記者会見資料平成２６年６月２０日建設部三陸道・大島架橋・唐桑最短道・本吉バイパス整備促進課担当：及川（内線５６６）三陸沿岸道路気仙沼道路「(仮称)気仙沼湾横断橋」着工式の開催について三陸沿岸道路の気仙沼道路（気仙沼～唐桑南）は、延長約９ｋｍの自動車専用道路で、昨年度から改良工事に着手されており、一日も早い供用が望まれているところです。今般、気仙沼道路の主要な構造物で初めての工事である、気仙沼湾を横断する橋梁工事に着手されることとなり、下記のとおり着工式が開催されますのでお知らせいたします。記１．日時平成２６年６月２９日（日）１０時３０分より２．場所気仙沼市川口町宮口下公園３．主催国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所・宮城県・気仙沼市４．内容主催者挨拶、来賓祝辞及び地域期待の声、鍬入れ等関連する市震災復興計画重点事業 №6「三陸縦貫自動車道整備」記者発表資料平成２６年６月１９日国土交通省仙台河川国道事務所三陸沿岸道路気仙沼道路「（仮称）気仙沼湾横断橋」で着工式を開催～気仙沼道路、いよいよ本格着工～三陸沿岸道路の気仙沼道路（気仙沼～唐桑南）は、延長約９ｋｍの自動車専用道路で、昨年度から改良工事に着工しており、一日も早い供用が望まれているところです。この度、気仙沼道路の主要な構造物で初めての工事である、気仙沼湾を横断する橋梁工事に着手することとなりました。これにより、気仙沼道路で本格的に整備が進むことになります。つきましては、被災地の一日も早い復興と工事の安全、早期完成を祈念し、下記のとおり着工式を執り行うこととしましたのでお知らせいたします。記１．日２．場３．主時：平成２６年６月２９日（日）１０時３０分より所：宮城県気仙沼市川口町地内（別添会場案内図参照）催：宮城県気仙沼市国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所４．着工式の内容：主催者挨拶、来賓祝辞及び地域期待の声、鍬入れ等（参考）気仙沼道路の整備効果【別紙参照】効果①：災害時における緊急輸送路の確保効果②：高次救急医療施設への速達性の確保効果③：気仙沼市の主要産業である水産業を支援＜発表記者会：宮城県政記者会、東北電力記者会、東北専門記者会、気仙沼記者クラブ＞（お問い合わせ先）国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所 TEL ０２２－２４８－４１３１（代）副所長設計課長たぐちかずひろ田口和弘おいかわてるひろ及川輝浩（内線２０５）（内線４６１）三陸沿岸道路URL 【http://www.thr.mlit.go.jp/sendai/douro/fukkou/index.html】【会場案内図】【位置図】唐桑南ＩＣ（仮称）【会場案内図】宮城県【詳細案内図】気仙沼北ＩＣ（仮称）着工式会場気仙沼港ＩＣ（仮称）気仙沼ＩＣ（仮称）【詳細案内図】至宮古至一関気仙沼市役所大川式典会場ＤＩＹ店神山川合同庁舎（仮）気仙沼終末処理ﾟ場ＤＩＹ店気仙沼・本吉地域広域行政事務組合消防本部国土交通省気仙沼国道維持出張所至石巻（仮称）気仙沼湾横断橋大島ＩＣ（仮称）気仙沼道路の整備効果効果①：災害時における緊急輸送路の確保 ◆ 津波により国道45号等の幹線道路が通行止め ◆ 津波浸水域の回避により、大規模災害時でも緊急輸送路が確保され、緊急支援物資等の輸送が可能効果②：高次救急医療施設への速達性の確保 ◆ 気仙沼市から高次救急医療施設への搬送は、石巻赤十字病院が約６割 ◆ 搬送時間が約４割短縮し、迅速な救急搬送を支援 8% 石巻赤十字病院への搬送が約６割 2% ⽯巻⾚⼗字病院 11% ⼤船渡病院 58% 17% 東北⼤学病院⼤崎市⺠病院その他 ▲気仙沼市から⾼次救急医療施設への搬送割合（分） ①国道45号の被災状況 120 約４割短縮 100 80 60 100 88 62 40 20 0 ▲ 東⽇本⼤震災発⽣後の道路状況 ②津波で瓦礫が山積し道路が寸断 ▲ 気仙沼市から⽯巻⾚⼗字病院への搬送経路効果③：気仙沼市の主要産業である水産業を支援 200 100 196 225 83 三陸沿岸道路経由全線開通後 ▲気仙沼市から⽯巻⾚⼗字病院までの所要時間【震災後】南三陸南三陸 3% ⼥川女川 13% 3% 10% 気仙沼気仙沼塩釜 16% 震災前の約６割まで回復登⽶東和IC 経由【震災前】 ◆ 気仙沼港の水揚げ漁獲高は、震災以前の約６割まで回復 ◆ 気仙沼道路の整備により、水産物等の輸送効率化・品質向上が図られ、主要産業である水産業の復興を支援（億円） 300 国道４５号 H22年度 610億円 37% 32% ⽯巻 22% H24年度 442億円 143 0 H21年 H22年 H23年 H24年 ▲ 気仙沼港⽔揚漁獲⾦額推移輸送時間短縮による鮮度向上・商品価値の向上・さらに遠⽅へ出荷が可能に ▲三陸沿岸道路開通による出荷経路の変化石巻 30% 塩釜 32% ▲ 宮城県内の漁港別⽔揚漁獲⾦額のシェア〜（仮称）気仙沼湾横断橋の概要〜 ◆橋梁形式 ○海上部：①３径間連続鋼斜張橋 ○陸上部：②鋼７径間連続箱桁橋＋鋼３径間連続箱桁橋 ○橋⻑：1,344ｍ（①680m+②664m） ▼ （仮称）気仙沼湾横断橋の全体イメージ⾄宮古⾄仙台 ◆桁下クリアランス → ３２ｍ ○既往最⼤通過船舶のマスト⾼に余裕⾼ 2ｍ以上を加えた⾼さ・既往最⼤船舶（貨物船マスト⾼ 29.287ｍ）・想定津波⾼（レベル2津波痕跡⾼、TP＋10ｍ）海上部【海⾯から橋桁までの⾼さ32ｍ】・航路確保及び津波漂流物を回避 ▲標準断⾯図橋長 1344ｍ海上部 680ｍ陸上部 664ｍ⾄宮古⾄仙台 ◆橋脚天端 → ＴＰ＋１５ｍ ○天端は津波時⽔位より上（鋼製主塔を海⽔にさらさない） ○津波時漂流船舶の船⾸が主塔に衝突しない⾼さ ○平常時に既往最⼤船舶の船⾸が主塔に衝突しない⾼さ陸上部（A1）（大川）（A2）（朝日埠頭）（気仙沼湾）