第23期事業報告書

(添 付 書 類 )
らで
かま
日日
22
成成
平平
rilt
1.会 社 の 現 況 に 関 す る事 項
5年 4月 1
6年 3月 31
(1)事 業 の 経 過 及 び そ の 成 果
。当期 にお けるわ が 国 の経済 は、金融及 び 財政 政策 の効 果 によ り、企業 の生産 が増加 し、足
下で
は 消費増税 に 向 けた駆 け込み需 要 によ り個 人消費が増加す るな ど、雇用 環境や賃金が改善 し、
景気 は穏や か に 回復 しま した。
。こう した状 況下 、 当社 は、コ ンテ ンツカ、 集客 力 の あるジブ リイ ベ ン トを誘致す る とともに、
ラグー ナ ビー チ を中心 にさまざまな イ ベ ン トを誘致 し、 ラグー ナ全体 へ の シ ャワー効 果 の発揮
に努 め ま した。 また 、 シエア 向 け商品 を強化 し、 「遊ぶ 。食 べ る 。買 う」 「健康」 をキー ワー
ドに した ラグー ナ商品 を開発・ 投入 しま した 。
。この結果 、来場 者数 は、 ジブ リイ ベ ン トが 間 を通 じて 大変好 調 に推移 し、 ラグナ シ アの来場
年
者 が 開業年 度 に次 ぐ 88万 人 とな り、 ラグー ナ全体 で は前期 に比 べ 41万 人増加 の 330万 人
とな りま した 。 売 上 高 は 4, 568百 万 円 と前期 に比 べ 828百 万 円 (+22%)の 増収 と
な り、営 業 利 益 は 173百 万 円 と前期 に比 べ 565百 万 円 の 増 益 、経 常 利 益 は 08年 度以来
5年 ぶ りに黒 字 (78百 万 円 )と な り、 前 期 に比 べ 579百 万 円 の 増 益 とな りま した 。
。なお 、本 年 2月 に 公表 した、主 要 三 事 業 を対 象 と した事業承 継 につ いて は 在株
現
式会社 エ イ
。
チ アイ・ エス と協 議 中です。
・事業別 の業績 は次 の通 りです。
<運 営事業 >
【ラグナ シア】
。来 場 者 数 は 、 ジ ブ リイ ベ ン トが 好 調 に 推 移 し開業 年 度 に 次 く゛88万 人 と前 期 を 27万 人
(+43%)上 回 りま した 。客 単価 は 、 ジ ブ リ ロ的客 が 多 くパ ス ポ ー ト比 率 が下 が るな ど
前 期 に比 べ 8%低 下 しま した が 、売 上 高 は 3, 238百 万 円 と前 期 に 対 して 779百 万 円
(+32%)の 増収 とな りま した。
。この 結 果 、 当事 業 の 利益 は前 期 に対 して 大 幅 な増 益 とな りま した 。
【フェス テ ィバルマー ケ ッ ト】
。新 4店 舗 を 誘致 し集客 向上 を図 り、 また 、 ラグナ シアか らの 回遊 増加 もあ り、来場 者数 は、
前 期 に対 して 15万 人 (+7%)増 加 しま した 。
。一 方 、 客 単価 は ア ウ トレ ッ トを中心 に 伸 び 悩 み ま した が、全 館 売 上 は前 に して 133百
期 対
万 円 (+3%)増 加 し、 4, 518百 万 円 とな りま した。 この 結 果 、 当事 業 の利益 も増加 し
ま した。
タ ラ ソ】
【
・ プ ロ グ ラム利用者 数 は、 ほぼ前期並 とな りま したが、 プー ル利用者 数 は、健康志 向 の 高 ま りも
あ り増加 し、 タ ラソ全体 の利用者数 は、前 期 に対 して 5千 人 (+13%)増 加 しま した。
天然温泉 の 利用者数 は、 ラグナ シアや フェス テ ィバルマ ー ケツ トか らの 回遊策 、セ ッ ト商 品等
によ り、前期比 +3%の 80千 人 とな りま した。
。この 結 果 、 当事 業 の 売 上 高 は 258百 万 円 と前 に対 して 21百 万 円 (+9%)の 増 収 と
期
な り、当事業 の利益 も増加 しま した。
′
マ リー ナ】
【
・ 入艇数 は 37隻 と例年 を上 回 った ものの、 売却等 による退艇 が 35隻 あ り、艇置数 は 271隻
と、前年比 +2隻 とな りま した。
・ 売上高 は 398百 万 円 と前期 に対 して ほぼ 同水準 とな りましたが、利益 は微減 とな りました。
【ラグー ナ ビーチ 】
・ イ ベ ン ト利 用 者 数 は、 ノルデ ィ ック ウ ォ ー キ ング大 会 、企 業 のス ポ ー ツ大 会 な どを継続 実施
しま した が 、 大 型 コ ンサ ー トを誘 致 で き ず 、 前期 に対 して 11千 人 減 少 し 39千 人 とな り
ま した。
-1-
<分 譲事業 >
。当期 は用地販売がなか ったため、
分譲事業 の売 上はほとん どあ りませ んで した。 利益 は、
前年 と同 じ水 準 とな りま した 。
(2)設 備 投 資 の 状 況
当期 にお いて実 施 した設備投資 の総額 は 124,706千 円で あ り、主な ものは次 の とお りで
あ ります。
マ リー ナ旅客船 ・ レンタルボー ト購入 (2艇 )
19,ooo千
円
マ リー ナ利用管理シス テム更新
