中国・四国地域の食料・農業・農村(PDF:1835KB) - 農林水産省

平成25年5月
中国四国農政局では、
私たちの生活にとって最も重要なものの一つである食料を安定的に供給できるよう、
食の安全と消費者の信頼確保に努めながら、地域の皆さんとも連携して、食料や農
業、農山漁村に関する施策を推進しています。
目 次
食料・農業・農村をめぐ る現状
1p
・食料自給率の現状
・「食料・農業・農村基本計画」
・中国・四国地域の農業・農村の現状
施策の紹介
食料の安定供給の確保
3p
・食の安全と消費者の信頼の確保
・米の消費拡大
農業の持続的な発展
7p
・農業者戸別所得補償制度の実施
・農林水産物・食品の輸出への取組
・6次産業化の推進
・意欲ある多様な農業者の育成・確保
・優良農地の確保
・農業生産基盤の整備状況
農村の振興
12p
・農山漁村の活性化の支援
・農村の集落機能の維持と地域資源・環境の保全
・再生可能エネルギーの推進
・鳥獣被害防止対策の推進
管内農業の特徴
主要農作物でみる中国四国農業の特徴
15p
組織図
17p
食料・農業・農村をめぐる現状
食料・農業・農村をめぐる現状
食料自給率の現状
日本の食料自給率(カロリーベース)は、主要先進国の中でも最低水準。
主要先進国の食料自給率
(%)
カナダ
オースト
ラリア
アメリカ
フランス
ドイツ
イギリス
イタリア
スイス
韓国
日本
(資料)農林水産省「食料需給表」、FAO“FoodBalance Sheets”等を基に農林水産省で試算した(アルコール類は含まない。)。
ただし、スイスについてはスイス農業庁「農業年次報告書」、韓国については韓国農村経済研究院「食品需給表」による。
(注)1.数値は、平成21年(ただし、日本は平成23年度)。
2.カロリーベースの食料自給率は、総供給熱量に占める国産供給熱量の割合である。畜産物については、輸入飼料を考慮
している。
管内各県の平成22年度(概算値)の食料自給率は、カロリーベースが24~65%、
生産額ベースが37~155%となっています。
管内各県の食料自給率(平成22年度概算値)
カロリーベース
生産額ベース
(%)
(%)
全国
(39)
全国
(69)
注:都道府県別食料自給率については、「食料需給表」、「作物統計」、「生産農業所得統計」等を基に農林水産省で試算。
なお、データの制約から、各都道府県の生産・消費の実態を十分把握できていない部分があること等に留意願います。
■問合せ先:中国四国農政局企画調整室 (内線 2124)
1
食料・農業・農村をめぐる現
中国・四国地域の農業・農村の現状
中山間地域が多く、農業従事者の高齢化が進んでいます。
中国・四国地域の農家数と全国に占める割合(平成22年)
販売農家のうち
基幹的農業従事者の占める割合(平成22年)
(千戸)
全国比
16.2%
500 400 四国
155 300 18.1% 15.2%
販売農家のうち
17.3% 10.7% 15.2%
97 200 中国
254 100 50 59 104 151 36 42 0 11 13 95 資料:農林水産省「2010年世界農林業センサス」
農業産出額の全国に占める割合(平成23年)
沖縄
1%
九州
19%
中国四国
8,350 億円
10%
中国・四国地域では、全国に比べ高齢化が進行
しており、食料生産の中核を担う基幹的農業従事
者の7割が65歳以上の高齢者となっています。
平成23年の農業産出額は、中間・山間農業地域
の経営耕地面積が6割となっている中で、全国の1
割(8,350億円) を占めています。(県別農業産出
額及び順位はP15、16参照)
北海道
12%
近畿
6%
経営耕地面積に占める中山間地域の割合(平成22年)
8兆3,462億円
(100%)
東北
15%
東海
9%
関東・東山
23%
北陸
5%
資料:農林水産省「平成23年農業産出額」
資料:農林水産省「2010年世界農林業センサス」(組替集計)を
基に中国四国農政局作成
■問合せ先:中国四国農政局統計企画課(内線 2721)
2
施策の紹介
食料の安定供給の確保
食の安全と消費者の信頼の確保
消費者への情報提供
食と農に関する正しい知識を提供しています。
消費者団体などと信頼関係を構築するため、消費者の関心が高
いものをテーマとして消費者団体などと意見交換会を開催してい
ます。
庁舎1階の「消費者の部屋」では、食と農に関する情報や施策
に関するパネル展示を行っています。また、消費者からの問い合
わせ・相談に対応する「消費者相談窓口」を設置しています。
食品が消費者の食卓に供給されるまでには、生産、加工、流通、
販売の各段階を通過しますが、昨今この過程が長く複雑化してきて
いるため、消費者と生産現場は遠ざかっています。
そこで、消費者と食品製造業者などの交流を通じて相互理解を促
進し信頼関係を深めるため、見学会をともなう意見交換会やシンポ
ジウムを開催しています。
図・グラフ・写真等
図・グラフ・写真等
食品工場見学会での説明風景
消費者団体等との意見交換会
■問合せ先:中国四国農政局消費・安全部消費生活課 (内線 2312)
表示・規格課 (内線 2331)
食育の推進
食育を国民運動として広げるため、様々な取組をしています。
食の大切さを知り、食を通して健康な体や豊かな心を育てる「食育」
を、国民運動として推進するため、平成23年3月に決定された「第2次
食育推進基本計画」に基づき、より「実践」に繋がる取組として、シンポ
