113 - Nichicon

ご利用の手引き
容量値の設定方法
■ 負荷の容量、力率より必要なコンデンサ容量を求めるときは下記の容量算出表をご利用ください。
コンデンサ容量算出表
Kθ〔％〕
改善後の力率＝ Cosθ2
Cosθ
Cos
1 1
改
善
前
の
力
率
＝
0.50
0.51
0.52
0.53
0.54
0.55
0.56
0.57
0.58
0.59
0.60
0.61
0.62
0.63
0.64
0.65
0.66
0.67
0.68
0.69
0.70
0.71
0.72
0.73
0.74
0.75
0.76
0.77
0.78
0.79
0.80
0.81
0.82
0.83
0.84
0.85
0.86
0.87
0.88
0.89
0.90
0.91
0.92
0.93
0.94
0.95
0.96
0.97
0.98
0.99
1.00
173
169
164
160
156
152
148
144
141
137
133
130
127
123
120
117
114
111
108
105
102
99
96
94
91
88
86
83
80
78
75
72
70
67
65
62
59
57
54
51
48
46
43
40
36
33
29
25
20
14
0.99
159
154
150
146
142
138
134
130
126
123
119
116
112
109
106
103
100
97
94
91
88
85
82
79
77
74
71
69
66
63
61
58
56
53
50
48
45
42
40
37
34
31
28
25
22
19
15
11
6
0.98
153
148
144
140
136
132
128
124
120
117
113
110
106
103
100
97
94
91
88
85
82
79
76
73
71
68
65
63
60
57
55
52
50
47
44
42
39
36
34
31
28
25
22
19
16
13
9
4.8
0.97
148
144
139
135
131
127
123
119
115
112
108
105
102
98
95
92
89
86
83
80
77
74
71
69
66
63
60
58
55
53
50
47
45
42
40
37
34
32
29
26
23
21
18
14
11
8
4.1
0.96
144
140
135
131
127
123
119
115
111
108
104
101
97
94
91
88
85
82
79
76
73
70
67
64
62
59
56
54
51
48
46
43
41
38
35
33
30
28
25
22
19
16
13
10
7
3.7
0.95
140
136
131
127
123
119
115
111
108
104
100
97
94
90
87
84
81
78
75
72
69
66
64
61
58
55
53
50
47
45
42
40
37
34
32
29
26
24
21
18
16
13
10
7
3.4
0.94
137
132
128
124
120
116
112
108
104
101
97
94
90
87
84
81
78
75
72
69
66
63
60
57
55
52
49
47
44
41
39
36
34
31
28
26
23
20
18
15
12
9
6
3.2
0.93
134
129
125
121
116
112
109
105
101
97
94
90
87
84
81
77
74
71
68
65
63
60
57
54
51
49
46
43
41
38
36
33
30
28
25
23
20
17
15
12
9
6
3.1
0.92
131
126
122
117
113
109
105
102
98
94
91
87
84
81
78
74
71
68
65
62
59
57
54
51
48
46
43
40
38
35
32
30
27
25
22
19
17
14
11
9
6
3
0.91
128
123
119
114
110
106
102
99
95
91
88
84
81
78
75
71
68
65
62
59
56
54
51
48
45
43
40
37
35
32
29
27
24
22
19
16
14
11
8
6
2.8
0.90
125
120
116
112
108
103
100
96
92
89
85
82
78
75
72
69
65
62
59
57
54
51
48
45
43
40
37
35
32
29
27
24
21
19
16
14
11
8
6
2.8
0.89
122
118
113
109
105
101
97
93
89
86
82
79
75
72
69
66
63
60
57
54
51
48
45
42
40
37
34