13,725千
円
フェス ティバ ル マー ケ ッ トGHPエ ア コ ン更 新
36,683千
円
タル ゴ ラグー ナ温熱 療法室改修
5,292千
円
(3)財 産 及 び 損 益 の 状 況 の 推 移
:千
士
冗
区
上
経
常
期
1株
禾J
純
資
純
資
第 22期 (13/3)
第 23期 (14/3)
千円
)
3,999,496
4,361,601
3,740,480
4,568,084
益
千円
)
∠ゝ414,878
△ 95,224
∠ゝ 500,982
78,218
益
千円
)
△
∠ゝ 93,580
∠ゝ 472,428
85, 690
円
)
△
1,522円
△ 338円
△ 1,701円
307円
千円
)
24,061, 103
23,837,332
23,889,838
23,651,204
千円
)
△ 7,459,738
△ 7,453,318
△ 7,825,747
∠ゝ 7,740,057
円
)
27,132円
△ 26,913円
△ 28,055円
△ 27,748円
当 た り 当 期 純 利 益
総
1株
禾J
第 21期 (12/3)
昌
産
産
当 た り 純 資 産 額
△
′仕
当
第 20期 (11/3)
分
(4)対 処 す べ き課 題
経営環境は引き続き厳 しい状況 が見込 まれ ますが、 このよ うな環境の 中でも当社 は全社 をぁげて
以下 の課題に取 り組んでいきます。
① 2014年 度 の会社方針
1.来 場者数 :310万 人
売上高 :44億 2千 万円、経常利益 :10百 万円
の達成
経営黒字定着化に向け、常 に新 しい付加価値 を創造 し、顧客満足度な らびに収益 向上 を図る
(1)強 い商品 (企 画、サー ビス、商品、施設等)づ くり
・ ターゲ ッ トに合わせた効果 的な商品づ くり
。環境 の変化 に即応 した商品づ くり
。「連携」 をキー ヮー ドとした
商品づ くり
・
(2)集 客 売上の底上げ対策
。新 しい企画へ の積極的な取 り組み
。リピー ト利用 (年 間利用回数
)向 上へ の取 り組み
。ラグーナ全体 へ の相乗効果につながる ベ ン ,企
ト 画 の誘致
イ
(3)業 務 の効率化 と経費削減へ の取 り組み (ラ ンニ ングコス トの抑制)
・ 費用対効果をベースとした経費使用の再検証
・ 効率化 を重視 したや り方の見直 し、改善活動へ の取 り組み
→
-2-
2.長 期 的且 つ 持続的 に成長す る為 の基盤強化
→
いつ まで も 『お客様 に夢 と感 動 を提 供 し続 ける施設 』で あるため に、長期 的な視点 での
成長戦略の策定・ 基盤強化 を図 る
(1)環 境 を見据え新たな事業・ 施策 の検 討
。新規市場 開拓 へ の取 り組み及 び
受 け入れ体 制 の強化
・ ランニ ングコス ト低減 を重 視 した 中長期 的な取 り組み
。顧客 目線 での 「便利、ス ピー デ
ィ、安心」な仕組みの導入
(2)長 期 的な視点での人材育成
。自ら考 え、 自 ら行動 し、チ レンジ し続
ャ
ける社員 の育成 を 目指す
3.CSR活
動 の推進 (企 業 の社会的責任 )
人 々 に夢 と感動 を提供 し続 ける ことによ って地域 社会 の発展 に貢献 し、お客様 をは じめ と
す るステ ー クホル ダーの皆様 に愛 され る企 業 としての社会 的責任 を推進す る
(1)お 客様 の安全第 一 の危機管理体 制 。安全対策 へ の取 り組み強化
(2)法 令遵守 (コ ンプ ライ アンス)の 推進
(3)地 球環境 にや さ しい企 業活動 の推進
。地球環境 にや さ しい商品、機器 、設 の
備 使用
・ 省 エ ネヘ の取 り組 み
(4)地 域社会 に愛 され る企 業活動 の推進
・ 挨拶、清掃活動 の積極的な取 り組み
。地域 と連携 した イ ベ ン トの実施
(5)社 員 の安全 と健康管理 へ の積極 的な取 り組み
→
② 重点取組 事項
▼ 育 って きた ラグーナのブラン ドを生か し、売上 拡大 と経常黒字 を定着化
・ラ グ ナ シ ア
ワンピース イ ベ ン トによる集客 ・ 売上 の 向上
商品カア ップ による物販、飲食 の客単価 ア ップ
・フェス テ ィバ ル
マー ケ ッ ト
客層変化 に適応 した 販売促進戦略の遂行
テナ ン ト管理強化 によ り売上不振店舗 の 早期入替 え
若年 。フ ァミ リー層 の取 り込み のため、新たな バーベー キ ューエ リア を新設
23号 バ イ パ ス延 伸 に伴 う、西三河地 区へ の告知強化
。
タ
ラ
ソ
リピー ター確保 のた めのきめ細 か い フォ ロー実施
新規顧客獲得 のため、 トレン ドの健康 プ ログラム充実、販売強化 と的確な告知
。
マ
リ ー
ナ
富裕層向け営業 を強化 し大型 艇 の入艇促進
企業業績 回復 を契機 と し、 TMMC艇 の契約促進
複合施設である ラグー ナ の強み (タ ラソ 。レス トラン等 )を 利用 したサ ー ビス
を付加 す る こ とによ り入艇 を促進
・ラグーナビーチ
各種 のイ ベ ン トを徹底的に誘致 し、 ラグー ナ全体 へ のシ ャワー効果 の発揮