ジウムの開催などを通じて食育実践者の講演や事例発表などの取組
を行っています。
図・グラフ・写真等
食育シンポジウム
また、「第2次食育推進基本計画」では、農林漁業体験を経験し
た国民の割合を増やすことが目標とされていることから、栄養教諭
などや将来食育の実践者となる大学生を対象として、農業体験を伴
う意見交換会を行っています。
図・グラフ・写真等
栄養教諭等を対象とした農業体験を伴う意見交換会
■問合せ先:中国四国農政局消費・安全部消費生活課 (内線 2313)
3
施策の紹介
安全な農畜産物の生産
農薬のモニタリング調査や家畜伝染病の発生予防・まん延防止を支援します。
農産物の食品としての安全を確保する観点から、農作物の
生産農家を対象として、農薬の使用状況調査や残留調査など
のモニタリング調査を実施しています。
また、調査結果に基づき、県等関係機関と連携し、生産者
などに対して農薬の適正使用の周知や指導を行っています。
平成22年に国内で口蹄疫、高病原性鳥インフルエンザが発生
し、大きな被害をもたらしました。
このような状況を踏まえて、家畜伝染病の発生の予防、早期
の通報、迅速な初動などに重点を置いて家畜防疫体制の強化を
図っています。
鳥インフルエンザや口蹄疫などの家畜伝染病が発生した場合
に、県が行う発生農場などでの防疫作業などへ支援を行ってい
ます。
図・グラフ・写真等
農薬のモニタリング調査の様子
家畜伝染病防疫講習会(中国四国農政局)
■問合せ先:中国四国農政局消費・安全部安全管理課 (内線 2351、2352)
適正な食品表示の実現
わかりやすく、適正な表示を確保します。
わかりやすく適正な表示により、消費者が的確に食品を選択で
きるよう、食品事業者向けの講習会の開催などを通じて、食品表
示の説明などを行い制度の普及に努めています。
図・グラフ・写真等
また、小売店舗において販売されている食品の表示の点検や
監視を行っています。
さらに、管内各地域センターなど10ヶ所に「食品表示110
番」(情報受付窓口)を設置し、①偽装表示等不審な食品表示に
関する情報提供、②食品の表示制度に関する質問・相談などを
広く受け付けています。
図・グラフ・写真等
食品事業者を対象とした説明会
食品表示調査
■問合せ先:中国四国農政局消費・安全部表示・規格課 (内線 2331)
4
施策の紹介
食料の安定供給の確保
食の安全と消費者の信頼の確保
米トレーサビリティ法に基づく監視・指導
毎日のごはんと安全・安心がつながります。
問題が発生した場合などに、流通ルートを速やか
に特定するため、法律で米・米加工品や米飯類の産
地情報の取引等の記録の作成・保存と産地情報の
伝達が義務付けられています。
このため、店舗などに出向いて、産地情報の伝達
方法や取引記録の作成・保存状況などについて、監
視・指導を行っています。
米トレーサビリ
ティ制度普及・啓
発キャラクター
の
トレッサ−パンダ
のビリティくん
スタート!
ゴール!
店内における産地情報の掲示例
また、リーフレットを配布するなど、制度の普及・啓発活動を進めています。
■問合せ先:中国四国農政局消費・安全部流通監視課 (内線 2371)
牛トレーサビリティ法に基づく監視・指導
国産牛肉の信頼を確保します。
国産牛肉に対する信頼の確保やBSEのまん延防止のため、
法律で牛一頭ごとに個体識別番号を付け一元管理することが義
務づけられています。
牛トレーサビリティ法の仕組み
このため、畜産農家での牛の耳に個体識別番号のついた標識
(耳標)の装着状況や、流通段階における個体識別番号の表示・
伝達状況などについて監視・指導を行っています。
また、牛と精肉の個体識別番号が同一であることを確認する
ため、精肉のDNA鑑定も行っています。
注:トレーサビリティとは、生産、加工及び流通の各段階において食品の移動を把握できることです。
ラベルに表示されている個体識別番号から、どこで生まれ、育てられ、食肉処理されたか、品種は何かなどの情報を
インターネットで調べることができます。
■問合せ先:中国四国農政局消費・安全部安全管理課 (内線 2359)
5
施策の紹介
米の消費拡大
新規需要米の推進
水田活用の直接支払交付金により、生産現場の安定的な取組を支援します。
取組イメージ
食料自給率向上に向けて、水田を有効活用して主食用以外の
米の生産拡大を図る必要があります。
このため、輸入小麦の代替となるパン・麺等の用途に仕向け
る米粉用米、輸入とうもろこしの代替として飼料用米、国内産
粗飼料の安定生産につながる稲発酵粗飼料用稲(WCS)を新
規需要米として、水田活用の直接支払交付金により、主食用米
並みの所得を確保し得る水準の交付金を交付することにより、
生産現場の支援を行います。
②申 請
需要者
①契 約
(地域センター)
③認 定
取組タイプ
米粉用(パン・麺等の用途)
農政局
取組主体
(農業者等※)
(仲介事業者を含む)
※農業者等とは、農業者及びJA等の認定方針作成者
家畜の飼料用米
飼料用稲(WCS)
図・グラフ・写真等
WCS
WCS
WCS
WCS
WCS
WCS
水田活用の直接支払交付金による8万円/10aの交付対象となる
取組みは、「米粉用米」、「飼料用米」、「稲発酵粗飼料用稲
(WCS)」です。
交付を受けるためには、新規需要米の認定を受ける必要があり
ます。
■問合せ先:中国四国農政局生産部生産振興課需給調整係 (内線2808)
米粉の消費拡大の推進
持続的な米粉の需要拡大の取組を推進します。
我が国の主食用米の消費動向は、人口減少、少子・高齢化等の影
