1,900
1,900
220
580
580
580
大学院 専門職学位課程
学部
常翔学園高等学校
-11-
1,900
1,900
11,850
1,960
(9) キャンパスの概要
2009 年 3 月 31 日 現 在
大宮
法人本部
大阪工業大学
工学部・知的財産学部
常翔学園高等学校
〒 535- 8585 大 阪 市 旭 区 大 宮 5 丁 目 16 番 1 号
本 部 棟 〒 535- 0003 大 阪 市 旭 区 中 宮 5 丁 目 16 番 29 号
土地
所有
借用
57,607.12 ㎡
46,759.60 ㎡
計
104,366.72 ㎡
建物
所有
142,907.92 ㎡
主な建物
1 号館
15,488.81 ㎡
2 号館
9,329.18 ㎡
地下 1 階、地上 5 階建
4 号館
8,082.78 ㎡
6 階建
5 号館
10,044.21 ㎡
5 階建
6 号館
13,921.71 ㎡
16 階 建 (登 記 は 18 階 建 )
7 号館
10,481.25 ㎡
地 下 1 階 、地 上 11 階 建 (登 記 は 地 下
8 号館
5,387.22 ㎡
5 階建
5,092.92 ㎡
7 階建
9 号館
10 号 館
13,901.96 ㎡
地 下 1 階 、 地 上 10 階 建
11 階 建
総合体育館
5,540.39 ㎡
3 階建
第 2 体育館
平家建
東学舎1号館
1,700.74 ㎡
6,216.96 ㎡
東学舎 2 号館
2,647.92 ㎡
4 階建
高校本館
6,096.24 ㎡
5 階建
高校東館
7,639.96 ㎡
5 階建
高校北館
2,207.32 ㎡
4 階建
5 階 建 (登 記 は 6 階 建 )
高校体育館
5,553.00 ㎡
5 階建
大 宮 西 OIT ホ ー ル
1,077.91 ㎡
2 階建
大宮西本部棟
4,482.76 ㎡
7 階建
大 宮 西 研 修 センター
2,859.29 ㎡
5 階建
-12-
1 階 、地 上 1 3 階 建 )
寝屋川
摂南大学
工学部・外国語学部・経営情報学部・法学部
〒 572- 8508 大 阪 府 寝 屋 川 市 池 田 中 町 17 番 8 号
摂 南 大 学 交 流 会 館 〒 572- 0074 大 阪 府 寝 屋 川 市 池 田 中 町 13 番 14 号
摂 南 大 学 国 際 会 館 〒 572- 0074 大 阪 府 寝 屋 川 市 池 田 中 町 14 番 15 号
土地
所有
96,145.71 ㎡
建物
所有
87,451.32 ㎡
主な建物
1 号館
3,580.61 ㎡
3 階 建 (登 記 は 4 階 建 )
2 号館
6,819.75 ㎡
4 階建
3 号館
1,569.35 ㎡
4 階建
4 号館
3,687.32 ㎡
5 階建
5 号館
6,518.55 ㎡
5 階建
7 号館
7,273.35 ㎡
8 階建
8 号館
6,644.18 ㎡
4 階 建 (登 記 は 6 階 建 )
10 号 館
16,584.16 ㎡
地下 1 階、地上 7 階建
11 号 館
10,645.00 ㎡
11 階 建 (登 記 は 12 階 建 )
12 号 館
7,496.16 ㎡
7 階 建 (登 記 は 9 階 建 )
13 号 館
4,429.86 ㎡
4 階建
総合体育館
6,020.55 ㎡
3 階 建 (登 記 は 4 階 建 )
摂大交流会館
2,776.11 ㎡
4 階 建 (登 記 は 5 階 建 )
摂大国際会館
3,118.35 ㎡
9 階建
枚方第1
摂南大学
薬学部
〒 573- 0101 大 阪 府 枚 方 市 長 尾 峠 町 45 番 1 号
大阪工業大学
八幡工学実験場
〒 614- 8289 京 都 府 八 幡 市 美 濃 山 一 ノ 谷 4 番 地
土地
所有
240,652.39 ㎡
建物
所有
29,036.28 ㎡
主な建物
1 号館
10,677.88 ㎡
2 号館
4,248.46 ㎡
2 階建
4 号館
2,378.27 ㎡
4 階建
5 号館
3,198.95 ㎡
5 階建
6 号館
2,390.94 ㎡
3 階建
構造実験棟
2,392.64 ㎡
地下 1 階、地上 2 階建
耐火実験棟
995.03 ㎡
7 階 建 (登 記 は 9 階 建 )
平屋建
枚方第2
大阪工業大学
情報科学部
〒 573- 0196 大 阪 府 枚 方 市 北 山 1 丁 目 7 9 番 1 号
土地
所有
170,108.00 ㎡
建物
所有
41,321.75 ㎡
主な建物
情報科学部 1 号館
34,489.26 ㎡
情報科学部 2 号館
4,113.37 ㎡
6 階建
枚方体育館
2,136.06 ㎡
地下 1 階、地上 2 階建
-13-
6 階 建 (登 記 は 7 階 建 )
東広島
広島国際大学
保健医療学部・医療福祉学部・心理科学部
〒 739- 2695 広 島 県 東 広 島 市 黒 瀬 町 学 園 台 555 番 36 号
広 島 国 際 会 館 〒 724- 0613 広 島 県 東 広 島 市 黒 瀬 町 楢 原 1676 番 1 号
土地
所有
借用
332,537.09 ㎡
5,741.89 ㎡
計
338,278.98 ㎡
建物
所有
100,175.39 ㎡
主な建物
1 号館
25,279.22 ㎡
7 階建
2 号館
13,045.47 ㎡
8 階建
3 号館
19,845.73 ㎡
10 階 建
講堂
6,356.35 ㎡
5 階建
体育館
1,667.07 ㎡
2 階建
クラブハウス
2,065.77 ㎡
4 階建
学生寮 A 棟
3,682.72 ㎡
8 階建
学生寮B棟
3,682.72 ㎡
8 階建
学生寮C棟
4,104.27 ㎡
8 階建
学生寮D棟
3,264.87 ㎡
8 階建
学生寮E棟
4,985.93 ㎡
8 階建
学生寮F棟
6,023.24 ㎡
8 階建
1,522.81 ㎡
4 階建
広島国際会館 1 号館
広島国際会館 2 号館
職員宿舎
1,516.24 ㎡
4 階建
2,739.85 ㎡
5 階建
呉
広島国際大学
工学部・看護学部・薬学部
〒 737- 0112 広 島 県 呉 市 広 古 新 開 5 丁 目 1 番 1 号
呉 南 、 研 修 棟 〒 737- 0112 広 島 県 呉 市 広 古 新 開 1 丁 目
呉 東 〒 737- 0112 広 島 県 呉 市 広 古 新 開 6 丁 目
土地
所有
84,419.25 ㎡
建物
所有
91,326.86 ㎡
主な建物
1 号館
13,749.89 ㎡
7 階建
2 号館
13,443.10 ㎡
11 階 建 (登 記 は 12 階 建 )
3 号館
7,452.00 ㎡
5 階建
4 号館
2,169.72 ㎡
5 階建
5 号館
4,233.62 ㎡
5 階建
6 号館
13,774.08 ㎡
10 階 建 (登 記 は 11 階 建 )
8 号館
1,080.00 ㎡
3 階建
体育館
3,883.45 ㎡
3 階建
クラブハウス
1,289.44 ㎡
2 階建
学生研修棟A
10,497.72 ㎡
9 階 建 (登 記 は 10 階 建 )
学生研修棟B
10,409.14 ㎡
10 階 建 (登 記 は 11 階 建 )
学生研修棟C
5,784.24 ㎡
9 階 建 (登 記 は 10 階 建 )
呉東職員宿舎
1,761.63 ㎡
4 階建
-14-
セミナーハウスその他
東京戸越セミナーハウス
〒 142- 0051 東 京 都 品 川 区 平 塚 1 丁 目 6 番 7 号
土地
所有
1,282.51 ㎡
建物
所有
1,165.85 ㎡ 5 階 建
セミナーハウス白馬山の家
〒 399- 9301 長 野 県 北 安 曇 郡 白 馬 村 大 字 北 城 向 原 2939 番 2 号
土地
所有
6,258.00 ㎡
建物
所有
1,450.99 ㎡
セミナーハウス白浜海の家
〒 649- 2211 和 歌 山 県 西 牟 婁 郡 白 浜 町 1300 番
土地
所有
8,970.17 ㎡
建物
所有
3,353.22 ㎡
国際会館
〒 536- 0005 大 阪 市 城 東 区 中 央 2 丁 目 2 番 26 号
土地
所有
1,135.19 ㎡
建物
所有
3,050.61 ㎡ 12 階 建
国際教育センター
〒 730- 0016 広 島 市 中 区 幟 町 1- 5
土地
所有
建物
所有
2,192.80 ㎡
14,055.43 ㎡ 地 下 1 階 、 地 上 15 階 建
大阪センター
〒 530- 0001 大 阪 市 北 区 梅 田 3 丁 目 4 番 5 号
毎日インテシオ 3 階
建物
所有
1,280.11 ㎡ テ ナ ン ト
合計
土地
所有
1,001,308.23 ㎡
借用
52,501.49 ㎡
計
建物
所有
1,053,809.72 ㎡
516,575.73 ㎡
(備考)
大阪工業大学
リエゾンセンター東大阪分室
〒 577- 0011 大 阪 府 東 大 阪 市 荒 本 北 50- 5
摂南大学
ク リ エ イ シ ョ ン ・ コ ア 東 大 阪 南 館 2 階 2201 号
地域連携センター
〒 572- 0042 大 阪 府 寝 屋 川 市 東 大 利 町 2- 14
寝屋川市立産業振興センターにぎわい創造館 4 階
-15-
(10) 組 織
2009 年 4 月 現 在
組織図
本部等
監事室、内部監査室、法人室、経営企画室、渉外室(渉外課、創立記念事業課)、
広報室、システム室、総務部(総務課、人事課)、財務部(財務課、用度課、施設課)、
大阪センター、厚生会
大阪工業大学
●学部/知的財産学部、情報科学部、工学部
●大学院/知的財産研究科、情報科学研究科、工学研究科
学長室(企画課、庶務課、会計課)、
教務部(教務課、教育センター、地域連携センター)、学生部(学生課、保健室)、
入試部、就職部、図書館、情報センター、八幡工学実験場、リエゾンセンター、
国際交流センター
摂南大学
●学部/法学部、外国語学部、経営情報学部、工学部、薬学部
●大学院/法学研究科、国際言語文化研究科、経営情報学研究科、工学研究科、
薬学研究科
●留学生別科
学長室(企画課、庶務課、会計課)、教務部(教務課、教育センター)、
学生部(学生課、スポーツ振興センター、保健室)、入試部、就職部、
図書館、情報メディアセンター、地域連携センター、国際会館
広島国際大学
●学部/保健医療学部、医療福祉学部、看護学部、心理科学部、工学部、薬学部
●大学院/心理科学研究科、医療・福祉科学研究科、看護学研究科、工学研究科
学長室(企画課、庶務課、会計課、営繕課、呉庶務課)、
学生支援センター(教務課、学生課、呉学務課)、入試センター、キャリアセンター、図書館、
国際交流センター、情報センター、心理臨床センター、保健室、
総合教育研究機構、研究開発推進機構
常翔学園高等学校
●普通科
事務室、教務部、生徒指導部、進路指導部、入試部、保健室、図書室
-16-
(11) 役員・職員等の概要
役 員 数 等
2008 年 5 月 1 日 現 在
人数
役
員
理事長
1
常務理事
2
理事
12
監事
2
評 議 員
名誉役員
41
名誉理事
4
職 員 数
2008年5月1日現在
款
大阪工業大
学
本部
広島国際大 常翔学園高
学
等学校
摂南大学
計
種別
教
育
職
事
務
職
・
そ
の
他
専 任
232
207
267
67
773
特 任
14
30
30
18
92
嘱 託
14
11
7
0
32
客 員
25
5
5
0
35
非常勤講師
275
280
96
29
680
計
560
533
405
114
1,612
専 任
96
93
99
91
10
389
嘱 託
23
61
28
26
10
148
0
110
9
19
0
138
119
264
136
136
20
675
119
824
669
541
134
2,287
T.A.等
計
合 計
-17-
(12) 学生・生徒数
2008 年 5 月 1 日 現 在
1
年
学校・学部
工
博士後期
大
阪
工
業
大
学
部
知
2
報
学
240
情 報 科 学
28
28
56
34
43
1,127
1,173
知 的 財 産
デ
イ
フレックス
博士前期
外
経
874
2
368
370
257
259
部
1,866
部
157
154
160
159
630
1,899
1,967
1,624
2,182
7,672
学
2
2
2
6
経 営 情 報
1
1
2
4
工
学
2
薬
学
14
15
29
経 営 情 報
19
20
39
工
12
20
32
3
3
6
学
産
学
学
語
営
863
535
学
国
11
2
法
工
3,280
458
国際言語文化
修士課程
77
980
443
財
博士後期
3
430
科
的
17
1
薬
情
学
報
学
2
学
3
4
部
522
552
443
526
2,043
部
271
274
245
208
998
部
250
7
340
297
283
1,170
351
239
285
1,120
薬
学
部
245
法
学
部
242
282
256
201
981
1,586
1,864
1,484
1,503
6,437
2
3
2
7
17
24
護
6
3
9
総 合 人間 科学
11
10
21
計
博士後期
総合人間科学(医療
工 ・臨 床 心 理)
博士前期
看
修士課程
広
島
国
際
大
学
9
計
120
計
摂
南
大
学
5
フレックスS
情
4
年
0
(コースなし)
学
3
年
120
工
専門職学位
工
3
学
情 報 科 学
博士前期
2
年
専門職学位
7
社 会 環境 科学
4
11
15
総 合 人間 科学
17
18
35
保
健
医
療
学
部
242
238
231
183
894
医
療
福
祉
学
部
207
248
245
232
932
部
225
236
235
276
972
部
187
206
152
205
750
部
110
132
122
138
502
心
理
科
工
看
薬
学
学
護
学
学
計
175
205
168
219
767
1,193
1,327
1,155
1,253
4,928
699
629
549
5,377
5,787
4,812
部
常翔学園高等学校
合 計
-18-
1,877
4,938
20,914
(13) 卒業・修了者数
2008 年 度
9月
3月
合計
学校・学部
博士後期
大
阪
工
業
大
学
摂
南
大
学
博士前期
専門職学位
工
学
工
情
工
情
知
デ
報
科
報
的
科
財
学
学
学
学
産
イ
部
フレックス
フレックスS
情
報
科
学
部
知
的
財
産
学
部
計
薬
学
博士後期
経 営 情 報
工
学
薬
学
経 営 情 報
博士前期
工
学
国際 言語 文化
修士課程
法
学
工
学
部
外
国
語
学
部
経
営
情
報
学
部
薬
学
部
法
学
部
計
博士後期
博士前期
総合人間(臨床心理)
総合人間(医療工学)
総合人間(臨床心理)
総合人間(医療工学)
総合人間(医療福祉)
総合人間(医療経営)
総合人間(コミュニケーション)
広
島
国
際
大
学
修士課程
0
0
0
0
1
9
5
3
9
1
28
5
0
115
26
37
636
246
169
344
150
1,728
5
0
115
26
38
645
251
172
353
151
1,756
0
0
2
1
2
1
0
0
0
0
0
1
2
1
0
0
4
0
15
19
20
3
4
421
181
237
216
165
1,284
0
15
19
20
3
4
422
183
238
216
165
1,288
0
0
0
0
1
0
0
2
4
13
4
2
2
2
4
13
5
2
2
0
0
0
0
0
0
2
0
4
6
2
17
151
213
238
158
4
6
2
17
151
213
240
158
0
22
25
0
57
134
120
1,070
541
4,623
134
142
1,095
541
4,680
総合人間(感性デザイン)
社会環境(建築・環境)
社会環境(情報通信)
看
専門職学位
保
健
医
療
学
医
療
福
祉
学
心
理
科
学
工
学
看
護
学
薬
学
計
常翔学園高等学校
合 計
護
総合人間(実践臨床心理)
部
部
部
部
部
部
-19-
(14) 入学志願者数・合格者数
2009 年 度 入 試 (2008 年 度 実 施 )、 編 入 学 ・ 再 入 学 ・ 転 入 学 は 除 く
入学志願者数
大阪工業大学
大学院博士後期課程
大学院博士前期課程
大学院専門職学位課程
学部
工学研究科
情報科学研究科
工学研究科
情報科学研究科
知的財産研究科
工学部
情報科学部
知的財産学部
計
摂南大学
大学院博士後期課程
大学院博士前期・修士課程
学部
薬学研究科
経営情報学研究科
工学研究科
薬学研究科
工学研究科
経営情報学研究科
法学研究科
国際言語文化研究科
工学部
外国語学部
経営情報学部
薬学部
法学部
計
広島国際大学
大学院博士後期課程
心理科学研究
医療・福祉科学研究科
大学院博士前期・修士課程
心理科学研究科
医療・福祉科学研究科
大学院専門職学位課程
学部
看護学研究科
工学研究科
実践臨床心理学専攻
保健医療学部
医療福祉学部
心理科学部
工学部
看護学部
薬学部
計
常翔学園高等学校
合 計
-20-
合格者数
10
2
118
32
46
9,003
2,312
487
10
2
112
30
45
3,190
1,073
293
12,010
4,755
2
0
3
34
22
22
3
4
2,963
2,055
2,884
3,348
1,833
1
0
3
33
19
20
3
4
996
674
573
664
433
13,173
3,423
3
5
5
27
7
9
83
1,940
410
482
374
780
671
1
5
5
27
7
9
31
527
333
390
295
302
428
4,796
2,360
1,830
1,798
31,809
12,336
(15) 沿
革
法
人
<建学>
1922( 大 正 11) 年 9 月 7 日 に 大 阪 府 知 事 か ら 設 置 認 可 を 受 け た 関 西 工 学 専 修 学 校
<建学に至った情熱>
世のため、人のため、地域のために、
「理論に裏付けられた実践的技術をもち、現場で活躍できる専門職業人の育成」を行いたい。
時代と地域が求める真のフィールド・スペシャリストを育成する使命と情熱。
<建学の経緯>
本法人は、初代設立者・校主
本 庄 京 三 郎 が 1922( 大 正 11) 年 9 月 7 日 、 時 の
大 阪 府 知 事 池 松 時 和 氏 よ り 設 置 認 可 を 受 け 、校 長・工 学 博 士 片 岡 安 を は じ め 大 阪
府 建 築 課 長 池 田 實 氏 を 中 心 に 、大 阪 府 土 木 課 長 島 重 治 氏 、大 阪 府 営 繕 課 長 中 村
治郎氏、大阪市都市計画部長 直木倫太郎氏、大阪市水道部長 澤井準一氏、大阪
市電鉄部技師長 清水
氏 、大 阪 府 土 木 主 事 奥 村 泰 助 氏 、大 阪 府 技 師 田 上 憲 一 氏 、
日本電力株式会社土木部長 境田賢吉氏、大正信託株式会社常務取締役 小野捨次郎
氏、薬種商 大橋導雄氏、関西石材株式会社監査役 岡崎忠三郎氏等の協力を得て創