魅 力あるアクテ ィ ビテ ィの拡大
-3-
2.会 社 の概 況
(平 成
26年 3月 31日 現在
)
(1)主 要 な事 業 内容
複合マ リン・ リゾー ト施設 の経営
(2)事 業所
本 社 :愛 知県蒲郡市海陽町二丁 目 1番 地
(3)従 業員 の状況
従業員数
前期末増減
平均年齢
平均勤続年数
944L
△ 2名
38.7歳
8.6年
(4)主 要 な借入 先 の 状 況
借
借入金残高
先
入
トヨ タ 自動 車 株 式 会 社
トヨタフ ァイナ ンス 株式会社
28,550,000千 円
1,040,000千 円
(5)そ の他 会社 の現況 に 関す る重 要 な事 項
該当事項はあ りません。
(6)会 社 の株 式 に関す る事 項
400,000株
278,940株
11名
①発行可能株式総数
②発行済株式の総数
③ 当事業年度末の株主数
④株主
株
主
名
種
類
持
株
数
(株 )
愛
知
県
普通株式
蒲
君F
市
普通株式
トヨタ 自動 車 株 式 会 社
株 式 会 社 デ ン ソ ー
普通株式
普通株式
豊 田 通 商 株 式 会 社
普通株式
株
組
普通株式
ヤ マハ 発 動 機 株 式 会 社
普通株式
蒲
庫
普通株式
株 式会社 プ リンス ホテル
普通株式
株式会社三 菱東京 UF」 銀行
普通株式
東海 旅客 鉄 道 株 式 会 社
普通株式
式
郡
会
信
社
大
用
林
金
-4-
85,520
56,740
51,916
30,460
30,460
13,940
5,580
4,060
100
100
64
出資比率
(%)
30. 66
20. 34
18. 61
10。 92
10. 92
5. 00
2. 00
1.46
0. 04
0. 04
0. 02
3.会 社役員 に関す る事 項
(平 成
26年 3月 31日 現 在
)
役
当 及 び 重 要 な 兼 職
(1)取 締 役及 び監 査 役 の 状況
氏
名
職
名
担
大
村
秀
章
取 締 役 会 長
愛知県知事
稲
葉
正
吉
取締 役副会長
蒲郡市長
佐 々 木 員 一
取締 役副会長
トヨ タ 自動車株式会社 相談役・ 技監
岡
田
安
生
※取 締 役 社 長
山
口
晃
希
常 務 取 締 役
河
井
康
宏
取
締
役
広
中
和
雄
取
締
役
松 平 惣 一 郎
取
締
役
の 状 況
株式会社デンソー 専務取締役
豊 田通 商株式会社 常務取締 役
矢
野
剛
取
締
役
株式会社 オ ー ク情報 シス テム 社長室長
ヤマハ 発動機株式会社 執行役員
足 立 雅 人
取
締
役
ボー ト事業部 事業部長
株式会社 三 菱東京 UF」 銀行 執行役員
中 松 健 一
取
締
役
名古屋営業本部 名古屋営業第 二 部長
小 林 正 人
監
査
役
蒲郡信用金庫 専務理事
(注 1)役 職名欄 の※ 印は、
代表取締役で あ ります。
(注 2)取 締 役 の うち、大村秀 章氏 、稲葉 正吉氏 、佐 々木 員 一 氏、広 中和雄氏 、 松平惣 一 郎氏、
矢野剛氏 、足立 雅 人氏 、並 びに 中松健 一 氏 は、会 社法第 2条 第 15号 に定 める社外取締役で
あ ります。
ヽ
(注 3)監 査 役 ガ
林正人氏 は、会 社法第 2条 第 16号 に定 める社外監査役で あ ります。
-5-
9“
の盛な
区
分
氏
主 な活 動 状 況
名
取締 役会 長
大村秀章
当事業年度開催のシーズン毎 のイベ ン トに出席 し、主に 中長
期的視野 にたった経営 の観点か ら必要な発言 を随時行 ってお
ります。
取締 役副 会 長
稲葉正吉
当事業 年度 開催 の取締 役会 の全回に出席 し、主 に地域 の視点
に立 ったサー ビスの観点か ら議案 ・ 審議等 につ いて 必要な発
言 を適宜行 ってお ります。
取締役副会長
佐 々木 員一
当事業 年度 開催 の取締 役会 の全回に出席 し、主 に 中期的視野
での営業活動 の観点か ら議 案 。審議等 につ いて 必要な発言 を
適宜行 ってお ります。
取締 役
広 中和 雄
当事業年度 開催 の取締 役会 の全回 に出席 し、主 に危機管理 の
観点か ら議案 ・ 審議等 につ いて必 要な発言 を適宜 行 ってお り
ます。
取締 役
松 平 惣 一郎
当事業 年度 開催 の取締 役会 のほ ぼ全回 に 出席 し、主 に市場環
境 に応 じた 営業活動 の観点か ら議 案・ 審議等 につ いて必要な
発言 を適宜 行 ってお ります。
取締 役
矢野剛
当事業 年度 開催 の取締 役会 のほぼ全回 に 出席 し、そ の経験 と
見識 に基づき適宜発言 を行 ってお ります。
取締 役
足立雅 人
当事業 年度 開催 の取締 役会 のほぼ全回に出 席 し、そ の経験 と
見識 に基づ き適宜 発言 を行 ってお ります。
取締 役
中松 健 一
当事業 年度 開催 の取締 役会 の全回 に出席 し、そ の経験 と見 識
に基づき適宜発言 を行 ってお ります。
監査役
小林正 人
当事業年度 開催 の取締 役会 の全回 に出席 し、主 に企 業経営 に
長 けた立場か ら、 コ ンプライ アンス体 制 の構築・ 維持 につ い
