黒田アクティブジャパン - ばんせい投信投資顧問

1/4 ページ
黒田アクティブジャパン
Monthly
Report
2010年8月31日現在
追加型投信/国内/株式
fund no.2
1001
■ ファンドの概要
商品分類
設定日
決算日
信託期間
収益分配
4,882
-201
12.7
-1.0
10,866
4,008
基準価額
(前月末比)
純資産総額
(前月末比)
設定来高値
設定来安値
追加型投信/国内/株式
2005年11月30日
毎年11月30日(休業日の場合は翌営業日)
10年(2015年11月30日まで)
毎期、決算日に収益分配方針に基づいて分配を行います。
円
円
億円
億円
円 (06/04/10)
円 (08/10/10)
■ ファンドの特色・投資方針
1. ファンド名に運用責任者の黒田を冠します。
2. 数倍化する可能性のある銘柄の発掘に努めます。
3. わが国の中小型株を中心に成長性の高い銘柄へ幅広く投資することにより、絶対パフォーマンスを追求します。
4. 中小型株の投資魅力である企業の成長性に主として着眼し、また、割安な企業、変化する企業を選別します。
5. 中長期的観点からの投資を基本としますが、企業の経営姿勢や業績の変化、株価水準等から総合的に判断し、個別銘柄に対する投
資比率の調整を行います。
※運用はファミリーファンド方式で行い、当ファンドと実質的に同一の運用方針を有する黒田マザーファンドを主要投資対象とします。
■ パフォーマンス
基準価額と純資産の推移
11500
期間騰落率
240
〔円〕
〔億円〕
10500
210
9500
180
8500
150
7500
120
6500
90
5500
4500
3500
05/11
1ヵ月 3ヵ月 6ヵ月
-4.0%
-4.9%
-2.7%
1年
3年
設定来
-8.1% -27.2% -51.2%
分配金
第1期
( 2006/11/30 )
第2期
( 2007/11/30 )
0円
60
第3期
( 2008/11/30 )
0円
30
第4期
( 2009/11/30 )
0円
0円
0
06/05
06/11
07/05
純資産総額
07/11
08/05
08/11
09/05
基準価額(分配金込み)
09/11
10/05
基準価額
※基準価額の推移は、当該ファンドの信託報酬控除後の価額を表示しております。尚、分配金込み基準価額は税引き前分配金を単純に合算したものであり、設定来高
安値及び騰落率は分配金込み基準価額で表示,計算しております。
※3ページに当ファンドにかかるリスク及び費用を掲載しておりますので必ずご確認ください。
《当資料のお取扱におけるご注意》
当資料は当該ファンドに関する運用状況の情報提供を目的として、ばんせい投信投資顧問が作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類で
はありません。当資料は信頼できる公開情報に基づいて作成されたものですが、その情報の確実性あるいは完全性を保証するものではありません。ま
た、当資料の運用実績・データ等は過去のものであり、将来の市場環境の変動やファンドの値動き等を保証するものではありません。当資料は事前の
通知なしに内容を変更することがあります。投資信託は、株式など値動きのある証券等に投資をしますので基準価額は変動し、また元本が保証されて
いるものではありません。これらの運用による損益は全て投資家の皆様に帰属します。当ファンドのお申し込みに際しましては、販売会社より投資信託
説明書(交付目論見書)をあらかじめ、または同時にお渡ししますので、必ず内容をご確認の上、ご自身でご判断ください。
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第384号
商品投資顧問業(農経(1)第19号)
〔加入協会〕
(社)投資信託協会 (社)日本証券投資顧問業協会
日本商品投資顧問業協会
【審査NO.2010-1-0265】
2/4 ページ
黒田アクティブジャパン
2010年8月31日現在
追加型投信/国内/株式
Monthly
Report
■ ポートフォリオ(マザーファンド)
資産構成(純資産総額比)
87.4 %
株 式
12.6 %
そ の 他 資 産
-(先物・オプション)
当ファンドはマザーファンドを通して運用を行っております。
ベビーファンドに換算した実質組入比率は 87.0 % です。
組入銘柄数
58 銘柄
組入上位10銘柄
コード 銘 柄
業 種
比率 概要
1
2311 エプコ
サービス業
4.1% 水道・給排水設備の設計・コンサルティング
2
3834 朝日ネット
情報・通信業
4.1% ネット接続サービスの「ASAHIネット」運営
3
2376 サイネックス
サービス業
3.6% 地方行政情報誌や電話帳発行
4
8410 セブン銀行
銀行業
3.0% セブン-イレブン店舗のATMを中心とした一般銀行業務展開
5
7861 東京リスマチック
その他製品
2.7% DTPサービス大手
6