響で減少が見込まれています。そのため、「めざましごはんキャン
ペーン」による朝ごはんの欠食改善等消費拡大事業を展開していま
す。また、米を粉状にし(米粉)、それを利用した食品の開発が各
地で取り組まれ、製粉技術や製パン技術等の向上により、パン、洋
菓子、麺類等への使用も広がってきています。今後、小麦の代替の
用途拡大はむろんのこと、その他の用途にも米の特性を活かした新
商品の開発、企業・家庭・学校給食へ一層の利用促進を図るため技
術講習会、セミナー等を開催することで、持続的な米粉の需要拡大
につながる取組を推進しています。
資料:農林水産省
主食用米消費量の推移の試算
米粉洋菓子製造技術講習会
■問合せ先:中国四国農政局生産部生産振興課流通改善係 (内線2391、2448)
米粉倶楽部
米粉倶楽部のロゴ・グッズ等を活用した米粉製品の販促を推進します。
農林水産省が立ち上げた食料自給率向上に向けたキャンペーンに
「FOOD ACTION NIPPON」がありますが、この中に米粉の消費拡大を
目的とした「米粉倶楽部」があります。この倶楽部の会員になると
自社の米粉に関する取組内容、商品、メニュー等を米粉倶楽部のサ
イトで紹介ができ、倶楽部ロゴの使用、販促グッズの提供等を受け
ることができます。中国四国農政局はインターネットから入会手続
きするための簡単登録マニュアルを作成しましたので、ご活用くだ
さい。
米粉倶楽部簡単登録マニュアル・ロゴ
■問合せ先:中国四国農政局生産部生産振興課流通改善係 (内線2391、2448)
(内線2391 2448)
6
施策の紹介
農業の持続的な発展
経営所得安定対策の実施
経営所得安定対策
∼「食」と「農」の再生をめざして∼
食料の安定供給を図るためには、農業・農村を維持、発展させて
いくことが必要です。しかし、日本の農業は担い手不足や消費の減
少、安価な輸入品の増加など危機的な状況にあります。
経営所得安定対策は、販売価格が生産費を恒常的に下回っている
作物を対象にその差額を交付することにより、経営の安定と国内生
産力の確保を図り、食料自給率の向上と農業の多面的な機能を維持
するものです。
経営所得安定対策では、主食用米に対する助成のほか、自給率向上の
ポイントである麦、大豆、米粉用米、飼料用米等の戦略作物や地域振興
作物等の生産に対する助成、麦、大豆などの畑作物については、さらな
る生産拡大を促すために数量と品質に応じた助成を行っています。
また規模拡大を図るため農地集積に対する助成、集落営農の法人化に
対する助成等も行っています。
対策の概要
◎経営所得のイメージ
◎主な対象作物
経営所得交付金の直接支払い
全国一律の
交付単価
︵
︶
米、麦、大豆、そば、なたね
新規需要米など
︵
生
全
産
国
コ
平
ス
均
ト
︶
販
全
売
国
価
平
格
均
刈取り間近の水田
■問合せ先:中国四国農政局 経営・事業支援部 担い手育成課(経営所得安定対策担当)
農林水産物・食品の輸出への取組
輸出戦略の再構築 農林水産物・食品の輸出額1兆円水準を実現(2020年)
輸出戦略の具体像
戦略1 原発事故の影響への対応
・ 諸外国・地域への安全情報の発信・規制緩和の強力な働きかけ
・ 証明書の発行など、諸外国等の輸入規制への迅速な対応
・ 海外における風評被害の払拭、輸出回復に向けたタイムリーな
PR・プロモーション
戦略2 国家戦略的なマーケティング
戦略3 ビジネスとしての輸出を支える仕組みづくり
戦略4 確かな安全性・品質の確保と貿易実務上のリスク等への適確な
対応
戦略5 海外での日本の食文化の発信
億円
林産物
農産物
2,378
1,748
4,920
4,454
4,008
3,609
水産物
5,160 5,078
4,490
2,077
1,724
2,040
118
93
90
図・グラフ・写真等
92
88
1,482
2,038
2,168
104
2,359
2,678
2,883
海外への販路を確保・拡大しようと取り組む農林漁業者や事業者を
支援するため、日本産農林水産物等の輸出のためのノウハウ等の情報
提供や国内外のバイヤーと商談を行う機会の提供等を行っています。
2,637
1,950
106
2,865
輸出オリエンテーションの会(研修会)
4,511 4,497
1,736
1,698
123
118
2,652
2,680
平成
17
18
19
20
21
22
23
24
16年
(2004) (2005) (2006) (2007) (2008) (2009) (2010) (2011) (2012)
農林水産物・食品の輸出実績の推移(確定値)
輸出オリエンテーションの会(商談会)
■問合せ先 中国四国農政局経営 事業支援部事業戦略課海外展開支援係 (内線2160)
■問合せ先:中国四国農政局経営・事業支援部事業戦略課海外展開支援係
7
施策の紹介
農
6次産業化の推進
6次産業化の推進
雇用の確保と所得の向上による農山漁村地域の再生・活性化
の
興
な
に
農山漁村の6次産業化
雇用と所得を確保し、若者や子供も集落に定住できる社会を構築
するため、農林漁業生産と加工・販売の一体化や、地域資源を活
用した新たな産業の創出を促進するなど、農山漁村の6次産業化
を推進。
農林漁業成長化ファンドの創設
農林漁業者等による農林水産
物の加工・販売、農山漁村の環境・資源を活かした観光・商品化、
小水力発電等への取組によって、農林漁業を成長産業化させるた