ての発言 を行 ってお ります。
(3)役 員 の報 酬1等 の総 額
区
分
支給人員
取締 役
3名
監査役
―名
計
3名
支給額
摘 要
25, 158
1)株 主総会 の決議 (平 成 12年 6月 29日 の定時株主総会 こよ る取 締 役 報酬 限 度 額は年額 96,000千 円
)
(注
以内であ り、株主 総会 の決議 (平 成7年 6月 30日 の定時株主総会)に よる監査 役報酬 限度額 は年額
10,000千 円以 内で あ ります。
2)期 末現在 の取締 役 は 11名 で あ り、上記 の支給 人員 と相違 してお ります。
非常勤取締役 8名 は、無報酬であ ります。
-6-
4.会 計監査 人 に 関 す る事 項
(1)当 社 の会 計監 査 人 の 名称
有限責任監査法人 トーマ ツ
(2)当 社 の 当事 業 年度 に係 る会 計監 査 人 の報 酬等 の 額
① 公認会計士法第 2条 第 1項 の業務 に係る報酬等 の額
②公認会計士法第 2条 第 1項 の業務以外 に係 る報酬等 の額
合
計
6百
6百
万円
―百万円
万円
(3)責 任 限定 契 約 の 内容 の概 要
当社は、会計監査人との間で会社法第423条 第 1項 の賠償責任 を限定す る契約 は締結 してお りません。
5。
業 務 の適 正 を確 保 す るた め の体 制
当社は、当社「企業理念」に基づき、会社業務の適正 を確 保す るため、以下 の体制を整備・ 運用すると
ともに、継続的 に改善・ 向上に努めてお ります。
(1)取 締役及び従業員 の職務 の執行が法令及び定款 に適合する ことを確保するための体制
①安全の確保 をはじめ コ ンプライアンスに関す る体制 を整備す るために、問題 点を洗 い出 し諸規程
の整備・ 遵守 を全社 に徹底 し、必要な教育 を実施す る。
②取締役会規則・ 付議事項 を整備 し、全取締役・ 各組織 の管理監督者 に遵守 させるものとする。
(2)取 締役 の職務 の執行 に係る情報 の保存及び管理 に関す る体制
①取締役会議事録 、決裁書、そ の他取締役 の職務 の執行 に係 る文書そ の他 の情報 について、社内規
程を整備 し、当該規程に従って適切 に保管す る。
(3)損 失の危険 の管理 に関す る規程そ の他 の体制
① リスク管理 を徹底するために、各組織に必要な諸規程、教育・ 訓練制度、通報制度等 を整備 し、
必要に応 じて所要 の損害保険を付保する等 によ リリスクを縮小化する。
②必要 に応 じて、防災訓練 の整備・ 危険物等 の管理責任者 の任命 を行 い、必要な損害保険に加入す
る。
に)取 締役 の職務 の執行が効率的に行われることを確保す るための体制
①業務分掌規程 に基づき各取締役の職務 の執行が効率的 に行われる体制を整備 し、必 要 に応 じて、
当該業務分掌 の見直 しをする。
②経営計画 。利益計画 を策定 し、それ らの進捗状況 を管理す るとともに、必 要 に応 じて所要 の対策
の立案 。実行 を行な うこととする。
伍)取 締役及 び従業員 の監査役に対する報告体制、そ の他監査役 の監査 の実効性 を確保するための体制
①常勤取締役・ 従業員 は、定期・ 不定期に監査役に業務 の執行状況 を報告する。
②常勤取締役 。従業員 の職務 の執行状況等 につ いて監査役か ら質問があつた場合は、取締役 。従業
員 は、直ち に調査 し回答する。
③常勤取締役 は、監査 役 に対 して、決算内容、重要な職務 の執行状況等 を報告す る。
-7-
貸
借 対 照 表
(平 成 26年 3月 31日 現 在
)
〈
単位 :千 円〉
金
額
科
343, 225
貯
他
の
資
産
E J
有 形 固定 資 産
建
物
築
1,
物
機 械 及 び 装 置
船
車
舶
両
運
搬
具
工 具 、器 具 及 び 備 品
地
設
産
仮
84, 226
1,040,000
28,550,000
7,820
828,202
59,680
20, 189
41,410
113,513
190,718
38,592
283, 141
350,473
160,207
54,945
1,557
155,999
723,892
4,780
15,780
定
リ
負 債
ー ス 債
長
期
前
受
退 職 給 付 引 当
預
り
保
416,907
7,820
17,663
97,874
293,549
証
00
資
90
土
771,294
750,776
額
30,974, 354
務 金 金 金
構
7,252,381
41,563
29,950
53,739
EJ
定
48,248
一
ハ未 前 預 賞
入
長 り 未 未
口m
口
口口
幹
110,802
掛
金
│
金 金 定金 務 金 用 等 税 金 金 金
予
金
買 短
7,879,910
産
動
資
流
(資 産 の部 )
1
目
費
は けは 春
]
一 時
帥 債
掛
払
受 り
頃 負 期 肝期 一
払 雌 払
与
1
目
科
計
391,261
(純 資産 の部 )
無形固定 資産
10,507
10,507
ソ フ ト
証
金
他
10
計
651,204
