Intenfif 3 et 4 - Aクラス=読み書き重点コースの構想 – 2010 年度 1

Intenfif 3 et 4 - Aクラス=読み書き重点コースの構想 – 2010 年度
1.
目的
真正面から文字媒体に取り組むことによって、しっかりしたフランス語の基礎を築く。具体的には、複
雑な構文を苦にせず、物語文も、新聞雑誌の記事も、研究のために必要な文献・資料も正確に
読み取っていける力、自分の思考内容を明快に記述する力、つまり、日常会話にとどまらず、知的
なディスカッションを行う能力をめざし、「すぐ使える」フランス語よりもむしろ、将来へ向けて「伸びし
ろ」の大きなフランス語力を養う。
2.
教材
<インテンシブ3>
KRISTOF, Agota : L’Analphabète, Zoé, Neuchâtel, 2004. (ハンガリー出身のフランス語
作家が書いた簡潔無比の自伝的物語。この本は学期中、各履修者に一冊ずつ貸与します。)
<インテンシブ4>
Jean-Luc Azra 他著 La Société française, Lecture et civilisation, アルマ出版、2008 年
(今日のフランスの多方面から紹介している中級教科書。税込み 2520 円(生協にて購入)。随時、
必要に応じて配布プリントの形で教材を追加します。
3.
自習教材(インテンシブ3では全体を、インテンシブ4では主に後半部分を使用)
『1 からはじめるフランス語作文』山田博志、F・ヴィラン共著 白水社 約 2200 円(生協にて購入)
4.
担当教員
<春学期>:
インテンシブ3
インテンシブ4
<秋学期>:
インテンシブ3
インテンシブ4
5.
木曜 2 限:堀 茂樹
金曜 2 限:山根祐佳
木曜 1 限:Djamel Rabahi (ジャメル・ラバイ)
金曜 3 限:山根祐佳
木曜 2 限:Florence-Yoko SUDRE(フローランス容子・シュードル)
金曜 2 限:山根祐佳
木曜 2 限:Djamel Rabahi (ジャメル・ラバイ)
金曜 3 限:山根祐佳
学習のリズム
教科書の各章を基本的に次のプロセスを経て消化する。
1) 導入、テクストの構文と意味の確認、補足説明、前章の語彙チェック (木曜)
2) 文法・統辞法の説明、および演習、自習教材に関する注意・指示(金曜)
3) テクストに付随する練習問題、追加説明、書き取りテスト(木曜)
4) テクストの細部にわたる理解、全体の復習・まとめ、和文仏訳テスト(金曜)
6.
週
1
2
授業スケジュール(暫定)
インテンシブ3(Aクラス)週ごとのテーマ
(導入)
Début と題されている章(以下、同じ)
De la parole à l’écriture
インテンシブ4(Aクラス)週ごとのテーマ
フランスの政治 1.フランス人と政治
フランスの政治 2.左派と右派
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
7.
Début
De la parole à l’écriture
Poèmes
Clowneries
Poèmes
Clowneries
Langue maternelle et langues
ennemies
La mort de Staline
Langue maternelle et langues
ennemies
La mort de Staline
La mémoire
Personne déplacées
La mémoire
Personne déplacées
Le désert
Comment decient-on écrivain ?
Le désert
Comment decient-on écrivain ?
L’analphabète
まとめ/(学期末試験)
フランス人と仕事 1.雇用と失業
フランス人と仕事 2.職場の人間関係
フランス人とバカンス 1.バカンスの季節
フランス人とバカンス 2.バカンスの過ごし方
フランス人と信仰 1.カトリック教
フランス人と信仰 2.その他の宗教
女性と男性 1.社会における女性と男性
女性と男性 2.家族、カップル、そして子供
フランス人の礼儀と会話のマナー 1.マナー
フランス人の礼儀と会話のマナー2.会話のスタイル
予備日+期末試験
成績評価の方法
平常のテスト(たぶん…30/50 点)と学期末試験(たぶん…20/50 点)の結果にもとづき、総合的
に評価する。