UHF帯ICタグを利用した薬品類は、法律（PRTR法、毒物・劇薬取締法・消防法など）に基づき、きちんと管理されなければなりません。それらの薬品が所在不明であったり、紛失したりすると、重大事故につながりかねません。したがって、その管理は厳重でなければなりませんが、そのために大変な時間と労力と費やしているのが現状です。ＩＣタグを活用して薬品管理の効率を大幅に改善できます RFIDを利用した薬品管理システムのご紹介薬品（液体）が入ったガラス瓶に貼付されたＩＣタグは、電波が吸収され、一般的にはタグ情報の読取りが難しいとされていましたが、性能の良いＩＣタグ、リーダライタ、アンテナなどの組合せにより、その管理が可能となりました。特に、アンテナシート上に置かれた薬品（ビン）を、常時監視していますので、リアルタイムで入出庫状況が把握でき、棚卸作業が不要です。警報装置などの併用により、高いセキュリティを保つことができます。アンテナシートシステムの構成持出・返却認証用 IDカードかざす MiniGuardrail （ｱﾝﾃﾅ） ● ● ● LAN ・サーバーＰＣ・リーダライタ制御システム(ミドルウェア）・薬品管理ソフト薬品ビン電子秤（オプション）棚 SPEEDWAY Revolution リーダライタシステムの機能 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 登録機能認証機能持出・返却管理履歴管理機能棚卸機能諸表作成自動計量機能 ……薬品の登録。その際、薬品（ビン）に貼付したICタグにIDを付与します。 ……薬品取扱者の登録および持出、返却者の認証を行ないます。 ……アンテナシート上の薬品の持出、返却の管理を自動的に行ないます。 ……いつ、だれが、どの薬品を持出し、返却したかの履歴を管理します。 ……常時、棚卸状況の把握を行ないます。そのため、棚卸作業は不要です。 ……法律に基づく薬品管理の諸表を作成することができます。 ……電子秤との連動により、薬品の使用量を自動計測し、記録します。（オプション） 7. 警報機能 ……不正持出などに対し、警報装置などとの連動により、アラームを出します。（オプション）株式会社さわコーポレーション日本テクニカルシステム株式会社このシステムは、両社が共同で開発していますＩＣタグ