(注 )記 載金額 は、 千円未満の端数 を切
繰越利益剰余金
産
△
口
負債及び純資産合計
り捨てて 表示 してお ります。
-8-
金
687,057
687,057
687,057
7,740, 057
90
04
合
00
0乙
産
余
そ の他 利 益 剰 余 金
純
資
剰
2
保
益
2
入
利
本
7,740,057
13,947,000
2
差
10,010
10,000
資
△
△ △ △
投資その他 の資産
主 資 本
651,204
益
計
算
儀
革
〔
1月
31目
損
書
奮
ネ〕
単位 :千 円〉
〈
`:年
科
上
売
上
売
原
上
売
総
額
金
目
高
4, 568,084
価
3,480,001
利
1,088,082
益
販 売 費 及 び 一般 管 理 費
業
90
71
営
利
835
12
′量
■U
4
452
00
0ん
00
0乙
収 受 雑
息 入
外 取
業
914,247
費
外
支
払
固 定 資 産
除 却
損
105,887
13, 941
4,253
損
益
益
8,312
贈 益
3,000
売 却
固 定 資 産 受
法 人税 、住 民税 及 び 事 業 税
期
純
利
0 0
0 0 ′牡
5 8
9 3
00
税 引 前 当 期 純 利 益
当
04
固 定 資 産
00
禾」
00
別
ll
0乙
禾
常
124,
00
71
経
特
息
00
0U
雑
利
85,690
益
(注 )記 載金額 は、 千 円未満 の端数 を切 り捨てて表示 してお ります。
-9-
株 主 資 本 等 変 動 計 算 書
;:年 ::3:目 奮
革
餞
ネ
〔
〕
株
主
利
資
本
金
益
そ の他
利益剰 余 金
繰越 利益
剰 余金
平成
25年 4月 1日 残高
本
資
剰
13,947,000 ∠ゝ 21,772,747
位 :千
余
金
‐
純 資 産合 計
株 主資本 合 計
利益 剰余金 合 計
△
21,772,747 △ 7,825,747 ∠ゝ 7,825,747
会計期間 中 の変動額
85, 690
平成
(注
26年 3月 31日 残 高
)記
85,690
nυ
Oυ
会 計期 間 中 の 変 動 額 合 計
85,690
00
85,690
nυ
Oυ
当期 純 利 益
85, 690
85,690
13,947,000 △ 21,687,057 △ 21,687,057 △ 7,740,057 △ 7,740,057
載金額 は千 円未満 を切 捨 てて 表示 してお ります。
-10-
1.継 続 企 業 の 前 提 に 関す る注 記
当社は、 当事業年度末 7,740百 万 円 の債務超過状態 とな って いる ことに加 え、 トヨタ 自動車 株式会社
か らの借入金 28,550百 万 円 の返済期 限が平成 26年 12月 末 とな って いる ものの現状返済 の 目処 は立 って
お りませ ん。 当該状 況 によ り、継続企 業 の前提 に重 要な疑義 を生 じさせ るよ うな状況が存在 してお り
ます。
当該状況 を抜本的 に改善す べ く、 当社 に代わ って、当社 の主 要株主 (愛 知県、蒲郡市、 トヨ タ 自動車
株 式会社 )及 び 再編後 の施 設運 営 を検 討 して い る株 式会社 エ イ チ ・ アイ・ エ ス との 間で 当社 が 運 営
して いる ラグナ シア、 フェス テ ィバ ル マー ケ ッ ト及 び タ ラソテ ラ ピー ・ 温泉 の施 設運 営 に 関連す る
事業 を、株 式会社 エ イチ ・ アイ・ エ スが 中心 とな って 設立 した会 社 に譲渡す る方 向 で協議 を重ねてお
ります。
一 方 当社 につ いて は、マ リー ナ事 業 の 運 営及 び 分譲用 地 の 開発 に特化 す る ことが 想定 され ます 。
しか しな が ら、事 業 再 編 に 向 けた 上 記 の 関係 者 間 で の 協 議 は 現 在 も継続 して お り、事 業 再 編 に
よ り新 会 社 に 譲 渡 され る 資 産 の 範 囲 及 びそ の 対 価 、 な らび にそ の 時 期 な どは決 定 して お らず 、
そ の 実 現 可 能 性 は 不 透 明 な 状 況 とな って お ります 。 更 に 、 仮 に 事 業 再 編 が 想 定 通 り行 わ れ て も
残 された マ リー ナ事業及 び 分譲用 地 の 開発事 業 に 関 して は、 現状 どの様 な形で会 社運 営 して い くか
明確な方針 が決定 されてお らず、債務 超過解消策 を含 め、経営計画 が作成できる状況 には あ りませ ん。
また 、 事 業 再 編 の 進 展 状 況 にか か わ らず 、 当社 が行 う事 業 の 継 続 に必 要 な 資 金 を確 保 す る に
あた り、 トヨ タ 自動 車 株 式 会社 か らの借入 金 につ いて 、返 済 期 限 の 延 長 に 向 け 同社 と協 議 を行 う
必 要 があ り、現 時点では平成 27年 3月 末 まで の期 間 の事 業 に必 要 な資 金が確保 され て い る とは言 え ま
せ ん。
