高難燃被覆銅管・保温材 FR シリーズ 特長 NC-FRN NH-FRN FRN 銅管仕様 保温材仕様 注意事項 参考資料 P.3-10 ネオコイルFRN ネオパイプFRN 高難燃耐熱保温材FRN P.3-10 P.3-11 P.3-11 P.3-12 P.3-12 P.3-12 P.3-12 P3-9 高難燃被覆銅管・保温材 受注生産 高難燃被覆銅管・保温材 FR シリーズ NH-FRN ネオパイプFRN(4m) 高難燃耐熱被覆銅管(直管) 寸法図 耐熱温度は通常の耐熱保温材(JIS A 9511 PE-C-P2) 比で約20%UPの150℃。 この為、熱収縮が極めて小さく、従来保温材に見られた接 続部(ロウ付け箇所など)における保温材の収縮による分 断や剥がれが発生しにくく、結露防止に役立ちます。 K Do T 保温材は、高難燃(酸素指数:OI=30)の為、自己消化性に 優れ、 ロウ付け時の飛び火による延焼の恐れがありません。 また、燃焼性試験「UL94 V-0」相当及び垂直トレイ燃焼 試験「IEEE-383法」に合格しています。 受注生産 t Di 高耐熱タイプ p 高難燃保温材を使用 4,000 4,000 ガス有害性試験をクリア 建設省告示第1231号の第4「ガス有害性試験」に合格。 保温材の接着が可能 従来品とは異なり、クロロプレンゴム系接着剤による保温材 の接続が可能です。 保温材の収縮による、接続部の分断や剥がれ等がおきにく く、防露作業が容易になりました。 単位:mm コードNo. ç 65600 ç 65610 ç 65620 ç 65630 ç 70682 NH-FRN 型番 NH- 740 -FRN NH- 840 -FRN NH- 940 -FRN *2 NH-1040 -FRN *2 NH-1240Z-FRN *2 銅管 保温材 対応 冷媒 種別 外径 材厚 Do t Di K 3 3 2 2 2 22.22 25.40 28.58 31.75 38.10 1.0 1.0 1.0 1.1 1.35 22.36 25.55 28.75 31.93 38.30 18 21 22 24 27 拡管内径 拡管長さ 質別 1/2H 1/2H 1/2H 1/2H 1/2H 外径 材厚 d T φ44 φ47 φ50 φ53 φ60 10 10 10 10 10 標準単価 梱包 ¥11,200 ¥12,000 ¥14,500 ¥16,900 ¥24,800 10 8 6 6 4 NC-FRN FRN 高防湿性能 ロックウールやグラスウールとは異なり、吸水性がほと んどなく、吸水による保温性能の低下はほとんどありま せん。 施工性に優れたエンボス付き FRN 高難燃耐熱保温材 FRN(2m) 紫外線に強く従来品よりも耐候性性能が向上 高難燃耐熱保温材 寸法図 超耐候性試験300Hrsをクリアーしています。 受注生産 t 表面はエンボスフィルム付きで、施工時における保温材 の損傷(引き傷など)が発生しにくくなっています。 冷凍保安規則関係例示基準適合品 銅管は、高圧ガス保安法冷凍保安規則関係例示基準適 合品です(JIS H3300 C1220T)。 ネオコイルFRN(20m) p NC-FRN 高難燃耐熱被覆銅管(コイル管) 2,000 寸法図 受注生産 p Do t T 単位:mm 20m 単位:mm コードNo. ç 65240 ç 65250 ç 65260 ç 65270 ç 70666 P3-10 型番 NC-220 -FRN NC-320 -FRN NC-420 -FRN NC-520 -FRN NC-620Z-FRN *1 銅管 保温材 対応 冷媒 種別 外径 材厚 外径 材厚 Do t d T 3 3 2 2 2 6.35 9.52 12.70 15.88 19.05 0.8 0.8 0.8 1.0 1.20 φ24 φ27 φ34 φ37 φ41 8 8 10 10 10 標準単価 梱包 ¥20,700 ¥22,300 ¥27,400 ¥36,600 ¥47,400 1 1 1 1 1 コードNo. 型番 適合銅管外径 ç 06370 ç 06380 ç 06390 ç 06400 ç 06410 ç 06420 ç 06430 ç 06440 ç 06450 ç 06460 ç 06470 FRN- 22 FRN- 32 FRN- 42 FRN- 52 FRN- 62 FRN- 72 FRN- 82 FRN- 92 FRN-102 FRN-112 FRN-122 6.35 9.52 12.70 15.88 19.05 22.22 25.40 28.58 31.75 34.92 38.10 保温材外径 保温材材厚 d t 24 27 34 37 41 44 47 50 53 57 60 8 8 10 10 10 10 10 10 10 10 10 *1及び*2は節末の注意参照 ※上記以外のサイズも別注にて承ります。弊社までお問い合わせください。 