毒物劇物危害防止規定 - 新潟県

作成例
(販売業者用)
毒物劇物危害防止規定
株式会社
営業所
制定:平成
年
月
日
改定:平成
年
月
日
毒物劇物危害防止規定
-販売業-
第1 目的
この規定は、毒物及び劇物取締法(以下「法」という)に基づき、毒物及び劇物(以
下「毒物劇物」という)販売業の店舗における毒物劇物の管理責任体制を明確にし、も
って毒物劇物による保健衛生上の危害を未然に防止することを目的とする。
※ 危害防止規定は、店舗ごとに作成すること。
第2 毒物劇物の種類
取り扱う毒物劇物の種類は、次のとおりとする。
毒物
No.
商品名
成分
含量
商品名
成分
含量
1
2
劇物
No.
1
2
※ 品目が多数ある場合は別紙とすること。品目管理帳簿の品目(類別)索引表を一
覧の代わりに使用してもよい。
※ 取り扱う品目ごとの「化学物質等安全性データシート(MSDS)」を保有するこ
とが望ましい。
(製造業者等から入手すること。)
第3 管理責任体制
1
毒物劇物の取扱いに関し、店舗全体を管理、監督する毒物劇物取扱責任者(以下
「取扱責任者」という)を設置する。
2
取扱責任者は、毒物劇物による保健衛生上の危害を未然に防止するため、次の業
務を行う。
(1) 毒物劇物の取扱いについて、法定の基準及び本規定を遵守するよう店舗従業
員に対し必要な指示を行うこと。
(2) 毒物劇物の貯蔵陳列設備、譲渡手続き等について、
「別紙 自主点検表」によ
り、法定の基準及び本規定の遵守状況を毎月定期的に点検すること。また、そ
の点検結果の記録を作成し、5年間保管すること。点検の結果、異常が認めら
-1-
れたときは速やかに必要な措置を行うこと。
(3) 毒物劇物に関連する事故の発生時に、事故の拡大防止のための応急措置や、
関係機関への通報・連絡等を行うこと。事故後、原因の調査や再発防止措置等
を行うこと。
(4) 毒物劇物の取扱い及び事故発生時の応急措置に関して店舗従業員の教育及び
訓練を実施すること。また、教育、訓練の記録を作成し、5年間保管すること。
(第14を参照。)
(5) 危害防止上必要な意見を、店舗の経営者に述べること。
(6) その他保健衛生上の危害防止に関し必要な業務。
3
取扱責任者が不在の場合は、あらかじめ適格者の中から指定された代理者がその
業務を代行する。
※ 取扱責任者は、法に定める以下の有資格者の中から任命すること。
①
薬剤師
②
厚生労働省令で定める(高等学校以上の)学校で応用化学に関する学科を修
了している者
③
都道府県知事が行う毒物劇物取扱者試験に合格した者
※ 施設の実態に応じて施設点検等の手順書の作成も検討すること。
第4 貯蔵陳列設備
1
毒物劇物を貯蔵、陳列等する設備は、その他のものを貯蔵、陳列等する場所と明
確に区分された毒物劇物専用のものとすること。敷地境界線から十分離すか、一般
の人が容易に近づけない措置を講じること。
2
盗難、防災及び地震対策の見地からガラス戸棚、ショーケース等、耐衝撃性の弱
いものに貯蔵、陳列等しないこと。耐震薬品保管庫以外の通常の薬品保管庫に毒物
劇物を貯蔵する場合には、薬品保管庫の棚にストッパーを設けたり、仕切り板付き
収納ケース類を使用したりし、地震時等における薬品容器の転倒、転落を防止する
こと。
3
貯蔵陳列設備は施錠し、必要時以外は解錠しないこと。カギは責任者を定めて管
理すること。貯蔵陳列設備が施錠できないものであるときは周囲に堅固な柵を設け
ること。
4
貯蔵陳列設備に「医薬用外毒物」又は「医薬用外劇物」の文字を表示すること。
5
貯蔵陳列設備付近は、火気等に十分注意すること
6
貯蔵容器等は、毒物劇物が飛散し、漏れ、又はしみ出るおそれのないものとする
こと。また、毒物劇物の容器として、飲食物の容器として通常使用される物を使用
してはならない。
-2-
※ 店舗における貯蔵陳列設備の図面(材質、施錠状態、設置箇所等がわかるもの)
を危害防止規定に添付すること。
第5 毒物劇物の表示、着色、品質等
1
毒物劇物は、その容器及び被包に、以下の事項の表示がなければならない。
(1) 毒物については「医薬用外」の文字及び赤地に白字で「毒物」
