藍由来の接触性皮膚炎治療薬

藍由来の接触性皮膚炎治療薬
北原晴男1 ・佐藤祐1 ・熊沢健一1・ 石川大悟1・中根明夫2 ・花田勝美2
国立大学法人弘前大学教育学部1 ,国立大学法人弘前大学大学院医学研究科2
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Tryptanthrin
1)Ⅰ型アレルギーへの影響
抗菌性を指標(藍から探索)
オブアルブミン(OVA
)アレルギーマウスモデルを
オブアルブミン(OVA)アレルギーマウスモデルを
用いたTryp
の免疫応答に対する影響
用いたTrypの免疫応答に対する影響
アトピー性皮膚炎治療効果
花田勝美教授・医学部皮膚科学教室
免疫応答への影響
T細胞とアレルギーの関係
中根明夫教授・医学部細菌学教室
Th1
Th2
抑制
ILIL-5
ILIL-10
ILIL-13
IFNIFN-γ
Ⅳ型アレルギーのメカニズム
IgE産生促進
IgE産生促進
(接触性皮膚炎)
Ⅰ型アレルギー
表皮
タンパク
抗原
真皮
IFNIFN-γ減少
Th1
Tryp
炎症
ILIL-5増加
Th2
活性化
ランゲルハンス
細胞
ILIL-10増加
10増加
Th1サイトカイン分泌
Th1サイトカイン分泌
抗原
提示
ILIL-13増加
13増加
IgE増加
IgE増加
T細胞
Th1
Th2
Tryptanthrin
リンパ節
抑制
促進
DNFB感作マウスの耳の腫脹に対するTrypの影響
24 h
48 h
mm
mm
0.3
0.2
0.1
0.5
0 .5
0.4
0 .4
0 .4
0.3
0 .3
0 .3
0.2
0.1
0
before
1h
after
1h
after
8h
after
12 h
0 .2
0 .2
0 .1
0 .1
DNFB before
1h
after
1h
after
8h
after
12 h
免疫応答への影響
48 h
0 .5
Tryptanthrin
0
0
0
DNFB
24 h
mm
0.4
mm
0.5
0
1
0.1
0.01
mg/ml
0
1
0.1
0.01
mg/ml
Challengeの
時間後にTryp1
Tryp1 mg/mlを塗布し、
24、
、48時間後の耳の腫脹
Challengeの1時間前、1
時間前、1、8及び12
及び12時間後に
mg/mlを塗布し、24
48時間後の耳の腫脹
Tryptanthrin=新規な治療薬
Ⅳ型アレルギー反応
接触性皮膚炎・アトピー性皮膚炎
金属・ゴム・皮革・
医薬品などのアレルギー
現行の治療薬 ステロイド剤=副作用
特許申請:「IV型アレルギー反応抑止剤」
特許申請:
北原・中根・花田ら,特願:2005-059657
弘前大学知的財産本部より申請
講演ハイライト・日本薬学会
第124年会( 3,396件から167件を選抜)
第125年会( 3,466件から71件を選抜)
Th1
抑制
Th2
促進
Ⅳ型アレルギー抑制