標準単価 梱包 ¥1,200 ¥1,300 ¥1,700 ¥2,000 ¥2,400 ¥2,500 ¥3,100 ¥3,600 ¥4,100 ¥4,500 ¥5,000 50 50 50 50 30 30 30 24 24 20 20 P3-11 高難燃被覆銅管・保温材 銅管及び保温材 ■ 銅管仕様 リン脱酸銅継目無管(JIS H 3300 C 1220T) 製品型番 NC-FRN NH-FRN 種類 化学成分 記号 C1220(リン脱酸銅) Cu C1220T 99.90以上 機械的性質 P 質別 引張り強さ 0.015∼0.040 O 1/2H∼H 205N/㎜2以上 245N/㎜2以上 ■ 保温材仕様 ● 保温材材質 ・ ・ ・ ポリオレフィン系+無機質(外層エンボスフィルム付き化学架橋独立30倍発泡) ● 保温材特性 ポリオレフィン系+無機質 (独立30倍発泡) 材質 耐熱温度 難燃性(酸素指数) 熱伝導率 引張り強さ 吸水量 −40℃∼150℃ 30 0.043W/m・K 以下 15N/cm2 以上 0.01g/100cm2 以下 熱収縮率 難燃性試験(UL) 垂直トレイ燃焼試験 毒性試験 超耐候性試験 厚さ方向:7%以下 長さ方向:1%以下 UL 94 V-0相当 合格 建設省告示 第1231号第4「ガス有害性試験」合格 300hrs合格 ■ 冷媒種別表 種別 最高使用圧力 1種 2種 3種 3.45 MPa 4.30 MPa 4.80 MPa 対応冷媒 R22、R407C、R404A、R507Aなど R22、R410A、R407C、R404A、R507Aなど 4.80MPa以下の高圧冷媒 * JIS B 8607 の2002年改正により 最高使用圧力が見直されています。 注 意 ● ご使用に際しては、使用現場の最悪環境条件が、当社技術資料の防露範囲内に収まっているかご確認の上ご使用ください。 *1 …19.05㎜のコイル巻管をフレア加工する場合は、 ご使用のフレアツールがこの銅管肉厚に使用可能である事をフレアツールの メーカーに確認の上で加工してください。また、加工後のフレア仕上り外径寸法が23.6㎜∼24.0㎜(R410Aの場合)、 または 22.9㎜∼23.3㎜(R22、R407Cの場合) を確保していることを必ずご確認の上でご使用ください。 *2 …28.58mm、31.75mm、38.10mmのネオパイプFRNをR410に使用する目的でベンダー曲げをされる場合は、曲げ半径4Do(管外 径の4倍[Doは管の外径])以上のベンダーを使用してください。4Do未満のベンダーを使用した場合は冷凍保安規則関係例示 基準による肉厚規定を満足できなくなります。 参考資料 ■ 銅管に見られる蟻の巣状腐食について 近年、銅管における蟻の巣状腐食の発生が注目されています。 蟻の巣状腐食とは、微細なひとつの腐食孔から樹枝状に複雑に 進行する特異な腐食であり、この腐食断面形態を見ると、土中に 作られる蟻の巣に似た形状に類似している事から、蟻の巣状腐 食と呼ばれています。 被覆銅管においても、施工後一定の放置期間を経て、運転開始 後間もなくガスリークが発見される場合があります。 そのメカニズムとしては各種有機物が加水分解を起こして生 成する蟻酸、酢酸等のカルボン酸を腐食媒体として発生する事が 明らかにされております。 また、結露、湿気、酸性雨などの環境因子により同腐食が促進さ れると言われています。同腐食を発生させる腐食媒になるものと しては、下記の可能性が指摘されています。 1)ろう付けフラックス、潤滑油・加工油、家屋のホルムアルデヒド等 2)アルコール系溶剤等を主成分とした「 酸化防止剤 」の影響 ( 注1 ) 注1 2003年11月8日開催 第43回銅及び銅合金技術研究会発表 (株)神戸製鋼所資料「酸化防止剤の蟻の巣状腐食に及ぼす影響」につきましては 弊社WebSiteをご参照ください。 (http://www.inaba-denko.com/jpn/products/pipe/data/index-data.htm) 社団法人日本銅センターWebSite 水道用銅管 銅管壁新聞より抜粋 (http://www.jcda.or.jp/) Mon Aug 18 18:53:06 JST 2003 冷媒配管工事では、 ろう付の際、酸化を防止するために窒素ブローしながら行なうのが一般的ですが、簡略 して市販の酸化防止剤を用いる場合があります。すべてではありませんが、 これらの酸化防止剤の中には、 アルコールを溶剤として使用しているものがあり、 ろう付時にこのアルコールが酸化してアルデヒドやカルボ ン酸になり、銅管を腐食させることがありますのでご注意願います。この腐食は形状が蟻の巣に似ているた 出典: ‘03. 08. 11 め『蟻の巣状腐食』と呼ばれています。 社団法人 日本銅センター 技術部 これを防ぐ対策としては、 アルコールを含む酸化防止剤は出来るだけ使用しないことをお薦め致します。 酸化防止剤による 蟻の巣状腐食に要注意! ! ( ) ■ 銅管における応力腐食割れについて 非常に稀ですが、特定の腐食媒を含む環境で、引張応力を受けた銅管に応力腐食割 れが生じることがあります。応力腐食割れとは、水、空気、引張応力、材料の割れ感受 性及び腐食媒が複合的に作用し発生するもので、これらの全ての条件が揃わなけれ ば発生しませんが、施工後の環境により極めて低い確立で発生することがあります。 P3-12
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