Cyrix Color Presentation - ROM

ROM-Win
“ROM化Windows”
株式会社ロムウィン 取締役 細川良治
2005年1月14日
ROM-Winニュースリリース
①ROM-Winカード/ディスクの価格が改定されました。
(平成17年1月5日受注分より)
②Windows XP Professional/Home EditionのROM化に対応。
Volume Licenseにも対応。(平成16年9月1日出荷分より)
③スティックライト2000/XPカード版がFAT32のHDDのROM化に対
応しました。(平成16年9月1日出荷分より)
※旧バージョンはFAT16のHDDのROM化に対応。
④Windows XPは2GB以上の容量が必要ですが、最小容量100MBに
てROM化する事が可能です。組込用に2GBのシリコンディスク使
った場合は約15万円ですが、256MBのROM-Winカードを使った場
合約2.2万円となり、約12万円のコストダウンとなります。
⑤ROM化の実現により、動作中に電源がダウンしても、プログラ
ムやOSが壊れる事はありません。Windowsを使用して、信頼性
の高いシステムを構築できます。
2005年1月14日
ROM化Windows
開発の背景
 Windowsを採用した方が、対応した周辺機器が豊富に提供
されている為、システムの開発が容易である。
ただし、組込機器にWindowsを採用する場合、ハードディ
スクか、高価なシリコンディスクが必要な為、システムの
信頼性を高める上で問題となる。
組込機器には、OS、アプリケーションのROM化が信頼性を
高める為の重要な要素となる。
Windowsを簡単にROM化して組み込む事ができないか。
ROM化するには、OS、アプリケーションも含め、容量をで
きるだけコンパクトにして、低価格で搭載したい。
2005年1月14日
コンパクト化(ファイルキャプチャー技術)
開発ツール「スティックライト」によりファイル単位に必要なファイルをキャプチャリ
ングしてROM-Win Card/Diskに格納する技術です。Windowsとアプリケーションを
同時にコンパクト化します。
2005年1月14日
ROM化(ライトエミュレーション技術)
独自のライトエミュレーション技術によりスプールファイル、ワークファイル(ユー
ザーファイル)、ページファイルなどのファイルはRAM領域にエミュレートされます
(仮想RAMディスクでの動作となります)
2005年1月14日
ROM-WinによるROM化最小容量
Windows XP(日本語版)
約100MB(*1)
Windows 2000(日本語版)
約80MB(*1)
Windows NT4.0(日本語版)
約32MB
Windows Me(日本語版)
約60MB
Windows 98(日本語版)
約30MB
Windows 95(日本語版)
約16MB
※Windowsが起動して、エクスプローラが動作する
レベルの機能をROM化した場合の容量です。
(*1 : NTFSにて圧縮時の容量です)
2005年1月14日
ROM-Win 使用効果
 ROM化により動作中の電源ダウンによるプログラム
及びOSの破損がありません。
 Windows95/98/Me/NT/NT-Embedded/2000/XP の
コンパクト化によりシリコンディスクと比較して大きくコス
トダウンを行う事ができます。
ユーザーのプログラムも同時にROM化可能です。
ファン、HD、FD、CD-ROMなど可動部分のない
Windowsシステムが実現可能です。
LinuxもROM化して組込可能です。
2005年1月14日
ハードディスクの故障について
2005年1月14日
ハードディスクとROM-Win の比較
動作中の電源ダウン
●ハードディスク
ディスクが破壊される可能性がある
● ROM-Win
ROM化されているので心配がない
対コスト
●ハードディスク
Windowsとアプリケーションを含めて1~2GBですむのに最低でも40GB以上のものし
か手にはいらない。価格は1万円程度。
● ROM-Win
Windows XPが最小100MBで動作し、256MB Cardで価格\22,200-程で提供
供給面
●ハードディスク
生産が短期間で変更が多く同一機種での供給面で不安
● ROM-Win
安定供給可能
2005年1月14日
シリコンディスクとROM-Win の比較
動作中の電源ダウン
 シリコンディスク
ディスクが破壊される可能性がある
 ROM-Win
ROM化されているので心配がない
対コストメリット
シリコンディスク
Windows XPでは2GB程度のシリコンディスクが必要で、価格は約15万円
程度 (※書込によりフラッシュの劣化が起こる)
ROM-Win
Windows XPが最小100MBで動作、256MB Cardで価格\22,200
(※書込が無いのでフラッシュの劣化は起こらない)
2005年1月14日
ROM-Win 開発ツール
以下のROM化開発ツールを提供しています。
