「 ド イ ツ・レ ク イ エ ム 」 - 東京合唱団

2013 10 5
年
1:30pm
開場
月
2:00pm
J・ブラ ームス
「ドイツ・レクイエム」
・マーラー
「少年の不思議な角笛」 より
G
日[土]
開演
東京合唱団演奏会
1
ご
挨
拶
皆様、本日はお忙しい中、私ども東京合唱団の演奏会に足をお運びいただ
き、まことにありがとうございます。
当団は 1954 年に故前田幸市郎先生を中心として創立されて以来 60 年近く
にわたる歴史をもつアマチュア合唱団です。幸市郎先生ご逝去後暫くの中断
期間を経て、1997 年にご子息の前田幸康先生を指揮者にお迎えし(2007 年
以降、音楽監督)17 年目となりました。この間一貫して、西洋宗教曲を中
心としたクラシック音楽を愛する団体として演奏を継続してまいりました。
これまでの長きに亘りある程度高いレベルの演奏活動を継続できましたの
は、ひとえに共演いただいた多くのプロ音楽家の皆様と、会場へ足をお運び
いただいた多くの聴衆の皆様の暖かいサポートのおかげと団員一同感謝して
おります。おかげさまで最近では徐々に団員も増加し、また新たな気持ちで
チャレンジしてまいりたいと思います。2012 年からは毎年 3 月に東日本大
震災追悼チャリティーコンサートを主催し、この収益金は被災地の老人福祉
施設、託児所、保育園などにピアノや楽器を届ける費用に充てるなど、ささ
やかながら音楽を通じた復興支援活動にも取り組んでおります。
本日の演奏会ではブラームスの「ドイツ・レクィエム」を演奏致します。
この曲はクラシックファン、また合唱ファンならどなたもよくご存じの名曲
の一つで、随所に美しい歌詞とフレーズが散りばめられています。レクィエ
ムといってもカトリック典礼文によるラテン語のレクィエムとは全く異な
り、ブラームスが聖書のドイツ語訳から自身で歌詞を選んで作曲した純粋に
コンサート用の作品と言えるものです。これに先立ち、平松英子先生のソプ
ラノ独唱によるマーラーの「少年の不思議な角笛」から 3 曲をお聴きいただ
きます。先生はご承知の通り日本を代表するソプラノのお一人であり、東京
合唱団の演奏にもこれまで何度もソリストをお願いしております。
東京合唱団は、来年 3 月に第 3 回目となる東日本大震災追悼チャリティー
コンサートを主催し、再度ドイツ・レクィエムを演奏します。また来年 10
月の 60 周年となる定期演奏会では、1965 年に当団が本邦初演した大曲、ド
ヴォルザークのレクィエムに挑戦します。引き続きご支援賜りますようお願
いいたします。東京合唱団の活動状況や団員募集の詳細、練習日程等につき
ましては、ホームページ「東京合唱団」
(http://tokyo-gasshodan.com/)を
ご覧ください。
最後になりましたが、本日の演奏会開催にあたり今年も「前田幸康サポー
タークラブ」に大変お世話になりました。ここに厚く御礼申し上げます。
皆様、どうかごゆっくり午後のひとときをお楽しみください。 東京合唱団団長 2
市井 善博
前田幸市郎メモリアル PROGRAM
J.ブラームス
「ドイツ・レクイエム」
G.マーラー
「少年の不思議な角笛」
より
第一部
独唱・平松 英子
G. マーラー「少年の不思議な角笛」より
ラインの伝説 この世の暮らし 美しいラッパの鳴るところ
休 憩
第二部
東京合唱団
J. ブラームス「ドイツ・レクイエム」
指 揮○ 前田
幸康
独 唱○ソ プ ラノ 平松 英子
○バ リ ト ン 原 田 圭
オルガン○ 草間美 也子
合 唱○ 東 京合唱団
管 弦 楽○ 東京 KMG 管弦楽団
3
演奏者紹介
Yukiyasu MAEDA Director & Conductor
前田 幸康
(指揮)
国立音楽大学卒業。チェロを故・小沢弘、故・黒沼俊夫、小野崎純、マルティン・
オースタータークの各氏に師事。指揮法を故・伊達良、故・前田幸市郎の両氏、
和声法を藤原義久氏に師事。東京ゾリスデン等の室内楽にも力を注ぐ。現・神
奈川フィルハーモニー交響楽団の前進であるロリエ管弦楽団を設立し、初代チ
ェロ第一首席奏者を務める。1973年渡欧、'74年よりフライブルク市立交響楽団
に在籍、同時に'85年よりプロアルテ・カンマー・オーケストラ・フライブルクの首席
チェリスト。'85年フライブルク市よりカンマームジーカーの称号、'89年フライブル
ク市より国際文化交流功労賞メダルを授与された。'90年からは日本で活動。
2009年日本国外務省国際文化功労賞を受賞。W.A.モーツァルト
「レクイエム」、
J.G.L.モーツァルト
「ミサソレムニス」
(日本初演)、
グラウンのオラトリオ「イエスの
死」
(日本初演)、
ブラームス「ドイツ・レクイエム」、J. S. バッハ「ミサ曲ロ短調」
「ヨ
ハネ受難曲」
フォーレ「レクイエム」、
ヘンデル「メサイア」、
メンデスルゾーン
「パウ
ロ」等を東京合唱団他で指揮する。上野学園大学教授。
Eiko HIRAMATSU Soprano
平松 英子
(ソプラノ)
Kei HARADA Baritone
原田 圭
(バリトン)
4
東京藝術大学、同大学院修了。
ドイツ学術交流会奨学生(DAAD)
としてミ
ュンヘン音楽大学に留学。マイスタークラス在学中にバッハ・コレギウム・ミュ
ンヘンのJ.S.バッハ「ヨハネ受難曲」でデビュー。修了後、西ドイツの複数の
劇場と契約しモーツァルトの歌劇「魔笛」のパミーナ役でオペラデビュー。
ま
た宗教曲のソリストとしても、ヘルマン・プライやペーター・シュライヤー、エディ
ット・マティスなどと共 演、高い評 価を獲 得する。そして1 1 年 間ドイツにて活
動後、歌劇「魔弾の射手」エンヒェン役で帰国デビュー。以来拠点を日本に
移し、 オペラからオラトリオ、歌曲まで幅広く活躍。その柔軟な音楽性は、
日
本を代表するリリック・ソプラノとして、今は亡き巨匠ジュゼッペ・シノーポリを
はじめ国内外の多くの指揮者の賞賛の的となっている。東京藝術大学准教
授、
フェリス女学院大学非常勤講師。
ジロー・オペラ新人賞受賞。
東京芸術大学卒業。
同大学院修了。
博士号
(音楽)
取得。
在学中に安宅賞受賞。
「芸大メサイア」公演のソリストとしてデビュー。
芸大合唱定期「ドイツ・レクイエム」
(H.M.シュナイト指揮)等のソリストを多数務め
る。東京文化会館新進音楽家オーディション声楽部門合格。第16回奏楽堂日本
歌曲コンクール第1位入賞、
中田喜直賞受賞。第77回日本音楽コンクール声楽部
門入選。新国立劇場「黒船」、二期会「魔笛」、
日生劇場「夕鶴」等のオペラ、
また
宗教曲のソリストとして多数出演。
プラハ国立歌劇場特別演奏会モーツァルト
「レ
クイエム」公演にソリストとして抜擢され、
プラハ国立歌劇場管弦楽団と共演。
来年2014年1月~4月にかけてジャパン・アーツ主催による歌劇「夕鶴」
(市川右近
演出、
佐藤しのぶ主演)
公演に運ず役として全国ツアーに参加予定。
現在、東京芸術大学声楽科教育研究助手。上野学園大学非常勤講師。
日本大
学芸術学部非常勤講師。
二期会会員。
Miyako KUSAMA Organ
フェリス女学院短期大学音楽科卒業。同専攻科修了。オルガンを奥田耕天、ピ
アノを大島正泰、小林道夫、岸川基彦の各氏に師事。1970年万博記念オルガ
ンコンクールで最高位入賞。その後ドイツのケルンに留学、ミヒャエル・シュナイ
ダー氏に師事。帰国後、NHK交響楽団、新日フィル、読売日響などのオーケス
トラと共演多数。
サヴァリッシュ、マズア、プロムシュテット、アルブレヒトなどの指揮者のもと、
宗教曲を主に多くの演奏会に出演。海外でのコンサートも多く、ケルン、ベルリ
ン、テュービンゲン、ライプツィヒなどで独奏・伴奏を行なう。現在、恵泉女学
園オルガニスト、銀座教会音楽主任。
草間 美也子
(オルガン)
宮城県常盤木学園高等学校音楽科及び、国立音楽大学声楽科卒業。声楽を
瀬戸美子、清水明子、田島好一、吉澤祐江の各氏に師事。
また、
ドイツや日本に
おいて、Ch.d.ブロイン氏に師事し、
リート解釈等の研鑽を積んでいる。第51回滝
廉太郎記念音楽祭全日本高等学校声楽コンクール入賞。
ヴィヴァルディ
「グロー
リア」、
バッハ「ロ短調ミサ、
