事業番号 平成25年行政事業レビューシート (経済産業省)

 平成25年行政事業レビューシート
事業番号
0303
(経済産業省)
事業名
極軌道プラットフォーム搭載用資源探査観測システ
ム、次世代合成開口レーダ等の研究開発
担当部局庁
製造産業局
作成責任者
事業開始・
終了(予定)年度
昭和62年度・平成29年度
担当課室
宇宙産業室
室長 武藤 寿彦
会計区分
エネルギー対策特別会計
エネルギー需給勘定
政策・施策名
根拠法令
特別会計に関する法律第85条第2項第2号ハ
特別会計に関する法律施行令第50条第1項第2号
(具体的な
条項も記載)
事業の目的
(目指す姿を簡
潔に。3行程度以
内)
3.資源エネルギー・環境政策
①「新成長戦略」(平成22年6月18日、閣議決定)②「産業構
造ビジョン2010」(平成22年6月3日、産業構造審議会産業
関係する計画、 競争力部会報告書)③エネルギー基本計画(平成22年6月18
通知等
日閣議決定)
④「宇宙基本計画」(平成25年1月25日、宇宙開発戦略本部
決定)
地球観測センサASTER(米国航空宇宙局(NASA)の衛星Terraに搭載)及びPALSAR((独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)の衛星ALOS
(だいち)に搭載)は宇宙から地球表面を観測する機器である。得られたデータを解析することによって石油埋蔵地域を推定することにより、
石油資源の安定的な確保を目指している。本事業では、ASTER及びPALSARの校正(得られるデータの精度評価)等を実施することにより
データの健全性の維持を行い、もって同センサの安定した運用を図る。
打ち上げられた衛星のデータは経年で劣化するものであり、継続して運用するにはデータを補正処理する必要がある。本事業の実施によ
事業概要
りデータの精度を維持し、データの継続性を確保する。具体的には、衛星から定期的に(ASTER、PALSARとも年5回程度)校正用のデータを
(5行程度以内。
取得し、その評価を実施した上で補正データを作成して、毎日得られる画像データに反映する。なお評価の際は、衛星の運用主体である
別添可)
NASA及びJAXAとも意見交換を実施し、その知見を反映する。(なお、PALSARはALOSの運用終了に伴い、平成23年5月に運用終了)
実施方法
□直接実施 ■委託・請負 □補助 □負担 □交付 □貸付 □その他
22年度
予算額・
執行額
(単位:百万円)
予
算
の
状
況
23年度
25年度
26年度要求
100
100
80
68
補正予算
-
-
-
-
-
-
-
-
100
100
80
68
執行額
100
82
80
執行率(%)
100%
82%
100%
繰越し等
計
成果指標
成果目標及び成
成果実績
果実績
(アウトカム) 石油開発企業等が資源探査において、ASTER・PALSAR
データを活用した件数
達成度
活動指標
(1)ASTERを構成する各センサにつき、以下のスペックを
満たす。
→VNIR(観測幅:60km、地上分解能:15m×15m)
活動指標及び活 →SWIR(観測幅:60km、地上分解能:30m×30m)
→TIR (観測幅:60km、地上分解能:90m×90m)
活動実績
動実績
(アウトプット) (2)PALSARにおける各モードにつき、以下のスペックを (当初見
込み)
満たす。
→高分解能モード(観測幅:70km、地上分解能:10m)
→広観測域モード(観測幅:250km~350km、地上分解
能:100m)
→ポラリメトリモード(観測幅:30km、地上分解能:30m)
-
-
単位
22年度
23年度
24年度
目標値
(29年度)
件
34
51
53
50
%
100
100
100
単位
22年度
23年度
24年度
25年度活動見込
打上げ時に
達成済み
(
―
)(
)(
) (
)
衛星センサ(ASTER・PALSAR)の継続的な運用に関わる経費であり、単
単位当たり
コスト
平
成
2
5
・
2
6
年
度
予
算
内
訳
24年度
当初予算
-
算出根拠 位当たりコストを算出することは困難。
費 目
25年度当初予算
26年度要求
人件費
13
-
事業費
52
-
消費税等
3
-
計
68
主な増減理由
事業所管部局による点検
項 目
国
必費
要投
性入
の
事
業
の
効
率
性
評 価
広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。
○
地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。
○
明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と
なっているか。
○
競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○
受益者との負担関係は妥当であるか。
○
単位当たりコストの水準は妥当か。
○
資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。
○
費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。
○
不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載)
-
