図脳RAPIDPRO Civil3 体験版チュートリアルマニュアル - フォトロン

体験版チュートリアルマニュアル
株式会社フォトロン
図脳 RAPIDPRO Civil 体験版チュートリアルマニュアル
はじめに
この度は、図脳 RAPIDPRO Civil3 体験版をご試用いただき、誠にありがとうございます。
本チュートリアルマニュアルは、図脳 RAPIDPRO Civil3 体験版をご使用いただくための操作について解説したものです。
図脳 RAPIDPRO Civil3 の操作を体験いただき、導入をご検討いただければ幸いです。
<図脳 RAPIDPRO Civil3 体験版について>
・
図脳 RAPIDPRO Civil3 体験版の試用期限はインストール後 30 日間となっております。30 日を過ぎると起動
することができません。製品版をお買い求めください。
・
製品版のご購入は、パソコンショップ、家電量販店の他、フォトロンオンラインショッピングサイトでも販売を
行っております。
フォトロン オンラインショッピングサイト
http://www.photron.co.jp/cad/shop
・
フォトロン CAD サポートセンターでは、体験版およびその操作についてのお問い合わせは承っておりません。
ご了承ください。
・
体験版では以下の機能に制限がございますので、ご注意ください。
・
1.
インストール後 30 日間使用可能です。
2.
保存可能な形式は、図脳 RAPIDPRO Civil3 のファイル形式(zsdx)のみです。
3.
印刷結果には「SAMPLE」の文字が印字されます。
4.
PDF 出力は出来ません。
5.
図面管理者機能、図脳エクスプローラの連続変換機能は使用できません。
6.
[コピー]、[切り取り]、[メール送信]機能は使用できません。
製品についてのお問い合わせは下記で承っております。
株式会社フォトロン CAD ソリューション部
〒102-0071 東京都千代田区富士見 1-1-8
TEL:03-3238-2106 FAX:03-3238-2109
E-mail:[email protected]
本マニュアルの無断転載を禁止します。
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図脳 RAPIDPRO Civil 体験版チュートリアルマニュアル
図脳 RAPIDPRO Civil3 体験版をインストールする
ここでは、WindowsVista(32bit 版)で図脳 RAPIDPRO Civil3 体験版をインストールする方法を解説します。
ご使用の OS により、画面が異なる場合があります。
1.
体験版インストーラー「setup_WRPDPC3SMP_w32.exe」をダブ
ルクリックします。インストール開始画面が表示されるので、
[次へ]ボタンをクリックします。
2.
図脳 RAPIDPRO Civil3 体験版のインストール先フォルダ
を指定して[次へ]ボタンをクリックします。
(フォルダを変更したい場合は[参照]ボタンをクリックし
て変更します。特に指定がなければ[次へ]ボタンをクリッ
クしてください。)
3.
次のような画面が表示されます。[次へ]ボタンをクリックしま
す。
4.
図面や部品などを格納するルートフォルダを指定して[次
へ]ボタンをクリックします。
3
図脳 RAPIDPRO Civil 体験版チュートリアルマニュアル
5.
使用する初期値タイプは、
「SXFに適した初期値」を選択
して[次へ]ボタンをクリックします。
「標準の初期値」は、図脳 RAPIDPRO Civil3 の標準の動
作環境にします。
「SXFに適した初期値」は、SXF を経由して他社 CAD
とデータ交換する際に適した動作環境にします。
※後述の作図演習をお試しになる場合は、
「SXFに適した
初期値」をご利用ください。
6.
初期の画面レイアウトを選択します。
・「スタンダードレイアウト」
CAD 操作に慣れている方や図脳 RAPID CAD シリー
ズを使用している方にお勧めの画面レイアウトです。
・「ビギナー向け レイアウト」
ツールアイコンにコマンド名(日本語)を表示し、コ
マンドが分かりやすくなっています。
7.
