協働とは? - ブログ/新着記事一覧 | CANPAN

自治を回復し、
まち・むらの課題を、
まち・むらの力で解決するために
- 総働と小規模多機能自治の基礎を
再確認する IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
代表者 兼 ソシオ・マネジメント編集発行人 川北 秀人
http://blog.canpan.info/iihoe/
Inspiring Social Innovations since 1994.
IIHOEって?

組織目的: 地球上のすべての生命にとって、
(1994年) 調和的で民主的な発展のために

社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援


「NPOマネジメント」(99年~11年)、「ソシオ・マネジメント」
育成・支援のための講座・研修
 地域で活動する団体のマネジメント研修(年100件)
 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市)


調査・提言:「NPOの信頼性向上と助成の最適化」
「協働環境」 「自治体の社会責任(LGSR)」
ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決

企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン(年20社)

2020年の地球への行動計画立案

専従3名+非常勤1名、東京(新川)、約3900万円
まちの力は、関係の密度がつくる!
人口密度より人「交」密度!
町(区域)でも街(建物の集まり)
でもなく、「まち」:人と人との関係
「衣食」「住」の次は、「医移職充」
衣食は外から持ち込み配布も可能
住の安心は、建物だけじゃない!
今後の医療は予防がさらに重要!
移動・職業・充実は、関係そのもの
2020年の世界・日本は?
中国のGDPは、日本よりいくら多い?
 原油、鉄、レアメタルなどの価格は?

日本の国民一人当たりGDPは何位?
 日本の高齢者率は?
 国債の残高は?
 既存インフラの補修コストは?





橋:15m以上が15万か所!→20年には25%以上が50年経過!
施設:700㎢以上!→市町村管理が半数以上、30年以上が3割!
下水道:陥没は年5000か所以上!
道路、ダム、住宅、上水道、電力、鉄道、・・・
社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?
 消費税は、いくら必要?

介護ニーズは80歳代で急増する→高齢化「第2幕」へ
2010年国勢
人数(千人)
介護+予防
計
65-69
70-74
75-79
80-84
85-89
90-94
95-
85-
29,484 8,272
7,018
5,992
4,376
2,454
1,029
342
3,825
318
620
969
1,004
620
268
1,892
3,968
170
人口比
13.5%
2.1%
4.5% 10.3%85歳以上の4人に1人が要介護3以上
22.1% 40.9% 60.2% 78.2% 49.4%
総数比
(100)
4.3%
8.0% 15.6%要介護3以上の2人に1人が85歳以上
24.4% 25.3% 15.6%
6.7% 47.7%
要介護3-
1,661
68
121
226
人口比
5.6%
0.8%
1.7%
3.8%
総数比
(100)
4.1%
7.3% 13.6% 21.1% 24.5% 18.7% 10.6% 53.9%
’15 +予防
4,865
200
352
655
1,110
1,309
860
378
2,547
要介護3-
2,068
80
135
239
402
531
432
249
1,212
10→15
+406
+12
+13
+13
+51
+124
+121
+73
+317
’20 +予防
5,742
168
415
731
1,186
1,531
1,151
559
3,241
要介護3-
2,489
67
159
267
430
621
578
368
1,567
15→20
+422
-13
+24
+28
+28
+90
+146
+119
+355
’25 +予防
6,529
146
349
869
1,334
1,660
1,384
788
3,832
要介護3-
2,879
58
133
317
483
673
695
518
1,887
20→25
+390
-9
-25
+50
+54
+52
+117
+150
+320
351
407
331
176
895
8.0% 16.8% 30.3% 51.5% 23.4%
佐賀市も、これまで20年と、これから20年は違う
1995年
計(千人)
0~14歳
2005年
2015年
2025年
246674 241361 232205 218323 201183
▲5%
43552
36516
30966
▲13%
25547
▲28%
75歳~
85歳~(B)
A÷B
21903
▲29%
15~64歳(A) 163868 154651 139846 125476
(生産人口)
90%▲14% 81%
65歳~
高齢者率
2035年
111278
72% ▲20%
39250
50194
61393
67300
68002
15.9%
20.8%
26.4%
+56%
30.8%
33.8%
+10%
16138
24176
31773
38583
41848
+31%
+21%
+8%
3968
6383 10711 14027
167%
219%
41.3人 24.2人 13.0人
8.9人
17911
280%
5.3人
2020年の佐賀市は?
・高齢者率は?→29.2%(全国よりわずかに早い)!

