株式会社 大和産業 - エコアクション21

環境活動
レポート
作成 2014年5月27日
対象期間 2013年4月~2014年3月
株式会社 大和産業
目次
1.事業概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
3
1)事業者名及び代表者 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2)所在地 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
3)責任者及び事務局 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
4)連絡先 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
3
5)事業活動の内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6)対象範囲 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
3
7)事業規模 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8)推進組織図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
2.環境方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
5
3.環境目標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.主要な環境活動計画の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
5.環境目標の実績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
6.環境活動の取り組み結果とその評価、
次年度の取り組み内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
7.代表者による全体評価と見直しの結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9
8.環境関連法規の遵守状況の確認及び評価の結果
9
並びに違反、訴訟等の有無・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.事業概要
1)事業者名及び代表者名
株式会社 大和産業
代表取締役 鈴田 亨
2)所在地
本社 〒889-2533 宮崎県日南市星倉1-13-8
資材置き場 〒889-2532 宮崎県日南市板敷7852-1
3)環境管理責任者及び事務局
EAー21責任者 鈴田 貴子
4)連絡先
連絡担当者 鈴田 貴子
TEL 0987-25-1038
FAX 0987-25-5304
E-mall [email protected]
5)事業活動の内容
・土木工事業
・舗装工事業
・とび土木工事業
・しゅんせつ工事業
・石工事業
・塗装工事業
・鋼構造物工事業
・水道設備工事業
6)対象範囲
・認証登録範囲 全組織 ・ 全活動
・レポートの対象期間 2013年4月~2014年3月
・レポートの発行日 2014年5月27日
7)事業規模
項目
売上高(百万)
工事件数
従業員数
床面積(㎡)
総敷地面積(㎡)
2011年
2012年
2013年
110
21
7
60
89
16
7
60
170
14
7
60
288
288
288
8)推進組織図
代表者
鈴田 亨
推進責任者
鈴田 貴子
工事部
日高 一
総務部
鈴田 誠
3
2.環境方針
環 境 方 針
《基本方針》
私たち大和産業は、近い将来深刻化するであろう地球温暖化や
大気汚染、そして地下資源の枯渇などを人類共通の課題と認識し、
建設(土木)工事での事業活動における環境負担低減を図るため、
全社一丸となって自主的・積極的に環境保全に取り組みます。
《活動方針》
1.我社が事業を展開した結果、過去に与えた環境負荷を把握し、以下の
事項について、削減目標及び活動計画を定め継続的な改善に努めます
① 電気使用量、化石燃料使用量の節減による二酸化炭素排出量の削減
② 建設現場や事業所から排出される廃棄物の削減・リサイクルの促進
③ 節水活動による水使用量の削減
④グリーン購入促進によるエコ製品の積極活用
⑤環境負荷の少ない施工に努める
2.環境関連法規制を遵守するとともに、行政機関・団体・地域等の要請に
に協力します
3.環境保全のための災害ボランティアへの積極参加や、地域での社会貢献
活動、生物多様性の保全に努めます。
4 .環境方針は当社全従業員に周知徹底し、関連の協力会社さまへも
協力を依頼するとともに、一般に公表します。
改訂日2013年4月15日
株式会社 大和産業
代表取締役 鈴田 亨
4
3.環境目標
過去3年間の環境負荷の自己チェック及び環境への取り組みの自己チェックから
2013年度から2015年度の目標値を設定しました。
年度別 環
取組み項目
(目標項目)(単位)
1.二酸化炭素排出量の削減
(kg-CO2)
ー(
省
エ
ネ
ル
ギ
)
C
O
2
削
減
2
廃
棄
物
の
削
減
実施区
(kWh)
②ガソリン燃料の削減
(L)
①一般廃棄物削減
(kg)
②建設副産物の
リサイクル率向上
3.水資源使用量の削減
3
(m )
基準値
2013年度目標
2014年度目標
2015年度目標
(2013年4月~
2014年3月)
(2014年4月~
2015年3月)
(2015年4月~
2016年3月)
0.5%削減
1%削減
1.5%削減
2599.1
66742.3
2,586.1
66,408.6
2,573.1
66,074.9
2,560.1
65,741.2
全体
69,341.4
68,994.7
68,648.0
68,301.3
事務所
3,734.2
3,734.2
0.5%削減
全体
事務所
現場
3,715.5
3,715.5
0.5%削減
275.1
273.7
548.5
545.8
823.6
819.5
0.5%削減
現場
24946.8
24,822.1
全体
24946.8
24,822.1
0.5%削減
事務所
72.6
72.2
全体
72.6
72.2
リサイクル率
95%以上
現場
リサイクル率
95%以上
(宮崎県の目標)
1%削減
1.5%削減
3,696.9
3,678.2
3,696.9
3,678.2
1%削減
1.5%削減
272.3
271.0
543.0
540.3
815.4
811.2
1%削減
1.5%削減
24,697.3
24,572.6
24,697.3
24,572.6
1%削減
1.5%削減
71.9
71.5
71.9
リサイクル率
95%以上
71.5
リサイクル率
95%以上
(総排出量-単純焼却-最終処分)/総排出量*100
1%削減
.
