プラグイン形 FA 用変換器 K・UNIT シリーズ 仕様書 プログラミングユニット設定形、16 ビット分解能 形 式 AD 変換器 KAD2V 形 式 KAD2V −□□−□ 形 式 入力信号 ◆電流入力 Z1 : 入力範囲 DC 0 ∼ 50 mA ◆電圧入力 S1 : 入力範囲 DC -1 ∼ +1 V S2 : 入力範囲 DC -10 ∼ +10 V 出力信号レベル A : オープンコレクタ C : CMOS レベル 供給電源 ◆交流電源 M2 : AC 100 ∼ 240 V ◆直流電源 R : DC 24 V P : DC 110 V ご注文時指定事項 ・形式コード(例:KAD2V − S1C − M2) ・設定については、仕様伺書(図面番号:NSU − 3618) をご利用下さい。 ご指定なき場合は、デフォルト値(当社出荷時設定値) で出荷致します。 関連機器 ・専用ケーブル(形式:MCN26) ・コネクターミナル(形式:CNT) ・プログラミングユニット(形式:PU-2 □) 機器仕様 構 造:プラグイン構造 接 続 方 式:M 3.5 ねじ端子接続と 26 ピンコネクタ ハウジング材質:難燃性黒色樹脂 アイソレーション:3 ポート絶縁(入力−出力−電源間) 入 力 範 囲:約 -15 ∼ +115 % 設 定:プログラミングユニット(形式:PU-2□) によりキーイン設定 本製品は生産中止となりました 『代替機種として KAD3V をご検討下さい。』 主な機能と特長 ●直流入力信号をパラレルのデジタル信号に変換 ●出 力コードには BCD、純 2 進、オフセット 2 進、2 の補数 グレイ 2 進を用意・設定可能 ●出力信号レベルはオー プンコレクタ、CMOSを選択可能 ●スケーリング機能 により物理量へ変換した出力・設定可能 アプリケーション例 ●シーケンサやパソコンのアナログインタフェース ● アナログ信号を大形デジタル表示器に入力 入力仕様 ■電 流 入 力 入 力 抵 抗:入力端子取付用の抵抗器(100Ω、0.5 W) が付属します。 入力可能範囲:DC 0 ∼ 70 mA (ただし入力抵抗が 100 Ω、0.5 W のとき) 設定可能範囲 ・入 力 範 囲 :DC 0 ∼ 50 mA ・ 0 % 入力 :DC 0 ∼ 50 mA ・100 % 入力 :DC 0 ∼ 50 mA ■電 圧 入 力 入 力 抵 抗: 1 MΩ以上 入力可能範囲:S1 DC -1.15 ∼ +1.15 V S2 DC -11.5 ∼ +11.5 V 設定可能範囲 ・入 力 範 囲 :S1 DC -1.0 ∼ +1.0 V S2 DC -10.0 ∼ +10.0 V ・ 0 % 入力 :S1 DC -1.0 ∼ +1.0 V S2 DC -10.0 ∼ +10.0 V ・100 % 入力 :S1 DC -1.0 ∼ +1.0 V S2 DC -10.0 ∼ +10.0 V NS-3618 P1/5 改1 KAD2V 出力仕様 設置仕様 ■出力コード:BCD(極性付) 純 2 進(極性付) オフセット 2 進 2 の補数 グレイ 2 進 出力コード、論理を設定可能 出力コネクタ:26 ピンコネクタ (OMRON 製 XG4A − 2634) 対応コネクタ:OMRON 製 XG4M − 2630 − T XG5M− 263 □− N カ バ ー:OMRON 製 XG5S − 2612 供 給 電 源 ・交 流 電 源 :許容電圧範囲 AC 85 ∼ 264 V 47 ∼ 66 Hz 約 5 VA ・直 流 電 源 :許容電圧範囲 R :DC 24 V ± 10 % P :DC 85 ∼ 150 V リップル含有率 10 %p-p 以下 約 4 W(DC 24 V 時 約 160 mA) 使用温度範囲:-5 ∼ +55℃ 使用湿度範囲:30 ∼ 90 % RH(結露しないこと) 取 付:壁または DIN レール取付 寸 法:W 50 × H 80 × D 139 mm 重 量:約 450 g 端 子 番 号 図:シリーズ仕様書 標準外形図(図 B-1)参照 ■出力信号レベル ●オープンコレクタ 最大コレクタ・エミッタ電圧:DC 30 V 最大コレクタ電流:30 mA コレクタ・エミッタ間飽和電圧:1.1 V 以下 性 