設した、関西工学専修学校がそもそもの始まりです。
当時、わが国の工業教育に対する認識は浅く、とくに商業中心の大阪での工業教
育機関は微々たるものに過ぎませんでした。このような時代に、将来、工業技術者
の必要な時代が必ず到来することを察知し、私立学校の経営では最も難しいといわ
れる工業教育に、あえて踏み切った関係者のパイオニア精神は注目に値します。そ
の後、幾多の困難を乗り越えて、現在では、大阪工業大学をはじめ、摂南大学、広
島国際大学、常翔学園高等学校を設置する総合学園へと成長を遂げ、多くの卒業生
が社会の各分野で活躍しています。
<法人の設立>
1926( 大 正 15) 年 4 月 6 日
財団法人関西工学
<法人の変遷>
1947( 昭 和 22) 年
法人名を財団法人摂南学園と改称
1949( 昭 和 24) 年
法人名を財団法人大阪工業大学と改称
1951( 昭 和 26) 年
法人を学校法人大阪工業大学に改組
1987( 昭 和 62) 年
法人名を学校法人大阪工大摂南大学と改称
2008( 平 成 20) 年
法人名を学校法人常翔学園と改称
-21-
<学校の設置>
1922( 大 正 11) 年
関西工学専修学校を創設
1927( 昭 和 2) 年
関西高等工学校を開設
1933( 昭 和 8) 年
関西工業学校を開設《のちに現在の大阪工業大学高等学校に発展》
1940( 昭 和 15) 年
関西高等工業学校を開設《のちに現在の大阪工業大学に発展》
1942( 昭 和 17) 年
関西高等工業学校を摂南高等工業学校と改称
摂南重機工業学校を開設
1944( 昭 和 19) 年
摂 南 高 等 工 業 学 校 を 摂 南 工 業 専 門 学 校 と 改 称《 1951( 昭 和 26)年 廃
止》
摂 南 重 機 工 業 学 校 を 摂 南 工 業 学 校 と 改 称 《 1951( 昭 和 26) 年 廃 止 》
1948( 昭 和 23) 年
関西工業学校と摂南工業学校を統合し、摂南学園高等学校を開設
機械科、電気科、建築科、土木科を設置
摂 南 学 園 中 学 校 を 開 設 《 後 に 大 阪 工 業 大 学 中 学 校 。 1953( 昭 和 28)
年廃止》
関西高等工学校を摂南工科専門学院と改称
1949( 昭 和 24) 年
摂南工業専門学校を新制大学として昇格し、摂南工業大学を開設
工学部第Ⅰ部、第Ⅱ部に土木工学科、建築学科、電気工学科を設置
摂南工業大学を大阪工業大学と改称
摂南学園高等学校に普通科を増設
1950( 昭 和 25) 年
大阪工業大学短期大学部を開設
摂南学園高等学校を大阪工業大学高等学校と改称
摂 南 工 科 専 門 学 院 を 大 阪 工 業 大 学 専 門 学 院 と 改 称 《 1979( 昭 和 54)
年廃止》
1962( 昭 和 37) 年
大 阪 工 業 高 等 専 門 学 校 を 開 設 《 1979 年 ( 昭 和 54 年 ) 廃 止 》
1975( 昭 和 50) 年
摂南大学を開設。工学部(土木工学科、建築学科、電気工学科、機
械工学科、経営工学科)を設置
1998( 平 成 10) 年
広 島 国 際 大 学 を 開 設 。医 療 福 祉 学 部( 医 療 福 祉 学 科 、医 療 経 営 学 科 )、
保健医療学部(看護学科、診療放射線学科、臨床工学科)を設置
2006( 平 成 18) 年
大 阪 工 業 大 学 短 期 大 学 部 を 廃 止 ( 9 月 30 日 )
2007( 平 成 19) 年
学 校 法 人 啓 光 学 園 ( 12 月 25 日 学 校 法 人 常 翔 啓 光 学 園 と 改 称 ) と 連
携 協 定 締 結 (11 月 27 日 )
2008( 平 成 20) 年
大阪工業大学高等学校を常翔学園高等学校と改称
-22-
沿
革
大阪工業大学
1922 年 (大 正 11 年 ) 関 西 工 学 専 修 学 校 を 創 設
1940 年 (昭 和 15 年 ) 関 西 高 等 工 業 学 校 を 開 設 《 の ち に 現 在 の 大 阪 工 業 大 学 に 発 展 》
1942 年 (昭 和 17 年 ) 関 西 高 等 工 業 学 校 を 摂 南 高 等 工 業 学 校 と 改 称
1944 年 (昭 和 19 年 ) 摂 南 高 等 工 業 学 校 を 摂 南 工 業 専 門 学 校 と 改 称 《 1951 年 ( 昭 和 26 年 ) 廃
止》
1949 年 (昭 和 24 年 ) 摂 南 工 業 専 門 学 校 を 新 制 大 学 と し て 昇 格 し 、 摂 南 工 業 大 学 を 開 設 。 工 学
部 第 I 部 、 第 II 部 に 土 木 工 学 科 、 建 築 学 科 、 電 気 工 学 科 を 設 置
1950 年 (昭 和 25 年 ) 大 阪 工 業 大 学 工 学 部 第 I 部 、 第 II 部 に 機 械 工 学 科 を 増 設
1958 年 (昭 和 33 年 ) 大 阪 工 業 大 学 工 学 部 第 I 部 に 応 用 化 学 科 を 増 設
1959 年 (昭 和 34 年 ) 大 阪 工 業 大 学 工 学 部 第 I 部 に 電 子 工 学 科 を 増 設
1960 年 (昭 和 35 年 ) 大 阪 工 業 大 学 工 学 部 第 II 部 に 応 用 化 学 科 を 増 設
1962 年 (昭 和 37 年 ) 大 阪 工 業 大 学 工 学 部 第 I 部 、第 II 部 に 工 業 経 営 学 科 を 、工 学 部 第 II 部 に
電 子 工 学 科 を 増 設《 工 業 経 営 学 科 は 1976 年( 昭 和 51 年 ) に 経 営 工 学 科
と改称》
1965 年 (昭 和 40 年 ) 大 阪 工 業 大 学 大 学 院 を 開 設 。 工 学 研 究 科 ( 土 木 工 学 専 攻 ・ 建 築 学 専 攻 ・
電気工学専攻・機械工学専攻・応用化学専攻)修士課程を設置《電気工
学 専 攻 は 1997 年 ( 平 成 9 年 ) に 電 気 電 子 工 学 専 攻 と 改 称 》
1967 年 (昭 和 42 年 ) 大 阪 工 業 大 学 大 学 院 に 工 学 研 究 科 ( 工 業 経 営 学 専 攻 ) 修 士 課 程 、 工 学 研
究科(土木工学専攻・建築学専攻・電気工学専攻・機械工学専攻)博士
課 程 を 増 設《 工 業 経 営 学 専 攻 は 1976 年( 昭 和 51 年 )に 経 営 工 学 専 攻 と 、
電 気 工 学 専 攻 は 1997 年 ( 平 成 9 年 ) に 電 気 電 子 工 学 専 攻 と そ れ ぞ れ 改
称》
1977 年 (昭 和 52 年 ) 大 阪 工 業 大 学 大 学 院 に 工 学 研 究 科 ( 応 用 化 学 専 攻 ) 博 士 課 程 を 増 設
1991 年 (平 成 3 年 ) 大 阪 工 業 大 学 大 学 院 に 工 学 研 究 科 ( 経 営 工 学 専 攻 ) 博 士 課 程 を 増 設
1996 年 (平 成 8 年 ) 大 阪 工 業 大 学 に 情 報 科 学 部 ( 情 報 処 理 学 科 ・ 情 報 シ ス テ ム 学 科 ) を 増 設
2000 年 (平 成 12 年 ) 大 阪 工 業 大 学 工 学 部 に 昼 夜 開 講 制 を 導 入
大阪工業大学大学院に情報科学研究科(情報科学専攻)修士課程を増設
2002 年 (平 成 14 年 ) 大 阪 工 業 大 学 情 報 科 学 部 に 情 報 メ デ ィ ア 学 科 を 増 設 、 情 報 処 理 学 科 を 情
報科学科と改称
工学部の土木工学科を都市デザイン工学科に、電気工学科を電気電子シ
ステム工学科に、電子工学科を電子情報通信工学科に名称変更
大学院に情報科学研究科(情報科学専攻)博士課程を増設、工学研究科
の土木工学専攻を都市デザイン工学専攻と改称
2003 年 (平 成 15 年 ) 大 阪 工 業 大 学 に 知 的 財 産 学 部 ( 知 的 財 産 学 科 ) を 増 設
2005 年 (平 成 17 年 )
大阪工業大学に知的財産研究科(知的財産専攻)専門職学位課程を増設
2006 年 (平 成 18 年 )
大阪工業大学工学部に環境工学科、空間デザイン学科、生体医工学科を
増設、経営工学科を技術マネジメント学科と改称、夜間主コースの学生
募集停止
大阪工業大学大学院に工学研究科(環境工学専攻・生体医工学専攻)博
士課程を増設
大阪工業大学情報科学部に情報ネットワーク学科を増設、情報科学部情
報科学科をコンピュータ科学科と改称
2007 年 (平 成 19 年 )
-23-
沿
革
摂南大学
1922 年 (大 正 11 年 ) 関 西 工 学 専 修 学 校 を 創 設
1975 年 (昭 和 50 年 ) 摂 南 大 学 を 開 設 。 工 学 部 ( 土 木 工 学 科 、 建 築 学 科 、 電 気 工 学 科 、 機 械 工
学科、経営工学科)を設置
1982 年 (昭 和 57 年 ) 摂 南 大 学 に 国 際 言 語 文 化 学 部( 国 際 言 語 文 化 学 科 )、経 営 情 報 学 部( 経 営
情報学科)を増設
1983 年 (昭 和 58 年 ) 摂 南 大 学 に 薬 学 部 ( 衛 生 薬 学 科 、 薬 学 科 ) を 増 設
1988 年 (昭 和 63 年 ) 摂 南 大 学 に 法 学 部( 法 律 学 科 )を 増 設 。大 学 院 を 開 設 し 、薬 学 研 究 科( 薬
学専攻)修士課程を設置
1989 年 (平 成 元 年 ) 摂 南 大 学 大 学 院 に 工 学 研 究 科 ( 社 会 開 発 工 学 専 攻 、 機 械 ・ シ ス テ ム 工 学
専攻)修士課程を増設
1990 年 (平 成 2 年 ) 摂 南 大 学 大 学 院 に 工 学 研 究 科 ( 電 気 電 子 工 学 専 攻 ) 修 士 課 程 、 薬 学 研 究
科(薬学専攻)博士課程を増設
1993 年 (平 成 5 年 ) 摂 南 大 学 経 営 情 報 学 部 に 経 営 環 境 情 報 学 科 を 増 設
1995 年 (平 成 7 年 ) 摂 南 大 学 大 学 院 に 経 営 情 報 学 研 究 科 ( 経 営 情 報 学 専 攻 ) 修 士 課 程 を 増 設
1997 年 (平 成 9 年 ) 摂 南 大 学 大 学 院 に 法 学 研 究 科 ( 法 律 学 専 攻 ) 修 士 課 程 を 増 設
1999 年 (平 成 11 年 ) 摂 南 大 学 大 学 院 に 国 際 言 語 文 化 研 究 科 ( 国 際 言 語 文 化 専 攻 ) 修 士 課 程 を
増設
2002 年 ( 平 成 14 年 )摂 南 大 学 工 学 部 の 土 木 工 学 科 を 都 市 環 境 シ ス テ ム 工 学 科 に 、 電 気 工 学 科
を電気電子工学科に、経営工学科をマネジメントシステム工学科に名称
変更
2005 年 ( 平 成 17 年 )摂 南 大 学 国 際 言 語 文 化 学 部 国 際 言 語 文 化 学 科 を 外 国 語 学 部 外 国 語 学 科 に
名称変更、大学院に経営情報学研究科(経営情報学専攻)博士課程を増
設
2006 年 ( 平 成 18 年 )摂 南 大 学 経 営 情 報 学 部 に 経 営 学 科 を 増 設 、 経 営 環 境 情 報 学 科 の 学 生 募 集
停止、摂南大学薬学部を 6 年制に移行、衛生薬学科の学生募集停止
2008 年 ( 平 成 20 年 )摂 南 大 学 大 学 院 に 工 学 研 究 科 (創 生 工 学 専 攻 )博 士 課 程 を 増 設
摂南大学留学生別科を設置
-24-
沿
革
広島国際大学
1922 年( 大 正 11 年 ) 関 西 工 学 専 修 学 校 を 創 設
1998 年( 平 成 10 年 ) 広 島 国 際 大 学 を 開 設 。 医 療 福 祉 学 部 ( 医 療 経 営 学 科 、 医 療 福 祉 学 科 )、
保健医療学部(看護学科、診療放射線学科、臨床工学科)を設置
2001 年( 平 成 13 年 ) 広 島 国 際 大 学 に 人 間 環 境 学 部( 臨 床 心 理 学 科 、言 語・コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ
ン学科、感性情報学科)を増設
2002 年( 平 成 14 年 ) 広 島 国 際 大 学 に 社 会 環 境 科 学 部 ( 建 築 創 造 学 科 、 住 環 境 デ ザ イ ン 学 科 、
情報通信学科)を増設
2003 年( 平 成 15 年 ) 広 島 国 際 大 学 保 健 医 療 学 部 看 護 学 科 を 看 護 学 部 看 護 学 科 へ 改 組
広 島 国 際 大 学 大 学 院 を 開 設 、看 護 学 研 究 科( 看 護 学 専 攻 )修 士 課 程 、総
合 人 間 科 学 研 究 科( 臨 床 心 理 学 専 攻 )博 士 課 程 、総 合 人 間 科 学 研 究 科( 医
療経営学専攻、医療工学専攻)修士課程を設置
2004 年( 平 成 16 年 ) 広 島 国 際 大 学 に 薬 学 部 (薬 学 科 )を 増 設 、大 学 院 総 合 人 間 科 学 研 究 科 に 医
療福祉学専攻修士課程を増設
2005 年 (平 成 17 年 )
広 島 国 際 大 学 大 学 院 に 総 合 人 間 科 学 研 究 科 (医 療 工 学 専 攻 )博 士 課 程 を
増設
2006 年 (平 成 18 年 )
広 島 国 際 大 学 保 健 医 療 学 部 に 理 学 療 法 学 科 を 増 設 、広 島 国 際 大 学 薬 学 部
を 6 年 制 へ 移 行 、 広 島 国 際 大 学 大 学 院 に 社 会 環 境 科 学 研 究 科 (建 築 ・ 環
境 学 専 攻 、 情 報 通 信 学 専 攻 )修 士 課 程 を 増 設
2007 年 (平 成 19 年 )
広 島 国 際 大 学 社 会 環 境 科 学 部 を 工 学 部 に 改 組 、機 械 ロ ボ テ ィ ク ス 学 科 を
増 設 、建 築 創 造 学 科 を 建 築 学 科 に 名 称 変 更 、大 学 院 総 合 人 間 科 学 研 究 科
( 臨 床 心 理 学 専 攻 )博 士 前 期 課 程 の 学 生 募 集 を 停 止 し 、総 合 人 間 科 学 研
究 科( 実 践 臨 床 心 理 学 専 攻 )専 門 職 学 位 課 程 、総 合 人 間 科 学 研 究 科( コ
ミュニケーション学専攻)修士課程を増設
2008 年( 平 成 20 年 ) 広 島 国 際 大 学 大 学 院 に 総 合 人 間 科 学 研 究 科 (感 性 デ ザ イ ン 学 専 攻 )修 士
課程を増設
2009 年( 平 成 21 年 ) 広 島 国 際 大 学 大 学 院 総 合 人 間 科 学 研 究 科 を 心 理 科 学 研 究 科 、医 療・福 祉
科学研究科に改組、社会環境科学研究科を工学研究科に名称変更
沿
革
常翔学園高等学校
1922 年 ( 大 正 11 年 )関 西 工 学 専 修 学 校 を 創 設
1933 年 ( 昭 和 8 年 ) 関 西 工 業 学 校 を 開 設 《 の ち に 現 在 の 大 阪 工 業 大 学 高 等 学 校 に 発 展 》
1948 年 ( 昭 和 23 年 )関 西 工 業 学 校 と 摂 南 工 業 学 校 を 統 合 し 、 摂 南 学 園 高 等 学 校 を 開 設
機械科、電気科、建築科、土木科を設置
1949 年 ( 昭 和 24 年 )摂 南 学 園 高 等 学 校 に 普 通 科 を 増 設
1950 年 ( 昭 和 25 年 )摂 南 学 園 高 等 学 校 を 大 阪 工 業 大 学 高 等 学 校 と 改 称
1963 年 ( 昭 和 38 年 )大 阪 工 業 大 学 高 等 学 校 に 自 動 車 科 を 設 置
1972 年 ( 昭 和 47 年 )大 阪 工 業 大 学 高 等 学 校 を 男 女 共 学 制 に 移 行
1984 年 ( 昭 和 59 年 )大 阪 工 業 大 学 高 等 学 校 普 通 科 に コ ー ス 制 (普 通 コ ー ス 、 英 数 コ ー ス )導 入
2001 年 ( 平 成 13 年 )大 阪 工 業 大 学 高 等 学 校 普 通 科 に 情 報 コ ー ス な ど を 増 設 、 工 業 科 を 2 科 5
コース制に改編、自動車科・電気科・土木科を募集停止
2002 年 ( 平 成 14 年 )大 阪 工 業 大 学 高 等 学 校 に 週 5 日 制 と 2 学 期 制 を 導 入
2003 年 ( 平 成 15 年 )大 阪 工 業 大 学 高 等 学 校 普 通 科 を 5 コ ー ス に 改 編 、 工 業 科 の 生 徒 募 集 を 停
止
2008 年 ( 平 成 20 年 )大 阪 工 業 大 学 高 等 学 校 を 常 翔 学 園 高 等 学 校 と 改 称
2009 年 ( 平 成 21 年 )常 翔 学 園 高 等 学 校 普 通 科 を 4 コ ー ス に 改 編
-25-
(16) 卒業・修了者数
2009 年 3 月 末 日 現 在
2005年 度末
累計
大阪工業大学
専攻科
大学院
工学研究科
17
博士後期課程
博士前期・修士課程
知的財産研究科
2007
年度
0
2008
年度
0
合計
0
17
47
0
2
5
54
2,323
128
118
115
2,684
情報科学研究科 博士後期課程
博士前期・修士課程
2006
年度
3
2
1
0
6
155
15
31
26
227
0
51
40
38
129
80,591
1,253
1,154
1,068
84,066
2,229
430
409
353
3,421
16
141
167
151
475
85,381
2,020
1,922
1,756
91,079
専門職課程
学部
工学部
情報科学部
知的財産学部
計
摂南大学
大学院
薬学研究科
博士後期課程
博士前期・修士課程
経営情報学研究科
12
1
2
2
17
308
26
26
15
375
博士後期課程
0
0
5
1
6
博士前期課程
118
13
6
19
156
工学研究科
博士前期・修士課程
355
13
23
20
411
法学研究科
国際言語文化研究科
修士課程
修士課程
71
25
2
2
7
2
4
3
84
32
学部
工学部
15,392
439
414
422
16,667
外 国 語 学 部 (国 際 言 語 文 化 学 部 )
4,817
202
188
183
5,390
経営情報学部
6,788
334
225
238
7,585
薬学部
4,013
233
227
216
4,689
法学部
3,334
212
199
165
3,910
35,233
1,477
1,324
1,288
39,322
計
広島国際大学
大学院
総合人間科学研究科
博士後期課程
1
3
4
2
10
博士前期・修士課程
専門職課程
46
0
35
0
36
0
26
17
143
17
修士課程
16
7
2
2
27
0
0
8
10
18
保健医療学部
1,241
126
114
151
1,632
医療福祉学部
1,251
284
233
213
1,981
554
174
301
