特定非営利活動法人国際社会人剣道クラブ関東地区クラブ会報 第 447号

交剣知愛
第 471号
幹事長・事務局:伊藤
特定非営利活動法人国際社会人剣道クラブ関東地区クラブ会報
INTERNATIONAL GOODWILL KENDO CLUB
2011 ・平成23年 / 3 月
関東地区クラブ会長 川瀬
能男
博通/〒331-0063 埼玉県さいたま市西区プラザ 19-11 ℡・: 048(623)0958
E メール(事務局): [email protected]
IGKC ホームページアドレス
http: //www.npo-igkc.or.jp
[文書の引用文や注目すべき箇所の要約を入力してください。テキスト
ボックスは文書のどの位置にも配置で
この度の 3 月11日東北・三陸沖を震源とする地震において、被災された方々には心よりお見
きます。抜粋用テキスト
ボックスの書式を変更するには、[テキスト ボックス ツール] タブを使用します。]
舞申し上げます。何よりも一日も早い復興をお祈り申し上げる次第です。
4月例会は4月10日(日)に開催予定ですが、会場等状況に応じて中止の可能性もあります。
下記にて開催有無の確認いただけます(なお、4 月の懇親会は中止致します)。
-川瀬会長(090-5337-5738)、伊藤幹事長(090-4663-5955)、
古賀(090-2460-7115)、濱田(080-5533-8158)
[1]2月例会報告
2 月例会は、12日(土)に汐留の日本通運稽古場にて開催されました。稽古に先立ち幹事会が開催され、
2011 年度事業計画案・同予算計画案が議決され、2010 年度中間会計報告がございました。
≪参加者:敬称略》
野正豊稔 武藤久夫 照井寅雄 友川紘一 川瀬能男 佐藤安治 高山功 白石輝志通 田頭啓史 吉野照雄
佐藤伸 白井吉満 山田義雄 以上元立
板垣成也 市成義治 一場一重 伊藤博通 井上みつこ 岩崎佳世 岩坪爽一 大野泰史 大森孝 小笹正美
小田部裕 加藤美久 樺山陽介 川合育三 熊谷義成 古賀東一郎 石澤章司 小林景樹 坂田文子 佐々木隆史
関根克彦 清水浩二 田中嶋広安 田辺直 豊田末雄 中川良治 中村豊樹 幡野幸一 濱田洋子 前田健二
簑田晴子 八木英夫 湯川岩雄 渡辺孝 渡辺直材
重松 俊(日通) 永松教孝 永松富士恵
[2]3月例会報告
3月例会は、6日(日)に汐留の日本通運稽古場にて開催されました。稽古に先立ち総会が開催され、2011
年度事業計画案、同事業予算案が議決されました。2010 年度事業報告、会計報告は、4月例会時に報告の
予定。
≪参加者:敬称略》
野正豊稔 渡邊哲也 天野照雄 照井寅雄 友川紘一 近光正 川瀬能男 平川信夫 高山功 一柳正之
以上元立
會田紳次 赤坂修 雨宮一夫 石丸輝昭 板垣成也 伊藤博通 井上みつこ 岩坪爽一 大都堅 大野泰史
小笹正美 加藤輝男 樺山陽介 川合育三 仮屋道浩 向後明雄 古賀東一郎 石澤章司 小林景樹 権田孝徳
櫻井良親 佐藤寧祐 白石武 関根克彦 田辺直 坪井正博 豊田末雄 中村豊樹 幡野幸一 濱田洋子
前田健二 三山升次 八木英夫 湯川岩雄 米川政宏
加藤美代子(東海地区)石井優子
稽古後には、野正先生より、
「これまでと同じ稽古のやり方では、何度受けても審査での結果は伴いません。稽
古を工夫してください。
」とのお話がありました。このあと、渡邊(哲也)先生からもお話をいただきました。
渡邊先生のお話については、P4 をご覧ください。
[3]4月例会のお知らせ
◇日 時
◇場
4月10日(日)
所 日本通運剣道場
:港区東新橋1-9-1
日本通運本社ビル地下1階
◇2010 年度会計報告
:午後 1 時 ~ 1時15分
◇自由稽古
:午後1時15分 ~ 2時
◇指導稽古
:午後 2時 ~ 3時
◇懇親会
:今回はおこないません
※出欠はがき4月2日必着でお願い致します。
[4]ご昇段報告
山口慶之助さん、及び日下薫さんが5段に昇段されました。おめでとうございます。
[5]入会のご連絡
川瀬会長のご紹介で下記2名の方が入会されました。
小笹正美 錬士7段 千葉市若葉区若松台1-15-4
幡野幸一 教士7段 横浜市港南区笹下 3-10-18-801
[6]2011年度クラブ会員名簿
2011年度クラブ名簿の発行を予定しております。
このたび、事務局で名簿記載データを確認し、名簿の整理をいたします。お手数をおかけしますが、4 月例会
出欠ハガキにて現在の連絡先、段位など、変更がないと思われる場合でもお知らせください。
お手数をおかけしますが、ご協力方、よろしくお願いいたします。
[7]垂れネームについて
国際社会人剣道クラブの垂れネームは、各自下記に作成を依頼し自費購入することとなっております。
申込みされる方は、国際社会人の垂れネームである旨を申し出になり購入をお願い致します。