ROM化開発ツール
(1) スティックライト (オンターゲット開発ツール)
①スティックライトXPカード版
定価¥98,000
②スティックライト2000カード版
定価¥98,000
③スティックライト95/98カード版
定価¥48,000
④スティックライトNTカード版
定価¥98,000
⑤スティックライトMeカード版
定価¥58,000
⑥スティックライトLinuxカード版
定価¥98,000
(2)スティックライトカード版セット
定価¥220,000
(上記(1)のカード版6種類を含みます)
2005年1月14日
ROM-Win対応表
スティックライトカード版セット
Windows95/98
○
Windows Me
○
Windows NT 4.0
○
Windows2000
○
Windows XP
○
Linux
○
ライトエミュレーション対応
○
ROM-Win Card
○
ROM-Win Disk
○
2005年1月14日
スティックライト95/98
品名:スティックライト95/98カード版
型番:RW-98C-KIT
標準価格:¥48,000
スティックライト95/98は、オンターゲットにて開発が可能な
Windows95/98のみに対応したソフトウェアツールです。
オンターゲット開発により、起動用ROM-Win Card/Diskにコンパクト
化されたWindows95/98とアプリケーションを生成します。
キャプチャリングは、ファイルキャプチャー方式に対応しています。
OSとアプリケーションを小さくコンパクトにすることができます。
2005年1月14日
スティックライトNT
品名:スティックライトNTカード版
型番:RW-NTC-KIT
標準価格:¥98,000
スティックライトNTは、オンターゲットにて開発が可能な、 Windows
NTに対応したソフトウェアツールです。
オンターゲット開発により、起動用ROM-Win Card/Diskに、コンパク
ト化されたWindows NTとアプリケーションを生成します。
キャプチャリングは、ファイルキャプチャー方式に対応しています。
OSとアプリケーションを小さくコンパクトにすることができます。
※Workstation用です。Serverには対応しておりません。
2005年1月14日
スティックライトMe
品名:スティックライトMeカード版
型番:RW-MEC-KIT
標準価格:¥58,000
スティックライトMeは、オンターゲットにて開発が可能なWindows Me
に対応したソフトウェアツールです。
オンターゲット開発により、起動用ROM-Win Card/Diskにコンパクト
化されたWindows Meとアプリケーションを生成します。
キャプチャリングは、ファイルキャプチャー方式に対応しています。
OSとアプリケーションを小さくコンパクトにすることができます。
2005年1月14日
スティックライト2000
品名:スティックライト2000カード版
型番:RW-2KC-KIT
標準価格:¥98,000
スティックライト2000は、オンターゲットにて開発が可能な
Windows2000に対応したソフトウェアツールです。
オンターゲット開発により、起動用ROM-Win Card/Diskにコンパクト
化されたWindows2000とアプリケーションを生成します。
キャプチャリングは、ファイルキャプチャー方式に対応しています。
OSとアプリケーションを小さくコンパクトにすることができます。
2004年9月1日より、FAT32のHDDのROM化に対応しました。
※Professional用です。Serverには対応しておりません。
2005年1月14日
スティックライトXP
品名:スティックライトXPカード版
型番:RW-XPC-KIT
標準価格:¥98,000
スティックライトXPは、オンターゲットにて開発が可能なWindows XP
に対応したソフトウェアツールです。
オンターゲット開発により、起動用ROM-Win Card/Diskにコンパクト
化されたWindows XPとアプリケーションを生成します。
キャプチャリングは、ファイルキャプチャー方式に対応しています。
OSとアプリケーションを小さくコンパクトにすることができます。
2004年9月1日より、FAT32のHDDのROM化に対応しました。
※Professional、Home Editionに対応。(Serverには未対応)
※Volume Licenseにも対応しています。
2005年1月14日
スティックライトLinux
品名:スティックライトLinuxカード版
型番:RW-LXC*-KIT
標準価格:¥98,000
(*は対応ディストリビューション毎に指定)
スティックライトLinuxは、オンターゲットにて開発が可能な、Linuxに
対応したソフトウェアツールです。
オンターゲット開発により、起動用ROM-Linux Card/Diskに、コンパ
クト化されたLinuxとアプリケーションを生成します。
