Java入門 2.1 メソッドの構造 2.2 静的メソッドと静的変数の概要 2.3 インスタンスメソッドとインスタンス変数の概要 発表者:時田 陽一 発表日:11月14日 2.1 メソッドの構造 メソッド:プログラムステートメントの集合体 Javaの基本的な実行単位 Javaプログラム クラス A メソッド 1 クラス B メソッド 1 メソッド 2 ・ ・ ・ メソッド 2 ・ ・ ・ ・・・ ※メソッドの外部にプログラムコードを置いたり、クラスの外部に メソッドを置くことはできない ●メソッドの呼び出し mthName ( args ) ; mthName :メソッドの名前 args : 引数のリスト(複数の場合はカンマ(,)で区切る) メソッドの形式 ●メソッドの形式 retType mthName ( parameterList ) { ・・・ } retType :戻り値の型(戻り値を返さないメソッドはvoidと宣言) mthName :メソッドの名前 parameterList :メソッドのパラメータリスト(ptype1 p1, ptype2 p2, ・・・) ●例外(ランタイムエラーが発生したときに生成されるオブジェクト)指定 メソッド実行中にランタイムエラーが発生することがある。Javaにはこ の問題を扱う「例外処理」と呼ばれる気候が用意されている。 retType mthName( parameterList) throws exceptionst{ ・・・ } exceptionst :メソッドで発生する例外の型を示すリスト 2.2静的メソッドと静的変数の概要 項目がクラスのメンバとなるときの様式 >静的メンバ クラスそのものに対し定義され、クラスのどのオブジェクトとも独立 >インスタンスメンバ クラスのオブジェクトに対して定義 ●静的メソッドの呼び出し clsName.mthName (args ) ; clsName :クラスの名前 Mathクラスに静的メソッドの良い例がある(text p.51) 一部のメソッドに、名前が同じでも引数の型が違うものがある メソッドのオーバーロード ●静的変数の参照 静的メソッドと同様に、「静的変数」もクラスに結び付けられている clsName.verName verName : 変数の名前 2.3インスタンスメソッドと インスタンス変数の概要 インスタンスメソッド:オブジェクトに結び付けられており、 そのオブジェクトに作用する ●インスタンスメソッドの呼び出し objRef.mthName (args ) ; objRef : オブジェクト参照変数 Stringクラスにインスタンスメソッドの良い例がある(text p.55) ●インスタンス変数の参照 インスタンスメソッドと同様に、「インスタンス変数」もオブジェクトに 結び付けられている objRef.varName varName : オブジェクト参照変数 課題 円の面積を計算するメソッドを作成し、mainメソッド内に半径を指定 し面積を出力するプログラムを作りなさい。mainメソッドは半径の指 定と画面への出力のみとする。 **条件** •mainのほかに面積計算用のメソッドを作る •面積計算のための円周率には、Mathクラスで定義されている静的 変数(PI)を用いること •一つのクラスの中に2つのメソッドを作成しても良いし、クラスを分け て作成しても良い
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