Unisys ClearPath CS4200D Series CS4280D Server - 日本ユニシス

Unisys
ClearPath CS4200D Series
CS4280D Server
R
OS2200 Meets
Intel Processors
R
C S 428 0 Dは、日本ユニシスの次世代サーバ・アーキテクチャに基づき開発された
OS2200のミッションクリティカルアプリケーションをインテル®プロセッサ上で完全互換
で稼働させることができる新しい発想のサーバです。移行時もコンパイルなどの面倒な
作業は一切不要。OS2200の貴重なアプリケーション資産・データ資産をそのまま活かし
ながら、非常に優れた信頼性・安全性・性能、更には変化への俊敏な対応力を手に入れる
ことができます。
OS2200のミッションクリティカルアプリケーションをインテル®プロセッサでそのまま稼働。
セキュアJava、Web連携エンジンを標準搭載した次世代型サ ーバ、ミドルレンジモデルCS4280D登場
従来機と完全互換のミドルレンジモデルを提供
外部連携専用エンジン
基幹データベースからのデータ抽出
CS4280Dはシステム当たり、最大2パーティションに対応します。
外部連携専用エンジンとして、Web/モバイル連携専用のClearPath
また1パーティション毎にインテルプロセッサ・システムの専用ファーム
Portalと、セキュアなJava(J2EE)環境を搭載するJavaプロセッサ
ウェア上に従来のCMOS機と完全互換のOS2200 IPをハードウェア
を提供します。
増設なしに最大10個まで拡張可能です。
●ClearPath Portal:Web/モバイル連携、モダナイゼーション ●CS4280Dは従来のCMOS機のIPと完全互換を実現、更にシングル
●基幹データベースからのデータ抽出
GUIベースのRADツールDataExtractor/IXによりDMS1100上
の基幹系データをタイムリー且つ、効率的にRDBMS(ORACLE、
Microsoft SQL Server)に抽出することができます。
既存システムのモダナイゼーションを支援するWeb連携専用エンジン
・DataExtractor/IX:DMSデータを抽出
スレッド性能もCMOSミドルレンジモデルであるCS340Dと同等
です。従来の専用端末からしかアクセスできなかったOS2200アプリ
・DataExtractor/IX(ファイル抽出)
:各種COBOLファイル(*)を簡単に抽出
性能を達成し、お客様の既存資産を再コンパイルなしにストレスなく
ケーションを、ノンプログラミングでWebブラウザ、モバイル端末、
(*)シンボリック・エレメント、SDFファイル、順編成ファイル、MSAMファイル
移行・稼働させることができます。
スマートフォン、Webサービスと連携可能にします。
●CS4280Dでの性能モデルは1システム当たり最小50 IPC注1)から、
最大2300 IPC 注1)まで45倍以上の拡張性を持ちます。また、IP性能
増強単位は10/20 IPC 注1)ときめ細かい単位で上位モデルを設定
しており、キャパシティ・オン・デマンド機能との組合せで柔軟なシス
CS4280Dの特長
CS4280Dは、インテルプロセッサによるOS2200アプリケーション
の稼 働を実現する次世代サーバ・アーキテクチャを採用した最新
モデルです。CMOSベースサーバとの間で、OS2200アプリケーション
のコードおよびデータの互換性がファームウェアレベルで完全保証
されています。そのため、お客様はアプリケーションの再コンパイル
や再リンクを行うことなく、速やかに移行することが可能です。
CS4280DはCS4180Dの後継機種であり、CS4180Dに比べ、
単体性能は30%向上、単一OS2200環境下のシステム性能は約40%
向上しています。
テムを構成できます。
CS4200Dシリーズでは、OS2200の機能を拡張する外部連携専用
エンジンサーバ群を、米国ユニシスが開発したサーバ仮想化技術である
s-Par™を用いて1つのインテルサーバ上に統合しました。これにより、
複数サーバハードウェアの導入の手間や個別のメンテナンスに伴う
複雑さを無くし、管理コストを削減することが可能になりました。
新しいI/Oサブシステムの採用
CMOSプロセッサ搭載大型システムと同じI/Oサブシステムである
PCIOP-Mを採用しました。このことによりCS4100Dシリーズから更に
I/Oパフォーマンス、I/O堅牢性が向上しました。
外部連携専用エンジン2種の標準提供
日本ユニシスは既存アプリケーションを活かしつつ、最新テクノロジ
OS2200
アプリケーション
画面モダナイゼーション
ノンプログラミング
開発
ソース
取込
注1)IPC(Instruction Processing Capacity)
:IP性能を表わす日本ユニシスの独自性能単位です。
●単一システム・単一パーティションでの稼働に必要な各種ストレージ
ClearPath
Portal
他システム連携
バックアップとリカバリ
OS2200は万一のシステム障害時に、基幹データをバックアップ、且つ
ます。更に基幹システムの絶対的な要件である無停止、冗長性を追求、
そのための高可用性ソリューションを利用することも可能です。
ネットワーク化が高度に進展した情報システム上に蓄積された膨大な