8692 だいこう証券ビジネス
証券商品先物
2.3% 証券バックオフィス事務代行
7
3258 常和ホールディングス
不動産業
2.3% みずほCB系。ビル賃貸が主力
8
9475 昭文社
情報・通信業
2.0% 「マップル」で地図出版首位級
9
3828 ニフティ
情報・通信業
2.0% 富士通子会社。ネット接続@nifty運営
10
6295 富士変速機
機械
上位10銘柄合計
(対純資産総額比)
1.9% 変減速機から出発、機械式立体駐車場装置で4,5番手
28.2%
*四捨五入の関係上、合計値が合わない場合があります。
市場別(組入株式評価額比)
45.2 %
東証第一部
11.4 %
東証第二部
1.2 %
東証マザーズ
24.3 %
ジャスダック
6.1 %
ヘラクレス
11.8 %
地方上場
100.0 %
合計
業種別上位
1 サービス業
2 情報・通信業
3 電気機器
4 小売業
5 化学
合計
20.3 %
16.5 %
12.4 %
8.5 %
8.4 %
66.1 %
(組入株式評価額比)
■ コメント
8月の株式市場は、円相場が約15年ぶりの円高水準まで上昇し、収益悪化懸念から輸出関連銘柄中心に売り優勢の展開となりました。また、米国の景気減速
懸念の強まりから米長期金利が低下し、国内長期金利も約7年ぶりに1%割れとなりました。特に中旬以降は米連邦準備理事会(FRB)の景気判断の下方修正
や国内の4−6月期実質国内総生産(GDP)が市場予想を大きく下回るなど日米景気の減速懸念が台頭し、日経平均株価は大幅続落となり、連日で年初来安値
を更新しました(25日 8,845円終値ベース)。その後、政府・日銀の政策対応への期待感から反発する場面もありましたが、月末には政策期待の一巡に加え、米
株安や円高が進行しほぼ全面安となり、日経平均株価は再び年初来安値を更新しました(8,824円終値ベース)。中小型株を含む新興市場においては、東証1部
市場にほぼ連動する格好で下落基調をたどり、東証2部、日経ジャスダック平均、マザーズ指数が年初来安値を更新しました(25日)。ただ、個別にはMBO(経営陣が
参加する買収)や完全子会社化を実施する企業が目立ち、関連した企業の株価が急伸しました。当月の騰落率(前月末比)は、中型株指数▲5.5%、小型株指
数▲5.7%、東証2部指数▲3.6%、JQ指数▲5.1%、東証マザーズ指数▲8.7%、ヘラクレス指数▲7.2%となりました。
運用においては、保有銘柄の比率調整や株価が上昇した明豊ファシリティワークス、スカイマーク、ブイ・テクノロジーや業績下方修正したザインエレクトロニクス(4銘柄)の全株売却
を行う一方、保有銘柄の買い増しや新規に化学、デジタル、小売関連銘柄(5銘柄)を買い付け、8月末の株式組入比率を87.0%(10/7月末 83.0%)としました。
米国景気の二番底や中国の成長鈍化懸念、欧州の財政危機の再燃など世界経済の先行きが怪しくなると外需頼みの日本経済の回復シナリオが揺らぎ、景気の
底割れが懸念されています。株安・円高を阻止するために政府・日銀が対応策を発表したものの、意外感に乏しく歯止めとはなっていません。7月以降の猛暑効
果に加え、9月末のエコカー補助金終了、10月のたばこ増税などの駆け込み需要が景気を押し上げるものの、先食いの反動から秋以降息切れする可能性があり
ます。株安や円高を抑えるには、更なる金融緩和や政策実行、日米の経済指標の改善を示すことが必要です。
株式市場は米国経済の減速などで約15年ぶりの円高ドル安となり、輸出企業の採算悪化懸念の広がりから投資家心理が弱気に傾き、日経平均株価は年初来
安値圏にあります。15年前と比較すると企業の円高耐久力は高まっており(海外生産の拡大、円建て決済の増加など)、更なる円高(80円割れ)に進行しなけれ
ば、円高による経済への下押し圧力は、中国を中心とした新興国の需要を取り込むことで多少とも補えるのではないかと考えています。9月は国内企業の決算
期末であることから例年換金売りが出やすく、売り圧力が強まる月でもあり下ブレも懸念されます。短期的には売られ過ぎによる自律反発も期待されますが、現
状の投資環境(米景気の減速懸念や円高など)では上値は限られます。株価は各投資尺度から底値圏にあると思っていますが、米国景気の改善を示す経済指
標(=円高是正)や景気先行指標としてのNYダウ平均株価の上昇など相場の変調が見られるまでは内外の経済指標や政局の動向などを見極める必要がありま
す。また、最近の株式市場において、経営改革を加速するためや長期の視点で資本政策・事業戦略の見直しをするためにMBO(経営陣が参加する買収)や
M&A(企業の合併・買収)を実施する企業が散見されます。株価の下落により企業価値が割安になっていることや日本電産のように円高を追い風に海外企業を
買収する好機でもあり、M&Aは低迷している株式市場の刺激剤となり市場の活性化につながるものと思っています。
中小型株を含む新興市場においては、円高など外部環境の影響を受けにくいにもかかわらず、最近はほぼ東証1部市場に連動する展開となっています。また、