ヨハネ受難曲、
マタイ受難曲、
カンタータ、
マニフィカー
ト」、
ヘンデル「メサイア」、
ハイドン
「ネルソン・ミサ」、
モーツァルト
「レクイエム、戴冠
ミサ」、
メンデルスゾーン
「パウロ、
ラウダ・シオン」他、数多くの宗教曲のソリストとし
Maiko NAGASAWA Alto
永澤 麻衣子
て出演。
ヴォイストレーナーとして数多くの合唱団の指導を行う。学習院OB合唱団顧問。
プロ声楽&器楽アンサンブル
【コンツェントゥス・ムジクス東京(C.M.T.)】団員。
(練習指揮者) Yukiko HIRANO
平 野 裕樹子
(練習ピアニスト)
日本大学芸術学部を総長賞を得て首席で卒業。
読売新人演奏会出演。市川市文化会館新人オーディション優秀賞受賞。
2010 年より毎年コミクストゥス国際室内楽音楽祭(フランス)に招かれ、ソロ、
及び室内楽のコンサートを開催。また、在日ロシア大使館「日ロ友好の夕べ」
ではゲストソリストとして演奏。いずれも好評を博す。これまでに 6 回のリサイタル
を東京で開催。
室内楽を鳩山寛氏、ピアノを神野明氏に師事。
オペラシアターこんにゃく座ピアニスト。
東京 KMG 管弦楽団
東京合唱団の創設者、 故前田幸市郎氏により1982年にKMG合奏団として組織された。東京近郊の第一線ク
ラスのソリストにより結成され、名人芸的なアンサンブルを醸し出す。特にバロック音楽では高い水準を維持し
ている。
5
グスタフ・マーラー
歌曲集「少年の不思議な角笛」 Des Knaben Wunderhorn
「少年の不思議な角笛」は、1800 年ころドイツのクレメンス・ブレンターノとアヒム・フォン・
アルニムという二人の青年詩人が、ドイツ各地に伝わるわらべ歌や童謡を集めた約 600 編からなる
民謡歌謡の詩集で、ドイツではグリム童話と並び称される民話・民謡集である。マーラーはこの民
謡歌謡からいくつかを題材として選び、1888 年ころから 10 年余にわたり断続的に作曲、1905 年に
は下に挙げる3曲を除いて 12 曲の歌曲集「少年の不思議な角笛」として発表された。除かれた3
曲はマーラー自身の交響曲に転用されたことで知られている。交響曲第二番「復活」の 4 楽章「原
初の光」
、交響曲第三番の 5 楽章「三人の天使が歌った」
、そして交響曲第四番の 4 楽章「天上の暮
らし」である。
今日はこの歌曲集の中から 3 曲を選んで、日本を代表するソプラノ歌手のお一人である平松英
子さんの独唱でお送りいたします。
(1)ラインの伝説 (Rheinlegendchen)
働きに出た乙女がライン川に指輪を流す、その指輪が巡り巡って恋人の手に渡りいつか会いに来てくれ
ることを祈って、という乙女心を歌ったほほえましいお話。
(2)この世の暮らし (Das irdische Leben)
飢えに苦しむ子供と母親が会話しながら手作りのパンを焼く、でも焼きあがった時には子供は冷たく
なっていた、という悲劇的なお話。原題は「手遅れ」。楽譜には“不気味な感動を込めて”と注釈されて
いる。
(3)美しいラッパの鳴るところ (Wo die schönen Trompeten blasen)
緑の荒野に眠る戦死した兵士の霊が恋人のもとを訪れ再び荒野に戻ってゆく、という話をベースにし
た寂寥感あふれる幻想的な曲。
《歌詞:檜山哲彦 訳》
Rheinlegendchen
Bald gras ich am Neckar, bald gras ich am Rhein;
Bald hab' ich ein Schätzel, bald bin ich allein!
Was hilft mir das Grasen, wenn d'Sichel nicht schneid't!
Was hilft mir ein Schätzel, wenn's bei mir nicht bleibt.
So soll ich denn grasen am Neckar, am Rhein,
So werf ich mein goldenes Ringlein hinein.
Es fließet im Neckar und fließet im Rhein,
Soll schwimmen hinunter ins Meer tief hinein.
Und schwimmt es, das Ringlein, so frißt es ein Fisch!
Das Fischlein tät kommen auf's König sein Tisch!
Der König tät fragen, wem's Ringlein sollt sein?
Da tät mein Schatz sagen: das Ringlein g'hört mein.
Mein Schätzlein tät springen bergauf und bergein,
Tät mir wiedrum bringen das Goldringlein mein!
Kannst grasen am Neckar, kannst grasen am Rhein,
Wirf du mir nur immer dein Ringlein hinein!
6
ラインの伝説
ときにはネッカー、ときにはラインのほとりで草を刈る
ときには恋人がおり、ときには独り!
鎌が鈍くて、草刈がなんの役にたつ!
そばにいなくて、恋人がなんの役にたつ
ネッカーで、ラインで草を刈るときは
金の指輪を投げこもう
ネッカーを流れ、ラインを流れて
深い深い海の底
流れていれば、魚が飲み込む!
その魚は王様の食卓にのる!
誰の指輪か、と王様はおたずねになり
恋人は答える、わたしのもので、と
あのひとは跳んでくるだろう、山に分け入り、山を越え
わたしに指輪を持ってくる!
ネッカーで草を刈るなら、ラインで草を刈るなら
いつでも指輪を投げ込んでおくれ!
《作品解説 ・ 日本語訳歌詞》
Das irdische Leben
この世の暮らし
"Mutter, ach Mutter! es hungert mich,
Gib mir Brot, sonst sterbe ich."
"Warte nur, mein liebes Kind,
Morgen wollen wir ernten geschwind."
母さん、母さん、おなかが空いた
パンをくれなきゃ、死んでしまう
待ってて、待って、かわいい子
夜が明けたら、急いで麦を刈る
Und als das Korn geerntet war,
Rief das Kind noch immerdar:
"Mutter, ach Mutter! es hungert mich,
Gib mir Brot, sonst sterbe ich."
"Warte nur, mein liebes Kind,
Morgen wollen wir dreschen geschwind."
刈りいれはすんだけれど
子供は泣くばかり
母さん、母さん、おなかが空いた
パンをくれなきゃ、死んでしまう
待ってて、待って、かわいい子
夜が明けたら、急いで麦を打つ
Und als das Korn gemahlen war,
Rief das Kind noch immerdar:
"Mutter, ach Mutter! es hungert mich.
Gib mir Brot, sonst sterbe ich."
"Warte nur, mein liebes Kind,
Morgen wollen wir backen geschwind."
Und als das Brot gebacken war,
Lag das Kind auf der Totenbahr.
Wo die schönen Trompeten blasen
Wer ist denn draußen und wer klopfet an.
Der mich so leise, so leise wecken kann?
Das ist der Herzallerliebste dein,
Steh auf und laß mich zu dir ein!
Was soll ich hier nun länger stehn?
