情報リテラシー演習 第2週 Wordの使い方1 紙のメリット 解像度 紙300dpi以上、LCD100dpi前後 一覧性 パラパラめくったり、床一面に広げたり 携帯性 ポケットに入る、折りたためる 追記性 目印、付箋、メモの追加 即応性 めくる、書き込む デジタル化のメリット 保存 省スペース、無劣化 複製 無劣化、一瞬 再利用 コピペ、変換 検索 キーワードで 比較 変更点、履歴 自動化 番号付け、集計 そもそも Office とは? ご存知とは思いますが・・・ Office Suite に分類されるパッケージ製品 一般に企業で必要とされるソフト一式集めたもの • • • • • • 文書作成 集計等の計算 業務データ管理 (顧客情報、在庫、売り上げ等) プレゼン 情報伝達 (電話、FAX、メール連絡など) などなど Office の使いどころ Word (文書作成ソフト) 論文、公文書、掲示物の作成など Excel (表計算ソフト) 統計処理、グラフ作成など PowerPoint (プレゼンテーションソフト) 発表資料の作成とプレゼン Access (データベースソフト) データの蓄積、管理 Microsoft Office のメリット Microsoft 純正 Windows との親和性 高い普及率 実質的にデファクトスタンダード 情報交換用の標準フォーマット? Microsoft Office のデメリット 何せ高価 意外とバギーで不可解な動作 特に Word クローズドな仕様 読めない、書けない Office Open XML (ECMA-376) で少しは改善? でも ISO 化は相変わらず難航中らしい まずは Word ワープロ = Word Processor (=単語処理機) 文章の編集を支援してくれるソフト 校正(スペルチェック、表記ゆれ) 意味付け(表題、章、節、段落) 書式、スタイルの管理 自動化(番号付け、相互参照) (リッチ)テキストエディターではない!!! 編集支援機能を使わないとワープロの意味なし 文書編集系ソフトの種類 テキストエディタ (メモ帳, 秀丸, etc,,,) 基本的にプレーンな文字情報のみ、装飾なし リッチテキストエディタ (ワードパッド, etc,,,) 字体、色、サイズ等の装飾が可能に ワードプロセッサ (Word, 一太郎, etc,,,) 更に高度な、文書作成支援機能 DTPツール (InDesign, Publisher, etc,,,) 印刷用の版下作成、特に割付へ特化 WYSIWYG What You See Is What You Get の略 (= 見たものがそのままを得られる) 非 WYSIWYG の例 HTML, Wiki, SmartDoc, SGML, TeX 編集(マークアップ)と表示(レンダリング)が分離 上手にWordを使うには知っておいたほうが良い 非WYSIWYGの例(HTML) ソース(HTML) テキストエディタで編集 タグ等による意味付け <html> <link rel="stylesheet“ type="text/css" href="test.css"> <head><title>タイトル</title></head> <body> <h1>見出し1</h1> <p>段落</p> <ul> <li>箇条書き1つ目</li> <li>箇条書き2つ目</li> </ul> </body> </html> レンダリング webブラウザが行う 意味に応じて装飾 論理構造と装飾の分離 装飾(CSS) 意味に対し装飾を記述 論理構造からは分離 body {background: url(test.jpg);} h1 {border: solid #0C0; border-width: 0 0 8px 0;} p {text-indent: 1em;} li {list-style-image: url(star.png);} レンダリング 論理構造を乱さず装飾 装飾だけ差替えも可能 Wordの使い方 今週 文書入力・編集の基礎 箇条書き 罫線と表 数式入力 ページ設定 文書作成演習 来週 ワードアート(飾り文字) 図形の描画 テキストボックス 文書作成演習 一応シラバスでは 左のような内容 単なる機能は 触って試せば分かる 解説読めばもっと分かる Microsoftのページ 山大オンラインテキスト 市販の解説書 • できる○○ • 図解○○ ゲームの場合 マニュアルで確認することって? 最低限の目的とルール 最低限の操作方法 • 移動、攻撃、ジャンプボタンはどれか? • メニュー、決定、キャンセルボタンはどれか? • 必殺技の出し方は? あとは慣れだけの問題 遊んでるうちに上手くなる • GAMEOVERの繰り返しでプレイヤーが成長 ハマったら・・・ • いざとなったら攻略本がある パソコンも同じ とりあえず慣れる事が大切 セーブとバックアップだけは忘れちゃダメ ゲームと同じ 何度でもやり直せる 解説書 (できる○○、図解○○、etc,,,) いわゆる攻略本 ネットの解説ページも役に立つ 便利な小ワザ、裏ワザも満載 • 便利な使い方は友達に自慢し合いましょう • 上達、理解の近道 Microsoft Office 入門用資料 Microsoft Office Online 2007オフィスはじめの一歩 http://office.microsoft.com/ja-jp/2007/FX102130541041.aspx 