事例講演-2 - TERAS Web Site

Feature Modelを用いた要件開発応用事例(例1:要件の深堀り)
要件を単純に分析・分解しただけでは、要件漏れに気づかない。
依存関係を明確化し可視化することで、漏れ・抜け・矛盾が発見できる。
(例)要求仕様:タッチ操作ができること
要件定義
タッチ操作ができること
ハードウェア要件
ディスプレイサイズ
・7インチ
・5インチ
・3インチ
①依存関係を可視化
サンプル
ソフトウェア要件
タッチエリア
・30ドット×30ドット
②依存関係を可視化
・50ドット×50ドット(追加)
④要件漏れを解消
③実操作ではエリアが小さすぎて
タッチできないエリアサイズ
→要件漏れが発生している
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation
18
Feature Modelを用いた要件開発応用事例(例2:差分開発への応用)
依存関係をもとに、コアモデルの影響範囲、プロダクトモデルの影響範囲
を見極めたうえでの要件開発を実現
すべての要求事項
→ ベースモデル
仕向地、車輛に依存せず共通 → コアモデル
仕向地、車輛により異なる
→ プロダクトモデル
ベースモデル
要件定義
機能1
XX対応
ハードウェア要件
YY対応
ソフトウェア要件
機能1
XXデバイス
AAA対応
スペック1
③YY機能を仕向地Aの
プロダクトモデルへ
スペック2
①XX機能をコアモデルへ
コアモデル
運用・管理要件
XX対応
AAA対応
BBB対応
プロダクトモデル
要件定義
要件定義
機能1
XX対応
ハードウェア要件
YY対応
ソフトウェア要件
機能1
XXデバイス
AAA対応
スペック1
スペック2
運用・管理要件
XX対応
AAA対応
BBB対応
②依存関係のある
・ハードウェア要件:
スペック1
スペック2
・ソフトウェア要件:機能1
もコアモデルへ
機能1
要件定義
XX対応
機能1
要件定義
YY対応
XX対応
ソフトウェア要件
ハードウェア要件
機能1
YY対応
機能1
XXデバイス
ソフトウェア要件
ハードウェア要件
XX対応
AAA対応
スペック1
機能1
XXデバイス
YY対応
ソフトウェア要件
ハードウェア要件
依存関係
スペック2
AAA対応
スペック1
④依存関係のある
機能1
XXデバイス
運用・管理要件
スペック2 XX対応
依存関係
運用・管理要件:XXX対応
AAA対応
スペック1 Xxx要件
もプロダクトモデルへ
AAA対応
スペック2 XX対応
仕向地A向け要件
仕向地B向け要件
xxx向け要件
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation
Xxx要件
BBB対応
AAA対応
XX対応
BBB対応
AAA対応
BBB対応
19
Feature Model用いた要件開発応用事例(例3:要件変更の追随)
依存関係を可視化することで、要件変更時の影響範囲の特定が可能。
変更した場合の見積りにも活用できる。
④要件定義の見直しや、
変更に伴う作業量など
全体のバランスからの
ハードウェア変更を判断
ベースモデル
③ ②の影響により、
要件定義XX対応へ影響
を及ぼすことを抽出。
要件定義
機能1
XX対応
YY対応
ハードウェア要件
機能1
XXデバイス
①廉価版ハードウェアに変更
するため、スペック2を満たすこ
とができないことが判明。
ソフトウェア要件
AAA対応
スペック1
スペック2
運用・管理要件
② ①の影響により、
ソフトウェア要件:AAA対応へ
影響を及ぼすことを抽出。
XX対応
AAA対応
BBB対応
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation
20
Feature Modelを活用したテストケース自動生成
評価・検証抽出漏れがないパターンを自動生成。
影響度合いを見極められるため、評価工数見積でも活用可能
Feature Oriented
Combinatorial Testing
Feature Modelによる
アウトプットを活用
FOT
評価・検証パターン
要求定義
機能1
XX対応
YY対応
ハードウェア要件
ソフトウェア要件
機能1
XXデバイス
AAA対応
スペック1
スペック2
Xxx要件
XX対応
AAA対応
BBB対応
ペアワイズ法による効率的な
テストケースを抽出
サンプル
フィーチャモデリングを活用し、評価パターン生成ツールの
連携による、評価・検証パターンの自動生成が可能。
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation
21
Feature Modelを活用したトレーサビリティ管理
確定した要件のトレーサビリティ管理により、要件が抜け漏れなく、
次工程以降に引き継がれていることを管理可能
Feature Modelによる
アウトプットを活用
トレーサビリティを表現