基幹データ群(企業の極秘データ、個人情報など)に対する厳重な保管
保全対策が強く求められています。近年増加しつつあるインターネット
経由の各種不正アクセスなどに対しては、OS2200は標準機能として
提供するシステム・アクセス制御に加えて長年に亘って培われたメイン
フレームのセキュリティ技術をベースとして各種ソリューションを提供し、
情報漏洩に対する防止策を強力に支援します。
●セキュリティ・オプション
※Javaプロセッサご使用に際しては追加でライセンスをご購入いただく必要があります。
Service
Provider
SQL Server
ファイル抽出
Windows
サーバ
ORACLE
キャパシティ・オン・デマンド(COD)
24時間365日対応の高可用性を求められるCS4280D/OS2200
システムでは、堅固なセキュリティ、トランザクション処理能力、
高信頼性、優れた統合リカバリ機能の下で、OS2200Java(JVM)
機能、オープン・ソースの代表的なJ2EEアプリケーション・サーバ
であるJBoss®Application ServerがJavaプロセッサで提供
されます。
また、Java™アプリケーションはRA(Resource Adaptor)を利用
することで2200上のデータベース管理システムであるUDS RDMS
1100とUDS DMS1100のデータにアクセスすることができるので、
CS4280D上で稼働する安全、且つ安定したJava/JBoss環境経由
で既存2200資産を外部システムと連携させることができます。
キャパシティ・オン・デマンド機能はOS2200オペレーティング・システム
が提供する動的 IP(Instruction Processor)性能制御機能です。
予め実装されたOS2200IPの潜在的な処理性能を必要に応じて動的
に再配分、あるいは追加できます。
●Performance Redistribution(PR)
CS4280Dシステム上に複数パーティションが稼働する場合、該当
するパーティション間で動的に性能を移動させる機能です。これにより
繁忙期などの期間限定的な処理量増加に対して、追加の性能契約
することなく他のパーティションのIP性能を一時的に利用することが
できます。
●Temporary Workload(TW)
一時的なIP性能の増強が必要な場合に有効な機能です。
●Emergency Recovery(ER)
複数システムで運用環境を構成する場合に有効な機能です。障害
します。セキュリティ・オプションを追加することでより厳密なファイル・
発生時に、障害発生システムとは異なるシステムで障害システムの
CS4280D
アクセス管理が可能になります。
IP性能をバックアップします。
Javaプロセッサ
●OS2200上のデータの暗号化:CIPHIS
Sevlet
CIPHISはDES、3DESそしてAESに対応する暗号化アルゴリズムに
EJB
基づき、OS2200上のデータにアクセスするための暗号化ユーティリ
JSP
外部
クライアント
RDMS
RA
DMS
RA
UDS
RDMS
TIP
RA
JBoss2200
JVM2200
OS2200
OS2200セキュリティ環境に統合されたSecure Java環境
(*) 2013年6月提供開始予定です。
●Disaster Recovery(DR)
複数システムで運用環境を構成する場合に有効な機能です。復旧に
長期間を必要とする災害(地震、台風、洪水、火災、テロなど)時に、
障害発生システムとは異なるシステムで障害システムのIP性能を
UDS
DMS
OS2200セキュリティ
モダナイゼーションのための強力なツールです。CS4280Dにおいても、
2種(ClearPath Portal, Javaプロセッサ)を標準機能としてバンドル
Service
Consumer
●Javaプロセッサ:セキュアなOS2200 Java J2EE環境
ClearPathサーバ専用として提供される外部連携専用エンジンは
提供します。
Service
Consumer
Enterprise Service Bus
を取り入れ る“ モ ダナイゼーション ” 実 践 を支 援していきます。
CS4100Dシリーズではオプション提供であった外部連携専用エンジン
Service
Provider
OS2200の基本セキュリティ機能を更に強化する拡張機能を提供
ティです。
DMSデ-タ抽出
既存
基幹DB群
Webサービス連携
Recovery Utility)を基本ソフトウェア群のひとつとして標準提供し
既存
基幹DB群
DataExtractor/IX
容量64GBを基本構成で設定しています。
リカバリするための統合的なソリューションとしてIRU(Integrated
Windows
サーバ
CS4280D
CS4280D
機器用チャネルとネットワークの冗長化、メモリのミラー構成最大
セキュリティ
OS2200の機能を拡張するサーバ群を仮想化技術で統合
スマートフォン連携
バックアップします。
■CS4280Dのシステム仕様
CS4280D
稼動パーティション数
備考
1~2
1パーティション当たりSPMセルおよびBSMセルが各1台必要
キャパシティオンデマンド(COD)
標準機能
Performance Redistribution
動的IP能力配分機能、2パーティション構成時に使用可
Temporary Workload