劇物については「医薬用外」の文字及び白地に赤字で「劇物」
(2) 毒物劇物の名称
(3) 毒物劇物の成分及びその含量
(4) 製造業者又は輸入業者の氏名及び住所(法人にあってはその名称及び主たる
事務所の所在地)
(5) 法で定める毒物劇物についてはその解毒剤の名称
2
特定毒物など、表示、着色及び品質について基準のある毒物劇物は、その基準を
満たしていなければならない。
第6 譲渡手続
1
毒物劇物を他の毒物劇物営業者に販売したときは、以下の事項を書面に記載する
こと。書面は5年間保管すること。
(1) 毒物劇物の名称及び数量
(2) 販売の年月日
(3) 譲受人の氏名、職業及び住所(法人にあってはその名称及び主たる事務所の
所在地)
2
毒物劇物を毒物劇物営業者以外の者に販売するときは、譲受人から、1の(1)
から(3)の事項を記載し押印した書面(譲受書)の提出を事前に受けること。書
面は5年間保管すること。
3
譲受人に対し、販売する毒物劇物の性状及び取扱いに関する情報を提供すること。
4
18 歳未満の者、心身の障害により毒物劇物による保健衛生上の危害の防止の措置
を適正に行うことができない者、麻薬等の中毒者には毒物劇物を交付しないこと。
5
次の(1)から(4)に掲げる政令で定める発火性等のある毒物劇物及び(5)
から(8)に掲げる犯罪に使用される可能性の強い毒物劇物を販売するときは、交
付を受ける者の氏名及び住所を身分証明書等で確認すること。また、帳簿を備え、
交付した毒物劇物の名称、交付の年月日、交付を受けた者の氏名及び住所を記載す
ること。帳簿は5年間保管すること。
(1) 亜塩素酸ナトリウム及びこれを含有する製剤(亜塩素酸ナトリウム 30%以上
を含有するものに限る)
-3-
(2) 塩素酸塩類及びこれを含有する製剤(塩素酸塩類 35%以上を含有するものに
限る)
(3) ナトリウム
(4) ピクリン酸
(5) シアン化カリウム、シアン化ナトリウム等の無機シアン化合物
(6) 亜ひ酸等のひ素化合物
(7) パラコート除草剤
(8) 三塩化リン、五塩化リン、オキシ塩化リン及びその製剤
6
次の(1)から(6)に掲げる爆発物の原料となりうる毒物劇物を販売する際は、
譲渡手続き及び交付制限を厳守すること。また、
(7)から(11)の化学物質は毒
物劇物ではないが、1の(1)から(3)の内容を記録することが望ましい。これ
らの毒物劇物または化学物質について、通常取引がないのに大量に購入しようとす
る者、使用目的があいまいな者など、爆発物の原料となりうる化学物質の安全な取
扱いに不安があると認められる者に対しては、販売を差し控えること。
(1) 塩素酸カリウム
(2) 塩素酸ナトリウム
(3) 硝酸
(4) 硫酸
(5) 塩酸
(6) 過酸化水素
(7) 硝酸アンモニウム
(8) 尿素
(9) アセトン
(10) ヘキサミン
(11) 硝酸カリウム
7
上記5及び6に掲げる品目以外の毒物劇物の譲渡時においても、譲受人が知人又
は常時取引のある者である場合以外は、譲受人の身分を身分証明書等により確認し、
さらに、譲渡物の使用目的を聴取するとともに、使用量が適切であることを十分確
認した上で譲渡すること。また、確認、聴取した事項は上記2の書面(譲受書)等
に記載しておくこと。
※ 店舗で実際に使用する書面(譲受書等)や帳簿の様式を危害防止規定に添付する
こと。
※ 6に関する参考通知
・
爆発物の原料となりうる劇物等の適正な管理等の徹底について(平成 21 年 12
月 2 日薬食総発 1202 第 4 号/薬食審査発 1202 第 32 号/薬食監麻発 1202 第 8 号)
-4-
第7 品目管理
1
店舗ごとに新潟県毒物及び劇物取締法施行条例で定められた品目管理帳簿(「別紙
品目管理帳簿」及び「別紙
品目(類別)索引表」参照)を備え、記載すること。
帳簿は、品目(類別)ごとに口座を設け、譲受、譲渡、廃棄、もしくは事故(以下
「譲受等」という)の都度、毒物劇物の名称、譲受等の別及びその数量、年月日並
びに譲受等の時点における在庫数量を記載すること。帳簿は最終の記載のあった日