め、官民共同のファンドを創設し、成長資本の提供と併せてハン
ズオン(経営支援)の充実を一体的に実施。
現 行
生産額
1兆円
新たな付加
価値を創出
マッチング
市場規模
3兆円に拡
大
10年後
市場規
模10兆
円に拡
大
農林水産物の生産・加工・販売を一体的に行う
農林漁業者等の地域資源を活用した新たな産業の創出
6次産業化事業の拡大に向けたファンドの活用
六次産業化法に基づく総合化事業計画認定事例集
加工
直売
(株)かわばた
(鳥取県江府町)
直売
取組 要
【取組概要】
建設会社から農業に参入し観光農園
を運営。
※鳥取県西部に位置する日本最大級の
ブルーベリー狩り観光農園。
10haに40品種、16,000本を栽培。
将来的には20haまで広げる予定。
自ら生産するブルーベリーを活用して、ドライフルーツベリー
を開発製造。
通販用のウェブサイトを整え、全国各地の消費者に向けて販路
開拓。
【主な商品】
ブルーベリー、ブルーベリージャム
加工
直売
取組概要
取組
要
都会でサラリーマンをしていたが、
『田舎で農業したい!』という思いか
ら、岡山県新見市でフルーツトマト栽
培を開始。
ストレスを与えることなく、のびの
びと育てミネラルをしっかりと吸収さ
せることで、うまみで満たされ、甘い
だけのトマトではなく酸味とのバラン
スの良さ、肉質の良さを意識したうま
いトマトを提供。
自ら生産するトマトを使用し、糖度の高いトマトジュースを
開発・加工・販売。さらに、新たな販売先を開拓。
等
(有)広野牧場
(香川県三木町)
【取組概要】
【主な商品】フルーツトマト(バンビーノ、ボーノ、グラン
ディ)
株式会社ぶらうん
加工
(高知県四万十町)
直売
【取組概要】
「酪農教育ファーム」の認定
を受け、研修生を受入れ。
牧場での酪農体験以外にも季節
に応じた体験メニューを充実。
手作りパンの販売店を新たに整
備するなど経営の多角化を図ると
ともに、農業を一般の人に知って
もらうため、いちご観光農園を始
め、ジャム等の加工食品も一緒に
販売。
鶏の飼料に動物性飼料を使わずに、
大豆の皮や米ぬかなど、素性の明らか
な植物性の飼料のみで育てた、ベジタ
リアンの鶏の卵を「コロンブスの茶
卵」として販売。
さらに、生乳を活用してソフトクリーム・ジェラードの開
発・製造を行い、農業経営の改善。
【主な取り扱い商品】
株式会社クニファーム
(岡山県新見市)
石窯パン
自社生産の鶏卵を利用してプリンやシュークリーム、ロール
ケーキなどを製造し、新設予定の直売店やインターネットを通じ
た販売。
生産物の付加価値を高める新たな事業を生み出すとともに、新
たな販売先も得て、農業経営を改善。
【主な取り扱い商品】 卵
等
■問合せ先:中国四国農政局経営・事業支援部事業戦略課6次産業担当 (内線 2164)
8
施策の紹介
農業の持続的な発展
農商工連携等の促進
新しい名産を生みだす、農林水産業と商工業とのコラボレーション
地域の農林漁業者と中小企業者が連携
し、お互いの強みを発揮して新しい商品や
サービスを提供する取組を支援していま
す。
農林漁業者
農林水産物は
貴重な地域資源!
有益な連携
新商品や新サービスの
開発・販売促進等
中小企業者
(商工業者)
独自のノウハウや
技術は
優れた経営資源!
地域経済の活性化
《事例紹介:鳥取県》
(有)田中農場は、化学肥料や農薬を極力使用しない
農業に取り組み、その農産物は流通業者等から高く評価
され、独自のルートで全国に販売を行ってきました。し
かし、今後更に経営の安定を図るためには、加工食品の
開発・販売にも取り組む必要性を感じていました。
そうした中、地域の農業者を応援するために農家から
の依頼で農産物の特徴を活かした加工食品(食酢やソー
ス等)を製造するセンナリ(株)と知り合い本事業で連
携し事業を展開しています。
※農林漁業者や農協等が加工・ 販
売等の事業を行う場合は、中小企業
者としての扱いが可能です。
白ネギのほ場(左上)と白ネギ(右下)
■問合せ先:中国四国農政局経営・事業支援部事業戦略課事業戦略専門官 (内線 2171)
地産地消の取組
生産者と消費者を結び付け、地域の元気を育てます。
「地産地消」は、生産者と消費者を結び付ける取組であり、消費者に『顔が見え、話ができる関係』で地域の農林水産物・食品を
購入する機会を提供することができます。生産者と消費者の距離が縮まると、消費者の地場産物への「信頼感」や「愛着心」を育て、
生産者には作る励みとなり、安全な生産への「責任感」も強くなります。
また、地産地消の推進により、食料自給率の向上に加え、直売所や加工の取組などを通じて農業の6次産業化につながり、地域の
農業や関連産業の活性化も期待されます。
直売所や量販店での地場農林水産物の販売は地産地消の
代表的な取組です。管内の直売所(常設店舗)は年々増加し
ており、各地で賑わいを見せています。
2,000 1,500 産地直売所の数(中国・四国)
1,655
1,530
1,000 500 0 平成17年
平成22年
【買い物客で賑わう直売所】
資料:農林業センサス
■問合せ先:中国四国農政局経営・事業支援部事業戦略課地産地消推進係 (内線 2159)
9
業務の紹介
意欲ある多様な農業者の育成・確保
新規就農の増大
新規就農総合支援事業
青年就農給付金(準備型)
年就農給付金(経営開始型)
県農業大学校、先進農家・先進農業法人等で研修を受ける場合
原則として45歳未満で就農する者に対し、研修期間中に、年間
150万円を最長2年間給付