224
204
141
240
158
1,299
697
看護学部
0
134
134
134
402
薬学部
0
0
137
142
279
3,283
41,124
1,114
1,013
1,095
6,505
711
584
541
42,960
165,021
5,322
4,843
看護学研究科
社会環境科学研究科
修士課程
学部
心 理 科 学 部 (人 間 環 境 学 部 )
工学部
計
常翔学園高等学校
合計
4,680 179,866
旧設置学校
関 西 工 学 専 修 学 校 (関 西 工 学 校 、 第 一 関 西 工 学 校 、 第 二 関 西 工 学 校 )
関 西 高 等 工 学 校 (摂 南 工 科 専 門 学 校 、 大 阪 工 業 大 学 専 門 学 院 )
関西高等電気学校
10,260
7,808
0
関西工業学校
4,188
関 西 高 等 工 業 学 校 (摂 南 高 等 工 業 学 校 、 摂 南 工 業 専 門 学 校 )
2,780
摂 南 重 機 工 業 学 校 (摂 南 工 業 学 校 )
1,527
関西中学校
26
摂南中学校
98
摂 南 学 園 中 学 校 (大 阪 工 業 大 学 中 学 校 )
565
-26-
大阪工業高等専門学校
大阪工業大学短期大学部
4,104
17,651
合計
49,007
総合計
228,873
-27-
(2008年度=2008年4月1日∼2009年3月31日)
「学校法人常翔学園」「常翔学園高等学校」が 4 月 1 日からス ター トしま した 。
本学園は 2008 年 4 月 1 日付けで、これまでの法人名「学校法人大阪工大摂南大学」を
「学校法人常翔学園」に変更しました。同時に大阪工業大学高等学校を「常翔学園高等学
校」、本学園グループ校の啓光学園中学校・高等学校を「常翔啓光学園中学校・高等学校」
に改称しました。
「常翔」とは、「常に天翔るもの(つねにあまかけるもの)」という意味です。「常に」
とは、 いつでも変わらずに 、「天翔る」は、 天空を飛翔する
ということです。信頼と
きずなで結ばれた教育環境を構築し、学生・生徒の成長を第一に願い、多くの優秀な人材
を世の中に送り出すという学園の理念のもと、翼を広げて自らの力で羽ばたこうとする若
い力を伸ばしたいという思いを込めています。常翔学園グループ各校で翼を広げて自らの
力で羽ばたこうとする若い力を伸ばすための「常翔教育」が始まりました。
(1)2008年度の学校・大学院・学部・学科等開設
a
摂南大学
専
大学院
攻
c
創生工学専攻
博士後期課程の開設
創生工学専攻
修業年限
博士後期課程3年
入学定員
博士後期課程2人(収容定員6人)
学
博士後期課程:博士(工学)
位
開設時期
b
工学研究科
摂南大学
2008年4月1日
留学生別科の開設
修業年限
1年
入学定員
60人(収容定員60人)
開設時期
2008年4月1日
広島国際大学
専
攻
大学院
総合人間科学研究科
感性デザイン学専攻
感性デザイン学専攻
修業年限
修士課程2年
入学定員
修士課程5人(収容定員10人)
学
修士課程:(工学)
位
開設時期
2008年4月1日
(2)2008年度の学校・大学院・学部・学科改組等変更
a
常翔学園高等学校
校名を改称
2008年4月1日付で大阪工業大学高等学校は常翔学園高等学校に校名を改称
(3)2008年度に準備した学校・大学院・学部・学科の2009年度開設・改組等変更
a
広島国際大学
大学院
総合人間科学研究科の改組
総合人間科学研究科の募集を停止
医療・福祉科学研究科
医療工学専攻
博士課程 、医療福祉学専攻・医療経営学専攻
−28−
修士課
程の開設
専
攻
①医療工学専攻
②医療福祉学専攻
③医療経営学専攻
修業年限
博士前期課程2年・博士後期課程3年・修士課程2年
入学定員
①博士前期課程10人(収容定員20人)・博士後期課程2人(収容定員6人)
②修士課程5人(収容定員10人)
③修士課程5人(収容定員10人)
学
位
①博士前期課程:修士(医療工学)
博士後期課程:博士(医療工学)
②修士課程:修士(医療福祉学)
③修士課程:修士(医療経営学)
開設時期
2009年4月1日
心理科学研究科
臨床心理学専攻
博士後期課程、実践臨床心理学専攻
コミュニケーション学専攻・感性デザイン学専攻
専
攻
①臨床心理学専攻
専門職学位課程、
修士課程の開設
②実践臨床心理学専攻
③コミュニケーション学専攻
④感性デザイン学専攻
修業年限
博士後期課程3年・専門職学位課程2年・修士課程2年
入学定員
①博士後期課程2人(収容定員6人)
②専門職学位課程20人(収容定員40人)
③修士課程5人(収容定員10人)
④修士課程5人(収容定員10人)
学
位
①博士後期課程:博士(臨床心理学)
②専門職学位課程:臨床心理修士(専門職)
③修士課程:修士(コミュニケーション学)
④修士課程:修士(感性デザイン学)
開設時期
b
広島国際大学
2009年4月1日
研究科名を改称
2009年4月1日付で社会環境科学研究科を工学研究科に名称変更
c
広島国際大学
医療福祉学部
医療福祉学科、心理科学部
感性デザイン学科の収容定員変更
2009年4月 1 日付で医療福祉学科(入学定員120(+10)人・3年次編入学定員10
人・収容定員500(+40)人)、感性デザイン学科(入学定員70(△10)人・3年次編
入学定員5人・収容定員290(△40)人)に変更
(4)2008年度において、完成年度を経過していない年次進行中のもの
a
大 阪 工 業 大学
大学院
工学研究科
環 境 工 学専 攻 ・生 体 医 工 学専 攻
博 士 前期 課 程 ( 設置 2 年
目)・博士後期課程(設置2年目)
b
大阪工業大学
工学部
環境工学科・空間デザイン学科・生体医工学科(設置3年目)
c
大阪工業大学
情報科学部
d
摂南大学
大学院
e
摂南大学
経営情報学部
f
摂南大学
薬学部
g
広島国際大学
大学院
総合人間科学研究科
実践臨床心理学専攻
h
広島国際大学
大学院
総合人間科学研究科
コミュニケーション学専攻
情報ネットワーク学科(設置2年目)
工学研究科
創生工学専攻
博士後期課程(設置1年目)
経営学科(設置3年目)
薬学科[6年制](設置3年目)
−29−
専門職学位課程(設置2年目)
修士課程(設置2年目)
i
広島国際大学
大学院
総合人間科学研究科
j
広島国際大学
保健医療学部
k
広島国際大学
薬学部[6年制](設置3年目)
l
広島国際大学
工学部
感性デザイン学専攻
理学療法学科(設置3年目)
機械ロボティクス学科(設置2年目)
−30−
修士課程(設置 1 年目)
(5)学園の動き
について諮った結果、坂口正
の広島国際大学の学長につい
●学園の役員、評議員を改
雄理事長を互選しました(2
て、学長候補者選考規定に基
選
期目)。坂口理事長は前田親良
づき改選手続きに着手し、森
理事を理事長代理・常務理事、
永規彦教授を新任することを
役員、評議員について、寄附
松田良一理事を常務理事に指
決めました。任期は 2008 年 4
行為などに基づき選任しまし
名しました。任期はいずれも
月 1 日∼2009 年 10 月 31 日
た。
同日∼2010 年 7 月 19 日です。
です。
本学園は任期満了を迎えた
・理
事
名誉理事には大島宗彦、東松
寄附行為と役員選考手続規
孝臣、西 川● 一 (●は示へん
●経済困窮学生・生徒に緊
定に基づいて手続に着手し、
に韋)、藤田勇の 4 氏を推挙し
急就学支援を実施
役員候補者選考委員会が理事
ました。監事については寄附
常翔学園グループ設置各学
候補者の選考に当たりました。
行為の定めるところにより、
校(大阪工業大学、摂南大学、
本学園の理事は寄附行為で、
坂口理事長が栗林繁治氏を追
広島国際大学、常翔学園高等
大阪工業大学学長、摂南大学
加選任しました。任期は 8 月
学校、常翔啓光学園高等学
学長、広島国際大学学長の 3
1 日∼2009 年 7 月 31 日です。
校・中学校)では昨今の経済・
人と評議員の互選による 2 人、
・評議員
雇用情勢の急激な悪化により、
法人関係者または学識経験者
任期満了(2008 年 6 月 23
のうちから選任される 8 人以
日)に伴い、寄附行為と評議
生・生徒および入学生に対し、
上 12 人以内と定めています。
員候補者選考規定に基づき改
緊急就学支援を行うことを決
このうち、今回の改選対象は、
選に着手しました。候補者選
めました。
在任中理事となる井上大阪工
考管理委員会で一定期間推薦
対象は、2009 年度の在学生
業大学学長、今井摂南大学学
を受け付け、50 人の候補者を
(外国人留学生を含む)と入
長、森永広島国際大学学長を
選定しました。6 月 20 日に開
学生のうち、父母など学費支
除く理事です。
催した評議員会で候補者に対
弁者が予期せぬ解雇・倒産に
評議員の互選で選任される
する意見聴取があり、全会一
遭い、学費納入が困難になっ
理 事 に つい て は 、 2008 年 7
致で承認しました。これを受
た学生・生徒、今春の入学試
月 8 日に評議員会を開催し、
けて同日の理事会で職員評議
験で合格したが入学手続時に
越前屋棟氏と北尾元一氏を選
員 15 人、校友評議員 15 人、
授業料を納入できない入学生、
任しました。法人関係者また
学識評議員 12 人の計 42 人を
深刻化する円高の影響など諸
は学識経験者のうちから選任
選任しました。任期は 6 月 24
般の事情により経済的な負担
される理事は候補者選考委員
日∼2010 年 6 月 23 日。
が増大し学費納入が困難にな
会が一定期間推薦を受け付け、
就学費用の確保が困難な学
新しい顔ぶれによる初の評
った私費外国人留学生です。
資格審査を行った上で 19 人
議員会が 6 月 30 日に開催さ
対象者には面談(必要に応
の候補者を選定し、理事会に
れ、正・副議長を互選しまし
じ保護者含む)を行い、以下
報告をしました。これを受け
た。議長に江村利雄氏、副議
のいずれかの支援を決定しま
て同 17 日の理事会で定員上
長に宮本悦郎氏を全会一致で
す。
限の 12 人を選任しました。
選任しました。
・学生・生徒
任期はいずれの理事も 7 月
20 日∼2010 年 7 月 19 日です。
新役員による理事会が 7 月
28 日に開催され、理事長選任
困窮度合いに応じて次のい
●広島国際大学で学長を改
ずれかの措置を講じます。
選
①学費(前期または後期)の
2008 年 3 月 31 日任期満了
−31−
全額相当額の奨学金を支給
②学費(前期または後期)の
昨今の経済情勢の悪化など
した結果、5946 点の素晴らし
半額相当額の奨学金を支給
を理由として、予期せぬ急な
い 「 夢 」 が 寄 せ ら れ 、 2008
③1 カ月の学費延納期限の後、
就職内定先の倒産や就職内定
年 10 月 26 日に表彰式と記念
の取消し、または内定辞退の
フォーラムを開催しました。
さらに 2 カ月以内で猶予
・新入生
勧めを受けて辞退を余儀なく
●会計検査院の実地検査
困窮度合いに応じて次のい
された学生に対し、2009 年度
ずれかの措置を講じます。こ
も継続して就職活動を行う場
会計検査院による実地検
の場合、所定の入学金を納入
合、希望により 6 カ月または
査が 2008 年 5 月 12 日∼14
していることが前提となりま
1年、卒業を延期し、正規学
日、広島国際大学でありまし
す。
生として在籍することを認め
た。検査の対象になったのは、
①入学手続き時に納入すべき
ます。
同大学が 2005 年度、2006 年
授業料の半額相当額の奨学
度に日本私立学校振興・共済
●創立 90 周年記念事業の
事業団から交付された私立大
②入学手続き時の所定の期間
一環で「夢を応援するプロ
学等経常費補助金対象事業な
に納入すべき授業料を 5 月
ジェクト」表彰式、記念フ
ど。
20 日まで猶予
ォーラムを開催
金を支給
会計検査院から調査官 2 人
2012 年に創立 90 周年を迎
と同事業団から 1 人が東広島
困窮度合いに応じて、5 万
える本学園では、記念事業の
キャンパスに来学し、補助金
円 ∼ 10 万 円 の 奨 学 金 を 支 給
一つとして 2008 年度に「夢
の算出根拠となった資料の検
します。
を応援するプロジェクト」を
査などがありました。
・私費外国人留学生
展 開 し ま し た 。「 わ た し の 夢
●学園3大学で就職内定を
は『○○』をつくりたい」とい
取り消された学生に卒業
うテーマで全国の小学生、中
延期措置を実施
学生、高校生から作品を募集
(6)大阪工業大学の動き
業を展開しました。
3 年目となったナノ材料マ
●大学プロジェクト研究事
5 年目を迎えた環境ソリュ
イクロデバイス研究センター
業(文部科学省私立大学学
ー シ ョ ン セ ン タ ー は 、 2008
では、シンポジウム等を開催
術研究高度化推進事業)
年 11 月に土木学会環境工学
し、平成 20 年度成果報告書
2006 年 度 か ら 引 き 続 き 文
委員会及び次世代環境研究会
にまとめ、大学や関連企業に
部科学省私立大学学術研究高
とシンポジウムを共催しまし
送付をしました。同センター
度化推進事業に採択されてい
た。
のハイテク機器を利用し、大
4 年目を迎えた医工学研究
学院生を対象とした高度な計
センターは、2008 年 7 月の
測実習と特許出願の能力を養
廃棄物制御システムの開発』」、
世界サイバネティクス会議で
成する「材料・デバイス開発
「医工学研究センター『培養
の 研 究 成果 発 表 、 2009 年 2
実務特論」を開講しました。
筋 の 医 工 学 応 用 』」、「 ナ ノ 材
月に開催したシンポジウムで
さらに、米国ライス大学お
料マイクロデバイス研究セン
の当該分野グローバルCOE
よび米国政府の補助によるナ
ター『人に優しい機能集積ナ
拠点リーダー東京大学片岡一
ノテク早期教育プログラム
ノ材料の創製とマイクロデバ
則教授の参加のもとでの研究
Nano Japan のホスト校とし
イス応用』」の 3 件の研究事
成果発表などを行いました。
て留学生 1 名を約 2 ヶ月に渡
る「環境ソリューションセン
ター『環境負荷低減型
水・
−32−
り受け入れ、センターでの実
ターンシップに参加する関係
習を実施するとともに、セン
●文部科学省「専門職大学
者へネットワークを通して広
ター利用の学生との交流・教
院等における高度専門職
く提供します。
育の場を提供しました。
業人養成教育推進プログ
ラム」の実施
2008 年度においては、海外
の類似事業の調査、インター
●工学部で文部科学省「現
大学院知的財産研究科によ
ンシップ派遣にかかる事前導
代的教育ニーズ取組支援
る知的財産インターンシップ
入講座のほか、知財インター
プログラム」の実施
教育モデル事業が、2006 年度
ンシップを題材とした国際シ
2006 年 度 採 択 さ れ た 現 代
から引き続き、文部科学省の
ンポジウムを実施しました。
的教育ニーズ取組支援プログ
「専門職大学院等における高
具体的には、英国・ケンブリ
ラム「淀川学(環境教育)の
度専門職業人養成教育推進プ
ッジ大学および米国ミシガン
構築と実践」において、文部
ログラム」に採択されました。
州立大学において知的財産イ
科学省の補助事業として最終
プ ロ グ ラ ム の 名 称 は 、「 大 阪
ンターンシップ事業が推進さ
年度における各種事業を実施
の小企業現場で創る知財実務
れているところから、これら
しました。
教育モデル」です。
事業の実情を詳細に調査し、
このプログラムは、持続可
近畿経済産業局が推進する
そこからわが国において参考
能な社会の実現に向けて、環
知財インターンシップにおけ
となる内容のものを抽出し、
境共生意識を持った技術者の
る本学の経験を基に、同イン
分析をしました。これら大学
育成とともに、この環境教育
ターンシップに参加する本学
の専門家を招聘して、知的財
プログラムを地域市民や小中
および近隣大学の学生が地域
産に関するインターンシップ
高校生に対し、講演会等の事
の小規模企業に派遣される前
の国際シンポジウムを開催し
業を通して啓発活動を行うも
に、派遣先企業が求める実務
ました。
ので、学内事業としては、「淀
能力を短期間で身につけさせ
川と人間」「淀川と環境」の 2
るための知財実務教育モデル
●情報科学研究科が文部科
科目について授業を開講し、
(特許管理、特許調査、特許
学省「先導的ITスペシャ
翌年度の授業に向けて「淀川
戦略などの科目の講義と教
リスト育成推進プログラ
学テキスト」の改訂版を作成
材)を開発します。
ム」教育プロジェクトを推
しました。
インターンシップ終了後、
進
地域や一般市民を対象とし
派遣先企業に対するヒヤリン
産業界からの要求が強い
た連携事業としては、小学生
グを行うことにより、この教
「高度なソフトウェア技術
対象の「淀川環境フィールド
育モデルの効果を実証的に検
者」の育成を目的としたもの
会 」、「 淀 川 環 境 教 育 公 開 講
証し、教育内容に対して適切
で、この分野で高度な研究を
座」や第 3 回公開シンポジウ
なフィードバックを行います。
進めている大阪大学をはじめ
ムの開催し、環境共生意識の
これにより、小規模企業が求
とする関西圏の 9 大学情報系
啓蒙活動を実施するとともに、
める最適な知財実務教育モデ
研究科と㈱日立製作所など最
本学学生・教職員および地域
ルを確立し、本学の教育課程
先端のソフトウェア構築技術
住民の約 590 名が参加して、
に反映させるとともに、小規
者を有する 4 社との連携によ
「淀川クリーンキャンペー
模企業における知財戦略人材
り 2007 年度から実施してい
ン」を実施、淀川河川敷付近
の底上げを図ります。
ます。
の清掃活動を行うなど、身近
また、こうして開発した知
2007 年度、2008 年度とも
な環境の保全活動に取り組み
財実務教育モデルをデジタル
に本学の博士前期課程の学生
ました。
化(ビデオ、教材)し、イン
4 名がこのプログラムに参加
−33−
し、いずれも優秀な成績で修
育委員会とは、教育に関する
業として「知財インターンシ
了しました。
包括的連携協定で、教員を目
ップ派遣事業」に知的財産専
指す学生の実習場所の提供や
門 職 大 学 院 が 、「 次 世 代 医 療
●文部科学省「社会人の学
小・中学生に対する放課後学
システム産業化フォーラム」
び直しニーズ対応教育推
習や教職員の研修支援を実施
に工学部生体医工学科がそれ
進プログラム」を受託
するほか、今、問題視されて
ぞれ関与しています。
2007 年度から採択され、工
いる子供たちの「理科離れ」
枚方市が主宰する学園都市
学部技術マネジメント学科・
を背景とした理数系教育の推
ひらかた推進協議会(枚方市
ものづくりマネジメントセン
進・支援等に双方で取り組み
長を委員長とし、枚方市に設
ターが「製造現場で活躍でき
ます。
置する 6 大学の学長または学
る高度プロフェッショナルの
また、2009 年 1 月 22 日に
部長で構成)との連携事業と
養成をめざした教育プログラ
大阪市旭区と連携協力に係る
し て 、 情 報 科 学 部 で は 2007
ムの開発」を受託しています。
協定を締結しました。このこ
年度に引き続き「子ども大学
製造現場への再就職をめざ