個人投資家主体の新興市場では、4月高値からの株価下落により含み損を抱えるなど投資余力が低下し、様子見ムードが強まり売買代金は低水準に落ち込ん
でいます。当面、東証1部市場全般と連動した相場展開が続くと思われ、値ごろ感から主力銘柄への見直し買いや好業績割安銘柄や材料性のある銘柄など個
別銘柄への物色が予想されます。
株式相場は円相場に左右される展開となっており、一段と円高が進むようだと相場が下ブレする可能性があります。半面、バリュエーション面からは売られ過ぎの状
態となるなど市場心理が過度の悲観に傾いた時が投資の好機でもあります。当面、外部環境の先行き不透明感から相場は不安定な動きが想定され、今後の
相場の変調を見極めたいと考えています。ファンド運用にあたっては、保有銘柄の比率調整を中心に行いながら、反発局面では利益確定売りや戻り売りを行う一
方、調整局面では小まめに押し目買いを入れるなどタイミングを計りながら運用してまいります。
運用担当者 黒田 毅
当資料は当該ファンドに関する運用状況の情報提供を目的として、ばんせい投信投資顧問が作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類で
はありません。当資料は信頼できる公開情報に基づいて作成されたものですが、その情報の確実性あるいは完全性を保証するものではありません。ま
た、当資料の運用実績・データ等は過去のものであり、将来の市場環境の変動やファンドの値動き等を保証するものではありません。当資料は事前の
通知なしに内容を変更することがあります。投資信託は、株式など値動きのある証券等に投資をしますので基準価額は変動し、また元本が保証されて
いるものではありません。これらの運用による損益は全て投資家の皆様に帰属します。当ファンドのお申し込みに際しましては、販売会社より投資信託
説明書(交付目論見書)をあらかじめ、または同時にお渡ししますので、必ず内容をご確認の上、ご自身でご判断ください。
3/4 ページ
黒田アクティブジャパン
2010年8月31日現在
追加型投信/国内/株式
Monthly
Report
■当ファンドにかかるリスクについて
当ファンドは、株式や公社債など値動きのある証券にマザーファンドを通じてまたは直接投資します。これらの投
資対象証券には、主として以下のような性質があり、当ファンドの基準価額を変動させる要因になります。従っ
て、当ファンドは、元本が保証されているものではありません。
※以下は交付目論見書を要約したものです。詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)の「投資リスク」をご覧ください。
①株価変動リスク…株式市場が国内外の政治、経済、社会情勢の変化等の影響を受けたり、また株式の発行
企業の業績悪化、信用状況の悪化などで、基準価額が下落する可能性があります。
②金利変動リスク…金利変動により債券価格が変動するリスクをいいます。一般に金利が上昇した場合には、
債券価格は下落し、当ファンドの基準価額が下落する可能性があります。
③信用リスク…公社債および短期金融商品の発行体が財政難、経営不振、その他の理由により、利息や償還
金をあらかじめ決められた条件で支払うことができなくなるリスク(債務不履行)をいいます。
④流動性リスク…有価証券等を売買しようとする場合、需要または供給がないために、有価証券等を希望する
時期に、希望する価格で、希望する数量を売買することができないリスクをいいます。
⑤他のベビーファンドの影響
⑥投資信託に関する一般的なリスク
⑦運用体制の変更ならびに運用責任者の交代に関するリスク
■お客さまにご負担いただく費用について
◎直接ご負担いただく費用
申
込
時
換
金
時
・ 申込手数料
お申込価額×3.15%(税抜き3.0%)を上限として販売会社が定める手数料率(注1)
※「分配金再投資コース」の収益分配金の再投資の際にはお申込手数料はかかりません。
(注1)販売会社によって異なりますので、販売会社または委託会社にお問合せください。
・ 換金(解約)手数料
ありません。 ・ 信託財産留保額
換金(解約)申込受付日の基準価額に対し0.30%の率を乗じて得た額を控除します。
◎保有期間中に間接的にご負担いただく費用
保
有
時
・ 信託報酬
ファンドを保有している期間、保有している金額に対して年率1.575%(税抜き1.5%)。
(配分(各税込み):委託者0.756%・販売会社0.735%・受託者0.084%)
・ その他の費用
信託事務の処理に要する諸費用(監査報酬、目論見書等の印刷費用等を含みます。)
有価証券売買時の売買委託手数料 等
※その他費用については、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を表
示することができません。
※詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)をご参照ください。
《投資信託に関する留意事項》