32
29
26
24
21
19
16
13
11
8
6
2.8
0.88
119
115
110
106
102
98
94
90
87
83
79
76
73
69
66
63
60
57
54
51
48
45
42
40
37
34
32
29
26
24
21
18
16
13
11
8
5
2.7
0.87
117
112
108
103
99
95
91
88
84
80
77
73
70
67
63
60
57
54
51
48
45
43
40
37
34
32
29
26
24
21
18
16
13
11
8
5
2.6
0.86
114
109
105
101
97
93
89
85
81
78
74
71
67
64
61
58
55
52
49
46
43
40
37
34
32
29
26
24
21
18
16
13
11
8
5
2.7
0.85
111
107
102
98
94
90
86
82
79
75
71
68
65
61
58
55
52
49
46
43
40
37
34
32
29
26
24
21
18
16
13
10
8
5
2.6
0.84 0.83 0.82 0.81
109 106 103 101
104 102
99
96
100
97
95
92
95
93
90
88
91
89
86
84
87
85
82
80
83
81
78
76
80
77
74
72
76
73
71
68
72
70
67
65
69
66
64
61
65
63
60
58
62
59
57
54
59
56
54
51
56
53
50
47
52
50
47
45
49
47
44
41
46
44
41
38
43
41
38
35
40
38
35
33
37
35
32
30
35
32
29
27
32
29
27
24
29
26
24
21
26
24
21
19
24
21
18
16
21
18
16
13
18
16
13
11
16
13
10
8
13
10
8
5
10
8
5
2.6
8
5
2.6
5
2.6
2.6
0.80
98
94
89
85
81
77
73
69
66
62
58
55
52
48
45
42
39
36
33
30
27
24
21
19
16
13
11
8
5
2.6
用例（1）負荷435 kW
改善前の力率 Cosθ1 ＝ 0.7
これを Cosθ2 ＝ 0.95に改善するには
Kθ
〔％〕＝ 69 ％
必要コンデンサ 435 × 0.69 ＝ 300 kvar
（2）負荷kVAの場合
kW ＝ kVA × Cosθ1よりkWを算出して用例（1）による。
■kvar-μF間の換算の必要ある場合には下記の換算式、又は換算表をご利用ください。
kvar-
換算式
kvar-
換算表
9
C＝
kvar×10
2・π・f・E2
電圧
（V）
100
C
kvar
f
E
π
：静電容量（μF）
：kvar容量（kvar）
：周波数（Hz）
：定格電圧（V）
：定数（3.14）
200
220
400
415
460
3300
3510
3790
（注）
（1）三相コンデンサの場合は三相の総容量を示します。Ｙ結線コンデンサでは一般には
μF容量はＹ換算値としてこの３倍の値で示されます。
（2）三相コンデンサの２端子間のμF容量を測定する場合の測定値は本表のμF容量値
の1/2となります。
6600
7020
7590
周波数
（Hz）
1 kvar当り
μF 容量
1 μF当り
kvar 容量
50
60
50
60
50
60
50
60
50
60
50
60
50
60
50
60
50
60
50
60
50
60
50
60
318.3
265.3
79.58
66.31
65.78
54.81
19.89
16.58
18.48
15.40
15.04
12.54
0.294
0.244
0.258
0.215
0.221
0.184
0.07307
0.06089
0.06457
0.05381
0.05531
0.04609
0.003142
0.003770
0.01257
0.01508
0.01521
0.01825
0.05027
0.06032
0.05411
0.06493
0.06648
0.07977
3.421
4.105
3.872
4.646
4.520
5.424
13.68
16.42
15.49
18.59
18.08
21.70
ご利用の手引き
低圧の誘導電動機、溶接機などに直接取り付けの場合は、内線規程に取付基準が定められています。
下記の取付適合容量表をご参照ください。
（注：詳細については内線規程及び各電力会社の供給約款をご参照ください。）
低圧進相コンデンサ取付容量基準表
100 V 単相誘導電動機の場合
200 V 単相誘導電動機の場合
コンデンサ容量
定格出力
50 Hz
（kW）
（）
（0.25）
（0.25）
（0.45）