とにより連携が強化され、旭
探検隊の実施」に参画しまし
す方、製造現場でのステップ
区にとっては商店街の活性化
た。
アップをめざす方を対象に、
や防災など区が取り組む政策
ひらかた地域産業クラスタ
製造現場において率先して現
課題に、学生の「若い力」や
ー組込みソフトウェア研究部
場改善を実践できる能力(管
教職員の専門知識が参画・活
会と連携し、情報科学部ヒュ
理技術)を短期間で身につけ
用されるほか、本学にとって
ーマンロボティクス研究開発
てもらうことを目的とする教
は地域社会への貢献とともに
センター主催で、社会人を交
育プログラムの開発と人材育
学生の社会体験の場が拡大し
えて組込みソフトウェア開発
成に取り組んでいます。
ます。
実践公開講座を開講しました。
2008 年度は、前年度実施し
た 調 査 内 容 に 基 づ き 、カ リ キ
枚方市樟葉生涯学習市民セ
●学外機関との連携強化
ンターで 2008 年 11 月に開催
ュラムを開発し、
「 ものづくり
工学部技術マネジメント学
された福祉イベント「くずは
マ ネ ジ メ ン ト コ ー ス 」( 実 証
科・ものづくりマネジメント
発・心豊かな収穫祭 2008」に
講義)を実施しました。実証
センターは、2008 年の 7 月
情報科学部の 3 つの研究室が
講 義 は 、 2008 年 11 月 よ り
から 2 月にかけ「“ものづくり
参加し、学生プロジェクトに
2009 年 2 月まで 7 回の座学
改革プロ”育成コース」を実施
よる情報モノづくりとして、
と 2 回の演習を実施し、14 社
しました。
情報技術を用いた福祉支援に
から 20 名の参加がありまし
2005 年 度 か ら 連 携 事 業 を
た。全てのプログラムを受講
進めている大阪商工会議所旭
し 、一 定 の 成 果 が 認 め ら れ た
城東鶴見支部とは、技術マネ
例年 11 月に市立地域活性
17 名 に 当 コ ー ス の 修 了 証 書
ジメント学科・ものづくりマ
化支援センターで開かれる枚
を授与しました。
ネジメントセンターが中心と
方市・ひらかた地域産業クラ
なり、2008 年度は「技術経営
スター研究会主催の「枚方産
●守口市教育委員会、大阪
人材育成支援コース」、「モノ
学公連携フォーラム」に教員
市旭区との包括連携協定
づくり現場視察コース」を共
をはじめ学部生、大学院生が
を締結
催で企画・実施したほか、「産
参加をしています。プログラ
学連携ビジネス交流会」も開
ムの中で、本学部学生プロジ
催しました。
ェクトの研究内容とその成果
2008 年 11 月 27 日に守口
市教育委員会と、連携協力協
定を締結しました。守口市教
近畿経済産業局との連携事
−34−
関する研究成果の一端を披露
しました。
を披露し、地元企業や産業と
の関連を身近に感じていただ
ムです。本学での取り組みは
ー ・ セ ミ ナ ー と し て 、 2008
ける産学公連携のきっかけの
2008 年度で 6 回目の開催と
年 8 月 9 日・29 日「陶芸教室:
提案や試作ロボットの展示と
な り 、「 ナ ノ テ ク を 使 っ た カ
夢雲
実演などを行っています。
ラフルな太陽電池の製作」を
芸」、同 22 日「光のおもしろ
工大発のベンチャービジネ
テーマに、多数の応募者の中
実験と楽しいレインボー・ラ
ス 第 一 号と し て 、 2006 年 4
から選ばれた 12 名が参加を
ンプ、光ブーケを作ろう」、同
月に設立された「株式会社エ
しました。
24 日「親子で飛ばす!ペット
コソリューションネット」
親子でチャレンジ陶
ボトルロケット打ち上げ大
(資本金 500 万円)には、会
●大阪府教職員自主研修支
会」、同 26 日「生活環境学習
社事務所として大宮 9 号館 1
援「大学等オープン講座 」、
会
階に設けた部屋(34.7 ㎡)を
大阪中学サマー・セミナー
観察しよう」を開催し、90 組
引き続き無償提供するなどの
等の開催
208 名の参加がありました。
支援策を行いました。
淀川ワンド群の微生物を
大阪府教育委員会の後援を
また、金融機関との連携で
得て、小・中・高等学校等の
●情報科学部ボランティア
は、大阪市信用金庫、日本政
教職員を対象に 2008 年 8 月
アシスタント事業の実施
策金融公庫、中小企業金融公
5 日「乾電池で動作するオゾ
情報科学部の学生が、地元
庫、京都中央信用金庫、京都
ン発生装置」、同 6 日「淀川
枚方市の小学校 2 校・高等学
銀行と連携協定等を締結して
の生態環境」、同 7 日「自作「ロ
校 2 校、寝屋川市の高等学校
います。 このほか、法人とし
ボットを動かそう」の 3 講座
1 校において、情報教育授業
て三井住友銀行と産学連携の
を開講し、42 名の参加があり
の補助を行うボランティアア
協定を締結しています。
ました。
シスタント事業を実施しまし
大阪中学サマー・セミナー
た。これは、6 年前から枚方
●科学技術振興機構「サイ
として 2008 年 8 月 5 日・6
市の小・中・高等学校からの
エンスキャンプ 2009」
日「脳と未来がつながった!
要望を受けて本学が支援実施
ナノ材料マイクロデバイス
ロボットフィンガーを自由に
しているもので、派遣先の指
研究センターでは、高校生を
動かそう」、同 18 日・19 日
導教諭のもと、コンピュータ
対象に独立行政法人科学技術
「光・音・電磁波!波ってな
授業の補助等の支援を行いま
振興機構(JST)が主催す
んだろう?」、同 21・22 日「発
した。
る「スプリング・サイエンス
明は知的財産!身近な発明に
キャンプ 2009」を 2009 年 3
触って試してみよう」の 3 講
●知的財産専門職大学院の
月 22 日から 24 日の二泊三日
座を開催し、40 名の参加があ
外部認証評価受審
の日程で開催しました。この
りました。
知的財産研究科では、2008
プログラムは、文部科学省の
大阪市教育委員会委託事業
年度に外部委員のみで構成さ
科学技術関係人材総合プラン
として 2008 年 8 月 18 日・21
れる評価委員会による認証評
の施策のひとつ「サイエン
日に小学校理科指導力向上研
価を受審しました。2008 年 5
ス・パートナーシップ・プロ
修講座(化学)を開催しまし
月には委員会による認証評価
ジェクト」の一環として実施
た。講義「酸とは?アルカリ
基準の策定が行われ、研究科
されているもので、研究開発
とは?」および実験「酸とア
による自己評価点検作業を経
の第一線で活躍する研究者・
ルカリの性質に関する実験」
て、2009 年 2 月には委員会
技術者が直接指導を行い、本
を実施し 109 名の参加があり
から全ての評価基準に対し
格的な実験や実習を主体とし
ました。
「基準を満たしている」との
た科学技術体験合宿プログラ
そのほか、夏休み体験サマ
−35−
判定を得て、ホームページ上
に認証評価結果を掲載しまし
れぞれ 2 科目ずつの単位互換
設 置・KIOSK 端 末 の 制 作 と
た。
科目を設定、摂南大学から 4
設置・サーバソフトウェアの
科目 3 名の学生が受講しまし
開発等を経て、2007 年 10 月
た。
から学生へ実際に情報提供を
●八幡工学実験場での取り
組み
八幡工学実験場では、2008
年度に、18 件の委託研究を行
行っています。
●社会人基礎力グランプリ
で大賞を受賞
引き続き 2008 年度も約 40
名のメンバーにより(掲示板、
い、約 4 千万円の外部資金を
2009 年 3 月 5 日、経済産
獲得したほか、寒冷地の公共
業省主催「社会人基礎力育成
担当部門別に 8 つのチームを
団体との共同研究を行うなど
グランプリ」で本学の学生チ
編成し、6 月から本格的に活
順調に成果を上げました。さ
ームが社会人基礎力大賞を受
動を始めました。
らに高架橋などが火災により
賞しました。
モバイル、KIOSK 端末など)
2008 年 度 は カ フ ェ テ リ ア
損傷を受ける事例が増加して
このグランプリは、大学の
北山(学生食堂)内に新たに
いる事態に鑑み、その損傷状
授業や課題解決型の取り組み
大型液晶ディスプレイを設置
況の把握と診断法など合理的
を通して学生の社会人基礎力
し、カフェテリアにふさわし
で実用的な耐火設計法の構築
がどれだけ成長したかを競う
いコンテンツの掲示や改良を
をめざす研究に着手していま
も の で 、「 新 し い 価 値 創 出 に
行うとともに、Web カメラ装
したが、これを一層発展させ
向 け た 課 題 の 発 見 」「 解 決 に
置を設置し、カフェテリアの
るため、耐火実験の専用施設
向 け た 実 行 力 」「 異 分 野 と 融
混雑状況を監視するシステム
として耐火実験棟を 12 月末
合するチームワーク」などが
を開発しました。
に竣工させ、2009 年度からの
審査の焦点です。2008 年に続
本格的な実験のスタートを目
き 2 回目の開催となる今回は、
●情報科学部における学生
指しています。
全国 40 大学・短期大学が参
プロジェクトの実施につ
加し、予選大会を勝ち進んだ
いて
●大学コンソーシアム大阪
9 校が決勝の舞台に立ちまし
11 月の学園祭 Oh!IT カー
および学園設置大学との
た。大賞に輝いた本学のチー
ニバルでは、人間の動きと協
「単位互換授業」の実施
ムは「日本で最も社会人基礎
調する組込制御システムの技
力が成長したチーム」として
術向上を目指した「Wii 音楽
選ばれたことになります。
プログラミングコンテスト」
大学コンソーシアム大阪の
「単位互換事業」において、
本学学生の参加と他大学学生
を実施し、多くの学生プロジ
を受け入れました。本学から
●学内電子掲示板・情報ナ
ェクトチームが参加しました。
は、5 名の学生が延べ 8 科目
ビゲーションシステム構
同じく、生体センシングの機
の他大学開講科目を受講、他
築プロジェクト(iLoop タ
能を取り入れた「相性診断ロ
大学からは、関西大学の 2 名
スクフォース)の実施
ボット」を完成させ実演を行
の学生が延べ 2 科目を、近畿
モノ造り教育基盤強化への
大学の 3 名の学生が延べ4科
取組みとして、情報科学部の
2009 年 2 月には市販のロ
目の本学開講科目を受講しま
学生が主体となって取り組む
ボットを使用した「風船割り
した。また、摂南大学との間
学内電子掲示板・情報ナビゲ
ロボットコンテスト」を実施
で締結されている「単位互換
ーションシステム構築プロジ
し、参加した複数の学生プロ
に関する覚書」により、本学
ェクト(iLoop タスクフォー
ジェクトチームは自発的な画
知的財産学部と摂南大学法学
ス)では、エントランスホー
像認識・運動制御プログラム
部の間において、両大学がそ
ルへの大型液晶ディスプレイ
に創意工夫を行い、特徴ある
−36−
いました。
動きを行うロボット制御プロ
変容と企業広報の社会的役
グラムを完成させ、会場は大
割」などを演題とした講座を
保護者の方々に情報セキュ
いに盛り上がりました。
開講し、多くの学生が聴講し
リティに関する知識を深めて
ました。
もらうことを目的とし、今回
これらのほか、ロボット製
作などの学生プロジェクト成
きるよう開講しています。
は近隣の小・中学校(今市中
果を大阪府福祉イベント展示
●クリーンキャンペーンで
学校、太子橋小学校、古市小
(盲導犬ロボット)、樟葉収穫
地域貢献
学校)PTA との合同行事とし
祭展示(盲導犬ロボット)、八
大学と地域の共生を目指し、
て実施し、保護者 120 名が参
尾ロボットフェアロボット展
学生・教職員が一体となり大
加しました。
示(相性診断ロボット、盲導
学周辺地域道路の清掃活動を
犬ロボット)、クラスタフォー
展開しました。学生による地
●課外活動、各種コンテス
ラム講演・展示(コミュニケ
域の環境づくりの呼びかけを
ト出場等に経済支援
ーションロボット)で発表し
行い、月・水・木・金曜日の
学生の課外活動参加を推進
ました。
週 4 日間「地域クリーンキャ
する本学では、課外活動の活
さらに、学生プロジェクト
ンペーン」を1年間にわたり
性化と研究活動に対するイン
の成果である盲導犬ロボット
実施、賛同した学生たちが教
センティブを高めるため、ク
は、大阪府障害者福祉機器学
職員と一緒にゴミ袋と火バサ
ラブや個人の活動に対して経
生アイデアコンテストで見事
ミを手に清掃活動に参加しま
済支援を実施しました。
入選、相性診断ロボットは八
した。
その結果、複数の運動系ク
尾ロボットッフェアのWeb
これら清掃活動に参加した
ラブが府県規模の大会や関西
ページに掲載され、日刊工業
学生には、大学公認のボラン
地区の大会などにおいて好成
新聞にも一部掲載されました。
ティア活動証明書「アチーブ
績を収めるとともに全国大会
メントシート」を発行し、年
出場を果たしたほか、航空部
●大阪工業大学と日本経済
度末には参加が 50 回を超え
が取り組んできた「鳥人間コ
新聞社が連携する学生向
た学生に対し、地道な地域貢
ンテスト選手権大会(滑空機
け講座を開講
献活動を称え学長表彰を行い
部 門 フ ォ ー ミ ュ ラ ク ラ ス )」
ました。
(読売テレビ主催)への挑戦
大阪工業大学と日本経済新
では、2007 年の第 3 位に続
聞社が連携する学生向け講座
「大阪工業大学・日経連携講
●インターネット安全教室
き、2008 年には念願の優勝に
座」を大宮キャンパスと枚方
を開催
輝きました。
キャンパスで各 5 回の講座を
近隣の小・中学校の保護者
らを対象に 2009 年 1 月 31 日
●「工学実感フェア 2008」
大 宮 キ ャ ン パ ス で は 、「 ニ
に「インターネット安全教室」
を開催
ュ ー ヨ ー ク の ま ち づ く り 」、
セミナーを大宮キャンパスで
2008 年 11 月 1 日、2 日の
「メディア研究の勧めと社会
開催しました。このセミナー
2 日間、大学祭に合わせて大
人基礎力」、「未知への挑戦」、
は経済産業省と NPO 日本ネ
宮キャンパスで「工学実感フ
「私のキャリアを振り返って
ットワークセキュリティ協会
ェア 2008」を開催しました。
−社会人基礎力養成講座を立
( JNSA) が 行 っ て い る 「 全
「ホンモノに触れよう」とい
ち上げるまで」、「学園トップ
国情報セキュリティ啓発キャ
うテーマのもと、2日間にわ
が語る新聞読破の勧め」など
ラバン」に本学が協賛し、
たり「テクノ・フォーラム」
を開講、枚方キャンパスでは、
2007 年 か ら 情 報 セ キ ュ リ テ
と題した講演会、研究室の展
「社会と会社 ∼ マスコミの
ィに関する基礎知識を学習で
示を主とする「OIT テクノ・
開講しました。
−37−
パソコン 42 台と 20 台を設置
ナ ウ 」、 参 加 者 体 験 型 の 「 体
験!おもしろテクノ・プログ
ラム」、電気自動車試乗会、も
●教育センターの設置
学習支援および教育開発の
した少人数クラスに対応した
教室となっています。
のづくりセンター(モノラボ)
取組みに供し、もって教育の
また、枚方キャンパスでは、
見学会の 5 本立てのプログラ
推進に寄与することを目的と
Linux 専用のパソコン 12 台
ムで実施し、1 万人近い参加
する組織として教育センター
を設置した自習室を 1 号館 4
者が訪れました。
を設置しました。大宮キャン
階に増設しました。
パスは 7 号館 2 階、枚方キャ
●常翔学園高校生を対象と
ンパスは 1 号館 4 階に学習ス
●大宮キャンパス4号館・
した知的財産塾の開設
ペースを設け、正課授業に係
5号館・7号館、総合体育
知的財産学部において、常
る質疑応答や個別相談にも対
館のトイレを改修
翔学園高等学校の 2 年次生を
応できる体制を整えました。
対象として、知的財産の基礎
4 号館・5 号館・7 号館、総
合体育館のトイレを全て洋式
的知識を学び、知的財産に早
●大宮キャンパス6号館2
トイレとして、保温便座、ウ
い段階で関心をもつ機会とす
階・3階を学生食堂にリニ
ォシュレットなどを設置し、
る知的財産塾を 2009 年 2 月
ューアル
明るく,清潔感のあるデザイ
6 号館 3 階の厚生会事務室
ンにリニューアルとするとと
約 50 名の参加があり、松
等を撤去し、学生食堂にリニ
もに、女子トイレにはパウダ
下歴史記念館、大阪税関等の
ューアルしました。さらに「お
ーコーナー、フッティングボ
見学を実施し、各回とも参加
惣菜コーナー」を設置し、同
ードを備え、各号館に身障者
した高校生はレポートを提出
館 2 階のグラム売りビュッフ
用トイレも設置しました。ま
するなど積極的に知的財産に
ェコーナーも学生食堂としま
た、総合体育館には男女のシ
ついて学びました。
した。これらの改造工事によ
ャワールームを設置しました。
から開講しました。
り学生食堂の面積は改造前の
●工大発特許等
発明規定制定以来、55 件の
発明届(1 件については著作
1.76 倍の広さとなり、学生食
堂の混雑が緩和されるように
なりました。
権としての届出)が出され、
●クラブハウスを増設
枚方キャンパスの新クラブ
ハウスが 11 月に完成しまし
た。クラブサークル用部室に
33 件の特許出願(大阪 TLO
●大宮キャンパス4号館・
9 室、防音設備の整った音楽
への譲渡を含む)がありまし
5号館に5教室を増設
系サークル練習室や、ミーテ
た。2008 年度末までに 8 件
授業で利用する教室の稼働
ィングなど様々な用途に使え
の出願審査請求を行い、2 件
率緩和のため、4 号館に 3 教
る多目的室も設置しました。
の特許権が成立しました。
室、5 号館に 2 教室、合計 5
また、2008 年度のライセン
教室を増設しました。
ス収入については、当該年度
に締結したライセンス契約の
●情報演習室等の増設
2 件(発明の実施許諾が 1 件、
大宮キャンパスでは、6 号
著作権の使用許諾が 1 件)か
館 13 階に情報演習室 2 室を
ら収入がありました。
増設しました。この演習室は、
−38−
(7)摂南大学の動き
包括連携協定を締結してい
昨今の若者の活字離れや日
●平成 20 年度文部科学省
る交野市、寝屋川市と生涯学
本語力の欠如に対する対応の
「社会人の学び直しニー
習大学「摂南大学交野セミナ
一環として、日本経済新聞社
ズ対応教育推進プログラ
ー」等の連携事業を実施しま
との連携により「時代の風を
ム」選定事業『IT 活用能
した。
活字メディアで読む」をテー
力と経営企画力アップの
また、2009 年 3 月 12 日、
マに連携講座を開講しました。
ための実践的教育』の実施
本学と茨木商工会議所は、多
この講座は、学生に活字文化
経営情報学部では、地域の
様な地域課題への適切な対応
を復権させるとともに社会事
企業に再就職を目指す人々を
と地域の活性化等に寄与する
象への関心の幅を広げさせ、
対象に、「IT 活用力」と「経
ことを目的とした連携協定を
学生の資質向上を図るもので
営企画力」をアップさせるた
締結しました。
す。講師は日経新聞社関係編
めの実践的教育の取組みが、
集者および第一線で活躍中の
文部科学省の「社会人の学び
●都市環境システム工学科
企業経営者としました。開講
直しニーズ対応教育推進プロ
の都市環境システム総合
は後期とし、寝屋川学舎で 13
グラム」に選定されました。