結構分かり易い 自分のペースで出来る 使い方と言う意味では 教える事がなくなる(^^;;;) と言うのは冗談としても 各自で読みましょう 目標とする内容 電子データとして作る意義を理解する 検索、再利用、再加工 自動化(章節・図表・ページ番号、目次、索引) 上手に電子化するにはどうすれば良いか? とりあえずの見た目にはこだわらない!! • 文字のサイズ、色、装飾、etc,,, まずは、意味付けにこだわる!!! • 表題、見出し、本文、引用、強調、etc,,, • 意味付けしてあれば、見た目はあとから変えられる Wordで文書作成を始める方法 例によってやり方はいくつもあります 基本は2つ 新規に文書を作成する • 単純にWord を起動 (新規文書として白紙が開く) – 編集後「名前を付けて保存」 • Explorer で右クリックして「新規作成」 – → 「Microsoft Office Word文書」、それを既存の文書として開く 既存の文書を開く • Explorer から既存の「Microsoft Office Word文書」を選択 – 「開く」操作(メニュー の「開く」or ダブルクリック or Enter) • Word の左上アイコンのメニューから「開く」 • ExplorerからWord へ Drag & Drop – 落とす場所には注意(文書内に埋め込むと解釈される場合も) Wordに限らず他のソフトでも同じです Wordの起動方法1 デスクトップのスタートボタンから 「Microsoft Office Word 2007」をクリック Wordの起動方法2 スタートメニューのトップにない場合 「すべてのプログラム」から探す Wordで既存の文書を開く Office ボタンをクリック 開きたいファイルを選択して「開く」 Word2007と2003以前のUI 2007 リボンベースのUI リボンの選択タブ リボン上のツール類 2003以前 メニューとツールバーベースのUI メニュー 各種ツールバーと ツールバー上のツール類 Word2007の画面構成 クイックアクセス ツールバー 開いている文書名 Officeボタン リボン ルーラー ON/OFF タブ・インデント ツール 編集領域 ルーラー ジャンプ ツール ステータスバー 表示モード切替 ズームスライダー リボンの基本構成 基本 各種機能ボタン等 スクロール グループ分けされた リボンの選択タブ 各リボン内の 機能分類 詳細機能ボタン リボンの最小化 三角印付きは サブメニュー出る ダブルクリックで切り替え • 常時表示⇔使わない時最小化 サブメニュー サブメニュー付きボタン 分割線あるものも 例: フォントの色 • 直前の色 • 新たに選択 どうなるかは ボタンによりまちまち • 試して確認、理解 各ボタンの機能 ショートカット キー バルーンヘルプで確認 機能の概要 ショートカット キー 詳細なヘルプ付いたものは • バルーンヘルプ出した状態で「F1」キー ショートカット キーとは? メニューやボタン選ぶのは面倒 キーボードで直接機能を呼べる • 普通は同時押し(シングルストローク) 例 Ctrl+C Ctrl キー押したまま 「c」 Ctrl+Shift+C Ctrl と Shift キー押したまま 「c」 Ctrl+> Ctrl と Shift キー押したまま 「.」 Ctrl C そ Ctrl ↑Shift C そ Ctrl ↑Shift > 。 . る アクセス キー1 Altキーを叩くとキーヒントバッジが出る たとえば「h」叩くと「ホーム」リボンを選択 更に「a」で絞り込み アクセス キー2 ショートカット キーとの違い 階層的(実はメニューの機能) 基本的にマルチストローク • 浅い場所にある機能はシングルストローク Alt キーの押し方 初回だけ叩く、または押したまま • Alt h a c • Alt+h (Alt+)a (Alt+)c – 毎回押しなおしても、終始押したままでもOK 先行入力もOK キーヒントバッジ出るのが遅い 表示を待たずに打っても大丈夫 アクセス キー3 Alt 叩いた後は 以下のキーによる選択も可能 • カーソル(矢印)キー – アイテムの選択 • Shift + カーソルキー – リボン内グループの移動 • Enter キー – 決定 • ESC キー – キャンセル Office2007以外のキー操作 メニューに併記されている 右端がショートカット キー 括弧書きがアクセス キー 例: 前回使った「メモ帳」 アクセスキー ショートカットキー リボンの一覧 文書入力・編集の基礎 箇条書き 罫線と表 数式入力 ページ設定 文字カーソルの基本操作 テキストカーソルの移動 カーソルキー、マウスクリック テキストの範囲選択 Shift + カーソルキー Shift + クリック ドラッグ 複数個所の範囲選択 Ctrl 押したままドラッグ 追加の範囲指定になる ↑ ←I→ ↓ 長い文書の場合 カーソルキーでは移動に時間がかかる Page Up, Page Down キーを使う 画面単位、ページ単位の移動ができる ノートの場合 Fn キーと同時押しが必要かも? Fn + PgUp, Fn + PgDn かな? スクロールバーも使える クリック、プレス、ドラッグで移動 ホイールがあればそれも使える タッチパッドの場合右端をなぞる