iPhoneの成功要因日本大学Ｅ班３年渡辺竜太２年横山浩之２年和田華菜子目次１．はじめに２．企業概要３．世界の携帯電話市場４．スマートフォンについて５．iPhoneについて６．AppleのiPhone販売戦略７．展望８．参考文献１．はじめに • 私たちは「ケースに学ぶ経営学」を読み、第5 章の“新しい事業の創造”について興味を持ちました。携帯電話市場参入２．企業概要企業名 Apple inc. 所在地アメリカ合衆国カリフォルニア州クパティーノ設立 1976年4月1日代表者スティーブ・ジョブズ（CEO）従業員数正社員約35,000名（2008年12月時点）売上高 365億5000万ドル（2008年10月～2009年9月）事業内容 Macintosh・iPod・iPhoneの開発・販売等３．世界の携帯電話市場 ○携帯電話市場の総出荷台数の推移世界的不況でマイナス成長へと転じる 11.4 10.9 11.7 9.90 2009年から再びプラス成長へと 2009 Q3 2億8710万台を記録し変わってゆくと予想される理由とは？回復の兆しを見せる 8.16 ３．世界の携帯電話市場 ○携帯電話市場の大企業シェア推移（単位：％）不況の煽りを受け市場全体がマイナス成長に成長を続けた企業は力を入れる対象を市場はマイナス成長でも業績を伸せた企業もあるスマートフォンへとシフトさせていた４．スマートフォンについて ○スマートフォンとは・携帯電話と携帯情報端末(PDA)の機能の融合持ち運びに便利な情報端末・もともとは法人向けに開発現在は個人向け機種も多い４．スマートフォンについて ○スマートフォンの特徴・高機能なスケジュール管理機能・大幅なカスタマイズ機能・QWERTYキーボード・容易なアプリケーションの追加機種によっては他にもフルタッチパネル等の特徴がある４．スマートフォンについて ○スマートフォンの世界市場シェア 2009 Q3 Nokia RIM 17% 3% 38% 6% Appleの「iPhone」はわずか２年で累計出荷台数３０００万台突破 Apple HTC Samsung 17% 19% 携帯電話市場全体では2.5%、スマートフォンでは17%のシェアを獲得その他わずかな期間で急成長を遂げたiPhone ５．iPhoneについて iPod 携帯電話 iPhone インターネット端末５．iPhoneについて ○iPhoneが出来るまで iTunes Appleはここまでで大きな市場を得たが限界を感じ、携帯電話市場に目を付けた iPod iTunes Store iPhone ６．AppleのiPhone販売戦略 ○シェア獲得のための戦略時代遅れでもシェアの大きい通信規格の採用当時の最先端の通信規格は第3 世代の3G規格 iPhoneはやや時代遅れの第2.5世代のGSM＋EDGE 規格を採用 iPhoneを手に取ったユーザーから口コミが広がる６．AppleのiPhone販売戦略 ○製品デザインの統一化０１年 iPod発売０５年 iPod nano 発売クイックホイールを０７年 iPod classic 発売用いたデザインマルチタッチを０８年ベースとしたデザイン iPhone発売０８年 iPhone3G 発売０９年 iPhone3GS シンプルなデザイン発売統一感を強めることによって、ユーザーに安心感を与える６．AppleのiPhone販売戦略 ○ブランドエクステンションの活用ブランドエクステンションブランド名を利用し、新製品で今までとは違うカテゴリーに参入すること iPodによってブランドイメージが十分に浸透 Appleの場合 iPodのブランド名を利用して iPhoneの開発・販売 AppleはiPodブランドを生かしてiPhoneの販売に成功さらに、法人向けだったスマートフォン市場に iPodの新製品として出すことで今までのiPodユーザーをメリットデメリット iPodユーザーを引き込むことにも成功したターゲットにできる・失敗確率の減少・失敗した場合ブランド全・新規ブランドを創出する体に影響が出る結果的に、iPodというブランドをいかしてより低コスト iPhoneでスマートフォン市場へ進出７．展望スマートフォンはノートPCを上回る成長 iPhoneはブランド力、デザインの良さ、アプリケーションの多さなど強みが多く生き残れる ”２つ目の携帯電話”や携帯情報端末としてまだまだ需要拡大を見込めるシェアの拡大が難しくなっていくスマートフォン市場８．参考文献 • 「iPhoneショック」林信行著アスキー・メディアワークス • 「iPhoneをつくった会社～ケータイ業界を揺るがすアップル社の企業文化～」大谷和利著日経BP社 • Appleホームページ • 日経ネット( http://www.nikkei.co.jp/ ) • IT media ( http://www.itmedia.co.jp/ ) • 携帯電話総合研究所（ http://xenonews.blog50.fc2.com/ ）