これ らの状況 によ り、当年度末 にお いて 継続企業 の 前提 に関す る重 要な不確実性 が 認 め られ ます。
なお、 計算書類及びそ の 附属 明細 書 は継続企業 を前提 と して作 成 してお り、継続企 業 の 前提 に関す
る重 要な不確 実性 の影響 を計算 書類 及 びそ の 附属 明細 書 に反 映 して お りませ ん。
2.重 要 な 会 計 方 針 に係 る事 項 に 関 す る注 記
(1)棚 卸 資 産 の 評価 基 準 及 び 評 価 方 法
品 :ラ グナ シア事 業
移動平均法 による原価法
フェス テ ィバル マー ケ ッ ト事業 月次総平均法 による原価 法
マ リー ナ事業及 びタ ラソ事 業
最終 仕入原価 法 による原価法
(貸 借対照表価額 は、収益性 の 低下 に基づ く簿価 切下 げ の 方法 によ り算定
商 品 土 地 :個 別法 による原価 法
(貸 借対照表価額 は、収益性 の 低下 に基づ く簿価 切下 げの方法 によ り算定
貯
蔵
品 :最 終 仕入原価 法 による原価法
(貸 借対照表価額 は、収益 性 の 低下 に基づ く簿価 切下 げの方法 によ り算定
商
)
)
)
(υ
固定 資 産 の 減価 償 却 方 法
有形 固定資産 (リ ー ス資産 を除 く
定額法 :建 物 (建 物附属設備 を除 く)、 マ リー ナ事業 関連設備
定率法 :そ の他 の有形 固定資産
なお、主な 耐用年数 は次 の通 りであ ります。
建物
: 8∼ 39年
構築物 :10∼ 45年
機械装置 : 7∼ 15年
)
無形 固定資産 (リ ー ス資産 を除 く
定額法
なお、耐用 年数 は次 の通 りであ ります。
ソフ トウェア : 5年
)
-11-
リース資産
所有権移転ファイナ ンス・リース取引に係る リース資産
(3)引 当金 の 計 上 基準
賞 与 弓1 当 金 :従 業員の賞与の支払に備えるため、支給実績に基づき見込み額 を
計上 してお ります。
退 職 給 付 引 当 金 :従 業員の退職給付 に備えるため、期末 自己都合退職金要支給額 を
計上 してお ります。
に)消 費税 等 の 処 理 方 法
税抜方式
3.貸 借 対 照 表 に 関 す る注 記
(1)担 保 資 産 及 び 担 保 付 債 務
担保 に供 して いる資産
定
期
預
金
商
土
品
建
地
物
構
築
物
機 械 及 び 装 置
船
舶
工 具 、器 具及 び備 品
土
計
金 金 定金 金
入詩入証
り借艇
借保
計
務 期 以期 り
保
担
確預短昨長預
地
46,000千
7,252,381千
1,263,063千
176,H5千
64,031千
1,413千
8,782千
円
円
円
円
円
円
円
13,723,892千 円
22,5351680千 円
10,832千 円
1,040,000千 円
28,5501000千 円
15,707千 円
29,616,539
(2)有 形 固定 資 産 の 減 価 償 却 累 計 額
千円
7,022,420千 円
4.株 主 資 本 等 変 動 計算 書 に 関す る注 記
発行 済 株 式 の 種 類 及 び総
発行済株式 の種類
当事業 年度期首株式数
普通株式
5。
278,940カ 朱
当事業年度末株式 数
278,940参 末
金 融 商 品 に 関 す る注 記
(1)金 融 商 品 の 状 況 に 関 す る事 項
当社は、資金運用 について は短期 的な預金等 に限定 し、法人主 要株主及 びそ の 関係会社か らの借
入 によ り資金 を調達 してお ります。
借入金 の使途 は運転資金 (主 として 短期 )お よび設 備投資資金 (長 期)で あ ります。
-12-
(2)金 融 商 品 の 時価 等 に 関 す る 事 項
平成26年 3月 31日 にお ける貸借対照表計上額、 時価及び これ らの差額 については、次 の とお りで
あ ります。
〈単位 :千 円〉
貸借対照表計上額 (*)
(1)現 金 及 び 預 金
343, 225
343, 225
(828,202)
(828,202)
(1,040,000)
(1,040,000)
(D未 払金
(3)短 期借入金
時価 (*)
差額
(*)負 債 に計上 されて い る ものにつ いては、 ( )で 示 してお ります。
(注 1)金 融商品 の時価 の算定方法
(1)現 金及び預金、 (2)未 払金 、 (3)短 期借入金
これ らは短期間で決済 され るた め、時価 は帳簿価 額 にほぼ等 しい ことか ら、当該帳 簿価額 に
よってお ります。
(注 2)1年 以内返済予定長 期借入金及 び 預
り保証金 につ いて は、元利金 の合計額 を 同様 の新規借入
による利率 を基 に割 り引いて 算定す る ことが考 え られ ますが、当社 は当事業年度末 に債務超
過 であるため、 同様 の規模 の新規借入 を行 うことはで きず 、利率 を把 握す る ことがで きませ
ん。 したがって、 時価 を算 定す る ことは極 めて困難 と認め られ るため、 開示 してお りません。
6.賃 貸 等 不 動 産 に 関 す る注 記
(1)賃 貸 等 不 動 産 の 状 況 に 関 す る 事 項