「図脳アシスタント」を使用するか使用しないかを選択し
て[次へ]ボタンをクリックします。
「図脳アシスタント」は、を実行した際に表示されるワン
ポイント解説です。
※この設定は、インストールした後でも、[設定/環境設定]
コマンドをクリックして、表示、非表示の切替が行えます。
8.
次のような画面が表示されます。[次へ]ボタンをクリックしま
す。
4
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9.
デスクトップにショートカットを作成するかしないかを選
択して[次へ]ボタンをクリックします。
10. 設定内容が一覧で表示されます。内容を確認して[次へ]ボタ
ンをクリックすると、インストールを開始します。
11. セットアップが完了すると、次のような画面が表示されます。
[完了]ボタンをクリックして、インストールウィザードを終了
します。
図脳 RAPIDPRO Civil3 体験版を起動する
デスクトップに作成されたショートカットをダブルクリックすると、
図脳 RAPIDPRO Civil3 体験版が起動します。
5
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図面を作図する<側溝部品の作成>
落ふた式側溝の図面を作図してみましょう。※実際の画面は背景が黒ですが、本テキストのイメージは白を使用して解説しています。
図面の用紙と縮尺を設定する
1.
右図の縮尺が表示されている[図面情報]ボタンをクリックして、用紙と
縮尺を設定します。
2.
「縮尺」の分母の項目を「5」と入力します。
3.
「用紙」の「A4」を選択し、[了解]ボタンを
クリックします。
4.
「線幅」は「細線」を選択します。
(上から
2 番目の線幅になります。)
5.
[設定(S)/環境設定]をクリックして、[操作]項目を選択します。
「入出力単位」を「mm」を選択し、[了解]ボタンをクリックしま
す。
落ふた式側溝の基礎を作図する
6.
[作図(D)/多角形/長方形(中心)]をクリックして、キーボードより次
のように入力します。
700,200「Enter」キー(中心点座標指定)
560「Enter」キー(X 軸方向間隔指定)
100「Enter」キー(Y 軸方向間隔指定)
6
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7.
[補助(G)/補助線原点]をクリックします。
線分aの中心位置を取得したいので、画面左下の一時変更サーチツ
ールバーの
8.
ボタンをクリックします。
図形上の点aをクリックします。
ポイント
中心点を求めたい場合は、補助線を使用しなくてもサーチ機
能を利用して図形をクリックすると、ダイレクトに中心点を
取得することができます。
側溝本体の断面図の右半分を作図する
9.
側溝を作図するために補助線(下書き線)を作図します。
下図を参考に必要な位置に補助線を作図します。
[補助(G)/水平補助線]をクリックします。
マウスで図形上の点bをクリックして、キーボードより次のよう
に入力します。
+30;60;300;95「Enter」キー(Y 座標指定,連続相対入力)
ポイント
数値の間をセミコロン「;」で区切って入力すると、複数の
値を一括で指定することができます。
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10. [補助(G)/垂直補助線]をクリックして、キーボードより次のように
入力します。
0「Enter」キー
(X 座標指定,絶対入力)
280/2「Enter」キー
(X 座標指定,絶対入力)
+60「Enter」キー (X 座標指定,相対入力)
360/2「Enter」キー
(X 座標指定,相対入力)
300/2「Enter」キー
(X 座標指定,絶対入力)
+55;5;40「Enter」キー
(X 座標指定,連続相対入力)
ポイント
「+」キーを先に入力すると相対入力となり、直前に指示し
たポイントを基準として値を指定します。
絶対入力でマイナス方向に入力したい場合は、先に「-」キ
ーを入力するか、下図のように数値入力ボックスの入力モー
ドをクリックして切り替えます。
⇒
11. 落ふた式側溝の本体右半分を作図します。
[作図(D)/線分/連続線]をクリックします。
マウスで交点c,d,e,f,gをクリックします。
ポイント
マウスのホイールを上下に動かすと、画面が拡大/縮小表示します。
12. 画面右側の「アシストビュー」のメニューより「方向指定(垂直)」をクリック
します。
13. マウスのカーソルを下方向にずらしてキーボードより次のように入力します。
120「Enter」キー (長さ指定)