コースが JABEE の認定
回、枚方学舎で 2 回行いまし
子育てを終えて社会復帰を望
JABEE(日本技術者教育認
む主婦や、第 2 新卒者などの
定機構)は大学などの技術者
受講生が提出した講演内容
再就職を目指す一時離職者、
教育プログラムが社会的要求
の紹介レポートを審査対象と
働きながらのキャリアアップ
や国際水準に合致しているこ
して優れたレポートに対して
を望む社会人が主な対象で、
とを公平に検証し、認定を行
「日経リーダー」賞を選考し、
短期間で情報技術、コミュニ
っている団体です。都市環境
3 ヶ月間日経新聞を無償で配
ケーション能力、問題解決能
システム工学科では、都市環
布しました。
力を身に付けることを目指し
境システム総合コースを申請
ます。
教 育 プ ロ グ ラ ム と し て 2007
た。
●他大学との連携
プログラムは基本的な能力
年度に JABEE の認定申請を
神戸親和女子大学との連携
向上を目指す「レベル 1 コー
し、2008 年 5 月 8 日付で認
強化の一環として、2009 年度
ス」と、さらなるキャリアア
定を受けました。これにより、
から幼稚園教諭免許取得プロ
ップを図る「レベル 2 コース」
都市環境システム総合コース
グラムの連携協定を締結しま
の 2 コースを設け、キャリア
の学 生は 、卒 業後 に JABEE
した。プログラム参加者は現
カウンセンリングや就労支援
認定修了生(修習技術者)と
時点において 2 名です。
などにも取り組んでいます。
して技術士第 1 次試験が免除
あわせて、小学校教諭免許
2008 年度は、12 月 2 日か
されます。なお、2009 年度中
取得プログラム参加学生の募
ら 2 月 24 日まで、『IT 活用能
には継続のための中間審査を
集を行い 6 名が新規に申し込
力と経営企画力アップのため
受ける予定です。また、他学
みました。
の実践的教育』レベル1コー
科でも学生中心の教育システ
スを開講し、9 名の修了者が
ムへの改善を主眼とした取組
●外国語学部で語学検定の
ありました。また、11 月 1 日
みを 進め 、JABEE の受 審 に
受験支援を実施
と 2 月 28 日にシンポジウム
向け体制を整えていきます。
・TOEIC テストの実施
を開催しました。
●日経新聞社との連携講座
●連携事業の実施
の開講
−39−
に許可した 4 年次生に受験さ
ー語を主言語とする1年次生
った職業観を醸成することを
せることにより学生の英語力
に受験させることにより、学
目的に学部独自のインターン
を正しく把握し、習熟度別の
生のインドネシア語力を正し
シップ制度を確立するため、
クラス編成や海外留学選考な
く把握し、習熟度別のクラス
2008 年 度 は つ ぎ の コ ー ス を
ど教育効果を上げる資料とし
編成など教育効果を上げる資
承認プログラムとして実施し、
て活用しました。800 点以上
料として活用しました。
2008 年度からは専門科目「海
14 名をはじめ 600 点以上の
外インターンシップ」として
高得点者が多く、教育成果が
●海外留学制度による留学
カリキュラムを改正しました。
顕著となりました。
生の派遣
<コース名>「海外インター
外国語学部では、海外留学
ンシップ in 米国 LA」〔参加
制度による留学生の派遣を
者 13 名、2009 年 3 月 8 日∼
年 3 月 22 日(3 月は留学帰国
前・後期の 2 回実施しました。
3 月 23 日、研修担当:ライト
者のみ)の 3 回実施しました。
海外留学制度による留学希望
ハウス・キャリアエンカレッ
中 国 語 を 主 言 語 と す る 1∼ 3
者 は 増 加 傾 向 に あ り 、 2008
ジ㈱〕
年次生と特別に許可した 4 年
年度は英語圏 5 大学に 47 名、
次生に受験させることにより
中国語圏 2 大学に 14 名、ス
学生の中国語力を正しく把握
ペイン語圏 1 大学に 2 名、計
本学のラグビー部が関西大
し、習熟度別のクラス編成な
63 名 を 派 遣 し ま し た 。 ま た
学Aリーグで5位を確保。そ
ど中国語の教育効果を向上さ
2009 年 度 前 期 か ら 英 語 圏 4
の後、全国大学選手権(福岡、
せる資料として活用しました。
大学に 19 名、中国語圏1大学
東京)に出場、準々決勝まで
2008 年度は準 1 級 5 名を
に 7 名、スペイン語圏1大学
勝ち進みました。
はじめ就職に有利な 2 級合格
に 2 名、計 28 名を派遣して
者が多く、教育成果が確実に
います。
・中国語検定試験の実施
6 月 22 日、11 月 23 日、2009
現れています。
・スペイン語技 能検定試験
の実施
6 月 22 日、10 月 26 日の2
回実施しました。スペイン語
●課外活動の指導育成
●[ 現 代 市 民 と し て の 裁 判
留学経験者は TOEIC のス
員研修入門]を開講
コアアップおよび中国語検定
2009 年 5 月までに導入さ
試験の上位級合格者が多く出
れる「裁判員制度」を視野に
るなど、教育成果が確実に現
いれ、後期に教養特別講義「現
れています。
代市民としての裁判員研修入
を主言語とする1∼3年次生
また、今年度新たに上海外
門」を開講しました。一般市
に受験させることにより学生
国語大学(中国)、サラゴサ大
民が学生とともに裁判員制度
のスペイン語力を正しく把握
学・アリカンテ大学(スペイ
への理解を深める内容で、刑
し、習熟度別のクラス編成な
ン)、ストモ博士大学(インド
法や裁判員法の基礎知識のほ
ど教育効果を上げる資料とし
ネ シ ア )、 オ ー ク ラ ン ド 大 学
か、刑務所見学、模擬裁判へ
て活用しました。スペイン語
(ニュージーランド)の 5 大
の参加等、実践的な講座も取
コースの目標に掲げる 4 級を
学を海外留学指定大学の協定
り入れて実施しました。
2・3 年次生の 59%が合格す
校に追加しました。
本学学生 4 名の計 27 名でし
るなど、教育成果が現れてい
ます。
・インドネシア 語技能検定
試験の実施
受講者は一般市民 23 名、
●海外インターンシップの
た。
実施
外国語学部では次代の国際
2009 年 1 月 18 日に実施し
ビジネスで活躍する人材を育
ました。インドネシア・マレ
成し、グローバルな視点に立
−40−
●オープンキャンパスなど
体験型イベントの実施
2008 年 8 月 3 日・24 日に
寝屋川キャンパス、8 月 9 日・
実施し、合わせて 466 人が来
を活用することで、教務業務
31 日に枚方キャンパスで計 4
場しました。
のみならず、就職業務や入試
回夏期オープンキャンパスを
一方、枚方キャンパスでは
業務にも応用が可能となり、
実施しました。事前のPRを
薬学部志望者を対象に春期オ
学生や受験者サービスの発展
強化し、周知徹底を図るとと
ープンキャンパスを 2009 年
が期待できるものです。
もに、受験生、保護者向けに
3 月 14 日に実施しました。新
履修ガイダンス、新入生ガ
様々なプログラムを用意する
2・3 学年の高校生や保護者な
イダンスの場を利用して在学
など受験に直結する体験型イ
ど計 225 人(過去最高)の来場
生、新入生へアナウンスを実
ベントとして内容充実と参加
者がありました。
施しました。また、緊急時の
者の満足度向上に努めました。
連絡にも使用できるメールア
その結果、計 3,916 人と過去
●学生 SNS 形式ポータル
最高の来場者がありました。
システムの導入
このほか、寝屋川キャンパ
ポータルサイトを窓口に、
スでは、受験直前「入試相談
休講情報や教室情報、更に個
会」を 10 月 4 日に、「大学祭
人ごとの履修情報、成績情報、
in 相談会」を 11 月 22 日に、
学生呼び出し、出欠情報など
キャンパスツアーを 7 月 12
が閲覧できるシステムを導入
日、9 月 20 日、12 月 13 日に
しました。なお、本システム
−41−
ドレスの登録を促しました。
(8)広島国際大学の動き
組みや教授法について」、8 月
評価を受審しました。
●広島国際大学創立 10 周
3 日には「風景構成法とここ
自己評価委員会、自己点
年記念事業の実施
ろの臨床学」について、学外
検・評価ワーキンググループ
講師による講演会を行いまし
を中心に自己評価報告書を作
た。
成し、2008 年 6 月 27 日に提
1998 年 開 学 の 広 島 国 際 大
学は、6 学部 14 学科、大学院
4 研究科を擁する医療系を中
さらに、本学教員により 5
心とする総合大学へ発展し、
月 31 日には、「ピタゴラス数
その後、2008 年 11 月 13
2008 年、創立 10 周年を迎え
から ガウ ス整 数へ ―直 角 三
日、14 日に機構側の評価員に
ました。
角形と複素数の美しい関係
よ る 実 地 調 査 を 受 け 、 2009
2008 年 5 月 25 日には「食
―」、7 月 27 日には「ルーテ
年 3 月 24 日に正式に評価基
文化について」と題し、現在
ィングの実践(初級)」、8 月
準を満たしているとの認定が
日本が取り組んでいる「食育」
23 日には「ルーターの基本動
ありました。
に関する諸政策について、文
作(中級)」、9 月 15 日には「ル
今後は学内外への配付、ホ
部科学副大臣の松浪健四郎氏
ーティングの実践(上級)」と
ームページの掲載等により広
(当時)による記念講演、
いうテーマで、公開講座を行
く社会に周知していくととも
2009 年 2 月 24 日には、新た
いました。
に、評価結果を大学の更なる
な時代を担う優れた人材の育
2008 年 7 月 26 日、8 月 24
出をしました。
発展に活かせるよう計画して
成や産官学連携の推進により、
日、9 月 14 日には「大学での
東広島市が掲げる国際学術研
学び」を提供する場として、
究都市構想に貢献することを
東広島市教育委員会生涯学習
●「東広島市4大学連携協
目的に、「地域に貢献できる
課との共催で「脳と心が元気
定」の締結
大学を目指して」をテーマに、
になる!生活リズム健康法」、
「シャープの取組みにみる産
「脳を活性化する折り紙オブ
る東広島市が「未来にはばた
官学 の"協 創"」 と題 し、 企 業
ジェの制作」、「日常生活のよ
く国際学術研究都市∼ともに
経営の視点から、技術や人の
りよいコミュニケーション
育み、人が輝くまち∼」を将
育て方、生かし方などについ
術」、「東広島市の見どころ」
来都市像と提唱した第 4 次東
て、辻晴雄氏(シャープ株式
というテーマで講演を行いま
広島市総合計画に基づく活動
会社相談役〔元取締役社長〕)
した。
の一環として、2008 年 5 月
本学名誉教授の梶本照穂氏、
広島国際大学が拠点を構え
27 日 に 東 広 島 市 と 同 市 内 に
による講演会を行いました。
2008 年 10 月 25 日には、
います。
●第三者評価機関による大
キャンパスを持つ 4 大学(広
学機関別認証評価の受審
島国際大学、広島大学、近畿
二宮石雄氏による「保健医療
広島国際大学は 2008 年度
大学工学部、エリザベト音楽
学部特別講演会」を行いまし
に、学校法人常翔学園の設置
大学)が連携協定を締結しま
た。このほか、5 月 29 日には
大学としては初めて、大学機
した。
「A−Yoga からはじめるアク
関別認証評価を受審しました。
ティブライフ!!」、6 月 25
学内組織としては開学当初か
画は、それぞれが持つ人的、
日には「静粛変速装置、トラ
ら自己評価委員会を設け、継
知的、物的資源などの連携と
クションドライブの原理と新
続的に自己点検・評価活動を
活用を図り、教育研究機能の
展開」、7 月 5 日には「心理療
行ってきましたが、今年度初
向上と豊かな地域社会の創造
法を学ぶ」、7 月 5 日、6 日に
めて第三者評価機関(日本高
を目指すことを目的としてお
は 、「 英 語 教 育 へ の 様 々 な 取
等教育評価機構)による認証
り、今後、東広島市が推進す
−42−
この第 4 次東広島市総合計
る事業に 4 大学が集約してい
議」が国立京都国際会館で行
トによる遠隔監視装置」を出
る専門的知識を加え、様々な
われ、保健医療学部診療放射
展しました。
事業を展開することとなりま
線学科 堀口教授の「MRI 検
2008 年 12 月 2 日には、東
した。
査 に お け る RF プ ロ テ ク タ
広島市・東広島商工会議所が
ー」、工学部機械ロボティクス
主催する「東広島市産学官連
●「提携教育ローン制度」
学科 大串教授の「接触熱コン
携推進イベント」が東広島市
の導入および「教育ローン
ダクタンス測定法の研究」お
民文化センターで行われ、保
金利助成奨学金制度」の創
よび同学部同学科 寺重教授
健医療学部理学療法学科 蒲
設
の「小型飛行船ロボットによ
田准教授の「座って揺れてい
る遠隔監視装置」を出展しま
るだけで骨盤と胸郭の歪みが
した。
矯正され、腰痛や肩こりが解
学生への経済的支援を目的
として、一般金融機関からの
借入より優位な条件で借入の
2008 年 8 月 1 日から 2 ヶ
消されるリクライニングチェ
できる広島銀行と提携した
月間、大阪 ATC グリーンエ
アの開発」、心理科学部感性デ
「広島国際大学教育ローン」
コプラザ実行委員会・大阪
ザイン学科 石原教授の「感性
制度を 2009 年 1 月より開始
市・アジア太平洋トレードセ
人間工学を応用した商品開
するとともに、そのローン支
ンター株式会社・日本経済新
発」、工学部建築学科 宮下教
払利息を 2009 年度より助成
聞社が主催する「おおさか
授の「繊維補強セメントを用
する「教育ローン金利助成奨
ATC グリーンエコプラザ」が
いた耐震ダンパ部材の開発」、
学金制度」を創設しました。
大阪環境産業振興センターで
同学部機械ロボティクス学科
行なわれ、工学部住環境デザ
大串教授の「高性能ヒートシ
●「呉地域高等学校との高
イン学科広松教授の「(1)グ
ンクに関する研究」を展示し
大連携事業に関する協定」
ローバル環境に関する最近の
ました。
の締結
研究事例紹介、(2)環境サー
2009 年 3 月 30 日に本学と
クル「エコのコエ」の活動紹
●「ひらめき☆ときめきサ
呉地域高等学校(呉市立呉高
介」を出展しました。また、
イエンス∼ようこそ大学
等学校・広島県立呉工業高等
2009 年 2 月 1 日から 2 ヶ月
の研究室へ∼KAKENHI」
学校・広島県立呉商業高等学
間、同会場で薬学部薬学科 柳
の開催
校)が相互に協力し、呉地域
田教授の「環境調和型有機合
独立行政法人日本学術振興
における教育の充実と発展を
成反応の開発と応用をめざし
会による科学研究費補助金研
図るとともに大学および各高
て」を出展しました。
究成果の還元を目的とし、研
等学校が相互に発展していく
2008 年 10 月 2 日 には 、
究成果の一端を小中高校生に
ことを目的として高大連携事
(株)広島銀行・
(財)ひろし
紹介する事業に、2008 年度は
業に関する協定を締結しまし
ま産業振興機構・広島商工会
本学から 3 つの企画が採択さ
た。
議所・
(社)中国地域ニュービ
れました。
ジネス協議会が主催するひろ
建築学科では「世界遺産
●「産官学連携推進にかか
しまビジネスマッチングフェ
宮島にあなたのお店をデザイ
る展示会等」への出展
ア 2008 が広島県立広島産業
ンしよう!」(2008 年 9 月 23
2008 年 6 月 14 日、15 日に
会館で行われ、工学部機械ロ
日開催、代表 建築学科 藤田
内閣府・総務省・文部科学省・
ボティクス学科 菅教授の「空
教授)と「数学大好き! ∼方
経済産業省・日本経済団体連
間距離計(ハンディタイプ電
程式と曲線の世界」(2008 年
合会・日本学術会議が主催す
子距離計)」、同学部同学科 寺
11 月 15 日開催、代表 建築学
る「第 7 回産学官連携推進会
重教授の「小型飛行船ロボッ
科 西来路准教授)を、理学療
−43−
法学科では「人間の運動を科
をお迎えしました。外部講師
の公開講座の目的は、臨床心
学しよう−なぜ立てるの、な
に加え、本学を設置する常翔
理学科における研究成果など
ぜ歩 け るの − 」( 2008 年 12
学園の常務理事も講師を務め、
を学生や一般市民に広く還元
月 13 日開催、代表 理学療法
「国際情勢の理解」と題して
し、臨床心理学科で学習する
学科 木藤講師)を実施しまし
ガソリンや食料品の価格から
学生の意欲向上、地域社会へ
た。特に、「世界遺産
宮島に
みる国際情勢、何事にも探究
の広報活動などを図るもので
あなたのお店をデザインしよ
心を持って取り組むことの大
した。また、臨床心理学科 西
う!」では、宮島の町家の歴
切さなどについて講演しまし
村太志講師を研究代表者とし
史の紹介の後、ペーパークラ
た。
て実施した、マツダ財団研究
フトによる参加者独自の町並
また、本講座を受講した学
助成(研究課題:青少年の健
みの提案と講評を行い、建築
生が講演内容を抄録としてま
全育成のための、地域的社会
への理解を深めました。
とめたレポートのうち、優秀
的支援についての検討
なものに本人の感想を添え、
児に関する母親と保育士の心
●日本経済新聞社との連携
2008 年 8 月 27 日、2009 年 2
理学的適応に着目して−)の
講座「広島国際大学・日本
月 3 日の 2 回、日本経済新聞
成果報告も兼ねて、学外の共
経済新聞社連携講座」の開
大阪本社版朝刊に掲載されま
同研究者 3 人を演者として招
催
した。
き、2 時間の講座を実施しま
−育
した。地元の研究助成財団で
本学は日本経済新聞社と連
携し、2008 年 4 月から 12 月
●公開講座「咲楽(さくら)
あるマツダ財団の研究助成成
の間に「広島国際大学・日本
塾」の開講
果を発表することで、地域貢
経済新聞社連携講座」を実施
大学の社会貢献を目的とし
献活動の一環としました。
しました。これは「時代の風
て、本学では従前から公開講
当日は、猛暑にも関わらず
を活字メディアで読む」を全
座を開催してきました。これ
約 30 人の参加者があり、充
体 テ ー マ に 、「 キ ャ リ ア 開 発
を大学全体として推進すべく、
実した講演となりました。参
Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」の授業の一環と
本学が主催する全公開講座を
加者は本学学生・大学院生、
して東広島キャンパスで 5 回、
「咲楽(さくら)塾」と称し、
保育士、病院勤務者、子育て
呉キャンパスで 1 回開講した
2008 年度は計 37 回(参加者
支援センター職員、心理カウ
もので、社会や企業の第一線
数延べ 2,937 人)の市民参加
ンセラー、一般の方など多岐
で活躍するリーダーを講師に
型公開講座を開催しました。
に渡り、終了後の感想におい
迎え、活字メディアの活用方
これらの講座は、各学部の
法やその魅力などを探り、活
教員が積極的に計画し、社会
一定の成果があったと考えて
字文化に触れることで学生の
の人々に役立つ情報を提供す
います。
資質向上を目指したものです。
べく実施しました。また、大
講師には、佐藤徳夫氏(同社
学における研究活動・教育に
●薬剤師国家試験の合格率
大阪本社編集委員)、田原護立
