(仮称)教育プラザ基本設計を公開 ■サンルーム 施設内の各所に配置される多目的空間。 施設内の主要動線を担い、いつも多くの人 が行き交うコミュニケーションのための場 所。 ○大きなガラス面から自然光が降り注ぎ冬 でも暖かい。 ■教育エリア ※完成イメージ図 (基本設計時) ※基本設計は9月末現在のものです。変更となる場合もあります。 ■児童書開架室・お話ルーム 2万冊以上の児童書を収蔵。 絵本の読み聞かせに対応した お話ルームを併設。 ■閉架書庫 7万冊以上の本を収蔵。 サービスカウンターで本の貸 出、閲覧が可能。 適応指導教育を行うエリア。 ○教育支援の必要性の判定などを行う場と して使用。 ○他のエリアとの適切な距離感をつくる建 物の分散配置と外構計画。 ■サービスカウンター 図書エリアの受付、図書の 貸出、返却、閉架図書の利用 手続きなどが可能。 市立中央病院 官庁街通り ■■桜の中庭 敷地にある、樹齢100年を 超える桜の古木を保存。開架 スペースには桜を見ながら読 書ができる席を設置。 ■図書エリア ■■サンルーム(ブラウ ジングコーナー) 大きな開口から光が射 し込み冬でも暖かい空間 を実現。人々が集まる憩 いの読書空間。 図書の収蔵、貸出、閲覧を行うエリア。 ○蔵書数約18万冊(うち児童図書2万冊、 郷土資料1万冊) ○官庁街通りに沿って細長くのびる書架ス ペース。外部に面する大きなガラスから 四季折々の風景を楽しみながら読書が可 能。 ○新聞・雑誌コーナー、AV・インターネ ットコーナーを併設。 〇学習や閲覧が可能な、ソファ、カウンタ ー、机、イスを設置。 ■芝生広場 イベントなどにも対応 できる屋外空間。 さくらの広場 ■研修エリア 図書館事業や教師などの各種研修や会議 などに使うエリア ○可動間仕切りにより幅広い利用形態に対 応。 ○サンルームとの一体的な利用が可能。 ■開架スペース 8万冊以上の一 般書を収蔵。官庁 街通りに寄り沿う ような形状。 ■外構エリア ○敷地にある既存樹を可能な限り保存。 ○樹齢100年を超える桜の古木を保護。 ○敷地外部との連続性、建物内部との連 続性を意識させる庭。 ○敷地全体が周囲に開かれた図書館。 ■(仮称)教育プラザ概要 ▶建設場所 西十三番町620番1ほか ▶敷地面積 約9,540㎡(建物は約3,200㎡) ▶平成26年度完成予定 ※基本設計書(概要版)は市役所企画調整 課、各公民館、市民図書館などの公共施 設や現代美術館などで閲覧できるほか、 市ホームページでも公開しています。 31 広報 2012年(平成24年)12月号 ■サンルーム 教育エリア専用の開放 的なサンルーム。教育支 援の必要性の判定や運動 機能促進の場として利用。 ■多目的研修室 部屋の分割利 用、サンルーム との一体利用な ど幅広い利用形 態に対応。 陸上競技場 ■サンルーム (エントランスホール) 図書、研修エリアそれぞ れに接続されるサンルーム。 様々な人が行き交う交流の 場所。 ■既存樹の庭 敷地にある既存樹を保 存して作られる庭。木陰 のスペースを提供。 四季を通じて光にあふれ、人々が憩い、語らうサンルームに 十和田の伝統工芸である南部裂織は、古くなった木綿布を細く裂き、再び新しい布地に生まれ変わらせる手法です。こ こから、「あるものを活かして、ないものをつくる」という十和田に受け継がれた知恵を学び、設計に取り入れました。 官庁街通りには樹齢100年を超える2本の桜の古木をはじめ、たくさんの既存樹があります。すでにある風景を活かし ながら、新しい要素を慎重に織り込むことで、どこか懐かしいけれど全く新しい空間、既存の木々と、新しくしつらえる 建築や庭が、互いを尊重しながら対話するような場所を目指しました。 ﹁本ではない本﹂=﹁対話による、いきいきとした情報コミュニケーション﹂が集う あるものを活かして、ないものをつくる 中央公園緑地 2012年(平成24年)12月号 広報 30
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