次工程の成果物
要求定義
機能1
XX対応
YY対応
ハードウェア要件
ソフトウェア要件
機能1
XXデバイス
AAA対応
スペック1
スペック2
Xxx要件
XX対応
AAA対応
BBB対応
要件が引き継がれていくフローが可視化でき、
メンテナンス性が上がる
フィーチャモデリングを活用し、トレーサビリティツールの連携による、
次工程以降のトレーサビリティの確立が可能
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation
22
Miracast開発での実績から効果を検証
本ソリューションで約5%のコスト削減
●要件開発およびトレーサビリティ管理の観点からの算出
要件開発後の
総項目
5項目の抜け漏れを
事前に抽出に成功
142項目
5項目
設計・実装・評価の
手戻り工数(仮定)
成果
10人日
の削減に成功
2[人日/件]
本ソリューション
で約3%の抜け
漏れを発見
Miracast開発での実績
観点
通常開発
本ソリューション適応
効果
要件開発/
トレーサビリティ管理
142項目
142項目
ー
ー
5件の抜け漏れを事前に検出
10人日削減
テストケース
生成
(推定)手動生成 5人日
自動生成 1人日
4人日削減
ケース数
(推定)45ケース
20ケース
ー
実施
(推定)5人日
3人日
2人日
ー
275人日
16人日削減(約5%の削減)
トータル開発コスト
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation
23
OEM開発への適応
各イテレーションでの効率化を積み上げることができる
イテレーションによる積み上げ
開発規模と難易度による効果予測
通常のMOP
通常のMOPプロセス
MOPプロセス
メーカレイアウト前まで
2年前~1
年前~1年前
1年前~6
年前~6か月前
6ヶ月前~0
ヶ月前~0月
MOPイベント
M/L
1stサンプル
機能評価
最終評価
アーキテクチャ設計
フェーズ
製造フェーズ
要件プロセス
要件プロセス
アーキプロセス
アーキプロセス
アーキプロセス
製造プロセス
製造プロセス
製造プロセス
評価プロセス
評価プロセス
評価プロセス
検証プロセス
検証プロセス
検証プロセス
効率化
効率化
効率化
高
要件プロセス
要件・アーキ
プロセス
製造プロセス
評価フェーズ
評価・検証
プロセス
検証フェーズ
効率化
難易度
要件確定フェーズ
ソフトウェア開発
効率化の効果
規模
大
ソフトウェア開発の規模が大きくなれば、難易度が上がり、
より大きな効率化を実現できると推測
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation
24
TERAS活用のポイント
活用の筋道を立ててから導入
どのようなポイントで、どのように導入するか
TERASの機能を引き出すノウハウが重要
目的と課題解決ストーリーとの連動
複数のアイデアを組み合わせることで、
より大きなBenefitとProfitを得ることができる
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation
25
株式会社 NTTデータMSEについて
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation
26
沿革・概要
本社を新横浜へ移転
キャッツ株式会社と資本提携
ISO27001認証取得
横浜オフィスを開設
東京オフィスを開設
社名を「株式会社NTTデータMSE」に変更
株式会社NTTデータが資本参加
CMMレベル3達成
CMMレベル2達成
社名を「パナソニックMSE株式会社」に変更
ISO14001認証取得
大阪支社を新大阪へ移転
「大連松下通信軟件工程有限公司」設立
本社を佐江戸へ移転
ISO9001認証取得
札幌支社開設(札幌市テクノパーク内)
社名を「松下システムエンジニアリング株式会社」に変更
大阪支社開設
株式会社ナショナルシステムエンジニアリング設立
27
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation
コーポレートビジョン
いろいろなものが手軽にネットワークにつながり、私たちの暮らしに利便性、経済性、安全性をもたらす。
「Smart Life Community®」
Community®」
これを実現するには、人と社会をいつでも、どこでも、手軽にかつ安全につなぐ仕組みが必要です。
私たちはこのサービスの創出にさまざまなソリューションでお応えします。
クラウドサービス
データ同期
課金・決済
情報活用
遠隔制御
ソーシャルグラフ
スマートデバイス
コンテンツ
ブロードキャスト マルチデバイス
BI
O2O
M2M
ビッグデータ
アグリゲーション
レコメンド
Web・AppPlatform
HTML5
情報連携
近距離無線・省電力無線
情報連携
ネットワーク
金融機関
住宅