人・農地プランに位置づけられている(又は位置づけられると
見込まれる)原則45歳未満の独立・自営就農者に、年間150
万円を最長5年間給付
農の雇用事業
技術習得支援事業
農業法人等が就農希望者を新たに雇用し、農業技術や経営ノウ
ハウの習得を図る実践的な研修(OJT研修)に必要な経費を年
間最大120万円を最長2年間支援
農希望者や経営発展を目指す農業者等のレベルを向上させ、
今後の地域農業のリーダーとなる人材の層を厚くすることを目的
として、地域の中核教育機関や高度な農業経営者育成教育を実施
する教育機関へ取組経費の一部を支援
■問合せ先:中国四国農政局経営・事業支援部経営支援課就農促進・改良資金係 (内線 2476)
集落営農の推進
集落での話し合いに基づく人・農地プラン作りを支援します。
1.人・農地プラン作成活動
市町村等が集落レベルでの話し合いに基づき、地域の中
心となる経営体(集落営農等)への農地の集積、中心とな
る経営体とそれ以外の農業者(兼業農家等)を含めた地域
農業のあり方等を記載した人・農地プランを作成するため
の取組に対して支援します。
2.経営体育成支援事業
人・農地プランに位置づけられた地域の中心となる経営体等が
資を受け農業機械等を導入する際、融資残について補助金を
交付(補助率3/10上限)することにより、主体的な経営展開を支援します。
認定農業者、集落営農、新規就農者を含め、地域の中心経営
体等が、経営規模の拡大や経営の多角化を図っていくために必
要な農業用機械の整備等を支援します。
■問合せ先:中国四国農政局経営・事業支援部担い手育成課農業組織育成指導官(内線2183)
中国四国農政局経営・事業支援部経営支援課計画推進係(内線2496)
農地の規模拡大(農地集積の推進)
農地の集積を進めようとする皆さんを支援します。
1 農地の出し手に対する支援(農地集積協力金)
販売農家が、地域の中心となる経営体に6年以上農地を貸付け
等する場合、協力金を交付します。
その場合、農地利用集積円滑化団体等に10年以上の白紙委任が
必要です。
①経営転換協力金
【交付単価】0.5ha以下:30万円/戸、0.5∼2.0ha:50万円/戸、
2.0ha超:70万円/戸
②分散錯圃解消協力金
【交付単価】5千円/10a
地域の中心となる経営体に農地を貸付け、その経営体の農地が
連担化する必要があります。
2 農地の受け手に対する支援(規模拡大交付金)
農地の受け手が、農地利用集積円滑化団体等を通じて、農地を
集積するために新たに6年以上の利用権を取得した場合に、農地
面積に応じて交付金を交付します。
【交付単価】2万円/10a
■問合せ先:中国四国農政局経営・事業支援部農地政策推進課農用地高度利用係 (内線 2490)
10
施策の紹介
農業の持続的な発展
優良農地の確保
優良農地の確保(耕作放棄地対策)
地域の農地を守り最大限活用するための支援を行います。
耕作放棄地は、主として中山間地域を中心に、高齢化、後継者
不足等により拡大しています。
耕作放棄地を含む農地面積を調査したところ、農用地区域内の
復元利用すべき状態の農地として、管内は1.2万haとなってい
ます。
耕作放棄地の拡大を防止し、解消するためには、各市町村が地
域の実情を踏まえた再生利用実施計画を策定するともに、多様な
主体の参画・協働の下で、耕作放棄地の再生・利用活動に着実に
取り組むことが必要であり、こうした地域の取組を支援します。
荒れている農地
作付け状況(果樹)
■問合せ先:中国四国農政局整備部農地整備課経営体育成基盤整備係(内線2667)
農業生産基盤の整備状況
基盤整備の状況
四国地域の整備率が低い状況です。
水田の整備状況は、中国・四国地域の大半が中山間地域であ
り、大型または中型機械化営農が可能とされる標準区画以上に整
備された割合は42%と、全国平均に比べ約20ポイント低くなって
おり、特に四国地域では極めて低い状況です。
また、大区画に整備された割合も全国平均に比べ低くなってい
ます。
図・グラフ・写真等
水田の整備状況(区画形状)(2011年)
■問合せ先:中国四国農政局農村計画部農村振興課基礎調査係(内線 2549)
災害復旧
梅雨前線豪雨で大きな被害が発生しました。
中国・四国地域の過去10年間の平均被害額は、約140億円で、
平成24年は、梅雨前線豪雨による被害が最も多く、農地畦畔・農
業用施設の崩壊や頭首工・水路の流出等様々な災害が発生しま
した。
文書(MSゴシック 6ポイント)
災害が発生した場合は、営農の早期再開に向け、迅速に現地
調査を実施し災害査定、災害復旧事業の採択及び災害復旧工事
への着手を早急に実施するための支援を行います。
台風災害
2.7億円(5%)
豪雨災害
3.8億円(8%)
梅雨前線豪
雨災害
42.9億円
(87%)
平成24年発生災害の割合
11
■問合せ先:中国四国農政局整備部防災課災害係(内線 2687)
施策の紹介
農村の振興
農山漁村の活性化の支援
農山漁村活性化プロジェクト支援交付金
農山漁村に人を呼び込み地域を活性化するための支援を行います。
地方公共団体が地域の自主性と創意工夫による、定住者や滞在者
の増加などを通じた農山漁村の活性化を図る計画を策定し、国は、
その実現に必要な施設整備を中心とした総合的取組を交付金により
支援します。
〈特徴〉
○「農山漁村の活性化のための定住等及び地域間交流の促進
に関する法律」において、市町村等が作成する活性化計画の
目標達成の重要な手段として位置づけ。
活性化のイメージ
