教育プラザ基本設計を公開(P30~P31) - 十和田市

(仮称)教育プラザ基本設計を公開
■サンルーム
施設内の各所に配置される多目的空間。
施設内の主要動線を担い、いつも多くの人
が行き交うコミュニケーションのための場
所。
○大きなガラス面から自然光が降り注ぎ冬
でも暖かい。
■教育エリア
※完成イメージ図
(基本設計時)
※基本設計は9月末現在のものです。変更となる場合もあります。
■児童書開架室・お話ルーム
2万冊以上の児童書を収蔵。
絵本の読み聞かせに対応した
お話ルームを併設。
■閉架書庫
7万冊以上の本を収蔵。
サービスカウンターで本の貸
出、閲覧が可能。
適応指導教育を行うエリア。
○教育支援の必要性の判定などを行う場と
して使用。
○他のエリアとの適切な距離感をつくる建
物の分散配置と外構計画。
■サービスカウンター
図書エリアの受付、図書の
貸出、返却、閉架図書の利用
手続きなどが可能。
市立中央病院
官庁街通り
■■桜の中庭
敷地にある、樹齢100年を
超える桜の古木を保存。開架
スペースには桜を見ながら読
書ができる席を設置。
■図書エリア
■■サンルーム(ブラウ
ジングコーナー)
大きな開口から光が射
し込み冬でも暖かい空間
を実現。人々が集まる憩
いの読書空間。
図書の収蔵、貸出、閲覧を行うエリア。
○蔵書数約18万冊(うち児童図書2万冊、
郷土資料1万冊)
○官庁街通りに沿って細長くのびる書架ス
ペース。外部に面する大きなガラスから
四季折々の風景を楽しみながら読書が可
能。
○新聞・雑誌コーナー、AV・インターネ
ットコーナーを併設。
〇学習や閲覧が可能な、ソファ、カウンタ
ー、机、イスを設置。
■芝生広場
イベントなどにも対応
できる屋外空間。
さくらの広場
■研修エリア
図書館事業や教師などの各種研修や会議
などに使うエリア
○可動間仕切りにより幅広い利用形態に対
応。
○サンルームとの一体的な利用が可能。
■開架スペース
8万冊以上の一
般書を収蔵。官庁
街通りに寄り沿う
ような形状。
■外構エリア
○敷地にある既存樹を可能な限り保存。
○樹齢100年を超える桜の古木を保護。
○敷地外部との連続性、建物内部との連 続性を意識させる庭。
○敷地全体が周囲に開かれた図書館。
■(仮称)教育プラザ概要
▶建設場所 西十三番町620番1ほか
▶敷地面積 約9,540㎡(建物は約3,200㎡)
▶平成26年度完成予定
※基本設計書(概要版)は市役所企画調整
課、各公民館、市民図書館などの公共施
設や現代美術館などで閲覧できるほか、
市ホームページでも公開しています。
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広報 2012年(平成24年)12月号
■サンルーム
教育エリア専用の開放
的なサンルーム。教育支
援の必要性の判定や運動
機能促進の場として利用。
■多目的研修室
部屋の分割利
用、サンルーム
との一体利用な
ど幅広い利用形
態に対応。
陸上競技場
■サンルーム
(エントランスホール)
図書、研修エリアそれぞ
れに接続されるサンルーム。
様々な人が行き交う交流の
場所。
■既存樹の庭
敷地にある既存樹を保
存して作られる庭。木陰
のスペースを提供。
四季を通じて光にあふれ、人々が憩い、語らうサンルームに
十和田の伝統工芸である南部裂織は、古くなった木綿布を細く裂き、再び新しい布地に生まれ変わらせる手法です。こ
こから、「あるものを活かして、ないものをつくる」という十和田に受け継がれた知恵を学び、設計に取り入れました。
官庁街通りには樹齢100年を超える2本の桜の古木をはじめ、たくさんの既存樹があります。すでにある風景を活かし
ながら、新しい要素を慎重に織り込むことで、どこか懐かしいけれど全く新しい空間、既存の木々と、新しくしつらえる
建築や庭が、互いを尊重しながら対話するような場所を目指しました。
﹁本ではない本﹂=﹁対話による、いきいきとした情報コミュニケーション﹂が集う
あるものを活かして、ないものをつくる
中央公園緑地
2012年(平成24年)12月号 広報
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