Coyote Point Systems Equalizer 機能ガイド

Coyote Point Systems Equalizer
E350GX 機能ガイド
さくらインターネット株式会社
1
ネットワーク構成
Client
シングルネットワーク構成でのご提供となります。
インターネット
10.0.0.1/24
Real IP:
10.0.0.2/24
Cluster IP: 10.0.0.100/24
Server IP:
10.0.0.3/24
10.0.0.4/24
10.0.0.5/24
…
Default GW: 10.0.0.2/24
Coyote E350GX
Cluster Servers
Equalizerとクラスタサーバは同一サブネットとなります。
クラスタサーバのデフォルトゲートウェイはEqualizerの実IPアドレスとなります。
※DSR構成の場合は除きます。
※上記構成のIPアドレスはサンプルです。
2
Direct Server Return (DSR)
Client
サーバからのトラフィックはE350GXに経
由せず、直接ゲートウェイに返答します。
インターネット
大容量配信などのソリューションとしてご
利用いただけます。
Layer4 TCP(UDP) のみご利用できます。
Coyote E350GX
Cluster Servers
Input traffic
Output traffic
3
負荷分散アルゴリズム
7つの分散方式がご利用いただけます:
Client
Round Robin
ラウンドロビン
Static Weight
静的な重み付けラウンドロビン
インターネット
Least Connection
最小コネクション
Fastest Response
最小レスポンス
Adaptive
Least ConnectionとFastest Responseの組み合わせ
Custom
Least ConnectionとFastest Responseの比率をカスタマイズ
Coyote E350GX
Server Agent
サーバエージェント、もしくはVLBでの負荷分散
Cluster Servers
4
サーバメンテナンス時の切り離し
Client
チェックを入れ
有効にします
インターネット
Coyote E350GX
既存のActiveなセッションはその
まま保持します。新規のセッショ
ンは受け付けません。
Cluster Servers
状態を確認します
5
バックアップサーバの設定
Client
チェックを入れ
有効にします
インターネット
Coyote E350GX
HotSpare以外のサーバが全てダ
ウンした場合、HotSpareのサー
バが有効になります。
Cluster Servers
状態を確認します
6
クライアントIPによるセッション維持(L4)
Client
TCP リクエスト
再TCP リクエスト
インターネット
アクセスがあった送信元IP はSticky レコードに
記録され、時間設定以内に再度通信が行なわ
れた場合は同じサーバに対して振り分けが行
なわれます。
Coyote E350GX
Cluster Servers
7
Cookieによるセッション維持(L7)
Client
HTTP リクエスト
再HTTP リクエスト
+
Equalizer Cookie
インターネット
L7/HTTP・HTTPS クラスタでは、セッション維持方法と
してcookie を付与します。 初回のリクエストでEqualizer
が付与したcookie を次回リクエストのHTTP ヘッダに埋
め込んで通信が行なわれるため、Equalizer はcookie 情
報を確認し同じサーバへ振り分けることが実現できます。
Coyote E350GX
Cluster Servers
8
HA(高可用性)構成
Client
シングルネットワーク構成でのご提供となります。
インターネット
10.0.0.1/24
Failover IP : 10.0.0.4/24
Server IP:
10.0.0.11/24
10.0.0.12/24
10.0.0.13/24
…
Default GW: 10.0.0.4/24
HA
Coyote E350GX(Primary)
Real IP:
10.0.0.2/24
Cluster IP: 10.0.0.100/24
Coyote E350GX(Backup)
Real IP:
10.0.0.3/24
Cluster IP: 10.0.0.100/24
Cluster Servers
Equalizerとクラスタサーバは同一サブネットとなります。
クラスタサーバのデフォルトゲートウェイはEqualizerのFailover IPアドレスとなります。
※DSR構成の場合は除きます。
普段はPrimary側を利用しますが、故障になるとき、自動的にBackup側が動作します。
同時に管理者へ障害通知メールを送信します。
※上記構成のIPアドレスはサンプルです。
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