から5年間保管すること。
2
取扱責任者又は関係部署の責任者は、定期的に品目管理帳簿と保管数量の照合を
行うこと。
※ 品目管理帳簿の運用については、以下の通知を参考とすること。
・
新潟県毒物及び劇物取締法施行条例の施行に伴う毒物及び劇物の品目管理の
運用について(平成 12 年 4 月 25 日医第 258 号の 2)
第8 運搬等
1
毒物劇物を運搬するときは、運搬用容器、容器又は被包の使用とその表示及び積
載の態様などについて法定の基準を満たしていなければならない。
2
一回につき 1,000kg 以上の毒物劇物を、車両または鉄道を使用して運搬すること
を他の業者に委託するときは、その運送人に対してあらかじめ、次の(1)
(2)の
事項を記載した書面を交付しなければならない。
(1) 運搬される毒物劇物の名称、成分及びその含量
(2) 事故の際に講じなければならない応急措置の内容
※ 2の書面には化学物質等安全性データシート(MSDS)などを利用してもよい。
第9 廃棄
1
毒物劇物を廃棄する際は、一般に、化学分解、燃焼、中和等の方法で処理を行い、
保健衛生上の危害が発生しないようにしなければならない。また、毒物及び劇物取
締法の他、環境汚染がないよう他の環境関係法令等も遵守すること。
2
毒物劇物の空容器についても、廃棄する際に保健衛生上の危害が生じないよう適
切な処分を行うこと。
※ 使用していない不要な毒物劇物は、早く適切に処分すること。
※ 自己処理できない場合は、知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託するこ
と。
-5-
第10 事故発生時の関係機関への届出
取扱責任者は、次の事象が発生した場合、その状況を速やかに「別紙
緊急連絡網」
により関係者に通報・連絡しなければならない。
(1) 毒物劇物の飛散、流出又は地下へのしみ込み等保健衛生上の危害が生じる恐
れのあるとき
(2) 毒物劇物の盗難又は紛失時
(3) 火災、爆発、可燃物の漏洩や流出及び環境に重大な影響を及ぼすおそれなど
が生じた場合
※ 「別紙 緊急連絡網」は、目につきやすい場所に掲示することが望ましい。組織
内の事故時の緊急連絡網を構築するよう、努めること。
第11 事故発生時の措置等
1
毒物劇物の飛散、流出等の事故が発生したときは、事故の拡大防止のための応急
措置を行うこと。
2
店舗に、取り扱う毒物劇物に対応する保護具及び消化剤、中和剤、希釈剤等を備
え付けること。
※ 保護具及び消化剤、中和剤、希釈剤等の設置箇所一覧表を危害防止規定に添付す
ること。
※ 応急措置については、以下の通知を参考とすること。また、化学物質安全性デー
タシート(MSDS)にも物質ごとの飛散流出時等の措置について記載されている。
・
毒物及び劇物の運搬事故時における応急措置に関する基準について(昭和 52
年 2 月 14 日薬発第 163 号)
・
毒物及び劇物の運搬事故時における応急措置に関する基準(その2)(昭和 56
年 3 月 31 日薬発第 332 号)
・
毒物及び劇物の運搬事故時における応急措置に関する基準(その3)(昭和 60
年 4 月 5 日薬発第 375 号)
・
毒物及び劇物の運搬事故時における応急措置に関する基準(その4)(昭和 62
年 9 月 12 日薬発第 784 号)
・
毒物及び劇物の運搬事故時における応急措置に関する基準(その5)(平成 3 年
3 月 6 日薬発第 257 号)
・
毒物及び劇物の運搬事故時における応急措置に関する基準(その6)(平成 4 年
12 月 7 日薬発第 1190 号)
・
毒物及び劇物の運搬事故時における応急措置に関する基準(その7)(平成 6 年
3 月 14 日薬発第 230 号)
-6-
・
毒物及び劇物の運搬事故時における応急措置に関する基準(その8)(平成 7 年
3 月 16 日薬発第 248 号)
・
毒物及び劇物の運搬事故時における応急措置に関する基準(その9)(平成 8 年
3 月 15 日薬発第 250 号)
第12 事故調査