Ich seh die Morgenröt aufgehn,
Die Morgenröt, zwei helle Stern,
Bei meinem Schatz, da wär ich gern,
Bei meiner Herzallerliebsten!
Das Mädchen stand auf und ließ ihn ein;
Sie heißt ihn auch willkommen sein
Willkommen, lieber Knabe mein,
So lang hast du gestanden!
Sie reicht ihm auch die schneeweiße Hand.
Von ferne sang die Nachtigall
Das Mädchen fing zu weinen an.
Ach weine nicht, du Liebste mein,
Aufs Jahr sollst du mein Eigen sein,
Mein Eigen sollst du werden gewiß,
Wie's Keine sonst auf Erden ist.
O Lieb auf grüner Erden.
Ich zieh in Krieg auf grüner Heid,
Die grüne Heide, die ist so weit.
Allwo dort die schönen Trompeten blasen,
Da ist mein Haus, von grünem Rasen.
粉挽きはすんだけれど
子供は泣くばかり
母さん、母さん、おなかが空いた
パンをくれなきゃ、死んでしまう
待ってて、待って、かわいい子
夜が明けたら、急いでパンを焼く
ようやくパンが焼けたとき
子供は棺の台のうえ
美しいラッパの鳴るところ
外で戸を叩くのは誰?
かすかな音でわたしを起こすのは誰?
きみのいちばん好きな人だよ
起きて、なかへ入れておくれ!
ずっと立たせておくのかい?
朝焼けが見える
朝焼けとふたつの明るい星が見える
大事なひとのそばにいたいのだ
いちばん好きなひとのもとに
娘は起きてなかへ入れ
迎えの言葉を口にする
ようこそ、いとしいひと
ずいぶん長く立たせてしまって!
まっしろな手を差し出すと
遠くにナイチンゲールが鳴き
娘は泣きはじめた
泣かないで、いとしいひと
一年先に、きみはぼくのもの
この世にふたりとない
ぼくのものに、きっとする
ああ、緑あふれる地のうえのきみ
ぼくは行く、緑なす荒野の戦場へ
緑なすはるかな荒野へ
美しいラッパの鳴るところ
それがぼくの家、緑の芝につつまれる家
7
ヨハネス・ブラームス
ドイツ・レクイエム、そしてブラームス
ヨハネス・ブラームスのドイツ・レクイエムについて、今日
は対談のかたちでご紹介します。
ちょっと詳しい父と、知り
たがり屋の娘の会話でしょうか。
Q:それからヨアヒムとの交流はあったのですか。
A:ブラームスは20歳の時ハノーファーに住むヨアヒムを
訪問する。
ヨアヒムは2歳年下の青年の可能性を見抜き、
互いに尊敬し合う一生の友人となった。
ドイツ・レクィエムとは
Q:それからブラームスはどうしたのですか。
A:ヨアヒムの紹介状を持って、
デュッセルドルフのシュー
Q:今日の曲目のドイツ・レクィエムって言うけど、
ふつうの
マンを訪ねた。
レクィエムとどう違うの?
初対面でシューマン夫妻にたいそう気に入られて、
シュー
A:レクィエムは、
「 死者のためのミサ曲」で、
ほとんど定
型化されたラテン語の典礼文に作曲されたもの。
モーツァ マン夫妻を芸術家として敬愛の念を深く抱くことになる。
ルト、
ヴェルディ、
フォーレなど多くの名曲がある。
その出だ このあと勧められて1ヵ月ほどシューマン家に滞在するこ
しが「レクィエム エテルナム」つまり死者に永遠の休息 とになった。
Q:この蜜月時代は続いたのですか。
を、
という言葉で始まるので、
レクィエムと言うのさ。
しかしブ
ラームスはラテン語でなく、
マルティン・ルターがドイツ語に A:シューマンを長い間悩ませていた精神障害が一進
一退を繰り返していたが、
ブラームスがシューマン家を訪
訳した聖書から、
しかも様々な箇所から引用した歌詞を用
ねた翌年、
ライン川に投身自殺を図ったのだ。幸い一命は
いたので、
ドイツ・レクィエムと称されるようになったのだ。
ハノーファーにいたブラームスはデュッセル
Q:ではドイツ語訳のレクィエムはブラームスしか書いて とりとめたが、
ドルフに急ぎ、
こまごまとクララを助けた。彼が駆けつけて
ないの?
A:いや、
ブラームスより200年も以前に、ハインリッヒ・ くれたことは彼女にとって大きな助けになったのだ。
シュッツが「音楽による葬儀」
というドイツ語のレクィエムを Q:それからどうしたのですか。
A:ブラームスはまたシューマン家に滞在して一家を助
書いている。
ブラームスはドイツ・レクィエムを作曲するに際
してかなり意識したものらしく、
シュッツの作品の影響を受 けたが、世間の目も考えシューマン家の近くに部屋を借り
て住んだ。恩人の夫人への献身は次第に友情から愛情
けているのが見られる。
Q:どうしてブラームスは、
ドイツ・レクィエムを書く気になっ に移りつつあったのだ。
しかし、
シューマンは自殺未遂のあと2年後の1856年に死
たのかしら。
去する。
それからブラームスはクララとの複雑な心理状態
A:これには諸説があって、
ブラームスの愛する母の死
しかし、
ブラームスはこれからの作曲家としての自
が動機となったという説、
また尊敬するシューマンの死後 になる。
クララはピアニストとしての自立を目指すことに決ま
彼の遺品の中に、着手したばかりのドイツ語のレクィエム 立を、
それから感情の整理は急速に進んだ。つまり二人の
の下書きがあったのがきっかけになった、
との説もある。多 り、
愛情は友情となってその後それぞれの死の時まで続い
分その両方が動機になっていると思うよ。
Q:ドイツ・レクィエムは教会でのミサに使われるのかしら。 たのだ。
A:書かれた目的は教会のミサを意識していない。死者
ドイツ・レクィエムの完成
を慰めるより残った人を慰める目的のようだ。純粋にコン ウィーンでの成功と、
サート用として書かれ、彼の意図としては典礼的なレクィ Q:ブラームスのことをもう少し詳しく教えてください。
ブラームスを世に出すべくブラ
エムでなく庶民の感情に密着したレクィエムにしたかった A:生前のシューマンは、
イトコップ社に彼の作品の出版を強く薦めた。
このシュー
ようだ。
マンの助言のおかげでピアノソナタを出版できたのだよ。
Q:この曲を書くのに何年位かかったのかしら。
Q:それでブラームスは作曲家として世に認められたの
A:シューマンが亡くなった1856年から3年後の1859年
には着手したらしい。1865年には母の死に直面してから ですね。
急速に筆が進み1867年、
34歳の年に全7曲が完成したと A:確かにこれがきっかけとなって作曲家として認められ
一方故郷ハンブルグで活躍する夢も持っていた。
されている。
だから10年以上かけて作曲したことになる。 たけど、
そのころハンブルグのフィルハーモニーの指揮者が空席
となり、一旦ブラームスに決まりかけたのだが、予想に反し
ブラームスの生い立ちと、
シューマンとの出会い
て彼の友人に決まってしまったのだ。
Q:それでは、
ブラームスの生い立ちを教えて下さい。
Q:ほとんど決まっていたのにさぞ悔しかったでしょうね。
A:ヨハネス・ブラームスは北ドイツのハンブルクで1833年
A:ブラームスはこの悔しさをバネにしてウィーンで成功し
に生まれた。貧しい一家だったけど、父親は息子の才能
を見抜き、音楽に一方ならぬ興味を示す息子のために て見返してやろうと思ったらしい。30歳になった時ウィーン
音楽の教育を始めたのだ。15歳の時決定的なことがおき に出て積極的に活動を始め、社交界にも出入りして知人
た。
それは、
ヴァイオリンの名手ヨーゼフ・ヨアヒムがハンブ をつくったという。丁度このころのウィーンはベートーベン、