当社で は、愛知県 にお いて 、賃貸用 の商業施設 (土 地 を含 む。)を 有 してお ります。
(2)賃 貸 等 不 動 産 の 時価 に 関 す る事 項
〈単位 :千 円〉
貸 借 対 照表 計 上 額
時価
2,2541432
(注
2,420, 186
1)貸 借対照表計上額 は、取得原価 か ら減価 償却累計額及 び減 損損失累計額 を控 除 した金 額であ り
ます。
(注 υ 当期末の 時価 は、主 として 「不動産鑑定評価基準」 に基づ いて 自社で算定 した金 額で あ ります。
7.税 効 果 会 計 に 関 す る 注 記
繰 延 税 金 資 産 の 発 生 の 主 な 原 因別 の 内 訳
(繰 延税金資 産
賞与 引当金
13,700千
退職給付 引当金
34,745千
減損損失
2,516,142千
繰越欠損金
2,501,879千
そ の他
16,999千
)
△ 5,083,466千 円
評価 性 引当額
繰延税 金資産純額
8.リ
円
円
円
円
円
一 千円
ー ス に よ り使 用 す る 固定 資 産 に 関 す る注 記
貸借対照表 に計上 した 固定資産 のほか、電子 計算機及びそ の周辺機器 一 式、キ ャッシュデ ィス ペ ンサー等
につ いて 、所有権移転外 フ ァイナ ンス・リー ス契約 によ り使用 してお ります。
-13-
9.関 連 当事 者 との 取 引 に関す る注記
法人主要株主
法人主
要株 主
主要 株主 が
議決権 の
過半数を
所 有 して
いる 会社
資本金 事業 の
(億 円
内容
)
県市
知田
愛豊
トヨタ
自動車
住所
)
3,970
目動 軍
製造業
関係 内容
役員 の 事業上
兼任 等 の関係
被所有 あ り
の
型量 性D
1年 以内返済予定
借入
自動 車
販売
金融事
業
な し
な し
長期借入金
資金
返済
の
援助
の
型量
科 目
未 払費用
18%
140
トヨタ 名古 屋
区
フ ァイ 市西
ナ ンス欄
取 引 の 内容 取 引金額
齢の動
会社等
の名称
区分
く単位 :千 円〉
議決権
等の被
所有割
合α
290,000
(注 2)
短期 借 入金
期末残高
8, 534
28,550,000
1,040,000
5,321
取 引条件及び取 引条件の決定 方針等
(注 1)借 入利率 は市場金利 を勘案 して利率 を合理 的 に決定 してお り、返済 期 限は平成 26年 12月 です。
なお、商品土地・土地・建物等 について 担保提供 してお ります 。
(注 2)借 入利率は市場金利 を勘案 して利率 を合理的に決定 してお り、資金繰 りの状況 に応 じて、
1月 毎 に借換 を行 ってお ります。なお、 商品土地・土地・建物等 について担保提 供 してお り
ます。
0.1株
当 た り情 報 に 関す る 注 記
(1)1株 当た り純資 産額
α)1株 当た り当期純利益
△27,748円 10銭
307円 20銭
1.重 要 な 後 発 事 象 に 関す る注 記
該当事項 はあ りませ ん。
-14-
会 計監 査 人 の監 査 報告 書
謄本
独立監査 人の監査 報告書
平成 26年 5月
29日
蒲郡海洋 開発株式会社
取
締
役
会
御中
有限責任監査法 人 ト ー
マ
ツ
指 定有 限 責任 社員
公認会計士 水
上
圭
祐
①
博
③
業 務 執 行 社 員
指 定 有 限責任 社 員
公認会計士 古
業 務 執 行 社 員
当監査法人は、会 社法第 436条 第 2項 第 1号 の規定 に基 づ き、蒲郡海洋開発株式会社 の平成
1日 か ら平成 26年 3月 31日 まで の 第 23期 事 業年度 の 計算書類、すなわ ち、貸借
対照表 、損益計算書 、株主資本等 変動計算書 、重 要 な会 計方 針及びそ の他 の注記並び にそ の 附属
明細書 について監査 を行 った。
25年 4月
計算書類等 に対す る経営 者 の 責任
経営者 の 責任 は、我が 国にお い て 一 般 に公正 妥 当 と認 め られ る企 業会 計 の基準 に準拠 して計算
書類及びそ の 附属 明細書 を作 成 し適正 に表 示 する ことに あ る。これ には、不正又は誤謬 による重
要な虚偽 表示 のな い計算 書類 及 びそ の 附属 明細書 を作成 し適正 に表 示 す るため に経営 者 が必 要
と判断 した 内部統 制 を整備及 び運 用する ことが含 まれ る。
監査人 の 責任
当監査法人の責任 は、当監 査法人が実施 した監査 に基 づ いて、独立 の立 場か ら計算 書類及 びそ
の 附属明細書 に対 す る意見 を表 明す る ことに ある。
しか しなが ら、「意見 不表 明 の根 拠」 に記載 した事項 によ り、当監査法人は、意見表 明 の基礎
とな る十分かつ適 切な監査証 拠 を入 手す る ことができなか った。
意見不表 明 の根拠
継続企 業 の前提 に関す る注記 に記載 されて いる とお り、会 社 は 7,740百 万 円 の債務超 過状態 と
な って いる ことに加 え、 トヨ タ 自動車株式会社か らの借入金 28,550百 万 円の返 済期 限が平成 2
