沖縄カトリック中学高等学校進路通信 VOL.1 2012 年 4 月 6 日（金）発行発行元：進路指導部当然ですが、継続することは「意志を持ち続けること」です。継続することは自信にもつながります。６年間毎日学習し続けたノートを積み上げた時をイメージしてみてください。例えば、学年に応じて１年生で１ページ∼６年生で６ページ（これでは足りないと思いますが）学習し続けたとします。１冊のノートが３０ページだと何冊になるでしょうか。（１＋２＋３＋４＋５＋６）×３６５÷３０＝２５５［冊］受験前に２５５冊のノートを見て下さい。これが毎日の積み重ね（１日も欠かさない、欠けた時はすぐ補う）であれば、こんな素晴らしいことはありません。もちろん、目標を持って、意識をして取り組むことが前提となります。部活の練習などでも同じです。どんどん可能性を広げていって下さい。［追記］よく「ファイルアッププラン」と勘違いする人がいますが、「パイルアッププラン」なので注意しましょう。新入生のみなさん、入学おめでとうございます。在校生のみなさん、進級おめでとうございます。それぞれが目標に向かって歩み続ける１年にしてもらいたいと思います。さて、昨年度まで「進路通信」としていたタイトルを、「PUP ニュース」というように変えました。そこで、「PUP」について、確認をしておきます。「PUP」については２年生以上なら知っていることと思いますが、「Pile Up Plan」の略称です。「Pile Up」とは、「積み上げる」の意味です。「Pile Up Plan」は中学１年生から将来のことを見据えて人生設計を模索・構築しながらも高校卒業時には人生の設計図を作り上げることで、自信を持って進める進路を実現するといった本校独自の進路教育プランの総称です。今後さまざまな取り組みが行われますが、それは「積み上げられていくもの」であり、「繋がっている」のだという意識を持って臨んでいくことが大切です。これを意識する機会をできるだけ多くしてもらいたいということで、タイトルを「PUP News」としました。学年別に行うことは、大まかに以下の通りとなります。中１∼中２…「自己の長期スパン（３０年後・２０年後・１０年後）の将来像」と「職業観」を学ぶ。中３∼高１…「自己の短期スパン（７年後・５年後・３年後）の将来像」と「学部学科・資格研究」を学ぶ。高２…「受験科目の選定」と「受験校選定」の時期とし、希望進路先を明確なものとしていく。高３…明確な進路希望先を確定し、自己完成を目指す。目標とするポイントは長期的なものから短期的なものへと変わっていきます。この時見失ってはいけないのは、今自分がどこに向かって歩みを進めているのかを忘れないことです。高２の段階であっても、３０年後自分がどうしているのか、という視点を常に心に留めておくことです。「進路」と聞くと、いわゆる教科・科目の勉強だけを考えてしまいがちですが、そういうことではありません。「進路」とは、自分の描く夢のために、夢が見つからないというならば、可能性を広げるために、進むべき道のことです。新入生のみなさんには、学校行事、委員会活動、部活動、学級での役割から校外の活動を含めて、常に全力でぶつかってくれることを願っています。上級生はその模範となれるよう、リードしてください。そして大切なことは「継続すること」です。学習・練習を続ければ力がつくのは最後に、今年１年進路関係で皆さんをフォローする進路指導部の先生方からのメッセージを紹介します。よろしくお願いします。佐野聡史先生…中学生は中学生の、高校生は高校生のやるべきことを成して、満足のいく学校生活が送れるようになりましょう。「やる気になれば何でもできる！」頑張りましょう。本村直樹先生…今年も声量ＭＡＸで頑張りますのでお願いします。進路で一番大切なことは、「常にアンテナを張ること」だと思います。情報収集を常に心掛けて下さい。世の中で行っていること、友達のこと、家族のこと、好奇心旺盛な人が成功をおさめていますよ！ウィンフィールド・ハリー先生 …The challenge of this year will make us stronger. Use your mind as well as your body. Stay healthy mentally and physically and let’s achieve success together. 石垣真秀先生…「あなたは何ですか？」と問われている自分を想像してみて下さい。あなたはどれだけ答えられますか？真剣に数えてみて下さい。それがあなたの今の在り様です。「あなたは何でありたいですか？」と問われている自分を想像してみて下さい。それはたぶんあなたの理想です。人は、そうして考えながら成長していきます。成長しながらあなたの理想に近づきましょう。きっとすてきな人生になりますよ。枝松ひとみ先生…教養は奪われない。裏切らない。一緒に頑張ろう。竹田充先生…人は、すべての出来事から学ぶことができます。すべての人から学ぶことができます。それが自らの成長に繋がります。やるしかありません。