障害福祉サービス事業及び移動支援事業 に係わる事業所連絡会 平成25年度 大田区障害福祉課 目次 【障害福祉サービス事業 認定・給付担当から】 1. 2. 3. 4. 5. 制度改正について(平成25年4月) 今後の制度改正(平成26年4月) 計画相談支援の充実 請求事務に関する留意点 その他(研修事業、ホームページ ) 2 1 制度改正(平成25年4月1日施行) 1 題名変更 「障害者自立支援法」を「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に 支援するための法律(障害者総合支援法)」とする。 2 難病等対象者の追加 「制度の谷間」を埋めるべく、障害者の範囲に難病等を加える。 3 地域生活支援事業の追加 市町村が実施する必須事業が追加 3 1 制度改正(概要) 4 1 制度改正 (難病等対象者の範囲) 5 ◀ 区ホームページ (難病等対象者について) 6 1 制度改正(難病等対象者 対象疾患一覧) 7 1 制度改正(地域生活支援事業の追加) 8 1 制度改正(事業所への影響) 訪問系サービス事業所(者)には以下のような影響が想定されます。 ・定款の変更 定款の目的・事業に「障害者自立支援法に基づく~」などの表記 →「障害者総合支援法に基づく~」という表記に ※変更については一定の猶予が認められます。 詳細は平成24年12月21日付 厚生労働省社会・援護局 「障害者自立支援法の改正に係る法人の定款変更の取扱いについて」 及び別紙「定款変更に係る一定の猶予が認められる場合」をご確認ください。 ・指定申請に係る変更(主たる対象者について) 申請に係る運営規定や付表1(記載事項)の「主たる対象者」欄に 「難病等対象者」が追加 主たる対象者 居宅介護 特定無し ・ 身体障害者 ・ 知的障害者 ・ 障害児 ・ 精神障害者 ・ 難病等対象者 重度訪問介護 特定無し ・ 加算対象者以外 同行援護 特定無し ・ 身体障害者 ・ 障害児 行動援護 特定無し ・ 知的障害者 ・ 障害児 ・ 精神障害者 →既存の指定事業所は難病等対象者を指定(追加)する 場合は「変更届」で対応。 ◀ 例 付表1の「主たる対象者」 9 2 今後の制度改正(平成26年度~) 1. 2. 3. 4. 5. 障害程度区分→障害支援区分に 重度訪問介護の対象拡大 共同生活介護の共同生活援助への一元化 地域移行支援の対象拡大 検討課題 制度改正の説明資料は「平成24年 10月22日(月) 障害保健福祉 関係主管課長会議資料」を基礎資 料としています。 10 2-1 今後の制度改正(障害支援区分) 11 2-2 今後の制度改正(重度訪問介護の対象拡大) 12 2-3 今後の制度改正(共同生活介護の共同生活援助への一元化) 13 2-4 今後の制度改正(地域移行支援の対象拡大) 14 2-5 今後の制度改正(検討事項) 15 3 計画相談支援の充実 平成26年度中に障害福祉サービス等を受給している方に 対して、計画相談支援を実施することになっています。 ・現在の大田区の障害福祉サービス受給者数は? ・必要とされる相談支援専門員は? ・指定特定相談支援事業所の申請方法は? →この回答の前に少しだけ予備知識を(制度概要) 16 3 計画相談支援の充実 17 3 計画相談支援の充実 18 3 計画相談支援の充実 19 3 計画相談支援の充実 20 3 計画相談支援の充実 21 3 計画相談支援の充実 22 3 計画相談支援の充実 ・現在の大田区の障害福祉サービス受給者数は? →2,850名 ・必要とされる相談支援専門員は? →71名程度(想定) ・指定特定相談支援事業所の申請方法は? →申請先は障害福祉課 認定・給付担当 申請書類一式はHPに掲載 23 4 請求事務に関する留意点 ●請求事務の説明 国保連請求から支払いまでの流れ 審査事務における留意点 地域区分と単位単価の変更 24 請求から 支払いまでの流れ 受給者情報 大田区 事業所 国保連 市区町村 A居宅介護 事業所 請求 東京都 国保連 突合情報 サービスの種類 ・居宅介護系 ・通所施設系 ・入所施設系 ・短期入所 ・訓練系 介護給付費支払い B短期 入所 入所施設 突合情報 データを突合 25 審査事務における留意点1 国保連請求における市区町村審査で疑義が生じた 場合は以下の資料の提出をお願いしています。 ・【実績記録票】 ・【サービスの実施記録】 上記2点の資料により事実関係・状況を 確認させていただきます。 → 【実績記録票】【サービスの実施記録】については 押印があるものの写しをご提出ください。 26 審査事務における留意点2 受給者証について(基本的情報の確認) ・サービス提供の開始に際し最新の 支給決定内容を確認する ・認定有効期間、支給量の変更に 注意する ・コピーを保管する 1:身体 2:知的 3:精神 4:児童(非表示) 5:難病 27 審査事務における留意点2 受給者証について(計画相談・利用者負担) 利用者負担があり、複数の事 業所を利用している場合は上限額 管理事業所を決め「利用者負担上 限額管理結果票」を作成し各事業 所の徴収額を調整する。 少しだけ、上限管理について (次ページで・・・) 28 審査事務における留意点2 上限管理について 利用者負担があり、複数の事業所を利用している場合は上 限額管理事業所を決め「利用者負担上限額管理結果票」を作 成し各事業所の徴収額を調整する。 