（0.55）
（0.75）
（1.15）
1/4
―
1/2
―
（1）
―
μF
kvar
75
0.31
50 Hz
60 Hz
μF
kvar
（kW）
（）
μF
kvar
50
0.19
0.25
0.28
30
0.38
40
100
0.38
1/4
―
1/2
―
（1）
―
20
75
（0.25）
（0.25）
（0.45）
（0.55）
（0.75）
（1.15）
50
0.24
100
コンデンサ容量
定格出力
60 Hz
μF
kvar
20
0.30
0.50
30
0.45
0.63
40
0.60
電動機の定格出力（）はJIS C 4203（1983）の標準品以外のものです。
電動機の定格出力（）はJIS C 4203（1983）の標準品以外のものです。
200 V 三相誘導電動機の場合
400 V 三相誘導電動機の場合（内線規程には含まれていません）
コンデンサ容量
定格出力
50 Hz
（kW）
（）
（ 0.2
（ 0.4
（ 0.75
（1）
（1.1）
（ 1.5
（2）
（ 2.2
（3）
（ 3.7
（4）
（5）
（ 5.5
（ 7.5
（10）
（11
（15
（18.5
（20）
（22
（25）
（30
（37
（40）
（45
（50）
（55
1/4
1/2
1
―
2
―
3
―
5
μF
kvar
μF
kvar
15
20
0.19
0.25
10
15
0.15
0.23
30
0.38
20
0.30
40
0.50
30
0.45
50
0.63
40
0.60
75
0.94
50
0.75
―
7.5
10
―
15
20
25
―
30
―
40
50
―
60
―
75
100
1.26
75
1.13
150
1.89
100
1.51
200
2.51
150
2.26
250
3.14
200
3.02
300
3.77
250
コンデンサ容量
定格出力
60 Hz
3.77
400
5.03
300
4.52
500
6.28
400
6.03
600
7.54
500
7.54
750
9.42
600
9.05
900
11.31
750
11.31
（kW）（
（ 0.4
（ 0.75
（1）
（1.1）
（ 1.5
（2）
（ 2.2
（3）
（ 3.7
（4）
（5）
（ 5.5
（ 7.5
（10）
（11
（15
（18.5
（20）
（22
（25）
（30
（37
（40）
（45
（50）
（55
400 V回路
）
1/2
1
―
2
―
3
―
5
―
7.5
10
―
15
20
25
―
30
―
40
50
―
60
―
75
50 Hz
μF
kvar
5
0.25
7.5
0.38
440 V回路
60 Hz
μF
kvar
5
0.30
7.5
0.45
10
0.50
15
0.75 10
0.60
50 Hz
μF
kvar
5
0.30
7.5
0.46
10
60 Hz
μF
kvar
5
0.36
7.5
0.55
0.61
10
0.73
20
1.01 15
0.90 15
0.91
25
30
40
1.26 20
1.51
25
2.01
1.21 20
25
1.51
30
1.22 15
1.52
20
1.82
1.09
50
2.51 40
2.41 40
2.43 30
2.19
50
3.02 50
3.04 40
2.92
75
3.77
75
4.52
75
4.56 50
3.65
100
5.03
6.03
6.08
5.47
6.28 100
100
75
125
150
7.54 125
7.54 125
7.60
100
7.30
200
10.05 150
9.05 200
12.16 150
10.95
250
12.57 200
12.06 250
15.21 200
14.60
1.46
電動機の定格出力（）はJIS C 4210（1983）の標準品以外のものです。
200 V 交流アーク溶接機の場合
最大入力
（kVA）
1.5以上
2.5 〃
3.5 〃
5.5 〃
7.5 〃
10.5 〃
15.5 〃
20.5 〃
25.5 〃
30.5 〃
35.5 〃
40.5 〃
45以上50未満
蛍光灯の場合
コンデンサ容量（μF）
コンデンサ容量
50 Hz
定格消費電力
（W）
60 Hz
μF
kvar
μF
kvar
40
75
100
150
200
250
300
400
500
600
700
800
900
0.50
0.94
1.26
1.89
2.51
3.14
3.77
5.03
6.29
7.54
8.80
10.06
11.31
40
75
100
150
200
250
300
400
500
600
700
800
900
0.60
1.13
1.51
2.26
3.02
3.77
4.52
6.03
7.54
9.05
10.56
12.06
13.57
10
15
20
30
40
60
80
100