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14. 画面右側の「アシストビュー」のメニューより「方向指定(自由)」をクリック
し直します。
キーボードの「Shift」キーを押しながら 240 度方向に傾いた仮想線と補
助線の交点hをクリックします。
ポイント
線分を作図する際に、「Shift」キーを押しながら指定点をマ
ウスでクリックすると、ステップ角度(一定の角度で固定し
て)作図することができます。
このステップ角度は[設定(S)/編集設定]できざみ角度値を設
定することができます。
15. 続けてマウスで補助線の交点i,j,kをクリックして、マウスの右
ボタンをクリックしてメニューより「指定終了」をクリックします。
16. 図形の角を面取りします。
[編集(E)/詳細編集/コーナー編集/面取り]をクリックします。
ダイアログが表示されるので、キーボードより次のように入力します。
20「Enter」キー (面取り幅指定)
マウスで図形上の点l,mをクリックします。
メッセージバーに「トリミング※する(左) しない(右)」と表示さ
れます。
※トリミング…不要な部分を切り取って除くこと
点l側の図形はトリミングするので、マウスをクリック(左ボタン
を押す)します。
点m側の図形もトリミングするので、マウスをクリック(左ボタン
を押す)します。
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交点のサーチマーク
がナビゲーション表
示された時にクリッ
クします
図脳 RAPIDPRO Civil 体験版チュートリアルマニュアル
作図した側溝本体(右半分)を左右対象となるように複写する
17. 中心線を軸にミラー複写します。
[編集(E)/図形編集/ミラー編集/ミラー複写(軸)]をクリックします。
マウスで点n付近をクリックし、対角点となる点o付近をクリックし
て複写したい図形をクリックします。
カーソルが
に変わるので、本体(右半分)の図形が選択でき
たのを確認してクリック(左ボタンを押す)します。
メッセージバーに「対称軸図形を指示してください。」と表示
されるので、マウスで補助線上の点pをクリックします。
18. 直線を作図します。
[作図(D)/線分/線分]をクリックします。
マウスで交点q,rをクリックします。
続いてマウスで交点s,tをクリックします。
19. 図形の角を丸めます。
[編集(E)/詳細編集/コーナー編集/角丸め]をクリックします。
ダイアログが表示されるので、キーボードより次のように入力します。
50「Enter」キー (丸め値指定)
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マウスで図形上の点u,vをクリックします。
メッセージバーに「トリミングする(左) しない(右)」と表示さ
れます。
点u側の図形はトリミングするので、マウスをクリック(左ボタ
ンを押す)します。
点v側の図形もトリミングするので、マウスをクリック(左ボタ
ンを押す)します。
20. 同じくマウスで図形上の点v,wをクリックします。
メッセージバーに「トリミングする(左) しない(右)」と表示されます。
点v側の図形はトリミングするので、マウスをクリック(左ボタンを押す)しま
す。
点w側の図形もトリミングするので、マウスをクリック(左ボタンを押す)しま
す。
21. 作図した側溝を部品として登録します。
[作図(D)/部品/登録]をクリックします。
マウスで点x付近をクリックして、対角点となる点y付近をクリックし
て登録したい図形をクリックします。
カーソルが
に変わるので、図形が全て選択できたのを確認し
てクリック(左ボタンを押す)します。
メッセージバーに「登録原点を指示してください。」と表示され
るので、マウスで点zをクリックします。
ダイアログが表示されるので、
「フォルダ/ファイ
ル名」のところに「300A」と入力して[了解]ボタン
をクリックします。
22. 図面を閉じます。
[ファイル(F)/閉じる]をクリックします。
ダイアログが表示されます。図面を保存しないので[いいえ]
ボタンをクリックして図面を閉じます。
以上で側溝部品の作成が完了しました。引き続き「CAD製図基準に準拠した図面の作図」でCAD製図基準に基づいて
登録した部品を配置してみましょう。
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図脳 RAPIDPRO Civil 体験版チュートリアルマニュアル
図面を作図する<CAD製図基準に準拠した図面の作図>
CAD製図基準に沿ったレイヤ構成にセットして、前項で作図した側溝の部品を配置してみましょう。
ここではハッチングや寸法線、引出線、文字なども記入します。
CAD製図基準に準拠したレイヤ構成の図面を用意する
1.