取扱責任者は、事故が発生した場合は、速やかに事故の原因の調査及び検討を行い、
再発防止に努めること。
第13 災害発生時の事故防止措置
地震、洪水、火災等の災害が発生した場合には、直ちに毒物劇物の貯蔵陳列設備等
を点検すること。毒物劇物の飛散・流出等の事故が発生し、又はそのおそれがある場
合には、第10及び第11に準じて応急措置を行うこと。
第14 教育及び訓練の実施
1
取扱責任者は、店舗従業員に対し、危害防止に必要な知識及び技能の教育及び訓練
を毎年定期的に実施しなければならない。
2
教育の内容は次のとおりとする。
(1) 毒物及び劇物取締法、環境関係法令、本規定について
(2) 店舗で取扱う毒物劇物の性状及び毒性
(3) 毒物劇物の取扱い方法
(4) 貯蔵設備等の点検
(5) 災害及び事故発生時の想定訓練(連絡及び事故時の措置を含む)
(6) その他保健衛生上の危害防止に必要な事項
3
取扱責任者は、教育及び訓練を実施した際は、「別紙
研修記録表」により記録
を作成し、5年間保管すること。
※ 朝礼、会議等の機会を利用して適宜行うこと。
第15 店舗経営者の遵守事項
店舗の経営者は、取扱責任者が毒物劇物による危害の防止及び取扱いについて述べ
る意見を尊重しなければならない。
附則
この規定は、
年
月
日から施行する。
-7-
2
登
録
票
の
有
効
期
限
3
毒
物
劇
物
取
扱
責
任
者
4
販
売
品
目
の
制
限
5
変
更
手
続
き
6
保
管
場
所
の
表
示
7
保
管
場
所
の
施
錠
8
保
管
区
分
9
品
目
管
理
10
漏
洩
・
流
出
防
止
対
策
11
容
器
の
表
示
12
飲
食
物
容
器
の
禁
止
13
営
業
者
間
の
譲
渡
記
録
14
譲
受
書
15
情
報
提
供
16
交
付
の
制
限
17
興
奮
性
等
毒
物
劇
物
の
交
付
18
発
火
性
等
毒
物
劇
物
の
交
付
年度毒物劇物の自主点検表(販売業)
※ 取扱責任者は、毎月の確認日を決めて自主点検を行い、管理者等から確認印をもらってください。
3月
2月
1月
12 月
11 月
10 月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
日
毎
月
の
確
認
日
1
登
録
票
の
掲
示
19
廃
棄
20
運
搬
21
通
報
体
制
23
設
備
の
点
検
・
保
守
24
教
育
訓
練
管
理
者
等
の
確
認
印
月
備
考
日
まで
○取扱責任者氏名
年
○登録有効期限
平成 19 年 12 月 新潟県福祉保健部医薬国保課
22
応
急
措
置
1 登録票の掲示
登録票は、事務所の見やすい場所に掲示していますか。
2 登録票の有効期限
登録の期限(6年)は切れていませんか。
(登録の更新を受ける場合、期限の1か月前までに申請してください。
)
3 毒物劇物取扱責任者
毒物劇物取扱責任者は、常時、店舗に勤務し、毒物劇物の管理について適切な
権限を有していますか。
4 販売品目の制限(農業用・特定のみ)
農業用品目販売業又は特定品目販売業で取扱うことのできない毒物劇物を取扱
っていませんか。
5 変更手続き
次の事項を変更したときは、手続きをしていますか。
(1) 申請者の氏名又は住所(法人にあっては、その名称又は主たる事務所の所在地)
(2) 毒物劇物の貯蔵又は運搬設備
(3) 店舗の名称
(4) 毒物劇物取扱責任者
6 保管場所の表示
毒物劇物の保管場所には、次の表示をしていますか。
(1) 毒物…「医薬用外毒物」の文字
(2) 劇物…「医薬用外劇物」の文字
7 保管場所の施錠
保管場所には、かぎをかけていますか。
8 保管区分
毒物劇物をその他の物と区別して保管していますか。
9 品目管理
店舗ごとに帳簿を備え、毒物劇物を譲受け、譲渡し、廃棄又は事故が生じたと
きは、その都度、品目ごとに次の事項を記載していますか。
(1) 毒物劇物の名称
(2) 譲受け、譲渡し、廃棄又は事故の別及びその年月日
(3) 譲受け等に係る数量及び譲受け等があった時点の在庫量
10 漏洩・流出防止対策