オプション
一時的IP能力増強機能
Emergency Recovery
オプション
一時的IP能力増強機能(障害時)
Disaster Recovery
オプション
一時的IP能力増強機能(災害時)
1パーティション当たりの仕様
SPM 注1)セル
SPMセル
最小構成
最大構成
増設単位
1
1
-
Intel ® Xeon®プロセッサ E5-2690(2.9GHz)
8コア プロセッサ×2
プロセッサ
Operating System
OS2200用IPはインテル® プロセッサ上で稼動
OS2200
OS2200 IP(IP:Instruction Processor)稼動数
OS2200 IP実装数
メモリ(GB)
IE(Image Enabler)
GB Ethernet(4 I/F)
BSM 注3)セル
BSMセル
1
10
-
10
10
-
128
128
-
50 IPC注2)
2300 IPC注2)
10/20 IPC注2)
3
6
1
最小構成
最大構成
増設単位
1
1
-
ミラー構成128GB、ユーザ利用可能領域64GB
PCI ExpressスロットおよびSPMセル上にオンボードで搭載
Intel ® Xeon® プロセッサ E5-2680(2.7GHz)
8コア プロセッサ×2
プロセッサ
Windows® 2008 R2 EE SP1/
SUSE® Linux Enterprise Server 11 SP1
Operating System注4)
メモリ(GB)
96
96
-
PCI Expressスロット
7
7
-
GB Ethernet(4 I/F)
5
5
-
外部連携専用エンジン - ClearPath Portal
0
1
1
外部連携専用エンジン - Javaプロセッサ
I/O Manager : PCI Expressスロットへ接続
0
2
1
最小構成
最大構成
増設単位
1
I/O Manager
1
2
SIOP注5)
2
4
2
最小構成
最大構成
増設単位
8Gb Fibre(2 I/F)
2
24※
1
4Gb Fibre(2 I/F)
0
24※
1
HBA:SIOPへ接続
ミラー構成96GB、ユーザ利用可能領域48GB
PCI ExpressスロットおよびBSMセル上にオンボードで搭載
※8Gb Fibre、4Gb Fibreの合計で最大24
システム・キャビネット
Auxiliary・キャビネット
エネルギー消費効率注6)(2012年度基準W/GTOPS)
最小構成
最大構成
1
1
-
最小構成
最大構成
増設単位
1
0
1
区分
効率
L
2.1
増設単位
注1)SPM(SAIL Processing Module):OS2200 IPが稼働するインテルベース・サーバモジュール
注2)IPC(Instruction Processing Capacity):IP性能を表す日本ユニシスの独自性能指標
注3)BSM(Bundlued Specialty engine Module):外部連携専用エンジンが稼働するインテルベース・サーバモジュール
注4)Operating Systemは米国ユニシス社が開発した仮想化技術s-Par™上でBSMをソフトウェア分割して稼動
注5)SIOP(Storage Input/Output Processor):ストレージ機器接続のための入出力プロセッサ
注6)省エネ法で定める測定方法により測定された消費電力を省エネ法で定める複合理論性能で除したもの
CS4280D Server
正面
安全に関するご注意
背面
●正しく安全にお使いいただくため、
ご利用の前に必ず
「取扱い説明書」
をよくお読みください。
※ClearPathおよびs-Parは、米ユニシス・コーポレーションの登録商標です。※Intel、インテルおよびXeonは、Intel Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。※Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
※SUSEは、米国Novell, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。※JBossは、米国Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※Javaは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。※その他記載されている製品名、会社名等は各社の登録商標または商標です。
日本ユニシス株式会社
● お問い合わせ先
本社 東京都江東区豊洲1-1-1 〒135-8560
電話03-5546 - 4 111
( 大代表)
http: // www.unisys.co.jp /
Copyright ©2013 Nihon Unisys, Ltd. All rights reserved.
本リーフレットに掲載されている文章、写真、
イラスト、画像およびこれらを組み合わせた編集物は著作権法による保護を受けており、
これらの著作権は、
日本ユニシス株式会社に帰属するほか、第三者の著作によるものである場合は当該第三者に帰属しています。
改良のため予告なしに性能・仕様を変更することがあります。
また商品の色は印刷の都合により多少異なることがあります。
090001075-0 セ1305