新しい図面を用意します。
[ファイル(F)/新規作成]をクリックします。
「図面情報を指定して作成」をクリックして、「CAD製図基準」にチェッ
クをつけて[了解]ボタンをクリックします。
2.
[土木(C)/CAD 製図基準/図面情報入力]のダイアログが開きます。
CAD製図基準に準拠した図面構成にするために各項目を設定します。下図のように入力して[了解]ボタンをクリックし
ます。
[了解]ボタンをクリックすると同時に、自動的に図面枠が記入され、ファイル名やレイヤ構成がCAD製図基準に
準拠した内容でセットされます。
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3.
[表示(V)/表示設定]をクリックします。
表示色は「レイヤ色」を選択して「線色連動」にチェックを付けます。表
示幅は「図形色」を選択します。表示線種は「レイヤ線種」を選択して
「線種連動」にチェックを付けて[了解]ボタンをクリックします。
以上でCAD製図基準に沿ったレイヤ構成にセットできました。
ポイント
既存の図面を CAD 製図基準に準拠したレイヤ構成にする場合は次の手順で行います。
① [ファイル(F)/開く]をクリックして既存の図面を開きます。
② [設定(S)/作図設定]をクリックして「未]ボタンをクリックした後「×]ボタンをクリックして未使用のレ
イヤを削除します
③ [土木(C)/CAD 製図基準/レイヤ一覧確認]で CAD 製図基準・責任主体・工種・図面種類を指定して、
「図
面レイヤ更新]ボタンをクリックします。
④ [土木(C)/レイヤ一括変更]をクリックして、レイヤ単位で変更先のレイヤに既存の図形を移行します。
文字、寸法、引出線の設定内容を変更する
4.
文字の設定を変更します。
[設定(S)/文字設定]をクリックします。
文字フォントは「MS ゴシック」、文字高は「7」、文字幅
は「7」と入力して[了解]ボタンをクリックします。
5.
寸法線の設定を変更します。
[設定(S)/寸法設定]をクリックします。
「文字」タブをクリックして、文字フォントは「MS ゴシック」、文字高は「5」、文字幅は「5」と入力します。続いて、
「寸
法線」タブをクリックして、矢印長さは「2.5」て、記号種類はすべて[
]を選択し、[了解]ボタンをクリックします。
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6.
引出線の設定を変更します。
[設定(S)/引出線設定]をクリックします。
「文字」タブをクリックして、文字フォン
トは「MS ゴシック」、文字高は「5」、文字幅は
「5」と入力し、「斜体」のチェックを外します。
続いて、
「引出線」タブをクリックして、矢
印長さは、「2.5」て、記号は[
]を選択
し、[了解]ボタンをクリックします。
部品を配置する
7.
登録した側溝部品を配置します。
[作図(D)/部品/配置]をクリックします。
図脳エクスプローラが起動するので、先程のレッ
スン<側溝部品の作成>で登録した「300A」をダブ
ルクリックします。
ダイアログが表示されるので「作図レイヤに描画する」にチェックを付けて、
[了解]ボタンをクリックします。
画面右側の「作図レイヤ」タブにマウスカーソルを合わせると、作図レイ
ヤ一覧が表示されます。
「D-STR」というレイヤ名称の空白な個所をクリックしてペンのマークを移しま
す。
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メッセージバーに「配置点、又は倍率を指示してください。」と表示されるので、キーボードより次のように入力しま
す。
1100,1700「Enter」キー (配置点座標指定)
「Enter」キー (回転角指定)
指定したレイヤに部品が配置できました。
寸法線を作図する
8.
