(仮称)八王子市新体育館 工事説明会 議事録 開催日時 平成 24 年 7 月 20 日(金)19時00分~20時45分 開催場所 市立東浅川小学校 体育館 (八王子市東浅川町 550-22) 出 席 者 近隣住民及び関係者 別紙出席者名簿の通り(合計43名) 説 明 者 発注者 八王子市教育委員会 生涯学習スポーツ部長 榎本 茂保 八王子市教育委員会 生涯学習スポーツ部 主幹 橋本 徹 八王子市教育委員会 スポーツ振興課 主査 佐藤 久幸(司会者) 事業主 八王子ゆめおりサポート株式会社 統括責任者 高丸 保也 八王子ゆめおりサポート株式会社 田中 紳雄 設計者 梓設計・大成建設設計共同企業体 株式会社梓設計 設計室永濱スタジオ・リーダー 永濱 正邦 大成建設株式会社 設計本部杉江グループ グループリーダー 杉江 大典 大成建設株式会社 設計本部川野グループ シニアアーキテクト 高橋 広直 施工者 大成建設・田中建設共同企業体 大成建設株式会社 東京支店 作業所長 斉藤 信彰 株式会社田中建設 取締役総務部長 佐藤 秀樹 運営者 住友不動産エスフォルタ株式会社 受託事業部 部長 山﨑 隆司 住友不動産エスフォルタ株式会社 受託事業部 商品開発統括マネージャー 市川 亨 大成有楽不動産株式会社 営業部 次長 桑田 昇 式次第 一、発注者挨拶 一、事業主挨拶 一、計画概要説明 一、質疑応答 説明方法 別添配布資料及びスライドを用いて説明 1 1. 発注者挨拶 省略 2. 事業主挨拶 省略 3. 計画概要説明 1) 建築概要について 建 設 地 東京都八王子市狭間町 1453 番 1、3 敷地面積 約 24,970.04 ㎡ 用途地域 準工業地域、準防火地域 建築面積 10,044.84 ㎡ 建ぺい率 40.23% 延床面積 22120.6 ㎡ 容 積 率 75.77% 規 模 地上 4 階 最高高さ 23.79m 構 造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 駐車台数 150 台 駐輪台数 430 台 2) 事業体制について 発 注 者 八王子市 事 業 者 八王子ゆめおりサポート株式会社 設 計 梓設計・大成建設設計共同企業体 工事監理 株式会社梓設計、共同組合 ORK 建築設計集団 工事施工 大成建設・田中建設共同企業体 維持管理 大成有楽不動産株式会社 運営業務 住友不動産エスフォルタ株式会社 美津濃株式会社 学校法人法政大学 特定非営利活動法人法政クラブ 株式会社ジェイエスエス 3) 新体育館について 特徴について スライドを用いて説明 市民とスポーツをつなぐ丘 大規模大会に対応するアリーナ 地域住民との接点となるスポーツセンター 自然エネルギーを利用するアリーナ 人々が安心して集う場 配置について 配布資料を用いて説明 日影について 各時間・等時間日影図を用いて説明 2 テレビ電波受信障害について テレビ電波受信障害机上予測図を用いて説明 避難施設利用について 大規模災害時に避難施設として利用することを、スライドを用いて説明 4) 工事計画について 工事工程(予定)について 着工 平成 25 年 4 月 完成 平成 26 年 7 月 使用 平成 26 年 10 月 整地から完成までの工程を、資料を用いて説明 作業時間、工事用車両の運行計画、工事仮設計画について、資料を用いて説明 平成 25 年 2 月頃に、工事施工説明会を開催することを説明 5) 井水について 井水に濁り等が発生した場合の連絡先について説明 6) 運営について 各社の役割 住友不動産エスフォルタ株式会社→フィットネス事業等の運営 美津濃株式会社→体育館施設、運動広場の運営 学校法人法政大学→トレーニング等の指導 特定非営利活動法人法政クラブ→トレーニング等の指導 株式会社ジェイエスエス→近隣でスイミングクラブを運営。体育館との連携。 年間運営日数 352 日 運 営 時 間 開館:8 時 30 分~閉館:22 時 30 分 駐 車 場 ゲ ー ト 開門:8 時 30 分~閉門:22 時 30 分 運動広場利用時間 9 時 00 分~22 時 00 分 運動広場の騒音対策 21 時 00 分~22 時 00 分はサイレントタイムを導入し、騒音対策としていることを 説明 夜間照明による光害対策 照明器具は、遠方狭角型を使用し、照明角度はやや下向きにすることで、 光害対策とすることを説明 混雑対策について 駅方向からの歩行者による混雑対策 ・ 「緑の丘」を人だまりとして考えており、駅周辺に人がとどまらないように 計画していること。 ・施設に 4 カ所の入り口を確保し、スムースに施設内に誘導する計画である こと 3 ・北側に歩道を整備し、来場者を安全に導く計画であること 車による来場者の混雑対策 ・交通誘導員を増員し、駐車場内の誘導をスムースに行う計画であること ・駐車場入り口は、左折入場を指導する計画であること ・大型バスは、西側の臨時出入り口に誘導する計画であること ・臨時駐車場使用時は、西側臨時出入り口を出口として利用する計画であること ・西側生活道路は、一般車両の進入路としては使用しない計画であること その他 予約システム、設営専門要員の配置、全世代向けプログラムの提供 様々なレベルの利用者に対応している事等を説明 4. 質疑応答 質問 1 北側樹木を残してもらいたい。 回答 1 北側の樹木は、歩道及び駐輪場整備のために伐採するが、 残すことができるものがあれば残す。 樹木伐採後は、新たに、条例に定められている緑化率を満たすように、植栽を施す予定。 質問 2 災害時の避難場所との事だが、対象者は。 回答 2 狭間駅、高尾駅、めじろ台駅の帰宅困難者のための避難場所とする。 地域の方々は、原則として従来通り指定された場所に避難していただきたい。 質問 3 計画地の西側に存する、鉄塔及び高圧線はどうなるのか。 回答 3 鉄塔及び高圧線は残置する。 質問 4 大きなイベントの開催時に、大量の人が集まるが、狭間駅からの動線は。 回答 4 観覧者、選手の待機場所としては緑の丘等を考えており、十分なスペースを備えている。 駅前及びロータリー周辺が混雑するとは考えていない。 質問 5 大きなイベントを開催時に、大量の人が集まるが、狭間駅の乗降能力は。 回答 5 駅の増強等の改良については、基本設計終了後を目途に京王電鉄と協議する。 また、ロータリーについても管理者と協議する。 質問 6 4 フットサル場からの騒音を心配している。 21時以降にホイッスル等を使用しないサイレントタイムは理解したが、競技を行って いる人々の発する声等はどうなのか。 現状でもスポーツ広場で遊ぶ人々の声等が良く聞こえている。 22時迄という遅い時間までの使用に対し懸念を抱いている。 回答 6 現状の計画では、西側住居と十分な距離をとる等して配慮している。 また、現状の樹木を残置する等して緩衝帯を設け、騒音等に配慮する。 質問 7 フットサルについては、納得できない。 特に22時迄の営業は騒音、照明の問題から反対する。 回答 7 現状は、指導者がおらずプレーヤーに任せているが、施設整備後は指導者を必ずつけ、 騒音に関しては十分注意するように徹底する。 運営者、指導者に対し騒音に関して八王子市からも指導、徹底する。 富士森でも、民間事業者に22時迄フットサルを運営させているが、付近住民から 騒音の苦情はきていない。 先ほども申し上げたが、今後、樹木(残置、新規を含め)での緩衝、サイレントタイム の設置等、運営面の体制を整える等して、できるだけ配慮していく。 今後、運営者と協議を実施し、できるだけの配慮は実施する。 質問 8 ルールを守らないチームには貸し出さない等の配慮もお願いしたい。 回答 8 度々騒音を出すチームには貸し出さない等の対応を考えていき、運営面でできることは 最大限配慮したい。 質問 9 富士森の騒音データーを計測し、公開してもらいたい。 回答 9 承知した。 ※ その後、市で簡易測定を行ったが、周辺環境(周辺道路の交通量等)が大きく異な り参考にならないことから、正式な計測は行っていない。 質問 10 工事中の騒音及び振動が心配だ。 回答 10 平成 25 年 2 月頃に施工概要説明会を予定している。 重機の動線、仮設道路に鉄板敷きする等して、振動の抑制に努める。 万が一振動で家屋が損傷した場合は、工事に起因するものであれば、当方にて原状回復 等を実施する。 また、事前に写真撮影等の家屋調査を実施する。 質問 11 5 建物の配置、高さ、大きさ、窓の位置等を教えてもらいたい。 回答 11 スライドに、立面図を投影し建物の配置以外を説明。 建物の配置は、南側敷地境界線から外壁まで約 8m、道路幅員約 4m、合計約 12m 離れて いる。 また、非常用階段(普段は使用しない)から敷地境界までは約 6m。 質問 12 南側立面図の開口部を詳しく教えて欲しい。 