100 V回路
50 Hz
60 Hz
4.5
5.5
9
11
17
21
30
36
3.5
4.5
5.5
9
14
17
25
30
200 V回路
50 Hz
60 Hz
―
―
4.5
5.5
7.5
9.5
3.5
4.5
5.5
7.5
高力率形のもの及びフリッカレス回路のものは、基準容量のコンデンサありとみなしま
す。
ご
利
用
の
手
引
き
ご利用の手引き
容量値の設定方法
低圧進相コンデンサ取付容量基準表
ネオン管灯（1次電圧 100 V）
水銀灯の場合
コンデンサ容量（μF）
変圧器2次電圧
（V）
変圧器容量
（VA）
50 Hz
60 Hz
3000
6000
9000
12000
15000
80
100
200
300
350
30
50
75
100
150
20
30
40
80
100
200
250
300
400
700
1000
50
75
誘導電動機の最低力率（全負荷特性）
200
低
圧
三
相
か
ご
形
︵
全
閉
形
︶
高
3000
圧
（50 Hz）三
相
か
3300
ご
（60 Hz）形
0.2
0.4
0.75
1.5
2.2
3.7
5.5
7.5
11
15
18.5
22
30
37
75
90
110
132
160
200
250
力率
極数 2 P
極数 4 P
極数 6 P
0.65
0.72
0.77
0.805
0.815
0.53
0.63
0.70
0.75
0.77
―
0.55
0.63
0.69
0.71
0.78
0.73
0.79
0.795
0.80
0.805
0.81
0.815
0.805
0.81
0.815
0.82
0.825
0.83
0.835
0.745
0.75
0.76
0.765
0.775
0.78
0.77
0.78
0.79
0.795
0.80
極数 8 P
100 V
以下
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
200 V
4.5
20
40
50
9
11
15
20
30
50
75
75
100
150
250
350
ランプの市場性に対応し、内線規程に定められた50 W、125 Wを削除し、80 Wを新た
に挿入しています。
低圧誘導電動機（200 V）所要コンデンサ容量
2,000
0.825
0.83
0.835
0.84
0.845
0.825
0.83
0.835
0.84
0.845
0.85
―
―
1,000
―
形
ご
か
殊
特
圧
低
700
0.735
0.745
0.755
0.76
―
所要コンデンサ容量
（μF）
定格電圧
定格出力
種類
（V）
（kW）
コンデンサ容量（μF）
定格消費電力
（W）
500
4P
4P
200
2P
2P
100
70
50
30
低
圧
普
通
か
ご
形
20
10
0.1
0.2 0.3
備考：JIS C 4210−1983〔低圧三相かご形誘導電動機
（一般用Ｅ種）
〕参照。
JEM 1381−1993〔
（高圧
（３ kV級）
三相かご形誘導電動機
（一般用Ｆ種）
の特性
及び騒音レベル〕参照。
0.5 0.7 1
2
3
5
7 10
20
誘導電動機出力（kW）
進相コンデンサ容量の選定についてのご注意
高圧誘導電動機所要コンデンサ容量
（
QC ＝ P
1
1
1
−1 −
−1 ＝ PKθ×
cos2 θ1
cos2 θ2
100
）
この（）内の値が112頁のコンデンサ容量算出表の中でKθとし
示されておりますので、これをご利用になれば容易に必要なコンデ
ンサ容量が求められます。進相コンデンサ容量の選定については
下記の点にご注意ください。
（1）算出された必要容量に近い標準容量を選定ください。
所要コンデンサ容量
（kvar）
負荷の大きさがP（kW）、力率がcosθ1である場合、この力率cosθ2
に改善するためのコンデンサの容量QC（kvar）は下式により求め
ることができます。
100
90
80
70
60
50
40
2P
4P
6P
8P
30
20
10
20
30
40 50 6070
100
200
（2）受電設備用などで、各負荷共用としてコンデンサが設置される
場合は、負荷変動により、軽負荷時には進み力率となることが
ありますので、これを避けるためにコンデンサを２群以上に分割
して負荷の変動に応じて開閉できるようにしてください。
〔内線規程（JEAC8001）
3805-9進相用コンデンサ参照〕
（3）誘導電動機に直結接続して共通の開閉器で開閉される場合
は、電動機容量に比してコンデンサ容量が過大な場合には、
開路時に自励現象により電圧が異常上昇することがありますの
でご注意ください。
（電動機の説明書などを参照ください。
）
6P
6P
300
誘導電動機出力（kW）
300
30
50

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