資料中の「三菱電機」、「三菱XX」等名称の株式会社ルネサス テクノロジ

お客様各位
資料中の「三菱電機」、
「三菱XX」等名称の株式会社ルネサス テクノロジへの変更について
2003年4月1日を以って株式会社日立製作所及び三菱電機株式会社のマイコン、ロジック、
アナログ、ディスクリート半導体、及びDRAMを除くメモリ(フラッシュメモリ・SRAM等)を含
む半導体事業は株式会社ルネサス テクノロジに承継されました。
従いまして、本資料中には「三菱電機」、
「三菱電機株式会社」、
「三菱半導体」、
「三菱XX」といっ
た表記が残っておりますが、これらの表記は全て「株式会社ルネサス テクノロジ」に変更され
ておりますのでご理解の程お願い致します。尚、会社商標・ロゴ・コーポレートステートメント
以外の内容については一切変更しておりませんので資料としての内容更新ではありません。
注:
「高周波・光素子事業、パワーデバイス事業については三菱電機にて引き続き事業運営を
行います。」
2003年4月1日
株式会社ルネサス テクノロジ
カスタマサポート部
MSD-7511-U
7532/7534 グループ マウス評価ボード
M3AM3A-7511SA
取扱説明書
Ver.1.00 ‘01-4-24
三菱電機株式会社
三菱電機セミコンダクタ・アプリケーション・エンジニアリング株式会社
安全設計に関するお願い
・ 弊社は品質、信頼性の向上に努めておりますが、半導体製品は故障が発生したり、誤動
作する場合があります。弊社の半導体製品の故障又は誤動作によって結果として、人身
事故、火災事故、社会的損害などを生じさせないような安全性を考慮した冗長設計、延
焼対策設計、誤動作防止設計などの安全設計に十分ご留意ください。
本資料ご利用に際しての留意事項
・本資料は、お客様が用途に応じた適切な三菱半導体製品をご購入いただくための参考資
料であり、本資料中に記載の技術情報について三菱電機が所有する知的財産権その他の
権利の実施、使用を許諾するものではありません。
・本資料に記載の製品データ、図、表、プログラム、アルゴリズムその他応用回路例の使
用に起因する損害、第三者所有の権利に対する侵害に関し、三菱電機は責任を負いませ
ん。
・本資料に記載の製品データ、図、表、プログラム、アルゴリズムその他全ての情報は本
資料発行時点のものであり、三菱電機は、予告なしに、本資料に記載した製品または仕
様を変更することがあります。三菱半導体製品のご購入に当たりましては、事前に三菱
電機または特約店へ最新の情報をご確認頂きますとともに、三菱電機半導体情報ホーム
ページ(http://www.semicon.melco.co.jp/)などを通じて公開される情報に常にご注意く
ださい。
・本資料に記載した情報は、正確を期すため、慎重に制作したものですが万一本資料の記
述誤りに起因する損害がお客様に生じた場合には、三菱電機はその責任を負いません。
・本資料に記載の製品データ、図、表に示す技術的な内容、プログラム及びアルゴリズム
を流用する場合は、技術内容、プログラム、アルゴリズム単位で評価するだけでなく、
システム全体で十分に評価し、お客様の責任において適用可否を判断してください。三
菱電機は、適用可否に対する責任は負いません。
・本資料に記載された製品は、人命にかかわるような状況の下で使用される機器あるいは
システムに用いられることを目的として設計、製造されたものではありません。本資料
に記載の製品を運輸、移動体用、医療用、航空宇宙用、原子力制御用、海底中継用機器
あるいはシステムなど、特殊用途へのご利用をご検討の際には、三菱電機または特約店
へご照会ください。
・本資料の転載、複製については、文書による三菱電機の事前の承諾が必要です。
・ 本資料に関し詳細についてのお問い合わせ、その他お気付きの点がございましたら三菱
電機または特約店までご照会ください。
改訂履歴
Ver.No.