85歳以上1人を支える生産人口は、わずか10.1人!
・75歳以上は?→3.4万人(市民の6.5人に1人)!
ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要?
 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?
 高齢者の健康=地域の資源+資産!

・生産人口は?→10年比11%減 !

個人所得税収は?
・既存インフラの補修コストは?

道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・
・債権残高は?
佐賀市の高齢者・後期高齢者のくらしは?
人口(人)
高齢者
後期高齢者
世帯数
高齢者単身
2005年
241,361
50,194
24,176
2010年
237,506
55,076
28,939
2015年
232,205
61,393
31,773
2020年
225,869
65,894
34,331
2025年
218,323
67,300
38,583
10.0%
12.2%
13.7%
15.2%
17.7%
87,731
6,736
90,435
7,903
90,570
9,095
89,182
9,915
86,740
10,204
1426+5310
1795+6108
2199+6965
2354+7560
2440+7765
後期高齢者
単身
3,652
4,620
5,209
5,702
6,450
677+2975
865+3755
980+4229
1075+4627
1217+5233
後期単身率
高齢者夫婦
後期 夫婦
高齢世帯率
後期世帯率
15.1%
6,291
1,739
14.9%
6.1%
16.0%
7,092
2,451
16.6%
7.8%
16.4%
8,011
2,894
18.9%
8.9%
16.6%
8,655
3,236
20.8%
10.0%
16.7%
8,868
3,699
22.0%
11.7%
佐賀市の財政はどう推移する?
単位:億円
07年度
10年度(07比)
13年度(同)
15年度?
歳入
市税(対 歳入)
個人(同)
法人(同)
固定資産(同)
公債(同)
863.6
304.4(35%)
106.6(12%)
33.9( 3%)
129.2(15%)
91.9(10%)
歳出
職員給与
職員数
公債償還
公営事業繰入
(国民健康保険)
(上下水道)
(病院)
(交通)
(他(介護保険 等))
扶助費
838.5
101.7
886.4
90.1(-11%)
1,535
1,462(- 4%)
109.5
107.5
91.0
102.6
(21.0)
(17.5)
(24.2)
(26.5)
( 3.0)
( 3.3)
( 0.9)
( 2.9)
(41.7)
(52.3)
133.4(15%)
183.2(20%)
876.5(+ 4%)
10年 市民162人
85.4(-16%)
/職員1人
1,465(- 4%)
人件費・扶助費・
102.9
公債費を除く
114.9
歳出額(≒調達額)
(22.0)
431.3億円(49%)
(29.4)
( 3.3)
後期高齢者
( 2.9)
10年比 + 9%
(57.2)
05年比 +31%
201.4(23%)
将来負担(対 税収)
地方債残高
支出予定
積立金
858.5(2.8倍) 720.5(2.4倍)
989.1
899.7( - 9%)
74.4
67.9( - 8%)
205.0
247.1(+20%)
10年 303,384円/人
706.9(2.4倍)
899.0( - 9%)
89.4(+20%)
281.4(+37%)
906.8
295.5(32%)
102.6(11%)
31.0( 3%)
128.0(14%)
75.5( 8%)
904.2
295.8(32%)
108.3(12%)
30.6( 3%)
120.1(13%)
94.1(10%)
10年 個人住民税
43,215円/人
生産人口
10年比 - 5%
