裏トンボ操作方法【FC4500-50/60,FC4510-60用】(PDF:508KB)

「 トンボパターン ウラ 」
( 裏トンボ )読み取りを用いた作図
( FC4500-50/60,FC4510-60 )
< 概要説明>
通常は印刷面に作図されたトンボを読み取ってカットと作図の位置合わせを行います。これに対し「 トンボパターン ウ
ラ」
( 裏トンボ )読み取り機能を使用することにより印刷面のトンボ位置を切り抜き、印刷面ではなく裏面から切り抜か
れたトンボを読み取って位置合わせを行い、裏面で作図を行います。
「 トンボパターン ウラ 」
( 裏トンボ )読み取り機能を
使用することにより、主に罫引きを行う際に印刷面の裏から罫引きを行うことができます。
重要
データは色やレイヤーごとに分割せず、必ず一度に送信してください。分割して送信するとトンボパターン ウラの設定
が解除され、次のデータを送信した場合に正しい位置でカットできません。
( Cutting Master 2では「 レイヤー」タブ
の「 色/レイヤー間に一時停止 」のチェックを外してください。)
( 1 )以下の特殊機能を設定してください(「 5.28 特殊機能 」参照 )
:ツール交換( コンディション選択 )コマンド( J,SP )の有効・無効[ 初期値:ユウコウ ]
●
[ ツールコウカンコマンド ]
「 ユウコウ 」にします。
ツールコウカンコマント゛
●ユウコウ ムコウ
●
[ ツールセンタクシュドウ ]
:ツール交換コマンド受信時の[ 入力/実行 ]キーの有効・無効[ 初期値:ムコウ ]
「 ユウコウ 」にします。
ツール センタク シュト゛ウ
●ユウコウ ムコウ
( 2 )作図したいメディアを表向きにセットします。
(「 3.5 メディアのセット 」参照 )
( 3 )トンボモードの設定で「 トンボ 」を選択します。
(「 4.2 トンボモードの設定 」参照 )
FORCE
カット圧、ペン圧
OFFSET
補正量
トンホ゛モート゛ オフ
シ゛クホセイ トンホ゛●
SPEED
スピード
品質
QUALITY
( 4 )トンボパターンの設定で「 ウラ 」を選択します。
(「 4.3 トンボパターンの設定 」参照 )
トンボパターン ウラ1の場合
FORCE
カット圧、ペン圧
補正量
トンボパターン ウラ2の場合
OFFSET
FORCE
●1 トンホ゛ハ゜ターン 3
2 ウラ●
SPEED
スピード
品質
カット圧、ペン圧
補正量
OFFSET
1 トンホ゛ハ゜ターン 3
●2 ウラ●
QUALITY
SPEED
スピード
品質
QUALITY
( 5 )トンボパターン ウラの間隔設定を行います。
(「 4.14 トンボカットの設定 」参照 )
FORCE
カット圧、ペン圧
補正量
OFFSET
トンホ゛ハ゜ターン ウラ
カンカク= 3.0■mm
SPEED
スピード
品質
QUALITY
設定値
設定値
--
]
[
▽
△
(6)
[
△]
[▽]
[
]キーを押して、ポイント 1 のエリアにツールキャリッジ( 現在の設定で選択されているツール
の刃先 )を移動させます。
確認
●「 トンボパターン ウラ1」の場合は、トンボパターン1のポイント1のエリアに移動させます。
●「 トンボパターン ウラ 2 」の場合は、トンボパターン 2 のポイント1のエリアに移動させます。
トンボパターン1
トンボパターン2
ポイント4
ポイント1
ポイント1
ポイント2
ポイント2
Y
ポイント4
ポイント3
ポイント3
■ の領域内にペンキャリッジ
(現在の
設定で選択されているツールの刃先)
が来るようにする。
Y
X
X
( 7 )レディ状態から作図データを送信すると、ポイント 1 から順にトンボを検出します。
重要
データは色やレイヤーごとに分割せず、必ず一度に送信してください。分割して送信するとトンボパターン ウラの設
定が解除され、次のデータを送信した場合に正しい位置でカットできません。
( Cutting Master 2では「 レイヤー」
タブの「 色/レイヤー間に一時停止 」のチェックを外してください。)
( 8 )トンボを検出した後、下記の画面が表示されます。
FORCE
カット圧、ペン圧
補正量
OFFSET
▼
▲
ウラヨウ トンホ゛ヲ キリマスカ?
ハイ イイエ
SPEED
スピード
品質
QUALITY
[ F2 ]キー( ハイ )を押して、検出したトンボに合わせてポイント 1 ~ 4 のトンボを裏面での読み取り用にカットし
ます。
([ F4 ]キー( イイエ )を押すと、通常どおり表面の作図を行います。)
( 9 )ツールキャリッジが右上に退避し、下記の画面が表示されます。
FORCE
カット圧、ペン圧
補正量
OFFSET
メテ゛ィアヲ ウラカ゛エシテ
シ゛ッコウキーヲ オシテクタ゛サイ!
SPEED
スピード
品質
QUALITY
メディアの下側が上になるように裏返し、 [ 入力 / 実行 ]キーを押してください。
表向き
Y
Y
X
裏向き
Y
X
ツールキャリッジが左上に移動します。このとき、プロッタの Y 軸が反転します。
--
( 10 )続いて下記の画面が表示されます。
FORCE
カット圧、ペン圧
OFFSET
補正量
ヨミトリカイシイチニ イト゛ウシテ
シ゛ッコウキーヲ オシテクタ゛サイ!
SPEED
スピード
品質
QUALITY
[△]
[▽]
[△]
[ ▽ ]キーを押して、ポイント 1 のエリアにツールキャリッジ( 現在の設定で選択されているツール
の刃先 )を移動させます。
X トンボパターン ウラ1
Y
X トンボパターン ウラ2
Y
ポイント2
ポイント1
ポイント1
ポイント3
ポイント3
ポイント4
ポイント2
■ の領域内にペンキャリッジ
(現在の
設定で選択されているツールの刃先)
が来るようにする。
ポイント4
:切り抜かれた範囲
[ 入力/実行 ]キーを押すと、ポイント 1 から順にトンボを検出します。
トンボパターン ウラをすべて検出した後、作図を行います。
確認
切り抜かれたトンボパターン ウラの下にメディアとの濃淡差が出るような紙等を敷いて、トンボパターン ウラをセ
ンサーで認識できるようにする必要があります。
[ ツールセンタクシュドウ ]をユウコウにした場合には、ツール交換が必要になったときにキャリッジが手前側に移
動し入力待ちの状態になります。ツールを交換したあとに、 [ 入力/実行 ]キーを押すと作図を続行します。
( Cutting Master 2の「 レイヤー」タブの「 ドライバオプションを有効にする 」のチェックを入れツールの設定を
する必要があります。)
作図完了後、ツールキャリッジは左下に戻ります。
確認
●メディアを送る・キャリッジを退避する等の機能がセットされていた場合は、作図完了後にツールキャリッジが右上
に退避し、下記の画面が表示されます。
FORCE
SPEED
カット圧、ペン圧
補正量
OFFSET
ヨウシ ヲ コウカンシテ
シ゛ッコウキーヲ オシテクタ゛サイ!
スピード
品質
QUALITY
[ 入力 / 実行 ]キーを押すと、ツールキャリッジが左下に戻ります。
●作図が完了しツールキャリッジが左下に戻ると、Y 軸の反転が元に戻ります。
--