次のヒーローを求めていた。幸運
ルクに来てベートーベンのヴァイオリン協奏曲を弾くのを シューベルトが世を去り、
この若さで
聴いて、
大作曲家の作った音楽がいかに素晴らしいかを なことに多くの著名人と知り合うことが出来て、
ウィーン・ジングアカデミーの指揮者になれたのだよ。
体験したのだ。
Q:ハンブルグで指揮者になれずウィーンで活躍できた
Q:15歳の多感な若者に感動を与えたのですね。
かえってよかったのではないかしら。
A:ブラームスはこの偉大な作曲家の作った曲に魅了さ のは、
A:結果的にはそうかもしれない。
でもハンブルグには、
れ、
作曲家の道を目指す決意をしたといわれている。
8
《作品解説》
自分を理解して音楽の道に進ませてくれた両親、
そして
才能を見抜いて指導してくれた恩師がいることも忘れな
かった。
Q:ウィーンで一応成功しても故郷は恋しかったのですね。
A:32歳の時、
ハンブルグの母親が死去した。葬儀が終
わってウィーンに帰ったが、最愛の母はもうこの世にいな
いことに改めて深い悲しみを味わったのだ。
Q:そこで亡き母上のためにドイツ・レクィエムを作ろうと
思ったのですね。
A:前にも話した通り、
シューマンの死のあと、彼の遺品
の中にドイツ語のレクィエムの構想の断片があったのも
きっかけらしい。それに母の死がドイツ・レクィエムの作曲
に拍車をかけたようだ。先に出来あがった前半だけを演
奏した時は不評だったのだけど、全7楽章を完成してライ
プツィヒで初演された時には、聴衆に深い感銘を与えた
のだよ。
ウィーン楽友協会に保存されている彼のドイツ・レ
クィエム全曲の肉筆のスコアをみると、多種多様の用紙
に夥しい推敲の跡も見えて、彼が長年の心血を注いだ
作品であると感銘を受ける。
ブラームスと六段 A:もう一つ、最近判明してびっくりしたことがある。彼が
生前集めた厖大な楽譜や資料はウィーン楽友協会に保
存されているが、
その中に「日本民謡集」
と題するウィー
ンで出版された楽譜があり、
その中に収められている筝
曲「六段」の楽譜にブラームスの筆跡で修正が記入され
ているのが見つかったのだ。
これについてはウィーン楽友
協会から日本の音楽学者、大宮真琴氏に調査を依頼さ
れ、大宮氏が苦心の末に解明したのだそうだが、1887年
~90年当時ウィーンに在住していた日本の戸田全権公
使の奥様、極子夫人(岩倉具視の娘としても有名)
の奏
する琴で六段の調べを聴き、既に五線譜に採譜済みで
あった楽譜に誤りがあることを知り自ら訂正の書き込みを
行ったようだ。
Q:あのブラームスが琴の六段の採譜をしていたのです
か。全く驚きます。
A:そればかりではない。
その大宮真琴氏の論文に触発
されて、
日本画家の守屋画伯が1992年の秋、
第77回院展
に
「ウィーンに六段の調
(ブラームスと戸田伯爵極子夫人)
」
と題する日本画の大作を発表されている。
(裏表紙参照)
「ウィーンに六段の調(ブラームスと戸田伯爵極子夫人)」
日本画家、文化勲章受章 守屋多々志 作/大垣市守屋多々志美術館 所蔵
Q:あのむずかしい顔のブラームスが日本のメロディに耳
を傾けていたとは!
A:そうなんだ。
ブラームスの音楽が日本の旋律に影響
されているとは言いきれないけど、
ブラームスの作品のあ
ちこちに現れる東洋的な諦観、寂しさ、響きが日本人に特
に好まれるところだと思う。
では、
ドイツ・レクィエム全曲を聴いてみよう
この曲の特徴の一つだが、合唱にかなり重点がおか
れ7曲全部に合唱が活躍しているのだよ。
また、
ブラームスの音楽では珍しくハープが効果的に
用いられている。
第1曲:悲しんでいる人達は幸いである
(合唱)
「かなりゆるやかに、
そして表情をつけて」
華やかさを抑えるためか、第1曲のみはヴァイオリンは
休む。
第2曲:人はみな草のごとく
(合唱)
「ゆるやかに、
行進曲風に」
3拍子でありながら行進曲風。
ティンパニのリズムが印
象的で、
葬送行進曲の重い足取りを表現している。
第3曲:主よ、
わが終りとわが日の残りの数のどれほどで
あるかを
(バリトン独唱、合唱)
「アンダンテ・モデラート」
悲しみの底から光明を求めて歌う。切々とした思い、人
の世のはかなさをみごとに唱い上げている。
第4曲:万軍の主よ、
あなたの住いは
(合唱)
「適度に、
運動的に」
第3曲に比べて対照的な安らぎに満ちている。
ここではトランペット、
トロンボーン、
ティンパニは用いられ
ず、
穏やかに進む。
第5曲:このように、
あなた方にも今は不安がある
(ソプ
ラノ独唱、合唱)
「ゆるやかに」
弱音器をつけたやわらかい弦楽器の前奏に導かれ
て、
ソプラノのソロが明るい慰めに満ちた歌を歌う。亡き
母への思いがちらりと偲ばれるようだ。
第6曲:この地上には、永遠の都はない(バリトン独唱、
合唱)
「ゆっくりと」
通常のレクィエムでは「怒りの日」に相当する部分で、
壮大なクライマックスに至る。全曲中で最も聴き手を圧倒
する激しい曲。
第7曲:今から後、主にあって死ぬ人は幸いである
(合
唱)
「荘厳に」
死の恐怖は消え、昇天した人は永遠の憩に入る。そ
れにしても、時に悲しみの思いが現れるようだ。後半は第
1曲の終りと同じ音楽になり、全体が環のように締めくくら
れ、
穏やかに、
静かに終る。
本文の作製に際して、井上太郎氏、渡辺茂氏、高木
正幸氏の著述を参考にさせていただきました。
≪東京合唱団バス 葛西 英一≫
9
ヨハネス・ブラームス
ドイツ・レクイエム Ein Deutsches Requiem Op.45
I
Selig sind, die da Leid tragen,
denn sie sollen getröstet werden.
悲しんでいる人たちはさいわいである。
彼らは慰められるであろう。
(マタイによる福音書:第5章 第4節)
Die mit Tränen säen,
werden mit Freuden ernten.
涙をもって種をまく者は、
喜びの声をもって刈り取る。
(詩篇:第126篇 第5節)
Sie gehen hin und weinen
und tragen edlen Samen,
und kommen mit Freuden
und bringen ihre Garben.
種を携え、涙を流して
出て行く者は、
束を携え、喜びの声をあげて
帰ってくるであろう。
(詩篇:第126篇 第6節)
II
Denn alles Fleisch ist wie Gras
und alle Herrlichkeit des Menschen
wie des Grases Blumen.
Das Gras ist verdorret
und die Blume abgefallen.
人はみな草のごとく
その栄華はみな
草の花に似ている。
草は枯れ、
花は散る。
(ペテロの第1の手紙:第1章 第24節)
だから、兄弟たちよ。
主の来臨の時まで耐え忍びなさい。
見よ、農夫は、地の尊い実りを、
前の雨と後の雨とがあるまで、
耐え忍んで
待っている。
So seid nun geduldig, lieben Brüder,
bis auf die Zukunft des Herrn.
Siehe, ein Ackermann wartet
auf die köstliche Frucht der Erde
und ist geduldig darüber, bis er empfahe
den Morgenregen und Abendregen.
(ヤコブの手紙:第5章 第7節)
人はみな草のごとく
その栄華はみな
草の花に似ている。
草は枯れ、
花は散る。
しかし、主の言葉は、
とこしえに残る。
Denn alles Fleisch ist wie Gras
und alle Herrlichkeit des Menschen
wie des Grases Blumen.
Das Gras ist verdorret
und die Blume abgefallen.
Aber des Herrn Wort
bleibet in Ewigkeit.