ついても紹介しました。
が 2 年連続 90%以上に
氏(関西プレスクラブ事務局
<臨床心理学科>
ても肯定的意見が多く見られ、
第 94 回薬剤師国家試験に
2008 年 8 月 9 日 14 時∼16
おいて、二期生の合格率は
製作所グローバル人事部長)、
時に国際教育センターにおい
94.2%と、合格率全国第 1 位
大学ジャーナリストで「最高
て、臨床心理学科公開講座「育
の一期生に続き、好結果とな
学 府 は バ カ だ ら け 」「 就 活 の
児と地域社会と心理学
−社
りました。また、既卒生も含
バカヤロー」などの著作で知
会心理学の立場から考える子
め た 合 格 率 は 92.0 % と 全 国
られるライターの石渡嶺司氏
育て−」を実施しました。こ
第 5 位(62 校参加)となるこ
長)、若林聡氏(株式会社堀場
−44−
とができました。
2008 年 度 は 工 学 部 の 教 員
薬学部二期生の全員合格を
により、外部団体との共同研
●情報処理関係設備の更新
目指し、国家試験受験に必要
究により 2 件の新技術の発明
2009 年 4 月からの稼動に
な全ての項目を学生が総復習
が行われ、これを職務上行っ
向け、設置後、7∼9 年経過し
できるように教員が一体とな
た発明とし、特許出願を行い
た全キャンパスネットワーク
って薬剤師国家試験対策プロ
ました。
システムおよび、東広島・呉
グラム(総合薬学演習)を実
施しました。
4 年次生の卒業予定者全員
キャンパスの情報処理設備の
●医療用リニアック放射線
治療システムの更新
更新を行いました。
情報処理教室について、東
および、9 月卒業者には卒業
次世代の診療放射線技師に
広島キャンパスは 8 教室 367
生支援システムを導入し、後
は、それぞれの分野での知識
台のパソコンの更新、呉キャ
期から毎週月曜日から土曜日
に加え、リニアックや治療計
ンパスでは 9 教室 488 台のパ
の終日、国家試験対策を実施
画装置を用いた全般的な放射
ソコンの更新を行い、最新の
するとともに、年 7 回の学力
線治療の実際を正しく理解し、
情報処理教育環境の提供を行
到達度試験、薬学ゼミナール
高度ながん治療に寄与するこ
いました。また、その内 5 教
の全国統一模擬試験を実施し
とが要求されていることから、
室に PCLL を導入し、パソコ
ました。
現有のシステムを更新し、学
ンを用いた英語教育への対応
また、薬学ゼミナールによ
生に最新かつ実践的な知識・
も行いました。
る 2008 年 8 月 21 日から 8
技術を教授する教育を行うた
その他に、オープン利用専
月 28 日夏期特別対策講座、
め、医療用リニアック放射線
用教室の設置や学生談話室等
昨 年 度 に 引 き 続 き 、 2008 年
治療システムを導入しました。
への無線 LAN 設備の設置、
12 月 15 日から 2009 年 1 月 7
この放射線治療システムの
SSL−VPN 装置の設置など、
日冬季講習会、国家試験直前
更新により、学生に対する実
新サービスの提供や、セキュ
の 2009 年 2 月 27 日から 3
習内容が充実し、最新の知
リティーの強化を図るため、
月 4 日には直前講習会を実施
識・技術等を教授するととも
Web アクセスに対する、コン
しました。
に、医療の最前線で活躍でき
テンツフィルタリングを導入
る診療放射線技師を育成する
するとともに、迷惑メール対
ことができます。
策を行いました。
●職務発明による特許出願
−45−
(9)常翔学園高等学校の動き
ーストステージを勝ち抜き、
●大学体験学習の実施
大学体験学習は 2008 年 7
野村證券賞を受賞した。
また、2008 年 7 月 18 日(金)
月 17 日に 2 年生全員を対象
に本校の 1 年生約 300 名が大
に実施しました。将来、大学
阪企業家ミュージアムを訪問
や 専 門 学 校 で 学 ぶ 学 問 を 32
し、企業 OB の方から会社や
の分野に分け、学園内外の大
仕事について、経験に基づい
学・専門学校に協力を依頼し、
た講話を聞き、大阪で活躍し
模擬授業(出張講義)や模擬
た 105 名の企業家の情熱と英
実験・実習を行って頂きまし
知を、展示物を通して学びま
た。学園内に学部学科のある
した。
分野については本校生が訪問
し、それ以外の分野は学園外
●インターンシップの実施
の学校に来て頂きました。事
2009 年 3 月 5 日∼27 日の
後 ア ン ケ ー ト で 84% の 生 徒
期間に 9 ヶ所の事業所の協力
が参加して良かったと答えた
を得て実施し、1・2 年生 28
ことから、かなり高い満足度
名が参加しました。実施前の
でした。
3 月 4 日には事前研修会を実
施し、参加にあたっての注意
●企業探究学習の実施
や挨拶の練習をしました。ま
2006 年度入学生より 1 年
た事後には礼状を作成し、4
次の総合的な学習の時間に
月 30 日の報告会では事業所
「企業探究学習」を導入し、
ごとにスライドを使って、引
生徒の事後アンケートにおい
率の先生と生徒本人から報告
ても高い満足度を得ています。
をしました。企業探究学習と
これは企業でのインターンシ
同じく、生徒の大きな人間的
ップを、パソコン等を利用し
成長を期待できるプログラム
て模擬的に体験する授業です。
であり、参加した生徒にとっ
実存する 6 つの協力企業から、
ては生涯忘れられない思い出
新人研修やアンケート調査な
となっています。
どの課題を経て、ミッション
(課題)が発表されます。調
査やプラン作り、プレゼンテ
ーションに生徒がチームで取
り組む、課題探究型授業です。
2009 年 1 月には「校内発表
会」を実施しています。2 月
28 日に実施された 2008 年度
全国大会においては、本校か
ら 2 チームが代表として発表
を行い、うち 1 チームはファ
−46−
(1) 2008 年度資金収支計算書の概要
資金収支計算書の合計は、
741 億 3596 万 1863 円となり
ました。
円で前年度に比べて 80 億
5658 万 312 円の増収となりま
した。事業収入は 2 億 6900
万 5604 円で前年度に比べて
6525 万 1826 円の減収となり
ました。雑収入は 6 億 6683
万 1010 円で前年度に比べて
3400 万 230 円の増収となりま
した。借入金等収入は 19 億 61
万円で前年度に比べ 8 億 9969
万円の減収となりました。
収入の部では、学生生徒等
納付金収入は 260 億 8537 万
6586 円で、工大で学生数が減
少したことなどにより前年度
に比べて 5 億 4971 万 4003 円
の減収になりました。手数料
収入は 6 億 9594 万 1320 円で、
広国大の志願者数の減少など
により、前年度に比べて 2048
万 3320 円の減収となりまし
た。寄付金収入は 4 億 3609
万 5648 円で、前年度に比べて
3 億 4126 万 1448 円の増収と
なりました。補助金収入は 33
億 7335 万 5386 円で前年度に
比べて 8 億 2948 万 8520 円の
増収になりました。資産運用
収入は 14 億 9825 万 9025 円で、
前年度に比べて 2 億 3182 万
1998 円の増収でした。資産売
却収入は 81 億 2532 万 9655
た 。 管 理 経 費 支 出 は 、 16 億
1620 万 460 円で、学生募集に
係る経費などを支出したほか、
臨時的なものとして、枚方第
1校地で食堂改修工事などを
実施し、前年度より 20 万 8660
円の増額となりました。借入
金等利息支出は 6553 万 4092
円で前年度より 4646 万 5342
円の増額、借入金等返済支出
は、2 億 7525 万円で前年度に
比べて 7 万円の増額となりま
した。いずれも約定どおり支
払いました。施設関係支出は
24 億 3259 万 3208 円で、枚方
第1校地耐火実験棟新築工事
などを実施し、33 億 6600 万
2213 円の減額となりました。
なお、枚方第1校地3号館新
築工事、高校新館新築工事に
係る前払金等を建設仮勘定に
しました。設備関係支出は、
14 億 7132 万 2461 円で前年度
より 8334 万 1012 円の増額と
なりました。
支出の部では、人件費支出
は 174 億 2514 万 7829 円で、
退職金支出が減額となったこ
と に よ り 、 前 年 度 よ り 6836
万 8304 円の減額となりまし
た 。 教 育 研 究 経 費 支 出 は 59
億 7497 万 425 円で、教育研究
の充実・推進に必要な経費を
支出したほか、臨時的なもの
として、大宮校地および寝屋
川校地でトイレの改修工事な
どを実施し、前年度より 9438
万 7606 円の減額となりまし
2008年度資金収支計算書
資 金 収 入
資 金 支 出
資金収入調整勘定
・前年度繰越支払資金
13.9%
資金支出調整勘定
学生生徒等納付金収入
・次年度繰越支払資金
35.2%
17.3%
人件費支出 23.5%
その他の支出 5.4%
100%
その他の収入22.0%
100%
( 74,135,961,863円 )
(74,135,961, 863円 )
教育研究経費支8.0%
管理経費支出 2.2%
手数料収入 0.9%
借入金等利息支出0.1%
寄付金収入 0.6%
前受金収入 6.0%
借入金等収入2.6%
雑収入 0.9%
事業収入 0.4%
資産運用支出 37.8%
借入金等返済支出0.4%
補助金収入 4.5%
施設関係支出 3.3%
資産運用収入 2.0%
設備関係支出 2.0%
資産売却収入 11.0%
20 0 8 年度 の 資金 収 支 計算 書 の各 項 目 別内 容 は次 の と おり です 。
略称
大阪 工 業大 学 ・ ・・ ・ ・・ ・ ・ 工大
常 翔 学園 高 等 学校 ・ ・・ ・ 高 校
摂南 大 学・ ・ ・ ・・ ・ ・・ ・ ・ 摂大
金額
広島 国 際大 学 ・ ・・ ・ ・・ ・ ・ 広国 大
−47−
千 円 未満 切 捨 て
収入の部
1.学生生徒等納付金収入
工 大 では 、全 学 部の 学 生数 が 減 少し た こと に よ り 、4.0% の減 収 と なり ま した 。摂 大 およ び 広 国大 で は 、学生 数
が前 年 度 に比 べ て微 増 と なり ま した が 、入学 金 の 減少 に より それ ぞ れ 1.9% 、0.1%の 減 収と な り まし た 。高校 で
は、 生 徒 数の 増 加に よ り 3.2% の増 収 とな り ま した 。 全体 で は 、2.1%の 減 収と な り まし た 。
学 生生 徒 数
2008 年 5 月 1 日 現 在
2007 年 5 月 1 日 現 在
工
大
7 , 67 2 人
7, 9 9 0 人
摂
大
6 , 43 7
6, 3 4 7
広国 大
4 , 92 8
4, 8 9 2
高
校
1 , 87 7
1, 8 3 0
合
計
20 , 91 4 人
21 , 0 59 人
( 注) 以 下に お い て(
)内 は 前 年度 決 算額 と の 比較 増減 を 示 し、 △ は減 。
総
額
2 6, 0 85 , 3 76 千 円
(△
54 9 ,7 1 4 千円 )
工
大
9, 9 49 , 5 53 千 円
(△
41 6 ,5 1 8 千円 )
摂
大
8, 2 14 , 0 45 千 円
(△
15 5 ,3 3 3 千円 )
広国 大
7, 0 04 , 5 04 千 円
(△
高
校
9 17 , 2 73 千 円
(
6 ,4 0 3 千円 )
2 8 ,5 4 2 千円 )
な お、 高 校の 授 業 料軽 減 補助 金 は 次の と おり で す 。
高
校
前 年 度決 算 額
学費収入
1 ,0 8 5 ,0 8 0千 円 [
授業料軽減補助金
△ 1 6 7, 8 06 千 円
差額 学生生徒等納付金収入
9 1 7 ,2 7 3千 円
1 , 05 6 ,6 1 0 千円 ]
[△
16 7 , 87 8 千 円]
[
88 8 , 73 1 千 円]
2.手数料収入
入学 検 定 料収 入 は、 志 願 者数 が 大学 全 体で 3.5% 増 とな り ま した が 、 各大 学 で入 学 検 定料 の 割引 制 度 を実 施 し
たこ と な どに よ り全 体 で は 3.2%の 減 収と な り まし た 。
入学 志 願 者数 ( 編入 学 、 転入 学 、再 入 学 志願 者 を除 く )
20 0 8 年度
20 0 7 年度
工
大
1 2, 0 10 人
10 , 5 34 人
摂
大
1 3, 1 73
12 , 7 72
広国 大
4, 7 96
5, 2 0 0
高
校
1, 8 30
2, 2 1 5
合
計
3 1, 8 09 人
30 , 7 21 人
入 学 検定 料 収 入 、 試 験 料収 入 、 手 数 料 収 入、 大 学 入 試 セ ン タ ー 試 験実 施 手 数 料 収 入 を合 計 し た 手 数 料 収入 は 次
のと お り でし た 。
総
額
6 95 , 9 41 千 円
(△
2 0 ,4 8 3 千円 )
3.寄付金収入
学園 創 立 90 周年 記 念 事業 募 金寄 付 金 が 3 億 5,990 万 円あ り ま した 。
総
額
4 36 , 0 95 千 円
(
−48−
3 4 1, 2 6 1千 円)
4.補助金収入
国 庫 補助 金 収入 は 、 摂大 で 7 億 3,953 万 円 の 経常 費 補助 金交 付 の 申請 を 行っ た た め、 大 幅な 増 収 とな り まし た
( 昨 年 度 は 申 請 を 辞 退 )。 地 方 公 共 団 体 補 助 金 収 入 は 、 大 阪 市 都 市 再 生 重 点 産 業 立 地 促 進 助 成 金 の 増 額 な ど に よ
り増 収 と なり ま した 。 そ の結 果 、全 体 と して は 前年 度 実 績額 を大 幅 に 上回 り まし た 。
総
額
3, 3 73 , 3 55 千 円
(
82 9 ,4 8 8 千円 )
( 1 ) 経常 費 補助 金 ( 教職 員 給与 費 、 教育 研 究経 常 費 等)
総
額
2, 9 51 , 2 04 千 円
(
71 2 ,5 5 1 千円 )
( 2 ) 設備 関 係補 助 金 (施 設 整備 、 研 究設 備 、教 育 設 備等 )
総
額
1 50 , 8 18 千 円
(
7 5 ,5 8 2 千円 )
(
4 1 ,3 5 6 千円 )
( 3 ) 特定 補 助金 ( 授 業料 軽 減、 結 核 予防 等 )
総
額
2 71 , 3 33 千 円
5.資産運用収入
奨学 基 金 運用 収 入、利 息配 当 金収 入 お よび 施 設設 備 利 用料 収 入を 合 計 した 資 産運 用 収 入は 、受 取 利 息・配当 金
収入 の 増 額な ど によ り 、 総額 で 前年 度 よ り増 収 とな り ま した 。
総
額
1, 4 98 , 2 59 千 円
(
23 1 ,8 2 1 千円 )
(
8 , 05 6 ,5 8 0 千円 )
6.資産売却収入
有価 証 券 の売 却 収入 な ど があ り まし た 。
総
額
8, 1 25 , 3 29 千 円
7.事業収入
補助 活 動 収入 、 受託 事 業 収入 、 公開 講 座 収入 等 の収 入 が あり まし た 。
総
額
2 69 , 0 05 千 円
(△
6 5 ,2 5 1 千円 )
8.雑収入
退職 金 財 団交 付 金お よ び 科学 研 究費 補 助 金間 接 経費 等 の 収入 があ り ま した 。
総
額
6 66 , 8 31 千 円
(
3 4 ,0 0 0 千円 )
9.借入金等収入
日本 私 立 学校 振 興・ 共 済 事業 団 から 経 営 充実 資 金の 借 入 金等 があ り ま した 。
総
額
1, 9 00 , 6 10 千 円
(△
89 9 ,6 9 0 千円 )
10.前受金収入
20 0 9 年度 入 学生 の 入 学手 続 時納 付 金 等の 収 入が あ り まし た。
総
額
4, 4 65 , 2 04 千 円
(△
21 8 ,1 0 2 千円 )
11.その他の収入
前期 末 未 収入 金 、貸 付 金回 収 、預り 金 受入 等 の 収入 が あり ま し た。将 来計 画・教育 研 究・退 職年 金・退 職 金 ・
広国 大 退 職金 各 引当 特 定 資産 か らの 取 崩 しを 行 いま し た 。
総
額
1 6, 3 01 , 3 52 千 円
(
7 , 55 7 ,9 3 9 千円 )
(
58 7 ,1 3 1 千円 )
12.資金収入調整勘定
期末 未 収 入金 、 前期 末 前 受金 の 調整 を 行 いま し た。
総
額
△
5, 2 97 , 7 89 千 円
13.前年度繰越支払資金
前 受金 、 預り 金 、 未払 金 など 前 年 度か ら の繰 越 資 金が あり ま し た。
総
額
1 5, 6 16 , 3 90 千 円
(△
−49−
3 , 05 2 ,5 9 1 千円 )
支出の部
1.人件費支出
総
額
1 7, 4 25 , 1 47 千 円
(△
6 8 ,3 6 8 千円 )
2.教育研究経費支出
教育 研 究 の充 実 、学 習 環 境改 善 のた め の 必要 な 支出 を 行 いま した 。
総
額
5, 9 74 , 9 70 千 円
(△
9 4 ,3 8 7 千円 )
維持 修 繕 費の 主 なも の は つぎ の とお り で す( 2 00 0 万 円以 上)。
工
大
大宮 校 地4 ・ 5 ・7 号 館、 総 合 体育 館 トイ レ 改 修工 事
大宮 校 地 4号 館 6階 空 調 設備 更 新・ 増 設 工事
3.管理経費支出
学 生 ・ 生徒 募 集に 係 る 経費 、 教職 員 の 福利 厚 生費 等 な どを 支出 し ま した 。
総
額
1, 6 16 , 2 00 千 円
(
2 0 8 千円 )
4.借入金等利息支出
工大 に お いて 日 本私 立 学 校振 興 ・共 済 事 業団 か らの 借 入 金利 息を 支 出 しま し た。
総
額
65 , 5 34 千 円
(
4 6 ,4 6 5 千円 )
5.借入金等返済支出
工大 に お いて 日 本私 立 学 校振 興 ・共 済 事 業団 か らの 借 入 金を 償還 計 画 にも と づき 返 済 しま し た。
総
額
2 75 , 2 50 千 円
(
7 0 千円 )
6.施設関係支出
建物 、 構 築物 お よび 建 設 仮勘 定 の支 出 を 行い ま した 。
総
建
額
2, 4 32 , 5 93 千 円
(△ 3 , 36 6 ,0 0 2 千円 )
物
主な も の は、 つ ぎの と お りで す。( 5 00 0 万以 上 )
大宮 校 地 4・ 5 ・7 号 館 、総 合 体育 館 ト イレ 改 修工 事
枚方 第 1 校地 耐 火実 験 棟 新築 工 事
枚方 第 2 校地 屋 内練 習 場 改造 工 事
枚方 第 1 校地 2 号館 東 側 食堂 改 修工 事
枚方 第 1 校地 2 号館 1 階 医務 室 ・2 1 1 教室 改 修整 備 工 事