回答 12 開口部は水色に塗られている範囲。2 階は下端が 5mでそこから 2mの高さがある。 1 階の開口部は境界線から 16mまでの範囲が窓になっている。 質問 13 12m では圧迫感を感じるが。 回答 13 植栽等を施し、圧迫感を緩和したいと考えている。 質問 14 今、説明した内容がわかる資料を配布し、詳細な説明を全員にしてもらいたい。 回答 14 承知した。 質問 15 ここは、結構雪が降るが、対策は考えているか。 回答 15 回答せず。 質問 16 新体育館を計画する理由は何か。 回答 16 現在の富士森市民体育館は、昭和 49 年に竣工している。 当時の八王子市の人口は、現在の約半分であった。スポーツ人口が増加したこと、 高齢化に対応するための、健康増進・強化、市民からの設置要望を受け、平成 8 年、 9 年に用地取得、計画立案、現在、計画実施に至った。 質問 17 財政を圧迫するので、建設は反対だ。現状のままで良いのではないか。 回答 17 財政面は、15 年間の総事業費は約 119 億円。内訳として、総工費約 72 億円、運営費 約 47 億円となっている。 予算を平準化するために PFI 方式を導入し、一時に多額の費用が発生しないようにして いる。 議会は数名の反対はあったものの承認可決済みである。 以下、時間超過の為、質問のみ受付。回答は後日とする旨を司会者より案内。 6 質問 18 事業主の株主構成及び持株比率を教えてもらいたい。 質問 19 体育館が建設されることは聞き及んでいたが、運動場ができることは初めて聞いた。 八王子市の姿勢に誠意が感じられない。 質問 20 騒音問題に関し、富士森では騒音に対する苦情がないとの事だが、新体育館とは、住宅 までの距離がまったく相違している。 質問 21 フットサルコートは、騒音等を考慮すると、18時以降サイレントタイムとしてもらい たい。 質問 22 北側の小径は24時間開放するのか。開放する場合の治安対策はどうするのか。 質問 23 北側道路は狭く危険。歩道等は体育館側に整備するのか。 質問 24 自転車駐輪場は、もっと駅の近くに配置してもらいたい。 質問 25 現状、敷地周辺の清掃に苦慮している。建設後の清掃管理を含む環境維持の方法は。 質問 26 工事用西側ゲートの退場は、北側のみであるが、狭く危険なので、安全に対する配慮を お願いしたい。 質問 27 本日、説明会の時間が足りないので、再度の開催を要望する。 質問 28 駐車場出入口は北側1か所では渋滞すると思うがいかがか。 質問 29 西側樹木だけでなく、北側の樹木もできるだけ残置してもらいたい。 質問 30 騒音対策はハード面、ソフト面共に十分施してもらいたい。 質問 31 狭間駅の能力増強をお願いしたい。混雑が予想される。 7 質問 32 65歳以上の高齢者雇用も考えてもらいたい。 質問 33 フットサルコートの夜間照明は、下向きに照射するとのことだが心配している。 予想がつかないので、詳細な説明を要望する。 質問 34 騒音予測を実施してもらいたい。予想がつかないので、詳細な説明を要望する。 質問 35 バリアフリーに配慮した施設及び運営を要望する。 (北側歩道の整備、自転車置場と歩行者の干渉等も含む。) 質問 36 質問に対する回答時に、関連する資料を配布してもらいたい。 質問 37 計画地周辺に信号がない。現状でも危険に感じている。信号の整備をお願いしたい。 質問 38 狭間駅の能力増強をお願いしたい。 現状の乗降客は約 7000 人、2000 人増えると、相当混雑すると考えている。 質問 39 南側の桜を残置するとの事だが、花見の季節に花見客が騒ぐのではないか。 現状でも騒ぐ利用者がいる。 フェンス等を設置し、不特定多数の人が立ち入れないようにしてもらいたい。 質問 40 それでも騒ぐ利用客がいると思うが、その時は誰に言えば良いのか明確にしてもらいた い。 質問 41 開場は、22時30分迄とのことだが、その後の警備はどうなるのか。 不特定多数の人々が入ってくるのか。 質問 42 北側道路の整備は実施するのか。 実施するとすれば、道路幅員、歩道の整備計画等を教えてもらいたい。 予定時間が超過したので、司会より、資料整備等して再度説明会を実施する旨を案内。 以 8 上
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