キャプチャリングは、ファイルキャプチャー方式に対応しています。
OSとアプリケーションを小さくコンパクトにすることができます。
2005年1月14日
ROM-Win Card の概略
ROM-Winカードはコンパクトフラッシュカード上位互換です。
このカードをCPUボードのIDEポートに変換して接続し、Windows
とアプリケーションを動作させることが可能です。
リードオンリーにてROM-DISKイメージで動作させますので、電
源断によるOSとアプリケーションの破損がありません。
2005年1月14日
組込用カードROM-Win Card
ROM-Win Cardは、 ROM-Win Cardアダプタを使用して、CPU
ボードのIDEポートに接続し、HDDと同様に認識させます。
ROM-Win Cardは、単体でHDDと置き換えて起動可能なディス
クとして動作します。
対応OSにより、(1)Win95/98/Me用と、(2)Win NT/NTEmbedded用、(3)Windows XP/2000用、(4)Linux用の4種類があり
ます。
フラッシュメモリを使用していますので、開発時や、起動ドライブ
として使わない場合は、フラッシュディスクと同様にエクスプロー
ラを使用して、ファイルの追加、変更、削除が簡単に行なえます。
ROM-Winで起動ドライブとして使用する場合は、リードオンリー
にてROMディスクイメージで動作させますので、動作中の電源ダ
ウンにより、OS・アプリケーションが破損する事がありません。
2005年1月14日
ROM-Winカードのバリエーション
ROM-Winカードには以下のタイプを用意しています。
(1)起動用ROM-Winカード(Windows95/98/Me対応)
RWCD-B**
(**=32, 48,64,96,128,192,256,384,512 MB,1GB)
(2)起動用ROM-Winカード(Windows NT/NT-Embedded対応)
RWCD-B**N
(**=32, 48,64,96,128,192,256,384,512 MB,1GB)
(3)起動用ROM-Winカード(Windows XP/2000対応)
RWCD-B**H
(**=128,192,256,384,512 MB,1GB)
(4)起動用ROM-Winカード(Linux対応)
RWCD-B**L
(**=32, 48,64,96,128,192,256,384,512 MB,1GB)
※32~512MB,1GBのカードは形状がCFカードTypeⅠとなります。
2005年1月14日
ROM-Win Disk の概略
2.5インチHDD(IDE)互換のROM-Win用シリコンディスクです。
このシリコンディスクをCPUボードのIDEポートに接続して、
Windowsとアプリケーションを動作させることが可能です。
リードオンリーにてROM-DISKイメージで動作させますので、電
源断によるOSとアプリケーションの破損がありません。
2005年1月14日
組込用ROM-Win Disk
ROM-Win Diskは2.5インチHDD互換のIDEインタフェースとなって
います。IDE変換ケーブル等を使用して、CPUボードのIDEポート
に接続してHDDと同様に認識させます。
ROM-Win Diskは、単体でHDDと置き換えて起動可能なディスク
として動作します。
対応OSにより、(1)Win95/98/Me用と、(2)Win NT/NT-Embedded
用、(3)Win XP/2000用、(4)Linux用の4種類があります。
フラッシュメモリを使用していますので、開発時や、起動ドライブ
として使わない場合は、フラッシュディスクとして使用できます。エ
クスプローラを使用してファイルの追加、変更、削除が簡単に行な
えます。
ROM-Winで起動ドライブとして使用する場合は、リードオンリー
にてROMディスクイメージで動作させますので、動作中の電源ダ
ウンにより、OS・アプリケーションが破損する事がありません。
2005年1月14日
ROM-Win Diskのバリエーション
ROM-Win Diskには以下のタイプを用意しています。
(1)起動用ROM-Win Disk(Windows95/98/Me対応)
RWSD-B**
(**=32, 48,64,96,128,192,256,384,512MB,1GB,2GB)
(2)起動用ROM-Win Disk(Windows NT/NT-Embedded対応)
RWSD-B**N
(**=32, 48,64,96,128,192,256,384,512MB ,1GB,2GB)
(3)起動用ROM-Win Disk(Windows XP/2000対応)
RWSD-B**H
(**=128,192,256,384,512MB ,1GB,2GB)
(4)起動用ROM-Win Disk(Linux対応)
RWSD-B**L
(**=32, 48,64,96,128,192,256,384,512MB ,1GB,2GB)
(5)データ保存用ROM-Win Disk
