平成18年産果物 もも防除暦 - new.kome.obis.co.jp

も
1
作
業
防
除
暦
作
協
栽
培
生 育 過 程
(県南部を中心とした)
管
理
重点作業
病
注 意 事 項
重
点
防
害
除
虫
応
急
防
防
除
注
蕾
○縮葉病の病葉は灰星病の伝染源になるので、発芽前防除は特
に入念に行う。
①
期
②
4中
開
展
花
葉
除
期人
工
受
草
粉 ○花粉のない品種は受粉
芽
か
き て受粉する。
除
ハ
ダ
縮
ニ
類
葉
病
せ ん 孔 細 菌 病
水 500 倍液は縮葉病に登録あり。
○キノンドー○
○いぼ皮の多い園では日焼防止にホワイトンパウダーの4倍
を使用する。
石灰硫黄合剤 20 倍
カスミンボルドー500 倍
○せん孔細菌病の多い園は樹勢を健全にし、防風垣を整備す
る。
○開花期に灰星病による花腐れが発生しないように、この時期
の防除を徹底する。
○クワゴマダラヒトリの園内への侵入を防ぐ。
ロブラール○
水 1,000∼
灰
星
病
1,500 倍
する。なお、降雨の続 ③ アブラムシ類、モモハモグリガ
水
1,000 倍
シ ン ク イ ム シ 類 オリオン○
く場合は雨の合間をみ
期
下 新 根 伸 長 期
せ
黒
④ シ
モ
カ
草
ん 孔 細 菌
星 病 、 灰 星
ン ク イ ム シ
モ ハ モ グ リ
メ ム シ
病
水 500 倍
病 ビスダイセン○
類
溶 2,000 倍
ガ スタークル顆粒○
類
○4月下旬∼5月中旬のせん孔細菌病の病斑枝は、果実への伝
染源となる。
○チョッキリゾウムシの発生に注意。
○
モ モ ハ モ グ リ ガ デナポン 水
せ
上 果 実 小 指 大予
備
摘
か
ん
ん
孔
細
菌
クワコナカイガラムシ若齢幼虫
水
○早生は 20∼30 葉、中・
⑥
黒 星 病 、 灰 星 病 ベルクート 水 2,000 倍
○
う ど ん こ 病
シ ン ク イ ム シ 類 ダーズバン ○
水 1,000 倍
仕 上 摘 果 晩生は 30∼40 葉位に
掛 け
上 硬
核
期
草
刈
り
土壌流亡防止
排
6中
ね
ん
第3期
果実肥大期
(中生種)
第3期
下 果実肥大期(晩生種)
上
2∼3回に分けて夏季せん定を行う
上 新梢伸長停止期
カイガラムシ類若齢幼虫 ア プ ロ ー ド ○
水
シ ン ク イ ム シ 類
乳
モ モ ハ モ グ リ ガ アディオン○
カ
メ
ム
シ
類
2,000 倍
水 の散布は収穫 21 日前までとする(高温時
○スプラサイド○
を避け朝・夕に散布)。
灰 星 病 、 黒 星 病 インダー○
フ 5,000 倍
モ モ ハ モ グ リ ガ
○停滞水の排除に努め
水 る。
枝
○枝幹部に発生するコスカシバに注意する。
黒
星
病 ダコニール 1000 1,000 倍
⑨ シ ン ク イ ム シ 類 ダーズバン○
水 1,000 倍
ハ マ キ ム シ 類
(中・晩生種に限る)
灰 星 病 、 黒 星 病 ベルクート○
水 2,000 倍
⑩ シ ン ク イ ム シ 類
ロディー○
乳
モ モ ハ モ グ リ ガ
1,000 倍
○ダーズバン○
水 の散布は収穫 14 日前までとする(中・晩生種
ハ
モ
ダ
モ サ
ニ
ビ ダ
に限る)
。
バロック○
フ
2,000 倍
類
○バロック
フ 、コロマイト○
乳 の散布は収穫7日前までとする。
○
又は
ニ
乳 1 , 0 0 0 倍 ○シンクイムシ類はこの月の防除が重点となるので、晩生種で
コロマイト○
は約 10 日間隔で2∼3回散布する。
除
草
○生理的落果の少ない
ハダニ(カンザワ・ナミ)
コテツ○
フ
場合は修正摘果を実
モ モ サ ビ ダ ニ
⑪
シ ン ク イ ム シ 類
施する。
ハ
マ
キ
ム
2,000 倍
カ
メ
ム
シ
○サビダニは7月上旬及び下旬の防除が大切である。
類 スタークル顆粒○
溶 2,000 倍 ○ ス タ ー ク ル 顆 粒 ○