利用者負担上限額管理結果 管理結果 管理事業所で利用者負担額を充当したため、他事業所の利用者負担は発生しない。 1 利用者負担額の合算額が、負担上限月額以下のため、調整事務は行わない。 2 利用者負担額の合算額が、負担上限月額を超過するため、下記のとおり調整した。 3 上限額管理事業所と連絡をとり、管理結果と管理結果額を確認の上、明細書に記載する。 29 審査事務における留意点2 受給者証について(事業所記入欄) サービス提供に係る契約が成立 した時は必要事項を記載する。 複数の事業者が係る時、各事 業所の時間数を把握し、決定 支給量をオーバーしないよう に管理するため、必ず記入す る。 契約を変更した際は、当該 支給量で契約終了した旨を 記載する。 新たに契約したものについ て、新しい欄に変更後の必 要事項を記載し、事業者確 認印を押印する 。 30 地域区分と単位単価の変更 地域区分見直しによる障害福祉サービス報酬1単位単価の見直し 平成27年度の完全移行まで段階的に見直し。 平成25年4月サービス提供分から誤った区分で請求された場合は「エラー」(返戻)となるので注意。 【平成25年度 14区分】 http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/kaisei/ ▲厚生労働省 平成24年報酬改定アドレス (地域区分の詳細は厚生労働省ホームページをご確認ください →平成26年度以降など) 31 5 その他(指導検査、研修事業・HP・など) 1 2 3 4 指導検査など 障害福祉課研修事業 ホームページ その他情報提供 32 5-1 その他(東京都実地検査) 契約書・契約書別紙・居宅介護計画の整合性 →保存年限 ヘルパー雇用関係(雇用契約書・誓約書) サービス実施記録 資料確認(請求関係・雇用関係・経理関係・内部 研修関係 等の事業運営に係る資料を 保存しているかを検査する) 加算算定要件を満たしているか? →算定する場合は必ず要件を満たしているかを、確認しましょう! 33 5-1 加算算定要件について Q 初回加算の算定要件は? 新規に居宅介護計画を作成した利用者に対して、サービス提供責任者がサービ スを提供した場合や同行した場合、初回について加算 (報酬告示 別表第1の2から) 利用者が過去2月に、当該指定居宅事業所等から指定居宅介護等を 受けていない場合に算定される サービス提供責任者が、同行した場合は、同行訪問した旨を記録する。 (留意事項通知 第二の2(1)⑯) その他の加算もそれぞれ算定要件があります。 算定する場合は要件を確認してから! 加算を正しく算定していないと返還となります。 根拠は「報酬告示・留意事項通知」に。 34 5-2 障害福祉課研修事業 ●障がい者介護技術養成研修 介護保険サービス(高齢)を提供している事業所(障がい福 祉サービス未参入の事業所)に対して実施 内容:事業所登録ヘルパー等に対して、区内障害者 福祉施設(生活介護サービス実施施設)を研修場所 として提供 ●障がい者人材育成・定着支援研修 居宅介護事業を提供している事業所に対して実施(知的障 がい者をサービス提供の対象としていない事業所を含む) 内容:障がい者介護技術養成研修と同じ 35 5-2障害福祉課研修事業 ●障害福祉課主催ケアマネジメント研修 障がい者の生活をトータルに支援する手法の習得を目指す講習会・研修会を実施。 ※平成24年度実施実績 ①精神障がいを抱えた方への理解(9月) ②障害福祉制度の理解 「障害福祉の新しい流れ~障害者総合支援法で何が変わるか~」(11月) ③福祉職員交流研修会「これからの『福祉』の話をしよう」(2月) ※平成25年度の実施時期および研修内容は現在検討中。別途通知予定。 平成24年度同様、区内障害福祉サービス従事者のネットワーク構築を目的と した研修も実施予定。 36 5-3 ホームページ ▲区ホームページ (事業所の皆様へ) http://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/fukushi/shougai/jigyousya/index.html ▲事業所の皆様へ アドレス 37 5-3 ホームページ ●事業者向けホームページ内容について ・地域生活支援事業関係 →移動支援事業について ・相談支援事業者指定手続き →概要・申請書類・定款表記・様式など ・障害福祉サービス事業関係 →東京都書式ライブラリーへ ・事業者連絡会 →平成24年~ 事業所連絡会の説明資料を掲載 ・研修事業関係 →ケアマネジメント研修・障がい者介護技術養成研修、 障がい者介護人材育成・定着支援研修 について 38 5-4 情報提供(人事異動等に伴う、東京都への報告について) ●事業所の指定要件に関わる事項の変更に伴う、 東京都への 変更の届出は、変更後10日以内です。 (例) ►代表者の変更 ►電話番号の変更 ►住所の変更 39 5-4 情報提供(各種ホームページ) ●東京都ホームページ ・東京都福祉保健局 →障害サービス情報・書式ライブラリ ●WAMNET(ワムネット) 取得できる情報 ・各種通知文(厚生労働省通知・関係会議資料など) ・事業所情報 ●厚生労働省ホームページ 40
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