寝屋 川 校 地1 1 号館 1 ∼ 11 階 トイ レ 改 修整 備 工事
構築 物
主な も の は、 つ ぎの と お りで す。( 2 00 0 万以 上 )
枚方 第 1 校地 バ スロ ー タ リー 整 備工 事
建設 仮 勘定
主な も の は、 つ ぎの と お りで す。( 5 00 0 万以 上 )
枚方 第 1 校地 3 号館 ( 仮 称) 新 築工 事
高校 新 館 新築 工 事、 設 計 監理 料
−50−
7.設備関係支出
教 育 研究 の 充実 を 図 るた め 各種 備 品 ・図 書 等を 購 入 しま した 。
総
額
1, 4 71 , 3 22 千 円
(
8 3 ,3 4 1 千円 )
機器 備 品
主な も の は、 つ ぎの と お りで す。( 2 00 0 万円 以 上 )
本
部
枚方 第 1 校地 2 号館 食 堂 新設 ・ 改装 に 係 る備 品
工
大
大宮 校 地 10 号 館竣 工 に 係る 備 品
大型 水 平 加熱 炉 シス テ ム
教室 用 A V設 備 一式
摂
大
AV ・ マ イク 設 備一 式
広国 大
医療 用 リ ニア ッ ク放 射 線 治療 シ ステ ム
薬学 部 6 年制 教 育実 施 に 伴う 備 品一 式
8.資産運用支出
有 価 証券 を 購 入 し たほ か 、 退 職 年金 ・ 退 職 金 ・広 国 大 退 職 金 ・ 教育 研 究 ・ 将 来計 画 ・ 第 3 号基 本 金 引 当 特定 資
産へ の 繰 入を 行 いま し た 。
総
額
2 8, 0 23 , 8 53 千 円
(
1 6 ,9 8 4, 1 8 1千 円 )
9.その他の支出
貸付 金 、 前期 末 未払 金 、 預り 金 、前 払 金 の支 出 を行 い ま した 。
総
額
3, 9 83 , 4 86 千 円
(
36 9 ,7 9 2 千円 )
10.資金支出調整勘定
期末 未 払 金、 前 期末 前 払 金の 調 整を 行 い まし た 。
総
額
△
1, 6 46 , 0 37 千 円
(△
2 0 ,1 7 7 千円 )
(△
1 , 10 2 ,7 3 2 千円 )
11.次年度繰越支払資金
つ ぎ のと お り繰 り 越 しま し た。
総
額
1 4, 5 13 , 6 58 千 円
−51−
(2)資金収支計算書の科目説明
資金収支計算の目的
学 校 法 人 は 、 毎 会 計 年 度、
当該会計年度の諸活動に
対応する全ての収入及び
支出の内容並びに当該会
計年度における支払資金
(現金及びいつでも引き
出すことができる預貯金
を い う 。) の 収 入 及 び 支出
のてん末を明らかにする
た め 、資 金 収 支 計 算 を 行い
ます。
・科目説明
資金収入の計算方法
資金収入の計算は、当該会
計年度における支払資金
の収入並びに当該会計年
度の諸活動に対応する収
入で前会計年度以前の会
計年度において支払資金
の収入となったもの及び
当該会計年度の諸活動に
対応する収入で翌会計年
度以後の会計年度におい
て支払い資金の収入とな
るべきものについて行い
ます。
資金支出の計算方法
資金支出の計算は、当該会
計年度における支払資金
の支出並びに当該会計年
度の諸活動に対応する支
出で前会計年度以前の会
計年度において支払資金
の支出となったもの及び
当該会計年度の諸活動に
対応する支出で翌会計年
度以後の会計年度におい
て支払い資金の支出とな
るべきものについて行い
ます。
(科目は抜粋)
収 入の 部
科
目
名
備
大
科
目
小
科
考
目
学生生徒等納付金収入
授 業 料 収 入
実 験 実 習 料 収 入
聴講 料 、補 講 料等 を 含 む。
教員 資 格 その 他 の資 格 を 取得 す るた め の 実習 料 を含 む 。
入学 検 定 料収 入
試験 料 収 入
証明 手 数 料収 入
特別 寄 付 金収 入
一般 寄 付 金収 入
その 会 計 年度 に 実施 す る 入学 試 験の た め に徴 収 する 収 入 をい う。
編入 学 、 追試 験 等の た め に徴 収 する 収 入 をい う 。
在学 証 明 、成 績 証明 等 の 証明 の ため に 徴 収す る 収入 を い う。
土地 、建物 等 の現 物 寄 付金 を 除く 。
用途 指 定 のあ る 寄付 金 を いう 。
用途 指 定 のな い 寄付 金 を いう 。
国庫 補 助 金収 入
日本 私 立 学校 振 興・ 共 済 事業 団 から の 補 助金 を 含む 。
奨学 基 金 運用 収 入
受取 利 息・配当 金 収 入
奨学 基 金 の運 用 によ り 生 ずる 収 入を い う 。
預金 、貸付 金 等の 利 息、株 式の 配 当 金等 を いい 、奨学 基 金 運用 収 入を 除 く。
固定 資 産 に含 ま れな い 物 品の 売 却収 入 を 除く 。
補助 活 動 収入
食堂 、売店 、寄 宿 舎等 教 育 活動 に 付随 す る 活動 に 係る 事 業 の収 入を い う 。
手 数 料 収 入
寄付 金 収 入
補助 金 収 入
資産 運 用 収入
資産 売 却 収入
事業 収 入
雑収 入
借入 金 等 収入
固定資産に含まれない物品の売却収入その他学校法人に帰属する上記の
各収 入 以 外の 収 入を い う
長期 借 入 金収 入
短期 借 入 金収 入
前受 金 収 入
その 期 限 が貸 借 対照 表 日 後1 年 を越 え て 到来 す るも の を いう 。
その 期 限 が貸 借 対照 表 日 後1 年 以内 に 到 来す る もの を い う。
翌年度入学の学生生徒等にかかる学生生徒等納付金収入その他の前受金
収入 を い う。
その 他 の 収入
前期 末 未 収入 金 収入
上記 の 各 収入 以 外の 収 入 をい う 。
前会 計 年 度末 に おけ る 未 収入 金 の当 該 会 計年 度 にお け る 収入 をい う 。
−52−
支 出の 部
科
目
名
備
大
科
目
小
科
考
目
人 件 費 支 出
役員 報 酬 支出
教 員 (学 長 、校 長 を 含 む。 )に 支 給 する 本 棒 、 期末 手 当 及 びそ の 他 の手 当 並
びに 所 定 福利 費 をい う 。
教員 以 外の 職員 に 支給 す る本 棒、期 末手 当及 び その 他 の手 当 並び に 所定
福利 費 を いう 。
理事 及 び 監事 に 支払 う 報 酬を い う。
光熱 水 費 支出
奨学 費 支 出
電気 、ガス 又 は水 の 供 給を 受 ける た め に支 出 する 経 費 をい う 。
貸与 の 奨 学金 を 除く 。
施設 関 係 支出
建物 支 出
構築 物 支 出
建設 仮 勘 定支 出
整地 費 、 周旋 料 等の 施 設 の取 得 に伴 う 支 出を 含 む。
建物 に 附 属す る 電気 、給排 水 、暖 房 等 の設 備 のた め の 支出 を 含 む。
プー ル 、 競技 場、庭 園 等の 土 木設 備 又 は工 作 物の た め の支 出 を いう 。
建物 及 び 構築 物 が完 成 す るま で の支 出 を いう 。
設備 関 係 支出
教育研究用機器備品支出
標本 及 び 模型 の 取得 の た めの 支 出を 含 む 。
教員 人 件 費支 出
職員 人 件 費支 出
教育研究経費支出
管理 経 費 支出
借入 金 等 利息 支 出
借入 金 等 返済 支 出
資産 運 用 支出
その 他 の 支出
−53−
(3) 2008 年度消費収支計算書の概要
帰属収入は、330 億 9946 万
4969 円で前年度に比べて 7 億
3443 万 7650 円の増収となり
ました。主な科目では、寄付
金が 2 億 7382 万 7101 円、補
助金が 8 億 2948 万 8520 円、
資産運用収入が 2 億 3182 万
1998 円の増収でしたが、学生
生徒等納付金が 5 億 4971 万
4003 円、事業収入が 6498 万
7512 円の減収となりました。
基本金組入額は 26 億 6758 万
2960 円 で 前 年 度 よ り 16 億
4567 万 6650 円の減額となり
ました。帰属収入から基本金
組入額を控除した消費収入の
部合計は 304 億 3188 万 2009
円 で 前 年 度 に 比 べ て 23 億
8011 万 4300 円増加しました。
消 費 支 出 の 部 合 計 は 、 335
億 1700 万 9298 円で前年度に
比べて 28 億 2699 万 3272 円増
加しました。退職給与引当金
繰入額は 6 億 490 万 1744 円の
減額となりました。減価償却
費は教育研究経費が 1 億 157
万 9610 円の減額、管理経費が
3164 万 1450 円の増額となり
ま し た 。 資 産 処 分 差 額 は 35
億 4738 万 9767 円増額となり
ました。
消費収入の部から消費支出
の部を控除すると、当年度は
支出超過となり、超過額は 30
億 8512 万 7289 円となります。
前年度から繰り越している支
出 超 過 額 は 104 億 3081 万
3859 円で、当年度の支出超過
額を加えると、翌年度に繰り
越す支出超過額は 135 億 1594
万 1148 円となりました。
2008年度消費収支計算書
消費 支出
帰属収入
雑収入 2.0%
事業収入 0.8%
資産処分差額 10.9%
資産運用収入 4.5%
借入金等利息 0.2%
管理経費 7.0%
補助金 10.2%
寄付金 1.6%
手数料 2.1%
100%
100%
( 33,099,464,969円 )
(33,517,009, 298円 )
教育研究経費 30.2%
学生生徒等納付金 78.8%
−54−
人件費 51.6%
(4)消費収支計算書の科目説明
・ 消費収支計算の目的
学校法人は、毎会計年度、
当該 会計 年度 の消 費収 入 及
び消 費支 出の 内容 及び 均 衡
の状態 を明 らか にす るた め、
消費収支計算を行います。
の計 画に 基づ き必 要な 資 産
を継 続的 に保 持す るた め に
維持す べきも のとし て、そ
の帰 属収 入の うち から 組 み
入れ た金 額を 基本 金と し ま
す。
・ 消費収入の計算方法
消費 収入 は 、当 該会 計 年
度の帰属収入(学校法人の
負債とならない収入をい
う。)を 計算 し、当 該帰 属 収
入の 額か ら当 該会 計年 度 に
おい て基 本金 に組 み入 れ る
額を控除して計算します。
・ 基本金への組入れ
学校 法 人は 、次 に 掲げ る
金額 に 相当 する 金 額を 、 基
本金に組み入れます。
1. 学校法 人が設 立当 初に 取
得した 固定資 産で 教育 の
用に供 される もの の価 額
又は新 たな学 校の 設置 若
しくは 既設の 学校 の規 模
の拡大 若しく は教 育の 充
実向上 のため に取 得し た
固定資産の価額
ただし 、固定 資産 を借 入
金又は 未払 金(支 払手 形
を含む。)により取得した
場合に おいて 、当 該借 入
金又は 未払金 に相 当す る
・ 消費支出の計算方法
消費 支出 は 、当 該会 計 年
度に おい て消 費す る資 産 の
取得 価額 及び 当該 会計 年 度
にお ける 用役 の対 価に 基 づ
いて計算します。
・ 基本金
学校 法人 が 、そ の諸 活 動
・科目説明
金額については、当該借
入金又 は未払 金の 返済 又
は支払(新たな借入金又
は未払 金によ るも のを 除
く。)を行った会計年度に
おいて 、返済 又は 支払 を
行った 金額に 相当 する 金
額を基 本金へ 組み 入れ ま
す。
2. 学校法 人が新 たな 学校 の
設置又 は既設 の学 校の 規
模の拡 大若し くは 教育 の
充実向 上のた めに 将来 取
得する 固定資 産の 取得 に
充てる 金銭そ の他 の資 産
の額
3. 基金と して継 続的 に保 持
し、かつ、運用する金銭そ
の他の資産の額
4. 恒常的に保持すべき資金
(科目は抜粋)
収 入の 部
科
目
名
備
大
科
小
目
科
考
目
学生生徒等納付金
手
数
寄
聴講 料 、補 講 料等 を 含 む。
教員 資 格 その 他 の資 格 を 取得 す るた め の 実習 料 を含 む 。
入 学 検 定 料
試
験
料
証 明 手 数 料
その 会 計 年度 に 実施 す る 入学 試 験の た め に徴 収 する 収 入 をい う。
編入 学 、 追試 験 等の た め に徴 収 する 収 入 をい う 。
在学 証 明 、成 績 証明 等 の 証明 の ため に 徴 収す る 収入 を い う。
土地 、建物 等 の現 物 寄 付金 を 除く 。
用途 指 定 のあ る 寄付 金 を いう 。
用途 指 定 のな い 寄付 金 を いう 。
土地 、建物 等 の受 贈 額 をい う 。
料
付
補
授
業
料
実 験 実 習 料
金
助
金
資 産 運 用 収 入
特 別 寄 付 金
一 般 寄 付 金
現 物 寄 付 金
奨学基金運用収入
受取利息・配当金
奨学 基 金 の運 用 によ り 生 ずる 収 入を い う 。
預金 、貸付 金 等の 利 息、株 式の 配 当 金等 を いい 、奨学 基 金 運用 収 入を 除 く。
資産 売 却 収入 が 当該 資 産 の帳 簿 残高 を 超 える 場 合の そ の 超過 額を い う 。
補 助 活 動 収 入
食堂 、売店 、寄 宿 舎等 教 育 活動 に 付随 す る 活動 に 係る 事 業 の収 入を い う 。
廃 品 売 却 収 入
固定資産に含まれない物品の売却収入その他学校法人に帰属する上記の
各収 入 以 外の 収 入を い う
売 却 す る 物 品 に 帳 簿 残 高 が あ る 場 合 に は 、売 却 収 入 が 帳 簿 残 高 を 超 え る
額を い う 。
資 産 売 却 差 額
事
雑
業
収
収
入
入
−55−
支 出の 部
科
目
名
備
大
人
科
小
目
件
科
費
役 員 報 酬 支 出
教 員 (学 長 、校 長 を 含 む。 )に 支 給 する 本 棒 、 期末 手 当 及 びそ の 他 の手 当 並
びに 所 定 福利 費 をい う 。
教員 以 外の 職員 に 支給 す る本 棒、期 末手 当及 び その 他 の手 当 並び に 所定
福利 費 を 言う 。
理事 及 び 監事 に 支払 う 報 酬を い う。
光 熱 水 費 支 出
奨 学 費 支 出
減 価 償 却 額
電気 、ガス 又 は水 の 供 給を 受 ける た め に支 出 する 経 費 をい う 。
貸与 の 奨 学金 を 除く 。
教育 研 究 用減 価 償却 資 産 に係 る 当該 会 計 年度 分 の減 価 償 却額 をい う 。
減 価 償 却 額
教育研究用減価償却資産以外の減価償却資産に係る当該会計年度分の減
価償 却 額 をい う 。
教員人件費支出
職員人件費支出
教 育 研 究 経 費
管
理
考
目
経
費
借 入 金 等 利 息
資 産 処 分 差 額
徴収不能引当金繰入額
(又 は 徴 収 不 能 額 )
資産の帳簿残高が当該資産の売却収入金額を超える場合のその超過額を
いい 、 除 却損 又 は廃 棄 損 を含 む 。
徴収不能の見込額を徴収不能引当金に繰り入れていない債権について当
該 会 計 年 度 に お い て 徴 収 不 能 と な っ た 場 合 に は 、当 該 徴 収 不 能 の 金 額 を
徴収 不 能 額と し て記 載 す るも の とす る 。
−56−
(5)貸借対照表の概要
資 産 の 部 合 計 は 1941 億
9399 万 2565 円で、前年度末
に比べて 8 億 2 万 6633 円増加
しました。増加の主なものは、
有価証券(固定資産)199 億
5935 万 210 円、金銭信託 30
億円、退職金引当特定資産 12
億 8187 万 4829 円、建設仮勘
定 12 億 2651 万 2064 円、長期
貸付金 11 億 9684 万 5400 円、
第3号基本金引当特定資産 3
億 9390 万円などで、減少の主
なものは、将来計画引当特定
資産 130 億 9833 万 7924 円、
有 価 証 券 ( 流 動 資 産 ) 67 億
3533 万 9735 円、建物 27 億
8521 万 1765 円、退職年金引
当特定資産 20 億 4541 万 416
円、現金・預金 11 億 273 万
2020 円などです。
退職年金引当特定資産につ
いては、信託銀行と指定単独
運用金銭信託契約を締結し、
退職年金引当特定資産の全額
を信託銀行に信託しており、
他の引当特定資産や現金預金
とは区別して管理しています。
信託銀行には退職年金引当特
定資産全額の管理・運用とと
もに退職年金、退職一時金の
給付事務も委託しています。
負債の部合計は 239 億 1451
万 501 円で、前年度末に比べ
て 12 億 1757 万 962 円増加し
ました。負債のうち、借入金
は 52 億 56 万円で、このうち、
貸借対照表
52 億 円 が 大 阪 工 業 大 学 の 工
学部校舎建替えおよび教育環
境整備費として、日本私立学
校振興・共済事業団から低利
で借り入れたものです。
基本金の部合計は 1837 億
9542 万 3212 円で、前年度末
に比べて 26 億 6758 万 2960
円増加しました。増加の内訳
は、第1号基本金の 21 億 9968
万 2960 円、第3号基本金 3
億 9390 万円および第4号基
本金の 7400 万円です。
消費収支差額の部は、翌年
度繰越消費支出超過額が 135
億 1594 万 1148 円で、前年度
末に比べて 30 億 8512 万 7289
円支出超過が増加しました。
2009年3月31日
( 単 位:千 円)
資産の部
有形 固 定 資産
その 他 の 固定 資 産
126,351,099
45,396,822
負債、基本金、消費収支差額の部
負
債
23,914,510
基本金
183,795,423
消費 収 支差 額 △ 13,515,941
−57−
流動 資 産
22,446,070
(6)貸借対照表の科目説明
科目は抜粋
資 産の 部
科
目
備
大 科目
中 科目
考
小 科目
固定資産
有形固定資産
貸借 対 照 表日 後 1年 を 越 えて 使 用さ れ る 資産 を いう 。耐 用 年数 が1
年未 満 に なっ て いる も の であ っ ても 使 用 中の も のを 含 む 。
土
地
建
物
構
築
物
教育研究用機器備品
建 設 仮 勘 定
その他の固定資産
建物 に 附 属す る 電気 、 給 排水 、暖 房 等 の設 備 を含 む 。
プー ル 、 競技 場、庭 園 等の 土 木設 備 又 は工 作 物を い う 。
標本 及 び 模型 を 含む 。
建設 中 又 は製 作 中の 有 形 固定 資 産を い い、工 事前 払 金、手 付金 等を
含む 。
借
地
権
電 話 加 入 権
有
価
証
券
長 期 貸 付 金
第3号基本金引当資産
地上 権 を 含む 。
専用 電 話、加 入電 話 等 の設 備 に移 用 す る負 担 金額 を い う。
長期 に 保 有す る 有価 証 券 をい う 。