(ペテロの第1の手紙:第1章 第24〜25節)
主にあがなわれた者は、
帰ってきて、
その頭に、とこしえの喜びをいただき、
歌うたいつつ、シオンに来る。
彼らは楽しみと喜びとを得、
悲しみと嘆きとは逃げ去る。
Die Erlös­eten des Herrn
werden wieder kommen,
und gen Zion kommen mit Jauchzen;
ewige Freude wird über ihrem Haupte sein;
Freude und Wonne werden sie ergreifen,
und Schmerz und Seufzen wird weg müssen.
(イザヤ書:第35章 第10節)
III
Herr, lehre doch mich,
dass ein Ende mit mir haben muss­­,
und mein Leben ein Ziel hat,
und ich davon muss.
主よ、わが終わりと
わが日の数のどれほどであるかを
わたしに知らせ、わが命のいかに
はかないかを知らせて下さい。
(詩篇:第39篇 第4節)
Siehe, meine Tage sind einer Hand
breit vor dir,
und mein Leben ist wie nichts vor dir.
見よ、あなたはわたしの日を
つかのまとされました。
わたしの一生はあなたの前では無にひとしいのです。
(詩篇:第39篇 第5節)
Ach wie gar nichts sind alle Menschen,
die doch so sicher leben.
Sie gehen daher wie ein Schemen,
und machen ihnen viel vergebliche Unruhe;
sie sammeln und wissen nicht
wer es kriegen wird.
Nun Herr, wess soll ich mich trösten?
Ich hoffe auf dich.
まことに人は影のように
さまよいます。
まことに彼らは
むなしいことのために騒ぎまわるのです。
彼は積みたくわえるけれども、
だれがそれを収めるかを知りません。
主よ、今わたしは何を待ち望みましょう。
わたしの望みはあなたにあります。
(詩篇:第39篇 第6〜7節)
10
《日本語訳歌詞》
Der Gerechten Seelen sind in Gottes Hand
und keine Qual rühret sie an.
正しい者の魂は神のみ手にあって、
いかなる責苦も彼らに届くことはない。
(旧約続篇:ソロモンの智恵:第3章 第1節)
Wie lieblich sind deine Wohnungen,
Herr Zebaoth!
Meine Seele verlanget und sehnet sich
nach den Vorhöfen des Herrn;
mein Leib und Seele freuen sich
in dem lebendigen Gott.
IV
万軍の主よ、あなたのすまいは
いかに麗しいことでしょう。
わが魂は絶えいるばかりに
主の大庭を慕い
わが心とわが身は
生ける神にむかって喜びを歌います。
(詩篇:第84篇 第1〜2章)
あなたの家に住み、
常にあなたをほめたたえる人はさいわいです。
Wohl denen, die in deinem Hause wohnen,
die loben dich immerdar.
(詩篇:第84篇 第4節)
Ihr habt nun Traurigkeit;
aber ich will euch wiedersehen
und euer Herz soll sich freuen,
und eure Freude soll niemand
von euch nehmen.
V
このように、あなたがたにも今は不安がある。
しかし、わたしは再びあなたがたと会うであろう。
そして、あなた方の心は喜びに満たされるだあろう。
その喜びをあなたがたから
取り去るものはいない。
(ヨハネによる福音書:第16章 第22節)
Sehet mich an:
Ich habe eine kleine Zeit
Mühe und Arbeit gehabt
und habe grossen Trost funden.
眼をもって見よ。
いかにわたしが少く労して
わたしのために
多くの休みを得たかを。
(旧約続篇:ベン・シラの智恵:第51章 第27節)
Ich will euch trösten,
wie einen seine Mutter tröstet.
母がその子を慰めるように
わたしもあなたがたを慰める。
(合唱のみ:イザヤ書:第66章 第27節)
Denn wir haben hie keine bleibende Statt,
sondern die zukünftige suchen wir.
VI
この地上には永遠の都はない。
きたらんとする都こそ、わたしたちの求めているものである。
(ヘブル人への手紙:第13章 第14節)
Siehe, ich sage euch ein Geheimnis:
Wir werden nicht alle entschlafen,
wir werden aber alle verwandelt werden;
und dasselbige plötzlich, in einemAugenblick,
zu der Zeit der letzten Posaune.
Denn es wird die Posaune schallen,
und die Toten werden auferstehen
unverweslich,
und wir werden verwandelt werden.
Dann wird erfüllet werden
das Wort, das geschrieben steht:
Der Tod ist verschlungen in den Sieg.
Tod, wo ist dein Stachel?
Hölle, wo ist dein Sieg?
ここで、あなたがたに奥義を告げよう。
わたしたちすべては、眠り続けるのではない。
終りのラッパの響きと共に、
またたく間に
一瞬にして変えられる。
というのは、ラッパが響いて、
死人は朽ちない者に
よみがえらされ、
わたしたちは変えられるのである。
そのとき、聖書に書いてある
言葉が成就するのである。
「死は勝利に呑まれてしまった。
死よ、おまえの勝利はどこにあるのか。
死よ、おまえのとげはどこにあるのか」。
(コリント人への第1の手紙:第15章 第51、52、54、55節)
Herr, du bist würdig zu nehmen
Preis und Ehre und Kraft,
denn du hast alle Dinge geschaffen,
und durch deinen Willen haben sie das Wesen
und sind geschaffen.
われらの主なる神よ、あなたこそは、
栄光とほまれと力とを受けるにふさわしいかた。
あなたは万物を造られました。
御旨によって、万物は存在し、
また造られたのであります。
(ヨハネの黙示録:第4章 第11節)
VII
Selig sind die Toten,
die in dem Herren sterben,
von nun an.
Ja der Geist spricht,
dass sie ruhen von ihrer Arbeit;
denn ihre Werke folgen ihnen nach.
今から後、
主にあって死ぬ人は
さいわいである。
御霊も言う、­
「しかり、彼らはその労苦を解かれて休み
そのわざは彼についていく」。
(ヨハネの黙示録:第14章 第13節)
11
◆東京合唱団演奏会出演者
合 唱:東京合唱団
指揮者:前田 幸康
ソプラノ
テノール
アルト
市井さゆり
明石 子
松田 和子
岩藤 喬子
荒井 華子
南 みはる
牛津佐和子
板倉由美子
山田 久子
漆山 令子
稲垣 知子
山田ゆかり
岡本 智子
今溝 惠子
荻野 直美
岩端由美子
加藤 方子
小笠原みどり
橘田 浩子
恩藏 恵子
小池 直子
梶原 典子
坂井田廣子
鴨澤 小織
佐々木香織
栗原 汐里
滋野奈津美
佐々木紀代子
仙波 京子
佐藤 京子
竹内 真名
佐藤 容子
竹田 貴子
白井 悦子
田中 温子
高岡 瑞恵
棚橋 佳子
瀧来 佐穂
田上真由美
津賀 恵理
遠山木乃美
中川 雅子
バス
上野 紘機
青木 修三
太田 紘子
荒川 昌夫
小野 俊一
市井 善博
梶川 浩
今西 健一
上島 敏
岩永 裕二
岸 柾文
植木 謙
木村 悦郎
小川 尚夫
栗原 康明
荻野 保
小谷 一夫
葛西 英一
笹村寛太郎
岸本 達夫
塩谷 隆英
久保田 秀
田中 英之
近藤 安雄
田中 雅章
近 正明
富松 太基
竹内 智之
長尾 隆央
田澤 雅昭
長尾 正樹
任田 弘道
永野 康雄
沼田 盛也
寺坂 文愛
中平 周介
広畑 俊成
永澤麻衣子
沼野 博
山岡 成行
中野 克代
中島 玲子
布施斗志男 山口 和
林 佐知
花形 由美
山口 恵子
広瀬 容子
細川 仁
山本 洋一
吉野 健太
藤田 香織
◆東京 KMG 管弦楽団
第1ヴァイオリン
第2ヴァイオリン
ヴィオラ
チェロ
コントラバス
◎深山 尚久
吉原 葉子
渡邉信一郎
羽川 真介
倉持 敦
荻野 照子
水村 浩司
佐々木真史
豊田 省吾
片岡 夢児
徳井 えま
西本 徳子
河合 訓子
羽川 恵子
松岡 典子
佐藤 明美
原口 朝子
井崎 瑛恵
海保あけみ
河村 知里
磯 晃男
城戸 春子
吉田 典代
森 義丸
宮川 芳江
小野田輝紀
フルート
オーボエ
クラリネット
ファゴット
ホルン
白尾 隆
小畑 善昭
齋藤 雄介
前田 信吉
下田 太郎
小澤 恭子
戸田 智子
笹岡 航太
山上 貴司
田邊 愛子
伊勢 久視
二宮 聡美
ピッコロ
下村 祐輔
トランペット
トロンボーン
チューバ
ハープ
オルガン
神代 修
倉田 寛
石丸 菜菜
三宅 美子
草間美也子
相馬 伸恵
菅 貴登
秋 裕一郎
12
ティンパニー
藤本 隆文
◎はコンサートマスター
●東京合唱団演奏歴
※
演奏年月日
演 奏 曲 目
独 唱 者
オーケストラ・指揮者
1954.11.29
ヴェルディ
レクイエム
柴田喜代子 川崎 静子
東京交響楽団
柴田 睦陸 秋元雅一朗
前田幸市郎
1955.7.9
ベートーベン
交響曲第 9 番
柴田喜代子 岡部多喜子
東京交響楽団
柴田 睦陸 伊藤 亘行
前田幸市郎
1955.12.17
ブラームス ドイツレクイエム
伊藤 京子 伊藤 亘行
東京交響楽団
前田幸市郎
学習院合唱団と合同
1956.3.11
ベートーベン
交響曲第 9 番
伊藤 京子 栗本 尊子
東京交響楽団
学習院合唱団と合同
柴田 睦陸 秋元雅一朗
前田幸市郎
1956.7.11
フォーレ
レクイエム
伊藤 京子 伊藤 亘行
東京交響楽団
前田幸市郎
1956.8.