○農・林・水の縦割りなく施設の整備等の各種取組を総合的
かつ機動的に支援。
○都道府県に加え、市町村への直接補助が可能となり、市町
村の自主性・主体性が発揮。
○対象施設間の予算流用や年度間融通により、地域の実情に
合わせた整備が可能。
○ワンストップ窓口による手続き事務の簡略化。
○地域の創意工夫による独自の提案メニューも支援。
■問合せ先:中国四国農政局農村計画部農村振興課地域連携指導係(内線 2532)
食と地域の交流促進対策交付金
農山漁村の地域資源を活かした集落ぐるみの交流推進の取組を支援しています。
食と地域の交流促進対策交付金
農林漁業者の所得の向上と集落の維持・再生を図るため、農山漁村の6次産業化を推進する観点から、食を始めとす
る農山漁村の豊かな地域資源を活かした集落ぐるみの都市農村交流等を促進する取組を、国が直接支援します。
集落活性化対策(ソフト)
(基本スキーム)
国
〔直接交付〕
集落
【ポイント】
○ 農山漁村の活性化に向け、集落の創意工夫に富んだ取組を促進
○ 取組内容のメニュー化により、多様な取組が実施可能
<集落の取組内容(メニューを自由に選択)>
① 子ども交流
(子ども農山漁村交流プロジェクト)
② 観光と連携した都市農村交流
(グリーン・ツーリズム)
③ 定住促進
農林漁業者
対象
毎年度、公募により実施地区を採択
民宿・旅館
「集落等」 = 農林漁業者を中心に、地域の住
民や諸団体、NPOなど集落で合意
した組織
補助率:定額
支援内容
住民
集落等
JA、土地
改良区
企業、NPO
法人
④ 都市人材の活用
(田舎で働き隊)
観光関係者
⑤ 農村環境の活用
子ども交流
⑥ 集落型産地振興
地方自治体
⑦ 都市農業の振興
食を始めとする農山漁村の豊かな地域資源を活かした集落ぐるみの
都市農村交流や地域づくりの取組に係る経費を、国が直接支援します。
⑧ 医療・介護の場としての活用
支援の仕組
国(地方農政局等)から、集落等の取組に対して交付金を直接交付します。
⑩ 地域提案型活動
グリーン・ツーリズム
⑨ 生活条件確保
(関係府省とも連携)
田舎で働き隊
都市農業振興整備対策(ハード)
対象
(主なメニュー)
・市民農園の整備
都市農地の保全や都市農業の振興に必要な施設等の整備に
・用排水路の補修等簡易な基盤整備
ついて、国が1/2以内の経費を補助します。
等
市町村、NPO法人等の民間団体
支援内容
市民農園
■問合せ先:中国四国農政局農村計画部農村振興課農村整備計画係(内線2521)
12
施策の紹介
農村の振興
農村の集落機能の維持と地域資源・環境の保全
中山間地域等直接支払制度
条件不利な中山間地域等を支援します。
中山間地域では、高齢化が進展する中で平場に比べ自然
的・経済的・社会的条件が不利な地域が多く、担い手の減
少、耕作放棄地の増加等により、多面的機能が低下し、国民
にとっても経済的損失が生じることが懸念されています。
このような状況を踏まえ、平成12年度に中山間地域などの
生産条件が不利な地域において、5年以上農業を続けること
を約束した農業者の方々に対して、交付金を交付する制度と
して、「中山間地域等直接支払制度」は創設され、平成22年
度からは第3期対策を実施しています。
対象農用地
農振農用地区域内の1ha以上の一団の農用地
○急傾斜地
水田(傾斜1/20)
○緩傾斜地
水田(傾斜1/100)
畑(傾斜15度)
畑(傾斜8度)
対象地域
地域振興8法(特定農山村法、山村振興法、過疎法、半島振興
法、離島振興法等)及び県知事が指定する地域
交付対象者
集落協定又は個別協定に基づき、5年間以上継続して農業生産活動等
を行う農業者
■問合せ先:中国四国農政局整備部地域整備課直接支払係(内線 2653)
農地・水保全管理支払い交付金
農家と非農家の意思決定による地域ぐるみの保全管理活動を支援します。
地域の高齢化や混住化等の進行から集落機能が低下して農
地・農業用水等の資源の適切な保全管理が難しくなってきてい
ます。自然環境や景観の保全・形成等の農村の多面的機能につ
いては、ゆとり、安らぎなどの国民の価値観の変化を踏まえた
対応が求められています。
農業用施設の老朽化、集落機能の維持向上についても対応を
必要としています。
このため、平成19年度から地域ぐるみの活動を支援する共同
活動支援交付金を創設、平成23年度から農業用施設の長寿命化
活動を支援する向上活動支援交付金を追加し、平成24年度から
は、仕組みの簡素化、高度な保全活動への支援を拡充した5年
間の2期対策がスタ−トしました。
共同活動(地域の共同作業)
向上活動(長寿命化作業)
■問合せ先:中国四国農政局 整備部 農地整備課 農地・水保全室(内線2673)
環境保全型農業直接支援対策
環境保全に効果の高い営農活動に取り組む場合に支援を行います。
農業分野においても地球温暖化防止や生物多様性保全に積極的
に貢献していくことが重要となっています。
このため、農業者等が化学肥料・化学合成農薬の5割低減の取
組とセットで、地球温暖化防止を目的とした、農地土壌への炭素
貯留や生物多様性保全に効果の高い営農活動に取り組む場合に支
援を行います。
カバークロップ等による炭素貯留効果
13
■問合せ先:中国四国農政局生産部生産技術環境課環境直接支払推進係(内線 2456)
施策の紹介
再生可能エネルギーの推進
バイオマスの利活用
地球温暖化の防止や循環型社会の形成に貢献します。