寸法線を作図します。
画面右側の「作図レイヤ」タブにマウスカーソルを合
わせると、作図レイヤ一覧が表示されます。
「D-STR-DIM」というレイヤ名称の空白な個所をクリックし
てペンのマークを移します。
[作図(D)/寸法線/統合寸法]をクリックします。
マウスで交点a,bをクリックします。
メッセージバーに「通過点、又は長さを指示してください。
」と
表示されるので、マウスで点c付近をクリックします。
ダイアログが表示されるので[了解]ボタンをクリックします。
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マウスで交点d,eをクリックします。
メッセージバーに「通過点、又は長さを指示してください。」と表示されるので、マウスで点f付近をクリックします。
ダイアログが表示されるので、[了解]ボタンをクリックします。
9.
連続寸法線を作図するために補助線を作図します。
[補助(G)/水平補助線]をクリックして、マウスで交点gと交点hを
クリックします。
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10. 連続寸法線を作図します。
[作図(D)/寸法線/連続統合寸法]をクリックします。
マウスで交点i,j,k,lをクリックし、マウスの右ボタンをクリックしてメ
ニューより「指定終了」をクリックします。
メッセージバーに「通過点、又は長さを指示してください。」と表示
されるので、マウスで点m付近をクリックします。
ダイアログが表示されるので、[了解]ボタンをクリックします。
ハッチングを作図する
11. 本体の断面にハッチングを作図します。
画面右側の「作図レイヤ」タブにマウスカーソルを合わ
せると、作図レイヤ一覧が表示されます。
「D-STR」というレイヤ名称の空白な個所をクリックしてペ
ンのマークを移します。
12. 画面右側の「プロパティ」タブにマウスカーソルを合わ
せると、プロパティ一覧が表示されます。
「ハッチング境界」の「一点指示」をクリックして変更します。
13. [作図(D)/ハッチング]をクリックします。
ハッチングを行う領域内の点n付近でクリックします。
ダイアログが表示されるので、下図のように設定して[了解]ボタンをク
リックします。
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図脳 RAPIDPRO Civil 体験版チュートリアルマニュアル
引出線を作図する
14. 引出線を作図します。
画面右側の「作図レイヤ」タブにマウスカーソルを合
わせると、作図レイヤ一覧が表示されます。
「D-STR-HTXT」というレイヤ名称の空白な個所をクリック
してペンのマークを移します。
15. [作図(D)/引出線/引出線]をクリックします。
画面左下の一時変更サーチツールバーの
近でクリックします。
ボタンをクリックしてy点付
続いてメッセージバーに「通過点を指示してください。」と表
示されるときに、「Shift」キーを押しながら左斜め上 30 度方向
の点z付近でクリックします。
(引出角度を 30 度に固定して作図しておけば、複数引出線
を作図する場合に見た目がきれいになります)
メッセージバーに「終点、又は角度を指示してください。
」と
表示されるので、点a付近をクリックします。
ダイアログが表示されるので、文字列に「敷きモルタル」と入力
して[了解]ボタンをクリックします。
メッセージバーに「配置点を指示してください。」と表示されるので、「Enter」キーを押します。
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図脳 RAPIDPRO Civil 体験版チュートリアルマニュアル
16. 同様に引出線を作図します。
画面左下の一時変更サーチツールバーの
点b付近をクリックします。
ボタンをクリックして自由
続いてメッセージバーに「通過点を指示してください。」と表
示されるときに、「Shift」キーを押しながら左斜め上 30 度方向
の点c付近でクリックします。
メッセージバーに「終点、又は角度を指示してください。
」と