2%削減
3%削減
事務所
298.0
295.0
292.0
289.1
全体
298.0
295.0
292.0
289.1
1品目増
4.グリーン購入の促進
(新規購入品目数)
標 現場
事務所
全体
③軽油使用量の削減
(L)
目
(2009年4月~
2012年3月)
①電気使用量の削減
(総電気使用)
境
1品目増
1品目増
現場
8
0
9
1
10
2
11
3
全体
8
10
12
14
事務所
5.環境保全の取組推進
(ボランティア活動の実施)
全体
2回
6.生物多様性保全推進活動
全体
環境活動計画
の徹底実施
環境活動計画の徹底実施
7.環境負荷の少ない
施工に努める
現場
環境活動計画
の徹底実施
環境活動計画の徹底実施
4回/年
4回/年
4回/年
*建設現場からでる一般廃棄物は、すべて事務所に持ち帰っているため 事務所で集計しています。
*建設副産物のリサイクル率は(再利用+再生利用+熱回収)÷総排出量×100
*建設現場で使用する水は事務所から運搬するため、事務所で集計しています。
5
4.主要な環境活動計画の内容
取組項目
活動内容
CO2排出量の削減
①照明をLEDに順次変えていく
電気使用量の削減
②電気ポットの使用禁止
③グリーンカーテンの設置
①エコドライブの徹底(アイドリングストップなど)
ガソリン使用量の削減
②不要な荷物は乗せない、荷台の確認
③エアコンの使用を控える
①エコドライブの徹底(アイドリングストップなど)
軽油使用量の削減
②低排出型の重機の使用
③エアコンの使用を控える
一般廃棄物の削減
リサイクル率の向上
水資源使用量の削減
グリーン購入の促進
環境保全の取組推進
生物多様性保全推進活動
①コピー機使用後はオールクリアを押す
②古紙のリサイクル
①マニフェストの印鑑確認
②マニフェストの交付年月日及び交付番号の確認
①トイレでの大小レバーの使い分け
②雨水の利用
①グリーン対象商品を調べ、リスト化
②商品購入時はエコ対象品の有無を確認して購入
①事務所周辺の清掃活動
②地域ボランティア活動参加
①講習会に積極的に参加
②希少生物の保護
①委託業務など、積極的に提案する
環境負荷の少ない施工に努
②残った生コンの適正処分
める
③不必要な伐採を行わない
6
5.環境目標の実績
エコアクション21を運用した2013年度(2013年4月~2014年3月)
における環境目標に対する実績は次の通りです。
2009年度から2012年度の業績を基準にしています。
取組み項目
(目標項目)(単位)
CO2排出量の削減 (k
g-CO2)
ー(
1
省
エ
ネ
ル
ギ
)
C
O
2
削
減
2
廃
棄
物
の
削
減
①電気使用量の削減
(kWh)
実施区
2013年度
2013年度
(2013/4~2014/3)
(2013/4~2014/3)
目標値
実績
事務所
2,586.10
現場
66408.6
事務所
3,715.50
事務所
達成率
2637.3
評価
(100%以上
○、未満×)
98.1%
×
54,374.80 122.1%
○
3,956
93.9%
×
273.6
241.4 113.3%
○
現場
545.8
746.3
73.1%
×
全社
819.4
987.7
83.0%
×
現場
24822.1
20,059.20 123.7%
○
③軽油燃費の向上
2010~2012年度平均比
(km/L)
現場
6.1
6.4 104.9%
○
①.一般廃棄物の削減
(kg)
全社
75.2
30.9 243.4%
○
②.建設副産物の
リサイクル率向上
現場
95%以上
100.0% 100.0%