その 期 限 が貸 借 対照 表 日 後1 年 を越 え て 到来 す るも の を いう 。
第3 号 基 本金 に 係る 預 金 等を い う。
未
学 生 生徒 等 納 付 金、補 助 金 等 の貸 借 対 照 表 日に お け る 未 収 入額 を い
う。
減価 償 却 の対 象 とな る 長 期的 な 使用 資 産 を除 く 。
その 期 限 が貸 借 対照 表 日 後1 年 以内 に 到 来す る もの を い う。
一時 的 に 保有 す る有 価 証 券を い う。
流動資産
収
入
金
貯
蔵
品
短 期 貸 付 金
有
価
証
券
負 債の 部
科
目
備
大
固
流
科
定
動
目
負
負
小
科
考
目
債
長 期 借 入 金
退職給与引当金
その 期 限 が貸 借 対照 表 日 後1 年 を越 え て 到来 す るも の を いう 。
退職 給 与 規程 等 によ る 計 算に 基 づく 退 職 給与 引 当額 を い う。
短 期 借 入 金
その 期 限 が貸 借 対照 表 日 後1 年 以内 に 到 来す る も のを い い、 資金 借 入 れの
ため に 振 り出 し た手 形 上 の債 務 を含 む 。
教職 員 の 源泉 所 得税 、社会 保 険料 等 の 預り 金 をい う 。
債
預
り
金
基 本金 の 部
科
目
備
考
目
備
考
第1 号 基 本金
第2 号 基 本金
第3 号 基 本金
第4 号 基 本金
消 費収 支 差 額 の部
科
翌年度繰越消費収入超過額(又は翌年
度繰 越 消 費支 出 超過 額 )
−58−
(7) 財産目録の概要
資産の部では、基本財産が
前年度末に比べて 32 億 6082
万 8406 円減の 1228 億 2466
万 7037 円となり、運用財産が
前年度末に比べて 40 億 6085
万 5039 円増の 713 億 6932 万
5528 円となりました。資産の
部合計は 1941 億 9399 万 2565
円で、この金額は貸借対照表
の資産の部合計と同額となり
ます。
負債の部合計は 239 億 1451
万 501 円で、この金額は貸借
対照表の負債の部合計と同額
財産目録
となります。
資産の部から負債の部合計
を控除した正味財産は、前年
度 末 に 比 べ て 4 億 1754 万
4329 円減の 1702 億 7948 万
2064 円で、この金額を組合等
登記令に基づき登記しました。
2009年3月31日現在
( 単位 : 千円 )
資産
基本 財 産
運用 財 産
122,824,667
71,369,325
負債・正味財産
負
債
正味 財 産
23,914,510
170,279,482
−59−
(8) 財務状況の5ヵ年推移
(単 位 千 円 )
2004 年 度
2005 年 度
2006 年 度
2007 年 度
2008 年 度
資金 収 支 計算 書 、収 入
学生 生 徒 等納 付 金収 入
26,533,274
26,705,302
26,269,059
26,635,090
26,085,376
手数 料 収 入
942,748
820,258
728,999
716,424
695,941
寄付 金 収 入
31,232
116,920
800,543
94,834
436,095
補助 金 収 入
2,991,811
3,063,797
3,334,378
2,543,866
3,373,355
資産 運 用 収入
1,115,242
1,195,652
1,242,831
1,266,437
1,498,259
資産 売 却 収入
164,194
181,350
48,748
68,749
8,125,329
事業 収 入
247,658
242,676
204,849
334,257
269,005
雑収 入
560,223
693,648
746,009
632,830
666,831
0
260
0
2,800,300
1,900,610
前受 金 収 入
4,804,393
4,839,571
5,335,817
4,683,307
4,465,204
その 他 の 収入
7,764,738
6,425,100
5,015,699
8,743,412
16,301,352
△5,494,542
△5,470,575
△5,555,480
△5,884,921
△5,297,789
7,645,197
8,105,525
13,863,532
18,668,981
15,616,390
47,306,171
46,919,490
52,034,987
61,303,570
74,135,961
16,449,200
17,172,129
17,673,610
17,493,516
17,425,147
教育 研 究 経費 支 出
4,701,642
5,197,231
5,492,187
6,069,358
5,974,970
管理 経 費 支出
1,219,540
1,113,251
1,470,220
1,615,991
1,616,200
借入 金 等 利息 支 出
35,118
29,768
24,418
19,068
65,534
借入 金 等 返済 支 出
275,000
275,060
275,120
275,180
275,250
施設 関 係 支出
3,095,849
3,737,923
2,367,017
5,798,595
2,432,593
設備 関 係 支出
2,255,878
1,558,215
1,517,619
1,387,981
1,471,322
資産 運 用 支出
9,962,355
3,457,787
3,370,309
11,039,654
28,023,835
借入 金 等 収入
資金 収 入 調整 勘 定
前年 度 繰 越支 払 資金
収入 の 部 合計
資金 収 支 計算 書 、支 出
人件 費 支 出
その 他 の 支出
資金 支 出 調整 勘 定
次年 度 繰 越支 払 資金
支出 の 部 合計
2,552,035
2,495,895
3,105,159
3,613,693
3,983,486
△1,345,974
△1,257,923
△1,929,658
△1,625,859
△1,646,037
8,105,525
13,863,532
18,668,981
15,616,390
14,513,658
47,306,171
46,919,490
52,034,987
61,303,570
74,135,961
消費 収 支 計算 書 、消 費 収 入
学生 生 徒 等納 付 金
26,533,274
26,705,302
26,269,059
26,635,090
26,085,376
手数 料
942,748
820,258
728,999
716,424
695,941
寄付 金
87,190
205,182
865,650
235,912
509,740
補助 金
2,991,811
3,063,797
3,334,378
2,543,866
3,373,355
資産 運 用 収入
1,115,242
1,195,652
1,242,831
1,266,437
1,498,259
資産 売 却 差額
18,987
2,586
30,748
194
303
248,394
245,803
204,849
333,993
269,005
事業 収 入
雑収 入
561,608
694,712
746,919
633,107
667,483
32,499,255
32,933,296
33,423,436
32,365,027
33,099,464
基本 金 組 入額 合 計
△3,942,680
△4,395,522
△2,910,722
△4,313,259
△2,667,582
消費 収 入 の部 合 計
28,556,574
28,537,773
30,512,713
28,051,767
30,431,882
帰属 収 入 合計
消費 収 支 計算 書 、消 費 支 出
人件 費
16,560,060
16,972,537
17,296,948
17,903,003
17,307,384
教育 研 究 経費
8,988,365
9,557,771
9,634,826
10,321,525
10,123,902
管理 経 費
1,734,803
1,645,442
2,194,815
2,334,801
2,361,181
借入 金 等 利息
35,118
29,768
24,418
19,068
65,534
資産 処 分 差額
302,333
60,549
204,446
111,617
3,659,006
27,620,682
28,266,070
29,355,455
30,690,016
33,517,009
935,892
271,703
1,157,257
2,638,248
3,085,127
194,193,992
消費 支 出 の部 合 計
当年 度 消 費収 入 超過 額
当年 度 消 費支 出 超過 額
貸借 対 照 表
資産 の 部 合計
181,006,840
185,852,274
189,732,877
193,393,965
負債 の 部 合計
20,720,032
20,898,239
20,710,862
22,696,939
23,914,510
169,508,335
173,908,280
176,814,580
181,127,840
183,795,423
9,221,526
8,949,823
7,792,565
10,430,813
13,515,941
160,286,808
164,954,034
169,022,015
170,697,026
170,279,482
基本 金 の 部合 計
翌年 度 繰 越消 費 支出 超 過 額
財産 目 録
正味 財 産
−60−
消費収支計算書5ヵ年推移
寄付金収入
帰属収入 単位:千円
その他
合計
寄付金収入
合計
33,423,436
合計
32,933,296
合計
32,499,255
寄付金収入
寄付金収入
205,182
865,650
合計
33,099,464
合計
32,365,027
寄付金収入
寄付金 収入
87,190
509,740
235,912
その他
32,412,065
2004
その他
32,728,114
その他
32,557,786
2005
2006
その他
その他
32,129,114
32,589,724
2007
2008
消費支出 単位:千円
33,517,009
30,690,016
29,355,455
28,266,070
27,620,682
2004
2005
2006
2007
2008
正味財産 単位:千円
170,697,026
170,279,482
2007年度
2008年度
169,022,015
164,954,034
160,286,808
2004年度
2005年度
2006年度
−61−
「財務状況の 5 ヵ年推移」の説明
※〈
〉 内の 数 字は 2 0 04 年 度収 支 と 比較 し たも の 。
学校法人の負債とならない
増〉が増加の一途を辿ってい
8年度は支出超過となりまし
収入である帰属収入〈6 億 20
ます。これらの増加について
た。
万円減/1.8%増〉は、外的要
は、新設学部・学科の影響が
因の影響を受けやすい寄付金
大きいです。
を除くと、この5年間はほぼ
この5年間のうち、消費収
土地や建物などの固定資産
と現預金などの流動資産を合
わせた資産〈131 億 8715 万
入から消費支出を差し引いた
円 増 / 7.3%増 〉 に 関 し て は 、
帰属収入のうち、学生生徒
差額である消費収支差額は、
流動資産などが増加したこと
等納付金、手数料、補助金、
2004年度から2006年
により増加しています。
資産運用収入は、資金収支計
度までは収入超過になりまし
学校法人が教育・研究活動
算書と同額であります。寄付
た。これは、新設学部・学科
の計画に基づき必要な資産を
金 〈 4 億 2255 万 円 増 /
への投資額が減少したため基
継続的に保持するために維持
484.6%増〉は、資金収入に土
本金組入額が帰属収入の1割
すべきものとして帰属収入か
地、建物、備品などの現物寄
前後で落ち着いていることが
ら 組 入 れ た 基 本 金 〈 142 億
付を加えたもので、資産売却
主な要因です。2007年度
8708 万円増/8.4%増〉に関
差 額 〈 1868 万 円 減 / 98.4 %
以降は支出超過になりました。
しては、教育の用に供される
減〉は、備品などの売却差額
2007年度は、大宮校地1
固定資産の取得価額である第
を計上しています。
0号館新築工事、枚方第1校
1号基本金が増加したことに
資金の流れを示す資金支出
地6号館新築工事を実施した
より増加しています。
とは異なり純財産の増減にか
こと、2008年度は建物・
資産と負債の差額を示す正
かわりのある支出のみを表し
図書の除却や有価証券の評価
味財産〈99 億 9267 万円増/
た消費支出〈58 億 9632 万円
替えによることが主な要因で
6.2%増〉は、学部等の新設に
増/21.3%増〉は、人件費〈7
す。帰属収入から消費支出を
ともない基本財産である校
億 4732 万円増/4.5%増〉、教
差し引いた差額である帰属収
地・校舎を取得したことによ
育研究経費〈11 億 3553 万円
支差額は、償却費負担の増加
り、右肩上がりに増加してい
増 /12.6%増 〉 お よ び 管 理 経
などに伴い、収入超過額は
ます 。
費〈6 億 2637 万円増/36.1%
年々減少傾向となり、200
横ばいです。
−62−
(9) 財務比率の5ヵ年推移
2004 年 度
基 本 金比 率( 1 号基 本金 )
[基 本 金 ÷基 本 金 要 組 入 額 ]
流 動 比率
[流 動 資 産 ÷流 動 負 債 ]
負 債 比率
[総 負 債 ÷( 基 本 金 + 消 費 収 支 差 額 ) ]
帰属収支差額比率
[( 帰 属 収 入 − 消 費 支 出 ) ÷ 帰 属 収 入 ]
学 生 生徒 納付 金 比率
[学 生 生 徒 納 付 金 ÷ 帰 属 収 入 ]
補 助 金比 率
[補 助 金 ÷帰 属 収 入 ]
人 件 費比 率
[人 件 費 ÷帰 属 収 入 ]
教 育 研究 経費 比 率
[教 育 研 究 経 費 ÷帰 属 収 入 ]
100.0
2005 年 度
2006 年 度
2007 年 度
2008 年 度
99.0%
99.0%
99.3%
98.0%
98.1%
116.0%
179.1%
224.7%
352.3%
302.9%
12.9%
12.7%
12.3%
13.3%
14.0%
15.0%
14.2%
12.2%
5.2%
△1.3%
81.6%
81.1%
78.6%
82.3%
78.8%
9.2%
9.3%
10.0%
7.9%
10.2%
51.0%
51.5%
51.8%
55.3%
52.3%
27.7%
29.0%
28.8%
31.9%
30.6%
98.1
99.0
98.9
99.3
98.0
90.0
400.0
81.6
81.1
80.0
78.6
82.3
78.8
352.3
350.0
70.0
60.0
55.3
302.9
300.0
52.3
50.0
%
51.0
51.5
51.8
250.0
40.0
31.9
28.8
30.0
27.7
20.0
14.2
12.9
12.7
200.0
13.3
12.3
12.2
15.0
10.0
179.1
14.0
7.9
10.0
9.2
224.7
30.6
29.0
10.2
150.0
9.3
5.2
0.0
116
△ 1.3
2004
2005
2006
2007
2008
100.0
2004
-10.0
年度
基本金比率
学生生徒納付金比率
教育研究比率
負債比率
補助金比率
帰属収支差額比率
人件費比率
−63−
流動比率
2005
2006
2007
2008
「財務比率の 5 ヵ年推移」の説明
上記表の財務比率の5ヵ年
推移に関して、日本私立学校
振興・共済事業団発行の平成
20年度版「今日の私学財政」
における医歯系を除く私立大
学法人の平均値と比較しなが
ら、ここで説明します。
基本金比率とは、基本金要
組入額に対する組入済基本金
額の割合です。未組入額があ
るということは、借入金また
は未払金をもって基本金組入
対象資産を取得していること
を意味するので、この比率は
上限の100%に近づく方が
望ましいです。本法人の場合、
大宮校地工大10号館建設費
28億円を2007年度に借
り入れたものの、98.1%
と全国平均値(96.9%)
を上回っています。
流動比率とは、流動負債に
対する流動資産の割合で、1
年以内に償還または支払わな
ければならない流動負債に対
し、現預金および1年以内に
現金化が可能な流動資産がど
れだけ用意されているか、す
なわち短期的支払い能力を示
す比率です。本法人の場合、
2004年度まで110%前
後で推移していましたが、2
005年度から計画的に次年
度繰越支払資金を積み増して
おり、2008年度は303.
3%と全国平均値(251.
2%)を大きく上回る結果と
なりました。
負債比率は、総負債の自己
資金(基本金と消費収支差額
の合計)に対する割合であり、
低い方がよい。これについて
も上記基本金比率と同様、2
007年度以降の借入により
14.0%と若干上昇したも
のの、全国平均値(14.7%)
より下回っています。
帰属収支差額比率とは、帰
属収入から消費支出を差し引
いた帰属収支差額の帰属収入
に対する割合です。この比率
がプラスで大きくなるほど自
己資金は充実されていること
となり、経営に余裕があるも
のとみなすことができます。
この比率がマイナスになる場
合は、当年度の帰属収入で消
費支出を賄うことができない
ことの反映であります。本法
人の場合、帰属収入はほぼ横
ばいですが、消費支出が増加
の一途を辿り、年々悪化して
います。2008年度は、資
産処分差額の大幅増による一
時的な要因でマイナスになり
ました。
学生生徒納付金比率とは、
学生生徒納付金の帰属収入に
占める割合です。帰属収入の
中で最大の比重を占める学生
生徒納付金は、補助金や寄付
金と比べて第三者の意向に左
右されることの少ない重要な
自己財源です。この比率が高
−64−
ければ必ずしも良いというわ
けではありませんが、本法人
の場合、全国平均値(71.
6%)を上回り、安定して推
移しています。
補助金比率とは、補助金の
帰属収入に占める割合で、私
学にとって学納金に次ぐ大き
な収入という点で高い方が良
いといわれますが、国や地方
公共団体の財政事情に左右さ
れ依存性の高い収入ですので、
一概に高ければよいという訳
ではありません。本法人の場
合、学生生徒納付金比率が高
いので、その分低くなること
もあります。
人件費比率は人件費の帰属
収入に占める割合です。人件
費は消費支出の最も大きな項
目であり、人件費比率の上昇
は消費収支悪化を招く要因と
なります。本法人の場合、全
国平均値(51.4%)並み
に推移しています。
教育研究経費比率とは、教
育研究経費の帰属収入に対す
る割合を示す比率です。教育
研究活動の維持・発展のため
には不可欠なものであり、消
費支出を圧迫しない限りこの
比率は高いほど好ましいです。
本法人の場合、30%前後で、
全国平均値(29.7%)並
みに安定的に推移しています。