平成26年度若者向け消費者啓発キャンペーン企画・実施業務委託 平成26年度若者向け消費者啓発キャンペーン企画・実施業務委託 仕様書(案) 仕様書(案) 1 委託業務名 平成26年度若者向け消費者啓発キャンペーン企画・実施業務委託 平成26年度若者向け消費者啓発キャンペーン企画・実施業務委託 2 業務目的 複雑・巧妙化する消費者問題を効果的に解決するためには、①ライフステージに応じて 体系的に消費者教育を行っていく必要があること、②本市における最近の相談の特徴とし て、50歳代以下のすべての年代で、インターネットトラブルを中心とした放送・コンテ ンツ関係が最も多いこと、③高校卒業後は、自身の判断で行う契約行為が格段に増加する こと、④民法で定められている未成年者取消権の無くなる直前の年齢層に対する消費者啓 発が重要であることが挙げられる。 このことから、訴求対象を若者(18歳から20歳が中心)に絞り、 ①消費者問題への関心が低い若者の関心を高め、消費者問題への対応力を高める。 ②潜在する消費者被害を掘り起こし、被害の早期回復を図る。 ③消費者の自立を促進し、消費者被害を食い止める。 ④「消費生活センター」を周知するための広報を行う。 以上を目的とし、若者の消費者トラブルについての特性や、若者の好みを理解した上で、 平成26年度若者向け消費者啓発キャンペーン企画・実施業務(以下「本業務」という。 ) を企画・実施するものである。 3 委託内容 3.1 3.1委託期間 契約日(平成26年8月を予定)から平成27年3月31日まで 3.2 3.2業務内容 業務内容 ①キャンペーンイベントの企画及び実施 若者参加型イベントの企画・実施 若者(18歳から20歳が中心)の参加が見込まれ、楽しみながらインターネットト ラブルの危険性やその防止方法等について認識できるキャンペーンイベント(ブース出 展、啓発グッズの作成・配布、メールマガジン登録促進など)を企画し、実施すること。 なお、イベントの企画・実施に際し、岡山市内の若者(大学生等)の参加及び協力は 必須とし、参加・協力する若者については、市内の複数の大学・専門学校の学生等で構 成するなど、幅広い形で若者の参加及び協力を得ること。 具体的には以下の内容を実施すること。 - 1 - (1)基本コンセプト及びキャッチフレーズの考案 本業務の目的を満たし、最大限の効果が得られると考えられる基本コンセプト及び キャッチフレーズを考案すること。なお、必要に応じキャラクターを作成することも 可とする。 (2)実施計画の策定 メインイベント及びサブイベント、その他各種イベント及びコーナー等当該事業全 体の実施計画の策定 (3)当該事業全体の調整業務 メインイベント及びサブイベント、その他各種イベント及びコーナー等の出演者の 手配・連絡調整及び必要な経費の支払い、必要な人員及び物品の手配及び管理、その 他関係各機関との連絡調整、イベント保険への加入 (4)会場の設営及び装飾、維持管理等 会場(ステージ含む)の準備・設営・実施・管理、出演者用控室(控テント)の設置及 び管理 (5)運営資料等の作成 運営上必要な資料(イベントシナリオ等)を作成し、岡山市に必要部数を提供する こと (6)広報業務 当該業務の広報に効果的なポスター及びチラシ等を作成し、若者の目に触れる回数 が多い大学・専門学校・高等学校等の学校施設及び娯楽施設等への掲示を行うこと。 また、ターゲットに広く周知できるよう、新聞や雑誌、インターネット・テレビ等の メディアを活用した効果的な広報を企画し、実施すること (7)当該事業等の運営管理 企画責任者及び現場責任者を定め、書面により届け、実施計画書、作業表、日程表 などを提出し、当該事業が円滑に進行するよう、適正に運営管理すること (実施期間及び回数) ・メインイベント 契約日から平成27年3月31日までのうち1回以上(土曜日・日曜日、又は祝日) ・サブイベント メインイベント実施前に3回(もしくは3ヶ所)以上 (開催会場及び規模) ・メインイベント 岡山市内の会場で、多数の若者の集客が見込める場所(市内中心部のショッピング モール等)とすること。 - 2 - 来場者は延べ人数で1,000人程度を見込める場所とすること。 ・サブイベント 岡山市内の会場で、若者が多く集まり、かつ身近な場所(大学祭会場、大学構内等) とすること。 (特記事項) ・インターネットトラブルをはじめとした若者に被害の多い消費者トラブルの実情、若 者の関心や行動パターンを踏まえた内容とすること。 ・岡山市消費生活センターの名称及び消費者ホットラインの電話番号(0570-06 4-370)も併せてPRすること。 ・イベント参加者に対して、メールマガジン「消費生活情報おかやま」に登録してもら えるような効果的な工夫(仕掛け等)を実施するとともに、イベント終了後において も登録者目標数(公示時点:2,179件→平成27年3月末目標:3,500件) を達成するための取り組みを行うこと。 また、目標達成後においても、本業務実施期間を通じて登録者数増加に取り組むこ と。 ・メールマガジン登録促進時に金券等(商品券、図書カードなど)の配布は行わないこ と。 ・メインイベント、サブイベントともに物販コーナーは設けないこと。 ・参加者は若者を中心とし、参加者がイベント後も消費者被害に遭わないために若者自 身で継続して取り組める内容をイベントに盛り込むこと。 ②その他の啓発企画提案及び実施 上記①を活用した岡山市消費生活センターの周知手段としての啓発の企画・実施 上記①のほか、岡山市消費生活センターを効果的に周知する手段として、フリーペー パーや娯楽施設(カラオケボックスなど)への企画広報、テレビ・ラジオ番組の企画放 送など、上記①の業務との相乗効果を図りつつ、インターネットトラブルの危険性やそ の防止方法等について、若者により深く知ってもらい、また考えてもらえるような、効 果的な啓発を企画提案し実施すること。 3.3 3.3会議の実施 本業務の実施にあたり、本業務を適正かつ円滑に実施するため、契約締結後速やかに 仕様内容、作業スケジュールの確認、協議等を行うために受託事業者、企画に参画する 学生及び岡山市が参加する業務開始時会議を開催する。 なお、緊急を要する事項が発生した場合又は岡山市が必要と判断した場合は、それ以 外にも随時会議を開催する。 - 3 - 3.4 3.4その他 上記3.3の①~②の業務を実施するにあたり、第三者が権利を保有する素材(タレ ント等の著名人、キャラクター、音楽等)の活用も可とする。その際には、権利保有者 との交渉、契約締結、契約料の支払い、出演料、利用料、スケジュール調整、交通手段 の調整等、その他付随する業務全般を実施すること。 4 報告義務 委託期間中、事故等異常があった場合には、必要な措置を講じるとともに、直ちに岡山 市に報告しなければならない。また、事故対応を行った場合は、処置後に報告書を提出す ること。 5 知的財産権等 (1)受託者は、委託の目的物が著作権法(昭和45年法律第48号)第2条第1項第1号 に規定する著作物(以下「著作物」という。 )に該当する場合には、当該著作物に係る受 託者の著作権(著作権法第21条から第28条までに規定する権利をいい、第27条及 び第28条に定める権利を含む。 )を当該著作物の引渡し時に岡山市に無償で譲渡するも のとする。 (2)受託者は、委託の目的物が著作物に該当する場合において、岡山市並びに岡山市より 正当に権利を取得した第三者及び当該第三者から権利を承継した者に対し著作者人格権 (公表権、氏名表示権、同一性保持権)を行使しない。 (3)受託者は、成果品に第三者が権利を保有する素材(タレント等の著名人、キャラクタ ー、音楽等)を使用する場合には、肖像権、著作権等に厳重な注意を払い、第三者の当 該権利を侵害しないよう費用負担を含む一切の手続き、調整を行うものとする。 (4)委託の目的物に対し、第三者からの権利の主張、損害賠償請求等が生じたときには、 受託者の責任と負担によりこれを処理解決するとともに、岡山市に損害が生じた場合に はその損害を賠償しなければならない。 6 成果品納品 成果品納品及び報告 納品及び報告 以下の成果品を紙媒体及びデータ(CD-R又はDVD-Rに記録したもの)で納品す ること。 ①キャンペーンイベントの企画提案及び実施 キャンペーンイベントの広報内容、広報媒体のデータ及び現物 ②その他の広報企画提案及び実施 - 4 - 提案内容に応じた成果品(写真・イラストなどのデータ含む) (委託業務終了時) 委託業務完了後は、以下の実績報告を提出すること。 ①キャンペーンイベントの企画提案及び実施 イベント実施写真、イベント来場者数、メルマガ登録者数、啓発グッズ配布数など ②その他の啓発企画提案及び実施 提案内容に応じた実績報告(実施内容、回数、実績写真など) 7 成果品の利用 (1)岡山市は、本業務で制作された成果品を期間の制限なく無償で、インターネット、印 刷物、DVD、講演・講座、放送番組等のあらゆる媒体、手段・方法により、公表(公 開、配布、放送等)することができるものとする。 (2) (1)の規定にかかわらず、成果品に第三者が権利を保有する素材を使用した場合にお いて、受託者と当該権利保有者との契約内容により、成果品を業務期間終了後も期間・ 態様の制限なく利用することは難しいと岡山市が判断した場合は、双方協議のうえ、岡 山市は成果品の利用期間の限定(平成28年3月31日以降の特定の日までとする。) 、 利用態様の限定(岡山市が主催、共催または後援するイベントでの活用、岡山市広報紙 「市民のひろば おかやま」、市役所関連施設での掲示ポスター、啓発用チラシ、プレス リリースの利用及びYouTube、岡山市及びその他関係団体のサイトでの公開、大型街頭ス クリーンでの放送に限る。その他の利用については、別途協議するものとする。 )を行う ものとする。 8 留意事項 (1)本キャンペーン事業の素材制作に当たり、次の事項を遵守すること。 ①他人の名誉、信用、プライバシー権、肖像権、著作権、その他の権利を侵害しないこ と。 ②一般の方が不快に感ずるイメージ、言葉、その他の表現でないこと。 ③その他公序良俗、一般常識に反する内容でないこと。 (2)本業務を適正かつ円滑に実施するため、受託者は各々の業務について岡山市と常に密 接な連絡に努め、本仕様書に記載のない事項及び疑義が生じた場合は、岡山市と受託者 で協議のうえ岡山市の指示に従い、業務を遂行すること。 9 その他 市消費生活センターホームページ及びメールマガジン「消費生活情報おかやま」 、インタ ーネットトラブルや悪質商法等については、次のホームページ等を参照すること。 - 5 - ① 岡山市消費生活センタートップページ: http://www.city.okayama.jp/shimin/seikatsu/seikatsu_00045.html ② メールマガジン「消費生活情報おかやま」※: http://www.city.okayama.jp/shimin/seikatsu/seikatsu_00138.html ※ メールマガジンの登録方法は、上記ホームページに記載している方法(指定アドレ スに空メール送信(QRコードあり) )に限られます。 ③ 岡山市特設サイト「自分は自分で“まもるんじゃ~” 」 http://www.mamorunja.jp/ ④ 消費者庁 (インターネットをめぐる消費者トラブルについて) http://www.caa.go.jp/adjustments/index_1.html ⑤ 消費者教育ポータルサイト (消費者庁のホームページで、消費者教育に関する様々な情報が掲載されている。 ) http://www.caa.go.jp/kportal/index.php ⑥ 国民生活センター ( 「注目情報」というページには、今、注目すべき消費者問題のテーマ等が掲載されてい る。 ) http://www.kokusen.go.jp/ ⑦ 消費生活安心ガイド (経済産業省のホームページで、 「活用する」というページには、悪質商法に係るパンフ レット等が掲載されている。) http://www.no-trouble.go.jp/#top ⑧ 岡山県消費生活センター (「刊行物の紹介」というページには、リーフレット等が掲載されている。 ) http://www.pref.okayama.jp/site/syohi/ ⑨ 東京都消費生活総合サイト http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/ 10 問い合わせ先 岡山市市民局生活安全課消費生活センター 電話:(086)803-1105 担当者:水内、山本 FAX:(086)803-1724 電子メール:[email protected] - 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