○
297.0
248 119.8%
○
②ガソリン使用量の削減
(L)
③軽油使用量の削減
(L)
3.水資源使用量の削減
3
(m )
事務所
4.グリーン購入の促進
(購入品目数)
全社
9
11 122.2%
○
全社
4回以上/年
14 225.0%
○
5.環境保全の取組推進
(ボランティ実施回数)
6.生物多様性保全推進活動
7.環境負荷の少ない施工に
努める
全社
環境活動計画
の徹底実施
環境活動計画
の徹底実施
○
現場
環境活動計画
の徹底実施
環境活動計画
の徹底実施
○
*軽油の燃費は2トンダンプ車、4トンダンプ、ユニックの三台の平均値
*建設副産物のリサイクル率は(再利用+再生利用+熱回収)÷総排出量×100
*九州電力のH23年度実績 CO2排出クレジット反映前を使用(0.525)
7
6.主要な環境活動計画の取り組み結果とその評
価、次年度の取り組み内容
取組項目
取り組み結果とその評価、次年度の取り組
み内容
活動内容
二酸化炭素排出量の削減は現場では目標を達成することがで
きたが事務所においては達成率98%と達成することができな
かった。主な原因として、暑夏によるエアコン使用時間の増加、
低めの設定温度により7月、8月が大幅に目標値を上回ってし
まった。扇風機との併用やグリーンカーテン、ブラインド使用など
の取り組みをしっかりと行った上での結果なので前向きにとらえ
たい。次年度も積極的に活動していく。
CO2排出量の削減
①照明をLEDに順次変えていく
電気使用量の削
②電気ポットの使用禁止
減
③グリーンカーテン設置
暑夏により7月、8月は目標値を大幅に上回ってしまったが、非
常によく活動できた。照明購入時はLEDに順次変えていくという
活動項目は、照明交換がなかったため次年度も引き続きこの活
動を継続する。新たな取り組みとして夏期はクールビズ、冬期は
ウォームビズをし冷暖房の使用を控える。
事務所でのガソリン使用量削減は目標達成となったがこれに満
足せず引き続き取り組んでいく。現場では達成率が73.2%
だった。主な要因としてはガソリン使用の機械を使う現場が多
かったことがあげられる。作業停止時はエンジンの停止をするな
ど積極的に二酸化炭素削減に取り組めていた。次年度も継続し
て取り組んでいく。
①エコドライブの徹底
ガソリン使用量 ②不要な荷物は乗せない、荷台の確
の削減
認
③エアコンの使用を控える
①エコドライブの徹底
軽油使用量の削減は目標達成することができた。燃費率も目標
値より上げることができた。少しでも削減出来るよう、これらの活
動内容以外にも取り組みを行っており、意識の向上もみられた。
工事内容で軽油使用量は大きく左右されるが、今後も燃費の把
握等により活動を継続し二酸化炭素軽減につなげたい。
軽油燃料使用量
②低排出型の重機を使用
の削減
③エアコンの使用を控える
①コピー機使用後はオールクリアを 古紙をリサイクルすることにより、一般廃棄物の量を大幅に下げ
一般廃棄物の削 押す
ることができた。今後は再使用、リサイクルしやすい製品を優先
減
的に購入し、一般廃棄物の削減に努めたい。
②古紙のリサイクル
①マニフェストの印鑑確認
建設副産物のリサイクルに関しては、当社は殆どが公共工事で
建設副産物リサ
②マニフェスト交付年月日、交付番 あり、設計仕様、再生資源利用計画、利用促進計画等に基づい
イクル率向上
て厳正に対処している。
号の確認
水資源使用量の ①トイレでの大小レバー使い分け
削減
②雨水の利用
今年度も非常によく活動できており、目標を達成することができ
た。水資源使用の削減においては年々順調に目標達成すること
