同日同時刻にエネルギー記者会、農政クラブに資料を配布しています。 2014 年 9 月 3 日記者各位出光興産株式会社共立製薬株式会社カシューナッツ殻液配合牛用混合飼料「ルミナップ®」大規模牧場向け新グレード発売出光興産株式会社（本社：東京都千代田区、社長：月岡隆、以下「当社」）は、カシューナッツ殻液※１を配合する牛用混合飼料「ルミナップ®」シリーズの新グレードとして、大規模牧場などでの使用に適した「ルミナップ®M」を開発し、10 月 1 日から共立製薬株式会社（本社：東京都千代田区、社長：髙居隆章）を通じて全国販売します。カシューナッツ殻液は、日本畜産学会において牛ルーメン※２に有益な天然素材であると報告され、多方面から注目を浴びています。当社は、2011 年にカシューナッツ殻液を配合した「ルミナップ ® 」シリーズの第一弾「ルミナップ ® ＴＢ」を発売して以来、独自にフィールドテストを重ね、乳牛・肉牛の健康維持と生産性の安定が期待できるデータを多数確認してきました。また、「ルミナップ ® 」シリーズのラインアップとして、幅広い飼料の給与方法に対応できるペレットタイプの「ルミナップ®Ｐ」、高濃度のカシューナッツ殻液を給与できる「ルミナップ®ＧＬ」を順次開発し、多くのお客様からご好評を頂いております。一方で、『大規模牧場での使用に適した製品が欲しい』とのご要望を多く頂き、このたび「ルミナップ®Ｍ」の開発および発売に至りました。「ルミナップ®Ｍ」は、粉末状の製品で、従来品に比べ飼料との混合性とコストパフォーマンスに優れ、大規模牧場での使用に適しています。製造は、第一工程をカシューナッツの生産国であるベトナムにて、当社が現地パートナー（三谷産業株式会社子会社 Aureole Fine Chemical Products Inc.）に委託します。同社はこのたび新工場を稼働し、本商品の製造体制が整いました。第二工程は日本国内で行い、最終製品「ルミナップ®Ｍ」に仕上げます。販売は、これまでの「ルミナップ®」シリーズ同様、共立製薬が行います。 ※ １：カシューナッツ殻液カシューナッツの実を包んでいる殻に含まれている天然植物抽出エキスです。 ※ ２：ルーメン牛や羊など反芻動物の４つの胃のうちの８割を占める第一胃のことで、セルロースなどの繊維成分を様々なルーメン微生物により消化するための器官です。ルーメン微生物のバランスが崩れると反芻動物の体調に影響します。【参考】１．カシューナッツ殻液の学術知見とその応用（１）カシューナッツ殻液は下記の働きがあり、牛乳や牛肉の安定生産への貢献が期待できる。 ♦ ルーメン内で牛のエネルギー源として利用されるプロピオン酸、酢酸などのＶＦＡ（揮発性脂肪酸）の産生を増やす。 ♦ ルーメン内の細菌バランスを正常に保つ。（２）抗生物質に頼らない安全・安心な畜産物の生産が期待できる。（３）牛の健康を維持することによりルーメン内から発生するメタンを抑制することができ、牛から排出される温暖化ガスの低減が期待できる。２．製品概要（１）包装２０ kg 紙袋 (２）給与法１日に牛 1 頭当たり 10～40g を給与する。（給与量は牛の体重や使用時期により設定する）３．製品イメージ「ルミナップ®Ｍ」マッシュ（粉末状）【お問い合わせ先】出光興産株式会社【報道機関のお問い合わせ先】広報ＣＳＲ室広報課（植岡） ℡ 03-3213-3115 【お客様のお問い合わせ先】しずのアグリバイオ事業部アグリ事業二課（鎭野） ℡ 03-6895-1333 URL http://www.idemitsu.co.jp 共立製薬株式会社ＰＡ営業本部（有馬） ℡ 03-3264-7559 URL http://www.kyoritsuseiyaku.co.jp