社会と環境を見つめて - 株式会社 日立産機システム

製缶工場で、真空ポンプ設備を
インバータ台数制御システムにリニューアルし
大幅な省エネ化を実現!
省 エ ネ 実 施 例
真空ポンプ設備が組み込まれた 5
つの製缶ラインで省エネ化を実施。
真空ポンプは、搬送ライン上のア
ルミ缶、スチール缶などを“吸引”
し安定させる役割を果たしていま
す。この真空ポンプのフル稼働状態
に着目した『インバータ化・台数制
御』の導入例とその省エネ効果をご
紹介します。
システムの概要
真空ポンプは従来最大使用能力で
連続運転を行ってきましたが、
■生産設備の稼働に合わせた運転
台数の制御による適正化
■インバータの回転数制御を連動
により省エネ化を図りました。
導入システムの特長
●圧力監視とインバータ出力周波数
を併用した台数制御方式(特許申
請中)
●既設動力盤を流用したシステム
化を実現
●真空圧一定制御による安定した
真空保持
●液晶タッチパネルで運転状況、設
置状況が一目瞭然
タッチパネルから数値を入力する
だけの簡単操作(特許申請中)
●遠隔監視が可能
真空ポンプのインバータ台数制御システム構成図
事務所 【遠隔監視】
①工場の情報がリアルタイムに事務所で収集。
②現場の操作画面がリアルタイムに表示。
③遠隔地でも現場画面を表示。 Excel Access へ
B
6
30
480
30
180
真空ポンプの省エネの考え方
100
90
80
圧 70
力 60
︵
kPa
50
︶ 40
圧力変動分を真空ポンプの台数制
御とインバータ制御により、許容
値の管理精度を上げ省エネを図り
ます。
480kW
インバータ
台数制御盤
所
要
動
力
検出器
Ethernet
パソコン
(PC)
出力(kW) 総動力(kW)
Aラインの動力省エネ効果 手間なく展開。
日報も簡単作成!
インター
ネット
ライン 台数
A
16
工場 真空ポンプ室
出張先
今回省エネ化を実施した
真空ポンプ設備
0:00
1:22
2:44
4:06
5:28
6:50
8:12
9:34
10:56
12:18
13:40
15:02
16:24
17:46
19:08
20:30
21:52
23:14
社会と環境を
見つめて
100kW(21%)低減
380kW
16台運転
現状
12台運転
省エネ後
A ラインの省エネ効果額は
年間777 万6 千円となります
イントラ
ネット
ブラウザで現場を把握
いつでも、
どこからでも
現場の画面が見れる!
遠隔地
動力の省エネ効果 180kW
真空ポンプ 0.4kW∼110kW
所
要
動
力
事務所
ソリューション本部 エンジニアリング部 主任技師 酒井孝寿
お問い
合わせ先 電話●03−4345 −6231 FAX ●03−4345 −6910
E−mail ●[email protected]
73kW
(41%)低減
107kW
6台運転
現状
3台運転
省エネ後
B ラインの省エネ効果額は
年間630 万7 千円となります
本誌に掲載の問い合わせ先電話番号・ FAX 番号にはおかけ間違いのないようお願いいたします。
雑感
実感
秋葉原
あけましておめでと
うございます。
2002 年 4 月 1 日に
株式会社 日立産機シ
ステムとして誕生した
当社は、昨年 11 月 24
第 24 回
日 から 東 京・秋 葉 原
に事務所を移転し、併せて各所に分散して
いた本部機能を集約した。
移転を機に、秋葉原の歴史を調べてみ
ると、江戸時代、現在の秋葉原電気街のあ
たりは下級武士の居住地域であったといわ
れる。
「火事とケンカは江戸の華」
と言われたよう
に当時から火事が多く、1869(明治 2)年の
大火を機会に、明治政府下の東京府は約 3
万 m 2 の火除地を当地に設置し、翌 1870
(明治 3)年に、遠州(現・静岡県)から火除
けの秋葉大権現(あきばだいごんげん)
を勧
請し、鎮火神社としてまつったという。
当初は鎮火原(ちんかばら)
と呼ばれた
が、鎮火神社が秋葉神社(あきばじんじゃ:
現在は台東区に移転)
と改められると、
「秋
葉原(あきばはら・あきばっぱら)
」
と呼ばれ
るようになった。
「あきば」
と略されるのは、
これが語源となっているらしい。
1890(明治 23)年に上野から鉄道が延長
されて、新しく当地に駅が開設されることに
なり、駅名は「秋葉原(あきはばら)
」
と名付
けられ、その名前が一般化し、全国的には
「あきはばら」
という読み方が定着した。
現在、秋葉原は、中央市場跡地や JR 敷
地の再開発、常磐新線の始発駅としての再
[ヴォルテージ21]日立産機システムニュース 第 18 号 2005 年 1 月 1 日発行(隔月発行)
発行 ● 株式会社 日立産機システム 営業統括本部 企画部
〒 101 −022
東京都千代田区神田練塀町 3 番地 AKS ビル 電話 03 −4345 −6313
ホームページ・アドレス= http://www.hitachi − ies.co.jp/
編集発行人 ● 高橋哲男
開発など、街を大きく変容させるビックプロ
ジェクトがめじろ押しである。世界的な産業
創造マーケットの中核拠点を目指した IT 産
業拠点としての都市づくりが進められている。
21 世紀の電脳都市として生まれ変わる秋
葉原とともに、当社では今回の本社移転を
機に、お客様各位の
ご要望、ご期待にお
こたえできるよう一層
努力していく方針だ。
関東支社 支社長
水垣孝治
建設業法における株式会社 日立産機システムが有する許可
○平成12年7月19日 国土交通大臣許可(般−12)第004603号
管工事業、機械器具設置工事業、電気通信工事業、消防施設工事業
○平成12年7月19日 国土交通大臣許可(特−12)第004603号
電気工事業