125 号 《 目 次 》 ・ごあいさつ・役員体制 … 1 第 125 号 2014 年 7 月発行 一般社団法人 全日本犬訓練士連合協会 ・ソフトボール大会 … 2 ・競技会報告 … 3 ~ 4 ・その他活動報告 … 5 ・ボウリング大会 … 6 ・セミナー案内・訪問報告 … 7 ・コラム・編集後記 … 8 ごあいさつ 当協会は、日本訓練士団体連合会の歴史を引き継ぎ、平成 25 年 5 月 31 日に、一般社団法人 として設立登記し、現在その会員数は 200 名を超えております。 このたび、設立時代表理事であった羽鳥政男氏が体調を理由に辞任され、理事会決議により、 不肖ながら小生が代表理事をお受けすることとなりました。甚だ微力ではございますが、犬訓 練士の発展と当協会の充実のために、努力する所存です。 さて、設立から 1 年、毎月のように理事会を開催し、様々なことを話し合ってきましたが、 会員の皆様方にはなかなかその内容をお伝えしきれずに今日に至りますこと、この場を借りて お詫び申し上げます。 本紙面にて、当協会の活動をご報告するとともに、ホームページ、フェイスブック、ブログ 等を活用し、皆様方にタイムリーな情報提供を心掛ける所存でございますので、今後とも一層 のご指導を賜りたくお願い申し上げます。 一般社団法人 全日本犬訓練士連合協会 代表理事 役員体制 代表理事 理事 監事 進藤 誠 (平成 26 年 6 月末日現在 50 音順敬称略) 進藤 誠 小野寺 栄 清水 義教 谷口 和彦 名倉 克己 岸 建旨 杉浦 基之 古屋 龍人 佐藤 須山 吉住 政信 光央 憲広 監事の名倉氏につきましては、外部 から招へいしております。 今後も、必要に応じて、訓練士以外 の様々な分野の方にご協力、アドバ * イスをいただく予定です。 1 125 号 2013 年 ソフトボール大会 埼玉、千葉、多摩川、連盟、神奈川、城北の各 訓練士会からメンバーが集まり、平成 25 年 7 月 26 日(金)、法人化して初めてのソフトボール大 会が『秋ヶ瀬公園野球場』にて開催されました。 毎月の定例会で意思疎通ができているからでしょうか、 埼玉訓練士会が、ソフトボール、大縄跳び共に優勝です。 記念 T シャツ 皆さん持ち込みで、バーベキューも楽みました。 焼き方も、それぞれ性格?がでています…。 ソフトボールに参加されない面々 2014 年ソフトボール大会 は、7 月 25 日(金)に、 2013 年同様、秋ヶ瀬公園 野球グラウンドで開催予 定です。 2 125 号 2013 年度 競技会報告(1) 第 25 回多摩川訓練士会 AG 競技大会 オールジャパン 2013 訓練競技会 10 月 20 日 秋ヶ瀬公園三ツ池グラウンド 11 月 4 日 金沢市健民海浜公園 (訓練競技 85 頭 AG182 頭) (訓練競技 74 頭) 第 1 回訓連アジリティ競技大会 第 49 回埼玉訓練競技大会 2013 年 12 月 8、9 日 春日部庄和大凧あげまつり会場 2013 年 12 月 8 日 春日部庄和大凧あげまつり会場 (AG59 頭 セミナー26 名) (訓練競技 193 頭) 3 125 号 2013 年度 競技会報告(2) 第 1 回全日本訓練士連盟訓練競技会 2014 年 2 月 2 日 第 28 回神奈川訓練士会訓練競技会 秋ヶ瀬公園三ツ池グラウンド 2014 年 3 月 16 日 横須賀ソレイユの丘 (訓練競技 208 頭) (訓練競技 80 頭、AG73 頭) 第 34 回千葉県訓練競技会(大優勝杯) 一 言 コ メ ン ト 2014 年 3 月 21 日 野田市スポーツ公園 【城北】2013 年は、設立前の 5 月に訓練競技を行って (訓練競技 159 頭) おり、202 頭の出陳でした。本年は桜の綺麗な 4 月に既に開催されています。 【多摩川】そぼ降る雨の中の競技会でした。 【北陸】本年 5 月に春季競技会もされています。成績 表はフェイスブックに掲載中です。 【埼玉】同日同会場にて、当協会の AG 競技会があり、 大変だったと思われます。 【訓連】当協会初めての競技会は、ハンガリーから審 査員を招聘しての AG 競技会&セミナーでした。 【連盟】一瀬武志氏の追悼訓練競技会でした。 【神奈川】大雪警報がでたため、日にちを変更しての 開催でした。 【千葉】テントも飛ばされそうなほどの強い風の中で の競技会でした。 ❤ 成績表は、紙面の都合上、今回はご容赦のほど。 4 125 号 「交番の日」 その他活動報告(1) 11 月 27 日は、「交番の日」。 鎌倉警察署で嘱託警察犬の訓練をお見せした会員から、お写真をお借りしました。 署長のご挨拶と園児たち 緑のテントの中に不審者? 臭気選別中 日々、私たちの生活の中で、嘱託警察犬は頑張っています。 安心・安全フェア いとう その他活動報告(2) 12 月 15 日、静岡県伊東市で行われた「安全・安心フェア」に当協会として初参加 説明ブース、実演、 「ふれあいの場」と大忙し 会員の皆さんの活動を、ホームページ等に無料掲載いたしますので、是非ご連絡ください。 5 125 号 2013 年 ボウリング大会 2013 年 12 月 4 日。浦和スプリングレーンズにおいて、 ボウリング大会が開催されました。 さまざまなシーンで活躍している訓練士の情報交換の 場でもあり、懇親の場でもあり、団結の場でもあり、 そして、勝負の時でもあります。 