スライド タイトルなし

純チタン板円筒深絞りにおける
焼付き防止のための陽極酸化皮膜の影響
深絞り製品
深絞り加工
塑性加工研究室
村上守人
純チタンは深絞り性
工具との焼付き
対策
・素板の表面に酸化皮膜
実験方法
試料 JIS1種純チタン 板厚0.3mm
陽極酸化皮膜処理
5種類
処理電圧:V
処理工程
脱脂
水洗い
酸洗処理
陽極酸化皮膜処理
V=35,50,60,70(V)
エッチング
陽極酸化皮膜処理
V=70(V)
深絞り加工
パンチ:SKD11
しわ押え
ブランク:db=30mm 厚さ=0.3mm
db
潤滑油:SUS用油性加工油
加工速度:280mm/s
ダイ:超硬合金
TiCN処理
陽極酸化皮膜処理なし
絞り限界:1絞り
陽極酸化皮膜処理
絞り限界:4絞り
エッチング処理
+
陽極酸化皮膜
絞り限界:7絞り
表面観察
ブランク
ブランク表面 100
第1絞り
開口部 100倍
第2絞り
開口部 100倍
第3絞り
開口部 100倍
焼付き
開口部 100倍
第4絞り
開口部の割れの面積割合 /%
70
焼付き発生領域
60
50
開口部
40
30
0
図
1
2
絞り回数
3
絞り段数における割れの割合の変化
4
酸化皮膜厚さ/μ m
0.15
70Vエッチング後処理
70V処理
50V処理
35V処理
処理なし
0.10
0.05
0
1
2
3
4
5
絞り回数
図 オージェ電子分光によって測定された
酸化皮膜厚さと絞り回数の関係
6