溶 の散布は収穫7日前までとする。
フ はミカンハダニ、クワオオハダニには効果がない。
○コテツ○
水 1,000 倍
類 ダイアジノン ○
シ
クワコナカイガラムシ若齢幼虫
中 生 種 収 穫 ○梅雨明け4∼5日後
からかん水を始め、
ハ
ダ
ニ
類
水 1,000 倍
収穫 10 日前には中止 ⑫ シ ン ク イ ム シ 類 ア ー デ ン ト ○
カ メ ム シ 類
する。
収穫後散布
晩生種収穫
せ
8中
下
縮
上
○ウメシロカイガラムシの防除のためには枝幹にも十分散布
水 は早め(5月上∼中旬)に使用する。
する。アプロード○
○せん孔細菌病の多い園では、下記のせん孔細菌病防除基準に
従い防除する。
1,000 倍
○いぼ皮病の多い園では5月上旬から7月中旬まで、特に6月
中旬の発生に注意する。
⑧ シ ン ク イ ム シ 類 ノーモルト○
乳 1,000 倍
早生種収穫
下
7中
灰 星 病 、 黒 星 病
ストロビードライ ○
フ 2,000 倍
1果とし生理的落果の
う
ど
ん
こ
病
多い品種は仕上げ摘果 ⑦ モ モ シ ン ク イ ム シ
ク ワ シ ロ カ イ ガ ラ ム シ スプラサイド ○
水 2,000 倍
を遅らせるか多めに着
モモノゴマダラノメイガ
果させる。
袋
下
800 倍
病
水 50 0 倍
灰 星 病 、 黒 星 病 スペ ック ス ○
⑤ ア ブ ラ ム シ 類
水 1,000 倍
シ ン ク イ ム シ 類 ダイアジノン○
果
誘 引 、 ね ん 枝
5中
礼
肥
間
伐
施
用
ん
孔
細
菌
水 5 0 0 倍 ○さび病の発生に注意
病 ビスダイセン○
収穫後散布
クワシロカイガラムシ
⑬ モ モ ハ モ グ リ ガ スプラサイド○
水 2,000 倍
○ウメシロカイガラムシの多い園では9月上旬∼中旬に枝や
モモノゴマダラノメイガ
幹を中心に散布する。
9中
○モモハモグリガは9月下旬∼10 月上旬にも発生するので、多
発園では薬剤散布する。
下
上
ICボルドー412
10 中
せ
基肥施用、中耕
ん
孔
細
菌
上 落
葉
ボルドー液の 4-12 式
期
コ
中
3 0 倍 ○銅剤は葉の硬化した 10 月上旬から発芽前までに使用する。
病 又は
下
11
ス
カ
シ
バ ラビキラー○
乳 2 0 0 倍 ○ラビキラー○
乳 の散布は落葉後とする。
○白紋羽病:植付け前の苗木の浸漬処理としてトップジンM○
水
落 葉 処 分
園 の 清 掃
下
500 倍液に 10 分間の根部浸漬をする。
○いぼ皮病防除
上
・発病の激しい枝はせん定時にできるだけ切り取り、焼却
12 中
カ
⑭ ハ
サ
整枝せん定
イ
ガ
ダ
ビ
ラ ム
ニ
ダ
シ
類 機械油乳剤 95
ニ
する。
・患部のいぼをけずり取る。傷口ゆ合促進のためトップジ
20 倍
ンMペーストを塗布する。
・排水の完備等、土づくりによる樹勢の健全化を図る。
下
◎せん孔細菌病の防除基準
◎農薬適正使用基準
使用時期
4月(開花前)
落弁期以降
5月 10 日頃
5月 20 日頃
5月 30 日頃
6月 10 日頃
6月 20 日頃
6月 30 日頃
9月下旬
10 月上旬
薬
剤 名
薬剤名
雑草生育期
タ ッ チ ダ ウ ン (収穫7日前まで)
ラウンドアップ
雑草生育期
ハ イ ロ ー ド (収穫7日前まで)
ス
タ
液
○
ハ ー ビ ー ○
液
プリグロックスL
50∼100 ㍑
500∼1,000mℓ
50∼100 ㍑
雑草生育期
400∼600mℓ
(収穫7日前まで)
雑草生育期
500∼750mℓ
(収穫 21 日前まで)
雑草生育期
750∼1,000mℓ
(収穫 30 日前まで)
雑草生育期
1,500∼2,000mℓ
(収穫 30 日前まで)
3回以内
100 ㍑
100∼150 ㍑
3回以内
100∼150 ㍑
3回以内
100∼150 ㍑
5回以内
A
備
使用回数
考
農薬名
使
用
時
期
開花前まで
3
ト ッ プ ジ ン M ○