投資信託は、その商品の性格から次の特徴をご理解のうえご購入くださいますようお願い申し上げます。
・ 投資信託は預金ではありません。
・ 投資信託は預金保険の対象となりません。
・ 投資信託は値動きのある有価証券等に投資するため、投資元本及び分配金が保証された商品ではありませ
ん。
・ 投資信託の設定・運用は投資信託委託会社が行います。(証券会社・銀行は販売の窓口となります)
・ 投資した資産の価値の減少を含むリスクは、投資信託をご購入のお客様が負うことになります。
・ 登録金融機関を通じてご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。
4/4 ページ
黒田アクティブジャパン
Monthly
Report
2010年8月31日現在
追加型投信/国内/株式
■ お申込メモ
お 申 込 単 位 : <分配金受取コース> 1万口以上1万口単位
<分配金再投資コース> 1円以上1円単位
※お申込単位は各販売会社により異なります。詳細は各販売会社にお問い合わせください。
お 申 込 価 額 : お申込日の基準価額
ご 換 金 単 位 : <分配金受取コース> 1万口単位
<分配金再投資コース> 1口単位
ご 換 金 価 額 : ご換金申込日の基準価額から信託財産留保額(当該基準価額に0.30%を乗じて得た額)
を差引いた価額とします。
解約代金の受渡 : ご請求の受付日から5営業日目以降となります。
受 付 時 間 : 原則として営業日の午後3時までとし、当該受付時間を過ぎた場合は翌営業日の受付となります。ただし、
受付時間は各販売会社によって異なる場合があります。
■ 委託者、その他関係法人
委
託
受
託
者 : ばんせい投信投資顧問株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第384号
商品投資顧問業(農経(1)第19号)
〔加入協会〕(社)投資信託協会 (社)日本証券投資顧問業協会
日本商品投資顧問業協会
(投資信託の設定、投資信託財産の運用指図等を行います。)
者 : 住友信託銀行株式会社〔再信託受託会社:日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社〕
(投資信託財産の管理業務等を行います。なお、信託事務の一部につき、日本トラスティ・サービス信託銀
行株式会社に委託することができます。)
販
売
会
社 : (受益権の募集・販売の取扱い、一部解約の実行の請求ならびに償還金および一部解約金の支払い等を
行います。下記表は当ファンドの販売会社の一覧表です。)
《 販売会社一覧 》
(50音順、加入協会に○印)
販売会社名
登録番号
日本
証券業
協会
(社)日本 (社)金融
先物
証券投
資顧問 取引業
協会
業協会
藍澤證券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第6号
○
株式会社SBI証券
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第44号
○
かざか証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第58号
○
黒川木徳証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第67号
○
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2251号
○
ばんせい山丸証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第148号
○
日の出証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第31号
○
マネックス証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号
○
丸八証券株式会社
金融商品取引業者 東海財務局長(金商)第20号
○
水戸証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第181号
○
むさし証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第105号
○
○
楽天証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第195号
○
○
リテラ・クレア証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第199号
○
○
日興コーディアル証券株式会社
(投信スーパーセンター)
■ 当ファンドの照会先
ばんせい投信投資顧問株式会社
電話番号 : 03-3523-8118
営業時間 : 営業日の午前9時∼5時
HPアドレス : http:/www.bansei-am.co.jp/
○
○
○
○
○
○
○