ボロディン
ダッタン人の踊り
東京交響楽団
アサヒビール・コンサート
前田幸市郎
学習院合唱団と合同
1957.4.3
メンデルスゾーンオラトリオ「エリア」
三宅 春恵 松内 和子
東京交響楽団
学習院合唱団と合同
木下 保 秋元雅一朗
前田幸市郎
1957.10.14
ベートーベン
交響曲第 9 番
柴田喜代子 川崎 静子
東京交響楽団
アサヒビール・コンサート
柴田 睦陸 伊藤 亘行
前田幸市郎
学習院合唱団と合同
1957.11.24
ヘンデル
オラトリオ「メサイア」
大熊 文子 松内 和子
東京交響楽団
学習院合唱団と合同
木下 保 大賀 典雄
前田幸市郎
1957.12.1
クリスマスキャロル他
東京交響楽団
前田幸市郎
1958.5
ブラームス
ネーニェ
東京交響楽団
ブラームス
運命の歌
前田幸市郎
1958.8.28
ベートーベン
交響曲第 9 番
毛利 純子 池田智恵子
東京交響楽団
石井 昭彦 大橋 国一
前田幸市郎
学習院合唱団と合同
ブルックナー
ミサ曲第 3 番「大ミサ」
奥田智恵子 佐々木成子
東京交響楽団
学習院合唱団と合同
1958.12.28
※
印は本邦初演
備 考
学習院合唱団・鎌倉コールと合同
学習院合唱団・鎌倉コールと合同
学習院合唱団と合同
産経クリスマスイブ・キャンドルコンサート
第 54 回都民シンフォニー・コンサート
アサヒビール・コンサート
木下 保 秋元雅一朗
前田幸市郎
1959.3.29
グノー
ミサ・ソレムニス
(抜粋)
稲畑 絢子
灰谷栄一郎 坂本慶之祐
オルガン:島田麗子
前田幸市郎
1959.12.6
ベートーベン
ミサ・ソレムニス
柴田喜代子 佐々木成子
東京交響楽団
木下 保 秋元雅一朗
前田幸市郎
1959.12.25
ベートーベン
交響曲第 9 番
三宅 春江 栗本 尊子
東京交響楽団
柴田 睦陸 石津 憲一
N. マルコ
1960.5.19
ブラームス
アルト・ラプソディ
別所 恵子
東京交響楽団
前田幸市郎
第 70 回都民シンフォニー・コンサート
ブルックナー
ミサ曲第 2 番
東京交響楽団
前田幸市郎
宗教音楽研究会合唱団とジョイント
1960.12.10
ヴェルディ
レクイエム
毛利 純子 川崎 静子
柴田 睦陸 秋元雅一朗
東京交響楽団
A. ヤンソンス
東京交響楽団特別演奏会
1961.12.21
ブラームス
ドイツレクイエム
伊藤 京子 中山 悌一
東京交響楽団
学習院合唱団と合同
前田幸市郎
1962.6
フォーレ
レクイエム
長 恭子 中村 俊一
オルガン:松本和子
前田幸市郎
1962.12.4
1962.12.5
ベートーベン
交響曲第 9 番
伊藤 京子 戸田 敏子
森 敏孝 中山 悌一
東京交響楽団
A. パウルミュラー
東京交響楽団定期及び特別演奏会
ブルックナー
ミサ曲第 1 番
瀬山 詠子 中村 浩子
楠瀬 一途 芳野 靖夫
東京交響楽団
前田幸市郎
学習院合唱団と合同
1963.12.22
ベートーベン
ミサ・ソレムニス
土屋 可愛 野崎 幸子
中村 博之 秋元雅一朗
東京交響楽団
前田幸市郎
東京合唱団創立 10 周年記念 学習院合唱団と合同
1964.12.20
シューベルト
ミサ曲第 5 番
真島 美弥 北村 幸子
下野 昇 池田 明良
東京交響楽団
前田幸市郎
学習院合唱団と合同
1965.5.31
中田喜直童謡集(混声)指揮:楠瀬一途
ピアノ:石川治子
第 1 回東京合唱団コンサート
清水脩
毛銭の三つの詩(男声)
クレッチェル イタリーのスケッチ
(女声)
宗教歌曲集(男声)
ロッシーニ
信仰・愛・希望(女声)
ブラームス
哀悼歌、運命の女神の歌(混声)
長 恭子
前田幸市郎
嵐野 もと 安居史恵子
東京交響楽団
田原祥一郎 持田 篤
前田幸市郎
1960.9.28
1962.12.23
※
※
学習院合唱団と合同
TBS TV 出演
1965.12.19
※
1966.5.16
信時潔作品集(混声)
シューベルト ドイツミサ曲(男声)
ブーランク
聖母マリアへの連祷他(女声)
スコットランド民謡集(混声
オルガン:島田麗子
ピアノ:石川 治子
前田幸市郎
第 2 回東京合唱団コンサート
1966.6.9
モーツァルト
伊藤 京子 中村 浩子
村地 健 芳野 靖夫
東京交響楽団
A. ヤンソンス
東京交響楽団定演
1966.12.4
フォーレ
レクイエム
※
シャルパンティエ真夜中のミサ曲
嵐野 もと 西山早智恵
矢野 恵子 芳野 靖夫
河瀬 柳史
東京交響楽団
オルガン:島田麗子
前田幸市郎
学習院合唱団と合同
1967.4.3
ベートーベン
交響曲第 9 番
伊藤 京子 長野羊奈子
藤沼 昭彦 高橋 修一
東京交響楽団
秋山 和慶
東京交響楽団定演(再建 3 周年記念)
1967.6.28
バッハ
カンタータ第 6, 第 131, 第 182 番
モテット第 3 番
市丸 蒼生 板橋 勝 持田 篤
リディア室内合奏団
前田幸市郎 オルガン:島田麗子
第 3 回東京合唱団コンサート
1967.8.