ができている。次年度も気をゆるめず積極的にとりくんでいく。
①グリーン対象商品をしらべ、リス
グリーン購入の ト化
促進
②商品購入時はエコ対象品の有無確
認をして購入
現場でのグリーン商品の調達を促進するため、まずは対象商品
をリスト化し、対象商品をさがすというところからはじめた。事務
所でのグリーン対象商品購入は11品目までふえた。次年度も
継続して取り組んでいく。
環境保全の取組 ①事務所、現場周辺の清掃活動
推進
③地域ボランティア活動参加
事務所、現場周辺の清掃活動はもちろんのこと、地域ボランティ
ア活動にも積極的に参加できた。次年度も継続して取り組んで
いく。
①講習会に積極的に参加
生物多様性保全
②希少生物の保護(工事期間中など
推進活動
現場付近で)
①必要以上に掘削や床堀をしない
環境負荷の少な
②残った生コンの適正処分
い施工に努める
③不必要な伐採を行わない
大淀川流域ネットワーク講習会に参加。希少生物の保護等の活
動は該当するものがなかった。次年度は河原や森林などでは、
河原や森林など決められた場所以外に車を乗り入れないに変
更。
これらの活動も積極的に取り組めている。今後も継続して活動し
ていく。
○次年度の取り組み、活動計画まとめ
電気使用量削減 ...クールビズ、冬期はウォームビズをし冷暖房の使用を控える。
一般廃棄物削減 ...再使用、リサイクルしやすい製品を優先的に購入
生物多様性保全推進活動
...河原や森林など決められた場所以外に車を乗り入れない
8
7.代表者による全体評価と見直しの結果
評価・見直し日
出席者
評価見直し事項
2014年3月31日
作成日;2014年3月31日;鈴田
社長・専務・EA21責任者・現場代理人
今回の評価及び代表者
前回の指示への取組結果
による指示事項
工事受注において環境に優しい新
技術を積極的に提案から、環境負
荷の少ない施工に努めるとしまし
た。又、生物多様性保全活動を追
加しました。
紙類(古紙)は資源ごみとしてリサイク
ル業者へ処理依頼しています。
①環境目標及び環境活動計
画について
全体的に非常に良く活動できて
いる。
今後も、二酸化炭素削減が大き
な課題であるが、環境活動計画
以外にもできることは積極的に
取り組んでいき、削減に努める
②環境関連法規等のとりまと
め及び遵守状況について
コンプライアンスは最重要事項と 関連法規はネットで毎月確認して
し、環境関連法規等は常に最新 います。又、順守状況も毎月確認
情報を把握して順守すること
評価しています。
事務所の電気と現場のガソリンが
③取り組み状況の確認及び問 目標未達成だったが、原因は
指示なし
題点の是正について
はっきりしており、且つ必然的な
事なので特に問題は無い。
地域や協会等からボランティア活動
④環境コミュニケーションにつ
要請があるが、今後も地域貢献
いて(苦情、クレーム、要望対
指示なし
の一環として積極的に参画しよ
応について)
う
⑥マネジメントシステム全般に
方針等変更はしない
ついて
環境方針は⑤環境負荷の少ない
施工に努めるとしました。又、生物
多様性保全については、環境目
標に設定しました。
8.環境関連法規の遵守状況の確認及び評価、結果
並びに違反、訴訟の有無
当社の事業に関係する環境関連法規の順守状況を確認した結果、違反はありませんでし
た。
また、関係当局からの指摘、及び地域住民からの訴訟もありませんでした。改訂された関
連法規等は、EA21事務局が定期的に日建連のURLで確認しています。 現場での遵守状
況は、安全パトロール中や安全会議時などで確認しています。
9