Data
1.0
H13.4.24
M3AM3A-7511SA 取扱説明書
改訂内容
新規作成
◆ 目次 ◆
Í
概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
Í
全体図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
Í
電源入力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
Í
リセット回路 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
Í
発振回路 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
Í
バイパスコンデンサ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
Í
チップパッケージ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
Í
マウス仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
5
ジャンパスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
5
マウス信号テストピン
マウス信号テストピン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
5
マウス用コネクタ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
5
システムブロック図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
Í
未使用端子処理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
Í
付録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
5
回路図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
5
部品表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
Board M3AM3A-7511SA
Í概要
三菱 Low Speed USB マイコン 7532 グループ、7534 グループを搭載して Low Speed USB 機能
を評価することができます(36 ピン SSOP パッケージ搭載可能)。
16 ピンコネクタにマウス本体を接続することで HID マウスの Low Speed USB エニュメレーション
が可能です。
7532 グループ/7534 グループマウス標準ファームウェアを評価することができます。
Í全体図
リセットスイッチ
パワーオンリセット回路
パワーオンリセット回路
マウス信号テストピン
36 ピン SSOP 対応
発振回路
マウス用コネクタ
-1-
36 ピン SSOP
フットパターン
USB ポート
Board M3AM3A-7511SA
Í電源入力
電源は USB ポートに USB ケーブルを接続し、パソコンから電源供給して下さい。
USB D-プルアップ用電源端子(USBVREFOUT)と D-ラインを 1.5KΩの抵抗を介して接続して下さ
い。
USB D-プルアップ用電源端子(USBVREFOUT)と Vss を、7532 グループでは 0.1uF、7534 グルー
プでは 0.22uF のセラミックコンデンサまたは電解コンデンサを介して接続して下さい(接続理由
についてはユーザーズマニュアルを参照して下さい)。
USB ポート
USB DD-プルアップ用
電源端子接続抵抗
電源端子接続抵抗
USB DD-プルアップ用
電源端子接続コンデンサ
Íリセット回路
パワーオンリセット回路を生成して下さい(パターン設計上、RESET IC は使用できません)。
パワーオンリセット回路
リセットスイッチ
-2-
Board M3AM3A-7511SA
Í発振回路
発振回路のフットパターンに合わせて発振回路を生成して下さい。
36 ピン SSOP 対応
発振回路
Íバイパスコンデンサ
Vcc-Vss 間に接続するバイパスコンデンサをフットパタ-ンに合わせて接続して下さい。
7532 グループでは 0.1uF のセラミックコンデンサ、7534 グループでは 1.0uF のセラミックコンデン
サまたは電解コンデンサを接続して下さい。
36 ピン SSOP 対応
バイパスコンデンサ
36 ピン SSOP
フットパターン
-3-
Board M3AM3A-7511SA
Íチップパッケージ
0.8mmピッチ36ピンSSOP(36P2R-A)用ICソケットを使用して下さい。また、開発時(デバ
ッガ使用時)には、M37532RSS+変換基板*1 またはM37534RSS+変換基板*1 を使用して
*1
(M37532T-PTC+SSOP36-450-40)
下さい。
36 ピン SSOP
フットパターン
-4-
Board M3AM3A-7511SA
Íマウス仕様
マウスの間欠動作を行うために、抵抗、コンデンサを接続して下さい。
マウスの座標検出受光部の特性に合わせて、駆動電流調整抵抗を接続して下さい。
マウスの発光LEDの特性に合わせて、駆動電流調整抵抗を接続して下さい。また、発光LED
の種類によってジャンパスイッチを切り替えて下さい。
CR 間欠動作回路
座標検出受光部
駆動電流調整抵抗
ジャンパスイッチ
(発光 LED タイプ選択)
発光 LED
駆動電流調整抵抗
マウス信号テストピン
マウス用コネクタ
ジャンパスイッチ
5
●S2:発光LEDタイプ選択用スイッチ
・23を選択 LEDセパレートタイプ
・12を選択 LED共通タイプ
23を選択→LEDセパレートタイプ
1
2
12を選択→LED共通タイプ
3
1
-5-
2
3
Board M3AM3A-7511SA
マウス信号テストピン
5
SW(C):真ん中スイッチ
SW(C):真ん中スイッチ
SW(R):左スイッチ
SW(R):左スイッチ
SW(DOWN):ダウンスイッチ
SW(DOWN):ダウンスイッチ
SW(L):右スイッチ
SW(L):右スイッチ
SW(UP):アップスイッチ
SW(UP):アップスイッチ
LED(X):発光
LED(X):発光 LEDX軸
LEDX軸
LED(Y):発光
LED(Y):発光 LEDY軸
LEDY軸
Ya:受光Y軸a相
Ya:受光Y軸a相
Xa:受光X軸a相
Xa:受光X軸a相
Yb:受光Y軸b相
Yb:受光Y軸b相
Xb:受光X軸b相
Xb:受光X軸b相
Reset:リセット
Reset:リセット
マウス用コネクタ
5
N.C.