バッハ
カンタータ第 182 番
モテット第 3 番
オルガン:植田義子
前田幸市郎 ピアノ:長恭子
岡谷せせらぎ合唱団・オリンパス光学合唱団とジョイント
中村 浩子 芳野 靖夫
ABC 交響楽団
前田幸市郎
学習院合唱団と合同
1967.11.28
ドヴォルザークレクイエム
※
レクイエム
M. デュルフレ レクイエム
学習院合唱団と合同
13
●東京合唱団演奏歴
※
演奏年月日
安田 祥子 市丸 蒼生
板橋 勝 築地利三郎
オルガン:島田麗子
前田幸市郎
第 4 回東京合唱団コンサート
井崎 洋子 斉藤恵美子
成田絵智子 栗林 義信
東京フィルハーモニー交響楽団
オルガン:島田麗子
藤原歌劇団創立 35 周年記念公演
学習院合唱団・藤原歌劇団合唱部と合同
ブルックナー
ブルックナー
コラール・ミサ他
モテット 5 曲
バッハ
カンタータ第 80 番
1968.12.3
1968.12.5
ヘンデル
オラトリオ「メサイア」
1968.12.9.
ベートーベン 交響曲第 9 番
鈴木 寛一 梅原秀次郎
前田幸市郎
小池 容子 安居史恵子
砂川 稔 蔵田 裕行
東京交響楽団
ツデネク・コシュラー
備 考
東京交響楽団定演
1969.9.1
ブラームス
ドイツレクイエム
中沢 桂 原田 茂生
日本フィルハーモニー交響楽団
日本フィルハーモニー交響楽団特別演奏会
前田幸市郎
東京合唱団創立 15 周年記念
1969.12.5
ヴェルディ
レクイエム
山口 和子 成田絵智子
東京フィルハーモニー交響楽団
学習院合唱・藤原歌劇団合唱部と合同
J. ザンピエリ 田島 好一 前田幸市郎
1970.6.17
マーラー
交響曲第 8 番
大川 隆子 佐野 順子
日本フィルハーモニー交響楽団
日本フィルハーモニー交響楽団第 203 回定演出演
中村 邦子 春日 成子
小沢 征爾
プロ合唱団連合 他共演
井原 直子 金谷 良三
吉江 忠男 佐藤征一郎
1971.9.25
バッハ
カンタータ第 131,140,182 番
中村 邦子 菊池 洋子
ローリエ管弦楽団
藤沼 昭彦 芳野 靖夫
前田幸市郎
1971.12.15
ハイドン
オラトリオ「四季」
中村 邦子
ローリエ管弦楽団
藤沼 昭彦 平野 忠彦
前田幸市郎
レクイエム
聖セシリアの為のミサ・ソレムニス
中山早智恵
篠崎 義昭 芳野 靖夫
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
前田幸市郎
1972.10.27
1973.10.9
1973.12.20
14
独 唱 者
1968.5.20
オーケストラ・指揮者
印は本邦初演
演 奏 曲 目
フォーレ
※
グノー
リスト
※
グランのバジリカ落成の為のミサ・ソレムニス
蘇我 栄子 石光佐千子
日本フィルハーモニー交響楽団
鈴木 寛一 芳野 靖夫
前田幸市郎
ベーム
カンタータ第 1, 第 6, 第 7, 第 10 番
沢田 祥子 末 芳枝
巌本真理弦楽四重奏団他
宮下 正 持田 篤
前田幸市郎 オルガン:島田麗子
1974.10.18
バッハ
マタイ受難曲
曽我 栄子 菊池 洋子
藤沼 昭彦 持田 篤
東京ゾリステン
前田幸市郎
高橋 修一
1975.5.23
ブルックナー
ブルックナー
コラール・ミサ
モテット 8 曲
巌本真理弦楽四重奏団他
東京合唱団教会コンサート
前田幸市郎 オルガン:島田麗子
1975.12.10
バッハ
ミサ曲ロ短調
中沢 桂 石光佐千子
藤沼 昭彦 高橋 修一
東京ゾリステン
前田幸市郎
1976.6.4
バッハ
モテット第 2, 第 5, 第 6 番
オルガン:植田義子
東京合唱団教会コンサート
ブラームス
モテット作品 29, 作品 74
前田幸市郎
グロリア少年合唱団と合同
1976.11.22
バッハ
ヨハネ受難曲
加藤 綾子 菊池 洋子
藤沼 昭彦 持田 篤
東京ゾリステン
前田幸市郎 オルガン:島田麗子
※
高橋 修一
チェンバロ:及川
1977.5.24
バッハ
ブルックナー
モテット第 3 番
ミサ曲第 2 番
金石幸夫プラスアンサンブル
前田幸市郎
1977.10.21
モーツァルト
レクイエム
市川 倫子 菊池 洋子
鈴木 寛一 芳野 靖夫
日本フィルハーモニー交響楽団
前田幸市郎
東京合唱団教会コンサート
東京合唱団創立 20 周年記念
グロリア少年合唱団と合同
東京合唱団教会コンサート
1977.12.21
ベートーベン
交響曲第 9 番
常森 寿子 春日 成子
日本フィルハーモニー交響楽団
水沢 三郎 岡村 喬生
エルヴィン・ルカーチ
1978.6.15
ブルックナー
ミサ曲第 3 番「大ミサ」
中沢 桂 菊池 洋子
鈴木 寛一 芳野 靖夫
日本フィルハーモニー交響楽団
前田幸市郎
1978.12.5
バッハ
モテット第 1 番
G. ガブリエリ 「サクレ・シンフォニー」
より
金石幸夫プラスアンサンブル
前田幸市郎
1979.6.6
バッハ
カンタータ第 4, 第 147 番
G. ガブリエリ 「サクレ・シンフォニー」
より
松井 洋子 郡 愛子
牧川 修 高橋 啓三
リディア室内合唱団
前田幸市郎
1979.12.12
フォーレ
コダーイ
田中 順子 田口 孝子
豊田喜代美 宗 孝夫
佐伯久美子 有川 文雄
日本フィルハーモニー交響楽団
前田幸市郎
1979.12
コダーイ
ミサ・ブレヴィス
クリスマス・コラール集より
オルガン:植田義子
前田幸市郎
ICU クリスマスコンサート
1980.9.17
ブラームス
ドイツ・レクイエム
常森 寿子 菊池 洋子
日本フィルハーモニー交響楽団
学習院 OB 合唱団、東京大学コール・アカデミーと共演
ブラームス
アルト・ラプソディー
芳野 靖夫
前田幸市郎
1980.11.24
ヘンデル
オラトリオ「メサイア」
井崎 洋子 塩崎 朋子
吉田 博久 玉木 豊
東京ゾリステン
前田幸市郎
1981.9.17
ブルックナー ミサ曲第 2 番
フレスコバルディ二重コーラスの為のミサ曲
グレゴリオ聖歌の主題による 4 つのモテット
デュルフレ
オルガン:島田麗子
滝沢理子
前田幸市郎
1982.4.25
バッハ
永尾 和子 山岡 敦子
吉田 功 持田 篤
石黒 達朗
東京ゾリステン
オルガン:島田麗子
前田幸市郎
レクイエム
ミサ・ブレヴィス
ヨハネ受難曲
日本フィルハーモニー交響楽団定演出演
東京合唱団教会コンサート
東京合唱団第 40 回演奏会
1982.11.26
ハイドン
十字架上のキリストの最後の七つの言葉 中沢 桂 山岡 敦子
KMG 合奏団
ハイドン
ミサ曲第 9 番(
「ネルソン・ミサ」
)
阿部 純 宇佐見桂一
前田幸市郎
1983.4.29
T.L. ヴィクトリアモテット
ブルックナー ミサ曲第 2 番
金石幸夫プラスアンサンブル
前田幸市郎
1983.12.11
モーツァルト
レクイエム
永尾 和子 山岡 敦子
阿部 純 佐浦 国雄
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 ゴールデンコンサート
前田幸市郎
1984.7.8
モーツァルト
ミサ曲ハ短調
常森 寿子 浅田 啓子
佐々木正利 真田 直規
日本フィルハーモニー交響楽団
前田幸市郎
合唱団「たかね」
と合同
1984.10.26
ブルックナー
フォーレ
モテット
レクイエム
加藤 綾子 宇佐見桂一
オルガン:佐藤みさ子
