情報共有を深める 広報きもべつ 月号 9 Public Relations of Kimobetsu 比羅岡・留産地区 鏑木 健史さん/工藤 大文さん 行天 勝美さん 鈴川地区 小川 泰樹さん/徳永 純子さん 菊地 光雄さん 御園・金山地区 宇野 嘉祐さん/山下 純さん 松井 孝司さん 双葉地区 岩井 真さん/柿崎 敦紀さん 熊谷 實さん 日時や場 所など具 体 的 なことは、近日 中にご案内いたしま す。 ご相 談の連 絡 先は、 地 域 おこ し 協 力 隊 タ ウンマネージャー の山田冬太さん。 ☎55 │8811 ︵インフォメーション センター︶ 橋口 とも子さん/前田 真良さん 宮本 弘夫さん 家である鈴川地区の特性を 単なる労 働 力ではないので、 基本的な役割は、 集落の維持・発展に 考えると、農 繁 期に保 護 者 農作業パートの代わりはでき 貢献すること が子 供の送 迎 を するのは事 ません。次の2つの原則に沿っ 実上不可能です。 この場合、 て、 農作業支援を行います。 地域おこし協力隊の役割 は、 限界集落化が進んでいる 子どもの送 迎 活 動は、営 農 ①独 居あるいは高 齢 者だけ の世 帯で、農 作 業に支 障 地 域の営みが、今 後 も 支 障 活動と子育てを両立する上 が生じている場合 なく維持され将来的には発 で、 重要な集落支援です。 ②現役の農家が怪我や疾病 展できるよう、住 民と協 力 このように、地域の特性に などで、 一時的に農作業が し合って共に地域を支えてい 見合った支援活動を地域住 できない緊急時 くことです。必ずしも、地域 民と共に考え実践するのが、 この つ以外の事情で困っ のお年 寄りだけを 支えるこ 地 域おこし協 力 隊の重 要な ている 等の場 合 は 、ご 相 談 とが、 役割ではありません。 役割です。 ︵※1︶ ください。 なお、 協力隊 例 を一つ上げましょう。地 具体的には は農 業の専 門 家ではないの 域おこし協 力 隊は現 在 、鈴 どんな仕事をするの で、対 応できる 作 業 は 限 ら 川地区の小学生が野球少年 れま す 。対 応できる 場 合で 農繁期などで地域の集会 地 域の維 持にとって重 要 な 団の練習に合流できるよう、 地域おこし協力隊の具体 も、手 順を教えていただいて 所などの草刈りができない、 自治活動への支援活動も行 送 迎 を 行っていま す 。これ 的な仕事には、 主に次のよう から、 作業にあたります。 葬儀の会場運営の手が足り います。 は、地 域のお年 寄 り 支 援と なものがあります。 ︵2︶生活支援 ない、若い人が少なくて神社 ②コミュニケーション活動 は関係がなさそうですが、 小 ︵1︶農作業の支援 祭 りの準 備が大 変 だなど 、 学 生の家 庭のほとんどが農 と言っても、 ①地域自治活動の支援 独 居などで会 話の少なく 〝農作業支援〟 ﹁地域おこし協力隊は、なにをするのか?﹂ といった質問や疑問が、多くの方から寄せられています。 これまで、各集落でのあいさつ回りやイベントの手伝いなどで、 黄色いツナギのユニフォーム姿を見かけた方は少なくないと思いますが、 委嘱状が交付されてから約 カ月余り経過して 実践を伴った研修期間が終わり、その任務も具体化してきましたので、 冒頭の質問に答えるべく、地域おこし協力隊の役割と仕事についてご案内しましょう。 2 2 集 落の状 況に応じて業 務を ユニークなイベントとなりま なったお年 寄りとのおしゃべ なった高 齢 者の家の周 りの 検討します。 りなど、孤 独 感 を 癒し地 域 草 刈りや花 植え、庭 木の剪 した。 社 会 との交 流 を 回 復 す る 定、 ごみ処理や清掃、物置の ︵2︶定山渓温泉ツアーで 全町民を対象にした きっかけづくり を 支 援 する 整 理、 屋根の修繕やペンキ塗 整体サービス まちづくり活動 ため、高 齢 者 世 帯の見 守り りなどの軽微な作業から、 家 高齢者に人気の定山渓温 協 力 隊の活 動 領 域は、担 活 動 を 行います 。