RWSD-**
(**=32, 48,64,96,128,192,256,384,512MB ,1GB,2GB)
(ROM-Winにて起動用には使用不可。データ保存用として使用)
※3.5インチタイプのROM-Win Diskも提供しております。
2005年1月14日
ROM-Winカードアダプタ
ROM-Winカード(コンパクトフラッシュカード上位互換)を3.5インチ
IDEインターフェースに変換する為のアダプタです。
(CFカードTypeⅡ対応)
内容:3.5インチHDDタイプ(1スロット)
型番:ACF-312-DN1
定価:オープン(参考価格¥5,000-)
備考:IDEインターフェース(40ピン)
内容:拡張スロット取付(1スロット)
型番:ACF-P12-DN1
定価:オープン(参考価格¥4,800-)
備考:IDEインターフェース(40ピン)
2005年1月14日
ROM-Winカードアダプタ
ROM-Winカード(コンパクトフラッシュカード上位互換)を2.5インチ
IDEインターフェースに変換する為のアダプタです。
内容:2.5インチHDDタイプ(1スロット)
型番:RW-SD1-001
定価:¥5,800内容:2.5インチHDDタイプ(2スロット)
型番:RW-SD2-001
定価:¥6,800内容:3.5インチベイ取付用(1スロット)
型番:CA-3S1-I2
定価:¥6,300-
内容:3.5インチベイ取付用(2スロット)
型番:CA-3D1-I2
定価:¥6,8002005年1月14日
ROM-Winカードアダプタ(TypeⅡ対応)
ROM-Winカード(コンパクトフラッシュカード上位互換)を2.5インチ
IDEインターフェースに変換する為のアダプタです。
(CFカードTypeⅡ対応)
内容:2.5インチHDDタイプ(1スロット)
TypeⅡ対応
型番:CA-2S2-I2
定価:¥6,300内容:2.5インチHDDタイプ(2スロット)
TypeⅡ対応
型番:CA-2D2-I2
定価:¥7,800-
2005年1月14日
ROM-Winボード(ISA版)
ROM-Win Card搭載用ISAバスボードです。
・CPU本体に、本ボードを増設して ROM-Win Cardを1個搭載可能
です。
・ROM-Win Cardを搭載した場合、IDEフラットケーブルを使用して、
本ボードとマザーボードのIDEポートを接続して下さい。
内容:ROM-Win Card搭載用ボード
(ISAバス)
型番:RW-XT-001
定価:¥7,000-
2005年1月14日
IDE接続ケーブル
ROM-WinカードアダプタとIDEポート接続用ケーブルです。
内容:HDフラットケーブル(ATA66対応)
(3.5インチHDD用,3コネクタ)
型番:AT-CBL-H66
定価:オープン(参考価格¥1,300-)
内容:IDEコネクタ変換ケーブル
2.5“HDD(IDE)と3.5”HDD(IDE)×2
接続用ケーブル
型番:WE-CBL2-4044
定価:¥980内容:2.5インチHDDアダプター
(3.5“HDD用から2.5”HDD用に変換)
型番:WA-030
定価:オープン(参考価格¥1,700-)
2005年1月14日
スティックライトカード版での開発方法
2005年1月14日
ROM-Winの使用用途
情報端末(図書館等の図書検索システム)
POSシステム(商品登録装置、取引履歴の記録装置)
券売機(入場券販売機)
測定装置(計測システム)
防犯装置端末(24時間 365日動作監視装置)
ネットワーク端末(クライアントシステム)
FA機器(NC工作機械、加工・検査装置)
パネルコンピュータ(パネル型制御システム)
各種組込用CPUボード
2005年1月14日
ROM-Win 応用例1
マルチメディア端末
ROM化フラッシュディスクよりWindowsとアプリケーションを立ち上げ、動
画をDVDより再生するシステム。
データは、コンパクトフラッシュカードに保存。
CPU部もファンレス化して、稼動部分はDVD-ROMのみ。
ROM化
Windows
ディスプレイ
CPUボード
ROM化フラッシュ
ディスク
DVD-ROM
データ保存
2005年1月14日
CFカード
ROM-Win 応用例2
ネットワーク端末
ROM-WinによりWindowsを立ち上げアプリケーシ
ョンとデータはネットワークよりダウンロードし実
行するシステム
ROM-Win Card
Monitor
クライアント
2005年1月14日
サーバー
ROM-Win 応用例3
券売機
ROM-Win CardよりWindowsとアプリケーションを実
行するシステム
ROM-Win Card
Tuch
LCD
CPUボード
タッチパネル式券売機
2005年1月14日
ROM-Win 応用例4
FA端末
ROM-Win DiskよりWindowsとアプリケーションを実行し
データをネットワークによりやりとりするシステム
ROM-Win Disk
制御
パネルコンピュータ
FA端末
2005年1月14日
イーサネット