前田幸市郎
チャリティコンサート
ハイドン生誕 250 周年記念
●東京合唱団演奏歴
※
演奏年月日
演 奏 曲 目
独 唱 者
オーケストラ・指揮者
印は本邦初演
備 考
1985.4.21
バッハ
カンタータ第 66, 第 67, 第 104, 第 134 番
菊池 洋子 佐々木正利
KMG 管弦楽団
宇佐見桂一
前田幸市郎
1985.11.22
バッハ
モテット第 227, 第 230 番
小池 哲郎
オルガン:植田義子
バッハ
カンタータ第 4, 第 56 番
前田幸市郎
1986.11.14
バッハ
ヨハネ受難曲
常森 寿子 磯野 啓子
佐々木正利 宮下 正
KMG 管弦楽団
前田幸市郎
小池 哲郎 宇佐見桂一
オケ中オルガン:池田泉
チェンバロ:伊澤長俊
通奏低音:前田幸康
1987.10.14
ブラームス
六つの歌曲とロマンス
ピアノ:小沢さち
三つの歌、愛の歌、二つのモテット 須江太郎
前田幸市郎
1988.4.23
バッハ
カンタータ第 11 番
常森 寿子 菊池 洋子
KMG 管弦楽団
バッハ
復活祭オラトリオ
小松 英典 西垣 俊朗
前田幸市郎
バッハ
昇天祭オラトリオ
1997.8.30
バッハ
ヨハネ受難曲
柳沢 亜紀 保多 由子
KMG 管弦楽団
三山 洋賜 小原 浄二
前田幸康
久住庄一郎 水野 賢司
1998.8.30
バッハ
モーツァルト
カンタータ第 131 番
フルートとハーブの為の協奏曲
高橋 節子 大島 博
加賀 清孝
KMG 管弦楽団
天田 透(フルート)
フォーレ
レクイエム
三宅美子(ハーブ)
前田幸康
1999.9.4
藤原義久
北からの挽歌
李 恩球 横山 恵子
KMG 管弦楽団
− MAEDA のテーマと東北地方のわらべ唄による− 浅見 順一 水野 賢司
クリストフル・ヘンケル
(チェロ)
ハイドン
モーツァルト
チェロ協奏曲ニ長調
ミサ曲ハ短調
前田幸康
2000.9.10
バッハ
カンタータ第 68 番
五十嵐郁子 寺谷千枝子
東京ニューシティ管弦楽団
モーツァルト
モーツァルト
ファゴット協奏曲変ロ短調
レクイエム
大島 博 太田 直樹
草間美也子(オルガン)
前田信吉(ファゴット)
前田幸康
2001.9.2
グノー
ブラームス
平松 英子 加賀 清孝
東京ニューシティ管弦楽団
草間美也子(オルガン)
前田幸康
オーケストラ版世界初演
東京大学アカデミカコール共演
学習院 OB 混声合唱団共演
2002.8.31
バッハ
平松 英子 竹本 節子
大島 博 加賀 清孝
KMG 管弦楽団
草間美也子(オルガン)
学習院 OB 混声合唱団共演
前田幸康
2003.9.6
※
星の歌(合同演奏)
薗田真木子 鹿又 透
KMG 管弦楽団
東京大学アカデミカコールとジョイント・コンサート
ケルビーニ
フォーレ
レクイエム
(男声合唱)
レクイエム
草間美也子(オルガン)
前田幸康
学習院 OB 混声合唱団共演 2004.9.11
ヘンデル
オラトリオ「メサイア」
佐竹 由美 寺谷千枝子
大島 博 加賀 清孝
KMG 管弦楽団
草間美也子(オルガン)
前田幸康
学習院 OB 混声合唱団共演
東京合唱団創立 50 周年
2005.9.3
バッハ
ヨハネ受難曲
橋本 美香 栗林 朋子
大島 博 小原 浄二
KMG 管弦楽団
草間美也子(オルガン)
学習院 OB 混声合唱団共演
浦野 智之
前田幸康
2006.9.3
モーツァルト
モーツァルト
モーツァルト
戴冠式ミサ曲
レクイエム
アヴェ・ヴェルム・コルプス
平松 英子 永井 和子
大島 博 佐野 正一
KMG 管弦楽団
草間美也子(オルガン)
前田幸康
学習院 OB 混声合唱団共演
2007.9.1
ブラームス
ブラームス
ドイツ・レクイエム
アルト・ラプソディ
平松 英子 寺谷千枝子
太田 直樹 KMG 管弦楽団
前田幸康
学習院 OB 混声合唱団共演
アヴェ・マリア
学習院 OB 混声合唱団共演
児童合唱団ムーサ共演
番場俊之
番場俊之
※
第 2 ミサ曲(男声合唱)
(オーケストラ版編曲:番場俊之)
ドイツレクイエム
ミサ曲ロ短調
J.S. バッハ生誕 300 年記念
東京合唱団第 46 回定期演奏会
学習院 OB 混声合唱団共演
2008.9.6
メンデルスゾーン オラトリオ「パウロ」
佐竹 由美 横山 和彦
近野 賢一 KMG 管弦楽団
草間美也子(オルガン)
前田幸康
2009.9.13
ケルビーニ レクイエム(男声合唱)
フォーレ レクイエム
平松 英子 鈴木 准
太田 直樹 KMG 管弦楽団
草間美也子(オルガン)
シューベルト ミサ曲ト長調(合同演奏)
前田幸康
2010.10.30
ヴィヴァルディ グローリア ニ長調
坂井田真実子 梁取 里 東京 KMG 管弦楽団
グノー
聖セシリアの為のミサ・ソレムニス 中鉢 聡 近野 賢一 草間美也子(オルガン)
前田幸康
2011.10.9
バッハ
ミサ曲 ロ短調
平松 英子 寺谷千枝子 東京 KMG 管弦楽団
兎束 康雄 近野 賢一 小林英之(オルガン)
前田幸康
針生美智子 原田 圭
東日本大震災メモリアル管弦楽団
第 1 回東日本大震災追悼チャリティコンサート
吉野直子(ハープ)
小林英之(オルガン)
前田幸康
東日本大震災メモリアル合唱団として編成
平松 英子 平山 莉奈
永澤麻衣子 藤井 雄介
松原 隆 原田 圭
東京 KMG 管弦楽団
草間美也子(オルガン)
前田幸康
学習院 OB 混声合唱団共演
2012.3.11
※
星の歌、※無常の歌、※夏の歌
フォーレ
レクイエム
2012.12.15
シャルパンティエ 降誕祭前夜のミサ曲
(真夜中のミサ曲)
モーツァルト ミサ曲ハ短調
番場俊之 「子規の短歌による合唱組曲」より
前田幸市郎メモリアル
東京大学アカデミカコールとジョイントコンサート
学習院 OB 混声合唱団共演
学習院 OB 混声合唱団共演
学習院 OB 混声合唱団共演
2013.3.10
モーツァルト レクイエム
針生美智子 手嶋眞佐子
東日本大震災メモリアル管弦楽団
第 2 回東日本大震災追悼チャリティコンサート
モーツァルト アヴェ・ヴェルム・コルプス 吉田 伸昭 近野 賢一
中村文栄(オルガン)
前田幸康
東日本大震災メモリアル合唱団
15
次 回 演奏 会
第3回 東日本大震災追悼チャリティコンサート
「鎮魂と復興への祈り」
2014年3月9日(日)午後2時30分開演
上野学園石橋メモリアルホール
曲 目: J.ブラームス 「ドイツ・レクイエム」
指 揮: 前田幸康
合 唱: 東日本大震災メモリアル合唱団
ソリスト:ソプラノ 針生美智子
バ ス
近野賢一
管弦楽: 東日本大震災メモリアル管弦楽団
定期演奏会(創立60周年記念)
2014年10月13日(月・祝)午後2時開演
紀尾井ホール
曲 目: A.
ドヴォルザーク「レクイエム」
指 揮: 前田幸康
管弦楽: 東京KMG管弦楽団
ドヴォルザーク
「レクイエム」の参加者を募集しております
連絡先:東京合唱団事務局
tel 090-1701-3438 fax 03-3395-2546 mail [email protected] まで
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「ウィーンに六段の調(ブラームスと戸田伯爵極子夫人)」
日本画家、文化勲章受章 守屋多々志 作 / 大垣市守屋多々志美術館 所蔵