05年比 - 9%
小牧市(14万人、500億円)の
公共施設維持補修費用は?
(公共施設白書 14年10月)
・保有建物延床面積 41万㎡(市民1人あたり2.68㎡)
築30年以上 16.6万㎡(約40%)
部分修繕・大規模改修 平均23.5億円/年
・13年度~40年間で年57.3億円必要!(計2293億円)
⇔このままだと41%しかない
・地区・小学校区ごとに、今後の人口変化等に合った
行政サービスの在り方を検討
+ 公共施設の在り方に関する全体方針策定
各団体への感想・質問を
①臼杵市(西岡さん)
への感想と質問
③吉野ヶ里町社協
(寺﨑さん)への
感想と質問
②ふくしの家
(江口さん)への
感想と質問
余白
(班別討議時の
メモ用)
ご発表から@150825
【臼杵市】(西岡さん) 05年合併4万人高齢36% ・県 身近な移動手段確保推進室+権限移譲
保険料4700円→25年5500円(全国8200円)
社会資源としての車両⇔住民による生活支援
・10年~安心生活見守りキット 7千軒(9割)!
登録・許可を要しない運行、
+地域・消防・社協とも共有
社会参加・生活支援・介護予防を一体的に
・郵便配達時の声かけ:1100軒希望
・「死ぬまで自宅生活」→包括ケアの本旨
行政からも年3回「お元気ですか」ハガキ
分野を超え、ネットワークとして課題解決
・地域振興協議会(09年~):13/18地区組織化 【吉野ヶ里町社協】(寺崎さん)1.6万人
福祉、健康、子育て、防災、文化、他
・移動コンビニ(15年~)
・12年~防災士育成 500名!(人口比日本一) ・2次予防(06年~受託)作業療法士が評価・介入
・下ノ江(1500人 高齢者率36%)ウォーキング、 ・福祉「受け手」から「担い手」へ:すずめの学校
料理教室、小学校全員が月1回放課後(学童) ・出前講座・サロン:公民館回り顔を知ってもらう
・高齢者Voポイント(13年~) 100pt(=\100)/時 「10年経ったらボランティアもお願いする」
登録344人、年141人が交換
→空家活用、またぎマス運動
・市民後見センター 10件(31名登録)
・認知症見守り隊(中2生)+温かい声掛け訓練
・生活困窮者支援 モデル事業で就労支援実績も→警察、商工会、自衛隊で研修
・医療・介護関係者と連携しネットワーク
・
・大学等と連携し認知症対策
【ふくしの家】(江口さん)
・制度以外をつくる作業の必要性
人口減・地域性・住民力の意識
①→②→③の順に共有し、
質問を2・3問ご用意ください(~16:15)
①臼杵市(西岡さん)
への感想と質問
③吉野ヶ里町社協
(寺﨑さん)への
感想と質問
②ふくしの家
(江口さん)への
感想と質問
メモにご利用ください
ご質問から@150825
【臼杵市】(西岡さん)
・道交法?「良い」事例:遵法<グレー
・協議会:端緒、進め方、構成員⇔既存?新規?・行政がすべき支援・役割?コミバスより狭域に
・自治会との棲み分け、報酬?
+福祉目的を明確に
市長マニフェスト、地区動向データも、既存活用 ・公平性?無償・寄付がベスト
あらゆる主体&地域判断、先行例はCATV・広報 【吉野ヶ里町社協】(寺﨑さん)
当初は「コミュニティ推進」、「どこで誰が」重要 ・移動コンビニ:契約、経路・時間、経費、今後?
・調整担当職員の役割?地域配属の非常勤
スーパー?仕出し屋?タクシー?コンビニに
・高齢者が元気な理由?施設ない+農作業
公民館+困難者自宅、年▲180万円 利用6千人
・総合事業の状況?地域ケア会議
オーナーから申し出:車両無償貸与、安否確認
・市民後見:運営主体、費用?社協+弁護士、市 マンガのような事業展開を
・お守りキット:個人情報保護?同意書
・移動販売ストップの理由?公益/収益?
・地域のリーダー養成?地縁=協力に恵まれる ・町行政との関係?役割?悪かった→両輪
・民生委員の充足?なんとか
・グリーンとオレンジの連携?行政はオレンジ
【ふくしの家】(江口さん)
・西九州大とのきっかけ?旧療養所職員と
・移動:進めるうえでのポイント?法人格不要、 ・事業の資金源?会費・共募・香典寄付など