表示されるので、点d付近をクリックします。
ダイアログが表示されるので、文字列に「基礎」と入力して[了
解]ボタンをクリックします。
メッセージバーに「配置点を指示してください。」と表示されるので、「Enter」キーを押します。
文字列を作図する
17. 文字を記入します。
画面右側の「作図レイヤ」タブにマウスカーソルを合
わせると、作図レイヤ一覧が表示されます。
「D-STR-TXT」というレイヤ名称の空白な個所をクリックし
てペンのマークを移します。
[作図(D)/文字/文字]をクリックします。
ダイアログが表示されるので、文字列に「U型コンクリート
側溝」と入力して、配置基準は「中央」のボタンをクリックし
て[了解]ボタンをクリックします。
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図脳 RAPIDPRO Civil 体験版チュートリアルマニュアル
マウスで点e付近をクリックします。
メッセージバーに「方向角度を指示してください。」と表示され
るので、「Enter」キーを押します。再びダイアログが表示される
ので[取消]ボタンをクリックします。
以上のように、入力レイヤを切り替えながらCAD製図基準に準拠した図面を作成し
ていきます。
図面を保存する
18. 図面を保存します。
[ファイル(F)/名前を付けて保存]をクリックし
ます。
ダイアログが表示されるので[保存]ボタン
をクリックします。
ポイント
保存のダイアログが表示された時に開
かれる保存先は、[設定(S)/環境設定]の
「フォルダ」で指定しているフォルダが
開きます。
図面を印刷する
19. 図面を印刷します。
※体験版の制限で、印刷結果には「SAMPLE」の文字が
印字されます。
[ファイル(F)/印刷]をクリックします。
ダイアログが表示されるので[プリンタの設定]ボタンをクリ
ックします。
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図脳 RAPIDPRO Civil 体験版チュートリアルマニュアル
「使用するプリンタ」で任意のプリンタをクリックして
選択し、用紙サイズは「A3」、印刷の向きは「横」と指
定して[OK]ボタンをクリックします。
印刷のダイアログに戻るので、「白黒出力」にチェックを付け
て「プレビュー」にチェックを付けます。
ポイント
カラーで印刷したい場合は「白黒出力」のチェック
を外します。
プレビュー画面に表示された内容を確認して、印刷位置を
調節したい場合は、
「X オフセット」、
「Y オフセット」でず
らし量を設定して、再度「プレビュー」にチェックを付け
直して確認します。印刷して良ければ[了解]ボタンをクリッ
クします。
ポイント
「マージンを考慮したオフセットにする]ボタンをクリックすると、プリンタドライバの余白情報を
取得して、X(Y)オフセットを自動調節します。
[ファイル(F)/印刷プレビュー]コマンドで確認すると、より細かく、プリンタドライバの情報を取得し
てプレビューを表示します。
以上で「CAD製図基準に準拠した図面の作図」演習は終わりです。お疲れ様でした。
続いて、「電子納品ファイルの作成」で、作図した図面を電子納品用のファイルに変換してみましょう。
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図脳 RAPIDPRO Civil 体験版チュートリアルマニュアル
図面を作図する<電子納品ファイルの作成>
電子納品とは、調査、設計、工事などの各業務段階の最終成果を電子データで納品することをいいます。
作成した図面が、CAD製図基準に準拠して作図されているかをチェックしてから、電子納品用のファイルを作成してみ
ましょう。
CAD 製図基準(案)に適合した図面であるかを検査する
1.
前項で作図した図面を開きます。
[ファイル(F)/開く]をクリックして、「D0LS0040.zsdx」を
選択して[開く]ボタンをクリックします。
2.
図面管理項目を記入します。
[土木(C)/CAD製図基準/図面管理情
報]をクリックします。
右図のように入力して[了解]ボタンをク
リックします。
3.