バイオマスとは、生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、「化石資源を除く動植物に由来する有機物資源」をいいます。
バイオマスは持続的に再生可能な資源であり、エネルギー源や製品の原材料として利用することは、地球温暖化の防止や循環型社会
の形成に大きく貢献するものであり、新たな産業や所得と雇用を創出したり、農山漁村を活性化する等などの効果が期待されていま
す。
間伐材から製造したペレットをハウスの燃料に
■問合せ先:中国四国農政局 経営・事業支援部事業戦略課バイオマス事業係 (内線 2163)
小水力発電
農業用貯水地の落差を利用した例
小水力発電等は、農業用貯水地・用
水路の落差、流れる水量を利用するこ
とや農業水利施設等に設置した太陽光
とや農業水利施設等に設置した
パネル等により小規模な発電を行うも
のです。この自然エネルギーを活用し
た発電で、土地改良施設の維持管理の
削減や二酸化炭素の排出削減等に効果
を発揮しています。
農業用用水路の落差を利用した例
農業水利施設に設置された
太陽光パネル
■問合せ先:中国四国農政局 整備部水利整備課補助事業係(内線 2647)
整備部地域整備課中山間整備第1係(内線 2675)
鳥獣被害防止対策の推進
鳥獣被害防止総合対策交付金等
関係機関との連携により、効果的な被害防止対策に取り組んでいます。
野生鳥獣による農作物被害は、農作物の収益性の低下をも
たらすだけではなく、農業者の生産意欲の減退による耕作放
棄を招くなど中山間地域を中心として深刻な問題になってい
ます。
このため、各県の関係機関などと連携した鳥獣被害対策のため
の会議や研修会などを通じ、地域にエサ場を作らない住民参加型
の対策の重要性の普及啓発を行っています。また、交付金事業等
によって、被害防止活動や捕獲活動及び侵入防止柵等の整備に対
する支援を行うとともに、ホームページによる鳥獣被害対策に関
する情報発信などを行っています。
被害金額及び被害面積(2011年度)
(農林水産省生産局調べ)
■問合せ先:中国四国農政局 生産部生産技術環境課鳥獣被害対策係、鳥獣被害指導係(内線 2429)
14
管内農業の特徴
【主要農作物でみる中国四国農業の特徴】
中国四国地域は、日本海側、瀬戸内海沿岸、太平洋側
と大きく3つの地域に分かれ、美しい自然と豊かな環境
に恵まれ、多種多様の農業生産活動が営まれています。
山口県
品 目
米
鶏卵
肉用牛
ブロイラー
生乳
みかん
ねぎ
いちご
豚
トマト
15
産出額
全 国
688億円
38位
産出額
全国順位
288億円
62億円
34億円
34億円
20億円
17億円
15億円
14億円
13億円
11億円
26位
26位
33位
20位
41位
17位
27位
25位
39位
36位
広島県
1,074億円
29位
品 目
産出額
全国順位
286億円
207億円
61億円
59億円
53億円
38億円
28億円
25億円
25億円
16億円
産 出額
全 国
598億円
41位
品 目
産出額
全国順位
米
肉用牛
生乳
鶏卵
ぶどう
豚
トマト
ねぎ
ほうれんそう
だいこん
産出額
全 国
米
鶏卵
生乳
肉用牛
みかん
豚
トマト
ぶどう
ねぎ
ブロイラー
島根県
27位
5位
23位
25位
9位
30位
22位
9位
15位
29位
238億円
62億円
61億円
35億円
25億円
24億円
10億円
8億円
6億円
6億円
30位
23位
24位
34位
8位
33位
41位
39位
33位
35位
岡山県
品 目
米
鶏卵
ぶどう
生乳
肉用牛
もも
ブロイラー
なす
豚
トマト
産出額
全 国
676億円
39位
品 目
産出額
全国順位
米
ブロイラー
豚
生乳
日本なし
すいか
ねぎ
肉用牛
鶏卵
らっきょう
156億円
62億円
58億円
57億円
52億円
38億円
35億円
25億円
21億円
19億円
鳥取県
産出額
全 国
1,297億円
24位
産出額
全国順位
389億円
210億円
111億円
101億円
67億円
52億円
44億円
22億円
21億円
17億円
18位
4位
2位
12位
22位
3位
13位
13位
35位
31位
36位
11位
25位
25位
4位
4位
9位
35位
37位
1位
管内農業の特徴
愛媛県
品 目
みかん
米
豚
鶏卵
いよかん
生乳
不知火(デコポン)
肉用牛
キウイフルーツ
トマト
産出額
全 国
1,272億円
25位
産出額
全国順位
222億円
168億円
120億円
78億円
72億円
41億円
35億円
35億円
25億円
24億円
3位
35位
15位
23位
1位
30位
2位
32位
1位
25位
農政局では、毎日の生活に欠かせない食料などの生産から流
通、消費までの姿を正しく、客観的に把握し、その結果の統計
データをホームページや農林水産統計速報、各種統計書などに
より、広く国民に提供しています。
また、これらの統計データは、行政施策推進のための基礎資料
として幅広く活用されています。
問い合わせ先:中国四国農政局統計部統計企画課(内線 2721)
※農政局ホームページ(統計情報)
http://www.maff.go.jp/chushi/info/index.html
香川県
産出額
全 国
783億円
36位
品 目
産出額
全国順位
米
鶏卵
レタス
ブロイラー
肉用牛
生乳
ブロッコリー
いちご
豚
みかん
149億円
122億円
52億円
42億円
35億円
35億円
31億円
30億円
25億円
25億円