「生活支援の一環」(国交省)
・空家:運営者、保険?住民+職員 他事業と同じ
・住民の意欲:実際どーすんの?通う・つきあい ・すずめの学校:大学での位置付け?授業
・下地づくりのきっかけ?参加機会を見せる
+世話役を集めて話し合ってもらう
・特性の分析?
・(福祉施設)車両の活用事例(2)?おいておく
まちづくりは、誰のため? 何のため?
あいさつできる関係づくりのため
子どもたちの世代が誇りを持って
暮らし、働くため
 20年で人口が半減した町で、小中学生が
農畜漁林業の生産・販売を体験し、町長に
提言する年50時間以上の町おこし授業
(北海道・浦幌町、「ソシオ・マネジメント」第2号参照)
災害時などの安心のため
 障碍者・高齢者のための「避難支援」と「避
難所の課題確認」訓練(別府市)
元気な地域は、人数ではなく姿勢が違う
 自分が住み続ける地域の未来の
ために、本当に大切なことを
実現できるように、全力を尽くす。
出し惜しみしない
できないフリしない
あきらめない
「誰かがどうにかしてくれる」なんて
甘えない
自治会・町内会は、
行事を半減して、事業=福祉+経済を!
【現在】
親睦も安全も福祉も行事の連続。。
→地域の住民が気軽に付き合い、
日常生活に必要な情報交換や
安全確保などを行なうとともに、
地域生活をより快適にするため、
自主的・自発的に共同活動しな
がら、まちづくりを進める。
問題解決 (交通安全、防火・防災、
防犯・非行防止、資源回収)
生活充実 (福祉、青少年育成、
健康増進、祭礼・盆踊り、
運動会、文化祭など)
環境・設備維持 (清掃・整備、
集会所管理など)
広報・調整
【今後】
「小規模多機能」自治!
→行政機能の集約化を補い、
住民減少・高齢化などに伴い
必要性が高まる安全・安心の
確保のための「適地適作(策)」
型の地域づくりを進める。
共通の「基本機能」と
独自の「魅力づくり」
・最小限の安全・安心の維持
・文化・伝統の継承
・経済的な競争力の維持・向上
協働から総働へ
中長期の視点で、
地域を耕す意欲としくみ
NPO
協
働
?
当事者
専門家
行政
学校
公共サービスを担う
(教員+生徒)
意欲とスキル
総
働
事業者
金融機関
行政
NPO
「1対1の業務・責任分担」から「多様な主体による協働」へ
「団体の支援」から「(小規模多機能)自治の確立・維持」へ
すべての部署・業務が、調達も含め、よりよい成果へ
→定義・ねらいも、進め方も抜本的に見直す「協働2.0」へ!
雲南市の地域自主組織のすごさ
・「公民館」から「地域交流センター」へ
・共益的な生涯学習施設から、住民自治の拠点へ
・多様な主体の「総働」による「小規模多機能自治」
・行政機能縮減を補う「適地適作(策)」の地域づくり
・幼稚園放課後に住民主導で預かり保育(海潮)
・旧・農協で産直市&100円喫茶(中野・笑んがわ市)
・水道検針を受託し毎月全戸訪問(鍋山)
・共通の「基本機能」と独自の「魅力づくり」
・最小限の安全・安心をどう維持するか?
・文化・伝統をどう残すか?
・経済的な循環・競争力をどう維持するか?
→年2回の「自慢大会」と課題別「円卓会議」で事例共有
真地(まーじ)団地自治会(那覇市)
・1981年開設の市営住宅、400世帯
・車両部で買物支援
「移動も寄り道も生きがい」、今後は役所にも!
・2011年度に「地域福祉部」新設!
「第1次福祉計画」(11-13年度):
見守り、活性化、運行、資金造成
・見守り:同棟の支援者、新聞・宅配も協力
・木曜:「ふれあいデイサービス」(14-16時)
・金曜:「百金食堂」(100円昼食会)
・土曜:カラオケ!
60人のお年寄りのために
77歳の看板娘が営むコンビニ「ノーソン」
(大分県中津市 旧・耶馬渓町)
・03年農協閉店、05年合併:「役場も店も遠くなる」
・農協から店舗を買い取り、日用品販売&お茶飲み
・調味料、菓子、種苗など300品目、年商400万円
・住民がつくった野菜・果物を市街地大型店に出荷
→ 年商400万!→耕作放棄地が相次いで畑に!
・中島さん「田舎には、仕事を探しに来る人じゃなく、