設備は、毒物劇物の性質を踏まえたものであり、漏洩・流出を防止する構造で
すか。
11 容器の表示
毒物劇物の被包及び容器には、法定表示がされていますか。
12 飲食物容器の禁止
毒物劇物を飲食物の容器と誤解されるものに入れていませんか。
13 営業者間の譲渡記録
他の毒物劇物営業者に販売・授与したときは、その都度、次の事項を書面に記載し、
5年間保存していますか。
(1) 毒物劇物の名称及び数量
(2) 販売又は授与の年月日
(3) 譲受人の氏名、職業及び住所(法人にあっては、その名称及び主たる事務所の所在地)
14 譲受書
毒物劇物営業者以外の者に販売・授与するときは上記 13 の(1)~(3)に掲げる事項を記
録し、印を押した書面の提出を受け、5年間保存していますか。
15 情報提供
毒物劇物を販売・授与するときは、性状及び取扱いに関する情報を提供していますか。
16 交付の制限
18歳未満の者、心身の障害により毒物劇物による保健衛生上の危害防止措置を適正
に行うことができない者及び麻薬等の中毒者に毒物劇物を交付していませんか。
17 興奮性等毒物劇物の交付(一般・特定のみ)
政令で定める興奮性等毒物劇物を交付するときは、摂取又は吸引することはないか確
認していますか。
18 発火性等毒物劇物の交付(一般・農業用のみ)
政令で定める発火性等毒物劇物を交付するときは、交付を受ける者の氏名及び住所を
確認していますか。また、帳簿を備え、次の事項を記載し、5年間保存していますか。
(1) 交付した毒物劇物の名称
(2) 交付の年月日
(3) 交付を受けた者の氏名及び住所
19 廃棄
毒物劇物を廃棄するときは、毒物及び劇物取締法やその他の法令に規定する基準を遵
守していますか。
20 運搬
毒物劇物を運搬するときは、運搬についての技術上の基準を遵守していますか。
21 通報体制
事故発生時、通報しなければならない関係機関の連絡先を把握していますか。
22 応急措置
事故発生時、保健衛生上の危害を防止するために必要な応急措置を講ずることができ
ますか。
23 設備の点検・保守
毒物劇物の設備の点検・保守を実施していますか。
24 教育訓練
毒物劇物について、従業員に教育訓練を実施していますか。
自主点検要領(販売業)
別紙 品目管理帳簿
新潟県毒物及び劇物施行条例第3条の規定により、毒物又は劇物の販売業の登録を受けた店舗においては、
毒物劇物の品目(類別)ごとに口座を設けて、譲渡・譲受・廃棄・事故の都度、毒物劇物の名称、譲渡等の別
及びその数量、年月日並びに譲受け等の時点における在庫数量を記載しなければなりません。なお、品目(類
別)とは、毒物及び劇物取締法第2条各項に規定する別表若しくは毒物及び劇物指定令で掲げる類別番号をい
います。
この様式を用いる場合には、品目(類別)ごとに口座を綴る、又は品目(類別)索引表を設ける等、当該品
目(類別)
品目(類別):
名
称
年月日
含
量
摘 要
容
量
受入数量 払出数量 在庫数量
備 考
(注意事項)
・帳簿の記載には、ボールペン、インキ等の字が消えないものを使用すること。
・帳簿の訂正には、訂正すべき事項を二重線等により判読可能なように抹消し、その脇に正しい
数字等を記入すること。
・摘要欄には、生じた事項を簡潔に記載すること。
・備考欄には、事故の際に講じた措置等参考になる事項を記入すること。
・最終の記載をした日から5年間、保存すること。
別紙 品目管理帳簿 記載例
メタノールの品目(類別)は毒物及び劇物取締法第2条第83号であるから
「法2-83」と記載します。
名称、含量、容量が異なる場合は別
の口座にします。
品目(類別): 法2-83
名
純メタノール
称
年月日
含
量
摘 要
H24.4.1 (株)○○○から購入
H24.4.2 譲渡
H24.4.2 配達時に紛失
99.8%
容
量
500mL
受入数量 払出数量 在庫数量
100
一日の譲渡分をまとめ
て記載してもよい。
100
4
96
1
95
H24.5.1 定期点検
4/2警察に遺失物届
95
H24.5.2 ●●●支店に転送
30
H24.6.1 定期点検
65
65
H24.6.2 譲渡