CAD 製図基準に適合した図面であるか
をチェックします。
[ツール(T)/CAD 製図基準チェック]をクリ
ックします。
ダイアログが表示されます。左側で「責
任主体」
「工種」
「図面種類」が正しく選
択されているのを確認します。
左下の「チェック項目」で「線種」と「線
色」のチェックを外して、[チェック]ボタン
をクリックします。
22
図脳 RAPIDPRO Civil 体験版チュートリアルマニュアル
右図のようにエラーが表示されました。
4.
修正前に、修正箇所を示す色を図面上に無い色に変
更しておきます。「選択色」のボタンをクリックし、「オ
レンジ」を選択して[OK]ボタンをクリックします。
5.
線幅を修正します。線幅(エラー2 個)の「「0.30mm」
は規定外の線幅です。」を選択(※)して[修正]ボタ
ンをクリックします。
(※)参考情報
「CAD 製図基準(案)」では、使用できる線幅の種
類は以下の9種類で、この中から幅の比率が1:
2:4となる3種類の線幅を使用して作図すること
が規定されています。
<使用可能な線幅>
0.13mm,0.18mm,0.25mm,0.35mm,
0.5mm,0.7mm,1.0mm,1.4mm,2.0mm
23
図脳 RAPIDPRO Civil 体験版チュートリアルマニュアル
該当箇所がオレンジ色で表示されてダイアログが表示されます。
「0.25」を選択して[了解]ボタンをクリックします。
修正方法を指定するダイアログが表示されるので[一括]ボタンを
クリックして、一括で修正します。
6.
同様にもう一つの線幅を修正します。
「「0.10mm」は規定外の線幅です。」を選択して[修正]
ボタンをクリックします。
ダイアログが表示されるので、「0.13mm」を選択して
[了解]ボタンをクリックします。
修正方法を指定するダイアログが表示されるので、[一括]ボタンをクリックして、一括で修正します。
24
図脳 RAPIDPRO Civil 体験版チュートリアルマニュアル
7.
寸法線、引出線の線幅を修正します。
「寸法線、引出線が規定外の線幅です。」を選択して
[修正]ボタンをクリックします。
ダイアログが表示されるので、[はい]ボタンをクリッ
クします。
修正方法を指定するダイアログが表示されるので、[一括]ボタンをクリックして、一括で修正します。
8.
再び[チェック]ボタンをクリックして、検査しなおし
ます。
右図のようにエラーが表示されなくなれば、
「CAD
製図基準(案)」の規定に適合したことになります。
[閉じる]ボタンをクリックして CAD 製図基準チェッ
クを終了します。
9.
[ファイル(F)/上書き保存]をクリックして、図面を再
保存します。
続けて[ファイル(F)/閉じる]をクリックして図面を閉
じます。
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図脳 RAPIDPRO Civil 体験版チュートリアルマニュアル
体験版では、ここまでの操作がお試しいただけます。
製品版では、引き続き次のような流れで、作成した図面データを電子納品用に変換します。
電子納品用のファイルを作成する
10. 「スタート」メニューより「図脳 RAPIDPRO Civil3」→
「電子納品ユーティリティ 3」をクリックして起動します。
11. [ファイル(F)/追加]をクリックして、先ほど保存した「D0LS0040.zsdx」を選択して[開く]ボタンをクリックします。
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図脳 RAPIDPRO Civil 体験版チュートリアルマニュアル
12. [ファイル(F)/出力先フォルダ参照]をクリックして、電子納品用のファイルを保存する場所を指定して[OK]ボタンをク
リックします。
13. [実行(R)/変換実行]をクリックして処理を開始します。
「変換結果」に”処理成功”と表示されたら、正しく変換されたことになります。
エクスプローラで、
「出力先フォルダ」で指定した場所を開くと、右図の
ようにファイルが生成されます。
27