食肉流通センター(と畜・市場)改革の方向性についての考え方(案)

食肉流通センター(と畜・市場)改革の方向性についての考え方(案)
と畜機能の存在意義
資料3
○安全・安心な食肉を消費者に供給するため、と畜機能は必要
・と畜場法
第1条 と畜場の経営及び食用に供するために行う獣畜の処理の適正の確保~もって国民の健康の保護を図る。
第13条①、② と畜場以外の場所において、~獣畜をとさつ、解体してはならない。
・県内唯一のと畜場(県内5カ所にあった市町村営の旧と場を平成2年統合して設置)。
○食品衛生上の見地から必要となる適正な措置の実施
○と畜は構造的に不採算であるため、公的負担が必要
公的関与のあり方
・公的負担を必要最小限、妥当な水準にとどめるために効率的な運営形態が必要。
運営形態の抜本的な見直し
と畜業務の「公」による直接運営
市場機能の存在意義
●会社から公社へと畜業務を移転
●公社としてと畜業務及び施設管理業務の効率的な運営
(人員の適正配置、コスト縮減等)
公社の役割(現在)
公社の役割(改革後)
施設管理
施設管理+と畜業務
○取引の適正化、流通の円滑化
・卸売市場法
第1条 生鮮食料品等の取引の適正化とその生産及び流通の円滑化を図り、もって国民生活の安定に資する。
第61条 地方卸売市場における売買取引は、公正かつ効率的でなければならない。
・県内食肉流通の拠点として平成3年2月開場。
公的関与のあり方
○公正かつ効率的な取引の確保
○市場は「民」の自主運営によるべきであり、公的補助しないことを明確化
市場業務については自主運営
●会社の自助努力により、継続・安定運営
【課題整理】 ・関係者との協議・調整
・と畜業務の「公」による運営効果の検討 など
改革の方向性の取りまとめ