25
40
H24.6.2 配達時に破損流出
3
37
H24.6.3 ●●●支店から返品
備 考
10
6/2保健所に報告
47
47
H24.7.1 定期点検
H24.7.2 (株)○○○に返品
1
46
H24.7.3 廃棄
2
44
(株)△△△に廃棄依頼
(注意事項)
・帳簿の記載には、ボールペン、インキ等の字が消えないものを使用すること。
・帳簿の訂正には、訂正すべき事項を二重線等により判読可能なように抹消し、その脇に正しい
数字等を記入すること。
・摘要欄には、生じた事項を簡潔に記載すること。
・備考欄には、事故の際に講じた措置等参考になる事項を記入すること。
・最終の記載をした日から5年間、保存すること。
品目(類別)索引表
この品目(類別)索引表は、毒物又は劇物の名称(商品名)ごとに口座を作成する形式を用いる場合に、当
該品目(類別)と毒物又は劇物の名称(商品名)の関係を明確にするために設けるものである。
品目(類別)索引表
品目:
毒物又は劇物の名称
含 量 容 量
毒物又は劇物の名称
含 量 容 量
含 量 容 量
毒物又は劇物の名称
含 量 容 量
含 量 容 量
毒物又は劇物の名称
含 量 容 量
含 量 容 量
毒物又は劇物の名称
含 量 容 量
品目:
毒物又は劇物の名称
品目:
毒物又は劇物の名称
品目:
毒物又は劇物の名称
(注意事項)
・この品目索引表は、帳簿と一体にして保管管理すること
・記載には、ボールペン、インキ等の字が消えないものを使用すること。
・訂正する際は、訂正すべき事項を二本線等により判読可能なように抹消し、その脇に正しい数
字等を記入すること。
品目(類別)索引表 記載例
メタノールの品目(類別)は毒物及び劇物取締法第2条第83号であるから「法2-8
3」と記載します。
品目(類別)索引表
品目:
法2-83
毒物又は劇物の名称
含 量 容 量
純メタノール
99.8% 500mL
メタノール
99.8%
3L
毒物又は劇物の名称
含 量 容 量
名称、含量、容量が異なる場合はすべて
記載します。
塩化水素を含有する製剤(塩酸)の品目(類別)は毒物及び劇物指定令第2条第16
号であるから「令2-16」と記載します。
品目:
令2-16
毒物又は劇物の名称
塩酸
含 量 容 量
毒物又は劇物の名称
含 量 容 量
35% 500mL
水酸化ナトリウムの原体(100%又はほぼ100%のもの)の品目(類別)は毒物及び劇
物取締法第2条第54号であるから「法2-54」と記載します。
品目:
法2-54
毒物又は劇物の名称
含 量 容 量
水酸化ナトリウム
97%以上
苛性ソーダ
97%以上 500g
毒物又は劇物の名称
含 量 容 量
1kg
水酸化ナトリウムを含有する製剤の品目(類別)は毒物及び劇物指定令第2条第68
号であるから「令2-68」と記載します。
品目:
令2-68
毒物又は劇物の名称
含 量 容 量
水酸化ナトリウム水溶液
50%
25L
○○○苛性ソーダ
25%
25L
○○○苛性ソーダ
25% 500mL
△△△苛性ソーダ
10% 500mL
毒物又は劇物の名称
含 量 容 量
災害
盗難
事故
発見者
別紙 緊急連絡網(例示)
〔
指示
連絡
課:Tel
報告
課:Tel
課:Tel
警察署
消防署
地域振興局健康福祉(環境)部〕
保健所
指示
連絡・指示
緊急時:Tel
通報
必要時
指示
連絡
連絡先:Tel
氏名:
取扱責任者不在時代理者
緊急時:Tel
連絡先:Tel
氏名:
取扱責任者
緊急時:Tel
連絡先:Tel
氏名:
部門責任者
緊急時:Tel
連絡先:Tel
氏名:
部門責任者
緊急時:Tel
連絡先:Tel
氏名:
店舗経営者
別紙 研修記録表
研
表
上越
(不在者には後日資料を配付)
長岡
及び応急措置方法等の確認
南魚沼
の毒物劇物関係施設の点検
三条
H24.7.1
火災訓練
新潟
記載例)
新発田
避難訓練と併せて、火災時
佐渡
み合わせ
上越
毒物劇物危害防止規定の読
参加者
長岡
講師名
三条
内容
南魚沼
H24.6.1
朝礼
録
新発田
記載例)
研修の名称
記
新潟
実施日
修