能(スパンに対する%で表示) 基 準 精 度:± 0.1 % 温 度 係 数:± 0.015 % /℃ 分 解 能:16 ビット 電源電圧変動の影響:± 0.1 % /許容電圧範囲 応 答 時 間:0.5 s 以下(0 → 90 %) 絶 縁 抵 抗:入力−出力−電源間 100 M Ω以上/ DC 500 V 耐 電 圧:入力−出力−電源間 AC 1500 V 1分間 入力・出力・電源−大地間 AC 2000 V 1 分間 ● CMOS レベル H 出 力:DC 4.5 V 以上 L 出 力:DC 0.5 V 以下 POL出力 (極性信号) :論理、出力レベルは出力信号と同じ OVF 出力(オーバーフロー信号) :論理、出力レベルは出 力信号と同じ DAV出力 (データ有効信号) :出力レベルは出力信号と同じ 論理は設定可能 ブロック図・端子接続図 ※1 + 入力信号 3 R − 低ドリフト 電圧増幅回路 A/D 変換回路 4 絶 回 縁 路 デ ジ タ ル 演 算 回 路 1 電源 回路 2 コ ネ 出力信号 ク タ 7 U(+) 供給電源 8 V(−) 5 6 PU-2□ モジュラジャック シリアル伝送ライン ソケット ※1、電流入力時は入力抵抗器 (R) が付きます。 NS-3618 P2/5 改1 出力コネクタ(26 ピン) ● 2 進、2 の補数信号出力タイプ ● BCD 信号出力タイプ ピン番号 内 容 1 0 B 17 COM 2 B1 18 COM OVF 3 B2 19 OVF 20 POL 4 B3 20 POL 1 × 10 1 21 DAV 5 B4 21 DAV 6 2 × 10 1 22 HOLD 6 B5 22 HOLD 7 4 × 10 1 23 COM 7 B6 23 COM 8 8 × 10 1 COM 8 B7 24 COM 9 1 × 10 2 25 N.C. 9 8 B 25 N.C. 10 2 × 10 2 26 N.C. 10 B9 26 N.C. 11 4 × 10 2 11 B10 12 8 × 10 2 12 B11 13 1 × 10 3 13 B12 14 2 × 10 3 14 B13 15 4 × 10 3 15 B14 16 8 × 10 3 16 B15 ピン番号 内 容 ピン番号 1 1 × 10 17 COM 2 2 × 10 0 18 COM 3 4 × 10 0 19 4 8 × 10 0 5 24 ピン番号 内 容 0 内 容 タイミングチャート 約100ms DAV 約1ms データ出力 HOLD 入力−出力の関係 ●BCD、純2進 (極性付) の場合 デジタル出力 データ 極性 注)+ FS /− FS は OVF OVF ITEM 24 / 23 で 設定した値の POL MSB LSB +15 % / -15 % − −FS 0 + アナログ入力 +FS ●オフセット2進の場合 極性 未使用 ビット POL デジタル出力 データ OVF MSB LSB OVF − −FS 0 + アナログ入力 +FS ●2の補数の場合 デジタル出力 データ 未使用 POL MSB LSB OVF – OVF −FS 0 +FS NS-3618 P3/5 + アナログ入力 改1 となります。 KAD2V 前面パネル図と設定方法 ■ PU-2 □による設定 PU-2□接続用 モジュラジャック GROUP No. ITEM No. 26ピンコネクタ ■ピン配列 2 1 G I ( 応答 # ) D 液晶表示器 変換器からの送信データ表示およびキー入力データ表示 25 ●応答メッセージと意味 ・OK:了解 ・NG:不解 PU-2□のコードが接続不良になっている場合があ ります。 モジュラジャックの接続を確認して下さい。 ・ER:通信エラー 26 [GROUP 00] ITEM 変更 01 常に 可能 DATA 入力 DATA 表示例(デフォルト値) DATA 名・内容 メンテナンススイッチ 0、1 MNTSW :MON MODE 0:MON MODE DATA 表示のみ可能 1:PRG MODE △印の DATA の変更可能 02 不可 03 不可 STATUS:0 ステータス表示 常に 0 入力信号タイプ DEVICE:0 0:S1 :1 1:S2 :2 2:Z1 04 △ 0 ∼ 99(秒) PWRONDELAY:5 05 △ 1 ∼ 50(ms) DAV_TIME:1 DAV 出力時間 10 不可 -15.0 ∼ 115.0(%) %PV :XXX.X 入力 % 表示(ITEM 23、24 で設定した値を表示) 11 △ -19.99 ∼ 99.99(%) ZERO:0.00 ゼロ調整(ITEM 23 で設定した値を微調整) 12 △ 0.000 ∼ 9.999(倍) GAIN:1.000 ゲイン調整(ITEM 24 で設定した値を微調整) 13 不可 PV :YYY.Y 電源 ON ディレー時間 入力値実量表示 (ITEM 14、15 でスケーリングした値を表示) BCD(符号付) 純 2 進(符号付) オフセット 2 進 2 の補数 グレイ 2 進 14 0 % スケーリング値設定* 1 △ (ITEM 11、12 で設定した値をスケーリング) -9999 ∼ 9999 SCALE 0 :-1000 BCD -7FFF ∼ 7FFF :-7FFF 0000 ∼ FFFF :0000 純2進 オフセット 2 進/グレイ 2 進 8000 ∼ 7FFF :8000 2 の補数 (ITEM 15 より小さい値を設定) 15 100 % スケーリング値設定* 1 △ (ITEM 11、12 で設定した値をスケーリング) -9999 ∼ 9999 SCALE 100 :1000 -7FFF ∼ 7FFF BCD :7FFF 純2進 0000 ∼ FFFF :FFFF オフセット 2 進/グレイ 2 進 8000 ∼ 7FFF :7FFF 2 の補数 (ITEM 14 より大きい値を設定) 16 △ 0∼4 移動平均回数 AVERAGE:0 0: 1 回 1: 4 回 2: 8 回 3:16 回 4:32 回 * 1、ITEM 17、18 を入力後に設定して下さい。 NS-3618 P4/5 改1 [GROUP 00] ITEM 変更 DATA 入力 17 △ 0∼4 DATA 表示例(デフォルト値) DATA 名・内容 出力コード CODE:0 0:BCD(10 進) 1:純 2 進 2:オフセット 2 進 3:2 の補数 4:グレイ 2 進 18 △ 0∼4 有効ビット数 AV1L_BIT:0 0:16 ビット 1:14 ビット 2:12 ビット 3:10 ビット 4:8 ビット 19 △ 0、1 POOV_LOGIC:0 POL / OVF 出力論理 0:High にてデータ有効 1:Low にてデータ有効 20 △ 0、1 DATA_LOGIC:0 データ出力論理 (1)CMOS 出力 0:正論理 CMOS 1:負論理 CMOS (2)オープンコレクタ出力 0:負論理オープンコレクタ 1:正論理オープンコレクタ 21 △ 0、1 HOLD_LOGIC:0 HOLD 入力論理 0:Low にて HOLD 1:High にて HOLD 22 △ 0、1 DAV_LOGIC:0 DAV 出力論理 0:High にてデータ有効 1:Low にてデータ有効 23 24 0 % 入力設定(0 % 時の入力電圧、電流を設定) △ S1:-1.00 ∼ 1.00(V) ZERO:-1.00 S2:-10.0 ∼ 10.0(V) :-10.0 Z1:0.0 ∼ 50.0(mA) :4.0 100 % 入力設定(100 % 時の入力電圧、電流を設定) S1:-1.00 ∼ 1.00(V) SPAN:1.00 S2:-10.0 ∼ 10.0(V) :10.0 Z1:0.0 ∼ 50.0(mA) 28 (ITEM 24 より小さい値を設定) △ (ITEM 23 より大きい値を設定) :20.0 AD2V_VER:* . ** 不可 ROM バージョン表示 外形寸法図(単位:mm)・端子番号図 本体取付用 クランプ (上、下) 35.4 80 16 55以上 5 4 3 7 8 1 2 2ーφ4.5 取付穴 (深さ15) 8ーM3.5 端子ねじ 50 6 80 20 7.8 DINレール (35mm幅) 取付の場合 103 40 123 (3.3) 50 ・密着取付可能 NS-3618 P5/5 改1
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