クリップボードの利用 クリップボード 文字、画像等、いろんなものを貼り付けておける 貼り付けたデータは異なるアプリ間で交換もできる カット(切り取り) 選択した部分を切り取ってクリップボードへ 選択した部分は切り取られて消える コピー 選択したものを複製してクリップボードへ 選択した部分はそのまま残る ペースト(貼り付け) クリップボードのデータをカーソル位置に貼り付け 通常はクリップボードのデータは消えない 同じデータを複数回貼り付けることもできる 通称 カット&ペースト、コピー&ペースト、コピペ カット、コピー、ペースト (1/2) リボン カット ペースト コピー ショートカット キー カット コピー ペースト Ctrl+X Ctrl+C Ctrl+V カット、コピー、ペースト (2/2) 右クリック(ポップアップメニュ) どれでもお好きな方法を オススメは? 断然ショートカット キー カット&ペースト (1/2) テキストを選択 「切り取り」を実行 貼り付けたい位置へ移動 「貼り付け」を実行 カット&ペースト (2/2) 元の文字に 書式が付いてた場合 書式の扱い選択できる 貼り付けた場所 右下に「貼り付けのオプション」 • 元の形式 • 貼り付け先に合わせる • テキストのみ クリックして 書式って? フォントの種類 色、サイズ、下線、etc,,, 書式の扱いを選択 参考になる資料 Office Online 無償トレーニング コース 2007 Microsoft Office system のキーボード ショートカット Undo(アンドゥ), Redo(リドゥ) クイック アクセス ツール バー Undo (元に戻す) Ctrl+Z • 行った操作の取り消し Redo (やり直し) • Undo の取り消し Ctrl+Y 数回前の操作まで 一気に戻したい時は サブメニューを使う 気の利いたソフトならたいてい使える 元に戻す やり直し ページ境界の表示切替 ページ境界にマウス移動すると カーソルの形状変わる ダブルクリック • ページ間の余白表示が切り替わる • 画面上で複数ページに渡る文書読む際便利 箇条書き 番号付き箇条書き 例: 1. 箇条書き1つ目 2. 箇条書き2つ目 3. 箇条書き3つ目 番号なし箇条書き 例: • 箇条書き1つ目 • 箇条書き2つ目 • 箇条書き3つ目 箇条書きレベル カーソルを行頭に移動して Tab キー、1レベル下がる • 箇条書き1つ目 • 箇条書き2つ目 • 箇条書き3つ目 Shift+Tab キー、1レベル上がる • 箇条書き1つ目 • 箇条書き2つ目 • 箇条書き3つ目 表の作成 リボンで 「挿入」→「表」 行列サイズ指定 表が挿入され、「表ツール」リボンが現れる 罫線の編集 罫線の作成 罫線を引く • ドラッグで表の好きな位置に罫線を引ける 罫線の削除 • クリックで表の既存の罫線を削除できる 罫線位置の調整 マウスを罫線に乗せる カーソルが変化 ドラッグで位置調整 図の挿入 (1/2) リボンから 「挿入」→「図」 「図の挿入」ダイアログ 適当な図を選択し「挿入」 図の操作 「図ツール」リボンで各種効果 影、枠、立体化、トリミング、etc,,, 各自で試して 図の端点をドラッグでサイズ調整 Shift, Ctrl の併用も テキストの回り込み 図を選択した状態で リボンから 「書式」→「位置」 リボンから 「書式」→「文字列の折り返し」 前面、背面で • 図の位置 • 自由に移動可能に 数式の挿入 リボンで 「挿入」→「数式」 数式入力欄と「数式ツール」リボンが現れる 記号入力ツール 定型式入力ツール 数式構造入力ツール 数式入力欄 数式の入力 とりあえず分数を例に 構造から分数を選択 分数の入力欄が出来た 分子へカーソルを移動 • カーソルキーまたはマウスで 分子を入力 同様に分母も入力して完成 数式(記号と特殊文字) 「記号と特殊記号」のサブメニュー開くと 更にサブメニューが 数式番号 (1/2) 数式入力欄を選択 青い耳の部分をクリック リボンから 「参考資料」→「図表番号の挿入」 「図表番号」ダイアログが現れる 「数式」、「選択した項目の下」 「ラベルを図表番号から除外」 数式番号 (2/2) 番号が行頭に付くので リボンから 「ホーム」→「文字列を右に揃える」 必要に応じて前後に括弧も付ける 相互参照の挿入 (1/3) とりあえず適当に式(2)を作成 相互参照を入れたい位置にカーソルを移動 リボンから 「参考資料」 →「相互参照の挿入」 相互参照の挿入 (2/3) 「相互参照」ダイアログが現れたら 参照する項目 • 「数式」 相互参照の文字列 • 「図表番号全体」 図表番号の参照先 • 「(2)」 を選んで「挿入」したら閉じます 数式番号が参照されました 相互参照の更新 (1/3) 数式(1)(2)の間にもう1つ数式を追加 元の数式番号が1つずれた 相互参照は元のまま変わっていない 相互参照の更新 (2/3) リボンから 「ホーム」 →「編集」 →「選択」→「すべて選択」 面倒なので、ショートカット キーで Ctrl+A 右クリックして フィールド更新 相互参照の更新 (3/3) 無事、相互参照が更新され 目的の式を参照してくれた ページ設定 「ページ レイアウト」リボン 用紙のサイズ、向き 余白 段組み等々
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