仕事をつくれる人に来てもらいたい」
独居高齢者のための
厳冬期限定共同住宅「のくとい館」
(岐阜県高山市)
・全14室、各室に台所・浴室完備、月額2万2千円
朝夕食は食堂で
・旧・教職員住宅を活用(08年12月)
・市社協の提案+国交省「新たな公」補助金で実現!
・「まちなかに暮らす息子と同居しても、
知り合いがいないけど、ここだと一日が早い」
分散が支えられず、孤立の急増
集落内
周辺・近隣
通院
買物
買物 移動
販売
病院・
介護
商業
施設
商店
補助
利用
公民館
集落外(中心部)
直営
行政
孤から共(協)へ、待・受から動・助へ
集落内
周辺・近隣
通院
買物
集落外(中心部)
病院・
介護
商業
施設
商店
運営
配達
往診・
&
ミニデイ
利用
移動 地域
指定管理
センター
販売
行政
もう一歩踏み込んで考えるために
 当たり前ですが、5年経つと、周囲も、自分も
5歳ずつ年を取る
 できない・難しい・時間がかかることが増える
 時間は同じな(減る)のに、優先順位が違う
 対応力が落ちるのに、突発事項は増える
「残す・減らす・増やす・始める」は冷静に!
 予防・緩和できることは、始めておく!
 「団体ごとに行事」ではなく、「地域のための
機能・役割」
 「自主防災組織」より「合同災害対応訓練」
人口減・85歳以上増に備えるには、
時間の使い方を変えるしかない
・行事の棚卸し
→ますます行事<事業=福祉+経済!
・組織の棚卸し
→会・団体・自主組織の部会は毎年白紙に
(会の数だけ役がある!)
・会議の棚卸し
→時間を最大限に活用するために、
話す・調整するより、現場で動く時間を!
次の10年に求められる自治組織の機能?
・人口構造の見通し(予測)をつくる!
→何年後までにどうなりそうかを見通す
・住民調査で「事業・サービスへの評価」と
「困りごと・不安」「これなら手伝える」確認!
→部会メンバーの希望<住民の需要!
+ 提供できる事業を、少しずつ積み重ねる
・部・部会は、継続より進化・再編を!
→①被災者支援訓練 ②子どもの地域参加
③料理で女性の世代間交流 ④「夜」行事
地域の人口構成を年齢別に把握する
男
●●●●●●●
●●●●●●●
●●●●●●●●
●●●●●●
●●●●●●
●●●●●
●●●●●
●●●●●●
●●●●●●●
●●●●●●●
90~
80代
70代
60代
50代
40代
30代
20代
10代
~10
女
●●●●●●●●
●●●●●
●●●●●●
●●●●●●
●●●●●●
●●●●●●
●●●●●
●●●●
●●●●●
●●●●●●
「若い人」を巻き込むなら
「若い人」の都合も考える!
 早く決める、文句言わずまかせる
子どもの行事と連動する!
スポ少、おけいこ、PTAとの連携
料理好きな女性は活躍する!
伝統料理の勉強会は、
地域の先輩との交流機会!
行政は総働をどう促すか?
(団体自治偏重から、住民自治充実へ)
地縁団体は「行事・活動→事業」
「役割・運営→経営」へ
行政は「要望を聞いて対応
→事業と組織の経営支援:
定量情報の提供+基盤の整備」
(→地域が自ら現状を理解して、
小規模多機能化を進める支援を)
地域が「自治=経営」者として自ら現状を知り、
小規模多機能化を進めるために
まず行政がすべき準備
⓪小規模多機能自治の必要性を
首長・議会・職員に徹底する
← 長期見通し(±10年)をつくる
+地域状況を定量化・相対化する
+先進地域から学ぶ
①小規模多機能自治を促す制度
・施策をつくる
(例:公民館→自治拠点)
②小規模多機能自治の必要性を
住民に伝え、取り組みを促す
③「自慢大会」や「円卓会議」で
状況や知恵の共有を促す
④次世代育成を促すために、
雇用者に働きかける
地域が自ら進めるべき取り組み
①地域状況を長期的・定量的・
相対的に把握・共有する(知る)
②地域内外から学び続ける
地域の詳しい見通しをつくる
(後期)高齢者率、独居世帯率
→買物、移動、見守り、配食、
清掃・雪下ろし、耕作放棄 など
生活必須ニーズの推移予測
③行事・会議・組織を棚卸しする
地域の行事(小規模も含む)、
会議、組織をすべて書き出し、