スマートシティ
医療施設
公共施設
スマートデバイス
オートモーティブ
スマートモビリティ
公共交通機関
商業施設
スマートオフィス
企業
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation
自治体
観光施設 スマートパーソナル
情報基盤
アクティビティ
28
会社概要
社名
設立/発足
本社所在地
資本金
株主構成
主な事業内容
従業員数
役員及び監査役
拠点
関連会社
HP
株式会社NTTデータMSE (英文名:NTT DATA MSE CORPORATION)
1979年設立,2008年 NTTデータMSEとして発足
〒222‐0033 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目1番9号 アリーナタワー
2億円
(株)NTTデータ 60%
パナソニックシステムネットワークス(株) 40%
クラウドシステム事業、モバイルターミナル事業、オートモーティブビジネス事業
基盤技術事業
約1,050名
代表取締役社長
荒田 和之
取締役
福間 誠
大連
取締役
狩野 正昭
取締役
都築 秀範
取締役
三澤 正彦
大阪
監査役
谷口 和道
執行役員
中道 雅之
執行役員
笠原 政高
執行役員
伊藤 淳一
執行役員
菅 有里子
新横浜(本社) 東京 大阪 札幌
キャッツ株式会社
恩梯梯数据通信軟件工程(大連)有限公司
http://nttd-mse.com/
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation
札幌
新横浜本社
東京
名古屋
29
Miracastソリューション出展のご紹介
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation
30
CEATEC Japan 2013出展
○Smart Device Link on Tizen IVI
・TizenTizen-IVIへ
IVIへMiracast(Sink)
Miracast(Sink)機能搭載
(Sink)機能搭載
■ CarWatch (NTTデータMSEの会社名入り)他、多数のサイトで紹介あり
●【CEATEC JAPAN 2013】インテル、「Tizen IVI 3.0」ベースの車載情報システムの事例をデモ
<http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20131001_617594.html>
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation
31
GENIVI CES2014
展示会名
GENIVI CES2014 Demonstration Showcase & Reception
主催
GENIVI Alliance
展示会場
Trump International Hotel Suites #6007, #6008 & #6009 (ラスベガス)
会期
2014 年1月6日(月)~ 8日(水)
概要
・CES(Consumer Electronics Show)のサブイベント
・GENIVIが生み出す展示や、2014年以降に向かっている方向がわかる機会として開催
出展社数
出展社数 約40社
Touch Panel Monitor
Mirrored Nexus
screen
Miracast + UIBC
(Able to control smart phone
from in-vehicle device!!)
Video output
(cable connected)
NTTD-MSE’s
Solution implemented
IEEE820.11n
5GHz
Nexus4
(Source)
Audio/Video
NDiS166(Sink)
Miracastデモは非常に好評。特に車載機から操作が行えるUIBCに関する興味が高い。
•
•
•
•
•
•
•
•
スマートフォンの操作と、車載機への表示の間のレイテンシーはほとんど感じない。
スマートフォンで動画再生したケースで、車載機側の動画再生状況を見ても動きに欠落もなくとてもスムーズ
車載機側で操作した際の、操作レスポンスも、とても速い
とても良いデモンストレーションだ。とてもCoolだ、他のメンバにも知らせたい。
特に車載機側からも操作できる点がよい。
動画再生やゲームは、実際には走行中には見れず、走行規制の対策が必要
走行規制も各社オリジナルではなく、統一規格が必要
車載機の表示を見て、動きもスムーズでとても良いデモンストレーションである
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation
32
Copyright © 2011 NTT DATA Corporation
Copyright © 2014 NTT DATA MSE Corporation