事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的
有 事 あるいは低コストで実施できているか。
効 業 活動実績は見込みに見合ったものであるか。
性の
整備された施設や成果物は十分に活用されているか。
重
複
排
除
点
検
結
果
類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。
(役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載)
事業番号
類似事業名
所管府省・部局名
評価に関する説明
本事業はエネルギー基本計画が目標に掲げる「2030年
までに石油及び天然ガスの自主開発比率を40%まで引
き上げる」ことに貢献することが目的であり、国が実施す
べき事業である。
事業の開始時に競争入札を行い事業者を選定。プロ
ジェクト管理ではその都度見直しをかけて最適化を図っ
ている。
○
○
本事業により得られたデータは、石油等の資源探査に活
用されている。
○
-
・厳しい予算制約の中で、効率的に事業を実施している。
・第1弾事業仕分けにおいて、研究開発事業への企業負担の導入が求められているところであるが、本事業は民間では事業化の成否の判断が困難で、
民間に委ねた場合は実施されない研究開発であり、企業負担を求めない例外として定めた基準を遵守している。
外部有識者の所見
行政事業レビュー推進チームの所見
所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況
備考
関連する過去のレビューシートの事業番号
平成22年
0394
平成23年
0335
平成24年
0373
※平成24年度実績を記入。執行実績がない新規事業、新規要求事業については現時点で予定やイメージを記入。
経済産業省
80百万円
【公募・委託】
A.(財)宇宙システム開発利用推進
機構
80百万円
(全体のマネジメント、校正方針の決定、衛星運用機関(NASA、JAXA)との交渉等)
【随契・外注】
資金の流れ
(資金の受け取
り先が何を行っ
ているかについ
て補足する)
(単位:百万
円)
【随契・外注】
B.三菱電機(株)
16百万円
C.日本電気(株)
24百万円
(ASTER(SWIR)
データの解析等)
(ASTER(システム・
VNIR)データの解析等)
【随契・外注】
D.富士通(株)
15百万円
(ASTER(TIR)データの
解析等)
【随契・委託】
E.(株)日立製作所
5百万円
(ASTER電源部データの
解析等)
A.(財)宇宙システム開発利用推進機構
費 目
使 途
E.日立製作所
金 額
(百万円)
外注費
三菱電機(株)他
ASTERの運用評価等
55
労務費
研究員費
12
旅費交通費
海外・国内出張費
(NASAとの調整等を含む)
6
委託費
日立製作所(株)
ASTER電源部の運用評価
5
委員会費等
委員手当、交通費、文献購入費
1
間接経費等
一般管理費
1
計
80
費 目
使 途
労務費
ASTER電源部データの解析等に係る人
件費
労務費
間接経費等
費目・使途
(「資金の流れ」に
おいてブロックご
とに最大の金額
が支出されている
者について記載
する。費目と使途
の双方で実情が
分かるように記
載)
諸経費
使 途
ASTER(SWIIR)データの解析に係る人件
費
ASTER(SWIIR)データの解析に係る間接
経費
ASTER(SWIIR)データの解析に係る旅費
等
計
金 額
(百万円)
費 目
直接経費
間接経費等
労務費
ASTER(システム・VNIR)データ解析等に
係る消耗品費等
ASTER(システム・VNIR)データ解析等に
係る間接経費等
ASTER(システム・VNIR)データ解析等に
係る人件費等
計
1
計
労務費
間接経費等
計
ASTER(TIR)データの解析等に係る人件
費
ASTER(TIR)データの解析等に係る間接
経費
0
G.
金 額
(百万円)
費 目
使 途
金 額
(百万円)
21
2
1
24
使 途
金 額
(百万円)
2
計
D.富士通(株)
費 目
使 途
13
16
使 途
5
F.
C.日本電気(株)
費 目
5
計
B.三菱電機(株)
費 目
金 額
(百万円)
0
H.
金 額
(百万円)
費 目
使 途
金 額
(百万円)
12
3
15
計
0
支出先上位10者リスト
A.(財)宇宙システム開発利用推進機構
支 出 先
1
業 務 概 要
支 出 額
(百万円)
(財)宇宙システム開発利用推 全体のマネジメント、校正方針の決定、衛星運用機関(NASA、JAXA)との
進機構
交渉等
入札者数
落札率
80 随意契約
B.三菱電機(株)
支 出 先
1 三菱電機(株)
業 務 概 要
支 出 額
(百万円)
入札者数
落札率
16 随意契約
ASTER(SWIR)データの解析等
C.日本電気(株)
支 出 先
1 日本電気(株)
業 務 概 要
支 出 額
(百万円)
入札者数
落札率
24 随意契約
ASTER(システム・VNIR)データの解析等
D.富士通(株)
支 出 先
1 富士通(株)
業 務 概 要
支 出 額
(百万円)
入札者数
落札率
15 随意契約
ASTER(TIR)データの解析等
E.(株)日立製作所
支 出 先
1 (株)日立製作所
業 務 概 要
ASTER電源部データの解析等
支 出 額
(百万円)
入札者数
5 随意契約
落札率