不 審な車 の前の除 雪や屋 根の雪 下ろ 泉ツアーは、今年度から毎月 当する地域や集落だけが対 に注 意 を 払い、訪 問 販 売 な しなども支 援 活 動の対 象で 行われるようになりました。 象ではありません。市街地や このツアーに協 力 隊 も 参 加 どの消 費 者トラブルを 未 然 す 。薪 割り、 アンテナ調 整な 他の地 区 住 民 を 含め、全て して、さまざまな 支 援 活 動 に防 ぐことにも 貢 献できる ど、様々な 要 望にも 対 応し でしょう。 ますので、 お問い合わせくだ の町民を対象とする活動も を始めています。整体師の資 。専 門 家が必 要と 行います。 これは、 協力隊一人 さい︵ ※1︶ 格 を 持っている 協 力 隊の小 ただし、食 事 などの調 理 なる場 合には対 応できない ひとりの特性やノウハウを活 は、 対象となりません。 川泰樹さんが、 湯あがりに体 こともあります。 用したまちづくりの活 動で のケアを行い、参加されたみ ③外出支援 ⑤ 家 電やパソコン、 IP告 知 す。その中から、具 体 的な事 車がない、 バス停が遠い、 足 なさんに大好評でした。 例を紹介します。 が不 自 由 などの高 齢 者が、 端末など機器利用の支援 ︵3︶ これからもいろいろ パソコンやインターネットな ︵1︶ ﹁絵の具であそぼ!﹂ 通 院や 買い物 、用 事 などに 協 力 隊の中には、福 祉 活 どの基本的な操作を教えた 月 日、解 体が間 近い 動の経験者や、 利 用できるよう 、日 時 と 場 IT関連のプ り、 トラブルを解決するお手 旧 喜 茂 別 保 育 所に、子ども ログラマーなど、様々なノウハ 所を決めて協 力 隊が車で送 伝いをします 。また、 IP告 たちが集 まり ました。床 や ウを持っているメンバーがいま 迎 するシステムを 検 討 中で 。 知端末が全世帯に導入され 壁、窓の全てをカンバスに、 バ す。 す︵※ ︶ これから、多 様なまちづ 事前の申し込みが必 た場 合の操 作 方 法 などは、 ケツいっぱいの絵の具 を 手の くり活動が期待できます。 また、 ※1 *次 回は、 人の﹁ 集 落 支 援 員 ﹂の 、可 能な限り 要ですが︵ ※1︶ 何度でもお伺いします。 ひらや足の裏に付けて、歩き 仕事をご紹介します。 対応します。 これは、喜茂別 ︵3︶地域の見回り 回ったり走ったり、 ほうきに絵 町内のみを範囲とする外出 山間の耕地や集落周辺に の具をつけて掃除をしたり、 支 援です。町 外への外 出につ は、不 法 投 棄が絶えません。 普段出来ない 〝落書き〟を思 地域おこし協力隊と いては、 バス停まで送 迎しま 協 力 隊 は 定 期 的に地 域 全 いっきり楽しむ﹁ 子ども絵画 集落支援員の、 す 。なお、お金 を 預かって買 体 を 巡 回し、不 法 投 棄の発 教 室 ﹂が行われました。 これ 地区担当が決まりました い物の代行をすることや、 救 見と報 告 を 行います 。道 路 は、協力隊の宇野嘉祐さん、 月 中 旬から、地 区ごと ※2 急 患 者の緊 急 輸 送 活 動は、 や側 溝、橋 梁、交 通 標 識、空 徳 永 純 子さん、鏑 木 健 史さ に 活 動 を 始 めていま す︵ ※ できません。 家、 法面などの破損状況につ んが企画し、 全員で実施した 。見かけましたら、気軽に ︶ ④家の周りの環境整備支援 いても 報 告します 。 このほか イベントです。協力隊の個性 声をかけてください。 にも、 住民の方からの要望や が発 揮され、 これまでにない 思うように体が動かなく 2 集落支援員 地域おこし協力隊 地区担当 3 8 2 8 5 地域おこし協力隊による 「絵の具であそぼ!」 6 2 12 7 伏見・栄地区 1
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