当日は、埼玉訓練士会さんが、すべての準備をしてくださいました。 優勝 チーム神奈川! ボウリング大会の後は、さらなる懇親の場へ… つまり…、年忘れの会を盛大に行いました。 6 125 号 2014 年 8 月 4 日 セミナーのご案内 いぬ 全日本犬 訓練士連合協会 セミナー開催のご案内 左記のとおり、8 月 4 日(月) 昨今、我々犬訓練士が犬を訓練(管理)するにあたり、法律上の諸問題点や、 様々な制約等が出てきております。 今回、当協会の顧問弁護士である浅野明子先生をお招きし、犬訓練士の 方々へのセミナーを開催する事となりました。 当日は、質疑応答時間もございますので、是非、皆様、ご参加いただけ ますようお願い申し上げます。 海老名商工会議所において、当協会 の顧問弁護士でいらっしゃる浅野 明子先生を講師に招き、セミナーを 開催いたします。 是非、ご参加ください。 テ ー マ 『犬訓練士の法的役割』 講 師 弁護士 浅野 明子 先生 (髙木國雄法律事務所) 開催日及時間 当日、浅野先生の著書のご紹介もい たします。 平成 26 年 8 月 4 日(月) 18 時より 19 時 30 分 (受付開始 17 時 45 分) 会 場 海老名商工会議所 神奈川県海老名市上郷 485-2 参加費用 会員の方:3,000円 申込方法 事前申込制です。 申込締切日 平成 26 年 7 月 31 日(木) TEL:046-231-5865 その他の方:5,000円 メールまたは電話にてお申込み下さい。 当日は、撮影、録音不可となります。 訪 問 報 告 環境省 訪問の件 藤井 多嘉史 先生 訪問の件 2014 年 6 月 16 日代表理事 進藤誠氏と理事 須山光央氏 過日、新任の挨拶も含め、代表理事 進藤誠氏 が、『訓連』の礎を築かれた藤井多嘉史先生を 環境省は、訓練士が生業とする動物取扱業(訓練業を 訪問しました。 含む)を管轄している省になります。 3 時間にわたり、『訓連』の歴史、犬界の歴史、 こちらからは、我々訓練士の存在を理解いただくため そして、当協会の運営のヒントとなることな の説明をしました。 ど、多岐にわたりご教授いただきました。藤井 環境省からは、「条例」然りで、自治体に任せている 先生からは、「今後も出来うる限りの協力は惜 が、弁護士の浅野氏と共に環境省を訪問しました。 部分も多大に有ることから、各自治体とも接触・調整 しまない」との心強いお言葉を頂戴しました。 することも必要ではないかとのアドバイスをいただき ました。 7 125 号 訓連・今昔ものがたり このコラムでは、過去の『訓連』に掲載された文面から、皆様方に、先輩からの”過去からの贈り物”として、 お届けいたします。今回は、1981 年 4 月発行第 20 号から、一瀬欽哉先生の言葉を抜粋掲載いたします。 「わが国の犬は、飼い主のいうことをきかない」。これは、一に訓練士側の責任です。 犬の訓練は、飼い主のためにするのだといっても過言ではありません。 訓練士には、訓練が終わった時点で、飼い主に訓練の引き継ぎをする義務があるのです。 よく世間で、飼い主に訓練を教えることは、訓練士のメシの食い上げになるのだといって、飼い 主に訓練的な面から遠ざける訓練士がいますが、言語道断なことです。そんなことをしていると、 それこそメシの食い上げになってしまいます。 飼い主が訓練を知ったならば、訓練をさらに上に進めようとするものです。このようになっては じめて、訓練界の繁栄があるのです。 - 中 略 - われわれ訓練士が、今日もっとも反省し実行しなければならないことは、訓練を日常生活に密着 させるように努めることです。 欧米の犬が、よくしつけられ、その人の生活に足手まといにならない怜悧な行動は、一に人と犬 との生活が密着し、あふれる愛情のなかに厳しいしつけを行っているからです。 われわれの場合は、生活様式からして人と犬が居を共にすることができない状況にあるだけに、 彼等よりはるかに努力しなければならないことは当然のことです。 われわれは訓練のプロです。プロとしてベストを尽くさねばなりません。 ~『訓連 20 号 藤井邦蔵氏の記事に一言』より~ 一瀬欽哉先生の「プロフェッショナルとしての一徹さ」を感じ、今回、掲載させていただきました。 ~編集後記~ 『訓練』の初版が発行されたのは 1967 年 11 月。当時は、東日本訓練士団体連合 会という名称で、会報誌の名前も『東連』でした。 1979 年になり、会報誌の名前は現在の『訓連』となり、その題字は杉浦哲氏による ものとのことです。(題字は当協会も使用させていただきたいと思います) 今回、 『訓連』の編集・発行できますのは、ひとえに、藤井多嘉史先生が、快く、過 去の『訓連』バックナンバーをお貸しくださったからです。一冊一冊、読み進めてい くと、単に懇親会の団体ではない、崇高な目的をもった団体であることが、はっきり と理解できます。団体組織とした理由は、犬訓練士のあらゆる意味での”向上”を目 的としており、そのための手段として、この会報が作られたように感じられました。 藤井先生、心より御礼申し上げます。 今回の会報がこのような出来なのは、私の力不足と、お許しください。 (事務局) 8
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