労力(=時間)を可視化する
④多機能化の取り組みを進める
⑤組織づくりを進める
地域の持続可能性を把握するための指標項目案
(市区町村、すべて過去20年推移をもとに今後20年を予測)
人口 社会増減率
(地域貢献企業優遇制)
人口密度
扶助費、対 歳出率
転入後5年未満住民比率
行政職員1人あたり住民数
6歳・18歳未満同居世帯率
行政職員の地縁組織役員率
高齢世帯数・率
高齢者の運転免許保有率
後期高齢者数・率
耕作放棄面積
後期高齢者世帯数・率
空家数、空家率
後期高齢者独居世帯数・率
「協働環境」整備施策
個人住民税額・市民1人あたり 「小規模多機能自治」促進施策
法人住民税額・対 歳入率
・自治拠点の小規模多機能運用
産業出荷額(産業別)
・補助金の事業審査+一括交付
事業所数、開業率・廃業率
・自慢大会
総合評価方式入札 活用度
・円卓会議
地域の持続可能性を把握するための指標項目案
(集落、すべて過去20年推移をもとに今後10年を予測)
社会増減率、転入5年未満率
健康づくり活動の活性度
人口密度、6・18歳未満世帯率 寄合・サロン活動の活性度
高齢(+後期)世帯数・率
見守り・配食活動の活性度
後期高齢者独居世帯数・率
買物支援活動の活性度
耕作放棄面積、空家数・率
子ども向け活動の活性度
【共生(対内交流)指標】
備災・訓練の活性度
組織・団体一覧
【受入(対外交流)指標】
自治会・町内会加入率
コミュニティ観光活動活性度
主な組織の役員在職年数
(まち歩き、体験、学校など)
+女性役員比率
定住受入れ活動活性度
主な会議の住民出席比率
就農者など受入れ活動活性度
活動一覧(祭から地域清掃まで) 特産品・サービス販売活性度
「困りごと」 ランキング
SNS活用度
小規模多機能自治を進めるロードマップ
準備 →
導入(~50%) →
全域+拡充
知 (自治体アセスメント実施→)
(経過モニタリング)
る 自治連合会役員、首長、議員、
・ 行政幹部職員対象 研修・勉強会
学 ・市内外の事例
ぶ ・前後20年の経緯・見通し
同様他市と
推進連合
自治体:中長期基本方針策定 →
小規模多機能自治推進に向けて
・自治拠点の整備・拡充
備
・補助金制度改定
え
(集落アセスメント 詳細設計→)
る
行政事務
委託・移管
条例+計画化
地域貢献企業優遇
※総合評価入札活用
地域説明会開催
アセスメント実施
+共有研修
※組織・行事・役職 棚卸し
+小規模多機能 計画策定
「自慢大会」開催
相互視察
※市内全地域から5~7分で発表 ※自慢大会で好事例発掘
育
「○○円卓会議」開催
合同研修
て
※防災、福祉等テーマ・部会単位 ※人口・特性の似た集落で
る
若者のチャレンジ支援施策と連動
※上位と地縁団体とのマッチング
ふりかえり・
改善会議
業務・機能別
研修
私のまちの地域包括ケアシステム?
①地域ニーズの
把握・アセスメントを
現在どう進めてる?
例:全戸アンケート
カンファレンス
②ニーズ対応施策と
担い手育成を
現在どう進めてる?
例:サポーター研修
栄養・食改講座
③今後のニーズを
どう予測する?
例:人口動態
地域ワークショップ
④今後、力を入れる
事業・対策は?
例:健康づくり+測定
+専門家指導
余白に「ご所属」と「お名前を」
他の方の「協働のしくみづくり案」に
付箋でコメントする(12:00まで)
付箋に、
「気付きを与える質問」か
「改善・工夫のヒント」を。
×「感想」 ×「一刀両断」
×「励まし・ねぎらい」
必ず10枚全て書き終えて着席!
もらった付箋をもとに、提案を磨く(~13:25)
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→そのとおり!そこで、・・・・します!
→現在は・・・な制度ですが、修正提案します!
→すぐに調べます!
→その視点を忘れてたので、・・・・・と加えます
→少し状況が違うので、こうアレンジします!
→そのとおり!なので、そうします。
→そのアイディア、いただき!!
→当方では・・・・しています。
・より良い成果をすぐに出す
→・・・・
・しくみをつくる