-6-
9
8
真ん中スイッチ
ダウンスイッチ
10 7
左スイッチ
アップスイッチ
11 6
右スイッチ
発光 LED(Y)軸
LED(Y)軸
12 5
発光 LED(X)軸
LED(X)軸
受光 X 軸a相
13 4
受光 Y 軸a相
受光 X 軸b相
14 3
受光Y軸b相
N.C.
15 2
N.C.
GND
16 1
GND
Board M3AM3A-7511SA
システムブロック図
5
7532 グループ/7534 グループ
USBVREFOUT
4
座標検出入力
P20-P23
1.5kΩ
P10/D-
USB データ入出力
P11/D+
3
LED出力
2
P00-P02
P30-P31
P03
CR間欠動作回路
トップスイッチ入力
アップスイッチ入力
P14/CNTR0
P04
ダウンスイッチ入力
Í未使用端子処理
未使用端子である P12、P13、P24~P27、P32~P37 は”L”出力状態で開放しています。P05~
P7 は内蔵プルアップ設定で入力状態に設定しています。
-7-
Board M3AM3A-7511SA
Í付録
回路図
5
7532 グループの 36 ピン SSOP パッケージを使用した回路図を以下に示します。
-8-
Board M3AM3A-7511SA
部品表
5
7532 グループの 36 ピン SSOP パッケージを使用した時の部品表を以下に示します。
部品番号は回路図またはボード上のシルクで確認して下さい。
部品は相当品であれば変更可能です(型名は一部例です)。
部品番号
CN1
CN2
C1
C2
C3
C4,C5
C6
C7
D1
R1,2,4,5,7,8
R3
R6
R9
S1
S2
U1
Y1
TP
数量
仕様
型名
製造元
実装
1
1
1
1
1
2
1
1
1
6
1
1
1
1
1
1
1
18
16 ピンコネクター
USB コネクター
電解コンデンサー10u(pol)
2 ピンソケット(0.1uF/0.22uF)
電解コンデンサー1u(pol)
コンデンサー30pF
2 ピンソケット(0.1uF/0.22uF)
電解コンデンサー1.0uF
ダイオード MC301
4 ピンソケット
抵抗 1.5kΩ
抵抗 100kΩ
4 ピンソケット
Reset スイッチ
ジャンパー
IC ソケット
発振子 6MHz
テストピン
SFS-16A-1700
AXJ115301S
UVX1H100MAA
IC26-0210-SS4
UVX1H010MAA
DD105-63CH300J50
IC26-0210-SS4
UVX1H010MAA
MC301
IC26-0410-SS4
RD25S1.5ΩJ
RD25S100kΩJ
山一電機
松下電工
ニチコン
山一電機
ニチコン
村田製作所
山一電機
ニチコン
三菱電機
山一電機
○
○
○
○
○
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○
×
×
○
-9-
IC26-0410-SS4
KHH10902
FFC-52AMEP1
AXS69203601
CSA6.00MTZ
LC-2-G
KOA
KOA
山一電機
アルプス電気
本田通工
松下電工
村田製作所
マックエイト
三菱8ビットUSBマイコン 7532/7534 グループ HID クラスマウス評価ボード
M3A-7511SA 取扱説明書
Ver 1.00 ’01-04-24
Copyright © 2002 Mitsubishi Electric Corporation
Copyright © 2002 Mitsubishi Electric Semiconductor Application Engineering Corporation
禁無断転載
本書の一部または全部を、当社に断りなく、いかなる形でも転載または複製(コピーも含む)する
ことを堅くお断りします。