共栄スポーツ新潟店
電話 0256-32-0988 ファックス 0256-32-0577
○申込要領
・電話して、社剣関東地区のメンバーであることを伝えて注文する。
・デザインは決まっていますが、名前を確認するためファックスしてください。
・垂れネームが郵送されたら、同封された振込用紙で支払います。作成期間は 2-3 週間程度。
[8] 香港の笹原さんからのご連絡
現在香港にいらっしゃる会員の笹原正次さんから、下記のような近況報告をいただきましたので、ご紹介致し
ます。
当地香港では、2月26-27日の2日間 全剣連主催にてASIAN審判講習会が行われます。
日本からは、八段の先生が多く出席されます。それまでに体調を整えなければ…又3月18-20日には
ASIAN OPEN剣道大会が行われます。国際社会人の先生もお見えになると良いですが。 本年も
よろしくお願いいたします。
笹原 正次
[9]日通駐車場の利用について
日通駐車場が原則的に使用できなくなります。
従来、東京都以外からの参加者については、事前に申請してある場合に限り、駐車させていただいていました。
しかし、先日、同社から「安全管理上、週末、業務以外の駐車場利用を、原則的にお受けできないことになり
ました」との連絡を受けました。ご丌便をおかけしますが、上記事情をご賢察頂きますようお願いいたします。
なお、付近の駐車場としては、汐留メディアタワー(港区東新橋 1-7-1 電話 03-6252-8086)などがあります。
◎ 交通/JR「新橋駅」
、都営地下鉄大江戸線「汐留駅」
が便利です。
JR線・営団銀座線・都営浅草線「新橋駅」並びに都営
大江戸線「汐留駅」どちらで来ても、
「10番」出口から
地上に出て下さい。
JR「新橋駅」の場合
「烏森口」改札を出て左側に進み、地下ショッピング街
(wing)入口階段を下りて新交通ゆりかもめ「汐留
駅」方面に地下通路を進み「10番」出口を目指して下
さい。階段で地上に出ると、左側に汐留住友ビル。モノ
レール高架を右上に見ながら歩道を道なりに直進し、約
30㍍先ホテルヴィラホンティーヌの角を左折する。暫
く行くと左側に日通本社ビルがあります。ビル正面入口
を入り、階段を下りた所が地下1階武道場入口です。
JR新橋駅より約10分です。道場に行く前に階段を下
りたところの守衛所で受付を済ませて下さい。
渡邊哲也先生のミニ講話
例会の終わりに、渡邊先生にお話をいただきました。
皆さんの稽古を拝見していましたが、左足の遣い方が悪いように思いました。昔から左拳、左腰、左足をう
るさく言われていますが、これは構えた時に、左足が撞木にならないように、打突時に半身にならないよう
にと言うことです。
次に、間合いですが、遠間、触刃の間、一足一刀の間から中心を取り打ち間に入り(攻め崩すこと)
、相手が
居ついているか、出てくるのか、退くのかを瞬時に判断し、相手の状態で、先の技を遣うか(飛び込みメン)
後の先(私は先の後と言いますが、出端小手)を遣うか。相手の状態で遣う技は違います。その瞬間に万全
の態勢、タメになっていなければなりません。
隙は、長くあるのではなく、虚、実はキャッチボールのように相手と自分にあります。そこを実で瞬時に打
突するわけですが、攻めが効いたなと言うところが分からない。自分が攻めたら、効いたものとしてやる場
合が非常に多いんです(攻めたつもり)
。
その時、どういうことになるかと言うと、出たら出小手をパカッとやられます。攻めると同時に攻めが効く
とわかる・・・これがなかなか難しいんです。これは工夫しながら稽古で悟るしかなく、説明できません。
工夫は、5段以上になると元立ちに立つ場合が多いので、下手を遣う時に工夫するんです。ところが下手が
懸って来るのを近間で、居ついて稽古している人が非常に多い。ですから、互角稽古になると、攻めがお互
いに分からず近間で相手が動いたら一緒に打突している。昇段審査ではこの立会が非常に多く見受けられま
す。
そこで、一足一刀の間から自分の打ち間に中心を攻め崩す時の左足の引付が大事です。私の場合は、右足は
ほとんど、船の舵を取るようにして、前、右、左と相手に向けるだけで、左足を右足に引付をします。相手
の様子を探ったら、時には早く、時にはゆっくりと、誘い攻めをします。
そうして、さっきお話しましたように、先、先の後の技を遣い分けています。この、前、左右に攻めるのは、
高野佐三郎先生が、傘の切っ先、または番傘攻めと言っております。
この足の遣い方は、私の遣い方で、皆さんは自分の遣い方を工夫してください。基本メン打ちでも、初級者
(3段位)
、中級者(4-5段)
、上級者(6-7段位)では段位に応じた打ち込みがあります。
以上、私が出来るということではなく、常に心がけて稽古していることをお話ししました。