水
機 械 油 乳 剤 9 5
−
発芽前∼開花直前
収穫7日前まで
収穫前日まで
収穫7日前まで
収穫前日まで
収穫 21 日前まで
収穫 14 日前まで
収穫3日前まで
−
5
2
2
2
3
4
3
ト ッ プ ジ ン M ペ ー ス ト 剪定時、病患部削り取り直後
ア ド マ イ ヤ ー
イ
ン
ダ
ー
オ
リ
オ
ン
水
○
乳
○
フ
○
水
○
フ
○
水
○
※備考欄Aは同一成分を含む剤
400∼600mℓ
期
カ ス ミ ン ボ ル ド ー
ア デ ィ オ ン
10a当たり薬量 10a当たり液量 使用回数 備考
時
−
3
6
2
3
4
5
ア ー デ ン ト
ボルドー液 4-12 式
ICボルドー412 の 30 倍
用
−
収穫前日まで
収穫7日前まで
収穫3日前まで
収穫 21 日前まで
収穫前日まで
収穫7日前まで
ア プ ロ ー ド
(収穫後)
使
I C ボ ル ド ー 4 1 2
ホクコーマイシン○
水 1,000 倍(収穫 21 日前)
フ
600 倍(収穫7日前)
デラン○
スペックス○
水
500 倍(収穫 14 日前)
使用時期
サンダーボルト 007
農薬名
カスミンボルドー 500 倍(開花前まで)
◎除草剤使用基準(多年生雑草に対する通常散布)
バ
項
布する。
下
上
事
○夜ガの多発園では防ガ網、防ガ灯等を設置する。
縮 葉 病 、 黒 星 病
芽
意
○機械油乳剤を 12 月に散布できなかった園では今月上旬に散
下
上
J
A
岡
山
JA全農おかやま
岡山農業改良普及センター
平 成 17 年 11 月 16 日
除
上
中
整 枝 せ ん 定
下
○この時期の乾燥に注意
上
する。
中 根 の 活 動 始 め
3中発
成
力
作成日
摘
2
の
農薬の適正使用基準を守り安全・安心な果物を生産しましょう!
(栽培管理日誌を記帳しましょう!)
平成18年度版
月 旬
別 別
も
水
○
コ ロ マ イ ト ○
乳
コ
テ
ツ
フ
○
スタークル顆粒○
溶
ストロビードライ○
フ
ス プ ラ サ イ ド ○
水
ス ペ ッ ク ス ○
水
ス ミ チ オ ン ○
水
6
ラ ビ キ ラ ー ○
乳 落葉後∼発芽前(休眠期) 2
キ ノ ン ド ー
6
石
合ピレ
合ピレ
灰
硫
黄
合
ダ イ ア ジ ノ ン ○
水
ダ
イ
フ
ァ
ー
ダ コ ニ ー ル
IGR
ダ
EBI
デ
ー
ズ
ナ
デ
バ
ポ
ラ
ン
ン
ン
水
○
水
○
フ
○
乳
○
バ
ロ
ッ
ク
フ
○
ビ ス ダ イ セ ン ○
水
ベ ル ク ー ト ○
水
ホクコーマイシン○
水
モ ス ピ ラ ン ○
溶
ロ
デ
ィ
ー
乳
○
ー
モ
ル
ト
同一成分を含むた
ロ
め使用回数に注意
ブ
ラ
ー
ル
※薬剤散布前に農薬のラベルを熟読し、適用作物、散布濃度・時期・回数に十分注意し、使用基準を守りましょう。
肥料、農薬の注文は皆さまのJA岡山へ
水
○
1 0 0 0
ノ
EBI
剤
水
○
発芽前
収穫前日まで
収穫 45 日前まで
収穫前日まで
収穫 14 日前まで
収穫 14 日前まで
収穫7日前まで
使用回数
−
4
3
6
5
3
4
備
考
製造中止
収穫前日まで
6
散布
植付前
苗木の根部浸漬
収穫前日まで
収穫7日前まで
収穫 45 日前まで
収穫前日まで
収穫 21 日前まで
収穫7日前まで
収穫前日まで
1
1
2
2
3
3
3
3
5
収穫前日まで
3
原液塗布
IGR
合ピレ
も
平成18年度版
も
の
作
業
防
除
暦
農薬の適正使用基準を守り安全・安心な果物を生産しましょう!
(栽培管理日誌を記帳しましょう!)
作
協
成
力
作成日
※薬剤散布前に農薬のラベルを熟読し、適用作物、散布濃度・時期・回数に十分注意し、使用基準を守りましょう。
肥料、農薬の注文は皆さまのJA岡山へ
J
A
岡
山
JA全農おかやま
岡山農業改良普及センター
平 成 17 年 11 月 16 日