・人を育てる
→・・・・
という観点を織り込んで!
4枚のシートにも、改善のポイントを
別の色のマジックで加筆してください。
地域包括ケアシステム進化のロードマップ
①2020年(or25年)の
目標?
例:要介護度○%改善
健康活動参加率◇%
健康活動指導者□人
13:50まで
②実現に向けた
重点施策?
例:健康活動○か所増
→測定・助言提供◇人
→指導者養成□回
③15・16年度?
④17年度以降?
9 10 ・・ 4 5 6・・ 1 2 3
余白に「ご所属」と「お名前を」
互いに発表し、質疑応答する(15:45まで)
・各自発表(付箋返信2分+加筆2分+改善3分=計7・8分)
・各自の「工程案」を、机上に並べor白板に貼って見せながら
特に大切なポイントに絞って説明する。
聞いている人は、必ず聞いている間に、付箋に
質問と助言(各1つずつ以上)を書いておく。
3人の班:@20分
・その後、質疑応答(10分程度)
4人の班:@18分
・質問の付箋には、発表者の回答も記入して、
付箋を発表者に渡す。
・グループで質問を2つ、つくってください。
・休憩後に(15:50から)「討論中印象に残ったポイント 3つ」
「改善・しくみづくり・育成など、各自が行うアクション」と、
「質問2つ」を、各グループ5分ずつでご発表ください。
(A3用紙3枚に「印象的な3点」「各自アクション」「質問」を)
発表7・8分+質疑応答10分
(聞きながら付箋に助言と質問を1つずつ。
質問には「回答」も質問者が記入して発表者に渡す)
せっかくの機会なので、質問・助言は遠慮なく!
「印象的な3点」「質問2つ」はA3用紙に書き、
「各自のアクション」は口頭で30秒で発表する準備を
3人のグループ @20分 4人のグループ @18分
1人目
2人目
3人目
4人目
14:15-14:35
14:36-14:56
14:57-15:17
15:45までに
質問2問→休憩
14:15-14:33
14:33-14:51
14:51-15:11
15:11-15:29
ご発表から@150828
【印象に残ったポイント3つ】
・要介護▲10% 活動参加+10%
会議発足
・Voポイント:指標?登録者数→給付費用 ・アセスメント
・民生委など後継者?→広域化※需要増? ・市町村の担当者を支援
・移動手段:スクールバス活用検討
・支援が届くように
・自主サロン
・明るい職場づくり推進事業
・100円券10枚のお手伝い券
・新規参加者増(特に男性!)
・明るい地域づくり
・他課との協働の必要性
・市民=「お客様」から脱却
・ニーズ把握※需要「予測」?
・事務と介護職との観点の違い
・意見聴取
・次世代リーダー:行政OBOG
・コーディネータ選出までに下調べ
・自主性育てるために行政の提案能力↑
・健康維持=要介護2以上にしない
・「持続可能性指標」活用
・総合事業
・神埼市社協:町会単位ご近所ネットワーク ・健康活動拠点づくり→1割参加・9町モデル
・嬉野市:子ども民生委員
・市町・社協・地域と連携
・嬉野市:コミュニティ部会
・活動&参加者固定化→活性化
・神埼市:老人クラブ会員による見守り
・利用者の介護度を進めないように
・鹿島市:住民株式会社
・利用者増
【アクション】
・認知症声掛け訓練
・Voポイント:登録1100名・200施設
・在住地域の人口動態把握から
ご発表から@150828
・危機感をデータで示し自助・共助促す
県の取り組みへの期待?
・先延ばししたいけど「早急に」の姿勢
地域づくりと福祉との連携?
【質問】
★住民調査:回答促進?
★町会単位の取り組み?どのように?
★若い世代のVo/福祉啓発?
県 在宅生活サポートセンターで福祉体験
武雄 中学校 認知症サポーター研修
多久 Voスクール@小学校(8月上旬)
介護労働懇談会
県:総合事業への乗り換えへの支援?
ふくしの家と勉強会、9/18 国・小田原市
住民調査のICT活用事例?
若者施策指標?
市町村・県における地域づくり担当?
無関心者への働きかけ?
リーダー 誰に?
自助(共助?)活動を引き出すには?
自立度のアセスメント?