6年 12月 末 とな って い る ものの現状返済 の 目処 は立 ってお らず、当該状況 によ り、継続企業 の
前提 に重 要な疑義 を生 じさせ るよ うな状況 が存在 して い る。
当該状況 を抜本 的 に改 善す べ く、会社 に代わ って、会社 の主 要株 主及び再編後 の施設運営 を検
討 して いる株式会社 エ イチ・ アイ 。エ ス との間で、再編 の 詳 細 につ いて 協議 を重ね て いるが、具
体 的な 内容及 び実現可能性 は 不透 明な状況 とな って いる 。更 に、仮 に事 業再編が想定通 り行 われ
て も、そ の後 の 明確 な方 針が 決定 されてお らず、債務超 過解 消策 を含 め、経営計画 が作成 で き る
状況 にはな い。
このた め、継続企 業 を前提 と して作成 され て い る上記 の 計算 書類及 びそ の 附属明細書 につ いて、
継続企業 を前提 と して財 務諸表 を作成す る ことが 適切で あ るか判断す る ことができ なか った。
意見不表 明
当監査 法人は、「意見 不表 明 の根 拠」 に記載 した事 項 の 計算 書類及 びそ の 附属明細書 に及 ぼす
可能性 の ある影 響 の重 要性 に鑑 み、監査意見 の基礎 を与 え る十 分 か つ 適切な監査証拠 を入 手す る
ことがで きなか ったた め、計算 書類及びそ の 附属 明細書 に対 して意見 を表 明 しな い 。
利害関係
会社 と当監査法 人又は業務執行社 員 との間 には、公認会 計士 法 の 規定 によ り記載す べ き利 害関
係 はな い 。
以
-15-
上
監 査 役 の監 査報 告 書
謄本
監 査 報 告 書
平成 25年 4月 1日 か ら平成 26年 3月 31日 までの第 23期 事業年度 の取締役の職務 の執行 を監査
いた しました。そ の方法及び結果 につき以下 の とお り報告 いた します。
1.監 査 の方法及びそ の 内容
私 は、監 査 方 針 等 に従 い 、 取 締 役及 び使 用 人等 と意 思 疎 通 を図 り、 情 報 の 収 集 及 び 監 査 の
環 境 の 整備 に 努 め る と と もに、 取 締 役 会 に 出 席 し、 取 締 役及 び 使 用 人等 か らそ の 職 務 の 執 行
状況 について報告 を受 け、必要 に応 じて説 明を求め ま した。
また、取締 役 の職 務 の 執行 が法 令及 び 定款 に適 合 す る ことを確 保す るた め の体 制、そ の他株 式
会社 の業務 の適正 を確保す るために必要な もの として 、会 社法施行規則第 100条 第 1項 及 び第 3項
に 定 め る体 制 の 整備 に 関す る 取 締 役会 決 議 の 内容 及 び 当該 決裁 に基 づ き、 整備 され て い る体 制
(内 部統制 シス テム )の 状況 を監 視及 び検 証 い た しま した。 以 上の方法 に基 づ き、 当該事業 年度 に
係 る事業報告及びそ の附属 明細書 について検 討 いた しま した。
さ らに、会 計監査 人が独立 の立 場 を保持 し、かつ、適正な監査 を実施 して い るか を監 視及 び検 証
す る とともに、会計監査人か らそ の職務 の執行状況 につ いて 報告 を受 け、必 要 に応 じて 説明 を求め
ま した。 また、 会計監査 人か ら 「職務 の遂行 が 適 正 に行 われ る ことを確保す るた めの体 制」 (会 社
計算規則第 131条 各号 に掲 げる事項)を 「監査 に関す る品質管理基準」 (平 成 17年 10月 28日 企業
会計審議会 )等 に従 って整備 して い る 旨の通知 を受 け、必要 に応 じて 説 明を求 め ま した。
以 上 の方法 に基づき 、当該事業年度 に係 る 計算書類 (貸 借対照表、損益計算 書及 び 株主資本等変動
計算書)及 びその附属 明細書 について検 討 いた しま した。
2.監 査 の結果
(1)事 業報告等 の監査結 果
一
二
事 業報 告書 は、 法令及 び 定款 に従 い、 会社 の 状況 を正 しく示 して い る もの と認 め ます。
取締 役 の職 務 の 執行 に 関す る不 正 の行 為 又 は 法 令 も しくは定款 に違 反 す る重 大 な事 実 は
認め られ ません。
三
内部統制 シス テム に関す る取 締役会決議 の 内容 は、相 当である と認め ます。 また、当該 内部
統制 シス テム に関す る取締役の職務 の執行 につ いて も、指摘す べ き事項 は認 め られ ませ ん。
(2)計 算書類及びそ の 附属 明細書 の監査結果
一
二
会計監査 人有限 責任監査法人 トーマ ツの監査 の方法及び結果 は相 当で ある と認め ます。
会計監査人有 限責任監査法人 トーマ ツ の 当該計算書類及び 附属明細書 に係 る期 間 の財産及び
損益 の状況 について意見が表明 されなか ったため、現時点では会計 に関す る部分 の意見表明を
差 し控 えます。
平成 26年 5月 30日
蒲郡海洋開発株式会社
監 査 役
-16-
小林
正人
①