高知県
産出額
全 国
958億 円
32位
品 目
産出額
全国順位
米
なす
にら
しょうが
みょうが
きゅうり
ピーマン
みかん
ゆり
ししとう
125億円
83億円
71億円
70億円
62億円
57億円
31億円
29億円
29億円
27億円
40位
1位
1位
1位
1位
7位
4位
14位
3位
1位
※平成23農業産出額
38位
17位
4位
14位
31位
33位
4位
12位
32位
16位
徳島県
産出額
全 国
1,004億円
31位
品 目
産出額
全国順位
米
ブロイラー
かんしょ
にんじん
肉用牛
れんこん
生乳
いちご
豚
みかん
136億円
95億円
73億円
68億円
59億円
40億円
38億円
29億円
29億円
29億円
39位
6位
4位
3位
26位
2位
31位
13位
31位
15位
16
組織図
中
国
企
画
総
四
調
整
務
国
農
政
局
室
部
地
域
セ
ン
タ
ー
タ
ー
人
事
課
福
山
地
域
セ
ン
タ
ー
会
計
課
厚
生
課
山
口
地
域
セ
ン
タ
ー
検
査
課
徳
島
地
域
セ
ン
タ
ー
高
松
地
域
セ
ン
タ
ー
課
松
山
地
域
セ
ン
タ
ー
課
高
知
地
域
セ
ン
タ
ー
費
生
示
・
流
通
安
全
活
規
格
監
視
管
理
課
課
務
課
四 国 東 部 農 地 防 災 事 務 所
中 国 土 地 改 良 調 査 管 理 事 務 所
生
産
振
興
課
業
務
管
理
課
四 国 土 地 改 良 調 査 管 理 事 務 所
園
芸
特
産
課
土
産
産
技
地
改
良
術
事
務
所
術
環
境
課
斐 伊 川 沿 岸 農 業 水 利 事 業 所
い
手
業
育
成
戦
略
課
香 川 用 水 土 器 川 沿 岸 農 業 水 利 事 業所
課
課
南 周 防 農 地 整 備 事 業 所
経
営
支
援
課
那 賀 川 農 地 防 災 事 業 所
農
村
振
興
課
農
地
政
策
推
進
部
高
土
地
改
良
資
管
理
源
事
業
計
瀬
農
地
課
課
画
課
部
設
計
用
地
課
課
水
利
整
備
課
農
地
整
備
課
地
域
整
備
防
課
災
課
部
調
整
統
経
計
営
・
企
構
造
課
画
統
課
計
課
生 産 流 通 消 費 統 計 課
※総職員数は、約
す。
17
技
課
岡 山 南 部 農 業 水 利 事 業 所
事
計
江
ン
担
統
松
セ
経営・事業支援部
備
ー
域
生
整
タ
地
部
画
ン
島
畜
計
セ
広
業
村
域
課
表
農
地
務
消
産
取
総
消 費 ・ 安 全 部
生
鳥
名で
保
全
事
業
所
組織図
連絡先一覧
名称
郵便番号
中国四国農政局
〒700-8532
鳥取地域センター
松江地域センター
〒680-0845
〒690-0001
広島地域センター
〒730-0012
福山地域センター
〒720-0017
山口地域センター
〒753-0088
徳島地域センター
高松地域センター
〒770-0943
〒760-0018
松山地域センター
〒790-8519
高知地域センター
〒780-0870
四国東部農地防災事務所
中国土地改良調査管理事務所
四国土地改良調査管理事務所
〒779-0102
〒731-0221
〒762-0086
土地改良技術事務所
〒700-0984
斐伊川沿岸農業水利事業所
岡山南部農業水利事業所
香川用水土器川沿岸
農業水利事業所
南周防農地整備事業所
那賀川農地防災事業所
高瀬農地保全事業所
〒699-0502
〒719-1131
〒762-0082
〒742-1502
〒774-0013
〒789-1201
住所
岡山県岡山市北区下石井1丁目4番1号
岡山第2合同庁舎
鳥取県鳥取市富安2−89−4
島根県松江市東朝日町192
広島県広島市中区上八丁堀6−30
広島合同庁舎2号館
広島県福山市千田町2丁目5−30
山口県山口市中河原町6−16
山口地方合同庁舎
徳島県徳島市中昭和町2−32
香川県高松市天神前3−5
愛媛県松山市宮田町188
松山地方合同庁舎
高知県高知市本町4−3−41
高知地方合同庁舎
徳島県板野郡板野町川端字庄境2−1
広島県広島市安佐北区可部2−6−15
香川県丸亀市飯山町真時677−1
岡山県岡山市北区桑田町1−36
岡山地方合同庁舎
島根県出雲市斐川町荘原105番地
岡山県総社市中央1−5−35
香川県丸亀市飯山町川原1114−1
飯山市民総合センター3F
山口県熊毛郡田布施町大字波野585番1
徳島県阿南市日開野町西居内456
高知県高岡郡佐川町甲1591
電話番号
086-224-4511
0857-22-3131
0852-24-7311
082-228-5840
084-955-1951
083-922-5200
088-622-6131
087-831-8151
089-932-1177
088-875-7236
088-672-5252
082-819-1617
0877-56-8260
086-223-2777
0853-72-7440
0866-93-1121
0877-59-7370
0820-51-1007
0884-23-3833
0889-20-0201
中国四国農政局
本紙問い合わせ先:
中国四国農政局企画調整室
〒700‐8532
岡山市北区下石井1丁目4番1号
岡山第2合同庁舎
TEL.086‐224‐4511(代表)
http://www.maff.go.jp/chushi/
18